ショックアブソーバソリューションブックautomation control equipment industrial...

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ショックアブソーバソリューションブック

小型ショックアブソーバ

中型マグナムシリーズ

大型ショックアブソーバ

ステンレス製ショックアブソーバ

スタッカークレーン/クレーンバンパーショックアブソーバ

硬化処理スチールボディ

硬化処理と同時に

高い防錆能力を発揮

組込み式ストップカラー

追加コストの必要ない

標準装備のメカストッパー

前部アジャスター

（MA/MLシリーズのみ）

ブラダー・アキュームレーター

油漏れしにくい二重のシール構造

後部アジャスター

(MA/MLシリーズのみ）

非常用使用

1000回以内：常用の2倍の

　　　　　エネルギー容量

　 1回限定：常用の3倍の

　　　　　　エネルギー容量

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エースコントロールスジャパンエルエルシー〒224-0037 横浜市都築区茅ヶ崎南3-1-42 シティセンタービルⅡ2階　TEL：045-945-0123 FAX：045-945-0122 E-Mail : [email protected]

ACE ショックアブソーバソリューションブック

もくじ

小型ショックアブソーバ MC150M~600Mの特長ACE マグナムシリーズの特長ソリューション：豊富な品揃えソリューション：非常用の選定と使用ショックアブソーバ非常用使用での選定例ソリューション：偏角度アダプターソリューション：オーバーホールソリューション：ステンレス製ショックアブソーバソリューション：TPU製保護キャップ付きショックアブソーバソリューション：ショックアブソーバの選定重量効果値についてショックアブソーバ選定公式と計算方法について

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ACE ショックアブソーバソリューションブック小型ショックアブソーバMC150M～600Mの特長

硬化ステンレス製ピストンロッド

硬化処理スチールボディ硬化処理と同時に高い防錆能力を発揮

ローリングシールACE 独自のシール構造油漏れ・蒸発を防止し、長寿命化を実現

非常用使用1000回以内：常用の2倍の　　　　　エネルギー容量　 1回限定：常用の4倍の　　　　　　エネルギー容量

衝突速度範囲：0.08 ～ 6 m/s

非常用としての使用→エネルギー容量の倍増により、サイズ・コストダウン　が可能に（P.6をご参照ください）

硬化処理スチールボディ→高強度と高防錆能力を実現

ローリングシール構造→ロッドがオイルに接触する部分としない部分を　完全に分けることで、オイル漏れや蒸発を防止

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ACE ショックアブソーバソリューションブックACE マグナムシリーズの特長

硬化処理スチールボディ硬化処理と同時に高い防錆能力を発揮

組込み式ストップカラー追加コストの必要ない標準装備のメカストッパー

前部アジャスター（MA/MLシリーズのみ）

ブラダー・アキュームレーター油漏れしにくい二重のシール構造

後部アジャスター(MA/MLシリーズのみ）

非常用使用1000回以内：常用の2倍の　　　　　エネルギー容量　 1回限定：常用の3倍の　　　　　　エネルギー容量

非常用としての使用→エネルギー容量の倍増により、サイズ・コストダウン　が可能に（P.6をご参照ください）

硬化処理スチールボディ→高強度と高防錆能力を実現

前後アジャスター→ショックアブソーバ取付け後でも容易に調整可能

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”小型から大型、各種特別仕様による　　　　　　　　　　　豊富な品揃え！”

×使用状況に最適なショックアブソーバがない×高温や低温環境で使用したい

ショックアブソーバは使用状況に適合した製品を使用しないと衝撃吸収不良を起こし、思わぬ事故や損傷の原因になります

①1サイクルエネルギー　②重量効果値　③衝突速度範囲④使用温度範囲　⑤衝突時の偏角度以上の条件に合わなければ、最適なショックアブソーバではありません

ACEは小型から大型まで豊富な品揃え！高温・低温仕様などの特別仕様も充実！

ACE 産業用ショックアブソーバ豊富なサイズ：本体ネジ径：M5～64　ボアサイズ：1-1/2～4インチ1サイクルエネルギー：0.68～126 500J重量効果値：0.1～326 587㎏低速用・ハイサイクル用・ヘビーウェイト用・高温仕様・低温仕様耐クーラント仕様・保護キャップ付などの専用品や特別仕様も充実

課題

解決


課題

解決

ソリューション：豊富な品揃え

★豊富な品揃えから最適なショックアブソーバが選定可能！★特別仕様も充実しているので、様々な使用状況に対応可能！

ACE ショックアブソーバを使用するメリット

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”非常用として使用する場合　　　　　　　　1サイクルエネルギー容量が倍増！”

×使用回数を想定して選定したことがない×非常用なのに常用と同じ性能値で選定をしている

非常用としてショックアブソーバを使用する場合の選定でも①常用と同じくカタログに記載されている性能値で選定している②使用回数は想定せず、選定しているということが多くあります実際は1000回程度しか使用しないのに、常用での使用を想定をしている性能値で選定するのは非常にもったいなく、性能が無駄になります

ACE ショックアブソーバは使用回数によって1サイクルエネルギーが倍増します！

ACE ショックアブソーバは使用回数で1サイクルエネルギーが増加！例）MC4550M2の1サイクルエネルギー　常用：678J　1 000回以内：1 356J　1回限定：2 034Jこれにより想定使用回数に応じた無駄のない選定が可能！！

※上記例以外に小型MC150M～600M、マグナムMC・MAシリーズ　で、この使用方法が適用できます

★使用回数に応じた最適なショックアブソーバが使用可能！★サイズダウン・コストダウンにつながります！

課題

解決

ソリューション：非常用の選定と使用


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ショックアブソーバ非常用使用での選定例

【No.1】付加推進力を伴う場合選定条件

衝突物重量 m = 36 　㎏衝突速度 v = 1.5 m/sec負荷推進力 F = 400 N使用本数 = 1 本

常用　（時間当たり衝突回数 c = 1000 回 / h , ストローク s = 0.025 m）

運動エネルギー W1 = m ・ v2 ・ 0.5 = 36 ・ 1.52 ・ 0.5 = 41 J

仕事エネルギー W2 = F ・ s = 400 ・ 0.025 = 10 J1サイクルエネルギー W3 = W1 + W2 = 41 + 10 = 51 J重量効果値 me = 2 ・ W3 / v

2 = 2 ・ 51 / 1.52 = 45 kg

選定推奨型式　　　： MC600M1サイクルエネルギー： 136 J重量効果値　　　　： 9 ~ 136 kg本体ねじ径　　　　： M25×1.5

選定条件の1サイクルエネルギーと重量効果値が性能値内である MC600M が適したショックアブソーバとなります

非常用　（使用回数 = 1000 回以内 , ストローク s = 0.0125 m）

運動エネルギー W1 = m ・ v2 ・ 0.5 = 36 ・ 1.52 ・ 0.5 = 41 J


2 = 2 ・ 46 / 1.52 = 41 kg

選定推奨型式　　　： MC225MH1サイクルエネルギー： 41 J → 82 J （使用回数1000回以内の時は通常値の2倍）重量効果値　　　　： 23 ~ 230 kg本体ねじ径　　　　： M20×1.5※M25からM20へのサイズダウンが可能

選定条件の1サイクルエネルギーと重量効果値が性能値内である MC225MH が適したショックアブソーバとなります

非常用　（使用回数 = 1回限定 , ストローク s = 0.0125 m）

運動エネルギー W1 = m ・ v2 ・ 0.5 = 36 ・ 1.52 ・ 0.5 = 41 J


2 = 2 ・ 46 / 1.52 = 41 kg

選定推奨型式　　　： MC150MH1サイクルエネルギー： 20 J → 80 J （使用回数1回限定の時は通常値の4倍）重量効果値　　　　： 8.6 ~ 86 kg本体ねじ径　　　　： M14×1.5※M25からM14へのサイズダウンが可能

選定条件の1サイクルエネルギーと重量効果値が性能値内である MC150MH が適したショックアブソーバとなります

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【No.2】自由落下選定条件

衝突物重量 m = 50 　㎏衝突速度 v = 3.13 m/sec （落下距離：0.5m）負荷推進力 F = 0 N使用本数 = 1 本


運動エネルギー W1 = m ・ g ・ h = 50 ・ 9.81 ・ 0.5 = 245 J仕事エネルギー W2 = m ・ g ・ s = 50 ・ 9.81 ・ 0.05 = 25 J1サイクルエネルギー W3 = W1 + W2 = 245 + 25 = 270 J重量効果値 me = 2 ・ W3 / v

2 = 2 ・ 270 / 3.132 = 55 kg

選定推奨型式　　　： MC4550M11サイクルエネルギー： 680 J重量効果値　　　　： 45 ~ 180 kg本体ねじ径　　　　： M45×1.5

選定条件の1サイクルエネルギーと重量効果値が性能値内である MC4550M1 が適したショックアブソーバとなります



2 = 2 ・ 257 / 3.132 = 52 kg

選定推奨型式　　　： MC3325M21サイクルエネルギー： 155 J → 310 J （使用回数1000回以内の時は通常値の2倍）重量効果値　　　　： 30 ~ 120 kg本体ねじ径　　　　： M33×1.5※M45からM33へのサイズダウンが可能




2 = 2 ・ 257 / 3.132 = 52 kg

選定推奨型式　　　： MC600M1サイクルエネルギー： 136 J → 544 J （使用回数1回限定の時は通常値の4倍）重量効果値　　　　： 9 ~ 136 kg本体ねじ径　　　　： M25×1.5※M45からM25へのサイズダウンが可能

選定条件の1サイクルエネルギーと重量効果値が性能値内である MC600M が適したショックアブソーバとなります

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【No.3】モータ推進力を伴う場合選定条件

衝突物重量 m = 700 　㎏衝突速度 v = 1.2 m/secモータ出力 P = 4　 kw使用本数 = 1 本


運動エネルギー W1 = m ・ v2 ・ 0.5 = 700 ・ 1.22 ・ 0.5 = 504 J

仕事エネルギー W2 = 1000 ・ P ・ 2.5 ・ s / v = 1000 ・ 4 ・ 2.5 ・ 0.1 / 1.2 = 834 J1サイクルエネルギー W3 = W1 + W2 = 504 + 834 = 1338 J重量効果値 me = 2 ・ W3 / v

2 = 2 ・ 1338 / 1.22 = 1859 kg

選定推奨型式　　　： MC64100M21サイクルエネルギー： 3400 J重量効果値　　　　： 930 ~ 3700 kg本体ねじ径　　　　： M64×2



運動エネルギー W1 = m ・ v2 ・ 0.5 = 700 ・ 1.22 ・ 0.5 = 504 J


2 = 2 ・ 921 / 1.22 = 1280 kg

選定推奨型式　　　： MC4550M31サイクルエネルギー： 680 J → 1360 J （使用回数1000回以内の時は通常値の2倍）重量効果値　　　　： 520 ~ 2090 kg本体ねじ径　　　　： M45×1.5※M64からM45へのサイズダウンが可能



運動エネルギー W1 = m ・ v2 ・ 0.5 = 700 ・ 1.22 ・ 0.5 = 504 J


2 = 2 ・ 921 / 1.22 = 1280 kg

選定推奨型式　　　： MC3350M41サイクルエネルギー： 310 J → 930 J （使用回数1回限定の時は通常値の3倍）重量効果値　　　　： 710 ~ 2830 kg本体ねじ径　　　　： M33×1.5※M64からM33へのサイズダウンが可能


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”偏角度アダプターで偏心荷重　　　　　　による寿命低下を防ぎます！

×3° 以上の偏心角度でショックアブソーバを使用×偏心荷重により、すぐショックアブソーバが破損

3° を超える偏心角度でショックアブソーバを使用すると、軸受の摩耗増加等により、ショックアブソーバの寿命は大幅に低下します

・ロッド軸受の過度の摩耗により、オイル漏れや異物混入が発生・曲げモーメントによる、ピストンロッドに曲がりが発生・曲げモーメントによる、シール摩耗が原因のオイル漏れ発生

オプションパーツの偏角度アダプターを使用することで、製品寿命の低下を防ぎます！

偏角度アダプターを使用することで、ショックアブソーバを偏心荷重による寿命低下から防ぐことができます！

偏角度アダプターを使用するメリット・ショックアブソーバ本体径：M8~M64の幅広いサイズでご用意・最大許容偏心角度：M8～M12：最大12.5°/M14～M64：最大25°・偏心荷重によるショックアブソーバの寿命低下防止・容易な取付けが可能な全ネジ本体・メカストップによる底突き防止機能付き

★最大25° までの偏心角度で使用可能★偏心荷重によるショックアブソーバの寿命低下防止

課題

解決

ソリューション：偏角度アダプター

偏角度アダプターを使用するメリット

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”ACE ショックアブソーバ（中型以上）は　　　　　　　オーバーホール可能です！”

×交換する時は本体ごと交換している×スプリングだけが破損したが本体ごと交換した

ショックアブソーバのシールが破損し、オイル漏れが生じた場合やその他の損傷が発生したとき、本体ごと新しいショックアブソーバに交換することが多くあります

しかし、シールまたは一部の構成部品しか破損していないのに、本体ごと交換すると問題のないパーツは無駄になってしまいます

ACE では中型以上のショックアブソーバは各種構成パーツを取り揃えています！

マグナムシリーズより大型のショックアブソーバは、各種パーツを交換することでオーバーホールが可能です例）　シールが損傷した場合 → シールキットでシール部のみ交換　　ロッドが傷ついている場合 → ピストンロッドのみ交換破損したパーツのみを交換することで、本体を交換するよりもコストを抑えることが可能です

※オイルの劣化により、衝撃吸収不良や故障が発生することが　あります。定期的なオイル交換を行ってください。

★パーツのみの交換によりコストを抑えられる！★破損部分のみの交換で廃棄物の量を削減！

課題

解決

ソリューション：オーバーホール


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”ステンレス製ショックアブソーバの　　　　　　　　　　充実した品揃え！！”

×錆対策にステンレス製ショックアブソーバが欲しい×品揃えが少なく、最適な製品が見つけられない

錆対策にステンレス製ショックアブソーバを使用したくても①取扱いメーカーが少ない　②品揃えが悪い③ステンレス製アクセサリーが用意されていない等の問題がありました

ACE ステンレス製ショックアブソーバは充実の品揃え！アクセサリーもオールステンレス製でご用意！

ACE ステンレス製ショックアブソーバ本体ねじ径：M14～64吸収エネルギー：20～3 400J重量効果値：0.9～42 500㎏豊富な品揃え本体オールステンレス製ステンレス製アクセサリーも各種ご用意

★食品・包装・充填機械などの錆を嫌う環境で大活躍！★豊富な品揃えの中から最適な製品を選定できる！！

課題

解決

ACE ステンレス製ショックアブソーバを使用するメリット

ソリューション：ステンレス製ショックアブソーバ

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ACE ガススプリングソリューションブック

”外部環境の影響に強い　　　　　　　　　　ショックアブソーバ！”

×液体や粉塵が舞う環境で使用したい×耐油・耐薬品性のショックアブソーバを探している課題

標準的なショックアブソーバでは①切削液　②冷却水　③洗浄剤　④薬品類　⑤粉塵などがショックアブソーバにかかったり、舞っている環境は使用に適しません

ショックアブソーバ内部のシールが浸食され、オイル漏れの原因となり衝撃吸収不良を起こしてしまいます

TPU製保護キャップ付きショックアブソーバPMCNシリーズ・PMCN-V4Aシリーズ

耐油・耐薬品性の優れたTPU製保護キャップでロッド部を覆い完全密閉することで、外部影響からショックアブソーバを保護します

PMCNシリーズ（本体：窒化処理硬化スチール）本体ネジ径：M14～251サイクルエネルギー：20～136J重量効果値：0.9～4 536㎏※本体がステンレス製のPMCN-V4Aシリーズもあります！

解決

ソリューション：TPU製保護キャップ付き　　　　　　　　　　　　　　ショックアブソーバ

★外部影響に強いので、食品、包装機械・製薬産業に最適 !★今まで使用できなかった場所でも使用可能 ! !


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”最適なショックアブソーバを　　　　　　　　　　選定いたします！！”

×ショックアブソーバ選定の仕方がわからない×ショックアブソーバの選定に時間を割けない課題

最適なショックアブソーバを使用するためには選定が必要になります

①1サイクルエネルギー　②重量効果値　③衝突速度範囲④使用温度範囲　⑤衝突時の偏角度等の条件に適したショックアブソーバを選定する必要があります

ショックアブソーバの選定はACEにお任せください！

ACEではショックアブソーバの選定サービスを行っています選定に必要な項目は①衝突物の重量　②衝突物の速度　③衝突物にかかる推進力④動作の方向　 ⑤使用本数　⑥周囲の温度　⑦時間当たりの衝突回数以上が選定に必要な項目です次ページからの重量効果値について・選定公式もご参考ください

エースコントロールスジャパンFAX：045-945-0122　TEL：045-945-0123

E-mail:[email protected]

解決

　ショックアブソーバ選定情報の送付先

ソリューション：ショックアブソーバの選定

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重量効果値とは

重量効果値の求め方

重量効果値範囲外のショックアブソーバを使用した場合

重量効果値とは、衝突物の重量と付加推進力を重量換算した総合重量のことです。1サイクルエネルギーと同様、ショックアブソーバの選定には必須な値になります。

付加推進力のない場合me = m付加推進力を伴う場合me = 2 ・ W3 / v2

例）選定条件衝突物重量 m = 1000 　㎏衝突速度 v = 0.1 　 m/sec負荷推進力 F = 0 　 N使用本数 = 1 　本

運動エネルギー W1 = m ・ v2 ・ 0.5 = 1000 ・ 0.12 ・ 0.5 = 5 J

仕事エネルギー W2 　 = 0 J1サイクルエネルギー W3 = W1 + W2 = 5 + 0 　　 = 5 　 J重量効果値 me = m 　 = 1000 kg

選定条件 1サイクルエネルギー： 5 J 重量効果値： 1000kg

MC75M1 （M12×1） 1サイクルエネルギー： 9 J ○ 重量効果値： 0.3 ~ 1.1 kg ×

MC600MH2 （M25×1.5） 1サイクルエネルギー： 136 J ○ 重量効果値： 400 ~ 2300 kg ○

1サイクルエネルギーのみで選定： MC75M1 （ただし、重量効果値が範囲外）1サイクルエネルギーと重量効果値で選定：MC600MH2 （どちらも範囲内）このように、衝突条件がショックアブソーバの重量効果値範囲を上回ってしまうとストロークの終期で高い反力が発生し、衝撃吸収不良を起こしてしまいます

重量効果値： me ( kg )　衝突物の重量： m ( kg )　1サイクルエネルギー： W3 ( J )　衝突速度： v ( m/s )

正しい減速（リニア減速）

衝突条件がショックアブソーバの重量効果値範囲を下回った場合

正しい減速（リニア減速）

衝突条件がショックアブソーバの重量効果値範囲を上回った場合

重量効果値をしっかりと選定し、全ての衝突条件をクリアしたショックアブソーバを使用しましょう

重量効果値について

　　理想的な衝撃吸収には重量効果値の選定がポイントです　　 ※他社では重量効果値を等価質量と呼ぶところもあります！

※

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ショックアブソーバ選定公式と計算方法について

ACE ショックアブソーバのリニア減速は他の緩衝機器より優れた減衰性能を発揮します。さらに、右記のたった5つの数値が判るだけで、90％もの使用状況に対して、最適なACE ショックアブソーバを簡単に選定することができます。

1. 衝突物の質量（重量） m (kg)2. 衝突の速度 vD (m/s)3. ショックアブソーバに掛かる推進力 F (N)4. 時間当たりの衝突回数 c (/hr)5. ショックアブソーバの使用本数 n使用される記号について

W1 運動エネルギーW2 仕事エネルギーW3 1サイクルエネルギー 1 2

W4 時間当たりエネルギー 3重量効果値衝突物の質量ショックアブソーバの並列使用本数衝突速度

2 vD ショックアブソーバへの衝突速度衝突物の回転速度ショックアブソーバに掛かる推進力時間当たりの衝突回数モーター出力

停動トルク定数（通常2.5）～推進トルク慣性モーメント 2

重力加速度 2

衝突物からショックアブソーバまでの距離ショックアブソーバのストロークショックアブソーバ取付け位置半径反力摩擦係数減衰時間減速度 2

偏角度傾斜角度

1カタログに掲載してある全てのW4の容量値は常温での使用においてのみ有効です。

2 または Dは衝突物の最終的なショックアブソーバへの衝突速度になります。加速運動により、最終的な衝突速度は平均よりも1.5～2倍程度、速くなることがあります。運動エネルギー計算時に、考慮して下さい。

1 付加推進力のない場合選定公式W1 2

W2W3 1 2W4 3vD

使用条件例 W1 = 100 · 1.52 · 0.5 = 113 NmW2 = 0W3 = 113 + 0 = 113 NmW4 = 113 · 500 = 56500 Nm/hrme = m = 100 kg仕様一覧表からの推奨型式：MC3350M2 自力補正式

2 付加推進力を伴う場合使用条件例1

W1 = 36 · 1.52 · 0.5 = 41 NmW2 = 400 · 0.025 = 10 NmW3 = 41 + 10 = 51 NmW4 = 51 · 1000 = 51000 Nm/hrme = 2 · 51 : 1.52 = 45 kg仕様一覧表からの推奨型式：MC600M 自力補正式1 v は衝突物の最終的なショックアブソーバへの衝突速度になります。加速運動により、最終的な衝突速度は平均よりも1.5～2倍程度、速くなることがあります。運動エネルギー計算時に、考慮して下さい。

2.1 垂直方向押し上げの場合 2.2 垂直方向落下（推力あり）の場合

3 モーター推進力を伴う場合使用条件例

注記： W1計算の際は、モーターやクラッチ、ギヤボックスの回転エネルギーを含めることを忘れないで下さい。

W1 = 800 · 1.22 · 0.5 = 576 NmW2 = 1000 · 4 · 2.5 · 0.1 : 1.2 = 834 NmW3 = 576 + 834 = 1410 NmW4 = 1410 · 100 = 141000 Nm/hrme = 2 · 1410 : 1.22 = 1958 kg仕様一覧表からの推奨型式：MC64100M2 自力補正式

選定公式W1 2

W2W3 1 2W4 3vD

3

D2

W2W2

4 駆動ローラー上の場合使用条件例 W1 = 250 · 1.52 · 0.5 = 281 NmW2 = 250 · 0.2 · 9.81 · 0.05 = 25 NmW3 = 281 + 25 = 306 NmW4 = 306 · 180 = 55080 Nm/hrme = 2 · 306 : 1.52 = 272 kg仕様一覧表からの推奨型式：MC4550M2 自力補正式

選定公式W1 2

W2W3 1 2W4 3vD

3

D2

5 付加推進力のある水平旋回使用条件例 W1 = 20 · 12 · 0.5 = 10 NmW2 = 50 · 0.012 : 0.5 = 1.2 NmW3 = 10 + 1.2 = 11.2 NmW4 = 306 · 180 = 16800 Nm/hrvD = 1 · 0.5 : 0.8 = 0.63 m/sme = 2 · 11.2 : 0.632 = 56 kg仕様一覧表からの推奨型式：MC150MH 自力補正式カタログの最大許容偏角度を参考にし、ご使用状況の偏角度をチェックしてください。（）

選定公式W1 2 2

W2

W3 1 2W4 3

vD

3

D2

3 ^モーターの始動トルクと回転トルクの関係により求められる定数　　（モーターによって異なります）次に示す推奨型式はショックアブソーバの 3 と 4、、ストロークの各性能値に基づいて決定しています。

選定公式W1 2

W2

W3 1 2W4 3vD

3

D2

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6 自由落下使用条件例

6.1 傾斜滑落選定公式W1 D2

W2W3 1 2W4 3vD

3

D2

W2W2

6.1a 　傾斜押し上げ 6.1b 　傾斜落下

9 付加推進力のある旋回　アーム（均一な重量配分）

使用条件例 W1 = 1000 · 22 · 0.17 = 680 NmW2 = 7000 · 0.6 · 0.05 : 0.8 = 263 NmW3 = 680 + 263 = 943 NmW4 = 943 · 900 = 848700 Nm/hrvD = 2 · 0.8 : 1.2 = 1.33 m/sme = 2 · 943 : 1.332 = 1066 kg仕様一覧表からの推奨型式：CA2x2-1 自力補正式

10 制御された速度での落下使用条件例 W1 = 6000 · 1.52 · 0.5 = 6750 NmW2 = 6000 · 9.81 · 0.305 = 17952 NmW3 = 6750 + 17 952 = 24702 NmW4 = 24702 · 60 = 1482120 Nm/hrme = 2 · 24702 : 1.52 = 21957 kg仕様一覧表からの推奨型式：CA3x12-2 自力補正式

選定公式W1 2

W2W3 1 2W4 3vD

3

D2

反　力　 Q [N] Q = 1.5 · W3 s

停止時間　t [s] t = 2.6 · s vD

減　速　度　a [m/s2] a = 0.75 · vD2

s

選定公式W1 2 2

W2

W3 1 2W4 3

vD

3

D2

8 付加推進力のある旋回　アーム（均一な重量配分）

使用条件例2

W1 = 0.5 · 56 · 12 = 28 NmW2 = 300 · 0.025 : 0.8 = 9 NmW3 = 28 + 9 = 37 NmW4 = 37 · 1200 = 44400 Nm/hrvD = 1 · 0.8 = 0.8 m/sme = 2 · 37 : 0.82 = 116 kg仕様一覧表からの推奨型式：MC600M 自力補正式カタログの最大許容偏角度を参考にし、ご使用状況の偏角度をチェックしてください。（）

選定公式W1 2 2

W2

W3 1 2W4 3

vD

3

D2

7 付加推進力のある　水平回転テーブル

使用条件例 W1 = 1000 · 1.12 · 0.25 = 303 NmW2 = 300 · 0.025 : 0.8 = 63 NmW3 = 28 + 9 = 366 NmW4 = 37 · 1200 = 36600 Nm/hrvD = 1.1 · 0.8 : 1.25 = 0.7 m/sme = 2 · 366 : 0.72 = 1494 kg仕様一覧表からの推奨型式：MC4550M3 自力補正式カタログの最大許容偏角度を参考にし、ご使用状況の偏角度をチェックしてください。（）

選定公式W1 2 2

W2

W3 1 2W4 3

vD

3

D2

6.2 旋回軸のある自由落下

下記以外の計算は選定例 6.1と同様W2 　　W1

vD

カタログの最大許容偏角度を参考にし、ご使用状況の偏角度をチェックしてください。（）

ショックアブソーバ中心に対する偏心荷重

選定公式W1W2W3 1 2W4 3vD

3

D2

W1 = 30 · 0.5 · 9.81 = 147 NmW2 = 30 · 9.81 · 0.05 = 15 NmW3 = 147 + 15 = 162 NmW4 = 162 · 400 = 64800 Nm/hrvD = √2 · 9.81 · 0.5 = 3.13 m/sme = 2 · 162 = 33 kg 3.132

仕様一覧表からの推奨型式：MC3350M1 自力補正式

正しい調整を想定した近似値ですので、必要に応じて安全マージンを設定してください。（正確な値は、実際の使用条件などで変化します。）

18

18



重量効果値 (me)

11 2本のショックアブソーバを衝突させる場合

使用条件例 W1 = 5000 · 22 · 0.25 = 5000 NmW2 = 3500 · 0.150 = 525 NmW3 = 5000 + 525 = 5525 NmW4 = 5525 · 10 = 55250 Nm/hrvD = 2 · 0.5 = 1 m/sme = 2 · 5525 : 12 = 11050 kg仕様一覧表からの推奨型式：CA2x6-2 自力補正式

12 車両同士を衝突させる場合

13 2台の車両と2本のショック　アブソーバを衝突させる場合

選定公式W1

1 21 2)2

1 2)W2W3 1 2W4 3vD 1 2

3

D2

選定公式W1 2

W2W3 1 2W4 3vD

3

D2

使用条件例

v1

2v2

W1 = 7000 · 10000 · 1.72 · 0.5 = 5950 Nm (7000+10000)W2 = 5000 · 0.127 = 635 NmW3 = 5950 + 635 = 6585 NmW4 = 6585 · 20 = 131700 Nm/hrvD = 1.2 + 0.5 = 1.7 m/sme = 2 · 6585 : 1.72 = 4557 kg仕様一覧表からの推奨型式：CA3x5-1 自力補正式

注記：複数のショックアブソーバを並列使用する場合は、W3、W4、meの各値を使用本数で割ってください。

A 付加推進力のない場合使用条件例m = 100 kgvDW1 3

100 kg

公式 me = m

B 付加推進力のある場合公式 me = 2 · W3 vD2

使用条件例m = 100 kg

vD

W1W2W3

200 kg

C ショックアブソーバに対する　推進力がない場合

D メカニカルアドバンテージを　伴う推進力のない場合

使用条件例m = 20 kgvD

W1 3

20 kg2

使用条件例m = 20 kg

vD

W1 3

320 kg2

重量効果値は、ワークの重量と等しい値の場合（上記 A と C ）または、ワークの重量に付加推進力やレバーでの引き上げ動作などを重量換算し、加えた想定重量（上記 B と D ）があります。

使用条件例

v1

2v2

W1 = 7000 · 10000 · 1.72 · 0.25 = 2 975 Nm (7000+10000)W2 = 5000 · 0.102 = 510 NmW3 = 2975 + 510 = 3485 NmW4 = 3485 · 20 = 69700 Nm/hrvD = (1.2 + 0.5) : 2 = 0.85 m/sme = 2 · 3485 : 0.852 = 9647 kg仕様一覧表からの推奨型式：CA2x4-2 自力補正式

選定公式W1

1 21 2)2

1 2)W2W3 1 2W4 3

vD1 2

3

D2

公式 me = 2 · W3 vD2

公式 me = m

ショックアブソーバソリューションブックautomation control equipment industrial...

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