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Frequently Asked Question

ピラミッドレイヤとは何ですか？

F A Q 種 別： 基本操作

対 象 製 品： ERDAS IMAGINE Core

利 用 機 能： Viewer（Compute Pyramid Layers）

備 考： この FAQ はバージョン 9.2 で作成しています。

対象モジュールは Essentials 以上です。

■ ピラミッドレイヤ

ピラミッドレイヤは、画像の高速表示を目的に ERDAS 社が提唱した技術です。

オリジナルデータを間引いたレイヤを階層的に予め用意することで、データ縮尺に応じて最小

限のデータを呼び出し、高速表示することが可能です。具体的には、ピラミッドレイヤは、2×2（ま

たは 3×3、4×4）画素の平均値を算出し、上の階層の画素値を決定します。

これらの層別のデータは、一般に RRD ファイルとして外部データとして保持されます。例えば、

TIFF ファイル photo.tif に対するピラミッドレイヤは photo.rrd となり、同一ディレクトリに存在する

必要があります。ただし、IMG フォーマットの場合は、IMG の内部にピラミッドレイヤをもつことも可

能です。

そのため、Continuous（連続階調）データに対しては滑らかな階層構造を維持できるものの、

Thematic（擬似カラー）データに対しては良好な階層構造を維持することができません。

IMG ファイル

（オリジナルデータ）

RRD ファイル

(ピラミッドレイヤ)

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Frequently Asked Question

（1）ピラミッドレイヤを構築する場合は、ImageInfo の Edit＞Compute Pyramid Layers を選択し

ます。

ピラミッドレイヤを消去する場合は、Edit＞Delete Pyramid Layers を選択します。

（2）続けて、上層の画素を決定する大きさ（2×2、3×3、4×4）を決定し、OK ボタンをクリックしま

す。