オープンイノベーションと今後の⽅向性（抜粋版） ·...

© 2019 NTT DATA Corporation

NTTDATA オープンイノベーション事業創発室室⻑残間光太郎

オープンイノベーションと今後の⽅向性（抜粋版）

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目次

１、今、世界は何故、オープンイノベーションなのか︖２、NTTDATAが仕掛けるオープンイノベーションとは︖３、⼤組織で新しいことを⽴ち上げる秘訣とは︖４、オープンイノベーションのクローズドイノベーションとは︖５、オープンイノベーション成功の鍵とは︖６、これからどんなイノベーションが⽣まれるか︖

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１、今、世界は何故

オープンイノベーションなのか？


ハーバードビジネススクールのヘンリーチェスブロウ教授が提唱した概念。⾃社技術だけでなく他社が持つ技術やアイデアを組み合わせ、⾰新的なビジネスモデルや

⾰新的な研究成果につなげる⽅法

オープンイノベーションオープンイノベーションとは

イノベーションは既存の概念の組み合わせであるクリステンセン

『イノベーションのジレンマ』

持続的イノベーション

破壊的イノベーション

⼤企業ベンチャー企業


オープンイノベーション事業創発室の⽬指すもの ― Triple-WIN ―

オープンイノベーションにはTriple-WINが理想形

新たな付加価値、事業化スピードの要求

さらなる事業展開、⼤⼿企業との

アライアンス機会の獲得

お客様企業（⼤⼿企業）

先進技術・事例（ベンチャー企業）

お客様×ベンチャー×当社がWin-Win-Winとなるビジネスを迅速に創発する

WIN WINWIN


２、NTTDATAが仕掛ける

オープンイノベーションとは？


Open Innovation

ベンチャー企業、NTTデータのお客様（⼤⼿企業）、NTTデータの3者が互いに「Win-Win-Win」の関係となるような新規ビジネス創発を⽬的として活動

新たな付加価値、事業化スピードの要求

さらなる事業展開、⼤⼿企業との

アライアンス機会の獲得

お客様企業（⼤⼿企業）

先進技術・事例（ベンチャー企業）

オープンイノベーションを通してビジネスを迅速に創発する

「豊洲の港から® 」定例会 OI Contest(世界20都市) OI CAMP

Missing Pieceにフォーカスし先進国へリーダークラスを連れて⾏きVentureとその場でビジネス創発

FY2018 活動実績

– マッチング数 314件– 事業化数７件– 情報発信数 1,600媒体/13ヶ国語（転載含む）

お客様向け個別オープンイノベーションコンサルプログラム（DCAP）


「豊洲の港から」のイノベーター・ネットワーク

フォーラムリーダー⼭本修⼀郎⽒

名古屋⼤学⼤学院情報科学研究科情報システム学専攻

教授博⼠（⼯学）

スペシャルアドバイザー本荘修⼆⽒多摩⼤学客員教授本荘事務所代表

スペシャルアドバイザー⼤澤弘治⽒

Global Catalyst PartnersManaging Principal & Co-founder

テーマ別メンバー

コアメンバー

当社社員

ベンチャー企業

お客様（⼤⼿企業）

豊洲の港から

当社グループ社員

ベンチャー企業

お客様

ベンチャーキャピタリスト/コンサル様

「豊洲の港から」の登録者数は4,000名以上です。


Open Innovation Contest9.0

Opco連携12都市、イノベーション先進地域8都市、計20都市にて開催

はOpco連携都市枠囲い無はHQがイノベーション先進都市として直接開催


世界18カ国20都市で開催しました

８カテゴリーと50チャレンジテーマの提⽰


ビジネスコンテストの流れ世界各地の選考会優勝企業の中から、グランドチャンピオンを決定します。グランドチャンピオンに対してはビジネス化検討をフルサポートします。

世界各地で

選考会開催

最優秀賞

決定

ビジネス化

フルサポート

⽇本を含む世界各国からのテーマに対して提案を募集し、選考会を開催します。

グランドフィナーレに世界各地での選考会での優勝企業が⼀堂に会し、最優秀賞を決定します。

グランドチャンピオンに対しては、ビジネスサポートチームの組成や現地でのビジネス・マーケティング⽀援等、ビジネス化検討をフルサポートします。


先進的なVentureとのAllianceが加速

応募企業

460社

各地ファイナリスト

180社

グランドフィナーレファイナリスト

20社


DCAP お客様のオープンイノベーションによる事業創発をサポートDigital Corporate Acceralate Program

イノベーティブな仕組み

事業化検討の流れ

アイデア/ビジョン

仮説⽴案/市場・ニーズ調査ＰＯＣ新規事業創発

豊洲の港からイノベーション社内WG

お客様向けサービスとしてプログラム化

↓DCAP

DCAP-IDideation

DCAP-POCProof of concept

DCAP-BDOBizDevOps

DCAP-FR Forum

DCAP-BMCBusiness Model

Creation

お客様のビジネスモデル

創発⽀援

0→1のビジネス創発

⽀援

お客様のトライアルを

⽀援

お客様の新規事業

⽴上げ⽀援

お客様のｺﾐｭﾆﾃｨ創造⽀援

メソドロジービジョンオリエンテッド/ユーザオリエンテッド/デザインシンキング/リーンスタートアップFeedback

アイディアソンハッカソン

デザインシンキング

課題の特定先進事例探索

ビジネスモデリング

リーン・アジャイル実証環境整備API活⽤・開発

実ビジネス部隊マネタイズ

構築・運⽤


３、大組織で新しいことを

立ち上げる秘訣とは？


問題認識

これまでの新規ビジネス創出アクティビティ

● 社内ビジネスコンテスト↓

各企画部⻑投票↓

３〜５か⽉のフィージビリティスタディ費⽤の拠出

↓年に２回の実施と確認

結果

● 既存の延⻑線上のビジネスがほとんど

● 市場調査で終わってしまうものが多い

● ガス抜き的な役割と割り切り

右肩上がりの市場環境であれば、ガス抜きで良いがディスラプターが出現してきている環境においては、新たな対策が必要漠然と誰もが危機感を持ってはいるが対策が打ちきれていない状況

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４、オープンイノベーションの

クローズドイノベーションとは︖


イノベーション案件創発⽅法

ボトムアップだけではイノベーション案件は出てこない。トップダウンアプローチも合わせて必要。先進動向からの中⻑期な必要性

豊洲の港から

トップダウン

ボトムアップ

イノベーションビジネス創発

⾰新的なビジネスモデル創発

事業性検証

技術検証現場のお客様ニーズからの短中期必要性

現場からのWG募集


５、オープンイノベーション

成功の鍵とは？


オープンイノベーションの事業化実績⼀覧オープンイノベーションフォーラム「豊洲の港から」の活動やグローバルイノベーションコンテストを通じて、すでに約20以上の協業案件が実現しています。

プラットフォーム連携型

iRidge 決済総合サービス「CAFIS」との連携による、CAFIS Preshを活⽤したレコメンデーションマーケティング

Sassor エネルギーIOTプラットフォーム「ECONO-CREA」との連携による、IoT電⼒マネジメントサービス

マネーフォワードなどフィンテック企業各社

オンラインバンキングプラットフォーム「ANSER」のAPI連携による、フィンテックサービス

Payke 決済総合サービス「CAFIS」との連携による、CAFIS Attendantを活⽤したインバウンドマーケティング

Modiface（テック･パワー）第⼀⽣命の健康増進アプリ「健康第⼀」プラットフォームのキラーアプリ

⽇本医療データセンター第⼀⽣命の健康増進アプリ「健康第⼀」プラットフォームへの機能追加

ディスラプティブ型

Daon 三井住友フィナンシャルグループとのJV設⽴による⽣体認証プラットフォーム「Polariify」

Unerry ビーコン位置情報を活⽤したリアルタイムマーケティング実証実験

MarkLogic 構造化データ及び⾮構造化データを活⽤した次世代データベースビジネスの拡⼤

Social Coin AI技術を活⽤した社会課題解決プラットフォーム


オープンイノベーション成功の鍵は何か︖


６、これからどんな

イノベーションが生まれるか？


PESTから⾒るイノベーションのヒント~FINTECH

Ｐolitics

Ｅconomy

Ｓocial

Ｔechnology


参考書籍

「豊洲の港から」での活動を通じて、たくさんの失敗から学

んだオープンイノベーションの「秘密」を公開します。

2019/3/20 単行本（ソフトカバー）

￥ 1,296


“さあ、ともに世界を変えていこう”

オープンイノベーション事業創発室⻑残間光太郎

[email protected]

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