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ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 事業実施報告書 平成16年5月

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Page 1: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」

平成15年度 事業実施報告書

平成16年5月

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目 次

【認証基盤構築】

(政府認証基盤(GPKI)の整備)

○ブリッジ認証局のシステム構築(総務省)........................................................................................................ 1

○各省認証局(CA)を構築(経済産業省)........................................................................................................... 3

○各省認証局(CA)を構築(国土交通省)........................................................................................................... 5

○各省認証局(CA)を構築(総務省)..................................................................................................................... 7

(電子署名・認証法、商業登記に基礎を置く認証システムの整備)

○商業登記に基礎を置く電子認証システムを構築(法務省)....................................................................11

○民間における認証基盤の法整備として電子署名・認証法制の整備(総務省) ..............................13

【共通基盤技術開発】

○情報セキュリティ技術開発(経済産業省)......................................................................................................16

○汎用電子申請システムの開発(経済産業省)..............................................................................................18

○公共電気通信システム開発における汎用技術の開発(総務省)........................................................21

○システム・セキュリティの実装環境での運用評価を通じた

技術評価基準体系の整備(防衛庁) ...............................................................................................................23

【申請・届出等手続の電子化】

(先導的な取り組み)

○原子力安全規制等に係る申請等の電子化の推進(文部科学省)......................................................27

○証券取引法における有価証券報告書等の提出・情報公開システムの整備・運用(金融庁) ..29

○国税の電子申告システムの整備・運用(財務省(国税庁))...................................................................33

○経済産業省所管全法令におけるペーパーレス申請のシステムの整備・運用(経済産業省)..36

○総務省所管法令(電気通信関係行政分野)における

ペーパーレス申請の先導的システムの整備・運用(総務省)................................................................39

○国土交通省所管法令におけるペーパーレス申請のシステムの整備・運用(国土交通省).......41

(政府調達(公共事業を除く)手続の電子化)

○政府調達(公共事業を除く)の電子化の推進(総務省)...........................................................................46

【総合行政ネットワーク、その他の関連施策】

(地方公共団体の情報化を先導する実証実験)

○総合行政ネットワークの構築に向けた実証実験等(総務省) ...............................................................50

(その他の関連施策)

○自動車保有関係手続のワンストップサービス化の推進(国土交通省).............................................52

○国税の還付金振込事務の電子化(財務省(国税庁)) .............................................................................54

○建築申請手続の電子化のための高度情報システムの研究開発(国土交通省)..........................56

○地方公共団体における電子認証システムについての検討(総務省)................................................58

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【認証基盤構築】

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事 業 実 施 報 告 書【府省名: 総務省 】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

システム運用開始

・平成13年4月より運用開始・先行3省認証局との相互認証を実施・商業登記認証局との相互認証を実施・電子署名法に基づく認定を受け、かつブリッジ認証局との相互認証のために必要な要件を満たした民間認証局との相互認証を逐次実施

システム運用

・各府省認証局との相互認証を逐次拡充・民間認証局との相互認証を逐次実施・バックアップシステムを整備・運用

システム運用

・地方公共団体認証局との相互認証を実施・民間認証局等との相互認証を逐次実施。

システム運用

・民間認証局等との相互認証を逐次実施。

所要経費予算措置(千円)

591,652(補正:  -   )

1,017,628 1,824,650 1,785,251

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

0(補正: -   )

41,244 0 0

運用等、恒常的に要する費用

591,652(補正: -   )

976,384 1,824,650 1,785,251

   

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)・相互認証のための審査等を逐次実施。

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)・CP/CPSに基づき、ブリッジ認証局を着実に運用。・府省認証局、地方公共団体における組織認証基盤に係る認証局、地方公共団体による公的個人認証サービスに係る認証局及び民間認証局との相互認証を着実に実施。 (4府省認証局等、10民間認証局)

 府省間における連絡・調整の場を活用し、政府認証基盤に係る仕様等の策定・見直しや民間認証局等との相互認証を行うなど、各府省及び民間との連携・協力を図りつつ本施策を推進している。

 ブリッジ認証局を着実に運用する。また、民間認証局等との相互認証を逐次行う。

(平成16年度の運用経費等の内訳)・雑役務費(運用人件費等) 466,452千円・通信運搬費(回線使用料) 14,658千円・借料及び損料(機器等借料等) 1,304,141千円

 ブリッジ認証局CP/CPSに基づく外部監査を引き続き実施し、安全性・信頼性を適切に確保しつつ運用を行う。

940,366

0

平成15年度の事業実施状況

12年度システム構築・実証実験

940,366

(15年度までに要した開発経費の合計額) 981,610千円

 行政手続のオンライン化を実現するため、政府認証基盤(GPKI)の各府省の認証局と相互接続し、電子署名及び認証業務に関する法制度に基づく民間認証局並びに商業登記に基礎を置く電子認証システムと相互認証するブリッジ認証局のシステム構築・運用を行う。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

 ブリッジ認証局のシステム構築

 申請・届出等手続のインターネットによるオンライン化を一層推進することが可能となり、申請者の負担軽減、利便性の向上を国民一般に広く実現できることから、行政サービスの飛躍的向上に資する。

1

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参考

相互認証実施済の認証局

平成16年4月7日現在

相互認証了承日 行政機関等側 申請者側

平成13年5月30日 ・経済産業省認証局

・国土交通省認証局

・商業登記制度に基礎を置き法人代表者等を認証

する認証局(商業登記認証局)

平成14年2月22日 ・総務省認証局 ・日本認証サービス株式会社の AccreditedSign

パブリックサービス2に係る認証局

平成14年12月18日 ・金融庁認証局

・法務省認証局

・厚生労働省認証局

平成15年2月28日 ・防衛庁認証局

・財務省認証局

・農林水産省認証局

・環境省認証局

・日本電子認証株式会社のAOSignサービスに係る

認証局

・エヌ・ティ・ティ・メディアサプライ株式会社

のe-Probatio PSサービスに係る認証局

平成15年3月24日 ・警察庁認証局

・文部科学省認証局

・東北インフォメーション・システムズ株式会社

のTOiNX電子入札対応認証サービス係る認証局

平成15年5月27日 ・内閣府認証局

・外務省認証局

・株式会社サイバーウェイブジャパンのCWJ電子

入札対応認証サービスに係る認証局

・株式会社帝国データバンクの TDB 電子認証サ

ービスTypeAに係る認証局

平成15年8月6日 ・セコムトラストネット株式会社のセコムパスポ

ートfor G-IDに係る認証局

・ジャパンネット株式会社の電子入札コアシステ

ム用電子認証サービスに係る認証局

平成15年9月22日 ・全国社会保険労務士会連合会の全国社会保険労

務士会連合会認証サービスに係る認証局

平成15年10月24日

・日本商工会議所のビジネス認証サービスタイプ

1に係る認証局

平成15年12月5日

・四国電力株式会社のよんでん電子入札対応認証

サービスに係る認証局

平成15年12月17日 ・地方公共団体における組織認証基盤の

ブリッジ認証局

平成15年12月22日 ・株式会社ミロク情報サービスのMJS電子証明書

発行サービスに係る認証局

平成16年1月13日 ・地方公共団体による公的個人認証サービスに係

るブリッジ認証局

平成16年1月14日 ・株式会社中電シーティーアイのCTI電子入札・

申請届出対応 電子認証サービスに係る認証局

平成 16年1月22日 ・日本税理士会連合会の税理士証明書発行サービ

スに係る認証局

2

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事 業 実 施 報 告 書

【府省名 : 経済産業省】

実施施策名 各省認証局(CA)を構築

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

機能高度化実証実験

運用 運用 運用

必要な機能の高度化を行うとともに、実証実験および運用を行う

前年度までに高度化されたシステムの運用を行う

システムの安定運用を行う

システムの安定運用を行う

所要経費

予算措置(千円)* 104,760 17,053 24,257 21,902

(内訳)  開発等、一時的     に要する費用

96,846(補正:        )

運用等、恒常的に要する費用

7,914(補正:        ) 17,053 24,257 21,902

   

平成16年度の事業実施に向けての課題等(本年度の反省点等)

平成16年度の事業実施計画・方針等(本年度の改善点)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

・定常業務(電子公印の発行・廃止等、認証局システムの維持・管理)・申請・届出のオンライン化の本格化に向けた認証局システムの安定性の向上・準拠性監査の実施(毎年1回実施)

(平成16年度の運用経費等の内訳)・運用役務費用 12,865千円・機器等借料及び保守費用 7,987千円・準拠性監査費用 1,050千円

運用担当職員への認証局システムの操作方法及び運用手順の教育の徹底が重要。

経済産業省所管全法令に係る申請・届出等手続のオンライン化を実現するため、総務省が管理・運用しているブリッジ認証局と整合性のとれた経済産業省認証局を運用する。

事 業 計 画

平成15年度の事業実施状況

認証局の運用により、当省からインターネット等を利用しオンラインで発出する行政文書の真正性を証明することが可能となる。

事業内容

(平成15年度までに要した開発経費の合計額)296,566千円

(本年度の目標に対する達成状況)発行した電子公印の運用・管理を実施する一方、認証局システムの安定運用を実現するため運用手順の厳守および準拠性監査を実施。

(具体的な事業実施内容)

・電子公印の発行・廃止等・認証局システムの維持・管理・前年度の準拠性監査結果を踏まえた、運用の見直し及び改善の実施・準拠性監査の実施

3

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(参考)

経済産業省認証局の運用状況

1.概要

経済産業省認証局の役割は、当省へ電子的に提出された申請手続に対して大臣等の官

職署名を付けた処分通知を発行する際に、その真正性を政府認証基盤(GPKI)を通

じて保証することである。これまで、平成12年度に基幹部分を構築し、平成13年5

月末から運用を開始した後、平成13~14年度にかけて24時間監視・保守体制の確

立等の運用の高度化を行った。また、最初の準拠性監査を平成15年2月に実施した。

平成15年度は、平成16年度から当省所管の全申請・届出等手続きの電子申請の開

始に向けて、公印管理規程と対となる「電子公印取扱規程」の新たな制定や「官職IC

カード発行・失効事務処理手引書」の作成を行い、電子公印(官職ICカード)を約2

20枚を発行した。また、平成14年度末に実施した最初の準拠性監査の指摘事項を踏

まえて認証局の運用改善を行うとともに、平成16年3月には第二回目の準拠性監査を

実施した。

2.実施内容

( )電子公印の発行・廃止等1「電子公印取扱規程」の制定や「官職ICカード発行・失効事務処理手引書」の作成

を行い、約220枚電子公印(官職ICカード)を発行した。

(2)認証局システムの維持・管理

認証局システムが稼働するサーバのハードディスク障害等への迅速な対応を行いなが

ら、毎月、定期的な保守作業を実施した。

(3)前年度の準拠性監査を結果を踏まえた運用改善の実施

平成14年度に実施した準拠性監査において、官職ICカード取扱手順が無い、指定

法人への官職ICカード発行手順が未整備、自然災害時のシステム障害に対する継続計

画等が不明確等の指摘を受けた。このため、これらの指摘事項に対応するために 「官、

職ICカード取扱手順書 ・ 指定法人用官職ICカード発行・失効事務処理手引書」」「

の新規作成並びに「認証局システム運用手順書」への自然災害時のシステム障害に対す

る継続計画の追加を実施した。

(4)準拠性監査の実施

認証局が運用手順に従い適切に運用されていることを保証するために、監査法人に委

託して準拠性監査を実施した。

4

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事 業 実 施 報 告 書

【府省名:国土交通省】

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度システム構築実証実験

・運用開始 ・運用 ・運用 ・運用

・13年6月に運用を開始

所要経費予算措置(千円)

85,571 16,474 38,518 38,518 38,518

(内訳)  開発等、一時的     に要する費用

85,571 0 0 0 0

運用等、恒常的に要する費用 0 16,474 38,518 38,518 38,518

   

今後の課題等(本年の反省点等)

参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

各府省認証局(CA)を構築

認証局の運用により、国土交通省からインターネットを利用しオンラインで発出する電子行政文書が真正なものであることを認証することが可能となる。

事業内容

平成15年度の事業実施状況

(15年度までに要した開発経費の合計額)

1.国土交通省CP/CPSに基づく国土交通省認証局の運用2.国土交通省CP/CPS準拠性監査の実施

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)

1.官職証明書、SSL用証明書、署名用証明書の発行   ・平成15年度末までに官職証明書を2,664枚発行(13年度:1、14年度:830、15年度1,833)   ・平成15年度末までにSSL用証明書を5枚発行(13年度:1、14年度:0、15年度4)   ・平成15年度末までに署名用証明書を3枚発行(13年度:1、14年度:0、15年度2)2.国土交通省CP/CPS準拠性監査の実施

(具体的な事業実施内容)

・85,571千円

・運用担当職員への教育・運用の見直し及び改善の実施

・システム保守、運用支援等一式

特になし

国土交通省所管全法令に係る申請・届出等手続のオンライン化等電子政府を実現するため、総務省が管理・運用しているブリッジ認証局の運営方針と整合性のとれた国土交通省認証局を運用する。

事 業 計 画

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

(平成16年度の運用経費の内訳)

・国土交通省認証局システムの更新(平成17年度更新予定)

5

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(参考)

国土交通省認証局の運用状況

1. 概 要 政府認証基盤(GPKI)は、国民等と行政機関との間で申請・届出等手続及び

その処分通知を、インターネットを利用してオンラインでやり取りする際に電子文

書への記録が真にその名義人によって作成され、かつ、内容に改ざんが無いことを

相互に確認するための電子認証の仕組みであり、各府省において申請・届出等手続

きのオンライン化を実現するための基盤として必要不可欠なものである。

国土交通省では、インターネットを経由して国土交通省から発出される電子文書

の真正性を証明するために、平成 12 年度に国土交通省認証局システムを構築し、

平成13年6月から大臣等の官職証明書等の発行業務等を行っているところである。

平成 15 年度は、国土交通省認証局 CP/CPS 等に基づいた運用を引き続き行うとと

もに、第三者による監査を実施し信頼性及び安全性の高い認証局の運用を実現して

いる。

2. 実施内容

(1) 認証局の運用

各種証明書を国土交通省 CP/CPS 等に基づき適切に発行した。平成 15 年度ま

での発行枚数は下記のとおり。

・ 官職証明書の発行:2,664 枚(13 年度:1、14 年度:830、15 年度 1,833)

・ SSL 用証明書の発行: 4 枚(13 年度:0、14 年度:0、15 年度 4)

・ 署名用証明書の発行: 2 枚(13 年度:0、14 年度:0、15 年度 2)

(2)準拠性監査

国土交通省 CP/CPS に基づき、国土交通省認証局システムの信頼性及び安全

性を高めるため、国土交通省 CP/CPS 準拠性監査を外部の監査機関により実施

した。

6

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事 業 実 施 報 告 書【府省名:   総務省    】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

運用

(総務省認証局としての利用拡大)

所要経費予算措置(千円)

18,355(補正:   0   )

48,006 48,006 47,804

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

0(補正:  0 )

0 0 0

運用等、恒常的に要する費用

18,355(補正:   0   )

48,006 48,006 47,804

   

総務省所管法令に係る申請・届出等手続のオンライン化を実現するため、総務省の構築するブリッジ認証局と整合性のとれた総務省認証局を構築し、運用する

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

各省認証局(CA)を構築

 総務省が、インターネットを利用し、許可等行政手続を行う場合に、申請者等がその通知文書等の真正性の確認を行うことが可能となる

399,730の内数

399,730の内数

平成15年度の事業実施状況

12年度

実証実験

399,730の内数

(15年度までに要した開発経費の合計額) 399,730の内数

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)・ 官職証明書の逐次発行。

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)① CP/CPSに基づき、総務省認証局を着実に運用② 新規オンライン手続に必要な官職証明書の追加発行   ・官職証明書発行件数:68件(管区行政評価局等)    このほか、郵政事業庁の日本郵政公社移行に伴う失効(10件)及び新規発行(6件)、公正取引    委員会の内閣府外局への移行に伴う失効(3件)、日本郵政公社の独自認証局への移行に伴う    失効(6件)の処理を行った。

特に無し。

・ CP/CPSに基づく総務省認証局の着実な運用。・ 新規オンライン手続に必要な官職証明書の追加発行

(平成16年度の運用経費等の内訳) ・機器借料    29,106 ・運用委託    18,698

・所管の独立行政法人等の電子署名の扱い

7

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総務省認証局が認証した官職一覧

1 14年度までに認証した官職総務大臣大臣官房長大臣官房会計課課長補佐大臣官房会計課契約第一係長大臣官房会計課契約第一係大臣官房会計課契約第二係長大臣官房会計課契約第二係人事・恩給局長行政管理局長行政評価局長自治行政局長自治財政局長自治税務局長情報通信政策局長情報通信政策局通信規格課長総合通信基盤局長統計局長北海道総合通信局長東北総合通信局長関東総合通信局長信越総合通信局長北陸総合通信局長東海総合通信局長近畿総合通信局長中国総合通信局長四国総合通信局長九州総合通信局長沖縄総合通信事務所長消防庁長官中央選挙管理会

2 15年度に新規に認証した官職電気通信事業紛争処理委員会委員長電気通信事業紛争処理委員会事務局長電気通信事業紛争処理委員会自治大学校長情報通信政策研究所長統計研修所長日本学術会議事務局長北海道管区行政評価局長東北管区行政評価局長青森行政評価事務所長岩手行政評価事務所長秋田行政評価事務所長山形行政評価事務所長福島行政評価事務所長関東管区行政評価局長茨城行政評価事務所長栃木行政評価事務所長群馬行政評価事務所長千葉行政評価事務所長

8

Page 12: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

東京行政評価事務所長神奈川行政評価事務所長新潟行政評価事務所長山梨行政評価事務所長長野行政評価事務所長中部管区行政評価局長富山行政評価事務所長石川行政評価事務所長岐阜行政評価事務所長静岡行政評価事務所長三重行政評価事務所長近畿管区行政評価局長福井行政評価事務所長滋賀行政評価事務所長京都行政評価事務所長兵庫行政評価事務所長奈良行政評価事務所長和歌山行政評価事務所長中国四国管区行政評価局長鳥取行政評価事務所長島根行政評価事務所長岡山行政評価事務所長山口行政評価事務所長四国行政評価支局長徳島行政評価事務所長愛媛行政評価事務所長高知行政評価事務所長九州管区行政評価局長佐賀行政評価事務所長長崎行政評価事務所長熊本行政評価事務所長大分行政評価事務所長宮崎行政評価事務所長鹿児島行政評価事務所長沖縄行政評価事務所長衆議院比例代表北海道選挙区選挙長衆議院比例代表東北選挙区選挙長衆議院比例代表北関東選挙区選挙長衆議院比例代表南関東選挙区選挙長衆議院比例代表東京都選挙区選挙長衆議院比例代表北陸信越選挙区選挙長衆議院比例代表東海選挙区選挙長衆議院比例代表近畿選挙区選挙長衆議院比例代表中国選挙区選挙長衆議院比例代表四国選挙区選挙長衆議院比例代表九州選挙区選挙長参議院比例代表選出区選挙長最高裁判所裁判官国民審査審査会審査長公害等調整委員会事務局長

3 15年度に失効した官職 郵政企画管理局経理課課長補佐郵政企画管理局経理課物品・契約係長郵政事業庁総務部財務課課長補佐郵政事業庁総務部財務課契約室システム契約係長

9

Page 13: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

郵政企画管理局経理課物品・契約係郵政事業庁総務部財務課課長補佐郵政事業庁総務部財務課契約室役務契約係長郵政事業庁総務部財務課契約室物品契約係長郵政事業庁総務部財務課契約室式紙契約係長郵政事業庁総務部財務課契約室切手契約担当主査公正取引委員会公正取引委員会委員長公正取引委員会事務局経済取引局長日本郵政公社調達部ロジスティクス担当部長付グル-プリ-ダ-日本郵政公社調達部ロジスティクス担当部長付グル-プリ-ダ-日本郵政公社調達部ロジスティクス担当部長付システム契約係長日本郵政公社調達部ロジスティクス担当部長付役務契約係長日本郵政公社調達部ロジスティクス担当部長付物品契約係長日本郵政公社調達部ロジスティクス担当部長付式紙契約係長

10

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事 業 実 施 報 告 書【府省名: 法務省】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容制度の定着及び運用する登記所の拡大を図る。

制度の定着及び運用する登記所の拡大を図る。

制度の定着及び運用する登記所の拡大を図る。

制度の定着及び運用する登記所の拡大を図る。

所要経費予算措置(千円)

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

運用等、恒常的に要する費用

   

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)・平成15年4月1日に手数料の引下げを実施した。・電子政府における各種の法人申請・届出システムへの対応を拡大した。・各種広報活動を実施した。

2000年度までに、法務省において商業登記に基礎を置く電子認証システムを構築

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

商業登記に基礎を置く電子認証システムの構築

法人が行う行政手続をインターネットを利用し、ペーパーレスで行える電子政府の認証基盤の構築に寄与するものである。

・サービス提供の早期全国展開に努めるとともに、利用できる登記所の更なる拡大を図る。

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

平成15年度の事業実施状況

12年度

システム運用開始

・制度を利用可能な法人の割合が平成16年度早期に100%となるよう運用を拡大する。・電子政府・電子自治体における各種の法人申請・届出システムへの対応を拡大する。・各種広報活動を実施する。

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)平成15年度に新たに222登記所で運用を開始し(合計:569登記所。対象法人数:約340万法人(全法人の約98%))、計画どおり進捗している。なお、平成12年度は30登記所、平成13年度は64登記所、平成14年度は253登記所で運用を開始している。

11

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参考資料

平成15年度における事業実施状況及び今後の実施予定

― 商業登記に基礎を置く電子認証システムの構築関係 ―

1 平成15年度事業実施状況の概要

(1) 新たに222登記所において運用を開始(合計569登記所。対象法人数:約340万法人(全法人の

約98%))

(2) 平成15年4月1日に手数料の引下げを実施

(3) 平成15年10月からの厚生労働省の健康保険・厚生年金保険関連手続のオンライン化に対応

(4) 平成16年2月からの国税庁の電子申告・納付システムの運用に対応

(5) 上記(3),(4) のほか,電子政府における各種の法人申請・届出システムへの対応を拡大

(6) 各種広報活動を実施

2 平成16年度の主な事業実施予定

(1) 制度を利用可能な法人の割合が平成16年度早期に100%となるよう運用を拡大

(2) 平成16年6月からの商業・法人登記申請のオンライン化に対応

(3) 上記(2)のほか,電子政府・電子自治体における各種の法人申請・届出システムへの対応を拡大

(4) 各種広報活動を実施

12

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事 業 実 施 報 告 書【府省名:    総 務 省 】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

所要経費予算措置(千円)

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

運用等、恒常的に要する費用

   

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)・特定認証業務の認定は20件、審査中のものは1件(H16.3.31時点)・利用者の真偽の確認のための資料として小型船舶操縦免許を追加するため省令を改正(H15.4.10)・利用者が作成した公開鍵の送付を受けて自動的に電子証明書を発行する業務を特定認証業務として認定する基準を定めるため省令・告示を改正(H15.6.2)・利用者の真偽を確認するための資料として写真付きの住民基本台帳カードを追加するとともに、利用者の真偽を確認するために用いることのできる本人限定受取郵便を基本型に限るため省令を改正(H15.8.28)・特定認証業務の認定等の申請に係る手数料の額について見直しを行うとともに、電子情報処理組織を利用する方法により当該申請を行う場合の手数料の額の特例を定めるため政令を改正(H16.1.30)・公的個人認証サービスの電子証明書に係る電子証明書に係る電子署名により利用者の真偽を確認する方法を追加するため省令を改正(H16.4.9施行予定)・政府広報やセミナー開催等による普及啓発活動を実施

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)・特定認証業務に関する認定制度の運用・技術進展に対応する認定基準のための検討・電子署名及び認証業務に関する国民理解の醸成を図るための普及啓発活動の実施

・認証業務の国際相互承認に関しては、韓国・タイ・マレーシア・フィリピンに関し進められている経済連携協定交渉及び日EU行動計画に基づく会合において、個別に意見交換等を実施しているところ。

・電子署名及び認証業務に関する国民への普及啓発活動の実施・特定認証業務に関する認定制度の運用・電子署名・認証業務に関する国際相互承認のため、国際会議等の場を通じた協議の実施・技術の進展に対応した認定基準とするための検討を行い、必要に応じて省令等の改正を実施

(平成16年度の運用経費等の内訳)

・電子署名及び認証業務に関する国民の理解を深めるため、継続して普及啓発活動を実施することが必要・電子署名・認証業務に関する国際相互承認の実現を目指し、関係国との間で協議等を進めることが必要

平成15年度の事業実施状況

12年度・関係政省令等整備・普及啓発活動実施

(15年度までに要した開発経費の合計額)

・法施行(平成13年4月1日 総務省・法務省・経済産業省共管)・特定認証業務に関する認定制度の運用  指定調査機関等の指定等  認証業務の認定制度に関する外国との相互承認の検討  技術の進展等に対応するための認定基準等の検討  政省令等の見直し・電子署名及び認証業務についての国民への普及啓発活動の実施

電子署名・認証制度の円滑な実施

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

民間における認証基盤の法整備として電子署名・認証法制度の整備

 電子署名に関し、電磁的記録の真正な成立の推定、特定認証業務に関する認定の制度その他必要な事項を定めて、これを実施することで電子署名の円滑な利用の確保による情報の電磁的方式による流通及び情報処理の促進を図り、もって国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与する。

13

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電子署名及び認証業務に関する法律について 背景

インターネット上では、相手方と対面せずに情報のやり取りを行うため、発信者が本人であるか、

情報が途中で改ざんされていないかについて、情報の受信者が確認しなければならない。その有

効手段として暗号技術を応用した電子署名があり、その法的効力を明確にすること等により電子商

取引のネットワークを利用した様々な社会経済活動の更なる発展を図るため、総務省、法務省及び

経済産業省の三省共管で「電子署名及び認証業務に関する法律」が平成12年5月に成立し、平成

13 年 4 月 1日より施行されている。

法律の概要

(1) 電磁的記録の真正な成立の推定(法第3条)

電磁的記録(電子文書等)は、本人による一定の電子署名が付されているとき、真正に成立し

たものと推定する。 ⇒ 電子署名が手書きの署名や押印と同等に通用する法的基盤を整備。

(2) 認証業務に関する任意的認定制度の導入(法第4条)

認証業務(電子署名が本人のものであることを証明する業務)に関し、一定の水準(本人確認

方法や設備等)を満足することを国が認定できることとし、認定を受けた業務についてその旨表

示することができることとするほか、認定の要件、認定を受けた者の義務等を定める。

⇒ 認証業務における本人確認等の信頼性を判断する目安を国民に提供。

現在の取組み(平成 15 年3月 31 日現在)

① 20件の認証業務を認定(現在1業務につき審査中)

② 電子署名・認証業務に関する普及啓発活動の実施

①公開鍵の登録

署名文

秘密鍵で暗号化 ③送信                ④受信平文

②本人確認をして Aの公開鍵を登録 した証明書を発行

公開鍵で復号

署名文

証明書

証明書 証明書平文

⑤証明書の  有効性等確認

送信者A

※ 秘密鍵で暗号化された 情報は公開鍵でなければ 元に戻らない

受信者B

認証事業者認証事業者

AA

公開鍵

秘密鍵

公開鍵

秘密鍵

BB

電子署名・認証業務のイメージ

「電子署名及び認証業務に関する法律」(総務省、法務省、経済産業省)

認定の基準・電子署名の安全性・業務の用に供する設備・利用者の真偽確認の方法・その他業務の方法

任意的な認定制度

※信頼性の判断目安を提供

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国の行うべき施策

1.特定認証業務に関する援助等(第33条)

2.国の行うべき措置(第34条)

①電子署名技術(暗号技術等)の評価方法

②認証業務に関するセキュリティ確保手段

等の評価方法

①電子署名技術(暗号技術等)の評価方法

②認証業務に関するセキュリティ確保手段

等の評価方法

主務大臣による調査・研究

ア)特定認証業務を行う者及びそ

対する情報の提供・助言その他

イ)認定制度の基準に反映

の利用者に

の援助

ア)特定認証業務を行う者及びそ

対する情報の提供・助言その他

イ)認定制度の基準に反映

の利用者に

の援助

国による教育活動・広報活動

①電子署名の取扱い・鍵の適正な管理に

関する注意喚起

・手書き署名及び押印と同様に取扱うこと

・秘密鍵の漏洩防止

②特定認証業務の認定制度の周知

ア)国民の理解の醸成

イ)国民の電子署名、認証業務の円滑な

利用の促進

◆利用者の真偽確認のための資料の追加(H15.4)

◆利用者識別機能等による証明書の発行(H15.6)

◆公的個人認証サービスの電子証明書による真偽確認を追

加(H16.4.9施行予定)

15

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【共通基盤技術開発】

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事 業 実 施 報 告 書【府省名:経済産業省】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

セキュリティの基本技術である暗号技術の評価の継続、技術開発の推進等

セキュリティ対策アプリケーション技術等の開発、暗号技術の評価、実装評価等の調査、セキュリティ評価手法・技術の開発

電子政府推奨暗号の評価、暗号モジュール評価基準の作成

電子政府推奨暗号の評価、暗号モジュール評価基準の作成、ITセキュリティ評価・認証業務の実施、

所要経費予算措置(千円)

1,414,000(補正:2,000,000)

997,784 500,000 600,000

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

932,000(補正:2,000,000)

712,000 350,000 -

運用等、恒常的に要する費用 482,000 285,784

(補正:2,000,000)150,000 -

   

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)○電子政府推奨暗号の監視○暗号モジュール評価基準の作成

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)○電子政府推奨暗号の監視を継続的に実施。○暗号モジュール評価基準を作成した。

共通基準承認アレンジメント(CCRA)への加盟により、IT関連製品の安全性評価制度に関して欧米諸国との相互承認を行える体制が確立。

○電子政府推奨暗号の監視○IT関連製品の安全性評価・認証業務の実施

(平成16年度の運用経費等の内訳)独立行政法人 情報処理推進機構の運営費交付金となった。

○引き続き、電子政府推奨暗号の監視を実施する。

1,020,000

平成15年度の事業実施状況

12年度セキュリティ技術開発及び暗号評価等

1,020,000

(15年度までに要した開発経費の合計額)5,931,784千円

電子政府の基盤である情報セキュリティを確固たるものにするための技術開発を推進することにより、電子政府の安全性・信頼性を確保する。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

情報セキュリティ技術開発

セキュアな電子政府を構築することにより、国民に対して安心感を与え、電子政府の積極的な活用を促進。また、セキュリティ対策の範を示す。

16

Page 21: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

【2002年度までの活動】

・電子政府推奨暗号リスト案の作成(「各府

省の情報システム調達における暗号の利

用方針」にて各府省の調達基準として了

承(平成15年2月28日、行政情報システ

ム関係課長会議))

・暗号調達ガイドブックの作成

【2002年度までの活動】

・電子政府推奨暗号リスト案の作成(「各府

省の情報システム調達における暗号の利

用方針」にて各府省の調達基準として了

承(平成15年2月28日、行政情報システ

ム関係課長会議))

・暗号調達ガイドブックの作成

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号技術検討会(事務局:総務省、経済産業省)及び暗号技術評価委員会(事務局:通信

放送機構(TAO)、情報処理推進機構(IPA))を開催し、我が国の暗号技術者を集結、

専門的な見地から暗号技術評価を実施。

【2003年度の活動】

・電子政府推奨暗号の監視

・暗号モジュールの安全性評価基準及び

試験基準の作成

・電子政府推奨暗号に関する暗号技術に

関する調査・検討

【2003年度の活動】

・電子政府推奨暗号の監視

・暗号モジュールの安全性評価基準及び

試験基準の作成

・電子政府推奨暗号に関する暗号技術に

関する調査・検討

暗号技術評価

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17

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事 業 実 施 報 告 書【府省名:経済産業省 】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

   機能高度化   実証実験

必要な機能を段階的に開発していくとともに、実証実験および運用を行う

機能高度化  実証試験

歳入金電子納付システム対応自治事務基盤対応第3者証明書対応セキュリティー基盤の高度化霞が関WANを活用した他機関との連携システムの対応

機能高度化   実証試験

歳入金電子納付システム対応電子公文書作成・発出対応基本システム・審査機能の改善・高度化霞が関WANを活用した他機関との連携システム対応

電子申請の本格運用

様式・処理手順支援機能の開発

所要経費予算措置(千円)

585,000(補正:全体800,000のうちの300,000)

725,000のうちの400,000

612,200のうちの412,200

モデル予算(情報システム改造費:140,702)の内数

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

585,000(補正:300,000)

400,000 400,000モデル予算(情報システム改造費:140,702)の内数

運用等、恒常的に要する費用

- - 12,200 48,800

   

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)個別手続のオンライン化申請者支援機能の開発(Web版の開発、手数料電子納付環境の整備)審査官支援機能の開発(公文書作成環境の整備、歳入金納付設定環境の整備等)本番運用環境の整備、保守体制の検討、実証

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)平成14年7月に策定した「経済産業省 行政手続等の電子化推進に関するアクション・プラン」に基づき、平成15年度までに4,444手続をオンライン化。平成15年度における申請件数は、1,145件である。

政府全体としての電子政府窓口であるe-Govサイト(http://www.e-gov.go.jp/)から利用可能。

○経済産業省汎用電子申請システムでGISのデータ利用方策の検討○携帯電話による手続の進行状況の確認機能等の検討○ITEM2000機能のWebサービス化と個別業務との連携の検討等

(平成16年度の運用経費等の内訳)汎用電子システム用機器 48,800千円

利用者満足度の向上及び個別業務システムとの連携による効率化を行うことが必要

789,566

平成15年度の事業実施状況

12年度 システム構築  実証実験

789,566

(15年度までに要した開発経費の合計額)2,474,566千円

平成10年度第3次補正予算により開発(平成12年8月)した「インターネットによる汎用電子申請システム」を用いて、実際の認証システム、原本性保存システム等との接続のために必要なインターフェース機能の開発を実施する。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

汎用電子申請システムの開発

 各種行政手続に対応しうる汎用的な電子申請システムを構築することにより、インターネットを利用した、オンラインでの申請・届出等を行うことが可能となる。

18

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(別紙)

平成15年度 経済産業省「汎用電子申請システム開発事業」の実施内容

(1)個別手続のオンライン化 ○当省が所管法令に基づく手続のうち、特許、輸出管理、調査統計などの個別の専 用システムを構築している手続以外の 4,444手続について、電子申請様式を作成。

○電子申請様式のフォーマットをオンライン主務省令に定められた様式に統一化。 (2)申請者支援機能の開発 ○Web版のサービスを開始

ネットワークの設定などを行うことなく、申請者が使用しているブラウザで、経

済産業省の HPに掲載されている様式をクリック、若しくは、e-Govに掲載される手続案内情報に張られた URLをクリックすることにより、申請書の作成を簡単に開始できるようになった。

○処分通知の受領、及び内容表示機能の開発 受領した処分通知の内容表示や処分通知に付与されている署名を検証することが

可能となった。 ○歳入金電子納付インターフェースの開発

インターネットバンキングなどと連携して、歳入金の電子納付が可能となった。 ○電子申請様式、申請書管理の変更 電子申請様式ファイルを通常のファイルと同じように管理することが可能となり、

LANにより共有されたディスクに申請書等のファイルを保管して複数のパソコンからアクセスすることにより、複数人での共同作業への対応も可能となった。

○添付資料の種類追加 オンライン主務省令で定められたオンライン登記情報提供システムの利用やスキ

ャナ記録添付、登記簿謄抄本又は住民票の省略の特例に対応。 ○一括署名機能の開発 署名操作を行う煩雑さを解消。 (○ICカードを使用した署名)

(3)審査官支援機能の開発 ○ブラウザを中心とした画面遷移へ変更 ブラウザで動作することにより、審査担当者の操作性の向上を実現

○電子公文書発行機能の開発 電子公文書の発行が可能となった。

19

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○省内の起案・決裁システムとの連携 受付~審査~起案~決裁~公文書発出までの全て電子で行うことが可能となった。 ○歳入金納付設定環境の整備 手数料や登録免許税の納付額、納付期限等の設定を行うことが可能となった。

(4)本番運用環境の整備、保守体制の検討・実証 ○障害、セキュリティ、バックアップに関する対応手順書を作成 ○ヘルプデスク業務手順書を作成 平成 16年 4月 1日から、外部、内部向けへ、各一人ずつ、ヘルプデスクを配置。

20

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事 業 実 施 報 告 書【府省名: 総務省 】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度事業内容

所要経費予算措置(千円)

700,000の内数 611,489の内数 358,285 0

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

700,000の内数 611,489の内数 358,285 0

運用等、恒常的に要する費用 0 0 0 0

   

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容) 公共分野の電子化(電子申請・届出等)に関わるモデルシステムの研究開発のうち、平成15年は地方税電子納税に関する技術の研究開発を実施し、成果を研究開発報告書として取りまとめた。

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等) 公共分野の電子化実現に向け、地方税の申告から納税に至る一連の手続等の電子化について指針化。

総務省内にけるテレコム部局と自治部局との連携施策として、研究開発を実施(15年度)。

 平成15年度をもって、一連の研究開発案件は全て終了。今後は各地方自治体において、研究成果の実用化を期待。

(平成16年度の運用経費等の内訳) なし。

 地方税電子化システムの実現に向けた、各地方自治体における施策の推進。

1,900,000の内数

0

平成15年度の事業実施状況

12年度

1,900,000の内数

(15年度までに要した開発経費の合計額) 3,569,774(千円)の内数

 公共性を有する業務の用に供し、当該業務の利便性を効果的に高める公共電気通信システム開発関連技術に関する研究開発を促進する観点から、ネットワーク上での本人確認、改ざん防止を実現する機能や、各地方公共団体における地方税の電子申告・納税システム等、電子自治体を構築する上で、共通の技術課題を解決するための研究開発を実施。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

公共電気通信システム開発における汎用技術の開発

 本研究開発の成果は、電子自治体を構築するための汎用的技術として、活用されることを期待。

組織・個人認証関連等技術

地方税電子納税関連技術

地方公共団体申請手続電子化システム(旧自治省と連携)

地方税電子申告関連技術

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公共電気通信システム開発における汎用技術の開発

1 これまでの取り組み 「特定公共電気通信システム開発関連技術に関する研究開発の推進に関する法律」(平成10年法

律第53号)を制定し、公共性を有する業務の用に供し、当該業務の利便性を効果的に高める公共電

気通信システム開発関連技術に関する研究開発を促進する観点から、ネットワーク上での本人確認、

改ざん防止を実現する機能等、電子自治体等を構築する上で必要となる共通の技術的課題を解決す

るための研究開発を実施。

2 施策の概要 総務省内におけるテレコム部局と自治部局との連携施策として、地方公共団体に対する申請・届出

等の行政手続きの、電子化に関する研究開発を平成12年度から実施。平成15年度は、地方税の電

子納税に関する技術について、研究開発を実施。

3 イメージ図

関係機関等InternetInternet

家庭・オフィス等

申請受付システム

・オンラインによる申請・電子認証による本人確認・オンラインによる通知 等

・オンラインによる申請・電子認証による本人確認・オンラインによる通知 等

・内容の自動チェック・関連DBとの連携・保管・更新管理

・内容の自動チェック・関連DBとの連携・保管・更新管理

地方公共団体(県市町村)

行政情報DB

行政情報DB

行政情報DB

家庭・オフィス等

2 地方税手続の電子化

電子申告電子納税

行政情報DB 等

行政情報DB 等

電子申告・納税システム

関係機関等地方公共団体

金融機関等

オンライン処理家庭・オフィスにて申告から納税まで一連の手続が一度に可能

申告から納税まで1度の手続ですめば納税率UPが期待

この部分の機能について研究開発を実施

1 申請手続等の電子化

InternetInternet

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事 業 実 施 報 告 書【府省名: 防衛庁        】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容 実験及び実証 実験及び実証技術評価基準体系の確立

所要経費予算措置(千円)*

0 0 0

(内訳) 開発等、一時的に要する費用 0 0 0

運用等、恒常的に要する費用 0 0 0

*自衛隊の隊員が運用することから、恒常的に要する費用は発生しない。

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)

前年度までに行った実験及び実証を活用して、各種情報セキュリティ機器の評価、運用に係る要領の策定、人的基盤の整備やノウハウの蓄積を行った。

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)

予定どおり実施。情報セキュリティに関する機器の評価、運用要領の策定、ノウハウの蓄積により、各種情報システムの設計及び構築の資として活用している。これまで育成した要員を政府機関に派遣し、政府における情報セキュリティ施策に貢献している。

(平成16年度の運用経費等の内訳)

今後の技術の進歩に対してもノウハウを蓄積し、これまで同様、政府のセキュリティ施策にも貢献する。

1,323,211

0

平成15年度の事業実施状況

12年度

システム整備

1,323,211

(15年度までに要した開発経費の合計額)

1,323,211(千円)

電子政府実現に必要不可欠なコンピュータ・セキュリティの確保にも資する人的・技術的基盤を構築するとともに、技術評価基準体系を確立する。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

システム・セキュリティの実装環境での運用評価を通じた技術評価基準体系の整備

構築した技術評価基準体系を、国防上支障のない範囲内でこれを開示し、他省庁等のセキュリティレベルの向上に寄与する。

23

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*:

高度

セキ

ュリ

ティ

シス

テム

構成

部隊

 L

AN

部隊

 L

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部隊

 L

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部隊

 L

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*ル

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制装

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基地

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ルサ

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指紋 *

ICカー

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部隊

 L

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部隊

 L

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Cisco4500

Cisco4500

個人

認証

評価

ネッ

トワ

ーク

評価

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シス

テム

のネ

ット

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ク構

成セ

キュ

リテ

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ネッ

トワ

ーク

構成

24

Page 29: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

運用

評価

監査

装置

タイプ

監査

装置

タイプ

監査

装置

タイプ

監査

支援

装置

タイプ

監査

支援

装置

タイプ

監査

支援

装置

タイプ

監査

器材

群管

理装

ルー

タ ルー

外部

監視

装置

タイプ

外部

監視

装置

タイプ2

防壁

装置

タイプ

防壁

装置

タイプ

防壁

装置

タイプ

遮断

装置

ウィル

ス駆

除管

制装

内部

監視

装置

認証

装置

履歴

取得

タイプ

履歴

取得

タイプ

メー

ルサ

ーハ

゙(

外部

メー

ルサ

ーハ

゙(

内部

)W

WW

サー

バ

(内

部)

WW

Wサ

ーハ

゙(

外部

セキ

ュリ

ティ

管制

装置

評価

装置

タイプ

2評

価装

置タイ

プ1

プロ

グラ

ム管

理サ

ーハ

外部

監視

評価

装置

内部

部監

視評

価装

置防

壁装

置タイ

プ1

評価

用D

Bサ

ーハ

ネッ

トワ

ーク

1ネ

ット

ワー

ク2

模擬

環境

ネッ

トワ

ーク

評価

シス

テム

構成

図ネ

ット

ワー

ク評

価シ

ステ

ム構

成図

WANへ

25

Page 30: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

認証ネットワーク部

生体

情報

入力

装置

F/

Wファイアウォール用

ゲートウェイ装

VPN

用ゲートウェイ装

VPN

用認

証装

VPN

用ゲートウェイ装

制御装置

生体

情報

用認

証装

認証

サーバ装

置認

証ライブラリ開

発装

認証

端末

装置

I

端末装置

I

ネットワーク

サーバ装

置データベース

サーバ装

置I

プリンタ

データ改

竄防止装置

端末装置

II

端末装置

III

認証

端末

装置

II

生体

情報

入力

装置

生体

情報

入力

装置

ルータ

F/

Wファイアウォール用

ゲートウェイ装

VPN

用ゲートウェイ装

ネットワークサーバ装

データベース

サーバ装

置II

生体

情報

入力

装置

端末装置

I

F/

Wファイアウォール用

ゲートウェイ装

VPN

用ゲートウェイ装

ネットワークサーバ装

データベース

サーバ装

置II

生体

情報

入力

装置

端末装置

II端末装置

III

端末ネットワーク部

プリンタ

端末装置

III

端末ネットワーク

I端末ネットワーク

II

VPN

用ゲートウェイ装

制御装置

VPN

用ゲートウェイ装

制御装置

WANへ

個人

認証

評価

シス

テム

構成

図個

人認

証評

価シ

ステ

ム構

成図

26

Page 31: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

【申請・届出等手続の電子化】

Page 32: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

事 業 実 施 報 告 書【府省名:文部科学省】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

所要経費予算措置(千円)

104,401(補正:327,433)

39,679(補正:320,221)

39,679 39,482

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

74,413 320,187 320,221 0

運用等、恒常的に要する費用

機器借料29,988(12ヶ月分)

機器借料   29,988運用委託費 9,691

機器借料   29,988運用委託費 9,691

機器借料   29,988運用委託費 9,494

   

放射線障害防止法及び原子炉等規制法等に基づく申請・届出等について、申請者の負担の軽減、行政処理の効率化・簡素化を目的として、電子申請システムの整備を行う。同時に、安全行政の効率的な推進に不可欠となる放射線取扱施設等の安全規制に関するデータベースを構築する。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

原子力安全規制等に係る申請等の電子化の推進

 本施策の実運用に伴い、行政側においては業務の迅速化・効率化が図られる。また、申請者側においてもオンラインによる申請が可能となることから負担の軽減が図られるものである。

63,887

機器借料3,302(1ヶ月分)

平成15年度の事業実施状況

12年度

67,189

(15年度までに要した開発経費の合計額)778,709千円

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等の

ための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)・手数料納付機能等の整備。・りん議・決裁システムの整備・申請・届出手続等の個別手続プログラムの追加作成

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)平成15年度のオンライン化実施にあたり、手数料納付機能等の整備、りん議・決裁システムの整備等を行い、平成15年3月末よりシステムの運用を開始した。

平成15年度末の運用開始を受け、平成16年度には、本システムを活用する職員の研修及びヘルプデスクの運用を開始する。また、平成17年度には、今国会で審議中の放射線障害防止法の改正に対応するため、一部手続きの修正等を行う予定。

(平成16年度の運用経費等の内訳)運用業務委託(ヘルプデスクに要する経費)・・9,494千円システム用サーバ借料 ・・・・・・・・・・・29,988千円

今国会で審議中の放射線障害防止法の改正及び、それに伴う今後の政省令の改正等を踏まえたシステムの改修を図る。

オンライン化実施システム構築・試験運用等

システムの構築、試験運用、実運用に向けて関係法令の精査、改正等

システムの実運用を開始

個別手続の申請書作成画面作成及びデータベース等の構築

成果を生かして文部科学省全体システムを構築

一部オンライン化実施

一部オンライン化実施

システム運用 ヘルプデスク運用

27

Page 33: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

申請書作成機能

(PD

F)

申請書

取込み機能

データ管理

機能

事業者データ

文部科学省殿

文部科学省殿

申請者

申請者

電子申請システム省内機能

申請者側機能

既存システム

開発機能

[凡例]

審査機能

従来のFD申請

紙による申請

オンライン申請

プログラム、

様式等の

ダウンロード

文部科学省オンライン申請システム

原子力安全関連システム構成図

オンライン

申請機能

状況・文書

照会機能

署名検証

機能

歳入金

納付機能

審査機能

公文書作成機能

(PD

F)

データ

管理機能

公文書作成・出力

機能(X

ML)

情報提供機能

運用管理機能

共管文書作成・出力

機能(X

ML)

共管形式変換機能

出力ファイル添付

出力ファイル添付

紙文書電子化システム

(光ディスク)

従来どおり

紙文書の受付

放射線障害防止

総合管理システム

(改修中)

事業者管理機能

(原規室・防環室・SG室)

安全管理業務システム

システム連携機能

申請書・公文書管理機能

許可詳細情報管理機能

申請書データ

様式

原子力安全

技術センター

原子力安全

技術センター

原子炉許可詳細

情報作成ツール

省庁間電子文書

交換システム

公文書閲覧

機能(X

ML)

イ ン タ | ネ ッ ト

連携データ

(C

SV)

申請書作成

機能(X

ML)

ダウンロードファイル

取込み機能

事業者マスタ作成ツール

申請書データ

事業者データ

申請書データ

事業者データ

RI室

RI室

28

Page 34: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

事 業 実 施 報 告 書

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

 システムの一部運用開始、システム整備

 有価証券報告書等の電子化の導入等

 システムの一部運用開始、システム整備

 有価証券届出書等の電子化の導入等

 残りのシステムの運用開始、システム整備

 大量保有報告書等の電子化の導入等

更なる基盤整備及び効率性や利便性の向上等

電子媒体による提出の原則義務化(平成16年6月~)

所要経費予算措置(千円)

1,397,842(補正:428,021)

733,439 909,617 1,111,477

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

978,326(補正:428,021)

258,771 312,772 322,676

運用等、恒常的に要する費用 419,516 474,668 596,845 788,801

   

今後の課題等(昨年度の反省点等)

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)

 ・平成15年6月より大量保有報告書等の電子化を可能とするためのシステムの運用開始。 ・EDINETによる開示書類等の提出会社数(内国会社)は、運用開始当初(平成13年6月末)  の約 500社から、平成16年3月末時点では約 3,900社に増加。 ・また、行政サービスの一環として行われている情報公開サイト(EDINET情報のインター  ネットによる提供)へのアクセス件数も平成15年度(平成15年4月 ~ 平成16年3月)では  月平均・約 83,600件を記録。

 平成16年6月からの開示書類等の電子媒体による提出の原則義務化を踏まえ、証券取引法関係法令等の整備を随時行っていくとともに、システム面においても、法令改正に伴う対応や利用者側の意見を勘案した上での利便性の向上等更なる整備・拡充を行う必要がある。

(15年度までに要した開発経費の合計額)

 ・平成12年度 ~ 平成15年度  2,290,001千円

本施策の効果

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)

 ・大量保有報告書等の開示書類等について、提出・公衆縦覧等の一連の手続を電子化。

287,764

平成15年度の事業実施状況

12年度

【府省名:    金 融 庁    】

 証券取引法における有価証券報告書等の提出・情報公開システムの整備・運用

 単に開示書類等の電子媒体を通じた提出等に止まらず、総合的な電子開示として提出・公衆縦覧等一連の手続きが効果的かつ効率的に機能し、証券市場を通じてIT推進及び経済新生が図られると考えられる。

740,132(補正:561,093)

 証券取引法に基づき提出される有価証券報告書等の開示書類等について、提出・受理・審査・公衆縦覧等をインターネットの活用により電子的に行うシステム(EDINET)を段階的に整備し、順次運用を開始するとともに、効率性や利便性の向上等を図る。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

 システム整備・試験運用

1,027,896(補正:561,093)

29

Page 35: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

事 業 実 施 報 告 書

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

 利用者側において財務諸表データの加工・分析が容易に行える等の更なる利便性向上のため、財務書類の作成・開示用として世界的に汎用性のあるXBRL(プログラム言語)の活用等について、今後、IT技術の進展を考慮しながら検討を行っていく必要がある。

 平成16年からの原作義務化を踏まえ、大容量ファイルでの提出等に対する受理機能の拡充等の基盤整備推進を行うほか、開示書類の印刷機能や検索機能の拡張等により、電子開示システムの利便性・効率性の更なる向上を図る予定。

 また、金融庁のモデル事業として採択、予算措置(平成16年度 322,676千円)されたことを踏まえ、効率的かつ効果的な事業推進により、インターネットによる情報公開サイトへアクセス件数の増加等定量的な政策目標の達成に向け、システムの整備・拡張を進めていく予定。

(平成16年度の運用経費等の内訳)

 ・電気通信役務 ⇒ 763,865千円   システム機器等(本番機システム、セキュリティ対策等)   システム運用費(ハウジング費用、ヘルプデスク費用等)   ネットワーク経費(インターネット回線等) ・その他 ⇒ 24,936千円   証券閲覧室システム賃借料等

【府省名:    金 融 庁    】

30

Page 36: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

有 価 証 券 報 告 書 等 提 出 会 社

投 資 者 等

財務

受理

縦覧

(閲覧

室)

情報

公開

報告

書デ

ータ

ベー

審査

業務

支援

取引

所日

証協

メリ

ット

事務

負担

軽減

イン

ター

ネッ

イン

ター

ネッ

モニ

ター

画面

受理

、審

査及

び縦

覧事

務の

効率

企業

情報

への

容易

・迅

速な

アク

セス

の確

有価

証券

報告

書等

の電

子化

後の

開示

関連

事務

の流

モニ

ター

画面

31

Page 37: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

(参考)

電子開示手続等に係るEDINET適用時期

適用

時期

開示

書類

等H13/

6H14/

6H15/

6H16/

6H17/

6H18/

6H19/

6

[流通開示手続]

電○有価証券報告書

○半期報告書

○臨時報告書

書面による提出

任意

原則

適用

子○秘密事項の非縦覧申請

(上記書類に係るもの)

開[上

記以外の電子開示手続]

○有価証券届出書

○発行登録書

示○発行登録追補書類

○秘密事項の非縦覧申請

(上記書類に係るもの)

手○発行登録取下届出書

書面による提出

任意

原則

適用

○自己株券買付状況報告書

○公開買付届出書

続○意見表明報告書

○公開買付報告書

○公開買付撤回届出書

任○有価証券通知書

意○発行登録通知書

書面による提出

任意

電○別途買付禁止の特例を受

子けるための申出書

開 示 手○大量保有報告書

続○変更報告書

書面による提出

任意

○基準日の届出書

(注)「電子開示手続」は原則適用(平成16年5月

31日までは任意適用)、「任意電子開示手続」は任意適用である。

32

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事 業 実 施 報 告 書【府省名:財務省(国税庁)】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

システム設計  システム開発、 機器を設置

システム開発、システム運用

システム運用、システム開発

所要経費予算措置(千円)

    1,705,581(補正:2,669,900)

    10,526,435(補正:799,629) 10,060,177 9,025,756

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

    1,705,581(補正:2,669,900)

    8,698,300(補正:799,629) 4,485,046 -

運用等、恒常的に要する費用

         0(補正:     0)

    1,828,135(補正: 0) 5,575,131 9,025,756

   

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容) システムのテストなどを行い、名古屋国税局管内の納税者を対象として、平成16年2月から所得税等の申告手続について運用を開始し、3月に電子納税等に利用手続を拡大した。

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)

 安定的な稼働に留意した段階的な導入方策を実施した結果、平成16年2月の運用開始以降、現在まで大きなトラブルもなく順調に稼働している。また、3月末の確定申告期限までの名古屋国税局管内における所得税及び消費税(個人事業者)申告の利用件数は2,970件(所得税2,482件、消費税482件)となっている。

 納税者等にとっては、本システムを利用するためのソフトウェアとして国税当局が提供するもののほか、当局からの仕様公開を実施した結果、民間会社等の開発した電子申告対応の市販ソフトの利用も可能となっている。また、電子申告については、欧米諸国やアジア諸国において近年インターネットを利用した申告手続が普及しつつある。

 利用可能な申告手続を拡大するとともに、システムを利用した納税者等へのアンケート実施等により本システムに対する納税者等のニーズを的確に把握し、システム改善に反映するなど本システムが納税者等にとってより使いやすいものとなるよう配意していく。

(平成16年度の運用経費等の内訳)  システム開発 2,208,098 千円  機器借料等  3,963,721 千円  運用経費   2,853,937 千円

 引き続きシステムの安定的な稼働を最優先に、平成16年6月に利用可能地域を全国に拡大する。

554,866

平成15年度の事業実施状況

12年度実験の実施

554,866

(15年度までに要した開発経費の合計額)  19,183,322 千円

 平成15年度までに、国税の申告手続等をインターネット等のネットワークで行うことのできる電子申告システムを構築し、一部の税目等について運用を開始。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

 国税の電子申告システムの整備運用

 納税者は、自宅や事業所等に居ながらにして、インターネットを利用した申告を行うことが可能となる。 また、企業は電子化された経理データを活用して、会計処理と税務申告といった一連の作業を電子的に処理でき、コストを削減することができる。

12年度の実験等を踏まえ、システムを構築する。

引き続きシステムを構築するとともに、機器設置する。

システムのテストなどを行い、一部の運用を開始する。

全国に運用地域を拡大するとともに、税制改正などに伴うシステム開発を行う。

33

Page 39: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」(以下「e-Tax」といいます。)を利用するこ

とにより、これまで書面により行われていた手続(所得税、法人税及び消費税に係る申

告、全税目の納税及び申請・届出等)をインターネット等でも行うことができるように

なります。 e-Tax の運用開始に当たっては、以下の方法により、安定的な稼働を確認しつつ段階

的に利用者や業務を拡大していく予定です。

なお、e-Tax は、現在基盤整備が行われている、公的及び民間の電子認証並びに納税

に関する金融機関システムの整備及び普及を前提としています。

(注)名古屋国税局管内(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の4県)の納税者の方が利用

できるようになります。

16年2月2日

16年3月 22日

16年6月1日

16年9月

名古屋国税局管内(注)において 所得税申告、消費税申告(個人)の 運用を開始

名古屋国税局管内において 法人税申告、消費税申告(法人)、納税、

申請・届出等について運用を拡大

全国に運用を拡大

申請・届出等について運用を拡大 (以降)

平成16年2月より 国税の電子申告・電子納税等ができるようになります

始めは名古屋国税局管内から

― 国税電子申告・納税システム(e-Tax)の運用開始のお知らせ ―

平成 16年4月 国 税 庁

名古屋局管内以外の納税

者の開始届出書の受付は 平成 16年 4月 1日から

名古屋局管内の納税者の 開始届出書の受付は 平成 15年 11月 4日から

〇 本システムの概要や利用に当たっての手続等については、e-Tax ホームページに掲載しています。e-Tax ホームページ (http://www.e-tax.nta.go.jp)

〇 e-Tax の利用開始のための手続、e-Tax ソフト及びその他 e-Tax に関するご質問は、ヘルプデスクにおたずねください。全国どこからでも市内の通話料金でご利用いただけます。 【利用時間】月~金(除く祝日)の午前 9時から午後 5時(平成 16 年2月 16 日~3月 15 日は午後 7時まで)

e コ ク ゼ イ ℡ 0570-015901

※ 「e-Tax ホームページ」にも問い合わせコーナーを設けています。

手手 続続 のの 詳詳 細細 にに つつ いい てて はは ee--TTaaxx ホホ ーー ムム ペペ ーー ジジ 又又 はは ヘヘ ルル ププ デデ スス クク へへ

34

Page 40: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

e-Tax を利用される方は、開始届出書に住民票の写しなど一定の書類を添付(提示)

して、事前に納税地を所轄する税務署長に書面で提出し、利用者識別番号及び暗証番号

等を取得する必要があります。

開始届出書の様式は税務署の窓口で受け取る方法のほか国税庁ホームページからも入

手できます。

なお、e-Tax の利用のためには、あらかじめ一定の条件を満たした電子証明書を取得

しておく必要があります。

(注)電子納税のみを利用される方については、電子証明書が不要な場合があります。

申告及び申請・届出等の手続

電子申告等を行う場合には、基本的には次の手順で行うことになります。

① 利用者識別番号等と一緒に送付される国税電子申告・納税システム利用者用ソフト

ウェア(以下「e-Tax ソフト」といいます。)などを利用して申告等データを作成した

上で、電子署名と電子証明書の添付を行います。

② 次に、e-Tax の受付システムにアクセスし、利用者識別番号及び暗証番号を入力し

てログインした後、申告等データを送信します。

なお、医療費の領収書など納税者以外の方が作成した証明書類等の添付書類につい

ては、別途送付等により提出していただくことになります。

③ 利用者は、受付システムに用意される各自のメッセージボックスを見ることにより、

送信データの内容を確認することができます。

納税の手続

電子納税を行う場合には、基本的には上記①、②と同様の方法で、e-Tax の受付シス

テムに、納付する税目や金額などの情報を登録した上で、金融機関のインターネットバ

ンキングやATMを利用して、ご自分の預貯金口座からの振替えにより納付を行うこと

になります。(登録方式)

このほか、申告所得税、法人税及び消費税については、受付システムへの税目、金額

等の事前の登録なしに、インターネットバンキングやATMを利用して直接納付手続が

行える簡便な方法もあります。(入力方式)

ごご利利用用開開始始ののたためめのの手手続続

申申告告・・納納税税等等のの手手続続

税 務 署

利用者識別番号、暗証番号及び CD-ROM(e-Taxソフト)の取得

利 用 者 開 始 届 出 書

+ 本人確認書類(住民票の写し等)

送 付

送付又は持参

35

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事 業 実 施 報 告 書【府省名: 経済産業省 】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容機能高度化・個別手続対応

(個別業務システム)システム構築実証試験・運用機能高度化(汎用システム)様式・処理手順支援機能の開発

(個別業務システム)システム構築実証試験・運用機能高度化(汎用システム)様式・処理手順支援機能の開発

 電子申請の試験運用

(汎用システム)電子公文書の流通に

向けた対応

省内の文書事務システムとの連携に向けた

対応

個別業務システムとの連携など、利用者拡大に向けての普及・指導

所要経費予算措置(千円)

3,690,927 1,496,404 1,053,734モデル予算(電子経済産業省構築事業:5,164,452)の内数

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

3690927(補正:500,000)

734,358 396,191

モデル予算(電子経済産業省構築事業開発委託費:931,369)の内

運用等、恒常的に要する費用 762,046 657,543 624,511

   

経済産業書所管法令における申請・届出の電子化

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

経済産業省所管全法令におけるペーパレス申請のシステムの整備・運用

 申請・届出等手続の電子化を行うことにより、行政手続に伴う国民負担の軽減、行政サービスの向上等が可能となる。

平成15年度の事業実施状況

12年度

システム構築・実証試験

940,000

(15年度までに要した開発経費の合計額)5,761,476千円

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)平成14年7月に策定した「経済産業省 行政手続等の電子化推進に関するアクション・プラン」に基づき、約5,400手続をオンライン化。汎用電子申請システムにおける申請件数は、1,145件である。

(具体的な事業実施内容)○平成14年度に策定した「経済産業省 行政手続等の電子化推進に関するアクション・プラン」の実施○外為法EDIシステムの運用○工業標準策定システムの運用○工業統計調査票の電子保存の運用 等

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

○今後、予想される法改正や新法制定に伴う電子申請様式等の作成・変更作業の効率化、システムへの自動登録等の環境の整備○業務・システム最適化計画に基づいた各個別業務・システムの最適化

(平成16年度の運用経費等の内訳)○外為法EDIシステムの運用 407,679千円○工業標準策定システムの運用 168,032千円○汎用電子申請システム運用 48,800千円

個別業務システムとの連携など、利用者拡大に向けての普及・指導電子証明書の省庁間での流通電子委任状による代理申請への対応省内職員の審査環境の高度化に向けた対応法令改正等に伴う電子申請様式の作成・変更作業の効率化

940,000

36

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プレス発表

全行政手続の電子化について

平成16年3月26日

経 済 産 業 省

1.概要経済産業省では、当省所管法令に係る全ての行政手続(約5400手続)について、

3月29日から、24時間365日、オンラインによる電子申請の受付を開始することといたしました。また、オンライン受付を行った案件については、申請のみならず、そ

の申請に関する経済産業省からの通知も電子的に行います。

2.具体的内容

(1)対象手続当省所管法令に係る国が行うすべての手続(約5400手続)

(2)電子申請システムの本格稼働開始日

平成16年3月29日(ただし、申請等を行う際に歳入金(手数料)の納付を伴

う手続の一部及び情報公開法関係の手続については、平成16年3月31日)

(3)電子申請システムを利用した場合の主な変更点・ これまで書面でしか行えなかった申請等をオンラインで行うことができます。そ

の際、申請・届出書には、印鑑ではなく電子署名を付していただきます。・ 複数府省に同じ書類を提出しなければならなかった申請等が、電子申請を利用し

、 、 。た場合 窓口の一元化が図られますので 1カ所に提出することで十分となります

・ オンライン受付を行ったものに係る処分通知が電子的に発行されます。本処分通知には、経済産業省認証局が発行する電子署名が付されます。

(4)電子申請の利用方法

http://www.e-gov.政府全体としての電子政府窓口であるe-Govサイト(イ ー ガ ブ

)から利用できます。go.jp/

(お問い合わせ先)

経済産業省大臣官房情報システム厚生課

担当者:田中、石川電 話:03-3501-1511(内線2313)

03-3501-1757(直通)

37

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(参考

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事 業 実 施 報 告 書【府省名:   総務省    】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度個別行政手続処理及び共通処理ソフトウェア開発

個別行政手続処理及び共通処理ソフトウェア開発

個別行政手続処理ソフトウェア開

個別行政手続処理ソフトウェア開

システム整備・試行運用・一部運用開

システム整備・試行運用・一部運用開

試行運用・運用開始

本格運用

所要経費予算措置(千円)

531,753(補正:271,103)

798,712 707,710 352,295

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

479,711(補正:271,103)

556,401 444,471 89,421

運用等、恒常的に要する費用

52,042(補正:     0)

242,311 263,239 262,874

   

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容) ① 電子申請・届出が可能な手続きの追加 ② 手数料等の電子納付への対応 ③ 利用可能なJava実行環境の追加

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等) ① 申請・届出等249手続(注1)のオンライン化実施   (オンライン化実施済手続総数 H14:535手続→H15:784手続(注1)) ② 手数料等の電子納付対応    ・H16.3.29より実施。15年度は実績なし ③ 電子申請・届出システム利用状況    ・トップページへのアクセス件数…H14:121,161件→H15:67,948件(注2)    ・利用件数…H14:2件→H15:17件 ④ 電子申請の体験コーナー利用状況    ・トップページへのアクセス件数…H14:31,642件→H15:19,399件(注2)    ・体験申請件数…H14:1,066件→H15:1,218件(注2)

  (注1) H15年度のオンライン化手続数及び実施済手続総数は、アクションプランベースの件数     について現在集計中のため、システム開発数を掲載している。  (注2) H15年度のアクセス件数等については、H15年4月~6月分のデータ喪失のため、同年     7月~H16年3月までの9か月分の件数である。

特に無し。

・新規法令の制定や法令の改正に伴うオンライン手続の開発・修正・一括申請機能の追加等、申請者の利便性向上に向けた検討

(平成16年度の運用経費等の内訳) ・通信回線費用     17,262 ・機器借料      195,577 ・運用委託       50,035

・既存の審査支援データベースとの連携・オンライン申請の利用促進

900,298(H12補正)及び認証局実証実験の内数の合計額

0

平成15年度の事業実施状況

12年度個別行政手続処理ソフトウェア開発

900,298(H12補正)及び認証局実証実験の内数の合計額

(15年度までに要した開発経費の合計額) 2,938,473及び認証局実証実験の内数の合計額

(及び認証局と伴に実施する実証実験)

事業内容

平成12年度中に関係省庁と連携し、GPKIの実証実験を実施するとともに、平成15年度までに、総務省所管の行政手続をインターネットを利用し、ペーパーレスで行えるオンラインシステムを構築し、運用する。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

総務省所管法令におけるペーパーレス申請の先導的システムの整備・運用

総務省所管法令における申請・届出等手続が、インターネットを利用し、ペーパーレスで行えるようになる。

39

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総務省電子申

付システムと連

に関して、従来

等を利用しての

また、利用可能

を追加した。

【手数料等電子

電子申請・届出

インイン

申請

電子申請・届出

インイン

申請

総務省電子申請・届出システムにおける機能拡充

(平成15年度実施事項)

請・届出システムは、平成15年度において、財務省が運営する歳入金電子納

携し、手数料、登録免許税等、申請に伴って発生する各種納付金が必要な手続

の金融機関の窓口等での納付に加えて、インターネットバンキング又はATM

電子納付を実現した。

な Java実行環境として、新たに Sun Microsystems社 Java 2 Runtime Environment

納付対応】

財務省会計センター

ママルルチチペペイイメメンントト

ネネッットトワワーークク

金融機関

手手数数料料のの決決済済機機能能

申請者

システム

入金

ターネットターネット

霞霞がが関関WWAANN

・納付

通知

納付状況照会・確認

財務省会計センター

ママルルチチペペイイメメンントト

ネネッットトワワーークク

金融機関

手手数数料料のの決決済済機機能能

申請者

システム

入金

ターネットターネット

霞霞がが関関WWAANN

・納付

通知

納付状況照会・確認

40

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事 業 実 施 報 告 書

【府省名:国土交通省】

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度システム構築実証実験

・受付システムの運用・法令手続の追加・機能高度化

・受付システムの運用・法令手続の追加・機能高度化

・受付システムの運用・法令手続の追加・機能高度化

・受付システムの運用・法令手続の追加・機能高度化

・12年度の実証実験を踏まえ受付システムを構築し、13年6月に運用を開始・206手続についてオンライン化

・542手続についてオンライン化

・1,382手続についてオンライン化

・16年度電子化手続等(約400手続)についてオンライン化

所要経費予算措置(千円)

434,242499,207

(補正:3,165,000)3,410,812 2,220,633 1,711,038

(内訳)  開発等、一時的     に要する費用

434,242410,671

(補正:3,165,000)2,929,336 1,659,756 940,036

運用等、恒常的に要する費用 0

88,536(補正:     0)

481,476 560,877 771,002

今後の課題等(昨年度の反省点等)

参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

国土交通省所管法令におけるペーパーレス申請のシステムの整備・運用

電子政府の実現行政手続に係る国民負担の軽減行政サービスの向上

事業内容

平成15年度の事業実施状況

(15年度までに要した開発経費の合計額)

・8,599,005千円

(具体的な事業実施内容)

平成15年度中に1,382手続(累計2,130手続)についてオンライン化実施。なお、平成15年度末までのオンライン申請件数は5,693件(13年度:940、14年度:1,663、15年度3,090)である。

・官職証明書の有効期間経過後における電子公文書の真正性確認方策  等

・システム機器借料・保守:279,489千円・システム維持管理業務委託費:235,434千円・地方局経費・その他:256,079千円

特になし

国土交通省所管法令における申請・届出等手続のオンライン化

事 業 計 画

・オンライン化様式の開発・納付情報管理機能、代理申請機能、連名申請機能等の各種機能拡充・オンライン申請システム利用者説明会の開催     等

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

(平成16年度の運用経費の内訳)

・16年度以降にオンライン化することとした手続の様式開発・利用者利便性向上のための機能の高度化

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記者発表資料

平成16年3月25日

国 土 交 通 省

申請・届出等手続のオンライン化について

国土交通省においては、「国土交通省電子政府構築計画」等を踏まえ、従来より申

請・届出等手続のオンラン化を推進してまいりましたが、これまでオンライン化した

手続とあわせて、今年度末において2,000を超える手続のオンライン化を実施す

るとともに、「国土交通省オンライン申請システム」(汎用受付等システム)の機能

追加等を行います。その概要は、以下のとおりです。

1.申請・届出等手続のオンライン化の概要(別添1参照)

国土交通省では、平成13年6月にオンライン申請を開始して以来、平成14年

度末までに748手続のオンライン化を推進。

平成15年度末までに、1,382手続のオンライン化を実施し、累計で2,1

30手続の申請・届出等手続のオンライン化を実現。

2.「国土交通省オンライン申請システム」の機能追加等の概要(別添2参照)

平成15年度末より、国土交通省オンライン申請システムに、①手数料等の電子

納付、②申請書の取下げ、③代理人による申請、④連名による申請、⑤利用者・申

請提出者情報のオンライン登録・変更、⑥公文書の取得、⑦別送書類の受付等の機

能追加及び申請・届出等の24時間・365日受付を実施するとともに、オンライン

申請システムの利用方法等に対する相談・案内の受付窓口(ヘルプデスク)を設置。

連絡先・担当

総合政策局情報管理部情報企画課(行政情報システム室)

オンライン申請対策官 宇隨 幸雄

(内線 )℡ 03-5253-8111 28-162(直通)03-5253-8336

42

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別添1

国土交通省所管の国が行う申請・届出等手続のオンライン化について

1.オンライン化の経緯

平成13年6月 経済産業省とともに各府省に先駆けてオンライン化開始

〃 国土交通省認証局運用開始

平成13年度末までに 累計で206手続のオンライン化

平成14年度末までに 累計で748手続のオンライン化

平成15年4月~平成16年3月1日まで

600手続のオンライン化

平成16年3月29日 523手続のオンライン化

平成16年3月31日 259手続のオンライン化

平成15年度末までに 累計で2,130手続のオンライン化

2.3月29日よりオンライン申請による受付を開始する主な手続

○ 決算関係書類の提出 (中小企業等協同組合法)

○ 工作物の新築等の許可 (河川法)

○ 自動車分解整備事業の認証に係る変更届 (道路運送車両法)

○ 第一種利用運送事業の登録の通知 (貨物利用運送事業法)

○ 測量成果の使用の承認(基本測量) (測量法)

○ 特定港内における工事等の許可 (港則法)

3.3月31日よりオンライン申請による受付を開始する主な手続

(手数料等の納付を必要とする手続)

○ 管理業務主任者の登録事項の変更の届出 (マンションの管理の適正化の推進に

関する法律)

○ 運行管理者資格者証の交付 (貨物自動車運送事業法、道路運送法)

○ 船舶検査 (船舶安全法)

○ 航空機装備品の予備品証明 (航空法)

○ 測量成果又は測量記録の謄本、抄本の交付 (測量法)

(基準点等)

43

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別添2

「国土交通省オンライン申請システム」の機能追加等の概要

1.オンライン申請システムの機能追加の内容

平成16年3月29日(手数料等の電子納付については3月31日)よりオンライン

申請システムに以下の機能が追加されます。

①手数料等の電子納付

手数料等の伴う手続について、 やインターネットバンキング等により手数ATM料等を納付し、オンライン申請を行うことができます。(一部地方支分部局は来年

度より)

②申請書の取下げ

オンライン申請システムのホームページから申請書の取下げができます。

③代理人による申請

申請提出者として代理人を登録し、ID・パスワードを発行し、申請可能な手続

きを登録することにより代理人(海事代理士、行政書士等)による申請を可能とし

ます。

④連名による申請

複数の申請提出者の連名署名を付与した申請書を申請できます。

⑤利用者・申請提出者情報のオンライン登録・変更(代理人による申請等を除く。)

利用者整理番号を取得済みの利用者の方は、国土交通省オンライン申請システム

ホームページから、利用者情報、申請提出者情報、法令・申請手続情報についてオ

ンラインにより登録・変更ができます。

⑥公文書の取得(一部手続)

国土交通省オンライン申請システムのホームページから、許可書等電子公文書を

ダウンロードにより取得できます。

⑦別送書類の受付

容量の大きな添付書類等をオンライン申請による申請書提出とは別に郵送等によ

り提出できます。

⑧様式仕様の公開(一部手続)

企業内部のシステムで作成しているデータを活用して申請・届出が行えるよう、

国土交通省オンライン申請システムの申請ファイルのデータ形式や形式チェックに

関する仕様を公開します。

2.オンライン申請システムの運用時間の変更

平成16年3月29日午前9時より、国土交通省オンライン申請システムによる申請

・届出等の受付時間が24時間・365日となります。

3.ヘルプデスクの設置

オンライン申請システムの利用方法等に対する相談・案内の受付窓口(ヘルプデス

ク)を設置します。

(℡: , : )03-5253-8337 e-mail [email protected]

44

Page 50: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

申請書等提出

公文書発行

申請書等作成・送信 受付・審査等

許可書等受領 許 可 等

国土交通省オンライン申請システム

申請者

申請書等

電子証明書

電子署名

金融機関

マルチペイメントネットワーク

インターネット

ATM・インターネットバンキング等

手数料の電子納付

・申請書の取下げ・別送書類の受付

事前準備

利用者・申請提出者情報のオンライン登録・変更

「国土交通省オンライン申請システム」の概要「国土交通省オンライン申請システム」の概要「国土交通省オンライン申請システム」の概要参考資料参考資料

公文書

官職証明書

電子署名

申請者・代理人・連名者等・代理人による申請・連名による申請

公文書の取得

様式仕様の公開

オンライン申請システムホームページ

財務省電子納付システム

:機能追加の内容

【凡例】

申請者の利便性向上・多様な申請方法への対応のため各種機能追加を実現

24時間365日運用

オンライン申請システムとは国民からの申請・届出等の手続をインターネットを通じて汎用的に受け付けるシステムです。

45

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事 業 実 施 報 告 書【府省名: 総務省  】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度事業内容

(1)調達情報提供の充実  及び調達情報への簡 易なアクセス

システム運用

(2)競争契約参加資格審 査・名簿作成の統一

システム運用

(3)入札・開札の電子化 システム整備 システム運用

所要経費予算措置(千円)

200,000(入札・開札の電子化経費)

400,000(入札・開札の電子化経費)

110,779(入札・開札の電子化経費)

128,034(入札・開札の電子化経費)

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

200,000(入札・開札の電子化経費)

311,000(入札・開札の電子化経費)

運用等、恒常的に要する費用

平成13年度以降の(1)(2)の運用経費は、各省庁分担

89,000(入札・開札の電子化経費)

110,779(入札・開札の電子化経費)

128,034(入札・開札の電子化経費)

   

総理直轄のバーチャル・エージェンシー「政府調達手続の電子化プロジェクト」の検討結果に基づき、全省庁において、物品等の調達手続の電子化に取り組むことにより、企業の負担軽減及び行政事務の効率化を図る。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

政府調達(公共事業を除く)の電子化の推進

 現在、紙ベースで行われている政府調達の諸手続を電子化することにより、企業の負担軽減と行政事務の簡素化・効率化を図る。

49,000

平成15年度の事業実施状況

12年度

350,000

(15年度までに要した開発経費の合計額)      812,000千円(具体的な事業実施内容)①調達情報提供の充実及び調達情報への簡易なアクセス 政府調達情報の統合データベースシステムの構築及び機器等の配備。②競争契約参加資格審査・名簿作成の統一  統一基準に基づく新システムの構築及び機器等の配備。③入札・開札の電子化  各省庁で利用可能な汎用性のあるシステムとするため、全省庁が参加する連絡会議において検討を行い、平成14年2月に統一的な仕様を決定した。この仕様に基づき、平成14年度にプログラム開発を行い、平成14年10月より総務省で運用を開始した。また、平成15年3月、開発した電子入札・開札システムのプログラムを各省庁に配布し、全省庁は平成15年度中に導入した。(2年間前倒しで実施。)

システム整備

平成13年度から運用するためシステム構築

システム整備

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のた

めの改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(本年度の目標に対する達成状況)①調達情報提供の充実及び調達情報への簡易なアクセス  政府調達情報の統合データベースシステムを構築し、平成13年6月より運用を開始した。(ポータルサイトへのアクセス数は1日当たり約800件)②競争契約参加資格審査・名簿作成の統一 (平成16年3月末現在の申請者数は65,000社)  統一基準に基づく新システムを構築し、平成13年1月より運用を開始した。③入札・開札の電子化  総務省において、平成14年10月より電子入札・開札システムの運用を開始した。(平成16年3月末現在の入札処理件数は約330件)

 政府調達(公共事業を除く)手続の電子化推進省庁連絡会議において検討を行っているもの。

①調達情報提供の充実及び調達情報への簡易なアクセス 統合データベースの更なる充実を図る。②競争契約参加資格審査・名簿作成の統一 及び ③入札・開札の電子化システムの着実な運用を図る。④契約の電子化  平成16年6月を目途に中間報告をとりまとめ、引き続き、平成16年度末を目途に、そのあり方について検討する。

(平成16年度の運用経費等の内訳)情報処理業務庁費 81,616通信専用料 2,318電子計算機等借料 44,100

 構築したシステムの着実な運用を図るとともに、契約の電子化のあり方について検討する。

301,000

46

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従来

新しい取り組み

政府調達情報の統合データベース

政府調達情報の統合データベース

インターネット

全省庁の

調達情報

インターネット上

で全省庁の調達

情報を一覧可能

一部省庁

自省庁の

調達情報

インターネット

閲覧

自省庁の

ホームページ

全省庁の調達情報

を一括した政府調達

情報の統合データベ

ース(調達総合情報

システム)を構築

平成13年6月運用開始

企業

企業

企業

企業

各省庁

各省庁

各省庁

各省庁

閲覧

検索

それぞれの

省庁に、それ

ぞれアクセス

47

Page 53: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

インターネット

B省

B省

各省庁

各省庁

取りまとめ省庁

取りまとめ省庁

各省庁

各省庁 A省

従来

新しい取り組み

各省ごとの審査基準

・内容確認

・資格審査

・結果通知

・名簿作成

A省

結果通知書

申請書

(写) インターネット申請

結果通知書

入力

結果通知書

結果通知書

出力

統一名簿

データ送信

送付

持参による申請

参加資格審査の統一

参加資格審査の統一

持参による申請

希望する省庁

すべてに申請

内容確認

調達総合情報システムによる審査

(統一基準)等の事務を一括処理

送付

送付

企業

企業

企業

企業添付書類

申請書

いずれか

1省庁に申請

資格は全省庁

に有効

添付書類

申請書

添付書類

申請書

平成13年1月運用開始

インター

ネット

による

申請も

可能

48

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平成14年10月(総務省)

平成15年度に全省庁

入札・開札の電子化

入札・開札の電子化

入札入札者(又は職員)

立ち会い

落札者決定

開札

暗号化

結果通知

締切時間管理

現状

新しい取り組み 入札

入札書

入札書

入札書

入札者(又は職員)

立ち会い

認証機関

インターネット

契約担当官

契約担当官

電子入札書

入札書

入札書

入札書

入札書

落札者決定

開札

入札書

入札書

持参又は郵送

持参又は郵送

入札書

企業

企業

企業

企業

各省庁

各省庁

各省庁

各省庁

インターネット

による入札

も可能

49

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【総合行政ネットワーク、その他の関連施策】

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事 業 実 施 報 告 書

【府省名:総務省】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

  運用開始 国の霞が関WANとの相互接続

 運用の拡充  運用の拡充

所要経費予算措置(千円)

地方財政措置により適切に支援(50億円程度)

地方財政措置により適切に支援(80億程度)

地方財政措置により適切に支援(125億程度)

地方財政措置により適切に支援(125億程度)

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

1,850,000 5,100,000 9,300,000 0

運用等、恒常的に要する費用 3,210,000 2,900,000 3,200,000 12,500,000

   

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

総合行政ネットワークの構築に向けた実証実験等

1.各地方公共団体の情報化に対するインセンティブが高められる。2.国と地方公共団体の大規模ネットワーク間相互接続による情報の共有化の促進。3.行政事務の効率化。4.重複投資の抑制。

 実証実験

1,500,000

(15年度までに要した開発経費の合計額)15億円(ただし、実証実験に要した経費)

2003年度までに、各地方公共団体の自主的な取り組みにより、総合行政ネットワークの整備と国の霞が関WANとの接続が図られることを期待する。

事 業 計 画

1,500,000

平成15年度の事業実施状況

12年度

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

(具体的な事業実施内容)平成15年度末までに、全市町村のLGWANへの参加を要請。

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)平成15年度末までに、全市町村がLGWANに参加したことにより、電子自治体の基盤としてのLGWANが本格的に運用を開始した。

(平成16年度の運用経費等の内訳)地方財政措置により適切に支援

国から地方公共団体に発する文書を原則電子化する。国の各府省の業務系ネットワークをLGWAN・霞が関WANへ統合する。

13年10月に全都道府県及び指定都市が参加して運用開始。さらに一部市町村においても接続準備。

市町村の参加の要請を継続。LGWANを活用したASPサービスを推進。

全市町村の参加を要請。LGWANを活用したASPサービスの推進。

LGWANを活用したASPサービスを推進。LGWANと霞が関WANの有効な連携を図る。

50

Page 57: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

総合行政ネットワーク

LGWANは、地方公共団体の庁舎内に設置するLGWANサービス提供設備、都道府県ネット

ワークオペレーションセンター(以下「都道府県ノ ッ ク

NOC」という。)、全国ネットワークオペレ

ーションセンター(以下「全国NOC」という。)から構成される。

これらの施設及び機能は、セキュアなネットワークを実現するために、専用回線で接続され

ている。

平成 13年 10月に都道府県及び政令指定都市の参加により運用を開始し、平成14年 4月

に国のネットワークである霞が関WANと接続したところである。

また、平成 16 年 3 月の全地方公共団体の参加により、平成 16 年 4 月以降、地方公共団

体のネットワークとして本格運用を始めることとなった。

国と地方の行政機関を相

互に接続(迅速な文書交換

や法令や統計の情報共有)

盗聴・改ざん・成り

すまし・事後否認の

24時間、 どこからでも

アクセス可能

住民

民間企業

全国NOC

都道府県NOC

都道府県NOC

市町村

市町村

都道府県

都道府県 専用回線を利用し

たセキュアなネッ

トワーク

(平成 14 年 4月 相互接続

LGWANサービス提供設備

庁内LAN

霞が関WAN

インターネットを利用した住民サービスの提

防止

インターネット 公共施設の端末

個人認証基盤

組織認証基盤

電電子子調調達達

施施設設予予約約

情情報報提提供供

電電子子申申請請

LGWAN の構

地方公共団体 (都道府県、市町村)

51

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事 業 実 施 報 告 書【府省名:国土交通省】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

  実証実験

システム全体の枠組みの在り方の調査・検討、調査検討内容に基づく模擬システムによる実験・評価を実施

  仕様策定

システムの基本設計、詳細設計、それに基づく仕様の策定

 システム開発、  実用化試験

システム開発、整備の推進、実際の運用と併用した試験運用の実施

 システム改良、  実用化試験

平成15年度開発したシステムの改良及び対象範囲・地域等を拡大した試験運用の実施

所要経費予算措置(千円)

219,964200,484

(関係4省庁による連携要求)

1,070,376(関係4省庁による連携要求)

1,230,435(関係4省庁による連携要求)

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

219,964 200,484 1,070,376 1,230,435

運用等、恒常的に要する費用 0 0 0 0

   

平成17年(2005年)を目標として、電子化によるワンストップサービスの実現を図るべく、諸課題を解決し、ワンストップサービス・システムの稼動開始を目指すこととし、段階的に対象手続・地域を拡大する。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

自動車保有関係手続のワンストップサービス化の推進

自動車の保有に伴い必要となる検査・登録、保管場所証明、自動車関係諸税の納付等関係手続のワンストップサービス化を図ることにより、申請者における関係機関への出頭等の負担が大幅に軽減されるとともに、行政事務の効率化が期待される。

149,563

0

平成15年度の事業実施状況

12年度  実証実験

模擬システムによる要素技術の検証等に係る実験を実施

149,563

(15年度までに要した開発経費の合計額) 1,640,387千円

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)・システムの開発(インターフェイスシステム、支局等接続サーバ、都道府県税接続サーバ、警察接続サーバ)・試験運用の実施・法案の第159回国会への提出

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)平成14年度に作成したシステム設計に基づきシステムの開発を実施した。(インターフェイスシステム、支局等接続サーバ、都道府県税サーバ、警察接続サーバ)運輸支局等(東京都・神奈川県)、東京都、神奈川県、警視庁、神奈川県警において、試験運用を開始した。

本件は、平成11年12月の高度情報通信社会推進本部の「バーチャル・エージェンシーの検討結果を踏まえた今後の取組について」の決定に沿って、「ワンストップサービス推進関係省庁連絡会議」において推進を図っているものである。

平成16年度は、平成15年度に開始した試験運用の対象地域を拡大(6県程度を想定)を行うとともに、対象範囲等を拡大して試験運用を行う。また、試験運用の結果等を踏まえてシステムを改良し、平成17年のシステム稼動を目指す。

(平成16年度の運用経費等の内訳)・システム改良・試験運用の実施

・他システムとの連携(個人認証基盤、MPN、民間システム等と問題なく連携できるか)・法令等の整備・費用負担のあり方・運用面の検討 等

52

Page 59: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

対象範囲

SStteepp22

市区町村

住基カード等

発行システム

(仮称)

市区町村

証明書 発行システム (仮称)

センター

証明書等管理業者(仮)

証明書等管理業者(仮)の システム(未定)

財務省

歳入徴収官

等基幹 システム

国税局 国税 システム

運輸支局等

地方ポータル サブシステム

インターフェイスシステム

金融機関

法務省

商業登記 認証局

OCSPレスポンダ

政府認証基盤

統合リポジトリ

標板交付代行者

希望番号システム(仮)

損保会社等

損保会社等の システム

マルチペイメント

ネットワーク

ワンストップサービス

・システム(OSS)

MOTAS センター

MOTAS 端末

登録検査システム (MOTAS)

自動車 ディーラー

自動車ディーラー のシステム

自動車 メーカー

自動車メーカー

のシステム

指定整備工場

指定整備工場等の システム

都道府県

地方公共団体 通信サーバー

財務省

歳入金 電子納付 システム

運輸支局等 接続サーバー

日本銀行

情報処理機関(仮)

情報処理機関(仮)の システム

都道府県警察

媒体交換 審査端末

警察業務サーバー

全国ポータル サブシステム

OSS中継用

インターフェイス

サーバー

申請者端末

申請者

都道府県 都道府県税 システム

OSS管理用

インターフェイス

サーバー 審査 端末

都道府県 接続サーバー

審査 端末

運用端末

運用端末

警察接続サーバー

運用 端末

都道府県税 システム

(疑似)

MOTAS

(疑似)

地方公共団体

公的個人認証 サービス

OCSPレスポンダ

インターネット

IP/VPN

SStteepp11

試験運用の対象範囲

①平成15年度対象範囲(Step1)

②平成16年度対象範囲(Step2)

53

Page 60: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

事 業 実 施 報 告 書【府省名:財務省(国税庁)     】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

 外部テスト

  システム運用 開始

所要経費予算措置(千円)

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

運用等、恒常的に要する費用

   

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)日本銀行などの関係機関を通じて、金融機関に対して本施策への参加を勧奨。運用開始時点では、農協等も含めて約1,200(内銀行69)であった参加金融機関数が、その後において漁協・信用金庫等の参加もあり、平成16年4月時点では約1,900(内銀行81)へと増加している。

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)平成13年12月運用開始後、振込データの電子化件数は年々増加しており、平成13年度は約46万件、平成14年度は約220万件、平成15年度は約480万件の還付金振込処理を実施している。

本施策においては、関係機関からの要望等を踏まえ、当庁、日本銀行及び金融機関の間のデータ交換を磁気テープで行っているところであるが、更なる効率化を目指してオンライン化も含め、日本銀行などの関係機関と検討している。

参加する金融機関の更なる拡大を行い、電子化される振込データの利用を増加させる。KSKシステムで処理する還付申告書の対象範囲を拡大することにより、電子化される振込データを増加させる。

(平成16年度の運用経費等の内訳)KSKシステム経費により運用

本施策に参加する金融機関の増加などにより、電子化される振込データの拡大を図る。(本施策に参加希望のある金融機関においては、日本銀行等に参加申し出を行い、システムテストを経た上で随時参加)

471,445

平成15年度の事業実施状況

12年度

システム開発

471,445

(15年度までに要した開発経費の合計額)471,445千円

平成13年度以降については、KSKシステム経費により運用

現在、税務署と金融機関(日本銀行代理店)との間で紙により行っている還付金の振込事務について、平成13年秋までに国税庁から直接日本銀行に対し、磁気媒体を利用して振込データを交付するためのシステムを構築する。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

国税還付金振込事務の電子化

還付金振込明細票(紙)による交付を磁気テープで行うことにより、行政の効率化(明細票出力及び金融機関別の仕分け等事務の軽減)と民間金融機関の事務負担(明細票に基づく振込入力事務等)の軽減を図る。

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Page 61: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

還付金振込事務の電子化(振込明細票の電子化)

現状のイメージ

磁気テープ利用開始後のイメージ

① 納税者が、税務署に還付請求申告書等を提出。

② 税務署は、上記申告書に記載されている情報を国税庁(国税総合管理システム)に伝送。

③ 国税庁は、還付対象者への振込情報を記録した磁気テープを日本銀行本店に交付。

④ 日本銀行本店は、磁気テープを読み取ったうえで、金融機関に磁気テープを交付する。 ― 東京銀行協会は、MT交換システムを使って、磁気テープを金融機関別に分割。 ― 振込資金は、日本銀行が政府当座預金から引落とし、金融機関に振込む。

⑤ 金融機関は、磁気テープの情報を基に、還付対象者の預金口座に還付金を振込む。

日本銀行本店

税務署

税務署

税務署

還付申告書

データ伝送

MT 代理店

日本銀行本店

本行支店

融機関(国民の口座に振込)

融機関(国民の口座に振込)

融機関(国民の口座に振込)

国民(還付申請者)

国民(還付申請者)

国民(還付申請者)

税務署

税務署

税務署

還付申告書

振込明細票

本行支店

日本銀行支店

振込明細票

代理店

日銀代理店

国民(還付申請者)

国民(還付申請者)

国民(還付申請者) 納

① ② ③ ④

MT

金機関(国民の口座に振込)

融機関(国民の口座に振込)

金機関(国民の口座に振込)

融機関(国民の口座に振込)

各口座へ振込

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Page 62: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

事 業 実 施 報 告 書【府省名:   国土交通省     】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容システム検討・

整備システム検討・

整備システム整備・システム運用開始

システム整備・システム運用

所要経費予算措置(千円)

60,469 67,883 46,771 41,330

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

60,469 67,883 19,133 14,316

運用等、恒常的に要する費用 0 0 27,638 27,014

   

建築基準法の建築部材の認定等に係る申請・審査分野において、事務処理の迅速化及びコストの縮減を図るため、申請のオンライン化、申請図書の審査の一部を自動的に行う審査支援システムの開発、基準に適合する認定部材等に関するデータベースの構築を行う。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

建築申請手続きの電子化のための高度情報システムの研究開発

オンライン申請への途を開くことにより図書のペーパーレス化が進展し、申請者の負担軽減に寄与するとともに、行政サイドの事務の効率化、迅速化が図られる。また、審査支援システムやデータベース開発により、設計や審査の省力化、迅速化が図られコストが縮減される。

150,345

0

平成15年度の事業実施状況

12年度

システム検討・整備

150,345

(15年度までに要した開発経費の合計額)

 297,830(千円)

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)・オンラインによる申請手続きの実運用のための個別業務システムと汎用受付システムとの連携機能の開発・手数料領収機能、データ処理機能等に係る個別業務システムの開発・個別業務システムに係るサーバー導入・建築基準法の建築部材の認定等に係る個別業務システムの運用開始

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)・汎用受付システムとの連携機能の開発、手数料領収機能等の開発、サーバー導入等を踏まえ、オンラインによる申請手続きの実運用を着実に進めるとともに、個別の課題に応じた個別業務システム開発等に着手したところ。

本申請手続に必要となる図書(性能評価書)の発行主体である民間機関(指定性能評価機関)と協力し、電子化の手段及び運用方法を検討することととしている。

・オンラインによる申請手続きの実運用が開始されたところだが、一層の電子化を推進するため、大容量データや公文書の発行等の取扱い等の課題の解決を図りつつ、本申請手続き独自の開発分野のシステム検討、開発を進める。

(平成16年度の運用経費等の内訳)・大容量データや公文書の発行等の取扱いの課題を解決するための個別業務システムの開発・個別の課題に応じた個別業務システムと汎用受付システムとの連携機能の開発・個別業務システムに係るサーバーの保守・運用等

本申請手続きにおいて必要となる構造詳細図等の各種図面等の添付図書への対応を図るため、大容量データや公文書の発行等の取扱い等が課題である。

56

Page 63: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

イ ン タ ー ネ ッ ト

【受付】

【形式審査】

【公文書送付】

【申請準備】

【申請】

【認定書受取】

【確認申請】

【性能評価】

申請者

申請者

建築関連手続のオンライン化の推進に係る全体像

建築関連手続のオンライン化の推進に係る全体像

指定性能評価機関

指定性能評価機関

【受付】

【本審査】

【事務処理】

【公文書交付】

【情報公開】

個別業務システム(住宅局)

個別業務システム(住宅局)

総合的文書管理システム

総合的文書管理システム

省 内LAN

国土交通省

国土交通省 認定申請

認定書発行

汎用受付システム

汎用受付システム

特定行政庁等確認機関

特定行政庁等確認機関

確認済証発行

確認申請

歳 入 金 電 子 納 付 シ ス テ ム歳 入 金 電 子 納 付 シ ス テ ム

GPKI 対 応 認 証 局GPKI 対 応 認 証 局

国 土 交 通 省 認 証 局国 土 交 通 省 認 証 局

評価申請

評価書発行

57

Page 64: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

事 業 実 施 報 告 書

【府省名:総務省】

年度 13年度 14年度 15年度 16年度

事業内容

所要経費予算措置(千円)

50,000 1,649,693

(内訳) 開発等、一時的に要する費用

50,000 1,649,693

運用等、恒常的に要する費用 1,000,000 1,000,000 3,100,000

   

総務省において、地方公共団体による公的個人認証システム及び政府認証基盤(GPKI)との整合性を図った組織認証システムについての検討を進める。

実施施策名

当該施策に係る実現目標

本施策の効果

地方公共団体における電子認証システムについての検討

地方公共団体と申請者(住民)がインターネットを介して文書交換を行うためには、当該地方公共団体もしくは申請者が発信した文書が、真に本人によって作成されたものであること、及び送信途中で改竄されていないことを、確認する手段が必要となる。行政機関側の認証システムについては、政府においては政府認証基盤(GPKI)の構築を進めているところであり、地方公共団体においても、電子申請・届出の実現、行政文書の電子交換等を行うため、地方公共団体における組織認証基盤(LGPKI)の構築が不可欠である。また、申請者側の認証システムについても同様に、地方公共団体による個人の公的認証基盤として、現行の印鑑登録証明と同様の機能をもった電子認証システム(公的個人認証サービス)の整備を進める必要がある。

15,000

平成15年度の事業実施状況

12年度

15,000

(15年度までに要した開発経費の合計額)

今後の課題等(昨年度の反省点等)

今後の事業実施計画等(利便性向上、効率化等のための改善策)

  参考事項(関係機関や民間との連携状況、当該テーマにかかる国際動向など)

事 業 計 画

(具体的な事業実施内容)・全国の都道府県及び市区町村による全国実用試験を実施(平成15年9月~12月)。・電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律施行令(平成15年9月)、電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律施行規則(平成15年9月)、認証業務及びこれに附帯する業務の実施に関する技術的基準(平成15年12月)及び公的個人認証サービス事務処理要領(平成16年1月)を作成。

(本年度の目標に対する達成状況、施策の利用状況等)・LGPKIについては、平成15年度末時点で926団体(全体の29%で内訳は都道府県47、政令指定都市12、その他市町村867)が整備済み。・地方公共団体による公的個人認証サービスについては、平成16年1月29日から運用開始。

・LGPKIについては、今年度も引き続き、早期に全ての市町村における構築を要請。・公的個人認証サービスについては引き続き住民等への普及促進を図る。

(平成16年度の運用経費等の内訳)

・全ての市町村におけるLGPKIの早期構築・公的個人認証サービスの普及促進

LGPKIのシステム詳細設計

LGPKIの構築(全都道府県、政令市における構築を要請)

市町村における構築を要請

全市町村における構築を要請

全市町村における構築を要請

個人認証サービスの構築に関する研究開発。法制面の検討。

全国的な実用試験を実施。

(注)LGPKIに要する経費についてはLGWANにおいて一括計上。

公的個人認証サービスの開始・運用

公的個人認証法の成立・公布。

地方財政措置により適切に措置

地方財政措置により適切に措置

58

Page 65: ミレニアム・プロジェクト「電子政府の実現」 平成15年度 …参考 相互認証実施済の認証局 平成16年4月7日現在 相互認証了承日 行政機関等側

地方公共団体による公的個人認証サービスの概要

地方公共団体による公的個人認証サービスの概要

既存住基システム

行政機関

(国・地方公共団体の

機関等)

民間認証事業者

署名検証者

電子証明書発行申請

(基本4情報+公開鍵)

電子申請等

申請書等

(平文)+

電子署名

(申請書等を住民の

秘密鍵で署名)+

電子証明書

(住民の

公開鍵付)

(住民の本人確認に活用)

インターネット

都道府県知事

(証

明書発行・失効情報管理

機関)

市町村長

(本人

確認機関)

都道府県単位認証局

失効リスト

総合行政ネットワーク

指定認証機関への

委任が可能

コミュニケーション

サーバ(CS)

住民基本台帳

ネットワークシステム

住民

都道府県知事

(証

明書発行・失効情報管理

機関)

市町村長

(本人

確認機関)

都道府県単位認証局

失効リスト

市町村窓口

総合行政ネットワーク

指定認証機関への

委任が可能

都道府県知事

(証

明書発行・失効情報管理

機関)

市町村長

(本人

確認機関)

都道府県単位認証局

失効リスト

市町村窓口

総合行政ネットワーク

指定認証機関への

委任が可能

都道府県知事

(証

明書発行・失効情報管理

機関)

市町村長

(本人

確認機関)

都道府県単位認証局

失効リスト

市町村窓口

総合行政ネットワーク

指定認証機関への

委任が可能

電子証明書交付

都道府県知事

(証

明書発行・失効情報管理

機関)

市町村長

(本人

確認機関)

失効リスト

市町村窓口

総合行政ネットワーク

指定認証機関への

委任が可能

都道府県知事

(証明書発行・失効情報管

理機関)

市町村長

(本人確認機関)

失 効 リ ス ト

市町村窓口

総合行政ネットワーク

全国サーバ/

都道府県サーバ

本人確認情報

の通知

異動等情報

の提供

公的個人認証

サービス端末へ

の4情報の提供

総合行政ネットワーク等

電子証明書の有効性確認

(失効リストへの問い合わ

せ)

住民基本台帳

カード等への秘密鍵・

電子証明書の記録

○○市

2013年

8月

31日まで有効

生年月日

氏名

住所

昭和○○年○月○○日性別女

住基

花子

○○県○○市

○○町○丁目○番○号

写真

20 m

m

×16

mm

住民基本台帳カード

都道府県単位認証局

59