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~股関節・膝関節~ セラピストが見る レントゲン所見 初級編2

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~股関節・膝関節~

セラピストが見る

レントゲン所見

初級編2

股関節のレントゲン写真

股関節 前後像

股関節 前後像 撮影方法

中間位前後像撮影

内旋位前後像撮影

股関節 Lauenstein姿位

股関節 大腿骨頚部側像 撮影方法 Lauenstein姿位

股関節屈曲90度、外転45度で撮影する。

臼蓋形成不全のX線計測

股関節の骨粗鬆症診断 singh分類

変形性股関節症のX線学的自然経過

荷重部位の軟骨下骨の骨硬化像 荷重部位の骨嚢胞形成 骨棘形成

骨嚢包のスライスと好発部位

股関節に好発する骨棘の種類

1:roof 2:superior cervical 3:capital drop 4:tent 5:inferior cervical 6:floor 7:elephant trunk

股関節の軟骨パワー

大腿骨頚部内側骨折の分類

膝関節のレントゲン写真

膝関節 前後像

膝関節 前後像 撮影方法

膝関節 側面像

膝関節 側面像 撮影方法

膝関節 骨軸像

スカイラインビューとも言う

膝関節 膝蓋骨軸方向像 撮影方法

膝関節 前後像 主要所見

膝関節 前後像 主要所見

膝蓋骨骨折 鮮明な弧状の分裂部を認める

内側側副靱帯損傷 内反ストレス撮影による画像関節裂隙の間大を認める。 左健側 右患側

関節液貯留によるQuadの機能抑制

膝関節を構成する関節と膝蓋骨位置

膝関節を構成する関節と膝蓋骨位置

膝蓋骨腱の長さと膝蓋骨の対角線の長さの比(T/P比) 正常はほぼ1:1である。 1.2以上は膝蓋骨高位となる。

Osgood-schlatter病 左が患側 右が正常 軟骨や軟部組織の腫脹・突出を認める

膝蓋関節への負担

Q角と大腿四頭筋の作用方向

FTA angle

内側型膝関節症の病期分類

膝関節の接触圧力分散

膝のリンク機構と変性像

前十字靱帯・後十字靱帯の長さがかわらないものとした場合、所謂リンク機構として脛骨と大腿骨を連結していることになる。各骨の靱帯付着部を軸として骨を回転させると、大腿骨遠位端の形状となる。=大腿骨の形状は前後十字靱帯の緊張が一定になる形状。→変形性関節症で一部の軟骨

摩耗が進行すると、靱帯の緊張が緩む位置がある。

RA起因の関節症 裂隙狭小化 骨委縮が著名

PF関節の変性

SULCUS angle(*) 大腿骨膝蓋面前面の角度 正常138度 Congruence angle(**) SULCUS angleの二等分線と膝蓋骨最下端のなす 角度で内側変位で(-)表記する。 正常-6度~±11度