股関節 大腿骨頚部側像 撮影方法 Lauenstein姿位
股関節屈曲90度、外転45度で撮影する。
変形性股関節症のX線学的自然経過
荷重部位の軟骨下骨の骨硬化像 荷重部位の骨嚢胞形成 骨棘形成
股関節に好発する骨棘の種類
1:roof 2:superior cervical 3:capital drop 4:tent 5:inferior cervical 6:floor 7:elephant trunk
内側側副靱帯損傷 内反ストレス撮影による画像関節裂隙の間大を認める。 左健側 右患側
膝関節を構成する関節と膝蓋骨位置
膝蓋骨腱の長さと膝蓋骨の対角線の長さの比(T/P比) 正常はほぼ1:1である。 1.2以上は膝蓋骨高位となる。
Osgood-schlatter病 左が患側 右が正常 軟骨や軟部組織の腫脹・突出を認める
膝のリンク機構と変性像
前十字靱帯・後十字靱帯の長さがかわらないものとした場合、所謂リンク機構として脛骨と大腿骨を連結していることになる。各骨の靱帯付着部を軸として骨を回転させると、大腿骨遠位端の形状となる。=大腿骨の形状は前後十字靱帯の緊張が一定になる形状。→変形性関節症で一部の軟骨
摩耗が進行すると、靱帯の緊張が緩む位置がある。
SULCUS angle(*) 大腿骨膝蓋面前面の角度 正常138度 Congruence angle(**) SULCUS angleの二等分線と膝蓋骨最下端のなす 角度で内側変位で(-)表記する。 正常-6度~±11度