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人間本位の産業を目指して 2018 Copyright Robot Revolution Initiative, All Rights Reserved. “Connected Industries” New vision for the future of Japanese industries 1 ロボットイノベーションWG

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人間本位の産業を目指して

2018 Copyright Robot Revolution Initiative, All Rights Reserved.

“Connected Industries”New vision for the future of Japanese industries

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ロボットイノベーションWG

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人間本位の産業を目指して

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ロボットイノベーションWG (WG3)

平成28年度前年度サブWG検討結果の政策への具体化状況などフォローアップWGのフォーラムを有効活用した新たな枠組みとし『研究会』を立上げ

平成29年度サブWG検討結果のフォローアップ及び研究会を継続新たに新規プロジェクト等企画立案の検討及び会員間の交流会を実施

①プラットフォームロボット サブWG (SWG1) :プラットフォームロボットを軸とした誰もが使いこなせる「Easy to Use」なロボット

の実現等を検討する。

②ロボット活用に係る安全基準/ルールサブWG (SWG2):国際展開を見据えたロボット活用に係る安全基準及びルール等について検

討する。

③ロボット国際競技大会サブWG (SWG3):ロボット国際競技大会の全体設計・競技などを検討する。

サブWG

●研究会にて有識者による話題提供と関連する意見交換を実施●WG3会員からテーマを募集し新規プロジェクト等企画立案の検討活動を実施●情報交換等のネットワーキングイベントとして会員間の交流会を実施

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ロボットイノベーションWG サブWG推進体制

SWG1: プラットフォームロボットサブWG 【副主査】国立研究開発法人 産業技術総合研究所ロボットイノベーション研究センターロボットソフトウェアプラットフォーム研究チーム長安藤 慶昭

ロボットイノベーションWG【副主査】国立研究開発法人 産業技術総合研究所ロボットイノベーション研究センター研究センター長比留川 博久

【主査】東京大学 名誉教授フューチャーセンター推進機構ロボット化コンソーシアム佐藤 知正

【副主査】国立研究開発法人 産業技術総合研究所ロボットイノベーション研究センター副研究センター長大場 光太郎

【副主査】玉川大学 工学部情報通信工学科 教授岡田 浩之

【主査】新エネルギー・産業技術総合開発機構ロボット・AI部 アドバイザー高木 宗谷

SWG2: ロボット活用に係る安全基準/ルールサブWG【主査】名古屋大学 大学院工学研究科機械理工学専攻機械情報システム工学分野 生体力学・人間機械工学講座 教授山田 陽滋

SWG3: ロボット国際競技大会サブWG【主査】東京大学 名誉教授フューチャーセンター推進機構 ロボット化コンソーシアム佐藤 知正

<WG3メンバー> 平成29年5月24日時点

○企業(ロボットメーカー、周辺機器・ソフトウェアメーカー、SIer、ロボットユーザー等):58社○各種団体・工業会:16団体 ○研究機関:7機関 ○研究機関の有識者:17者 ○個人等:4者○地方自治体:6自治体 合計:108会員

新規プロジェクト等企画立案の検討活動

研究会

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プラットフォームロボット サブWG (SWG1)-平成28年度成果 -

NEDOプロジェクト(ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト)にて事業化

条件(対象者、対象行為、補助率等) スケジュール

事業イメージ

汎用的な用途に活用できるプラットフォームロボットを開発(ハードウェア、ソフトウェアの機能要素を共通化)することで、ロボットシステムの導入コストの削減を図る。(※多種多様なロボットや周辺装置を組み合わせ、最適な自動化システムを構築すること。)

プラットフォームロボット

5月上旬 公募説明会(済)5月1日~6月9日 公募期間(済)8月上旬頃 契約助成審査委員会8月下旬頃 採択決定8月下旬頃 事業開始

プラットフォームロボットの仕様

■マニピュレータ• 動作範囲:リーチが人間と同等程度

• 速度:人間と同等程度• タイプ:単腕・双腕• 精度:1~2mm程度• 可搬重量:3Kg、

10kg(サービス分野)

■モバイル機能(サービス、生活支援分野)• 移動機構あり• 走破段差:5-120mm

■ビジョン• 物体認識

ハードウェアプラットフォーム仕様の例

ソフトウェアプラットフォーム仕様

(1)分野・機能別ソフトウェアのパッケージ化及びプラットフォーム化

(2)基盤となるミドルウェア・ロボットOSの運用性等向上のための研究開発

(3)システムインテグレーションの効率化や安全性・運用性向上に資するツール等の開発

委託交付

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ロボット革命イニシアティブ協議会 (RRI)での議論の結果を提言

NEDO委託事業としてH29年度より開始

プラットフォームロボット サブWG (SWG1)-平成29年度 政策等への反映状況-

採択されたロボットプラットフォーム化技術開発事業

◆ソフトウェアプラットフォーム(2件)①オープンソースロボットソフトウェアのプラットフォーム化技術開発②安全なロボット開発の為の安全化対応ガイドラインの開発

◆ハードウェアプラットフォーム(8件)①人と共働して軽作業をするロボットプラットフォームの開発②人型多能工ロボット統合拡張プラットフォーム化技術開発④汎用ロボットビジョンシステムのプラットフォーム化技術開発⑤次世代FMSを実現する再利用性の高いハードウェアプラットフォーム開発⑥協働型双腕スカラロボットのプラットフォーム化技術開発⑦安全で安価な小型汎用プラットフォーム協働ロボットCORO-PFの開発⑧汎用自律走行ロボットプラットフォームの研究開発

事業内容:ものづくり分野、サービス分野(生活支援分野などを含む)において、ロボットの初期導入コストの2割以上の削減に向け、ロボットの本体価格を引き下げるべく、汎用的な作業・工程に使えるロボット(プラットフォームロボット)の開発(ハードウェア・ソフトウェアの共通化)を実施し、これらの各分野のロボット未活用領域において、ロボット導入を促進するプラットフォーム化されたロボットシステムの整備を行う事業として行われた。

PL :安藤 慶昭(産総研)PM :増田 昌庸(NEDO)ハードSPL:琴坂 信哉(埼玉大学)ソフトSPL:岡田 慧 (東京大学)

オープンソースソフトウェア

(OSS)

ソフトウェアコンソーシアム

開発コンサル 教育・トレーニングライセンス・サポートサービス 受託開発

教育・トレーニングサポートサービス

各種分野・機能別SW

マニピュレーション技術

ナビゲーション技術

ロボットOS・ミドルウェア

PJ成果物

人材・コミュニティ

エコシステム

ハードコンソ

ソフトコンソ

産業技術総合研究所東京大学

ロボット革命イニシアティブ協議会 (RRI)での議論の結果を提言

(ロボットプラットフォーム研究会共同主査)

• 東京オープンソースロボティクス協会• イーソル株式会社• 日本品質保証機構

セック,THKhapi-robo名城大学

川田ロボティクス パナソニック

YOODS富士ソフト日本電産 川崎重工

ライフロボティクス 東芝

NEDO市場化PJ実施体制

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ロボット活用に係る安全基準/ルールSWG (SWG2)-平成28年度成果-

平成29年度ロボット導入実証事業「C.公共空間におけるロボット社会実装プロジェクト」の採択事業者に対し、ガイドラインを提示・適用。事業終了後、実証実験実施者の責務に関する項目等に関しフォローアップ調査を実施。

◇ガイドラインについて有益であったか否か、見直すべき点は何か等について記載いただいたところ、主な回答は以下のとおり。

【回答】 有益だった :8件

有益ではなかった :1件

【有益だった】• 安全確保に関して配慮するべき観点を把握する事ができた点で有益だった。• 社内で情報共有するうえで有益であった。• 関係する者の責務について明確に記載されていた為、実証実験にあたり対応すべきことが徹底できた。

• サービス現場におけるロボットの導入事例については前例が少ないなかで安全面への十分な配慮をすること、また見落としがちな注意点を喚起し自社の現場での実施の最適化を図る意味で、ガイドラインの存在は有益であった。

【有益ではなかった】• 全体的にわかりにくく、有益ではなかった。それぞれのサービス内容によって状況が変わるので、良いとも悪いとも言えない。

【見直すべき点は何か、その他如何・感想等】• 4.1にて「製造者等よりロボットの安全上の仕様及び残留リスクが記載された書面を取得すること」とあるが、取得した上で自己申告を鵜呑みにせず第三者のチェックが入る事が望ましいのであれば、そこまで記載した方がよいのではないかと思う。

• 実験場所により違いは生じるとは思うが、ガイドライン内で指定する実証実験でのリスクアセスメント作成に関し、具体例等を示して頂けるとより理解しやすいように思う。

• 具体的に加入すべき保険の種類や内容が明記してあるとよい。• 最終的にはガイドラインに沿って実験等行うべきだが、その段階まで至っている事業者は多くないように感じる。実験を行う事で開発が進んでいく部分もある為、段階分けしたルールの作成が別途必要であると感じた。

29年度実証事業採択事業者 フォローアップ調査(28・29年度抜粋)

羽田空港旅客ターミナルでのサービスロボット導入実証

京都市での観光客の旅行を楽しむパートナーとしてのロボット導入実証

養鯖場の生簀への自律移動と餌の排出作業におけるロボット導入FS

オフィスビルでの縦移動を含めた館内移動を伴う業務へのロボット導入FS

成田空港でのサイネージを搭載した自律移動ロボットへの切替えによる有効性検証

浅草での店舗接客、観光案内、警備自動化のロボット導入実証

ウエスタ川越でのビルメンテナンスでの床清掃ロボット導入実証

日本料理店での料理運搬の自動搬送導入実証

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実施場所 ロボット 内容

羽田空港 案内、警備、物流羽田空港旅客ターミナルでのサービスロボット導入実証

京都市内 観光、サービス案内観光客の旅行を楽しむパートナーとしてのロボット導入実証

成田空港 案内固定サイネージからサイネージ搭載型自律移動ロボットへの切替えによる有効性検証

浅草 接客、観光案内、警備ロボットを活用したエリアマネジメント環境を構築。店舗での接客、観光案内、警備の自動化実証

ウエスタ川越 床清掃ビルメンテナンスでの床清掃ロボット導入による労働生産性と品質向上実証、実証テキスト整備

日本料理店 搬送料理の自動搬送ロボット導入による効率化、安全に配慮した運用マニュアルの作成や教育体制構築

◇ 29年度のロボット導入実証事業において、「C.公共空間におけるロボット社会実装プロジェクト」の日常空間におけるロボットの活用として採択した案件は以下のとおり。

◇ その他、①養鯖場(小浜市)での自律航行ロボット船による移動と給餌ロボットによる餌排出、②オフィスビルでの縦移動を含めた館内移動を伴う業務へのロボット導入についてFS事業を実施。

※改革2020プロジェクト:日本再興戦略に盛り込まれた、我が国の強みを社会実装・ショーケース化し、海外にアピールするとともに、その後の経済成長につながるものとして推進する6つのプロジェクト

ロボット社会実装プロジェクト 「改革2020」 ~ロボット導入実証事業~

ロボット活用に係る安全基準/ルールサブWG (SWG2)

-平成29年度 政策等への反映状況-

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ロボット社会実装プロジェクト「改革2020」2020年に向けたアクションプラン

2016年度

【6月】ガイドライン取りまとめ

【10月~】ロボット社会実装研究会(月に1度のペースで開催)

2017年度

安全性確保 事例創出

ロボット導入実証事業

【4月~6月】公募

採択・実証実施・羽田空港・イオンモール・ローソン・ATC

・・・

【10月~】ロボティクス研究会※と連携(2ヶ月に1度のペースで開催)→ホテル業界

【2月~】ロボティクス研究会と連携→商業施設・小売公募

採択・実証実施・羽田空港・成田空港・がんこフードサービス ・・・

2018年度

2019年度

2020年度

【10月】ジャパンロボットウィーク

予算支援 案件発掘普及・情報発信

【11月】国際ロボット展

ジャパンロボットウィーク ロ

ボットメーカー・ユーザー等個別企業との意見交換

実導入に向けたコンサルティング

公共空間のいたるところで、ロボットがサービスを常時提供する姿を発信

国際ロボット展

必要に応じてガイ

ドラインを見直し

※ 三菱UFJリサーチコンサルティングが主催する研究会

WRSプレ大会

採択事業者へのアンケート調査

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人間本位の産業を目指して

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“Connected Industries”New vision for the future of Japanese industries

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ロボット国際競技大会 サブWG (SWG3)-平成28年度 成果-

大会の名称、ロゴ、開催時期、開催場所、各競技種目の概要、プラットフォームロボット、資金管理団体を決定した。広報では、複数の学会や競技会で宣伝し、動画を作成し、ホームページやSNSを立ち上げた。

研究開発と社会実装を加速させる手法開発として平成29年度よりNEDOの研究開発プロジェクトを開始した。

競技会

展示会

シンポジウム

名称 日程 開催地

World Robot Summit 2018 (プレ大会)※Japan Robot Weekと同時開催

2018年10月17日~21日 東京ビッグサイト

World Robot Summit 2020 (本大会)※ロボカップアジアパシフィック大会/Japan Robot Weekと同時開催予定

2020年10月上旬 愛知県国際展示場

2020年8月中旬 福島ロボットテストフィールド

カテゴリー 種目

ものづくり 製品組立チャレンジ

サービス

パートナーロボットチャレンジ(家庭内の各種作業支援チャレンジ)※プラットフォームロボット:公募の上、トヨタ HSRに決定

フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ(店舗における各種業務の自動化チャレンジ)

インフラ・災害対応

プラント災害予防チャレンジ ※本大会は福島にて開催

トンネル事故災害対応・復旧チャレンジ※本大会は福島にて開催

災害対応標準性能評価チャレンジ

ジュニア

スクールロボットチャレンジ※プラットフォームロボット:公募の上、ソフトバンクロボティクス Pepperに決定

ホームロボットチャレンジ

イメージ

Robotics for Happiness人間とロボットが共存し共働する世界の実現へ

メッセージ

http://worldrobotsummit.org/ https://www.facebook.com/worldrobotsummit/ https://youtu.be/8bvF_wSCu2s

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競技会

展示会

シンポジウムなど

名称 日程 開催地

World Robot Summit 2018 (プレ大会)

※Japan Robot Weekと同時開催2018年10月17日~21日 東京ビッグサイト

World Robot Summit 2020 (本大会)

※ロボカップアジアパシフィック大会/Japan Robot Weekと同時開催予定

2020年10月上旬 愛知県国際展示場

2020年8月中旬 福島ロボットテストフィールド

Robotics for Happiness人間とロボットが共存し共働する世界の実現へ

メッセージ

World Robot Challenge

World Robot Expo

経済産業省(METI)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

主催

カテゴリー 種目 競技内容 賞金 (万円)

ものづくり 製品組立チャレンジ ベルトドライブユニット組立及びそれに関連するタスクボードとキッティング 2,100 [1位:1,500, 2位:500, 3位:100]

サービス

パートナーロボットチャレンジ(家庭内の各種作業支援チャレンジ)リアルスペーストヨタ自動車株式会社のHSR使用

1.モノを取ってくる:指示された物体を指定された場所に持ってくる2.部屋の片づけ:正しくない位置にあるモノを指定された場所に片づける3.デモンストレーション:人を安心・幸せにしてくれるパートナーロボットの未来の姿を提示

1,400 [1位:1000, 2位:300, 3位:100]

パートナーロボットチャレンジ(家庭内の各種作業支援チャレンジ)バーチャルスペーストヨタ自動車株式会社のHSR使用

1.汎用目的サービスロボット:案内や対話等のタスクにロボットが対応2.インタラクティブ清掃:ロボットが人間の所作を観察し、対象物とゴミ箱を認識3.ヒューマンナビゲーション :バーチャル環境で、利用者が目的物を見つけられるように、ロボットが案内

4.オープンタスク:シミュレーターを使用し、人とロボットが多様な手段を用いてコミュニケーション等を行う

1,400 [1位:1000, 2位:300, 3位:100]

フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ(店舗における各種業務の自動化チャレンジ)

1. 陳列・廃棄タスク:おにぎり、弁当等の補充、消費期限切れ商品の廃棄2. 接客タスク :近未来の顧客サービスの提案と実演3. トイレ清掃タスク :トイレの便器、床、壁の清掃

1,390 (1位の中で優れた者に+100)陳列・廃棄タスク[1位:300, 2位:100, 3位:30]接客タスク [1位:300, 2位:100, 3位:30]トイレ清掃タスク [1位:300, 2位:100, 3位:30]

インフラ・災害対応

プラント災害予防チャレンジ

日常点検/設備調整:指定された場所にあるバルブ等を視認・調整異常検知:発生場所が不明なパイプラインの異常音・振動を測定し、結果を報告設備診断:タンクや煙突などの大規模構造物を対象とし、設備の健全性を診断災害対応:点検中に発生した事故への対応

1,400 [1位:1000, 2位:300, 3位:100]

トンネル事故災害対応・復旧チャレンジ障害の走破、車両調査、道具を使用した車両内の調査と救助、経路の確保、消火作業、 人命救助活動の6タスク

1,400 [1位:1000, 2位:300, 3位:100]

災害対応標準性能評価チャレンジ災害予防・対応で必要となる標準性能レベルを評価(例:移動能力、センシング、情報収集、無線通信、遠隔操作、現場展開、耐久性、など)

1,400 [1位:1000, 2位:300, 3位:100]

ジュニア

スクールロボットチャレンジソフトバンクグループ株式会社の Pepperを使用

1.スキルチャレンジ2.オープンデモンストレーション:競技者がロボットのデモを行う3.テクニカルインタビュー :審査員が競技者に面接を行う

無し(賞金は設定せず、賞品等を授与する予定。)

ホームロボットチャレンジ家庭内における物の移動等のタスクを設定し、ロボットを製作スキルチャレンジ、オープンデモンストレーション、テクニカルインタビューに挑戦

・WRS は、人間とロボットが共生し協働する世界の実現を念頭に、世界のロボットの叡智を集めて開催する競演会。

・WRSでは、ロボットの競技会と、最新のロボット技術の展示を介して、世界中のロボット関係者が一堂に集まり、

リアルな日々の生活、社会、産業分野でのロボットの社会実装と研究開発を加速させることを目的にする。

ロボット国際競技大会 サブWG (SWG3)-平成29年度 政策等への反映状況-

http://worldrobotsummit.org/ https://www.facebook.com/worldrobotsummit/

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WRS トライアル競技実施

ロボット国際競技大会 サブWG (SWG3)-平成29年度 政策等への反映状況-

サービスカテゴリ フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ インフラ・災害対応カテゴリ 災害対応標準性能評価チャレンジ

ものづくりカテゴリ 製品組立チャレンジデモジュニアカテゴリ スクールロボットチャレンジ

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“Connected Industries”New vision for the future of Japanese industries

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✓ 各SWGは平成27年度の検討結果のフォローアップ状況(政策への具体化状況など)を平成29年度に引き続き、WG会員に報告。

✓ WG3のフォーラムを有効活用し新たな枠組みとして発足した3つの『研究会』の活動を継続。研究会の下に『調査検討委員会』を設け、討議を進める。

✓ これらに加えて、新規プロジェクト企画立案等に向けた検討の継続と、WG会員の発案による海外調査の実施検討を新たに行う。

ロボットイノベーションWG (WG3)平成30年度の取組について

ロボットプラットフォーム研究会

安全認証・実証研究会

社会実装研究会

プラットフォームロボットSWG

ロボット活用に係る安全基準/ルールSWG

ロボット国際競技大会SWG

新規プロジェクト等の企画検討

海外調査の実施検討

【SWG】

【研究会】

調査検討委員会

ロボットイノベーションWG(事務局:RRI事務局、NEDO)

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