情報化社会における著作権(第1回) · 1...

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1 情報化社会における著作権(第1回) 知的財産部門 本間 高弘 e-mail: [email protected] 平成29年10月5日

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Page 1: 情報化社会における著作権(第1回) · 1 情報化社会における著作権(第1回) 知的財産部門 本間高弘 e-mail: takahiro.homma@uec.ac.jp 平成29年10月5日

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情報化社会における著作権(第1回)

知的財産部門

本間 高弘

e-mail: [email protected]

平成29年10月5日

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はじめに ①

○「著作権」と聞くと何を思い出しますか?

• コピペはしてはいけない!• 違法ダウンロードは有罪?• レポート書くときに引用をちゃんと行うよう先生に教えられた。• コミックマーケットが問題になっている?

• 将来、印税もらって楽をしたい!

• そもそも著作権はどうしたら手に入るかわからない。

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はじめに ②

○今までの人生の中で何か“ひらめいた”ことはありますか?

• 教科書の模範解答よりも、ずっと簡単に解ける解法

• ゲームの攻略法

• おもしろいソフトウェアを開発した

• アイデアコンテストで賞金をもらった

• 自分の書いた絵がコンクールで入賞した

• 何日も夢中で考えて、突然“ひらめいた”ことを、他人がどこかで使っていると知ったら、どんな気持ちになるでしょうか?

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はじめに ③

○みなさんは将来どんな職業に就きたいですか

• 体力に自信があるから肉体労働?

• 頭を使った頭脳労働?

• 頭脳労働するためには、

世界中の人々の“ひらめき”をどう利用させてもらうか?自分の“ひらめき”を世界中の人々にどう利用させてあげる

か?

という利用のルールを知る必要がある!

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はじめに ④

• 世界の国々が集まって決めたルールで、他人の“ひらめき”を利用しないと、頭脳労働のプレイヤーとして、将来活躍できなくなる(同業者から非難されたり、損害賠償を請求される可能性もある)。

• そのためのルールが、著作権や知的財産権に関するルール。

• “ひらめき”の種類と関係する権利:

論文、ゲーム、ソフトウェア、音楽、映画 ⇒ 著作権アイデア ⇒ 特許権物のデザイン ⇒ 意匠権商品のマーク ⇒ 商標権

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著作者の権利

著作物を作成した著作者には、作成時に以下の2種類の権利が与えられる。2つの権利を合わせて「著作者の権利」という。著作権を有する者を著作権者という。

人格的利益(精神的に傷つけられないこと)

を保護する権利⇒ 著作者人格権(他人に譲渡不可)

経済的利益(経済的に損をしないこと)

を保護する権利⇒ 著作権

(他人に譲渡、ライセンス可)

著作者

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著作権

• 「著作者の権利」のうち、「著作権」は著作者の経済的な利益を保護する権利

(例:著作物を他人に勝手に複製されない権利)。

• 著作権を他人に譲渡したり、利用許諾して、金銭を得ることができる。

• 著作権は、12の種類の権利(支分権)に細分化されていて著作物の種類によって、付与される支分権が異なる。

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複製権(21条)

• 著作物を勝手に複製されない権利。

• 複製とは、著作物を何らかの記録媒体に著作物を記録し、保存する行為。

• 著作物をコピーする場合には、著作者に許可を得る必要がある(他の支分権の利用も同様)。

<複製の事例>

複写

写真撮影

複製は、単なるコピー機による複写のみならず、写真で撮影した場合も複製にあたる。

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上演権、演奏権(22条)

• 上演権

演劇、ダンス、落語、漫才などの自分の著作物を、公衆向

けに勝手に上演されない権利。

• 演奏権

自分で作成した音楽の著作物を、公衆向けに勝手に演奏

されない権利。

演劇 音楽

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公衆送信権・公衆伝達権(23条)

• 公衆送信権

自分の著作物を、公衆向けに勝手に送信されない権利。

(例)

テレビ、ラジオなどの放送、有線放送による送信

インターネットに接続されたサーバーに、著作物をアップロードし、ダウンロード可能な状態にする(送信可能化)

• 公衆伝達権

公衆送信された自分の著作物を、テレビなどの受信装置を

使って、勝手に公衆に見せたり聞かせたりされない権利。

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翻訳権、翻案権等(27条)①

• 自分の著作物を勝手に翻訳、編曲、変形及び翻案されない権利。

• 翻訳・・・言語の著作物を他の言語に表現しなおすこと。

• 編曲・・・音楽の著作物について、楽曲をアレンジすること。

• 変形・・・絵画を彫刻にする、彫刻を絵画にする、写真を絵画

にするなど表現形式を変えること。

• 翻案・・・脚色(小説等から脚本を作ること)、映画化、プログラ

ムのバージョンアップなど、もとの著作物の筋や構成

などを維持して、具体的表現を変えること。

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翻訳権、翻案権等(27条)②

• 著作物を翻訳、編曲、変形または翻案により作成された著作物を二次的著作物という。

• 二次的著作物を作成したい場合には、原作の著作者の了解が必要。

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著作隣接権

• 著作権法では、「著作者の権利」の他に、著作物を公衆に伝達する伝達者にも権利が認められている ⇒ 著作隣接権

• 伝達者とは、

実演家(歌手、演奏家、俳優、指揮者・・・)

レコード製作者(レコード会社)

放送事業者(テレビ局、ラジオ局)

有線放送事業者(ケーブルテレビ会社)

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著作権と著作隣接権

作曲家、作詞家(音楽の著作権者)

伝達者(歌手、演奏家)→著作隣接権者

音楽(著作物)

実演

歌う、演奏する

作曲家、作詞家から実演の許諾を得る

伝達者に断りなく、実演を勝手に録音、録画されない

権利(録音、録画権)

伝達者の権利(例)

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著作物とは?

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思想・・・考え感情・・・思い

表現(頭の中の“考え”を体の外に出力する)

著作物の事例

人間は自分の

“考え”、“思い”を、他人に伝えたいという要望があるので、それを表現した著作物は、毎日世界中で無数に生み出される。

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著作物の種類

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◆次回以降の講義で説明される著作物

•音楽

⇒2回(重村先生)、3回(藤倉先生)、4回(中井先生)

5回(桑原先生)、6回(加藤先生)、15回(妹尾先生)

•映画

⇒7回(船越先生)、8回(吉川先生)、9回(小野田先生)

•キャラクター

⇒10回(久夛良木先生)、11回(夏目先生)、12回(久保先生)

•デジタルコンテンツ

⇒13回(前田先生)、14回(山田先生)

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音楽産業の構造 ①

マネジメント契約

渡邊裕樹,井手口雅,「音楽著作権入門」,パテント.Vol.68, No.5, 59-68, 2015

音楽プロダクション

アーティスト(著作者・実演家)

レコード会社 音楽出版社

著作権等管理事業者

系列メディア

著作権契約(著作権を譲渡して管理してもらう)

実演家契約

(レコーディング時の実演と著作隣接権の譲渡の対価として印税を支払う)

レコーディング&レコード販売

プロモーション委託

著作権使用料の徴収

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音楽産業の構造 ②

・ アーティストに著作権、著作隣接権が発生。著作権: 著作者(作詞家、作曲家)著作隣接権: 実演家(演奏者、歌手)

※ シンガーソングライターは、著作者と実演家。

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音楽産業の構造 ③

・ アーティスト自らが、それらの権利を活用してビジネスをすることは困難。

・ アーティストが創作活動に専念できるよう、プロダクション、レコード会社、音楽出版社等が協力して、著作権ビジネスを実施している。

著作権: 作詞家、作曲家 ⇒ 音楽出版社著作隣接権: 演奏家、歌手 ⇒ レコード会社

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CDの演奏 ①

○ 演奏権

・ レコード録音テープ、CD、ハードディスクなどの物に音を固定(録音)したもの。

・ 演奏演奏者が実際に演奏をする行為だけでなく、レコードを再生する行為も含まれる。

・ 店内で、自分が買ったCDの音楽を流していい?

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CDの演奏 ②

○ 演奏権

・ CDを購入して、得た権利は何か?

⇒CDに録音されている音楽を、購入者が聴く権利(所有権)。

⇒著作権(演奏権)は、著作権者から許諾されていない。

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CDの演奏 ③

⇒CDを購入しても、演奏権を持っていないので、店内で公衆向けに演奏(CDの音楽を流す)することはできない。

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映画著作物の著作者①

○ 映画製作にかかわる人々

・ 映画の元となる小説・脚本、映画で使う音楽の著作者

・ 映画の制作、監督、演出、撮影、美術、録音、照明の担当

・ 実演家(俳優、声優、歌手)

・ 映画著作物の制作には、大勢の人がかかわるため、すべての人が著作者になるとすると、映画の利用の際、

誰が著作者なのか特定が難しい

著作者に著作者人格権が発生するため、著作者人格権を行使されると、利用が阻害される

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映画著作物の著作者②

・ 映画の制作、監督、演出、撮影、美術、録音、照明の担当

・ 実演家(俳優、声優、歌手)

⇒ この中で、映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者が著作者(監督等)となる。

・ 映画は、小説・脚本を翻案して制作された二次的著作物⇒ 小説・脚本の著作者は、映画の原著作者となる。

・ 映画で使う音楽は、映画の著作物に複製されて使われている。

・ 小説、脚本、音楽の著作者は、映画著作物の著作者にはならない。小説、脚本、音楽の著作者であるのみ。

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映画著作物の著作権者①

・ 映画製作者とは、映画製作のための企画、資金調達、制作、配給に発意と責任を有する者

⇒ 通常は映画会社

・ 映画の著作者(全体的形成に創作的に寄与する監督等)が、映画製作者に対して、その映画の製作に参加するという約束をして製作された場合、その映画の著作権者は、映画製作者に一元化される。

⇒ 映画製作には巨額の製作費を投資する必要があることと、著作権者が多数となると映画の円滑利用が阻害されるため。

・ 最近は、製作委員会(複数の企業が資金を出資して映画を製作。映画の著作権は出資企業が共有)が映画製作者となる事例がある。

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映画著作物の著作権者②

・ 著作者人格権は、映画の著作者(監督等)に残る。

・ 通常は、映画製作者と監督等との間で参加の契約が締結されることが多い。その契約の中で、報酬等が取り決められる。

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キャラクターの保護 ①

〇 キャラクター

• キャラクターとは、小説や漫画等に登場する架空の人物や動物等の姿、名称、役柄等の総称。

• 抽象的なイメージであり、アイデアレベルの存在。

• 小説などのように文字によって表現されている「フィクショナル・キャラクター」や、漫画やアニメなどのように視覚的に表現されている「ファンシフル・キャラクター」がある。

「著作権法」 中山信弘 有斐閣三山裕三 「著作権法詳説」

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キャラクターの保護 ②

◆フィクショナル・キャラクター

• 小説、漫画、映画等の作品の登場人物が有する人物像という意味でのキャラクター(例:ひげ面、小太り、ずぼらな性格)

◆ファンシフル・キャラクター• 視覚的に表現した単体のイラストという

意味でのキャラクター(右図)

上野達弘 「キャラクターの法的保護」、パテント69巻4号47ページ(2016年)

http://www.shopro.co.jp/license/title/601/

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キャラクターの保護 ③

○キャラクターの保護

• キャラクターそのものは、アイデア。

• アイデアを文字やイラストで表現されたものが、著作物として著作権法で保護される。

⇒他人が自由に使用することはできない。

「著作権法」 中山信弘 有斐閣

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デジタルコンテンツ ①

○デジタルコンテンツ

• デジタルデータ(バイナリー形式)に変換された文章、写真、画像、影像あるいは音声等の素材情報。

• 著作権法で保護の対象となる著作物。

• よって、他人が作成したデジタルコンテンツを利用したい場合には、著作者から利用の許諾を受ける必要がある。⇒ 著作者との交渉に、時間と労力を要する。⇒ 解決策として、ライセンス条件が表示されているデジタルコ

ンテンツを利用する。

「IT知財と法務ビジネスモデル&コンプライアンスプログラムの構築」IT企業法務研究所、IT知財と法務編集委員会 日刊工業新聞社

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デジタルコンテンツ ②

○ CC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンス

• 作品(デジタルコンテンツ)の著作者は、下記の4つの条件を組み合わせて、デジタルコンテンツを利用するための条件を定めている。

「クリエイティブ・コモン・ライセンスとは」https://creativecommons.jp/licenses/#licenses

著作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示すること

営利目的での利用をしないこと

元の作品を改変しないこと

元の作品と同じ組み合わせのCCライセンスで公開すること

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デジタルコンテンツ ③

• 例えば、下記のマークが表示されている作品は、

著作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、 元の作品を改変しない

ならば、自由に作品を利用可能。

「クリエイティブ・コモン・ライセンスとは」https://creativecommons.jp/licenses/#licenses