foss4 gで修学旅行支援〜子どものためのフィールドワーク入門〜
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2014年6月28日FOSS4G北海道2014発表資料です。TRANSCRIPT
FOSS4Gで修学旅行支援子どものためのフィールドワーク入門
青森県三内丸山遺跡
厚沢部町
修学旅行は三内丸山遺跡
©OpenStreetMapContributers
縄文時代前期〜中期の大遺跡
縄文時代の説明は
教科書に書いてある
遺跡の説明は
遺跡で受けた方がいい
遺跡を観察する技術
考えられる問題点
アミューズメント施設化した遺跡
考えない観察しない
遺跡立地を観察できる
ようになるための事前学習
①ワークショップ「遺跡はどこにある?」②フィールドワーク「遺跡を探せ!!」
対 象
厚沢部小学校6年生24人7月に三内丸山遺跡へ行く
5月16日(金)5〜6時間目総合学習
準備したもの①国土基本情報 道路縁、水域、河川、建物②基盤地図情報数値標高モデル 傾斜区分図(5°刻み)③町内遺跡分布図 北海道教委「北の遺跡案内」から
準備したもの
④QGIS
⑤Google Eearth
Q:みなさんが大昔の人だったらどこに家を建てますか?
背景図は国土基本情報を使用
Q:みなさんが大昔の人だったらどこに家を建てますか?
山 派山 派VSVS
川 派川 派
手 順①遺跡のありそうな場所にシール グループ毎に作業②どの場所が一番遺跡がありそうか 「ランキング」による話し合い③話し合いの結果を発表 なぜ遺跡があると思ったのか?
正解発表
背景図は国土基本情報を使用
子どもたちが選んだ場所は・・
背景図は国土基本情報を使用
遺跡はどんな場所にあるでしょうか?
山山に近いほうがよい?に近いほうがよい?
それともそれとも川川??
平ら平らなところ?なところ?
傾斜地傾斜地??
傾斜が変わるところに遺跡が立地自分たちの行動圏と重なっているような・・・
背景図は国土基本情報を使用傾斜区分図は基盤地図情報数値標高モデル(10mメッシュ)を改変して使用
傾斜が変わるところに遺跡が立地
背景図は国土基本情報を使用傾斜区分図は基盤地図情報数値標高モデル(10mメッシュ)を改変して使用
三内丸山の立地は?
背景図は基盤地図情報縮尺レベル25000を使用
三内丸山の立地は?
背景図は基盤地図情報縮尺レベル25000を使用
三内丸山の立地は?
背景図は国土基本情報を使用傾斜区分図は基盤地図情報数値標高モデル(10mメッシュ)を改変して使用
三内丸山の立地は?
背景図は国土基本情報を使用傾斜区分図は基盤地図情報数値標高モデル(10mメッシュ)を改変して使用
縄文海進をイメージする
背景図は基盤地図情報縮尺レベル25000及び基盤地図情報数値標高モデル(10mメッシュ)を改変して使用
いよいよフィールドへ!!
遺跡についた途端、子どもたちは遺物を求めて走り去ってしまいました・・
収 穫 物
縄文中期の土器、幕末の陶磁器、明治期の陶磁器など
事前学習+
フィールドワーク
先入観をもってフィールドへ
Google earthの表示はわかりやすい
のですが・・・
教室にはインターネット環境
がない
QGISはブラウザとしても秀逸
データ作成から表示まですべて で完結
地図と組み合わせると
遺跡がもっと楽しくなる
ご清聴ありがとうございました