friendship force gifu 年 月 1 1. 2018 年と2019 年の交換について ff 岐阜クラブ会長...

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1 1. 2018 年と 2019 年の交換について FF 岐阜クラブ会長 松原敬子 2018 年は、4 月にベロホリゾンテ(ブラジル)受入、11 月にサクラメント(USA)渡航と 大変友好的で温かい交換ができたと思っています。特にサクラメントは、 2017 年に受入をした クラブの訪問で、感激的な再会とともに、より皆さんの友情が深まった事と確信しました。 さて、2019 年は、5 月にソウル(韓国)受入、6 月にルーベン(ベルギー)渡航、11 月にロシ アからストップオーバー受入が予定されています。ホスト、デイホスト、ディナーホストなど、 受入時にそれぞれの会員ができる範囲で参加していただけると、楽しさ、喜びを共有できると ともに、会全体も盛り上がる事と思います。皆さん呼びかけあって、会員全員の協力をお願い いたします。2019 年も楽しい一年になりますように。 タホ湖のすばらしい景色をバックに Friendship Force GIFU 2019 1 今季号の内容 主なテーマ「米国・サクラメントクラブ渡航」 1.2018 年と 2019 年の交換について松原 敬子 2.母なる大地カリフォルニア 大野 昭子 3.若松ファームの見学 和子 4.ゴールド ディスカバリー 長野 加代子 5. フリーディはサンフランシスコへ 藤井 訓子 6.フリーディ 11 10 () 草野 敏治 7. カリフォルニア州議事堂訪問 岩田 恭子 8.ホーム ディナー 上松 孝子 9. ワイナリー訪問 藤井 10. バードウォッチング 堀部 葉子 11. タホ湖を訪れて 草野 静子 12.Pat さん宅でのランチ 岡田 美佐子 13. フェアウェルパーティ 志知 文子 事務局からのお知らせ

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Page 1: Friendship Force GIFU 年 月 1 1. 2018 年と2019 年の交換について FF 岐阜クラブ会長 松原敬子 2018 年は、4 月にベロホリゾンテ(ブラジル)受入、11

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1. 2018 年と 2019 年の交換について FF 岐阜クラブ会長 松原敬子

2018 年は、4 月にベロホリゾンテ(ブラジル)受入、11 月にサクラメント(USA)渡航と

大変友好的で温かい交換ができたと思っています。特にサクラメントは、2017 年に受入をした

クラブの訪問で、感激的な再会とともに、より皆さんの友情が深まった事と確信しました。

さて、2019 年は、5 月にソウル(韓国)受入、6 月にルーベン(ベルギー)渡航、11 月にロシ

アからストップオーバー受入が予定されています。ホスト、デイホスト、ディナーホストなど、

受入時にそれぞれの会員ができる範囲で参加していただけると、楽しさ、喜びを共有できると

ともに、会全体も盛り上がる事と思います。皆さん呼びかけあって、会員全員の協力をお願い

いたします。2019 年も楽しい一年になりますように。

タホ湖のすばらしい景色をバックに

Friendship Force GIFU 2019 年 1 月

今季号の内容 主なテーマ「米国・サクラメントクラブ渡航」

1.2018 年と 2019 年の交換について松原 敬子 2.母なる大地カリフォルニア 大野 昭子

3.若松ファームの見学 辻 和子 4.ゴールド ディスカバリー 長野 加代子 5.フリーディはサンフランシスコへ 藤井 訓子 6.フリーディ 11 月 10 日(土) 草野 敏治

7.カリフォルニア州議事堂訪問 岩田 恭子 8.ホーム ディナー 上松 孝子

9.ワイナリー訪問 藤井 進 10.バードウォッチング 堀部 葉子 11.タホ湖を訪れて 草野 静子 12.Pat さん宅でのランチ 岡田 美佐子

13.フェアウェルパーティ 志知 文子 * 事務局からのお知らせ

Page 2: Friendship Force GIFU 年 月 1 1. 2018 年と2019 年の交換について FF 岐阜クラブ会長 松原敬子 2018 年は、4 月にベロホリゾンテ(ブラジル)受入、11

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2. 母なる大地カリフォルニア AC 大野 昭子

昨秋の FFサクラメントクラブ来岐から一年、“カモンベイビーアメリカ”のヒット曲に誘わ

れて、私たち FF 岐阜クラブ 13名は同クラブへの渡航がかないました。

USAは広く、何でも great だと感じます。Vineヤード、オーチャード、ライスフィールド、

アーモンドやさまざまなヴェジタブルフィールドが果てしなく広がる母なる大地。その昔、ゴ

ールドラッシュもあった恵みの大地。時にはブッシュ・ファイアーが文明化した町を脅かすこ

ともあります。

FF サクラメントクラブは、120 名のメンバーを有し、皆が協力し合うナイスなクラブでし

た。高齢化は否めないものの、ハイスピードで車を走らせます。ディナーホストは素晴らしい

お家でステキなメニューでおもてなし。楽しいパーティーもありました。

私のホストマザーJanet さんは 85 歳です。三ヶ月前にご主人を亡くされて少し寂しそうで

したが、毎日ストレッチや愛犬デイジーの散歩を欠かさず、朝食やディナーも作ってくれまし

た。HCのNancyさんは、お母さまの体調が悪

く会うことはかないませんでしたが、メールで

色々と気づかってくれました。再会と新しい出

会い。歓迎して頂き心より嬉しく思いました。

今回、AC を仰せつかり、飛行機の遅れやス

モークでキャンセルになったイベントもあり

ましたが、無事に終えることが出来ました。

AAC の松原さん始め皆様の協力に感謝します。

そして サンキュー カルフォルニア サク

ラメントクラブ。

Itinerary

ffsacramento.org

Thursday, November 8th Early afternoon arrival

6:00pm Welcome pot luck dinner

Friday, November 9th 10:00am Tour of Wakamatsu Tea and Silk Colony Farm

afternoon Tour the Marshall Gold Discovery Site

6:00pm Home hosted dinner

Saturday, November 10th Unscheduled day

Sunday, November 11th 10:00am Veteran's Day Parade *

2:00pm Tour of Capital

6:00pm Home hosted dinner

Monday, November 12th 10:30am Sugar Mill (Visit Wine Country)

3:00pm View Sand Hill Cranes

Tuesday, November 13th 10:00am Lake Tahoe

Wednesday, November 14th 10:30am Visit Sacramento State College *

5:30pm Farewell dinner

Thursday, November 15th Depart in the morning

* Smokeのため中止

Friendship Force GIFU 2019年 1月

ウェルカム ディナーの会場にて

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3.若松ファームの見学 辻 和子

サクラメント渡航の 2日目の午前中は若松ファーム見学です。

前日の夕食に富有柿とふじりんごのデザートがありホストの温かい気持ちが嬉しかったです。

また、明朝のスケジュール表を見て心が穏やかでウキウキしてきました。なぜかというと「茶」「繭」

のことが書かれて興味がありました。

早朝、ホンダ大型車で現地に行きました。そこ

は広大な小高い丘が連なる土地でした。若松ファ

ームの由来は、時は 1869 年アメリカではゴール

ドラッシュ、日本は戊辰戦争中で、会津若松では

勝利が困難となると藩主は武士を日本人として最

初にアメリカに入植させ、茶、繭の栽培を試みま

した。この時に入植地に案内したドイツ人と日本

人妻のベビーシッタ―としてオケイ・イトウさん

が連れて来られました。彼女は故郷を恋しつつ日

本の方角に向けよく佇んでいましたが 19歳の若

さで病死しました。近年、その場所に墓所が建てられ多くの人訪れています。入植者が成功したの

はほんの数年だけでした。入植者達はこの地を去り今は歴史を語る三つ葉葵の紋とWAKAMATSU

がパンフレットの表紙となっております。

数年前、私は南米アルゼンチン、ペルー、パラグアイに戦後、政府の指導で入植された方々の苦

難話と先駆者の墓所で故郷を合唱したということを思い出しました。

(ウエブ:ARConservancy.org/wakamatsu)

4. ゴールド ディスカバリー 長野 加代子

若松ファーム(おけいさん)見学の後、ゴールド ディスカバリー公園へ移動しました。そこでサ

クラメントのFFメンバーが用意してくれた 3種類のサンドイッチ、スナック菓子、飲み物から好

きな物を選んで、公園のベンチで食べた後、ゴールド ディスカバリー博物館等の見学へ。

この公園は、1848 年 1 月、マーシャルという人が川底に何か光る物を見つけ、拾い上げると金

の粒だったという、これが歴史に名高いゴールドラッシュの始まりなのだそうです。

そこで、私たち好奇心旺盛な(?)4 人(藤井訓子さん、松原さん、岩田さん、私)は、このゴール

ド ディスカバリー体験に挑戦しました。川底に見立てた細長い水槽の底から、ボウル(直径 25cm

位)で泥水をすくい上げ、何度も何度もボウルを回

しながら水を捨て、底に残っている小さな金の粒

を探し出すのです。

20~30 分ほどこの作業を続けたでしょうか?

金の粒はほんの小さいのが 2~3 個、そしてガー

ネットのかけらが数個取れました。それを小さな

容器に入れてお土産にしました。結構手がだるく

なりましたが、当時はもっと大変な作業だったと

思います。

興味本位の体験でしたが、アメリカの歴史のほ

んの一端を垣間見た気がしました。

Friendship Force GIFU 2019年 1月

体験:ゴールド リスカバリー

おけいさんの墓

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5.フリーディはサンフランシスコへ 藤井 訓子

今日はフリーディ。霧のサンフランシスコに着いたとロマンチィックに浸っていたらただ

の山火事の煙だと言われがっかり。波止場ではアルカトラス島は見えず。

お昼のランチ~フィッシャーマンズワーフのカニ、カキ、クラムチャウダーは絶品。

この後、ケーブルカーについて PJ は待ち時間が長いと言ったが三回もお願いし Ray も乗っ

た事がないと言うことで、ケーブルカーに乗る事に決定。

やった!ターミナル駅では確かに長い列だったが、手動

でやるケーブルカーの反転台を見たり、鎖で木に縛られ

た大道芸人が一分間で鎖を解き放つ芸を見たりと、待ち

時間も楽しく過すことが出来た。小一時間経ちいよいよ

乗車。坂を登り始めると振動が激しく、下りでは手動で

ブレーキをかける運転手のにぎやかさといったらさす

がアメリカだと感心!

“I left my heart in San Francisco “ フランクシナト

ラの甘い歌声を聴き、夕闇のゴールデンゲートを渡

り帰路に着いた。

6.フリーディ 11 月 10 日(土) 草野 敏治

お世話になったホストの自宅は

官庁街から少し外れた古い旧市街

地でした。

フリーディは何処に行くかが話

題になり、春に日本で友人に紹介

されて見たサクラメントの映画を

見た話しをしたら、盛り上がり、

ご主人がネットで映画撮影のコー

スを検索し、これに従って廻る事

になりました。撮影場所は自宅の

学校区内と思える近い場所でした。

主人公はサクラメントの女子高校生です。勉強嫌いですが、この町を出て東部の有名大学

に入ることが夢です。進学問題、所得格差、性的好奇心を描いています。女子高校、パーテ

ィー用の中古衣料販売店、インド人薬局、ダチョウハンバーガー店、嘘をついていた大きな

住宅、いかがわしい高校生入室禁止のスナック等です。少女は運よくイラク戦争が始まり徴

兵で入学者が減ったコロンビア大学に入ることができ、自分の育ったサクラメントを小説に

し、映画監督を務めた実話で、作品を思い出しながら観光しました。

Friendship Force GIFU 2019 年 1 月

サクラメントを舞台にした映画 女子高前を散歩

サンフランシスコを満喫

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7. カルフォルニア州議事堂訪問 岩田 恭子 この日は、予定通りなら、午前中はベテランズデイパレード見学のはずでしたが、煙霧の為、中

止となってしまいました。楽しみにしていた一つでしたが、火事にあわれた人々の事を思うとそれ

くらいは仕方ありませんね。私たちは近所の散歩道を歩くことにしました。とても良く整備されて

いて、歩行者と自転車のみの路なので安全で平和でした。鳥やリス、自然を堪能しました。

さて、議事堂ですが、1800年代後半からの物がたくさん保存、

再現されていました。印象に残ったのは、至る所にボランティ

アの人がいて、楽しそうに説明したり来場者と会話を交わして

いた事です。FF のメンバーも何人かされていました。退職後

にこのような場があるのは良いことだなと思いました。

私たちのホスト、ヘレンはとても物知りで何を聞いても的確

な答えをくれます。とりわけアンチトランプ派でその事につい

て話し出したら止まりません。ある日の夜は私たちの部屋にや

ってきて、政治の話を一時間半もしていきました。愛する旦那

様を亡くした経緯や双子の娘さん達の話など、再会した私たち

はけっこうディープな会話を交わす事が出来て、とても印象的

な交換になったと思いました。私の周りの全ての皆さん、あり

がとうございました。そして加代ちゃん、ありがとう。

8.ホーム (ホステッド) ディナー 上松 孝子

ホームスティは若い人のものと思っていましたが、FFのおかげで体験することが出来ました。

未経験の私は楽しみ半分、心配半分、この緊張感は認知症予防にも大変よかったと思います。

楽しい思い出はいっぱいありますが、今回は 11 日(月)のディナーホストについて書いてみた

いと思います。ディナーホストはジョディさんでした。この日のメニューは、豚のスペアリブの甘

辛焼き、サラダ、スイ―ツでした。まず、好みの飲物をいただきながら楽しいおしゃべりで始まり、

食事は銘々の大きなお皿に好きなだけお料理をいただくのです。スペアリブはやわらかく、とても

おいしく味付けされていました。私はあまりのおいしさにお代りをしてしまいました。スイ―ツも

とてもおいしかったです。食後はジョディさんの娘さんを囲んで楽しくおしゃべり、そして他のテ

ーブルに行くと AAC の松原さんを囲んでジョディさんや私のホストのモニカさんその他みんなで

折り紙をしてみえました。ソフトクリーム、鶴、お盆などを披露し盛り上がっていました。本当に

楽しいディナーでした。ホストの家に帰っても

9時頃でした。

ホームディナーは滞在中3回ホストの家にお

じゃましました。どのお宅もすばらしく私達日

本人から見ると夢のようなすてきなキッチンで

した。またディナーはビュッフェ方式でホスト

も楽しくおしゃべりに加わり、そして早めのお

開き、それだからこそホームディナーが続くの

だなと思いました。私の初めてのホームスティ

が楽しくすごせたのは本当に皆さんのおかげで

す。ありがとうございました。

Friendship Force GIFU 2019年 1月

カリフォルニア州議事堂にて

楽しいホームディナー

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9.ワイナリー訪問 藤井 進

サクラメントのホストは一昨年私たちがホストをした PJとRay夫妻です。奥さんの PJはなか

なかの食通で Thanks Dinner では懐石料理を所望されました。結構良い値段でしたが了解とのこ

とでご一緒しました。料亭では日本間から中庭が臨まれ、料理も雰囲気もよく、満足してくれたよ

うでした。また自宅ではお土産に一合桝を差し上げましたが、当然日本酒の飲み方も伝授すべきと、

桝の隅に塩を盛り、冷酒(純米酒)で一杯です。これも大いに気に入った様で、当然、サクラメン

トのお土産のひとつは日本酒にしました。

さて、今回の渡航に際しては、メールのやりとり

でワイナリーへ行くよとの情報が入りましたのでカ

リフォルニアワインの知識をちょっぴり仕入れまし

た。カリフォルニアワインはアメリカのワイン生産

の 90%を占めていること、アメリカ合衆国はワイン

消費量が世界第 3位、同生産量が 4位で世界のワイ

ン大国であること、アメリカでは葡萄栽培とワイン

醸造の分業が成立していること、1960年代以降自由

な発想とチャレンジ精神、最新技術の導入で発展し

てきたこと、またカリフォルニアの気候と風土が多

種多様なワインを生み出していること・・・。

今回は 2カ所のワイナリーを訪問しました。Sugar Mill(砂糖工場の跡地に、今では 13のワイ

ナリーが進出)とBogle Vineyardsでした。とくにBogleは 1500エーカーを超える畑で葡萄を栽

培しており見渡す限りの葡萄畑の中でワイン造りをしていました。

10.バードウォッチング 堀部 葉子

11月 12日の月曜日午後3時頃、Sand hill Cranesの資料館へ行った。そこは緑に囲まれた眺め

の良い場所だった。資料館のテラスの長椅子に腰掛けて、Sand hill Craneの説明を受けた。

3万羽以上のSand hill Craneが、毎年 9月になると秋と冬を過ごすためにサクラメントに移動

してくる。彼等は、自分達に適した寒い気候と食料補給のため、アラスカ、オレゴン、シエラ渓谷

からやって来る。コヨーテや狼などの捕食者から身を守るため、

夜はまとまって眠る。そうすれば、誰かが見張り役になり被害

に遭わなくて済むと初めて知った。

そして夕刻になると、飛んで来る鶴を見るために場所を移動

した。どこまでも限りなく続く野原のような場所に着いた。そ

こは柵があった。待つこと 30 分くらい、空の向こうから 5 羽

くらいの鶴が飛んで来た。肉眼では黒い点にしか見えなかった

が、鶴は水溜まりの中にエサを求めて降りたった様だ。双眼鏡

を借りて見ると確認することができた。その後、何羽かの鶴が

飛んできた。私は実際に鶴が飛ぶのを見たのは初めてです。両

足を揃えて飛ぶのも初めて知りました。日本のタンチョウ鶴よ

り器量は劣ると聞いていましたが、Sand hill Craneも綺麗で

した。鶴の事を知る良い機会となりました。

Friendship Force GIFU 2019年 1月

Sand hill Crane

見渡す限りの葡萄畑

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11.タホ湖を訪れて 草野 静子

タホ湖はサクラメント市の背後の、シエラネバダ山脈の山々の境にあってアメリカで有数の

湖で、スコアバレー冬季オリンピックが開催された有名なリゾート地でした。別荘が多くフレ

ンドシップのメンバーの別荘も訪れました。昨年秋に親しく交流したウオラル夫妻に再会する

事ができ、何度も何度もハグし、再会を喜び合いました。

ドナーパスエリアと呼ばれる山脈の峠は険しく、170 年ほど前に開拓団の幌馬車が冬の時期に

多数の死者を出したことをこの地の記念館のビデオで知りました。2000 メートルの山々の交

通はその後、難関のトンネル鉄道工事で、大陸横断鉄道になり、今では自動車の普及で高速道

路になっています。途中の山肌

に山火事の跡もあり、この場所

から少し離れた山では今も山火

事が続いていると聞きました。

山々を見ていると、日本の山々

と違い延々と続く山並みで、悲

しい伝説と共にアメリカ大陸の

偉大さ、大自然の厳しさが私の

胸のずっと深くに染み込んでく

るように感じられました。

12.Pat さん宅でのランチ 岡田 美佐子

透明度が高く、底まで見えるきれいなタホ湖を見た後、次は「レストランでランチ」と聞い

ていましたが、山小屋のようなお家に到着しました。不思議に思いつつ玄関に入ったら、Pat

さんと Bobさんのお家でした。昨年岐阜に来られた時にはお話をしたことはなかったのですが、

顔は見覚えがありました。玄関には大きなパッチワークの作品がかけられ、あちこちの壁に手

の込んだ、センスの良い作品がかけてありました。2階に

はそのための仕事部屋があり、いろんなパターンが整然と

準備されているのにもビックリしました。広いお家の中を

一回りさせてもらっているといい匂いがして、「さあラン

チですよ」と声がかかりました。大きなお皿に主菜とパン

とサラダを取り、飲み物も大きな容器に準備してありまし

た。座る場所も食卓だったり、ソファーだったり、広~い

お家を上手に使ってもてなそうとの Pat ご夫妻の心遣い

を嬉しく思いました。お手伝いにメンバーさんが 1 人来て

みえましたが、30 人近くの料理をオーブンを使って楽々

と準備されている様子がとても参考になりました。今回は 4軒のお宅の夕食に招待して頂きま

した。どこも大きくて立派なお宅ばかりで、それぞれに個性が出ていて楽しく訪問させて頂き

ました。どのお宅もメニューがシンプルで、気軽におもてなしをするコツはこれだと思いまし

た。大野さん、松原さんお世話になりました。

Friendship Force GIFU 2019年 1 月

ウオラル夫妻と タホ湖を臨んで

Patさんの作品

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13.フェアウェル・パーティー 志知 文子

第 7 日目の夜はホストや他の会員達もたくさん集まって、アメリカの伝統行事

Thanks-giving Dinner でもてなしてもらいました。アメリカ東部に移住した人達が最初の収

穫をネイティヴアメリカンを招待して祝ったという起源やその後国民の休日に制定されたこ

となどをスクリーンで説明してもらいました。本来なら 11 月第 4 週目の木曜日なので 1 週間

ほど早かったのですが、ローストした七面鳥のスライスにグレービーソース、スタフィング、

クランベリージャム、スイートポテトなどが添えられた典型的なお料理を味わう事ができまし

た。この日の会場は食事を十分に摂れない子供達の為に慈善団体が運営しているところで、そ

こで料理を作り、サービスを提供してくれたスタッフ達もボランティアの人達でした。ここで

もアメリカのボランティア活動が盛んに行われているのを実感しました。ホスト以外の会員達

がディナーホストやデイホストを分担されたので、ホスト以外の会員の人達とも親しくなるこ

とができ、正に別れを惜しむフェアウェル・パーティーでした。

サンクス・ギヴィング・ディナー ホスト達とテーブルを囲んで

Friendship Force GIFU 2019年 1 月

発 行:2019年 1月

サクラメント渡航 AC:大野 昭子

編 集:藤井 進

事務局:志知 文子

TEL:058-276-0397

Email:[email protected] サクラメント

事務局からのお知らせ(2019年の主な行事)

☆ 総会:1月 26日(土) グランヴェール岐山

☆ ワールド・フレンドシップ・ディ:3月 2日(土) 韓国についての勉強会

☆ 受入:韓国・ソウルクラブ 5月 28日(火)~6月 4日(火) HC・紅林 勤さん

☆ 渡航:ベルギー・ルーベンクラブ 6月 27日(木)~7月 4日(木) AC・長野 加代子さん

☆ 中部ブロック会議:奈良クラブ主催 6月 16日(日)

☆ 第 31回 FF日本大会:静岡クラブ主催 10月 27日(日)~28日(月)

☆ ハローギフ・ハローワールド:詳細未定

☆ 国内交流:11月頃 鳥取クラブとの交流