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セットアップガイド セットアップガイド FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム P3AM-7852-06Z0 設置場所 事前準備 STEP 設置計画ガイド ネットワーク接続 ・構築ガイド(基本編) ・構築ガイド(Web GUI 編) 事前に設置場所とネットワーク接続に関する準備が必要です。 以下のマニュアルを必ず準備してください。 製品マニュアル ご使用のサーバやネットワーク機器の取扱説明書 設置場所のスペース ETERNUS DXを搭載するラックのサービスエリアに従って、設置スペースを確保してください。 設置場所と周囲環境の条件 ETERNUS DXの設置場所が周囲環境条件および設置環境条件を満たしているか、確認してください。 電源コンセントの確認 ETERNUS DXを設置する際に必要な電源コンセントの形状と数を確認してください。 Network Settingラベルの記入と貼り付け Network Settingラベルに、 ETERNUS DX 用のIPアドレスを記入して、ラックの内側に貼り付けてください。 PCの設定 ネットワーク環境設定 IPアドレス: 192.168.1.2 サブネットマスク:255.255.255.0 Webブラウザの設定 必要な設定については、『構築ガイド(Web GUI 編)』を参照してください。

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セットアップガイドセットアップガイド

FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム

P3AM-7852-06Z0

設置場所

事前準備STEP

設置計画ガイド

ネットワーク接続 ・構築ガイド(基本編) ・構築ガイド(Web GUI編)

事前に設置場所とネットワーク接続に関する準備が必要です。

以下のマニュアルを必ず準備してください。 ● 製品マニュアル ● ご使用のサーバやネットワーク機器の取扱説明書

設置場所のスペースETERNUS DXを搭載するラックのサービスエリアに従って、設置スペースを確保してください。

設置場所と周囲環境の条件ETERNUS DXの設置場所が周囲環境条件および設置環境条件を満たしているか、確認してください。

電源コンセントの確認ETERNUS DXを設置する際に必要な電源コンセントの形状と数を確認してください。

Network Settingラベルの記入と貼り付けNetwork Settingラベルに、ETERNUS DX用のIPアドレスを記入して、ラックの内側に貼り付けてください。

PCの設定 ● ネットワーク環境設定

‐ IPアドレス:192.168.1.2 ‐ サブネットマスク:255.255.255.0

● Webブラウザの設定必要な設定については、『構築ガイド(Web GUI編)』を参照してください。

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2 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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ラックにレールを取り付けて、コントローラーエンクロージャまたはドライブエンクロージャを設置します。構築ガイド(基本編)

ラックへの搭載STEP

●ドライブエンクロージャはコントローラーエンクロージャの上に搭載してください。ドライブエンクロージャを複数台搭載する場合は、ドライブエンクロージャに貼り付けてあるDE_No. ラベルの番号の順に従って搭載してください。 DE_No. ラベルは、右の図で示す位置に貼り付けられています。

●転倒防止のため、重心の位置に注意してください。ラックの安定性の面から、基本的にはラックの下部から上部へ順に搭載し、重心を下げるようにしてください。

重要

コントローラーエンクロージャおよびドライブエンクロージャ(2.5インチ用/ 3.5インチ用)

ドライブエンクロージャ(2.5インチ/3.5インチ)前面の右端

ドライブエンクロージャ(2.5インチ/3.5インチ)背面の上部右側

DE_No.ラベル

DE_No.ラベル

高密度ドライブエンクロージャ前面の右端

高密度ドライブエンクロージャ背面の上部右側

1. ラックレールをラックに取り付けます。コントローラーエンクロージャおよびドライブエンクロージャの各筐体サイズは2Uです。

(ラック支柱前面)

(ラック支柱背面)

ワッシャー

M5ネジ

M5ネジ

ワッシャー

M5ネジ

プレート

M5ネジ

プレート

ラックレール(右用)

ラックレール(左用)

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3 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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● コントローラーエンクロージャの場合M5ネジ3個でラック支柱に固定し、フランジカバーを取り付けてください。

フランジカバー

M5ネジ

フランジカバー

M5ネジ

● ドライブエンクロージャの場合M5ネジ4個でラック支柱に固定し、フランジカバーを取り付けてください。

フランジカバー

M5ネジ

フランジカバー

M5ネジ

2. コントローラーエンクロージャまたはドライブエンクロージャをラックに搭載して固定します。

コントローラーエンクロージャまたはドライブエンクロージャをラックに搭載したり、ラックから取り外したりする場合は、担当営業員または担当保守員に連絡してください。

重要

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4 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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高密度ドライブエンクロージャ

1. ラックレールをラックに取り付けます。高密度ドライブエンクロージャの筐体サイズは4Uです。

(ラック支柱前面)

(ラック支柱背面)

ワッシャー

M4ネジ

M4ネジ

ワッシャー

M4ネジ

ワッシャー

ワッシャー

M4ネジ

ラックレール(右用)

ラックレール(左用)

2. 前面にストッパー金具(左用および右用)、および背面にフラップ金具を取り付けます。

(ラック支柱前面)

M5ネジ

ラックレール(右用)

ラックレール(左用)

M5ネジ

ストッパー金具(右用)

ストッパー金具(左用)

(ラック支柱背面)

M4ネジ

フラップ金具B

ラックレール(左用)

ラックレール(右用)

フラップ金具A

● ラック支柱前面 ● ラック支柱背面

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5 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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高密度ドライブエンクロージャをラックに搭載したり、ラックから取り外したりする場合は、担当営業員または担当保守員に連絡してください。

重要

3. 高密度ドライブエンクロージャをラックに搭載して固定し、フロントカバーを取り付けます。背面にケーブルマネージメントアームを取り付けます。

ETERNUS DX背面のポートに各ケーブルを接続します。

構築ガイド(基本編)

ケーブルの接続STEP

●ケーブルにストレスを加えないように接続してください。

●ケーブルには静電気に弱い電子部品が内蔵されているものがあります。作業を行う前に、リストストラップを着用するか、または金属質のものに手を触れて、人体の静電気を放電してください。放電せずにコネクター部に触れると、故障するおそれがあります。

重要

ケーブルの管理を容易にし、ケーブルの接続ミスなどを防止するため、各ケーブルにラベルを貼り付け、接続元や接続先を記入してください。

ポイント

フロントカバー(ラック支柱前面)

(ラック支柱背面)

M5ネジ

M5ネジ

ケーブルマネージメントアーム

ピン

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6 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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ケーブル 背面

● FC、 iSCSI 10Gbit/s(10GBASE-SR)、FCoE、 Ethernet 10Gbit/s (FCケーブル接続用)

● iSCSI 10Gbit/s(10GBASE-T)、 iSCSI 1Gbit/s、 Ethernet 1Gbit/s

● SAS

各ホストインターフェースポートにホストインターフェースケーブルを接続してください。

● iSCSI 10Gbit/s(10GBASE-SR)、 FCoE、 Ethernet 10Gbit/s (Copper Twinaxケーブル 接続用)

ホストインターフェースケーブル2

ケーブル

● MNTポート運用管理用LANに接続するためのポートです。ネットワーク環境設定でMNTポートのIPアドレスの設定を変更した後に接続してください。

● RMTポート初期設定、およびリモートサポートに接続するためのポートです。

背面

LANケーブル1

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7 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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ケーブル 背面

ドライブエンクロージャを搭載している場合は、各エンクロージャのDIポート間をエンクロージャ間ケーブルで接続してください。

● DI(IN)ポートに接続する コネクター

● DI(OUT)ポートに接続する コネクター

■が印字されています。

●が印字されています。

エンクロージャ間ケーブルのコネクターには、行き先ラベルを貼り付けてください。

DI(OUT)ポート

DI(OUT)ポートDI(IN)ポート

● コントローラーエンクロージャ

● ドライブエンクロージャ

コントローラーエンクロージャにはDI(OUT)ポートのみがあります。■が印字されている方のコネクターを接続してください。

各I/Oモジュールの左側がDI(IN)ポート、右側がDI(OUT)ポートです。DI(IN)ポートには、●が印字されている方のコネクターを接続してください。DI(OUT)ポートには、■が印字されている方のコネクターを接続してください。

● エンクロージャ間ケーブルの接続例(ドライブエンクロージャを2台搭載している場合)コントローラー0とI/Oモジュール0系側は、ドライブエンクロージャ番号が小さいものから昇順に接続してください。コントローラー1とI/Oモジュール1系側は、ドライブエンクロージャ番号が大きいものから降順に接続してください。

コントローラーエンクロージャ

ドライブエンクロージャ 1

ドライブエンクロージャ 2

エンクロージャ間ケーブル3

エンクロージャ間ケーブルを接続するときは、コネクターの向き(タブが下側になっていること)を確認し、奥までしっかりと差し込んでください。

重要

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8 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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電源ユニットのインレットに電源コードを接続します。電源コードは、抜けないようにリリースタイで固定してください。

ケーブル 背面

ドライブエンクロージャ

コントローラーエンクロージャ

ETERNUS DXとPC端末を接続します。コントローラーエンクロージャのコントローラー0(CM#0)の RMT ポートと PC 端末を、LAN ケーブルで直接接続してください。

PC端末とETERNUS DXの電源を投入します。

ETERNUS Web GUI で ETERNUS DXの基本的な設定を行います。

構築ガイド(基本編)

基本設定STEP

コントローラーエンクロージャ

PC端末

LANポート

LANケーブルコントローラー0(CM#0)のRMTポート

コントローラーエンクロージャ

電源スイッチ

ドライブエンクロージャ

ETERNUS DXと PC端末の接続1

電源の投入2

電源コード4

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9 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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ETERNUS DXを運用する前に必要な設定を、初期設定画面で行います。ウィザード形式の画面に従って、以下を設定してくだ さい。

● 装置名称設定 ● ユーザーパスワード変更 ● シン・プロビジョニング設定 ● アドバンスト・コピーライセンス登録 ● SED認証鍵登録 ● ネットワーク環境設定ETERNUS DXを運用管理用LANに接続するため、ネットワーク環境設定でMNTポートのIPアドレスを設定します。

1. PC端末でWebブラウザを起動します。

2. Webブラウザのアドレスバーに以下のURLを入力します。 http://192.168.1.1/ETERNUS Web GUIのログイン画面が表示されます。

3. 言語を変更する場合は、[オプション]ボタンをクリックして、「Language:」でEnglishまたはJapaneseを選択します。

4. ユーザー名とパスワードを入力します。ユーザー名:rootパスワード:root(初期状態)

ETERNUS Web GUIの起動3

初期設定4

ログインすると、ETERNUS Web GUIの初期設定画面が表示されます。

設定終了後、Webブラウザを終了します。

MNTポートについて、必ずネットワーク環境の設定を行ってください。MNTポートのネットワーク環境を設定しないと、一部の機能を使用できません。

重要

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ETERNUS DXと運用管理 LANの接続5

コントローラー0のRMTポートとPC端末からLANケーブルを取り外します。コントローラー0およびコントローラー1のMNTポートのLANケーブルをお客様のネットワークに接続してください。その後、ネットワークに接続されているPC端末でWebブラウザを起動し、ネットワーク環境設定で設定したIPアドレスでETERNUS Web GUIに再ログインしてください。ログインするとオーバービュー画面が表示されます。

サービスごとにファイアーウォールを設定します。

ファイアーウォール設定6

1. [システム]タブ ― カテゴリーの[ネットワーク] ― [アクション]から「ファイアーウォール設定」をクリックします。

2. 各サービスの有効、無効を指定します。

MNTポートのネットワーク環境の設定を行っていない場合は、一部の機能を使用できません。必ずネットワーク環境の設定を行ってください。

重要

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11 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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1. RAID グループの作成ボリュームを作成するRAIDグループを作成します。RAID グループを作成する画面は以下の方法で表示します。[RAIDグループ]タブ ― [アクション]から「作成」をクリックします。

2. ボリュームの作成RAIDグループにボリュームを作成します。ボリュームを作成する画面は以下の方法で表示し ます。[ボリューム]タブ ― [アクション]から「作成」をクリックします。

● グローバルホットスペアの登録グローバルホットスペアに登録するドライブのチェックボックスをチェックして、[アクション]から「グローバルホットスペア登録」をクリックし、確認画面で[OK]ボタンをクリックします。

ETERNUS DXのRAID構成を設定します。

ここでは以下を設定します。 ● RAID グループの作成 ● ボリュームの作成 ● ホットスペアの登録

3. ホットスペアの登録ドライブの故障に備えて、ホットスペアを登録します。ホットスペアを登録する画面は以下の方法で表示します。[コンポーネント]タブ ― カテゴリーの「Drives」をクリックします。

● 専用ホットスペアの登録専用ホットスペアに登録するドライブのチェックボックスをチェックして、[アクション]から「専用ホットスペア登録」をクリックします。

RAID構成設定7

専用ホットスペアとして使用するRAIDグループを選択し、[登録]ボタンをクリックし、確認画面で[OK]ボタンをクリックします。

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ホスト(サーバ)がアクセスできるホストインターフェースポートおよび認識できるボリュームを関連付けることで、複数サーバ接続時のセキュリティを保証できます。

ホストグループ、CAポートグループ、およびLUNグループを関連付けてホストアフィニティを設定する場合は、以下の順序で設定します。

1. ホストグループの追加ETERNUS DXにアクセスするホスト(サーバ)の情報を追加します。ホストグループを追加する画面は以下の方法で表示します(iSCSIホストグループの場合)。[接続性]タブ ― カテゴリーの「ホストグループ」 ― [アクション]から「iSCSIホストグループ追加」をクリックします。

2. ポートパラメーターの設定ホストインターフェースポートとサーバ間の接続情報を設定します。ポートパラメーターを設定する画面は以下の方法で表示します(iSCSIポートの場合)。[接続性]タブ ― カテゴリーの「ポートグループ」で「iSCSI」 をクリックします。[iSCSIポート]画面で設定するiSCSIポートのチェックボックスをチェックして、 [アクション]から「iSCSIポートパラメーター設定」をクリックします。

3. ポートグループの作成ホストがETERNUS DXにアクセスする場合のポートグループを作成します。ポートグループを作成する画面は以下の方法で表示します(iSCSIポートの場合)。[接続性]タブ ― カテゴリーの「ポートグループ」 ― [アクション]から「iSCSI ポートグループ作成」をクリックします。

ホストアフィニティの設定8

4. LUNグループの追加ホストが認識できるボリュームの集合(LUNグ ループ)を追加します。LUNグループを追加する画面は以下の方法で表示します。[接続性]タブ ― カテゴリーの「LUNグループ」 ― [アクション]から「LUNグループ追加」をクリックします。

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13 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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5. ホストアフィニティの作成ホストグループとポートグループ、ホストグループと LUNグループの関連付けを作成します。ホストアフィニティを作成する画面は以下の方法で表示します。[接続性]タブ ― [アクション]から「ホストアフィニティ作成」をクリックします。

必要に応じて、ETERNUS DXの監視設定を行います。 ● ETERNUS DXに異常が発生したときにイベントを通知する場合は、イベントの通知方法とレベルの設定が必要です。

● リモート通報サービスを運用する場合は、ETERNUS DXの故障を富士通サポートセンターに通知するための設定が必要です。

サーバと接続するために必要な設定を行います。各種ドライバのインストールやサーバとETERNUS DXを接続するネットワーク機器の設定などを行ってください。 接続設定後は、サーバ側から ETERNUS DXのボリュームが見えることを確認してください。

これでセットアップが終了しました。運用を開始できます。

構築ガイド(基本編)

・構築ガイド(基本編)・構築ガイド(サーバ接続編)

監視設定STEP

サーバとの接続STEP

●リモート通報サービスをご利用いただくとトラブルの早期発見ができ、短時間でトラブルを解決できます。

●リモート通報サービスは、製品保証期間中の無償サービスまたは有償サービス「SupportDesk Standard」をご契約いただくことで利用できます。

ポイント

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14 FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

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• 本書の内容は、改善のため事前連絡なしに変更することがあります。

• 本書の内容は、細心の注意を払って制作致しましたが、本書中の誤字、情報の抜け、本書情報の使用に起因する運用結果に関しましては、責任を負いかねますので予めご了承願います。

• 本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社はその責任を負いません。

• 無断転載を禁じます。

FUJITSU Storage ETERNUS DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム セットアップガイド

P3AM-7852-06Z0発行日 2017年4月

発行責任 富士通株式会社

運用ガイド(基本編)

運用と保守ETERNUS DXの状態確認ETERNUS DXのLEDやETERNUS Web GUIから、ETERNUS DXの状態を定期的に確認してください。

データのバックアップ万一の状態に備え、重要なデータについては、定期的にテープ装置などにバックアップをとるようにしてください。

無償修理保証書に記載された内容に従い、無償修理を行っています。

保守サポート期間ETERNUS DXの標準サポート期間は5年間です。長期サポート対応商品の場合は、ETERNUS DXご購入と同時に「SupportDesk Standard(長期サポート対応商品)」をご契約いただくことで、サポート期間が最長10年間になります。

SupportDesk Standard (有償サービス)「SupportDesk Standard」のご契約をお勧めします。このサービスをご契約いただくと、「ハードウェア異常のリモート通報」、「定期点検」、「ハードウェア/ソフトウェアの問題解決支援」、および「お客様専用ホームページでの運用支援情報の提供」などのサービスを受けることができます。