generic software product line engineering process (gesplep) 20120126

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Generic So*ware Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 2012年 1月 26日 © 2012 林 好一(Yoshikazu Hayashi1

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Page 1: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

Generic  So*ware  Product  Line  Engineering  Process  (GeSPLEP)

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 1

Page 2: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

•  本資料は、以下の書籍に基づき、さらに考察を加えて策定したものである  Klaus  Pohl,  Günter  Böckle,  Frank  van  der  Linden,  “So*ware  Product  Line  Engineering  -­‐  FoundaKons,  Principles,  and  Techniques,”  Springer  Verlag,  Heidelberg,  Germany,  2005.   [邦訳:林 好一、吉村 健太郎、今関 剛 訳『ソフトウェアプロダクトラインエンジニアリング――ソフトウェア製品系列開発の基礎と概念から技法まで』エスアイビー・アクセス]  

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 2

Page 3: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

0  製品系列の開発を行なう 20120111

 ゴール

 ・何度も用いる資産を開発し、実際に稼動するアプリケーション(製品、システム)を開発する基にする  ・その資産を活用してアプリケーションを何度も開発し、事業に用いる 概要  少しずつ異なるが大部分は同じアプリケーションの開発を高品質、低費用、短期間でリリースできるようにし、事業に機敏に貢献することが目標。

 事業における目標を把握し、その目標達成のためにどのようなアプリケーション(複数)が必要かを明らかにする。

 それらのアプリケーションの共通性と可変性を分析する。  アプリケーション間で共通の要求、(アーキテクチャ)設計、実現(詳細設計と実装)、試験を開発する。   なるべく共通部分が多くなるようにする。   共通でなくても、アプリケーションごとにどこを変えるのか(可変点)は決める。   共通でなくても、共通性が高い、つまり多用性があるものは、資産として用意する。

 アプリケーション開発の度に要求を分析し、なるべく資産を活用し、それでまかなえない部分をその都度開発する。  アプリケーション開発の際に、資産に問題があればそれはコア資産開発(コア資産開発)のプロセスにフィードバックし、  資産が保守されるようにする。  アプリケーション開発の際に、改善可能な事項があれば、それはコア資産開発にフィードバックし、資産が改善されるようにする。

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 3

Page 4: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

01  製品管

理を行な

11  コア資産

の要求を

開発する

12  コア資産

の設計を

行なう

13  コア資産

の実現を

行なう

14  コア資産

試験の

準備と実

施を行な

21  アプリ

ケーショ

ンの要求

を開発す

22  アプリ

ケーショ

ンの設計

を行なう

23  アプリ

ケーショ

ンの実現

を行なう

24  アプリ

ケーショ

ンの試験

の準備と

実施を行なう

001  事業目標

012  要求参考情報

011  製品計画

112  可変性モデル

111  再利用向け要求成果物

121  参照アーキテクチャ

122  再利用向け実現成果物の一覧

131  再利用向けインタフェースの説明

132  再利用向けコンポーネントおよびイ

ンタフェース

133  アプリケーション構成・設定ガイド

212  アプリケーション向け可変性モデ

211  アプリケーション要求仕様

221  アプリケーションアーキテクチャYY

232  コンポーネントおよびインタフェー

233  アプリケーション

231  インタフェースの説明

141  再利用向け試験準備文書

146  再利用向け要求成果物の欠陥 145  参照アーキテク

チャの欠陥

134  再利用向け成果物を実現する上

での問題

144  再利用向けインタフェース説明の

欠陥

234  設計上の誤り

245  アプリケーション要求仕様の欠陥

244  アプリケーションアーキテクチャの

欠陥

243  インタフェース説明の欠陥

246  アプリケーション試験の問題報告

247  再利用向け試験準備文書の欠陥

147  コア資産試験の問題報告 143  コア資産試験

結果

248  再利用向け試験準備文書候補

123  再利用向け要求に対する変更・詳細化の

要請

113  フィーチャに関する提言

214  再利用向け要求成果物候補

213  再利用向け要求に対する追加・変更の要

224  参照アーキテクチャ用成果物候補

223  参照アーキテクチャに対する追加・変

更の要請

222  要求差分の工数見積り

236  再利用向け実現成果物候補

235  再利用向け実現に対する追加・変更の

要請

242  アプリケーション試験結果

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 4

0  製品系列の開発を行なう 20120126

Page 5: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

11  コア資産の要求を開

発する

11  製品計画

146  再利用向け要求成果物の欠陥

123  再利用向け要求に対する変更・詳細化の要請

012  要求参考情報

111  再利用向け要求成果物

112  可変性モデル

213  再利用向け要求に対する追加・変更の要請

214  再利用向け要求成果物候補

113  フィーチャに関する提言

11  コア資産の要求を開発する 20120126

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 5

Page 6: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

11.1  再利用向け

要求を抽出して文書化す

11.2  再利用向け

要求に対する合意を形

成する

011  製品計画

146  再利用向け要求成果物の欠陥

123  再利用向け要求に対する変更・詳細化の要請

012  要求参考情報

114  コア資産利害関係者の一覧

111  再利用向け要求成果物

112  可変性モデル

115  再利用向け要求合意記録

213  再利用向け要求に対する追加・変更の要請

214  再利用向け要求成果物候補

113  フィーチャに関する提言

11  コア資産の要求を開発する(詳細化例) 20120126

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 6

Page 7: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

12  コア資産の設計を行

なう

134  再利用向け成果物を実現する上での問題

111  再利用向け要求成果物

123  再利用向け要求に対する変更・詳細化の要請

011  製品計画

112  可変性モデル

121  参照アーキテクチャ

122  再利用向け実現成果物の一覧

224  参照アーキテクチャ用成果物候補

223  参照アーキテクチャに対する追加・変更の要請

145  参照アーキテクチャの欠陥

12  コア資産の設計を行なう 20120126

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 7

Page 8: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

12.2  参照アーキ

テクチャを決める

12.3  再利用向け

に実現すべき成果物を

決める

外部  可変性

内部  可変性

134  再利用向け成果物を実現する上での問題

111  再利用向け要求成果物

123  再利用向け要求に対する変更・詳細化の要請

011  製品計画

112  可変性モデル

121  参照アーキテクチャ

122  再利用向け実現成果物の一覧

224  参照アーキテクチャ用成果物候補

223  参照アーキテクチャに対する追加・変更の要請

145  参照アーキテクチャの欠陥

12  コア資産の設計を行なう(詳細化例) 20120126

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 8

Page 9: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

13  コア資産の実現を行

なう

235  再利用向け実現に対する追加・変更の要請

147  コア資産試験の問題報告

121  参照アーキテクチャ

112  可変性モデル

122  再利用向け実現成果物の一覧

131  再利用向けインタフェースの説明

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェース

133  アプリケーション構成・設定ガイド

143  コア資産試験結果

236  再利用向け実現成果物候補

144  再利用向けインタフェース説明の欠陥

134  再利用向け成果物を実現する上での問題

13  コア資産の実現を行なう 20120126

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 9

Page 10: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

13.3  再利用向け

実現成果物を統合する

13.2  構成・設定支

援を記述する

13.1  再利用向け

実現成果物を用意する

単体

統合  された形

235  再利用向け実現に対する追加・変更の要請

147  コア資産試験の問題報告

121  参照アーキテクチャ

112  可変性モデル

122  再利用向け実現成果物の一覧

131  再利用向けインタフェースの説明

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェース

133  アプリケーション構成・設定ガイド

143  コア資産試験結果

236  再利用向け実現成果物候補

144  再利用向けインタフェース説明の欠陥

134  再利用向け成果物を実現する上での問題

13  コア資産の実現を行なう(詳細化例) 20120126

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 10

Page 11: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

13.1  再利用向け実現成

果物を用意する

144  再利用向けインタフェース説明の欠陥

122  再利用向け実現成果物の一覧

143  コア資産試験結果

121  参照アーキテクチャ

134  再利用向け成果物を実現する上での問題

236  再利用向け実現成果物候補

112  可変性モデル

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

13.1  再利用向け実現成果物を用意する 20120126

235  再利用向け実現に対する追加・変更の要請

147  コア資産試験の問題報告

131  再利用向けインタフェースの説明

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 11

Page 12: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

13.1.2  実現成果物

を再利用向けに改変す

13.1.1  既存の実現

成果物を発掘または購

入する  

13.1.3  再利用向け

実現成果物を新規開発

する

144  再利用向けインタフェース説明の欠陥

122  再利用向け実現成果物の一覧

143  コア資産試験結果

121  参照アーキテクチャ

134  再利用向け成果物を実現する上での問題

236  再利用向け実現成果物候補

136  再利用する既存実現成果物

112  可変性モデル

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

13.1  再利用向け実現成果物を用意する(詳細化例) 20120126

235  再利用向け実現に対する追加・変更の要請

147  コア資産試験の問題報告

131  再利用向けインタフェースの説明

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 12

Page 13: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

141  再利用向け試験準備文書  141.1  再利用向け単体試験準備文書

141.2  再利用向け統合試験準備文書 141.3  再利用向けシステム試験準備文書

14  製品系列向けの試験

の準備と実施を行なう

248  再利用向け試験準備文書候補  

112  可変性モデル

122  再利用向け実現成果物の一覧

131  再利用向けインタフェースの説明

121  参照アーキテクチャ 111  再利用向け要求成

果物

247  再利用向け試験準備文書の欠陥  

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

143  コア資産試験結果

141  再利用向け試験準備文書

144  再利用向けインタフェース説明の欠陥

146  コア資産試験の問題報告

145  参照アーキテクチャの欠陥

146  再利用向け要求成果物の欠陥

14  製品系列向けの試験の準備と実施を行なう 20120126 247  再利用向け試験準備文書の欠陥  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥 247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

248  再利用向け試験準備文書候補  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

248.2  再利用向け統合試験準備文書候補 248.3  再利用向け統合試験準備文書候補

143  コア資産試験結果  143.1  コア資産単体試験結果  143.2  コア資産統合試験結果 143.3  コア資産システム試験結果

146  コア資産試験の問題報告  147.1  コア資産単体試験の問題報告  147.2  コア資産統合試験の問題報告 147.3  コア資産システム試験の問題報告

2012年 1月 26日

©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi)

13

Page 14: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

14.2  コア資産単

体試験の準備と実施を行

なう

14.3  コア資産統

合試験の準備と実施を行

なう

14.4  コア資産シス

テム試験の準備と実施を

行なう

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥

248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

112  可変性モデル

122  再利用向け実現成果物の一覧

131  再利用向けインタフェースの説明

121  参照アーキテクチャ 111  再利用向け要求成

果物

248.2  再利用向け統合試験準備文書候補

248.3  再利用向けシステム試験準備文書候補

247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

247.1  再利用向け単体試験準備文書の欠陥

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

143.1  コア資産単体試験結果

141.1  再利用向け単体試験準備文書

144  再利用向けインタフェース説明の欠陥

147.1  コア資産単体試験の問題報告

143.2  コア資産統合試験結果

141.2  再利用向け統合試験準備文書

145  参照アーキテクチャの欠陥

147.2  コア資産統合試験の問題報告

141.3  再利用向けシステム試験準備文書

143.3  コア資産システム試験結果

146  再利用向け要求成果物の欠陥

147.3  コア資産システム試験の問題報告

14  製品系列向けの試験の準備と実施を行なう(詳細化例) 20120126

2012年 1月 26日

©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 14

Page 15: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

14.2  コア資産単体試験

の準備と実施を行なう

144  再利用向けインタフェース説明の欠陥

112  可変性モデル

248.1  再利用向け単体試験成果物候補

247.1  再利用向け単体試験準備文書の欠陥

122  再利用向け実現成果物の一覧

131  再利用向けインタフェースの説明

141.1.1  再利用向け単体試験計画

141.1.2    再利用向け単体試験ケース

143.1.3  コア資産単体試験概要報告

143.1.1  コア資産単体試験成績

143.1.2  コア資産単体試験手順

147.1  コア資産単体試験の問題報告

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

14.2  コア資産単体試験の準備と実施を行なう(詳細化例) 20120126

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 15

146  コア資産試験の問題報告  147.1  コア資産単体試験の問題報告  147.2  コア資産統合試験の問題報告 147.3  コア資産システム試験の問題報告

247  再利用向け試験準備文書の欠陥  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥 247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

248  再利用向け試験準備文書候補  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

248.2  再利用向け統合試験準備文書候補 248.3  再利用向け統合試験準備文書候補

142  コア資産試験準備文書  142.1  コア資産単体試験準備文書  142.1.1  コア資産単体試験計画  142.1.2  コア資産単体試験ケース  

142.2  コア資産統合試験準備文書  142.3  コア資産システム試験準備文書  

143  コア資産試験結果  143.1  コア資産単体試験結果  143.1.1  コア資産単体試験成績 143.1.2  コア資産単体試験手順  143.1.3  コア資産単体試験概要報告  

143.2  コア資産統合試験結果  143.3  コア資産システム試験結果

Page 16: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

14.2.1  再利用向け

単体試験を準備する

14.2.3  コア資産単

体試験を実行・記録する

14.2.4  コア資産単

体試験を総括する

14.2.2  コア資産単

体試験を準備する

144  再利用向けインタフェース説明の欠陥

112  可変性モデル

248.1  再利用向け単体試験成果物候補

247.1  再利用向け単体試験準備文書の欠陥

122  再利用向け実現成果物の一覧

131  再利用向けインタフェースの説明

141.1.1  再利用向け単体試験計画

141.1.2    再利用向け単体試験ケース

143.1.3  コア資産単体試験概要報告

143.1.1  コア資産単体試験成績

143.1.2  コア資産単体試験手順

147.1  コア資産単体試験の問題報告

142.1.2  コア資産単体試験ケース

142.1.1  コア資産単体試験計画

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

14.2  コア資産単体試験の準備と実施を行なう(詳細化例)  20120126

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 16

142  コア資産試験準備文書  142.1  コア資産単体試験準備文書  142.1.1  コア資産単体試験計画  142.1.2  コア資産単体試験ケース  

142.2  コア資産統合試験準備文書  142.3  コア資産システム試験準備文書  

Page 17: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

14.3  コア資産統合試験の準備と実施を行なう(詳細化例) 20120126  

14.3  コア資産統合試験

の準備と実施を行なう

145  参照アーキテクチャの欠陥

112  可変性モデル

248.2  再利用向け統合試験成果物候補

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥

122  再利用向け実現成果物の一覧

121  参照アーキテクチャ

141.2.1  再利用向け統合試験計画

141.2.2    再利用向け統合試験ケース

143.2.3  コア資産統合試験概要報告

143.2.1  コア資産統合試験成績

143.2.2  コア資産統合試験手順

147.2  コア資産統合試験の問題報告

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

131  再利用向けインタフェースの説明

141  再利用向け試験準備文書  141.1  再利用向け単体試験準備文書

141.2  再利用向け統合試験準備文書  141.2.1  再利用向け統合試験計画

141.2.2    再利用向け統合試験ケース

141.3  再利用向けシステム試験準備文書

143  コア資産試験結果  143.1  コア資産単体試験結果  143.2  コア資産統合試験結果  143.2.1  コア資産統合試験成績

143.2.2  コア資産統合試験手順  143.2.3  コア資産統合試験概要報告

143.3  コア資産システム試験結果

247  再利用向け試験準備文書の欠陥  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥 247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

248  再利用向け試験準備文書候補  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

248.2  再利用向け統合試験準備文書候補 248.3  再利用向け統合試験準備文書候補

146  コア資産試験の問題報告  147.1  コア資産単体試験の問題報告  147.2  コア資産統合試験の問題報告 147.3  コア資産システム試験の問題報告

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 17

Page 18: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

14.3  コア資産統合試験の準備と実施を行なう(詳細化例) 20120126  

14.3.1  再利用向け

統合試験を準備する

14.3.3  コア資産統

合試験を実行・記録する

14.3.4  コア資産統

合試験を総括する

14.3.2  コア資産統

合試験を準備する

145  参照アーキテクチャの欠陥

112  可変性モデル

248.2  再利用向け統合試験成果物候補

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥

122  再利用向け実現成果物の一覧

121  参照アーキテクチャ

141.2.1  再利用向け統合試験計画

141.2.2    再利用向け統合試験ケース

143.2.3  コア資産統合試験概要報告

143.2.1  コア資産統合試験成績

143.2.2  コア資産統合試験手順

147.2  コア資産統合試験の問題報告

142.2.2  コア資産統合試験ケース

142.2.1  コア資産統合試験計画

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

131  再利用向けインタフェースの説明

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 18

142  コア資産試験準備文書  142.1  コア資産単体試験準備文書  142.2  コア資産統合試験準備文書  142.2.1  コア資産統合試験計画  142.2.2  コア資産統合試験ケース  

142.3  コア資産システム試験準備文書  

Page 19: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

14.4  コア資産システム試験の準備と実施を行なう(詳細化例)  20120126

14.4  コア資産システム

試験の準備と実施を行な

146  再利用向け要求成果物の欠陥

112  可変性モデル

248.3  再利用向けシステム試験試験準備文書候

247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

111  再利用向け要求成果物

141.3.1  再利用向けシステム試験計画

141.3.2  再利用向けシステム試験ケース

143.3.3  コア資産システム試験概要報告

143.3.1  コア資産システム試験成績

143.3.2  コア資産システム試験手順

147.3  コア資産システム試験の問題報告

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

141  再利用向け試験準備文書  141.1  再利用向け単体試験準備文書

141.2  再利用向け統合試験準備文書 141.3  再利用向けシステム試験準備文書  141.3.1  再利用向けシステム試験計画

141.3.2    再利用向けシステム試験ケース

143  コア資産試験結果  143.1  コア資産単体試験結果  143.2  コア資産統合試験結果 143.3  コア資産システム試験結果  143.3.1  コア資産システム試験成績

143.3.2  コア資産システム試験手順  143.3.3  コア資産システム試験概要報

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 19

146  コア資産試験の問題報告  147.1  コア資産単体試験の問題報告  147.2  コア資産統合試験の問題報告 147.3  コア資産システム試験の問題報告

247  再利用向け試験準備文書の欠陥  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥 247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

248  再利用向け試験準備文書候補  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

248.2  再利用向け統合試験準備文書候補 248.3  再利用向け統合試験準備文書候補

Page 20: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

14.4  コア資産システム試験の準備と実施を行なう(詳細化例)  20120126

14.4.1  再利用向け

システム試験を準備す

14.4.3  コア資産シス

テム試験を実行・記録す

14.4.4  コア資産シス

テム試験を総括する

14.4.2  コア資産シス

テム試験を準備する

146  再利用向け要求成果物の欠陥

112  可変性モデル

248.3  再利用向けシステム試験試験準備文書候

247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

111  再利用向け要求成果物

141.3.1  再利用向けシステム試験計画

141.3.2  再利用向けシステム試験ケース

143.3.3  コア資産システム試験概要報告

143.3.1  コア資産システム試験成績

143.3.2  コア資産システム試験手順

147.3  コア資産システム試験の問題報告

142.4.2  コア資産システム試験ケース

142.4.1  コア資産システム試験計画

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

142  コア資産試験準備文書  142.1  コア資産単体試験準備文書  142.2  コア資産統合試験準備文書  142.3  コア資産システム試験準備文書  142.3.1  コア資産システム試験計画  142.3.2  コア資産システム試験ケース  

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 20

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21  アプリケーションの要求を開発する 20120126

21  アプリケーションの

要求を開発する

245  アプリケーション要求仕様の欠陥

211  アプリケーション要求仕様

113  フィーチャに関する提言 011.1  フィーチャ

111  再利用向け要求成果物

112  可変性モデル

212  アプリケーション向け可変性モデル

213  再利用向け要求に対する追加・変更の要請

214  再利用向け要求成果物候補

222  要求差分の工数見積り

011  製品計画   011.1  フィーチャ

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21  アプリケーションの要求を開発する(詳細化例) 20120126

21.1  アプリケー

ション要求を抽出して文

書化する

21.2  アプリケー

ション要求に対する合意

を形成する

245  アプリケーション要求仕様の欠陥

211  アプリケーション要求仕様

113  フィーチャに関する提言 011.1  フィーチャ

111  再利用向け要求成果物

112  可変性モデル

212  アプリケーション向け可変性モデル

215  アプリケーション利害関係者の一覧

216  アプリケーション要求合意記録

213  再利用向け要求に対する追加・変更の要請

214  再利用向け要求成果物候補

222  要求差分の工数見積り

011  製品計画   011.1  フィーチャ

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 22

Page 23: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

23  アプリケーションの実現を行なう 20120126

23  アプリケーションの

実現を行なう

243  インタフェース説明の欠陥

221  アプリケーションアーキテクチャ

242  アプリケーション試験結果

212  アプリケーション向け可変性モデル

131  再利用向けインタフェースの説明

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

122  再利用向け実現成果物の一覧

133  アプリケーション構成・設定ガイド

231  インタフェースの説明

232  コンポーネントおよびインタフェース

233  アプリケーション

235  再利用向け実現に対する追加・変更の要請

236  再利用向け実現成果物候補

246  アプリケーション試験の問題報告

234  設計上の誤り

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 23

Page 24: Generic Software Product Line Engineering Process (GeSPLEP) 20120126

23  アプリケーションの実現を行なう(詳細化例) 20120126

23.2  アプリケー

ション向け実現成果物を

用意する

23.4  アプリケー

ション実現成果物を統合

する

単体

統合された形

243  インタフェース説明の欠陥

221  アプリケーションアーキテクチャ

242  アプリケーション試験結果

212  アプリケーション向け可変性モデル

131  再利用向けインタフェースの説明

132  再利用向けコンポーネントおよびインタフェー

122  再利用向け実現成果物の一覧

133  アプリケーション構成・設定ガイド

231  インタフェースの説明

232  コンポーネントおよびインタフェース

233  アプリケーション

235  再利用向け実現に対する追加・変更の要請

236  再利用向け実現成果物候補

246  アプリケーション試験の問題報告

234  設計上の誤り

2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 24

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24  アプリケーション試験の準備と実施を行なう 20120126

24.2  アプリケー

ション単体試験の準備と

実施を行なう

243  インタフェース説明の欠陥

231  インタフェースの説明

141  再利用向け試験準備文書

221  アプリケーションアーキテクチャ

211  アプリケーション要求仕様

232  コンポーネントおよびインタフェース

233  アプリケーション

242  アプリケーション試験結果

247  再利用向け試験準備文書の欠陥

246  アプリケーション試験の問題報告

244  アプリケーションアーキテクチャの欠陥

245  アプリケーション要求仕様の欠陥

143  コア資産試験結果

141  再利用向け試験準備文書  141.1  再利用向け単体試験準備文書

141.2  再利用向け統合試験準備文書 141.3  再利用向けシステム試験準備文書

143  コア資産試験結果  143.1  コア資産単体試験結果  143.2  コア資産統合試験結果 143.3  コア資産システム試験結果

247  再利用向け試験準備文書の欠陥  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥 247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

248  再利用向け試験準備文書候補  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

248.2  再利用向け統合試験準備文書候補 248.3  再利用向け統合試験準備文書候補

242  アプリケーション試験結果  242.1  アプリケーション単体試験結果  242.2  アプリケーション統合試験結果 242.3  アプリケーションシステム試験結果

246  アプリケーション試験の問題報告 246.1  アプリケーション単体試験の問題報告  246.2  アプリケーション統合試験の問題報告  246.3  アプリケーションシステム試験の問題報告

2012年 1月 26日

©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi)

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248  再利用向け試験準備文書候補

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24  アプリケーション試験の準備と実施を行なう(詳細化例) 20120126

24.2  アプリケー

ション単体試験の準備と

実施を行なう

243  インタフェース説明の欠陥

231  インタフェースの説明

141.1  再利用向け単体試験準備文書

141.2再利用向け統合試験準備文書

141.3  再利用向けシステム試験準備文書

221  アプリケーションアーキテクチャ

211  アプリケーション要求仕様

232  コンポーネントおよびインタフェース

233  アプリケーション

248.3  再利用向けシステム試験準備文書候補

242.3  アプリケーションシステム試験結果

248.2  再利用向け統合試験準備文書候補

242.2  アプリケーション統合試験結果

248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

242.1  アプリケーション単体試験結果

247.1  再利用向け単体試験準備文書の欠陥

246.1  アプリケーション単体試験の問題報告

244  アプリケーションアーキテクチャの欠陥

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥

246.2  アプリケーション統合試験の問題報告

245  アプリケーション要求仕様の欠陥

247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

246.3  アプリケーションシステム試験の問題報告

143.1  コア資産単体試験結果

143.2  コア資産統合試験結果

143.3  コア資産システム試験結果

141  再利用向け試験準備文書  141.1  再利用向け単体試験準備文書

141.2  再利用向け統合試験準備文書 141.3  再利用向けシステム試験準備文書

143  コア資産試験結果  143.1  コア資産単体試験結果  143.2  コア資産統合試験結果 143.3  コア資産システム試験結果

247  再利用向け試験準備文書の欠陥  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

247.2  再利用向け統合試験準備文書の欠陥 247.3  再利用向けシステム試験準備文書の欠陥

248  再利用向け試験準備文書候補  248.1  再利用向け単体試験準備文書候補

248.2  再利用向け統合試験準備文書候補 248.3  再利用向け統合試験準備文書候補

242  アプリケーション試験結果  242.1  アプリケーション単体試験結果  242.2  アプリケーション統合試験結果 242.3  アプリケーションシステム試験結果

246  アプリケーション試験の問題報告 246.1  アプリケーション単体試験の問題報告  246.2  アプリケーション統合試験の問題報告  246.3  アプリケーションシステム試験の問題報告

2012年 1月 26日

©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 26

24.3  アプリケー

ション統合試験の準備と

実施を行なう

24.4  アプリケー

ションシステム試験の準

備と実施を行

なう

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2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 27

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2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 28

データ 説明

001 事業目標 組織が揃えるべきプロダクトライン(製品ポートフォリオ(の一部)またはシステムラインナップ)に強い影響を与える事業上の目標。

011 製品計画 プロダクトラインに関して以下のような事項を記述したもの:各アプリケーションのフィーチャ、市場投入の順序・時期・方法、アプリケーション間の関係、想定顧客層・市場セグメント、価格、予算、等。

011.1 フィーチャ アプリケーションに備えさせるサービスや品質を一言で表現したもの、およびその集まり。

012 要求参考情報 プロダクトラインの要求を検討する際に有用となる情報。以下のようなものを含む:市場ニーズ・顧客要望およびそれらの分析結果、類似の過去アプリケーション・他者アプリケーションのパンフレット・マニュアル・要求、類似アプリケーションの設計、利用可能な技術、開発した/する技術、関連ドメイン、等。

111 再利用向け要求成果物

プロダクトライン中の全アプリケーションに対する要求成果物。全アプリケーションに共通のものと、アプリケーションによって異なる(つまり可変である)ものの両方から成る。個別のアプリケーションの開発時に、さらにアプリケーション固有の要求が加わることもある。以下のようなものを含む:要求分析(記述、モデル)、要求仕様、等。

112 可変性モデル プロダクトラインのアプリケーションで、共通ではない可変の箇所(可変点)と、それがどう変わるのかを表わしたもの(変異体)との間の関係を定義したモデル。可変性にはユーザに可視の外部可変性と、開発に携わる者のみに可視の内部可変性(設計可変性)がある。

113 フィーチャに関する提言 プロダクトライン中のアプリケーションに備えさせるフィーチャを追加・変更または削除する検討を促す意見。

114 製品系列利害関係者の一覧 プロダクトラインに関わる利害関係者を列挙したもの。利害関係者要求の源泉を確認するために使われる。利害関係者には以下のような人が含まれる:開発責任者、開発者、保守担当者、品質保証チーム、購買決定責任者、販売要員、製品企画チーム、利用者、供給者、等。

115 再利用向け要求合意記録 再利用向け要求の内容に関して利害関係社と合意したことの記録。

121 参照アーキテクチャ プロダクトライン中のアプリケーションが規範とすべきアーキテクチャ。構造と作法(開発規則)を含む。可変性定義で示される全ての可変点において変異体を取り入れる仕組みを備えていることが強く推奨される。

122 再利用向け実現成果物の一覧 再利用してアプリケーション開発で用いるための実現成果物を列挙したもの。これに従って再利用向け実現成果物の開発および試験を計画し、またアプリケーション開発で何を再利用し何を新規開発/改変すべきかを判断する。

123 再利用向け要求に対する変更・詳細化の要請 再利用向け要求成果物に対するさらに詳細な追加説明や、諸々の判断による変更の要請。例えば要求の可変性の幅が広く統一的なアーキテクチャでは対応が困難な場合には要求の一部削除や変更が要請されうる。

131 再利用向けインタフェースの説明 再利用向けコンポーネントのインタフェースをどのように使うのかを説明するもの。

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データ 説明

132 再利用向けコンポーネントおよびインタフェース

アプリケーション開発で用いるソフトウェアコンポーネントとインタフェース。コンポーネントの形態はソースコード、オブジェクトコードなど、一種類とは限らない。可変性を持つものがある。インタフェースはコンポーネントが他のものと関係を持つためのあらゆる情報を含む。参照される範囲(手続き、関数、クラス、メソッド、変数等の名前空間のスコープ)、ヘッダファイル、広域変数へのアクセス、パッケージ、使用API等の情報。

133 アプリケーション構成・設定ガイド 再利用向け実現成果物の、可変性をどう固定し、どう組み合わせ、どう設定するか、どのような制約あるのかを説明するもの。同成果物間の依存関係や排他関係等を記載し、正しく動作するアプリケーションおよびその部分を構成・設定するために必要。

134 再利用向け成果物を実現する上での問題 再利用向け成果物の実現を実施する際に問題となったあらゆる種類の事柄を記述したもの。実現が不可能または困難な点がその典型で、実現に用いる情報つまり設計の矛盾、不足点やその他の事情による。コア資産設計においてその解消等に関して検討する。

136 再利用する既存実現成果物 開発当事組織の内外に存在していて、これから再利用する実現成果物。

141 再利用向け試験準備文書

試験を準備するために再利用する文書。試験計画、試験ケースなどから成る。また単体試験向け、統合試験向け、システム試験向けなどのレベルがある。コア資産試験の準備およびアプリケーション試験の準備で用いる。可変性を考慮して汎用的な形にする。実際の試験に際しては、可変性を含む対象はそれを固定し、その固定結果に合わせて汎用的な部分を具体的にして用いる。以下の構造を持つ。

141.1 再利用向け単体試験準備文書 コア資産試験とアプリケーション試験で再利用するための、単体試験準備文書。以下の構造を持つ。

141.1.1 再利用向け単体試験計画 コア資産試験とアプリケーション試験で再利用するための、単体試験計画。

141.1.2 再利用向け単体試験ケース コア資産試験とアプリケーション試験で再利用するための、単体試験ケース。可変性を持たない試験対象に対しては具体的な記述を、可変性を持つ対象に対しては抽象度の高い記述がなされる

141.2 再利用向け統合試験準備文書 コア資産試験とアプリケーション試験で再利用するための、統合試験準備文書。以下の構造を持つ。

141.2.1 再利用向け統合試験計画 コア資産試験とアプリケーション試験で再利用するための、統合試験計画。

141.2.2 再利用向け統合試験ケース コア資産試験とアプリケーション試験で再利用するための、統合試験ケース。可変性を持たない試験対象に対しては具体的な記述を、可変性を持つ対象に対しては抽象度の高い記述がなされる

141.3 再利用向けシステム試験準備文書 コア資産試験とアプリケーション試験で再利用するための、システム試験準備文書。以下の構造を持つ。

141.3.1 再利用向けシステム試験計画 コア資産試験とアプリケーション試験で再利用するための、システム試験計画。

141.3.2 再利用向けシステム試験ケース コア資産試験とアプリケーション試験で再利用するための、システム試験ケース。可変性を持たない試験対象に対しては具体的な記述を、可変性を持つ対象に対しては抽象度の高い記述がなされる

142 コア資産試験準備文書 コア資産試験を準備するための文書。再利用向け試験準備文書を基に作成する。以下の構造を持つ。

142.1コア資産単体試験準備文書 コア資産単体試験を準備するための文書。以下の構造を持つ。

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2012年 1月 26日 ©  2012  林 好一(Yoshikazu  Hayashi) 30

データ 説明

142.1.1 コア資産単体試験計画 コア資産単体試験の計画。

142.1.2 コア資産単体試験ケース コア資産単体試験の試験ケース。可変性を持たない試験対象に対しては具体的な記述ができるが、可変性を持つ対象に対しては何らかの抽象的な記述が必要となる。

142.2 コア資産統合試験準備文書 コア資産統合試験を準備するための文書。以下の構造を持つ。

142.2.1 コア資産統合試験計画 コア資産統合試験の計画。

142.2.2 コア資産統合試験ケース コア資産統合試験の試験ケース。可変性を持たない試験対象に対しては具体的な記述ができるが、可変性を持つ対象に対しては何らかの抽象的な記述が必要となる。

142.3 コア資産システム試験準備文書 コア資産システム試験を準備するための文書。以下の構造を持つ。

142.3.1 コア資産システム試験計画 コア資産システム試験の計画。

142.3.2 コア資産システム試験ケース コア資産システム試験の試験ケース。可変性を持たない試験対象に対しては具体的な記述ができるが、何らかの抽象的な記述が必要となる。

143 コア資産試験結果 コア資産試験を実施した結果。試験対象、試験した各試験ケース等、同じ試験を再現できる情報と、試験の合否情報。以下の構造を持つ

143.1 コア資産単体試験結果 コア資産単体試験を実施した結果。以下の構造を持つ。

143.1.1 コア資産単体試験成績 コア資産単体試験で得られた成績。

143.1.2 コア資産単体試験手順 コア資産単体試験の手順。

143.1.3 コア資産単体試験概要報告 コア資産単体試験の実施結果の概要。

143.2 コア資産統合試験結果 コア資産統合試験を実施した結果。以下の構造を持つ。

143.2.1 コア資産統合試験成績 コア資産統合試験で得られた成績。

143.2.2 コア資産統合試験手順 コア資産統合試験の手順。

143.2.3 コア資産統合試験概要報告 コア資産統合試験の実施結果の概要。

143.3 コア資産システム試験結果 コア資産システム試験を実施した結果。以下の構造を持つ。

143.3.1 コア資産システム試験成績 コア資産システム試験で得られた成績。

143.3.2 コア資産システム試験手順 コア資産システム試験の手順。

143.3.3 コア資産システム試験概要報告 コア資産システム試験の実施結果の概要。

144 再利用向けインタフェース説明の欠陥 再利用向けインタフェースの説明に発見された欠陥。矛盾や曖昧な点等。

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データ 説明

145 参照アーキテクチャの欠陥 参照アーキテクチャに発見された欠陥。矛盾など、そのままではコア資産開発の下流や、アプリケーション開発が不可能または著しく困難になる事項。

146 再利用向け要求成果物の欠陥 再利用向け要求成果物に発見された欠陥。矛盾など、そのままではコア資産開発の下流や、アプリケーション開発が不可能または著しく困難になる事項。

147 コア資産試験の問題報告 コア資産試験を実施して検知された問題の記述。

147.1 コア資産単体試験の問題報告 コア資産単体試験で検知された問題をコア資産実現サブプロセスに報告するもの。

147.2 コア資産統合試験の問題報告 コア資産統合試験で検知された問題をコア資産実現サブプロセスに報告するもの。

147.3 コア資産システム試験の問題報告 コア資産システム試験で検知された問題をコア資産実現サブプロセスに報告するもの。

211 アプリケーション要求仕様 特定のアプリケーションの要求仕様。再利用向け要求の共通部分および固定された可変部分と、アプリケーション固有の要求からなる。

212 アプリケーション向け可変性モデル 可変性モデルを特定アプリケーション向けに固定したもの。固定はアプリケーション要求開発時およびアプリケーション設計時になされる。

213 再利用向け要求に対する追加・変更の要請 アプリケーション開発の視点からの要求の追加(補足ではない)、および変更の要請。

214 再利用向け要求成果物候補 アプリケーション要求成果物のうち、再利用可能な形にしてコア資産の一部とすべきと思われるもの。

215 アプリケーション利害関係者の一覧 特定のアプリケーションに利害を持つ者・グループを列挙したもの。利害関係者要求の源泉を確認するために使われる。利害関係者には以下のような人が含まれる:開発責任者、開発者、保守担当者、品質保証チーム、購買決定責任者、販売要員、製品企画チーム、利用者、供給者、等。

216 アプリケーション要求合意記録 再利用向け要求の内容に関して利害関係社と合意したことの記録。

217 要求差分への対処方針 再利用向け要求とアプリケーション要求の差異による影響が大きい場合の対処方針。例:アプリケーション要求を変更する、再利用向け要求を変更する、製品系列の一部としてではなく個別アプリケーションとして扱う、など。

221 アプリケーションアーキテクチャ 特定のアプリケーションのアーキテクチャで、参照アーキテクチャをそのアプリケーション向けに適応させたもの。

222 要求差分の工数見積り

特定のアプリケーションに対する要求と、コア資産要求開発で想定された要求の差による、想定外工数に対する見積もり。アプリケーション設計で行なう。この結果をアプリケーション要求開発で検討し、そのアプリケーションの要求を改変するか、既存のコア資産成果物を改変するか、アプリケーションの開発を取り止めるか等を決定する。

223 参照アーキテクチャに対する追加・変更の要請 再利用向け要求追加または変更の要請。資産を利用する視点からのもの。

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データ 説明

224 参照アーキテクチャ用成果物候補 アプリケーション設計成果物のうち、再利用可能な形にしてコア資産の一部とすべきと思われるもの。

231 インタフェースの説明 アプリケーション開発で用いるインタフェースの使い方を説明するもの。インタフェースはコンポーネントが他のものと関係を持つためのあらゆる情報を含む。参照される範囲(手続き、関数、クラス、メソッド、変数等の名前空間のスコープ)、ヘッダファイル、広域変数へのアクセス、パッケージ、使用API等の情報。

232 コンポーネントおよびインタフェース 再利用向けコンポーネントのインタフェースをどのように使うのかを説明するもの。再利用可能コンポーネントの実現において、およびコア資産単体試験の設計において参照する。

233 アプリケーション 特定のアプリケーション。試験に供するものはコンパイル、リンクされ構成・設定が済んでいなければならない。

234 設計上の誤り アプリケーションアーキテクチャにおけるあらゆる種類の誤り。例えば指定されたコンポーネントの組み合わせが動作しないことの指摘。

235 再利用向け実現に対する追加・変更の要請 再利用向け実現成果物に対する何らかの追加や変更の要望を説明したもの。

236 再利用向け実現成果物候補 アプリケーション実現成果物のうち、再利用可能な形にしてコア資産の一部とすべきと思われるもの。

241 アプリケーション試験準備文書 アプリケーション試験を準備するための文書。再利用向け試験準備文書を基に作成する。以下の構造を持つ。

241.1 アプリケーション単体試験準備文書 アプリケーション単体試験の計画。

241.2 アプリケーション統合試験準備文書 アプリケーション単体試験の試験ケース。

241.3 アプリケーションシステム試験準備文書 アプリケーション統合試験を準備するための文書。以下の構造を持つ。

242 アプリケーション試験結果 アプリケーション統合試験の計画。

242.1 アプリケーション単体試験結果 アプリケーション統合試験の試験ケース。

242.2 アプリケーション統合試験結果 アプリケーションシステム試験を準備するための文書。以下の構造を持つ。

242.3 アプリケーションシステム試験結果 アプリケーションシステム試験の計画。

243 インタフェース説明の欠陥 アプリケーションシステム試験の試験ケース。

244 アプリケーションアーキテクチャの欠陥 アプリケーションアーキテクチャに発見された欠陥。矛盾など、そのままではアプリケーション開発が不可能または著しく困難になる事項。

245 アプリケーション要求仕様の欠陥 アプリケーション要求仕様に発見された欠陥。矛盾など、そのままではアプリケーション開発が不可能または著しく困難になる事項。

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データ 説明

246 アプリケーション試験の問題報告 アプリケーション試験を実施して検知された問題の記述。

246.1 アプリケーション単体試験の問題報告 アプリケーション単体試験で検知された問題をアプリケーション実現サブプロセスに報告するもの。

246.2 アプリケーション統合試験の問題報告 アプリケーション統合試験で検知された問題をアプリケーション実現サブプロセスに報告するもの。

246.3 アプリケーションシステム試験の問題報告 アプリケーションシステム試験で検知された問題をアプリケーション実現サブプロセスに報告するもの。

247 再利用向け試験準備文書の欠陥 再利用向け試験準備文書にある欠陥を記述したもの。欠陥があると、アプリケーション試験準備文書の作成に支障をきたす。以下の構造を持つ。

247.1 再利用向け単体試験準備文書の欠陥 再利用向け単体試験準備文書にある欠陥を記述したもの。

247.2 再利用向け統合試験準備文書の欠陥 再利用向け統合試験準備文書にある欠陥を記述したもの。

247.3 再利用向けシステム試験準備文書の欠陥 再利用向けシステム試験準備文書にある欠陥を記述したもの。

248 再利用向け試験準備文書候補 アプリケーション試験準備文書のうち、再利用可能な形にしてコア資産の一部とすべきと思われるもの。以下の構造を持つ。

248.1 再利用向け単体試験準備文書候補 アプリケーション単体試験準備文書のうち、再利用可能な形にしてコア資産の一部とすべきと思われるもの。

248.2 再利用向け統合試験準備文書候補 アプリケーション統合試験準備文書のうち、再利用可能な形にしてコア資産の一部とすべきと思われるもの。

248.3 再利用向けシステム試験準備文書候補 アプリケーションシステム試験準備文書のうち、再利用可能な形にしてコア資産の一部とすべきと思われるもの。

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