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G ender E quality O ffice vol. 2018.8 09 09 新潟大学 男女共同参画推進室 ニューズレター 男女共同参画推進室は、2016年度より年4回のニューズレターを発行し、 本学における男女共同参画やダイバーシティに関する情報及び活動報告、その他トピックなどをお知らせしています。 男女共同参画推進室では、本学の男女共同参画及びダイバーシティ推進の機運をより一層高め るため、昨年度より、大学の意思決定者である学長や理事と現場で活躍する教職員との懇談会を 実施しています。 本学に必要とされる男女共同参画及びダイバーシティ推進に関する意識改革や 教育研究環境整備の具体的方策などを話し合う機会となっています。 GEO 今 年も、 男女 共 同参 画 推 進トップ懇 談 会を開 催しています 続きをご覧になりたい方は、男女共同参画推進室ホームページの 「女性の活躍推進」 >> 「男女共同参画推進トップ懇談会」へ 第5回トップ懇談会「国際的に活躍する女性研究者を増やすには」 【ゲ スト】 牛木 辰男 理事(国際担当)・副学長  【日  時】 平成30年6月4日(月)13:00~15:00 【司  会】 小山 諭(キャリアアップ支援部門長、医歯学系(保健)教授) 新潟大学が取り組む国際化とは (司会) さっそくですが、国際化について、特に、大学としての具体的な 目標や、力を入れていることをご紹介いただけますか。 (理事) まず本学は、第3期の中期目標で「留学生の倍増」を謳っています。 しかし、単に留学生を増やすとか、英語化するということだけではな くて、 本当の意味でのグローバリゼーションとは何か、特に、日本型の、 新潟大学のグローバリゼーションとは何かを考えるのが私のミッショ ンだと思います。 女性研究者と海外出張 (司会) 本学の日本人の女性研究者が国際的に活躍していくことについてはいかがでしょうか。 (理事) 私の一番親しいところで医学系の話をすれば、日本では男性が多いけれど、ロシアや東 南アジアなどではむしろ女性の方が多いですね。 こちらに来る学生も女性が多いように思いま す。反対に、日本の女性が留学するのにハードルが高いのはどういうところでしょうか。 (教員) 女性で家族を持っていたりすると、子どもはどうするってなりますよね。子どもを連れ ていけるか、残した場合には、お母さん抜きで面倒を見られるようになっていないと。 … 略 … その他、「留学生のための日本語教育環境」、「宗教による文化の違い」、「国際ランキング」、「保 育支援の充実と国際化」などの小テーマに沿って協議がなされ、実りある懇談会となりました。 1

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男女共同参画ニュース

通信Gender Equality Office vol.2018.8 0909新潟大学 男女共同参画推進室 ニューズレター

男女共同参画推進室は、2016年度より年4回のニューズレターを発行し、本学における男女共同参画やダイバーシティに関する情報及び活動報告、その他トピックなどをお知らせしています。

 男女共同参画推進室では、本学の男女共同参画及びダイバーシティ推進の機運をより一層高めるため、昨年度より、大学の意思決定者である学長や理事と現場で活躍する教職員との懇談会を実施しています。 本学に必要とされる男女共同参画及びダイバーシティ推進に関する意識改革や教育研究環境整備の具体的方策などを話し合う機会となっています。

GEO

○ 新大WeeK2018にて「LGBT 講演会」を開催します日  時:10月24日(水) 16:30開始会  場:総合教育研究棟 E260 教室対  象:新潟大学学生、教職員、一般の方も歓迎講  師:星 賢人氏     (株式会社 JobRainbow 代表取締役社長)企画協力:新潟大学ダイバーシティサークル「カラリカ」

第 1 部:星 賢人氏による講演第 2 部:3大学学生によるパネル・ディスカッション     (新潟大学、敬和学園大学、新潟青陵大学)

○ 平成30年度管理職FDを開催します日  時 : 11月16日(金) 14:00 ~ 16:00会  場 : 事務局棟 4 階 第 1 会議室講  師 : 宮浦千里氏(東京農工大学副学長 / 女性未来育成機構長)対  象 : 本学管理職教職員

今後のイベント情報・募集予告など 皆様のご協力をお願いいたします!

ご意見・お問合せ

男女共同参画推進室〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050TEL:025-262-7570 FAX:025-262-7572

五十嵐キャンパス

男女共同参画推進室HP: http://www.niigata-u.ac.jp/geo/ ダイバーシティ事業HP: http://www.niigata-diversity.net/ 編集・発行:新潟大学 経営戦略本部 男女共同参画推進室発 行 日:平成30年8月31日☆GEO通信はWeb掲載のみでの発行となりました。

今年も、男女共同参画推進トップ懇談会を開催しています

 新潟県では、男性が育児に参加しやすい職場環境づくりに積極的に取り組む企業を「イクメン応援宣言企業」として登録し、支援しています。 本学は、大学等教育機関としては初めて、この「イクメン応援宣言企業」に登録されました。育児休業を取得した男性教職員への「ナイス・ファーザー賞」、その所属部局への「ナイス・サポート賞」を創設し、教職共同で男性の育児を応援しています!

● 新潟大学は新潟県「イクメン応援宣言企業」に登録されました

 国際オリンピック委員会(IOC)「オリンピック憲章」にも明記されている「スポーツにおける女性の地位向上」等の基本原則が、2020年東京大会のレガシー(遺産)として社会に浸透していくことが期待されています。 そこで特集では、スポーツ分野における女性活躍、女性アスリートやその支援者を取り巻く課題や取組、また、性差医療や医療分野における女性の参画についても取り上げています。

● 男女共同参画白書平成30年度版の特集は「スポーツにおける女性の活躍と男女の健康支援」です

続きをご覧になりたい方は、男女共同参画推進室ホームページの「女性の活躍推進」 >> 「男女共同参画推進トップ懇談会」へ無断転載禁止

第5回トップ懇談会「国際的に活躍する女性研究者を増やすには」

【ゲ スト】 牛木 辰男 理事(国際担当)・副学長 【日  時】 平成30年6月4日(月)13:00 ~ 15:00【司  会】 小山 諭(キャリアアップ支援部門長、医歯学系(保健)教授)

新潟大学が取り組む国際化とは(司会) さっそくですが、国際化について、特に、大学としての具体的な目標や、力を入れていることをご紹介いただけますか。

(理事) まず本学は、第3期の中期目標で「留学生の倍増」を謳っています。しかし、単に留学生を増やすとか、英語化するということだけではなくて、 本当の意味でのグローバリゼーションとは何か、特に、日本型の、新潟大学のグローバリゼーションとは何かを考えるのが私のミッションだと思います。

女性研究者と海外出張(司会) 本学の日本人の女性研究者が国際的に活躍していくことについてはいかがでしょうか。(理事) 私の一番親しいところで医学系の話をすれば、日本では男性が多いけれど、ロシアや東南アジアなどではむしろ女性の方が多いですね。 こちらに来る学生も女性が多いように思います。反対に、日本の女性が留学するのにハードルが高いのはどういうところでしょうか。

(教員) 女性で家族を持っていたりすると、子どもはどうするってなりますよね。子どもを連れていけるか、残した場合には、お母さん抜きで面倒を見られるようになっていないと。

… 略 …

その他、「留学生のための日本語教育環境」、「宗教による文化の違い」、「国際ランキング」、「保育支援の充実と国際化」などの小テーマに沿って協議がなされ、実りある懇談会となりました。

新潟大学教職員の仕事と生活の調和に関する実態調査

● テーマ 教員の長期休業取得に  関する課題解決に向けて

● 実施期間 平成30年10月1日~ 31日

● 対象 新潟大学に所属する 教員・医員・研究員の皆様

● 回答方法 WEB (学内アクセス)

男女共同参画白書 平成30年度版

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Gender Equality Office

Ni-Che ! (ニッチェ) 11号では、日本精機株式会社を取材しました本学の女子学生が、県内の企業や高等教育機関に勤務する女性研究・開発職の方々を取材し、

紹介するニューズレター「Ni-Che!11号」の発行に向けて、3名の学生とプロカメラマン等が、7月3日、長岡市にある日本精機株式会社に伺いました。取材にご協力いただいたのは、自動車のヘッドアップディスプレイ設計担当と、二輪車用メータの

回路設計担当のお二人で、学生との約1時間の対談は、和やかに、時に、熱気に満ち、盛り上がりつつ終了となりました。お二人とも、学生時代から工学を専門とし、男性だらけの研究室や職場にいる中で心がけるようになったことや、入社の決め手となったこと、チームでのものづくりの魅力

などを語ってくださいました。対談の後は、五人並んでの表紙写真と、個人写真の撮影タイム。カメラマンが上手に緊張をほぐしながら、笑顔を引き出してい

ました。Ni-Che!は、学部や図書館、食堂、男女共同参画推進室の配架コーナーなどで入手可能です。バックナンバーをご希望の方は、当室までお問い合わせください。

杉山清佳准教授が「資生堂女性研究者サイエンスグラント」を受賞!大学院医歯学総合研究科神経発達学分野の杉山清佳准教授が、第11回資生

堂女性研究者サイエンスグラントを受賞されました。「資生堂女性研究者サイエンスグラント」は、2007年に創立された指導的研究者を目指す女性研究者を支援する研究助成です。自然科学分野の幅広い研究テーマ(理工科学系・生命科学系全般)を対象として、新規性・独創性があり、自身の研究分野を切り拓く意欲のある研究計画が選定されます。杉山准教授の研究テーマ「経験による脳の成長メカニズム:こどもの脳の成

長に必要な遺伝子とは?」は、応募総数126件中10件の受賞研究の1件に選ばれました。

お 知 ら せ

平成30年8月1日現在の女性研究者比率

●人文社会・教育科学系 18.5% ●脳研究所 16.7%

●自然科学系 6.0% ●本部・機構等 26.2%

●医歯学系 21.9% ●医歯学総合病院 15.2%

※助教以上で特任教員は含めずカウントした場合。

★ 大学全体では 16.2%です。

上位職シャドウイング研修派遣制度の面接兼グループ研修を行いました6月22日、女性リーダーを養成する取組の一環として、「上位職シャドウイング研修派遣制度における応募者の審査を兼ねたグループ研修」を実施しました。昨年度の研修者、今年度の応募者、審査員の計13名が参加し、プレゼン及び質疑が行われました。昨年度研修者の報告や、応募者の研修計画の発表の後、各審査員からは、女性リーダーとしてのスキルアップに向けた示唆に富む意見が次 と々述べられ、申請者及び報告者のモチベーション向上につながっただけでなく、審査員も含めて、女性リーダー養成の必要性を共有する機会となりました。

○ 上位職シャドウイング研修派遣制度 体験記 この度、平成29年度上位職シャドウイング研修派遣制度に応募・採用され、昨年11月に研修を行ったのでご報告いたします。 私が所属する分野では、日中は病院での診療業務もあり、研究・教育・診療のバランスをどう取るか、加えてプライベート、特に育児との兼ね合いを考えると、未だに試行錯誤の毎日です。そこで同じ専門分野、かつプライベートも同じような境遇にある先生の元で時間を含めたマネージメント方法を学ぼうと研修先を選びました。その後、研修先の先生との相談で、Translational Research Meeting への参加や英語でプレゼンする機会もいただくことができました。 当初は至極個人的な問題の解決糸口を見つけたいという思いでしたが、本研修で

一番感じたことは上位職たる先生方の「視野の広さ」でした。研修先の先生や海外を含む他大学の教授達と密に話をさせていただいた際には、それぞれが、自分のことよりむしろ、所属する医局、分野、学会等に広く貢献できる方法を自分なりの形で模索しているように見えました。上位職の先生方はもっと大きな世界を見ているという気づき、この事こそが今回の研修の一番大きな収穫だったように思います。 この研修を企画・サポートして下さっている当大学の上位職の先生方も、同じような思いで我々後進を見守って下さっていると感じます。次のステージに進むにはどう展開していけば良いのか、自分なりのストラテジーで、そして何より自ら一歩を踏み出さなければ、とも感じる研修でした。皆様の多大なるサポートに深謝いたします。

男性教員のための子育て情報交換会を開催しました7月11日、育児休業取得経験のある男性教員2名を囲んでの子育て情報交換会を男女共同参画推進室プレイルームにて開催しました。男性教員8名の他、女性教員やダイバーシティ事業の共同実施機関である株式会社タケショー事業担当者等、計12名の参加がありました。話題提供のなかでは、育休取得を決意した経緯や、周囲の教員や指導学生の理解や協力を得るまでのプロセス、育休取得中の家事や育児、研究の進め方などが語られました。子どもが生まれてからどのくらいの時期に何があったか、育休を取得しておいて何が良かったか、研究者である配偶者はどんな状況だったかなど、体験者ならではのリアルな声や意見が交わされ、当室としても、ニーズを把握するよい機会となりました。

活 動 報 告

岩瀬陽子 歯学部助教

杉山清佳 准教授

男女共同参画推進室HPでは、「若手・女性研究者を対象とした賞・助成」 情報をお知らせしています。http://www.niigata-u.ac.jp/geo/careerup/grant.html

●こんな話題がありました!

・育休取得の時期、期間・事前準備や相談先・授業の調整、代替者・学生指導・研究の進め方・育休中の家計・上の子へのケア・祖父母によるサポート・学会での託児・業績評価   など

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Gender Equality Office

Ni-Che ! (ニッチェ) 11号では、日本精機株式会社を取材しました本学の女子学生が、県内の企業や高等教育機関に勤務する女性研究・開発職の方々を取材し、紹介するニューズレター「Ni-Che!11号」の発行に向けて、3名の学生とプロカメラマン等が、7月3日、長岡市にある日本精機株式会社に伺いました。取材にご協力いただいたのは、自動車のヘッドアップディスプレイ設計担当と、二輪車用メータの回路設計担当のお二人で、学生との約1時間の対談は、和やかに、時に、熱気に満ち、盛り上がりつつ終了となりました。お二人とも、学生時代から工学を専門とし、男性だらけの研究室や職場にいる中で心がけるようになったことや、入社の決め手となったこと、チームでのものづくりの魅力

などを語ってくださいました。対談の後は、五人並んでの表紙写真と、個人写真の撮影タイム。カメラマンが上手に緊張をほぐしながら、笑顔を引き出していました。Ni-Che!は、学部や図書館、食堂、男女共同参画推進室の配架コーナーなどで入手可能です。バックナンバーをご希望の方は、当室までお問い合わせください。

杉山清佳准教授が「資生堂女性研究者サイエンスグラント」を受賞!大学院医歯学総合研究科神経発達学分野の杉山清佳准教授が、第11回資生堂女性研究者サイエンスグラントを受賞されました。「資生堂女性研究者サイエンスグラント」は、2007年に創立された指導的研究者を目指す女性研究者を支援する研究助成です。自然科学分野の幅広い研究テーマ(理工科学系・生命科学系全般)を対象として、新規性・独創性があり、自身の研究分野を切り拓く意欲のある研究計画が選定されます。杉山准教授の研究テーマ「経験による脳の成長メカニズム:こどもの脳の成長に必要な遺伝子とは?」は、応募総数126件中10件の受賞研究の1件に選ばれました。

お 知 ら せ

平成30年8月1日現在の女性研究者比率

●人文社会・教育科学系 18.5% ●脳研究所 16.7%

●自然科学系 6.0% ●本部・機構等 26.2%

●医歯学系 21.9% ●医歯学総合病院 15.2%

※助教以上で特任教員は含めずカウントした場合。

★ 大学全体では 16.2%です。

上位職シャドウイング研修派遣制度の面接兼グループ研修を行いました6月22日、女性リーダーを養成する取組の一環として、「上位職シャドウイング研修派遣制度における応募者の審査を兼ねたグループ研修」を実施しました。昨年度の研修者、今年度の応募者、審査員の計13名が参加し、プレゼン及び質疑が行われました。昨年度研修者の報告や、応募者の研修計画の発表の後、各審査員からは、女性リーダーとしてのスキルアップに向けた示唆に富む意見が次 と々述べられ、申請者及び報告者のモチベーション向上につながっただけでなく、審査員も含めて、女性リーダー養成の必要性を共有する機会となりました。

○ 上位職シャドウイング研修派遣制度 体験記 この度、平成29年度上位職シャドウイング研修派遣制度に応募・採用され、昨年11月に研修を行ったのでご報告いたします。 私が所属する分野では、日中は病院での診療業務もあり、研究・教育・診療のバランスをどう取るか、加えてプライベート、特に育児との兼ね合いを考えると、未だに試行錯誤の毎日です。そこで同じ専門分野、かつプライベートも同じような境遇にある先生の元で時間を含めたマネージメント方法を学ぼうと研修先を選びました。その後、研修先の先生との相談で、Translational Research Meeting への参加や英語でプレゼンする機会もいただくことができました。 当初は至極個人的な問題の解決糸口を見つけたいという思いでしたが、本研修で

一番感じたことは上位職たる先生方の「視野の広さ」でした。研修先の先生や海外を含む他大学の教授達と密に話をさせていただいた際には、それぞれが、自分のことよりむしろ、所属する医局、分野、学会等に広く貢献できる方法を自分なりの形で模索しているように見えました。上位職の先生方はもっと大きな世界を見ているという気づき、この事こそが今回の研修の一番大きな収穫だったように思います。 この研修を企画・サポートして下さっている当大学の上位職の先生方も、同じような思いで我々後進を見守って下さっていると感じます。次のステージに進むにはどう展開していけば良いのか、自分なりのストラテジーで、そして何より自ら一歩を踏み出さなければ、とも感じる研修でした。皆様の多大なるサポートに深謝いたします。

男性教員のための子育て情報交換会を開催しました7月11日、育児休業取得経験のある男性教員2名を囲んでの子育て情報交換会を男女共同参画推進室プレイルームにて開催しました。男性教員8名の他、女性教員やダイバーシティ事業の共同実施機関である株式会社タケショー事業担当者等、計12名の参加がありました。話題提供のなかでは、育休取得を決意した経緯や、周囲の教員や指導学生の理解や協力を得るまでのプロセス、育休取得中の家事や育児、研究の進め方などが語られました。子どもが生まれてからどのくらいの時期に何があったか、育休を取得しておいて何が良かったか、研究者である配偶者はどんな状況だったかなど、体験者ならではのリアルな声や意見が交わされ、当室としても、ニーズを把握するよい機会となりました。

活 動 報 告

岩瀬陽子 歯学部助教

杉山清佳 准教授

男女共同参画推進室HPでは、「若手・女性研究者を対象とした賞・助成」 情報をお知らせしています。http://www.niigata-u.ac.jp/geo/careerup/grant.html

●こんな話題がありました!

・育休取得の時期、期間・事前準備や相談先・授業の調整、代替者・学生指導・研究の進め方・育休中の家計・上の子へのケア・祖父母によるサポート・学会での託児・業績評価   など

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男女共同参画ニュース

通信Gender Equality Office vol.2018.8 0909新潟大学 男女共同参画推進室 ニューズレター

男女共同参画推進室は、2016年度より年4回のニューズレターを発行し、本学における男女共同参画やダイバーシティに関する情報及び活動報告、その他トピックなどをお知らせしています。

 男女共同参画推進室では、本学の男女共同参画及びダイバーシティ推進の機運をより一層高めるため、昨年度より、大学の意思決定者である学長や理事と現場で活躍する教職員との懇談会を実施しています。 本学に必要とされる男女共同参画及びダイバーシティ推進に関する意識改革や教育研究環境整備の具体的方策などを話し合う機会となっています。

GEO

○ 新大WeeK2018にて「LGBT 講演会」を開催します日  時:10月24日(水) 16:30開始会  場:総合教育研究棟 E260 教室対  象:新潟大学学生、教職員、一般の方も歓迎講  師:星 賢人氏     (株式会社 JobRainbow 代表取締役社長)企画協力:新潟大学ダイバーシティサークル「カラリカ」

第 1 部:星 賢人氏による講演第 2 部:3大学学生によるパネル・ディスカッション     (新潟大学、敬和学園大学、新潟青陵大学)

○ 平成30年度管理職FDを開催します日  時 : 11月16日(金) 14:00 ~ 16:00会  場 : 事務局棟 4 階 第 1 会議室講  師 : 宮浦千里氏(東京農工大学副学長 / 女性未来育成機構長)対  象 : 本学管理職教職員

今後のイベント情報・募集予告など 皆様のご協力をお願いいたします!

ご意見・お問合せ

男女共同参画推進室〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050TEL:025-262-7570 FAX:025-262-7572

五十嵐キャンパス

男女共同参画推進室HP: http://www.niigata-u.ac.jp/geo/ ダイバーシティ事業HP: http://www.niigata-diversity.net/ 編集・発行:新潟大学 経営戦略本部 男女共同参画推進室発 行 日:平成30年8月31日☆GEO通信はWeb掲載のみでの発行となりました。

今年も、男女共同参画推進トップ懇談会を開催しています

 新潟県では、男性が育児に参加しやすい職場環境づくりに積極的に取り組む企業を「イクメン応援宣言企業」として登録し、支援しています。 本学は、大学等教育機関としては初めて、この「イクメン応援宣言企業」に登録されました。育児休業を取得した男性教職員への「ナイス・ファーザー賞」、その所属部局への「ナイス・サポート賞」を創設し、教職共同で男性の育児を応援しています!

● 新潟大学は新潟県「イクメン応援宣言企業」に登録されました

 国際オリンピック委員会(IOC)「オリンピック憲章」にも明記されている「スポーツにおける女性の地位向上」等の基本原則が、2020年東京大会のレガシー(遺産)として社会に浸透していくことが期待されています。 そこで特集では、スポーツ分野における女性活躍、女性アスリートやその支援者を取り巻く課題や取組、また、性差医療や医療分野における女性の参画についても取り上げています。

● 男女共同参画白書平成30年度版の特集は「スポーツにおける女性の活躍と男女の健康支援」です

続きをご覧になりたい方は、男女共同参画推進室ホームページの「女性の活躍推進」 >> 「男女共同参画推進トップ懇談会」へ無断転載禁止

第5回トップ懇談会「国際的に活躍する女性研究者を増やすには」

【ゲ スト】 牛木 辰男 理事(国際担当)・副学長 【日  時】 平成30年6月4日(月)13:00 ~ 15:00【司  会】 小山 諭(キャリアアップ支援部門長、医歯学系(保健)教授)

新潟大学が取り組む国際化とは(司会) さっそくですが、国際化について、特に、大学としての具体的な目標や、力を入れていることをご紹介いただけますか。

(理事) まず本学は、第3期の中期目標で「留学生の倍増」を謳っています。しかし、単に留学生を増やすとか、英語化するということだけではなくて、 本当の意味でのグローバリゼーションとは何か、特に、日本型の、新潟大学のグローバリゼーションとは何かを考えるのが私のミッションだと思います。

女性研究者と海外出張(司会) 本学の日本人の女性研究者が国際的に活躍していくことについてはいかがでしょうか。(理事) 私の一番親しいところで医学系の話をすれば、日本では男性が多いけれど、ロシアや東南アジアなどではむしろ女性の方が多いですね。 こちらに来る学生も女性が多いように思います。反対に、日本の女性が留学するのにハードルが高いのはどういうところでしょうか。

(教員) 女性で家族を持っていたりすると、子どもはどうするってなりますよね。子どもを連れていけるか、残した場合には、お母さん抜きで面倒を見られるようになっていないと。

… 略 …

その他、「留学生のための日本語教育環境」、「宗教による文化の違い」、「国際ランキング」、「保育支援の充実と国際化」などの小テーマに沿って協議がなされ、実りある懇談会となりました。

新潟大学教職員の仕事と生活の調和に関する実態調査

● テーマ 教員の長期休業取得に  関する課題解決に向けて

● 実施期間 平成30年10月1日~ 31日

● 対象 新潟大学に所属する 教員・医員・研究員の皆様

● 回答方法 WEB (学内アクセス)

男女共同参画白書 平成30年度版

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