アニメーションgifファイル作成手順 · 1...
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アニメーション GIF ファイル作成手順
例 1) 文字を点滅させる例
1.イラストレータにてデザインを作成します。
2.レイヤー1のコピーを複数作ります。
(コピーする数は、どのような発光にさせるかに依ります。)
ここでは、コピーを6つ作ります。
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3.
同様の手順で、“ト”まで行います。(レ
イヤー1のコピー5まで)
一つのレイヤーだけを表示させ、一つの
文字の明るさ(色)を変えます。
レイヤー1のコピー6は、全ての
文字を明るくします。
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4.
5. [ ファイル ] → [ データ書き出し ] をクリックします。
全てのレイヤーを表示させて、
ファイルに保存します。
Photoshop (PSD)形式で書き出します。
カラーモードを RGB にします。
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6.ImageReady を起動させ、 [レイヤー] → [フレーム1 の変更を反映] をクリックし
て、チェックマークをはずしておきます。
(チェックマークが付いていなければ、そのままにしておきます。)
7.5.で保存した PSD 形式のファイルを開きます。
このウィンドウが現れていいないときは、
[ ウィンドウ ] → [ アニメーション ] をクリックします。
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7.アニメーションウィンドウで、フレームの複製を作ります。
全てのフレームを選択し、時間を設定します。
(一つのフレームを設定すると全てのフレームが設定されます。)
各フレームの時間は全て同じに設定します。
8.1フレーム目を選択し、レイヤーの表示・非表示 をこのようにします。
ここをクリックして、複製
を作ります。
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2フレーム目を選択し、レイヤーの表示・非表示 をこのようにします。
3フレーム目を選択し、レイヤーの表示・非表示 をこのようにします。
4フレーム目を選択し、レイヤーの表示・非表示 をこのようにします。
5フレーム目を選択し、レイヤーの表示・非表示 をこのようにします。
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6フレーム目を選択し、レイヤーの表示・非表示 をこのようにします。
7フレーム目を選択し、レイヤーの表示・非表示 をこのようにします。
8フレーム目を選択し、レイヤーの表示・非表示 をこのようにします。
各フレームの設定が終わったら、アニメーションの再生ボタンをクリックして、
アニメーション動作の確認をします。
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9. [ ファイル ] → [ 最適化ファイルを別名で保存 ] をクリックして、
ファイルに保存します。
ファイルの種類が GIF になっていることを確認して保存します。
以上でアニメーション GIF ファイルの作成は終了です。
出来上がった GIF ファイルをダブルクリックして、動作を確認します。
(注意)
前記の例では、イラストレータにてレイヤーの明るさを変更しましたが、
フォトショップにて変更しても構いません。
また、デザインに写真データが含まれるときに写真の一部分を点滅させ
たい場合は、フォトショップにて、点滅させたい場所のエリアの明るさを
変えたデータを作る必要があります。
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例 2) 写真の雲を順次明るくする例
1.元の写真をフォトショップで読み込み、次ページのようにレイヤに分けます。
(レイヤーの分け方や、写真の切取りの操作につては、フォトショップ のマニュアル
を参照してください。)
元の写真
レイヤー2~5は、元写真の一部分を切り取ってい
ます。(明るさは元の写真と同じです。)
レイヤー1は、元の画像の全体の明るさを暗くして
います。
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レイヤー5 レイヤー4
レイヤー3 レイヤー2
レイヤー1
このようにしてレイヤー分けができたファイルを PSD(フォトショップ)形式で
ファイルに保存します。
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2.ImageReady(イメージレディ)を起動して、1.で作成したファイルを読み込みます。
はじめに、 レイヤー → フレーム1の変更を反映 を
クリックして、チェックマークをはずしておきます。
アニメーションウィンドウの
時間をクリックして、とりあえず 0.5 を選択しておきます。
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ここをクリックして、フレーム1の複製をいくつか作ります。
(この例では、3つ複製を作ります。)
各フレームを選択して、レイヤーの表示・非表示を下図のようにします。
フレーム1 フレーム2
フレーム3 フレーム4
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アニメーションの再生ボタンをクリックしてアニメーションの動作を確認します。
動作が良ければ、ファイル → 最適化ファイルを別名で保存 をクリックして
GIF ファイルで保存します。
以上でアニメーション GIF の完成です。
この例はごく簡単な例ですが、実際はレイヤーやフレームの数を増やしたり、
各フレームの時間を増減させたりして完成させます。