クラウドgps(仮)

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クラウドGPS（仮）

2010年 3月 13日

株式会社コスモルート八木照朗


Agenda

会社紹介・自己紹介


– 背景・開発動機

– 機能紹介

– 利用例

– 収益モデル・課金イメージ

– 実装技術について

– 今後の展開


- 会社紹介・自己紹介 -



会社紹介

株式会社コスモルート

http://www.cosmoroot.co.jp/

名古屋市熱田区（金山総合駅近く）

– 東京支社（恵比寿）もあり

従業員数 65名（2010年3月1日時点）

http://www.cosmoroot.co.jp/



会社紹介（つづき）

事業内容

– 業務システム開発

–主に製造業向け、ERPアドオン開発

– ネットワーク設計・運用・保守

– RIA開発

–大量データ処理に強い

– 電子設計・機械設計



自己紹介

八木照朗terurou (twitter, hatena, google, …)

研究開発

– SaaS, クラウド, 情報共有, framework, …

– 自社パッケージ・サービス開発

RIAエンジニア

– Silverlight, JavaScript



DSTokai（メタコミュニティ）管理人

– http://groups.google.co.jp/group/dstokai

Microsoft Tech Fielders Interview #23

– http://www.microsoft.com/japan/power

pro/TF/interview/23_1.mspx

PHP逆引きレシピ著者

自己紹介（つづき）

http://groups.google.co.jp/group/dstokai

http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/interview/23_1.mspx

http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/interview/23_1.mspx


- クラウドGPS（仮）-



位置情報（GPSログ）に特化した

『共有』ストレージサービス

現在開発中

– 技術検証・初期プロトタイプの段階



概要を読んで気がついた方が

居るかと思いますが…



Androidアプリの話ではない

Androidからも利用可能なWebAPIの話

このセッションの注意点


背景・開発動機


クラウドGPS（仮） - 背景・開発動機

1. 「GPSトラッキングシステム」の

ニーズは非常に高い（物流業など）

2. 弊社でもAndroid端末を利用して

システム化を検討



3. 各端末から送信されてくる位置情報を

保存・加工するサーバが必要

– 取り扱うデータ件数が膨大になるなど、

考慮すべき点が多い



4. 「そういえば、汎用のGPSロギング

サービスって存在しないよね」



5. 「じゃあ作ろう」

「マッシュアップでおもしろい

サービスができるんじゃない？」


機能紹介


クラウドGPS（仮） - 機能紹介

位置情報の保存

– 任意のユーザ拡張情報の付加

– トラッキングデータ（連続点）の補正

位置情報の共有

– アクセス権・公開期間などの設定

位置情報の検索

あくまで「現時点で実装中・実装予定の機能」の紹介です



メモ、URL、画像、方位、フラグなど

自由にユーザ拡張情報を付加できる

（例）店舗情報

– 位置情報＋名称＋URL ＋画像

位置情報の保存（１）

任意のユーザ拡張情報の付加



GPSの測位データには誤差がある

– 補正をかけないと経路上に「変な点」が

できてしまう

位置情報の保存（２）

トラッキングデータ（連続点）の補正



ユーザアカウントでの制御

– 自分だけ参照可能

API-KEYでの制御

– アプリAとアプリBのみ参照可能

期間での制御

– 3月15日～3月20日まで参照可能

位置情報の共有

アクセス権・公開期間などの設定



指定地点の半径○m以内

17時～20時に指定地点を通過した人

ユーザ拡張情報での検索

位置情報の検索


利用例


クラウドGPS（仮） - 利用例

リアルタイムトラッキングシステム

Android端末・Windows Mobile端末で

位置情報を取得し、データを送信

– 端末はトラックに車載する想定

PCサイト（Ajax）でトラックの位置を

リアルタイムに地図上に表示

– クラウドGPS（仮）とGoogle Maps APIの

マッシュアップ



位置情報の送信クラウドGPS（仮）

トラッキングシステム

地図の取得

位置情報の取得



デモ（GPSログビューア）

画面は開発中のものです



デモで使用したデータは約100,000件

ランダム生成

端末10台

1秒毎の位置情報、約3時間分

デモの補足



ロガークライアント（プロトタイプ）も

実は実装済み

– Android版、Windows Mobile版

– Serviceとして動作、一定間隔でサーバへ

ログを送信

ロガークライアントで取得したデータは

デモでもこっそり使用

デモの補足（つづき）



オレオレ施設検索

空間にタグ付け（なんとかカメラ）

位置情報確認サービス（いまどこ）

その他の利用例


収益モデル・課金イメージ


クラウドGPS（仮） - 収益モデル・課金イメージ

基本無料、Freemium



Writeは完全無料

– データ件数・保存期間は無制限

Readに対して制限を設ける

– Readアクセス数・転送量がしきい値を

超えた場合に利用料金が発生

– ただし、ユーザ数が少ない（人気のない）

期間は無料で済むような値を設定する

– Google App Engineのような課金イメージ



膨大な位置情報（トレース情報）を

確保できてしまえば、データ自体に

価値が生じる

個人情報・アプリ固有データなどを

除去し、第三者へデータを有償提供

– 行動予測など、様々な活用が期待できる

別案：API利用者は完全無料


実装技術について


クラウドGPS（仮） - 実装技術について

大量データ I/O

スケーラビリティ

低予算

システムに求められる要件

現時点ではまだ技術検証している段階



MySQLレプリケーション+Memcached

– サーバ・アプリが複雑になる

– 今後、廃れてゆく技術（だと思っている）

kumofs

– 非常に良くできているKVSだが、検索が

弱いのでメインストレージには不向き

– Memcacheとして利用する可能性はあり

採用を見送った技術



Apache Cassandra

– Facebookが開発、ASFへ寄贈

– TwitterがMySQLから移行中

SQL Azure

– RDBMSの設計手法が使えるので開発が楽？

– 運用コストを考えたら安上がり？

Hadoop, MongoDB, CouchDB

現在評価中の技術


今後の展開


クラウドGPS（仮） - 今後の展開

早期にサービスインしたい

– 他社（というかGoogle）がいつ同等の

サービスを開始してもおかしくはない

収益モデルの検証・確立

– 利用者の獲得と運営コストのバランス調整

モバイルサイドの開発はAndroidに注力

– サービス公開に合わせてSDKも公開したい

素敵なサービス名を考える


クラウドGPS（仮） - 今後の展開

「機能紹介」で話した内容が

ウソにならないようにがんばります。

まだまだ開発を始めたばかりなので…。


ご清聴ありがとうございました

クラウドgps(仮)

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