hakaihayabusa as always red hot chili...

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“自由”。それこそが西海岸サウンドの魂だと思います KZ (Gt/Vo) Moby (Ba/Cho) インタビュアー:KAORU -HAKAIHAYABUSAというバンド名の由来を教えてください。 KZ : 命名した前のメンバーが言うには、ドラクエ2に登場する、“ハカイの剣”と“ハヤブサの剣”を掛 け合わせた剣、“ハカイハヤブサの剣”から取ったらしいです。最強の攻撃力で2回連続で攻撃できる という強者です。 -SUBLIME、LONG BEACH DUB ALLSTARSなどの影響が色濃く伺えますが、“西海岸サウンド の魂”とはどのようなものなのか教えてください。 KZ : “自由”。それこそが西海岸サウンドの魂だと思います。例えばレゲエ・サウンドの後ろでメタリック に歪んだギターが入ろうが、そのレゲエ・ナンバーをやった後にいきなり激速ハードコア・パンク・ナン バーをプレイしても、DJのスクラッチ音やサンプリング音が入ってても何でもあり(笑)。とにかくアイ デアが豊富で制約もない、明確なジャンル分けもない、“かっこいい”か“かっこよくない”か、“気持ち いい”か“気持ちよくない”か。これに特化していると思います。 -HAKAIHAYABUSAの音楽性は、西海岸サウンドであるだけでなく、KZさんのブルージーなヴォー カルが個性をより際立たせているように感じます。KZさんはヴォーカリストとしてどのようなアーティ ストから影響を受けているのですか?また、ラッパーのDAG FORCEさんと通じるものを感じたんで すが、親交はありますか? KZ : DAG FORCEさんは個人的に尊敬していますが面識は、ほぼないです。ヴォーカル・スタイルは、日 本の演歌、歌謡曲、J-POPを土台にPUNKを通過して、最近だとMatisyahuは大好きで尊敬しています。 -デビュー・ミニアルバム『As Always』リリースおめでとうございます!とてもグルーヴィーでかっこ いい曲ばかりですね。大好きです!さて、今作はカリフォルニア系のファッション・ブランド“BL ACK FLYS”、“SeedleSs”、“CRIMIE”とのコラボレーションということですが、このような形でリリース することになった経緯を教えてください。 KZ : 今までの活動の中で知り合い、酒を交わし、応援してもらってきたブランドです。今回タイミング も合って、新しい試みとして3つのブランドとコラボできることになりました。リアルな付き合いで個と 個が繋がって徐々に輪になって広がって、最高の関係です。ありがとう! -HAKAIHAYABUSAはファッション誌にもインタビューが掲載されたりもしていますが、ファッション やタトゥーへのこだわりもとても強いですよね。音楽とファッションの関連性を深めて提示することは HAKAIHAYABUSAにとって重きを置いている点なのでしょうか? KZ : そこで生まれる個性や自由な表現っていうのを大切に考えています。ドレッドのラスタマンがハー ドコア・パンクをやろうが、モヒカン鋲ジャンのパンクスが下は短パン&ハイソックスでSK8してても、 メロコア・バンドにロンゲのメタラーがいても、とにかく組み合わせ自由、やり方も自由 。こうじゃなきゃ 駄目ってことはなく、伝統も大切にしながら、自分たちに最適なスタイルで表現する。それを見た人、 聴いた人がまた自分の解釈で別の表現をする。そこが面白いと思って、HAKAIHAYABUSA流を現在 も模索し表現している最中です。 Moby : ごく自然な個々の表現だと思っています。メンバーそれぞれの趣向があるし(笑)!10代の頃 に衝撃を受けたバンド、アーティストからの影響は大きいですが、こうじゃないといけない!って感覚は なくて、思うがまま自由に!って感じですかね(笑)。音楽も同じで、そうやって影響受けたものをそれ ぞれが噛み砕いて、またそれぞれの表現へと変える。 先は果てしないです(笑)。HAKAIHAYABUSAにはファッション、タトゥーに携わる仲間が各地にた くさんいることは幸せなことだな~っていつも思います。音楽、デザイン、アートも表現な訳で凄く良い 刺激をもらえてますね。 -アルバムを通して聴いて、新しさを追求するというよりは、西海岸サウンドの普遍的な魅力を継承す ることに重きを置いているという印象でした。でも、とても個性的なんですよね。これについてはいかが ですか? KZ : そうですね。まだまだこのサウンドは日本では認知度も浸透度も低いと思います。暴れるのも楽 しい、緩いサウンドでビール片手に揺れるのも楽しい、僕らは後者で表現したいのですがまだまだ自分 たちのサウンドも完成していないし、今までやってきた音を更に追求したのが今作かもしれないですね。 僕らを入り口にどんどん深い西海岸のバンドとか掘って自分にぴったりの音楽、表現に辿り着いてもら うきっかけにでもなれれば本望です。 -歌はとてもエモーショナルに歌い上げているのに、歌詞は一貫してポジティヴですよね。「天使の休 日」歌詞にある、“時に悲しい日々、それでも前向く日々”という一節が、HAKAIHAYABUSAのスピ リットを現しているのかなと思ったのですがいかがでしょうか? KZ : そこは大事にしています。現在想うのはいつもそれで、ポジティヴなバイヴスは自分の人生を好転 させると信じています。 -ギター・ソロも印象的なんですけど、これはKZさんが全て弾いているのですか?また、ギター・ソロ のメロディへのこだわりについて教えてください。 KZ : 僕が弾いてると言いたいとこなんですが、今作はすべてWackのギターで僕はギター弾いてません。 歌に完全に集中させてもらいました。ギター弾くのは好きですけどWackのギターが良すぎて弾く気 なくなりました(笑)。過去の作品と今作を聴き比べてください。今までにはない奥行きと彩りがありま す!!! Moby : 今作の『AS ALWAYS』での1番の変化は、Wackが加入し4人編成になって初めてのアルバム 制作だったんですが、Wackのギター・ソロはレコーディングに向けてスタジオで作業してる時の音は ベーシックを作ってる感じでレコーディングで録りながら仕上げてたのでミキシング・ルームでどんどん変 化していくギターソロを聴いてるのが楽しかったし興奮しましたね。わっくんやばーーーーーーーーーーー い!!つって(笑)。 -アレンジ面で特に工夫した点や、苦労した点などがあったら教えてください。 Moby : 作曲方法は純アナログで小さいアコギで曲の世界観とKZの声を想い描きながら作ることがほ とんどなんです。その後のアレンジは各パート最高のアイデアを出してくれるし、バンドで合わせていく 中で、毎回、自分のイメージを超えて、より素晴らしいものになるので苦労は感じないです。だけど1つ 上げるとすれば、今回のレコーディングは当初5曲の予定を、録っていく中でアッパーな曲が欲しいなっ てことになって急遽1曲追加になったんですね。“よし!やるかー”って感じではいても、内心はもの凄く 焦っていましたね(笑)。ごく限られた時間でゼロから作り出すのは厳しいし…で、結果メンバーの持ち ネタ寄せ集めて4人で作曲して(笑)。でも今までHAKAIHAYABUSAではやったことない新しい作曲 方法で良い経験になったし、結果的にお気に入りの1曲になりました。 -「ONE BIG FAMILY」では、あなたたちが敬愛するLONG BEACH DUB ALLSTARSのOPIE ORTIZがコーラスとして参加していますが、彼には“こんな感じで歌って欲しい”リクエストをしまし たか?とてもかっこいい仕上がりになりましたね。 Moby : 「ONE BIG FAMILY」という曲は10代の頃からの付き合いのSUNSET BUSってバンドの SATO-BOY(LOU DOG)に向けての曲なんですけど、彼ら(当時3.6Milk)は15年くらい前から歌詞 にSUBLIMEのことを歌ったり、CDジャケットをOPIEが手掛けたりしていたんですよ!この曲ができ 始めた時にSATO-BOYの満面の笑顔も同時に浮かんできたんですよ(笑)。なのでSATO-BOYが手 掛けるオムニバス・タイトル、レーベル名にもなってる“ONE BIG FAMILY”ってのをそのままタイトル にしました。 OPIE来日ツアー名古屋と東京の2箇所で共演させてもらったのですが、レコーディング期間と同時期 で東京の翌日の夜にOPIEが帰国するって話しは聞いてたんですけど、アテンドをするSATO-BOYか ら別件で電話があって近くにいるってことでOPIEと一緒にレコーディング・スタジオに遊びに来てくれ ることになって、その時の電話でSATO-BOYに向けての曲だからもし良かったら歌って欲しいってお 願いしましたね。淡い期待をしつつスタジオに到着した時には2人は先に到着していてさらにOPIEが 既に歌詞を見ながら考え出してくれてたので泣きそうになりました(笑)。OPIEへのリクエストはひと つだけで“OPIE!最高のフリースタイルお願いします”だけです(笑)。 自分たちがSATO-BOYに向けた曲にSATO-BOYが連れてきてくれたOPIEがソウルを吹き込んでく れて。歌詞の内容と同じことがリアルタイムで起こっていて、録ってる最中はずっと鳥肌立ってましたね。 今回のレコーディングでの1番の奇跡でしたね! KZ : ほんま奇跡やったな。あの低音なのに抜ける存在感バリバリのヴォーカルはOPIE以外には考え られません。 -今後の活動予定について教えてください。また、西海岸でライヴをやる予定はありますか? KZ : 2013年は大きく動きそうです。新曲制作、全国ツアー、自主企画、西海岸ライヴも現実味を帯び てきています。 インタビューの続きは 激ロックウェブサイトをチェック!!>> GEKIROCK.COM SUBLIMEをルーツとするバンドは数あれど、ここまで徹底した西海岸ミ クスチャーのマナーに則ったバンドは類を見ない。結成して10年以上の間、 精力的にライヴ活動を行ってきた実力派バンドだが、満を持してのメジャー・ デビュー。サーフ・ロック、レゲエ、スカ、パンクなどの様々な要素を詰め 込み、緩やかでポジティヴなサウンドは、せわしない日常の中にあっても、 一瞬で太陽の光が降り注ぐオアシスにいるかのような気分にさせてくれる。 Track.1「いつものmusic」から炸裂している、ブルージーで大きな愛を 感じさせるKZの歌は瑞々しく、和製西海岸ミクスチャー・バンドとしての 個性を放っている。ルーツをとことん追求し、文化を継承していこうとする 純粋な理念に共感を覚える人も多いだろう。彼らの敬愛するLBDAのOPIE ORDIZがゲスト・コーラスで1曲参加。 KAORU HAKAIHAYABUSA AS ALWAYS 2013.1.30 ON SALE!! LABEL : UNIVERSAL MUSIC / NAYUTAWAVE RECORDS GENRE : MIXTURE, SKA PUNK FOR FANS OF : SUBLIME, LONG BEACH DUB ALLSTARS, RED HOT CHILI PEPPERS

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  • “自由”。それこそが西海岸サウンドの魂だと思いますKZ (Gt/Vo) Moby (Ba/Cho) インタビュアー:KAORU

    -HAKAIHAYABUSAというバンド名の由来を教えてください。

    KZ : 命名した前のメンバーが言うには、ドラクエ2に登場する、“ハカイの剣”と“ハヤブサの剣”を掛け合わせた剣、“ハカイハヤブサの剣”から取ったらしいです。最強の攻撃力で2回連続で攻撃できるという強者です。

    -SUBLIME、LONG BEACH DUB ALLSTARSなどの影響が色濃く伺えますが、“西海岸サウンドの魂”とはどのようなものなのか教えてください。

    KZ : “自由”。それこそが西海岸サウンドの魂だと思います。例えばレゲエ・サウンドの後ろでメタリックに歪んだギターが入ろうが、そのレゲエ・ナンバーをやった後にいきなり激速ハードコア・パンク・ナンバーをプレイしても、DJのスクラッチ音やサンプリング音が入ってても何でもあり(笑)。とにかくアイデアが豊富で制約もない、明確なジャンル分けもない、“かっこいい”か“かっこよくない”か、“気持ちいい”か“気持ちよくない”か。これに特化していると思います。

    -HAKAIHAYABUSAの音楽性は、西海岸サウンドであるだけでなく、KZさんのブルージーなヴォーカルが個性をより際立たせているように感じます。KZさんはヴォーカリストとしてどのようなアーティストから影響を受けているのですか?また、ラッパーのDAG FORCEさんと通じるものを感じたんですが、親交はありますか?

    KZ : DAG FORCEさんは個人的に尊敬していますが面識は、ほぼないです。ヴォーカル・スタイルは、日本の演歌、歌謡曲、J-POPを土台にPUNKを通過して、最近だとMatisyahuは大好きで尊敬しています。

    -デビュー・ミニアルバム『As Always』リリースおめでとうございます!とてもグルーヴィーでかっこいい曲ばかりですね。大好きです!さて、今作はカリフォルニア系のファッション・ブランド“BLACK FLYS”、“SeedleSs”、“CRIMIE”とのコラボレーションということですが、このような形でリリースすることになった経緯を教えてください。

    KZ : 今までの活動の中で知り合い、酒を交わし、応援してもらってきたブランドです。今回タイミングも合って、新しい試みとして3つのブランドとコラボできることになりました。リアルな付き合いで個と個が繋がって徐々に輪になって広がって、最高の関係です。ありがとう!

    -HAKAIHAYABUSAはファッション誌にもインタビューが掲載されたりもしていますが、ファッションやタトゥーへのこだわりもとても強いですよね。音楽とファッションの関連性を深めて提示することはHAKAIHAYABUSAにとって重きを置いている点なのでしょうか?

    KZ : そこで生まれる個性や自由な表現っていうのを大切に考えています。ドレッドのラスタマンがハードコア・パンクをやろうが、モヒカン鋲ジャンのパンクスが下は短パン&ハイソックスでSK8してても、メロコア・バンドにロンゲのメタラーがいても、とにかく組み合わせ自由、やり方も自由 。こうじゃなきゃ駄目ってことはなく、伝統も大切にしながら、自分たちに最適なスタイルで表現する。それを見た人、聴いた人がまた自分の解釈で別の表現をする。そこが面白いと思って、HAKAIHAYABUSA流を現在も模索し表現している最中です。Moby : ごく自然な個々の表現だと思っています。メンバーそれぞれの趣向があるし(笑)!10代の頃に衝撃を受けたバンド、アーティストからの影響は大きいですが、こうじゃないといけない!って感覚はなくて、思うがまま自由に!って感じですかね(笑)。音楽も同じで、そうやって影響受けたものをそれぞれが噛み砕いて、またそれぞれの表現へと変える。先は果てしないです(笑)。HAKAIHAYABUSAにはファッション、タトゥーに携わる仲間が各地にたくさんいることは幸せなことだな~っていつも思います。音楽、デザイン、アートも表現な訳で凄く良い刺激をもらえてますね。

    -アルバムを通して聴いて、新しさを追求するというよりは、西海岸サウンドの普遍的な魅力を継承することに重きを置いているという印象でした。でも、とても個性的なんですよね。これについてはいかがですか?

    KZ : そうですね。まだまだこのサウンドは日本では認知度も浸透度も低いと思います。暴れるのも楽しい、緩いサウンドでビール片手に揺れるのも楽しい、僕らは後者で表現したいのですがまだまだ自分たちのサウンドも完成していないし、今までやってきた音を更に追求したのが今作かもしれないですね。僕らを入り口にどんどん深い西海岸のバンドとか掘って自分にぴったりの音楽、表現に辿り着いてもらうきっかけにでもなれれば本望です。

    -歌はとてもエモーショナルに歌い上げているのに、歌詞は一貫してポジティヴですよね。「天使の休日」歌詞にある、“時に悲しい日々、それでも前向く日々”という一節が、HAKAIHAYABUSAのスピリットを現しているのかなと思ったのですがいかがでしょうか?

    KZ : そこは大事にしています。現在想うのはいつもそれで、ポジティヴなバイヴスは自分の人生を好転させると信じています。

    -ギター・ソロも印象的なんですけど、これはKZさんが全て弾いているのですか?また、ギター・ソロのメロディへのこだわりについて教えてください。

    KZ : 僕が弾いてると言いたいとこなんですが、今作はすべてWackのギターで僕はギター弾いてません。歌に完全に集中させてもらいました。ギター弾くのは好きですけどWackのギターが良すぎて弾く気なくなりました(笑)。過去の作品と今作を聴き比べてください。今までにはない奥行きと彩りがあります!!!Moby : 今作の『AS ALWAYS』での1番の変化は、Wackが加入し4人編成になって初めてのアルバム制作だったんですが、Wackのギター・ソロはレコーディングに向けてスタジオで作業してる時の音はベーシックを作ってる感じでレコーディングで録りながら仕上げてたのでミキシング・ルームでどんどん変化していくギターソロを聴いてるのが楽しかったし興奮しましたね。わっくんやばーーーーーーーーーーーい!!つって(笑)。

    -アレンジ面で特に工夫した点や、苦労した点などがあったら教えてください。

    Moby : 作曲方法は純アナログで小さいアコギで曲の世界観とKZの声を想い描きながら作ることがほとんどなんです。その後のアレンジは各パート最高のアイデアを出してくれるし、バンドで合わせていく中で、毎回、自分のイメージを超えて、より素晴らしいものになるので苦労は感じないです。だけど1つ上げるとすれば、今回のレコーディングは当初5曲の予定を、録っていく中でアッパーな曲が欲しいなってことになって急遽1曲追加になったんですね。“よし!やるかー”って感じではいても、内心はもの凄く焦っていましたね(笑)。ごく限られた時間でゼロから作り出すのは厳しいし…で、結果メンバーの持ちネタ寄せ集めて4人で作曲して(笑)。でも今までHAKAIHAYABUSAではやったことない新しい作曲方法で良い経験になったし、結果的にお気に入りの1曲になりました。

    -「ONE BIG FAMILY」では、あなたたちが敬愛するLONG BEACH DUB ALLSTARSのOPIE ORTIZがコーラスとして参加していますが、彼には“こんな感じで歌って欲しい”リクエストをしましたか?とてもかっこいい仕上がりになりましたね。

    Moby : 「ONE BIG FAMILY」という曲は10代の頃からの付き合いのSUNSET BUSってバンドのSATO-BOY(LOU DOG)に向けての曲なんですけど、彼ら(当時3.6Milk)は15年くらい前から歌詞にSUBLIMEのことを歌ったり、CDジャケットをOPIEが手掛けたりしていたんですよ!この曲ができ始めた時にSATO-BOYの満面の笑顔も同時に浮かんできたんですよ(笑)。なのでSATO-BOYが手掛けるオムニバス・タイトル、レーベル名にもなってる“ONE BIG FAMILY”ってのをそのままタイトルにしました。OPIE来日ツアー名古屋と東京の2箇所で共演させてもらったのですが、レコーディング期間と同時期で東京の翌日の夜にOPIEが帰国するって話しは聞いてたんですけど、アテンドをするSATO-BOYから別件で電話があって近くにいるってことでOPIEと一緒にレコーディング・スタジオに遊びに来てくれることになって、その時の電話でSATO-BOYに向けての曲だからもし良かったら歌って欲しいってお願いしましたね。淡い期待をしつつスタジオに到着した時には2人は先に到着していてさらにOPIEが既に歌詞を見ながら考え出してくれてたので泣きそうになりました(笑)。OPIEへのリクエストはひとつだけで“OPIE!最高のフリースタイルお願いします”だけです(笑)。自分たちがSATO-BOYに向けた曲にSATO-BOYが連れてきてくれたOPIEがソウルを吹き込んでくれて。歌詞の内容と同じことがリアルタイムで起こっていて、録ってる最中はずっと鳥肌立ってましたね。今回のレコーディングでの1番の奇跡でしたね! KZ : ほんま奇跡やったな。あの低音なのに抜ける存在感バリバリのヴォーカルはOPIE以外には考えられません。

    -今後の活動予定について教えてください。また、西海岸でライヴをやる予定はありますか?

    KZ : 2013年は大きく動きそうです。新曲制作、全国ツアー、自主企画、西海岸ライヴも現実味を帯びてきています。

    インタビューの続きは激ロックウェブサイトをチェック!!>>GEKIROCK.COM

    SUBLIMEをルーツとするバンドは数あれど、ここまで徹底した西海岸ミクスチャーのマナーに則ったバンドは類を見ない。結成して10年以上の間、精力的にライヴ活動を行ってきた実力派バンドだが、満を持してのメジャー・デビュー。サーフ・ロック、レゲエ、スカ、パンクなどの様々な要素を詰め込み、緩やかでポジティヴなサウンドは、せわしない日常の中にあっても、一瞬で太陽の光が降り注ぐオアシスにいるかのような気分にさせてくれる。Track.1「いつものmusic」から炸裂している、ブルージーで大きな愛を感じさせるKZの歌は瑞々しく、和製西海岸ミクスチャー・バンドとしての個性を放っている。ルーツをとことん追求し、文化を継承していこうとする純粋な理念に共感を覚える人も多いだろう。彼らの敬愛するLBDAのOPIE ORDIZがゲスト・コーラスで1曲参加。 KAORU

    HAKAIHAYABUSAAS ALWAYS2013.1.30 ON SALE!!

    LABEL : UNIVERSAL MUSIC / NAYUTAWAVE RECORDSGENRE : MIXTURE, SKA PUNKFOR FANS OF : SUBLIME, LONG BEACH DUB ALLSTARS,RED HOT CHILI PEPPERS