hinemosクラウド管理オプションのご紹介...

Copyright © 2013 NTT DATA Corporation

Hinemosクラウド管理オプションのご紹介

Bizホスティング対応の統合運用管理ソリューション

2014年5月28日株式会社NTTデータ長妻賢

2 Copyright © 2013 NTT DATA Corporation

アジェンダ

1. Hinemosとは

2. Hinemosの機能

3. プライベートクラウド管理

4. パブリッククラウドをどう管理するのか？

5. Hinemos クラウド管理オプションとは？

6. Hinemos クラウド管理オプションの機能

7. クラウド管理オプションを使ったクラウド運用管理

8. 採用事例

9. 関連情報


パートナーシップ

NTTデータはNTTコミュニケーションズの販売代理店です。

NTTデータはNTTコミュニケーションズのセールスパートナーです。

Hinemosは、 NTTコミュニケーションズとのコラボレーションサービスに登録済みパッケージです。

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1. Hinemosとは


Ｈｉｎｅｍｏｓとは

システム運用管理で要求される各種機能を備えた、

「統合運用管理ソフトウェア」

複雑化するシステムを、Hinemosで統合運用管理

監視管理

ジョブ管理

リポジトリ管理

性能管理

物理環境仮想化環境ネットワーク機器類


Ｈｉｎｅｍｏｓの特徴・コンセプト

→日本の運用管理ニーズに必要な機能を厳選 →日本語インタフェース、ドキュメント、保守サポート提供 →OSSとして、安価に導入が可能

→監視・ジョブの両方をワンパッケージで提供 →本体機能に加え、オプション製品でニーズを先取り

→専用GUIアプリケーションならではの、柔軟な操作性 →システム全体をグループ毎に俯瞰的に管理可能 →運用現場に応じた、GUIのカスタマイズも容易

『必要な機能を、シンプルで使いやすい操作性と共に、安価に提供する』

日本製OSS

シンプルな操作性

充実の機能


Ｈｉｎｅｍｏｓ利用状況

適用案件数：400以上

Hinemosパートナ企業様：38社適用システム数：100以上

ダウンロード件数：数十万件以上

500を超えるシステムに導入数台～1000台を超える規模の様々なシステムにて稼働

利用実績：クラウドサービス、証券・金融系システム、公共系インフラシステム、社内システム、etc

Hinemosパートナー案件

NTTデータ社内SI案件その他


Ｈｉｎｅｍｏｓで実現する運用管理

システムを構成する多種多様な環境に対する、様々な運用オペレーションを、Hinemosで一元化

・Red Hat Enterprise Linux, ・Oracle Enterprise Linux ・Windows ・Solaris ・HP-UX, ・AIX

・ VMware ESX/ESXi ・ Xen（RHEL5同梱版）・ Oracle VM ・ KVM ・ XenServer ・ Hyper-V

・ネットワーク機器類・アプライアンス製品類

多種多様な環境を一元管理


Ｈｉｎｅｍｏｓで管理可能なシステム規模

大規模な環境の運用管理も、Hinemosで実現

1マネージャあたり 1000台へのジョブ管理が可能 1万ジョブ定義の登録が可能同時実行ジョブ500個

1マネージャあたり 1000台への監視・性能管理が可能

管理対象ノードジョブ管理

監視管理

１０００台

Hinemos マネージャ


様々な利用シーン

オンプレミス環境

プライベートクラウド仮想化集約基盤

プライベートクラウド上のシステム

クラウド環境を含む様々な環境で運用管理のニーズを満たします

パブリッククラウド上のシステム

課金監視

自動検知

監視・ジョブ


2. Hinemosの機能


コマンド実行

メール

Hinemos

マネージャ

システムの稼働状況を確認するための様々な種類の監視が実行可能

監視結果を、様々な手段で運用者に通知可能

① 監視管理機能

ターゲットシステムクライアントに表示

・・・

PING監視

SQL監視

リソース監視

プロセス監視

・・・

14種類の監視方法 6種類の通知方法


① 監視管理機能

ステータス通知の結果を確認 ※ ステータス通知：

最新の監視結果を通知

監視結果は視覚的に確認可能

イベント通知の結果を確認 ※ イベント通知：

監視結果を蓄積する通知


② ジョブ管理機能

業務データ書き出し

サービス停止

拠点A

業務データ書き出し

サービス停止

拠点B

業務データ集約

中核拠点

業務データバックアップ

バックアップ拠点

レポート作成

業務バッチA

複雑な業務処理をHinemosから自動で制御可能

完了通知

一連の流れを自動制御


③ 性能管理機能

Webサーバの応答遅延

グラフ表示

同一時刻にサーバのCPUが急騰!!

多種多様なシステムリソースを集約・蓄積し、後から表示が可能

Webサーバ応答時刻のグラフ

CPUコア別の使用率のグラフ

CPU

メモリ

ディスク

ネットワーク

ファイルシステム

FTP応答時間

SMTP/SMTPS

応答時間 POP3/POP3S

応答時間

プロセス数

ユーザ定義コマンド

実行結果

PING応答時間

HTTP応答時間

SQL実行結果

IMAP/IMAPS

応答時間

NTP応答時間

DNS応答時間


④ リポジトリ管理機能

運用管理対象機器の情報を「ノード」としてリポジトリ（Hinemosの内部DB）に登録

「ノード」を利用用途、インフラの種類等、ユーザの都合に応じて「スコープ」としてグルーピング

「スコープ」の単位で監視やジョブを実行

業務システムA

Webサーバ

APサーバ

DBサーバ

業務システムB

Webサーバ

APサーバ

DBサーバ

Webサーバ

APサーバ

DBサーバ

例1：サーバの役割 .

観点のスコープ

例2：業務観点のスコープ


Hinemosは・・・

統合運用管理に、真に必要な機能を備えた、ソフトウェアです

年々複雑化、大規模化、仮想化されていくシステムの運用統合を実現し、運用管理の一元化による運用合理化を実現します

クラウド、仮想化の最新技術にもスピーディに対応し、最新技術のメリットを安心して享受するためのバックボーンを提供します


3. プライベートクラウド管理


仮想化環境におけるHinemosの活用

VM管理

オプション

従来のアプリケーション層や物理環境の運用(監視、ジョブ)

仮想化基盤のサーバリソース最適化、仮想マシンの自動構成管理仮想マシンの管理(起動、終了、コピー、デプロイ、リソース割り当て変更)

Hinemos

コスト削減迅速性柔軟性

実際には、運用負荷が増大仮想化の目的

VMware

Hyper-V

Xen

OracleVM KVM

XenServer 仮想化基盤

Hinemosでは、VM管理オプションを用いることにより、仮想化環境の一元管理を可能とし、運用負荷を低減


Hinemos と Bizホスティング Enterprise Cloud

プライベートクラウドとしては、 NTTコミュニケーションズ様の

「Biz ホスティング Enterprise Cloud」（以下BHEC）が代表的なものとして挙げられます。

BHECにより提供される、仮想サーバ環境・ネットワーク環境など、Hinemosが動作するためのプラットフォームとして、十分な機能を持っており、また実際にHinemosが動作可能であることを確認しております。

そのため、この度Hinemosの動作プラットフォームとして正式にBHECを加えさせていただきました。

BHEC

Hinemosマネージャ管理対象システム

監視・ジョブ


4. パブリッククラウドをどう管理するのか？


パブリッククラウドの３つの特徴

迅速性、柔軟性、拡張性

従量課金制

環境の組み合わせが可能


特徴① 迅速性、柔軟性、拡張性

クラウドの特徴は必要に応じて

サーバ、ストレージなどのリソースを、即時に、必要な量・大きさを

確保できること

管理対象の変化が激しくリアルタイムに適応するのが難しい

⇒クラウドを利用することによるスピードを損ない、

運用管理がシステム全体を硬直化


特徴② 従量課金制

クラウドの特徴はリソースを使った時間、量だけ課金されること

メリットを享受するには

必要なリソースを適切な量、時間だけ利用できなくてはならない

コストがかかっている箇所を把握・分析できなくてはならない


特徴③ ハイブリッド環境

各プラットフォームの特徴を活かして多彩なシステム構成が採用

クラウドサービスやオンプレミス環境が混在するような

ハイブリッドクラウド環境のコントロールが難しい


クラウドサービス

システムのスモールスタート


クラウドサービス

一時的なリソース確保

オンラインゲームのようなシステム。安定稼動してくると、コストの高い部分をオンプレミス環

境へ移行。

キャンペーン期間中だけなど、

一時的にリソースを増強してオンプレミス環境と連携

して運用。


クラウド運用管理のあるべき姿

① 管理対象の変化にリアルタイムに適応

② 必要なリソースを簡単に確保・コストの可視化が可能

③ ハイブリッドクラウド環境を簡単にコントロール可能


Hinemosのクラウド運用管理

監視管理

課金管理

ジョブ管理

運用自動化


クラウドを運用するにあたり、従来の運用管理手法の持つ課題を解決し、運用管理のあるべき姿を実現できるソリューション。それが

『Hinemosクラウド管理オプション』


5. Hinemos クラウド管理オプションとは？


Hinemosにアドオンする形で、クラウド環境を運用するための機能を付加する、Hinemosのオプション製品です。

2014年4月、Cloudn版 Ver2.0 リリース

Hinemos クラウド管理オプションとは？

クラウド管理オプション

• 自動検知 • ノード操作 • テンプレート管理 • ・・・


クラウド・オンプレミスの一元管理

Hinemosから、クラウド環境とオンプレミス環境をシームレスに管理できます

従来環境の運用ノウハウを活用可能

クラウド環境専用の監視ツールは不要

パブリッククラウドサービス

プライベートクラウドサービス



システムライフサイクルの一元管理

クラウド環境でのインスタンスの作成から削除までの一連のプロセスをHinemosからコントロールできます

構成変更が活発なクラウド環境においても、Hinemosが構成の変化を検知して追随します


柔軟・高機能な環境構築

マシンイメージと環境構築のためのスクリプト類を組み合わせたテンプレートを作成できます

環境設定済みのインスタンスを容易に作成できます

テンプレート機能で使用できるスクリプト類は言語を問いません

従来の環境設定スクリプトなどをそのまま活用できます

定型化

ベースのOSイメージ

Webサーバ用 SHELL

Webサーバの簡単セットアップ

＋

APサーバ用 SHELL

定型化

APサーバの簡単セットアップ

この組み合わせをテンプレートとして

登録可能


対応するリージョンとサービス

クラウド管理オプションは、以下のリージョン・サービスに対応しています。

■ 対応リージョン

• 東日本リージョン

• FLATタイプ

• VPCタイプ OpenNW

• 西日本リージョン（今後予定）

• 米国リージョン（今後予定）

■ 対応サービス

• Computeサービス

• AutoScalingサービス


6. Hinemosクラウド管理オプションの機能


ハイブリッド環境の統合管理

複数のクラウドアカウントを管理可能です。

クラウドアカウントを登録することで、クラウド上のリソースをオンプレなどの環境と同様に表示可能です

Cloudnアカウントごとのリソースを表示

BHEC等、他のリソースも同様に表示可能


仮想サーバの管理

Hinemos クライアントから、仮想サーバーのライフサイクル(作成、起動、停止、削除、バックアップ)を管理できます

仮想サーバーをHinemosのノードとして登録することにより、適切なスコープ管理、ライフサイクルに合わせた連携を可能とします

作成起動停止削除

Hinemos リポジトリ

・リポジトリ同期・タグを利用したスコープ割当て

Cloudn

仮想サーバー Cloudn

テンプレート

バックアップ


ストレージの管理

Hinemos クライアントから、(Cloudnの)ディスクのライフサイクル (作成、アタッチ、デタッチ、削除、バックアップ)を管理できます

(Cloudnの)ディスクは、Hinemosのリポジトリに登録されたノードの、ディスクデバイス情報として扱われます

アタッチ、デタッチ時には、Hinemos上の情報も更新されます

作成削除

Cloudn

ディスク

仮想サーバー

スナップショット

Hinemos リポジトリ

バックアップ

同期アタッチ・デタッチ


履歴管理とリストア

Hinemos クライアントから、バックアップを取得できます

バックアップ履歴は、Hinemosで管理、一覧表示できます

バックアップ履歴より、環境をリストアできます

リストア時には、既存のノードとリプレイス/新規作成することができます

バックアップ

2014/5/1取得

2014/4/1取得

2014/3/1取得

2014/2/1取得

リストア

Hinemos のノードとしてリプレイス or 新規作成

古い仮想サーバ新しい仮想サーバ

リプレイス

仮想サーバー

監視・ジョブをそのまま動作させたい

リプレイス

同じ仮想マシンを複製したい

新規作成


テンプレート管理

起動時用スクリプト

起動完了

OS起動

停止時用スクリプト

OS停止

ジョブ完了

③テンプレートからの停止

作成時用スクリプト

作成完了

① テンプレートからの作成

OS起動

インスタンス作成

＋スクリプトテンプレート

②テンプレートからの起動

マシンイメージとセットアップ用のスクリプトを合わせて「テンプレート」として扱います。

テンプレートからインスタンス「を」作成することで、柔軟に環境構築が可能です。 ⇒ 環境ごとにマシンイメージを個別に用意する必要がありません

テンプレートから作成したインスタンスの起動・停止時に定型処理が可能です

(Cloudnの場合) ベースの

OSイメージ


自動化 - クラウドリソース検知

AutoScalingなどで仮想サーバーの構成変更が生じた場合、自動で変更を検知し、リポジトリ情報を更新します

仮想サーバーのタグからサーバ属性を識別して、Hinemosスコープへの自動割当、そして、監視の自動実行を可能とします

AutoScaling

監視・ジョブを自動実行

負荷

仮想サーバを自動検出し、

タグから識別した属性に合わせてスコープ割当


7. クラウド管理オプションを使ったクラウド運用管理


Hinemosでクラウド上のシステムを運用管理するまで

Step 1. Hinemosをインストール

Step 2. クラウド管理オプションをインストール

Step 3. アカウント情報を登録

→ あとは実現したい監視やジョブを組むだけ

たったの３ステップでクラウド環境の管理が可能に！


Step 1.Hinemosをインストールしよう（1/2）

HinemosのパッケージをSource Forgeからダウンロード

Hinemosポータルサイトから Source Forgeへ飛べます。


Step 1.Hinemosをインストールしよう（2/2）

運用管理端末

基本的にYesを入力するだけ

基本的に「次へ」を選択

するだけ

Hinemosをインストール

Hinemos クライアント


運用管理サーバ


Step 2. クラウド管理オプションをインストール

運用管理端末

2つのインストーラを実行するだけ

Hinemos クライアント


運用管理サーバ

2つのインストーラを実行するだけ


Step 3. アカウントを登録

Cloudnポータル → APIアクセスキー・秘密鍵管理・アクセスキーID *******************

・秘密鍵 ***********************************


すると・・・

Cloudn上のリソース情報が自動的に登録されます。

登録されたノードに対して、即座に監視が実行可能です。

監視やジョブ実行のターゲットに設定可能

Cloudn


自動化を駆使した環境を管理したい！

自動的に作成

されるサーバをどう

監視しよう？

AutoScaling

API による動的生成

Hinemosがタグを識別して自動的にスコープに割り当ててくれるから、

簡単・自動的に監視が実行できる！

WEBサーバスコープ（HTTP監視・PING監視設定済み）

APサーバスコープ（CPUリソース監視設定済み）


ハイブリッド環境の複雑なシステムを運用したい！

用途に応じて、クラウドを組み合わせて使う場合は多く考えられます。

例：

• システム中で拡張性を求められる部分

• システム中で安定性・セキュリティを

求められる部分

BHEC

Hinemosだけで両者を統合的に管理できるため、運用コストを削減できます。

VPN

Cloudn


9. 関連情報


Hinemosポータルサイト

■ Hinemosポータルサイト

http://www.hinemos.info

Hinemosを使うための様々な情報を発信しています。

http://www.hinemos.info/


クラウド特集とスタートアップ情報

■クラウド特集 ■クラウド管理スタートアップ for Cloudn

クラウド運用管理に関する情報と、 Hinemosのクラウド対応情報が満載

無償で使えるクラウド管理オプションを使って、Cloudnの運用管理を始めてみよう！の連載記事


まとめ

Hinemos とクラウド管理オプションを使うことで

オンプレ・クラウド環境をシームレスに管理でき、運用を最適化できます

変化の激しいクラウド環境であっても、Hinemosが自動的に追随することで、運用の手間を軽減できます。

監視からリソースのコントロールまで、システムのライフサイクル全体に渡って一元的に管理できます

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