hoya株式会社様 sap on aws マイグレーション事例の紹介

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HOYA株式会社様SAP on AWSマイグレーション事例の紹介

2014年2月14日株式会社クニエテクノロジー・プリシパル広木太

© 2014 QUNIE CORPORATION. All rights reserved. 2

■プロジェクト全貌

■システム構成

■クニエのサービス紹介


HOYA株式会社

HOYA株式会社従業員：35,130名世界３０カ国以上、連結子会社１００社以上

事業内容1941年に光学ガラス専門メーカーとして創⽴。⾼度な光学技術を軸に、「情報・通信」と「ライフケア」の2つの事業領域において、ヘルスケア、メディカル、エレクトロニクス、映像分野の4セグメントでグローバルに事業を展開する総合光学メーカー。

SAPシステムERP x4本番インスタンス（アジア、欧州、⽶国、資⾦管理）

SEM x1本番インスタンス（連結会計）


８システムのSAP本番システムを所有UNIXにて全てクラスター構成

UNIX・・・・HA構成構成構成構成仮想化仮想化仮想化仮想化

Windows化/仮想化によるN+1の構成にマイグレーション。

基盤環境の変遷

クラウドクラウドクラウドクラウド

AWS上へマイグレーション。より柔軟な基盤へ。


なぜクラウドか？なぜクラウド？

面白そうだから


クラウド化プロジェクト

POC1

性能テスト

必要な性能がでるのか？性能は安定しているか？投資効果が高い構成の確認

２０１３年５月

POC２

移⾏テスト

２０１３年８月

24時間で移⾏が可能か？

アーカイブ

プロジェクト

アーカイブ

標準化

プロジェクト

商用製品を削減

本移⾏

プロジェクト

２０１３年９月中旬

～１１月下旬

詳細計画⽴案

全システム切り替え


クラウド化プロジェクト

2013201320132013

9999月月月月 10101010月月月月 11111111月月月月

ユーザー

ログインテスト

ユーザー

ログインテスト

移⾏

リハ

移⾏

リハ

本番機

初期移⾏

環境I/F環境

移⾏

機

移⾏

開発機

移⾏

運用テスト・調整

スクリプト移⾏

自動化

スクリプト移⾏

バックアップ環境構築バックアップ環境構築

監視環境構築

本番

移⾏

本番

移⾏

機

移⾏

検証機

移⾏

一部構成変更

機開発機

移⾏

I/Fテスト

災害対策

テスト

性能

テスト

性能

テスト

性能

テスト

性能

テスト

一部構成変更

性能テストの結果から

⼀部構成変更

11月中旬にCPの高い新インスタ

ンスタイプがAWSからリリース

カットオーバ直前ではあったが

一部システムをリリースされた

新インスタンスタイプに変更

最終

テスト

最終

テスト

AWS固有の問題発生なし


転送

エクスポート

インポート

Table A

Table A

通常の手法

Table B

Table B

事前処理

アップタイムダウンタイム

DB整合性

確認

後処理

エクスポート

転送

インポート

Table A-2

QUNIEの手法

Table A-1

事前処理

エクス

ポート細

分化処理

アップタイムダウンタイム

短縮化される時間

Table B-1

Table B-2

Table A-2

Table A-1

Table B-1

Table B-2

DB整合性

確認

後処理

通常の⼿法と⽐較して処理時間を７０〜９0%程度まで削減可能

移⾏⽅式

通常のマイグレーションと同じです


高速/自動/並⾏マイグレーション

インポートサーバｘ３

エクスポートサーバｘ３

SAPサーバx6 SAPサーバｘ6

ソフトウェアルーター

InternetVPN

既存

DC

HOYA ネットワーク網

専用線 DirectConnect

マイグレーションモニターを使用しエクスポート/転送/インポートを全て自動化

3台のエクスポートサーバ、3台のインポートサーバを移⾏時だけ配置。

⾼速移⾏を実現


話はそれますが。。。

送信先送信先送信先送信先転送時間転送時間転送時間転送時間

（（（（Robocopy)

転送レート転送レート転送レート転送レート

Tokyo 2: 32 84Mbps

Singapore 6: 37 32Mbps

W Virginia 10:01 21Mbps

転送時間転送時間転送時間転送時間

（（（（SilverBullet)

転送レート転送レート転送レート転送レート

2: 58 72.2Mbps

2：59 72.6Mbps

3: 01 70.8Mbps

地方からTokyoリージョンへのダンプファイル転送は時間がかかるのでは？海外リージョンへのダンプファイル転送は時間がかかりすぎて非現実的？

転送元：東京都内のDC転送ファイル：約１TB のSAP DB のエクスポートダンプファイル100GBを転送回線：フレッツ光ネクストVPNルータ：SEILx86（ソフトウェアルータ）

転送テスト

結論：世界中、どこから、どこへでも移⾏可能です！！


AWS 移⾏プロジェクトのまとめ

AWSであっても移⾏⼿法はかわらない

移⾏時間（ダウンタイム）が⻑くなるということはない

机上のサイジングにとらわれずベンチマークテストに

実施し構成を決定。サイジングは自己責任！

SAP on AWS固有の問題は発生しなかった。


構成概要

SAP

Router

管理 Security

Group

Backup

テストシステム

AD

SAP Security Group

Private Subnet-1

本番システム

開発システム

Remote

Access

Security Group

Public Subnet-1

Remote

AccessVPN

Private Subnet-2

AD

Availability

Availability Availability

Availability Zone

ZoneZone

Zone A

AA

A

Availability


Availability Zone

ZoneZone

Zone C

CC

C

監視

ジョブコントローラ

TokyoTokyoTokyoTokyo RegionRegionRegionRegion

HOYA 様 LAN

連携システム

Internet

SAP

QUNIEユーザ

参照用システム


拠点ユーザ

HOYA様NW網

ネットワーク構成■ Direct ConnectでAmazon VPCと接続■ RemoteAccessVPNをアクセスも用意。

拠点ユーザーやネットワーク網障害時にアクセス

SAP Global

Support

リモートサポート

SAP Subnet

DirectConnet（冗⻑化）

SNC

SSL-VPN

SSL-VPN

パッチ提供

マイクロソフト

WSUS

Management Subnet

Public Subnet

Remote Access

VPN

SAP

Router

NAT

SSL-VPN

Internet

gateway

SAPサーバ


ストレージ構成

SAPサーバ

Datafile1Datafile2

Datafile3Datafile4

Transaction-Log

Datafile7Datafile8

Datafile5Datafile6

Paging

OS

SQL SytemDBSAP Exec

PIOPS

PIOPS

PIOPS

PIOPS

PIOPS

Work

TempDB

Backup

インスタンスストア

EBS最適化オプション


運用サイト（東京）

バックアップ構成 / 災害対策構成

AZ-A AZ-C

S3

DRサイト（シンガポール）サイト（シンガポール）サイト（シンガポール）サイト（シンガポール）

S3

System DB

リージョン間転送

（差分転送）

DBフルバックアップ１回/週

１世代

イメージ化2世代

ERPサーババックアップサーバ

１４日分

ログバックアップ４回/時

Log

１回/週スナップショット

１回/日スナップショットメンテナンス時

スナップショット１４１４１４１４日分日分日分日分

・・・・・・・・・・・・

スナップショット２２２２世代世代世代世代

フルバックアップ２２２２世代世代世代世代

イメージ化2世代

・・・・・・・・・・・・

ログバックアップ２２２２世代世代世代世代


災害対策環境

S3

AMI

本番システム

(DR)

Remote

Access

Security Group

Remote

AccessVPN

SAP Security Group

Private Subnet-1

Public Subnet-1

Availability Zone

災害時に展開

リカバリ

スナップショット

運用サイトとDRサイトはS3の同期のみのためネットワークは

遮断されている。また運用サイト、DRサイトのAWSアカウント

も別アカウントを利⽤。クラッキング等にも備えた環境。

通常コストはS3の費用のみ。月10万円以下。


参考：更なる高可用性/RPO,RTOを目指す場合..

CI

Availability


Availability Zone

ZoneZone

Zone A

AA

A Availability


Availability Zone

ZoneZone

Zone B

BB

B

AP AP AP

ログオングループ

DBプリンパル

AllwasON

DBミラー

運用運用運用運用 RegionRegionRegionRegion

ログ転送

DRDRDRDR RegionRegionRegionRegion

Availability


Availability Zone

ZoneZone

Zone

APサーバは停止

DBサーバはログ適用の最小インスタンス

バックアップ


システム運用監視基盤

システム全体を鳥瞰システム全体を鳥瞰システム全体を鳥瞰システム全体を鳥瞰して監視して監視して監視して監視

NW監視、サーバ監監視、サーバ監監視、サーバ監監視、サーバ監

視、ジョブ制御の視、ジョブ制御の視、ジョブ制御の視、ジョブ制御の3機機機機

能をワンパッケージ能をワンパッケージ能をワンパッケージ能をワンパッケージ提供提供提供提供

シンプルで直感的なシンプルで直感的なシンプルで直感的なシンプルで直感的な操作性操作性操作性操作性

低コストで導入可能なオープンソースソフトウェア低コストで導入可能なオープンソースソフトウェア低コストで導入可能なオープンソースソフトウェア低コストで導入可能なオープンソースソフトウェア

日本で生まれたソフトウェア日本で生まれたソフトウェア日本で生まれたソフトウェア日本で生まれたソフトウェア

システム運⽤管理で要求され

る「基本的な」機能を備えた統合運⽤管理ツールです。

オープンソースソフトウェアのためライセンス費用なしで利⽤可能です。

システムの変更あってもライ

センス費⽤追加などが不要

OSS運用監視ツールHinemosを使用して統合監視・運用を実施


まとめ

クラウドの特性を活かすことによりクラウドの

パワーは最大化する。

必要な時

すぐ使えるいつでも

変更が可能

費用は

使った分だけ

運⽤管理はAWSの特性を理解し構築する必要あり

PIOPS等により、オンプレよりも安定した性能を

得ることができる。


クラウドクラウド OSSOSS

従量課⾦

保守

（チケット制

サービス）

QUNIEのご紹介

運用コストの最適化運用コストの最適化運用コストの最適化運用コストの最適化

運用投資効果の向上運用投資効果の向上運用投資効果の向上運用投資効果の向上


Amazon Web Services

クラウドサービスメニュー for AWS

SAP マイグレーション for AWS

災害対策 on AWS

クラウド対応運⽤管理for AWS

セキュアアクセス for AWSfor AWSfor AWSfor AWS

SAPSAP HinemosHinemos

マネージメント・サービスマネージメント・サービスマネージメント・サービスマネージメント・サービス for AWSAWSAWSAWS


Level1

サポート

連絡

統合保守

問合せ

回答

問合せ

回答

Qunie

AWS

問合せ

回答

SAP

サービス体制ワンストップ保守サービス

ユーザ部門

問合せ

回答

お客様


【（例）同じ件数の対応を実施した場合の、チケット型vs固定型シミュレーション】

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

固定型

チケット型

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月合計

チケット※1 2,500(1,000)

2,500(1,000)

2,500(1,000)

2,000(500)

2,000(500)

1,300 800 800 2,000(500)

800 800 700 18,700

チケット型 2,500 2,500 2,500 2,000 2,000 1,300 800 800 2,000 800 800 700 18,700

固定課⾦ 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 1,500 18,000

超過分課⾦ 1,500 1,500 1,500 750 750 0 0 0 750 0 0 0 6,750

固定型 3,000 3,000 3,000 2,250 2,250 1,500 1,500 1,500 2,250 1,500 1,500 1,500 24,750

⼀般的な課⾦体系は、⼀定の作業時間を含んだ固定価格に

追加作業の変動価格を上乗せした形式

QUNIEでは、作業種別チケット数に応じて課⾦する仕組みを採用しております。この課⾦体系を採⽤することにより、サービスレベルに⾒

合った保守・運用コストでサービスを受けることができます。

（単位:千円）

固定型の

固定課⾦

※1（）内の数値は固定型の超過分課⾦に相当する⾦額。固定型は超過分課⾦単価は⾼くなるのが⼀般的。

月

課⾦額

チケット制従量課⾦サービス


SSAE16 Type2レポート受領の保守サービス

会計監査

⾃社実⾏分

監査報告書

業務

監査

クニエ保守サービス

SSAE16

監査監査

QUNIEの保守サービス業務はSSAE16 Type2報告書を受領した保守サービスです。

■SSAE16 Type2米国公認会計士協会（AICPA）が定めた、アウトソーシングサービスなどの受託業務を⾏う会社の内部統制の有効性を評価する保証基準です。Type2報告書とは、対象業務に係る内部統制の記述書の適正な表⽰、統制目的を達成するためのデザインの適切性、評価対象期間を通じて

の運⽤状況の有効性に対して独⽴監査⼈が評価し、保証したものです。

会計監査をQUNIEの報告書を受け取ることで代替する事が可能となります。

AWS

SOC2（含むSSAE16)

監査

AWSは、SSAE16 Type2を包括した上位基準 SOC1,SOC2,SOC3の報告書を受領。

AWSとクニエのサービスを、組み合わせることにより、クラウド基盤から、運用保守サービスまで網羅されます。


クニエのサービスの運用保守サービス

チケット制やクラウド活用により

運用保守費用を変動費に

ベンダーロックインされない標準化され

保守サービス

必要なときだけサポート

内製化との両立とした保守サポート


本件に関するお問い合わせ先

広木太 Masaru [email protected]

Twitterアカウント@baborin

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