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Post on 30-Aug-2019

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TRANSCRIPT

獅 子 ( 修 猷 ) 館 子連絡先(希望者のみ)

【以下は消して、寄稿文を書いてください。】

 この原稿はMacのWord で作成しました。

 原稿のレイアウトは、

A4 縦で横書き

上余白30mm下左右余白25mm 1 行35 字で1 ページ35 行

に設定しています。

 原稿は

1 行目には、氏名(旧姓)(14P のゴシック体)

希望者は次の行に連絡先(12P のゴシック体)

1 行空けて本文(12P の明朝体)を始めてください。

本文は両端を揃えてください。

ページ番号は記入しないでください。

写真(Jpeg ファイル)の挿入も可です。

ファイル名は 名前+寄稿日付 として下さい。 

【例】獅子館子_2018-09-10.doc

 原稿の1 行の文字数や1 ページの行数、フォントやサイズなどは、著者の判

断で変更されても構いません。

 使用するフォントによっては設定した1 行の文字数と異なることがあります。

【例文】

 吾輩は猫である。名前はまだ無い。

 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャー

ニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というもの

を見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であっ

たそうだ。この書生というのは時々我々を捕まえて煮て食うという話である。

しかしその当時は何という考えもなかったから別段恐しいとも思わなかった。

ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じが

あったばかりである。掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人

間というものの見始であろう。この時妙なものだと思った感じが今でも残って

いる。第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるで薬缶だ。そ

の後猫にもだいぶ逢ったがこんな片輪には一度もでくわす出会した事がない。

のみならず顔の真中があまりに突起している。そうしてその穴の中から時々ぷ

うぷうと煙を吹く。どうも咽ぽくて実に弱った。これが人間の飲む煙草という

ものである事はようやくこの頃知った。

 この書生の掌の裏でしばらくはよい心持に坐っておったが、しばらくすると

非常な速力で運転し始めた。書生が動くのか自分だけが動くのか分らないが無

暗に眼が廻る。胸が悪くなる。到底助からないと思っていると、どさりと音が

して眼から火が出た。それまでは記憶しているがあとは何の事やらいくら考え

出そうとしても分らない。

 ふと気が付いて見ると書生はいない。たくさんおった兄弟が一疋も見えぬ。

肝心の母親さえ姿を隠してしまった。その上今までの所とは違って無暗に明る

い。眼を明いていられぬくらいだ。はてな何でも容子がおかしいと、のそのそ

這出して見ると非常に痛い。吾輩は藁の上から急に笹原の中へ棄てられたので

ある。