今日から使える! - jasco€¦ · gpc/secシステム(ri検出器) 装置名 in側容量...
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今日から使える!GPC/SECのコツとテクニック
日本分光(株)
jasco資料請求
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GPC/SEC分析の効率化のためのポイント
システムの最適化 解析方法の効率化 分析手法
・試料の調製と注入・移動相溶媒・カラム選択・分析と分取
はじめに
・ピークの広がり・応答速度・安定性
(温度/移動相/装置)
・計算方法・画面表示
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サンプル調製・移動相に溶解する・濃度、注入量が適していないと結果に影響
溶媒の脱気・脱気装置がないとベースラインが安定しない・脱気装置があっても溶媒はセットする前に脱気
システムの設置場所・エアコンの風が当たらない、温度の安定した場所に設置
検出器・RI検出器のリファレンス溶媒の置換
分析における注意点
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安定剤含有溶媒、空気中水分のトラップ
・移動相のTHFの経時変化によってドリフトが発生→安定剤含有の溶媒を使用する
・THF100%等での測定時、空気中水分の溶け込みによる保持時間再現性の低下→空気中水分のトラップを行うことで、その影響を低減
移動相について
シリカゲル等脱水剤
Pump
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GPC/SECシステムの効率化のためのポイント
・省溶媒・迅速化そして効率化(セミミクロスケールシステム、迅速分析)
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配管容量、セル容量ともに設計値
GPC/SECシステム(RI検出器)
装置名 IN側容量 セル容量
RI-4030 (低流量配管,分析用) 45 μL10 μL
RI-4030 (高流量配管, 分取用) 486 μL
RI-4035 3.2 μL 2.7 μL
RI-4030は簡単な流路の変更で高流量分析(10~120 mL/min)にも使用可能
EXTREMA RI-4030/4035
RI-4035は配管&セルの低容量化により、ピークの拡散を低減
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RI-4030 ほぼ安定ドリフト量:約 0.3 μRIU/h
従来機がRI-4030と同程度まで安定
ー RI-4030ー従来機セル温調により、装置の早期安定化を実現
60min 160min30minMobile phase: H2OFlow rate: 1 mL/min
Cell temp.: 40 ℃
安定性が増した示差屈折率検出器(RI-4030)
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測定条件カラム: KF-401HQ
(4.6 mmI.D. x 250 mmL)移動相: THF(安定剤含有)移動相流量: 0.3 mL/minカラム温度: 25℃サンプル: ポリスチレンオリゴマー
2 mg/mL(THF安定剤含有)注入量: 5 μL(フルループ注入)
・RI-4035はセミミクロサイズのカラムを用いた、ポリスチレンオリゴマーの分析においてピークの拡散を低減
RI-4035
RI-4030
EXTREMA RI-4035
セミミクロスケールに対応(RI-4035)
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GPC迅速分析への応用
[Conditions]
Column: Shodex KF-803 (8.0 mmI.D. x 300 mmL, 6 μm)
Shodex KF-403 (4.6 mmI.D. x 250 mmL, 3 μm)
Shodex KF-603 (6.0 mmI.D. x 150 mmL, 3 μm)
Eluent: THF with stabilizer
Flow rate: 1.0, 0.3, 0.5 mL/min
Column temp.: 30 ℃Injection volume: 10, 1, 2 μL
Sample: Polystyrene
同種類のコンベンショナルカラム、セミミクロカラム、迅速分析カラムによる、ポリスチレンポリマーとオリゴマーの比較測定
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GPC迅速分析への応用
コンベンショナルシステムで測定するとシステムのデッドボリュームによりピークが拡散
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 14.015.0
0
5000
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Inte
nsi
ty [
µV]
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Inte
nsi
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µV]
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Retention Time [min]
0
5000
10000
15000
Inte
nsi
ty [
µV]
コンベンショナルカラム
8.0 mmI.D. x 300 mmL, 6 µm
セミミクロカラム
4.6 mmI.D. x 250 mmL, 3 µm
迅速分析用カラム
6.0 mmI.D. x 150 mmL, 3 µm
分離度:1.673
分離度:N/A
分離度:1.120
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高速応答が可能なRI-4035とセミミクロシステムを使用することで良好な分離が得られ、迅速分析にも対応可能
GPC迅速分析への応用
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 14.015.0
0
10000
20000
Inte
nsi
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µV]
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0
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Inte
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µV]
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Retention Time [min]
0
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Inte
nsi
ty [
µV]
コンベンショナルカラム
8.0 mmI.D. x 300 mmL, 6 µm
セミミクロカラム
4.6 mmI.D. x 250 mmL, 3 µm
迅速分析用カラム
6.0 mmI.D. x 150 mmL, 3 µm
分離度:1.673
分離度:1.608
分離度:1.747
1分析の溶媒量:14 mL
1分析の溶媒量:3.8 mL
1分析の溶媒量:4.25 mL
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ソフトウェア ChromNAV GPC/SECの利用
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1. 測定したクロマトグラムを開く↓
2. ピーク検出を行う↓
3. [ピークIDテーブル]を作成する↓
4. [分子量計算パラメータ]の作成(分子量校正曲線)↓
5. [分子量計算パラメータ]の作成(計算パラメータ)(A)オートマチックで行う方法(B)マニュアルで行う方法↓
6. 分子量計算(A)分子量計算パラメータから実行(B)分子量計算結果ビューから実行
ソフトウェアによる作業
ChromNAV
GPC/SEC
の操作区分
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•計算項目
計算範囲、計算分子量範囲、ピークトップの分子量、数平均分子量、質量平均分子量etc. 基本項目
•分子量分布計算範囲は30区間まで
ChromNAV GPC/SEC
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•作成した分子量校正曲線を同一画面に重ね書きで表示し、比較することが可能
•測定の精度管理、異なる分子量範囲をもつカラムを使用した時の比較などに利用
•基準の分子量校正曲線を指定し、その他の校正曲線との相関係数を自動で算出
分子量校正曲線のオーバーレイ表示
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• クロマトグラム、校正曲線、指定の分子量のオーバーレイが可能
クロマトグラム上への分子量位置の表示
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まとめ
●適切なGPC/SECシステム・カラム選択・溶媒を使用することで、安定した正確な結果が得られる
●解析ソフトの便利機能で、解析効率のUPや結果の比較が容易
jasco資料請求
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