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今日から使える! GPC/SECのコツとテクニック 日本分光 ( )

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  • 今日から使える!GPC/SECのコツとテクニック

    日本分光(株)

    jasco資料請求

    https://www.jasco.co.jp/cgi-bin/inq-form.cgi?PRODUCT=%8e%91%97%bf%90%bf%8b%81%81FJASIS2016%8f%ac%83Z%83%7e%83i%81%5b%81F%8d%a1%93%fa%82%a9%82%e7%8eg%82%a6%82%e9%81I%81%40GPC%2fSEC%82%cc%83R%83c%82%c6%83e%83N%83j%83b%83N%0d%0a%81y%82%bb%82%cc%91%bc%82%b2%97v%96%5d%8e%96%8d%80%28%8b%f3%97%93%82%c5%82%e0%8d%5c%82%a2%82%dc%82%b9%82%f1%81j%81z&SELECT=1

  • GPC/SEC分析の効率化のためのポイント

    システムの最適化 解析方法の効率化 分析手法

    ・試料の調製と注入・移動相溶媒・カラム選択・分析と分取

    はじめに

    ・ピークの広がり・応答速度・安定性

    (温度/移動相/装置)

    ・計算方法・画面表示

  • サンプル調製・移動相に溶解する・濃度、注入量が適していないと結果に影響

    溶媒の脱気・脱気装置がないとベースラインが安定しない・脱気装置があっても溶媒はセットする前に脱気

    システムの設置場所・エアコンの風が当たらない、温度の安定した場所に設置

    検出器・RI検出器のリファレンス溶媒の置換

    分析における注意点

  • 安定剤含有溶媒、空気中水分のトラップ

    ・移動相のTHFの経時変化によってドリフトが発生→安定剤含有の溶媒を使用する

    ・THF100%等での測定時、空気中水分の溶け込みによる保持時間再現性の低下→空気中水分のトラップを行うことで、その影響を低減

    移動相について

    シリカゲル等脱水剤

    Pump

  • GPC/SECシステムの効率化のためのポイント

    ・省溶媒・迅速化そして効率化(セミミクロスケールシステム、迅速分析)

  • 配管容量、セル容量ともに設計値

    GPC/SECシステム(RI検出器)

    装置名 IN側容量 セル容量

    RI-4030 (低流量配管,分析用) 45 μL10 μL

    RI-4030 (高流量配管, 分取用) 486 μL

    RI-4035 3.2 μL 2.7 μL

    RI-4030は簡単な流路の変更で高流量分析(10~120 mL/min)にも使用可能

    EXTREMA RI-4030/4035

    RI-4035は配管&セルの低容量化により、ピークの拡散を低減

  • RI-4030 ほぼ安定ドリフト量:約 0.3 μRIU/h

    従来機がRI-4030と同程度まで安定

    ー RI-4030ー従来機セル温調により、装置の早期安定化を実現

    60min 160min30minMobile phase: H2OFlow rate: 1 mL/min

    Cell temp.: 40 ℃

    安定性が増した示差屈折率検出器(RI-4030)

  • 測定条件カラム: KF-401HQ

    (4.6 mmI.D. x 250 mmL)移動相: THF(安定剤含有)移動相流量: 0.3 mL/minカラム温度: 25℃サンプル: ポリスチレンオリゴマー

    2 mg/mL(THF安定剤含有)注入量: 5 μL(フルループ注入)

    ・RI-4035はセミミクロサイズのカラムを用いた、ポリスチレンオリゴマーの分析においてピークの拡散を低減

    RI-4035

    RI-4030

    EXTREMA RI-4035

    セミミクロスケールに対応(RI-4035)

  • GPC迅速分析への応用

    [Conditions]

    Column: Shodex KF-803 (8.0 mmI.D. x 300 mmL, 6 μm)

    Shodex KF-403 (4.6 mmI.D. x 250 mmL, 3 μm)

    Shodex KF-603 (6.0 mmI.D. x 150 mmL, 3 μm)

    Eluent: THF with stabilizer

    Flow rate: 1.0, 0.3, 0.5 mL/min

    Column temp.: 30 ℃Injection volume: 10, 1, 2 μL

    Sample: Polystyrene

    同種類のコンベンショナルカラム、セミミクロカラム、迅速分析カラムによる、ポリスチレンポリマーとオリゴマーの比較測定

  • GPC迅速分析への応用

    コンベンショナルシステムで測定するとシステムのデッドボリュームによりピークが拡散

    0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 14.015.0

    0

    5000

    10000

    15000

    Inte

    nsi

    ty [

    µV]

    0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 14.015.0

    0

    5000

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    15000

    Inte

    nsi

    ty [

    µV]

    0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 14.015.0

    Retention Time [min]

    0

    5000

    10000

    15000

    Inte

    nsi

    ty [

    µV]

    コンベンショナルカラム

    8.0 mmI.D. x 300 mmL, 6 µm

    セミミクロカラム

    4.6 mmI.D. x 250 mmL, 3 µm

    迅速分析用カラム

    6.0 mmI.D. x 150 mmL, 3 µm

    分離度:1.673

    分離度:N/A

    分離度:1.120

  • 高速応答が可能なRI-4035とセミミクロシステムを使用することで良好な分離が得られ、迅速分析にも対応可能

    GPC迅速分析への応用

    0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 14.015.0

    0

    10000

    20000

    Inte

    nsi

    ty [

    µV]

    0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 14.015.0

    0

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    Inte

    nsi

    ty [

    µV]

    0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 9.0 10.0 11.0 12.0 13.0 14.015.0

    Retention Time [min]

    0

    10000

    20000

    Inte

    nsi

    ty [

    µV]

    コンベンショナルカラム

    8.0 mmI.D. x 300 mmL, 6 µm

    セミミクロカラム

    4.6 mmI.D. x 250 mmL, 3 µm

    迅速分析用カラム

    6.0 mmI.D. x 150 mmL, 3 µm

    分離度:1.673

    分離度:1.608

    分離度:1.747

    1分析の溶媒量:14 mL

    1分析の溶媒量:3.8 mL

    1分析の溶媒量:4.25 mL

  • ソフトウェア ChromNAV GPC/SECの利用

  • 1. 測定したクロマトグラムを開く↓

    2. ピーク検出を行う↓

    3. [ピークIDテーブル]を作成する↓

    4. [分子量計算パラメータ]の作成(分子量校正曲線)↓

    5. [分子量計算パラメータ]の作成(計算パラメータ)(A)オートマチックで行う方法(B)マニュアルで行う方法↓

    6. 分子量計算(A)分子量計算パラメータから実行(B)分子量計算結果ビューから実行

    ソフトウェアによる作業

    ChromNAV

    GPC/SEC

    の操作区分

  • •計算項目

    計算範囲、計算分子量範囲、ピークトップの分子量、数平均分子量、質量平均分子量etc. 基本項目

    •分子量分布計算範囲は30区間まで

    ChromNAV GPC/SEC

  • •作成した分子量校正曲線を同一画面に重ね書きで表示し、比較することが可能

    •測定の精度管理、異なる分子量範囲をもつカラムを使用した時の比較などに利用

    •基準の分子量校正曲線を指定し、その他の校正曲線との相関係数を自動で算出

    分子量校正曲線のオーバーレイ表示

  • • クロマトグラム、校正曲線、指定の分子量のオーバーレイが可能

    クロマトグラム上への分子量位置の表示

  • まとめ

    ●適切なGPC/SECシステム・カラム選択・溶媒を使用することで、安定した正確な結果が得られる

    ●解析ソフトの便利機能で、解析効率のUPや結果の比較が容易

    jasco資料請求

    http://www.jasco.co.jp/jpn/home/index.htmlhttps://www.jasco.co.jp/cgi-bin/inq-form.cgi?PRODUCT=%8e%91%97%bf%90%bf%8b%81%81FJASIS2016%8f%ac%83Z%83%7e%83i%81%5b%81F%8d%a1%93%fa%82%a9%82%e7%8eg%82%a6%82%e9%81I%81%40GPC%2fSEC%82%cc%83R%83c%82%c6%83e%83N%83j%83b%83N%0d%0a%81y%82%bb%82%cc%91%bc%82%b2%97v%96%5d%8e%96%8d%80%28%8b%f3%97%93%82%c5%82%e0%8d%5c%82%a2%82%dc%82%b9%82%f1%81j%81z&SELECT=1