(39)2020年(令和2年)5月15日 広島県医師会速報(...

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広島県医師会速報(第2443号) (39)2020年(令和2年)5月15日 昭和26年8月27日 第3種郵便物承認 元号が「令和」となり、1年が経ちました。現在、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっており、 本県においても3月6日に陽性者が確認されて以降、日々感染者数の増加が確認されています。4月7日 には、政府から「緊急事態宣言」が発出され、4月16日には、その範囲を全国に拡大しています。今 後は、状況を注視しつつ適切な時期に各委員会・WGとも目標の達成に向けて取り組んでまいります ので、引き続き格別のご指導・ご協力をお願いします。 さて、今号は3月に開催された各委員会の報告をお届けします。 皆さまのご要望やご意見などがございましたら、遠慮なく、事務局までお寄せください。また、過 去の委員会活動などは、地対協ホームページ(http://www.citaikyo.jp/)へ掲載していますので、ア クセスをお待ちしております。 ○広島県地域保健対策協議会第2回常任理事会 日 時:令和2年3月12日㈭19時00分 場 所:広島県医師会館3階 303会議室 令和元年度各委員会の事業実施状況を報告後、 令和2年度委員会組織(案)について協議した。 既存の委員会からの継続申請を踏まえ、次年度 は現在の委員会活動を継続するとともに、新規 提案に沿って「医療情報活用推進専門委員会」 ならびに「統合失調症WG」を新設し、16委員 会と8WGで活動することとした。また、同日開 催予定であった定例理事会は書面審議とし、定 例理事会付議事項について協議・承認を得た。 詳細については広島県医師会速報第2441号 (令和2年4月25日号)に掲載のため、割愛させて いただく。 ○第2回難病医療専門委員会 日 時:令和2年3月16日㈪19時00分 場 所:広島県医師会館4階 401会議室 委員長:丸山 博文 難病を早期に正しく診断ができる体制を確保 し、診断後は身近な医療機関で適切な医療を受 けることができる難病医療提供体制の構築に向 け、5疾患群を対象に医療機関へ実施したアン ケート調査の結果・考察の報告および次年度の 活動方針について意見交換を行った。 報告・協議事項  ⑴ 広島県難病医療ネットワーク事業に係るア ンケート調査の結果について 「県内の医療機関の状況把握」「分野別拠点病 院および協力病院の整備(今回は15疾患群のう ち比較的患者の多い5疾患群を実施)」「患者が安 心して医療を受ける事ができるネットワークの構 築」を目的に広島県内の医療機関(診療所を除 く)を対象として、令和元年11月26日~12月10 日に実施した難病医療ネットワーク調査について 広島県健康対策課より報告があった(回収状況: 配布237機関、回収145機関、回収率61.2%)。 ⑵ 疾患群別の「分野別拠点病院」「協力病院」 の選定に向けた検討方法等について 標記検討方法について広島県健康対策課より 説明があり、承認された。 疾患群別の「分野別拠点病院」「協力病院」 は、上記アンケート調査の結果および特定医療 費(指定難病)受給者利用医療機関一覧に基づ き、今回アンケートを行った「免疫系」「血液 系」「骨・関節系」「消化器系」の5疾患の中から 選定可能なものを順次選定することとした。 それぞれ抽出した病院を中心に、医療機関ア ンケート結果の個別分析を行い、2つの情報から 本委員会委員(学識経験者)と協議を行い、分 野別拠点病院および協力病院の候補の頭出しを 行った上で、頭出しされた病院に対するヒアリ ングを広島県から実施する。 以上の結果をもとに本委員会において選定に 向けた最終検討を行い、さらにその結果を難病 対策推進協議会に諮り分野別拠点病院、協力病 院を選定し、広島県が指定することとした。 次回は令和3年1月に開催予定。 ○産科医療体制検討専門委員会 日 時:令和2年3月16日㈪19時30分 場 所:広島県医師会館3階 302会議室 委員長:工藤 美樹 広島県における産科医療体制について、各圏

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広島県医師会速報(第2443号)(39)2020年(令和2年)5月15日 昭和26年8月27日 第3種郵便物承認 元号が「令和」となり、1年が経ちました。現在、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっており、本県においても3月6日に陽性者が確認されて以降、日々感染者数の増加が確認されています。4月7日には、政府から「緊急事態宣言」が発出され、4月16日には、その範囲を全国に拡大しています。今後は、状況を注視しつつ適切な時期に各委員会・WGとも目標の達成に向けて取り組んでまいりますので、引き続き格別のご指導・ご協力をお願いします。 さて、今号は3月に開催された各委員会の報告をお届けします。 皆さまのご要望やご意見などがございましたら、遠慮なく、事務局までお寄せください。また、過去の委員会活動などは、地対協ホームページ(http://www.citaikyo.jp/)へ掲載していますので、アクセスをお待ちしております。○広島県地域保健対策協議会第2回常任理事会 日 時:令和2年3月12日㈭19時00分 場 所:広島県医師会館3階 303会議室 令和元年度各委員会の事業実施状況を報告後、令和2年度委員会組織(案)について協議した。既存の委員会からの継続申請を踏まえ、次年度は現在の委員会活動を継続するとともに、新規提案に沿って「医療情報活用推進専門委員会」ならびに「統合失調症WG」を新設し、16委員会と8WGで活動することとした。また、同日開催予定であった定例理事会は書面審議とし、定例理事会付議事項について協議・承認を得た。 詳細については広島県医師会速報第2441号(令和2年4月25日号)に掲載のため、割愛させていただく。○第2回難病医療専門委員会 日 時:令和2年3月16日㈪19時00分 場 所:広島県医師会館4階 401会議室 委員長:丸山 博文 難病を早期に正しく診断ができる体制を確保し、診断後は身近な医療機関で適切な医療を受けることができる難病医療提供体制の構築に向け、5疾患群を対象に医療機関へ実施したアンケート調査の結果・考察の報告および次年度の活動方針について意見交換を行った。 報告・協議事項 ⑴ 広島県難病医療ネットワーク事業に係るアンケート調査の結果について 「県内の医療機関の状況把握」「分野別拠点病院および協力病院の整備(今回は15疾患群のうち比較的患者の多い5疾患群を実施)」「患者が安

心して医療を受ける事ができるネットワークの構築」を目的に広島県内の医療機関(診療所を除く)を対象として、令和元年11月26日~12月10日に実施した難病医療ネットワーク調査について広島県健康対策課より報告があった(回収状況:配布237機関、回収145機関、回収率61.2%)。⑵ 疾患群別の「分野別拠点病院」「協力病院」の選定に向けた検討方法等について 標記検討方法について広島県健康対策課より説明があり、承認された。 疾患群別の「分野別拠点病院」「協力病院」は、上記アンケート調査の結果および特定医療費(指定難病)受給者利用医療機関一覧に基づき、今回アンケートを行った「免疫系」「血液系」「骨・関節系」「消化器系」の5疾患の中から選定可能なものを順次選定することとした。 それぞれ抽出した病院を中心に、医療機関アンケート結果の個別分析を行い、2つの情報から本委員会委員(学識経験者)と協議を行い、分野別拠点病院および協力病院の候補の頭出しを行った上で、頭出しされた病院に対するヒアリングを広島県から実施する。 以上の結果をもとに本委員会において選定に向けた最終検討を行い、さらにその結果を難病対策推進協議会に諮り分野別拠点病院、協力病院を選定し、広島県が指定することとした。 次回は令和3年1月に開催予定。○産科医療体制検討専門委員会 日 時:令和2年3月16日㈪19時30分 場 所:広島県医師会館3階 302会議室 委員長:工藤 美樹 広島県における産科医療体制について、各圏

Page 2: (39)2020年(令和2年)5月15日 広島県医師会速報( …(39)2020年(令和2年)5月15日 広島県医師会速報(第2443号) 昭和26年8月27日 第3種郵便物承認

昭和26年8月27日 第3種郵便物承認 2020年(令和2年)5月15日(40)広島県医師会速報(第2443号)域の現状や課題を共有し、意見などを伺いながら今後の産科医療体制のあり方を検討することを目的に本委員会を新たに設置し、第1回会議を開催した。県内の産科医療体制の現状などを共有するとともに、産科医療提供体制検討に関するアンケート調査(素案)について委員より意見が寄せられた。 工藤委員長より、「約15年前、産科医療提供体制の検討が行われ、県内分娩体制の集約化を行った。それから15年経過した現在、医療の提供側および受け手側も状況が変化し、15年前の体制整備では維持できなくなっているのが現状であり、今後、持続性のある計画を立てる必要がある。本委員会でしっかりと協議を行い、実効性のある計画を立てた上で、それを実行していきたい。特にこの1年間では、少なくとも計画を立てるところまでは進めたい」と挨拶があった。 報告事項 「広島県産科医師確保計画」の策定について 広島県では平成30年度より第7次広島県保健医療計画を推進しており、令和2年度は中間評価を行う予定である。平成30年の医療法などの改正に伴い、医療計画に掲げられている「医師の確保に関する事項」に医師全般の医師確保計画とは別に、産科・小児科の計画を策定する必要がある。 広島県医療介護人材課より、本県における産科医師偏在指標、医師確保の方針について説明後、広島県産科医師確保計画案が提示された。都道府県別産科医師偏在指標においては、本県は12.2であり(全国平均値12.8)、全国22位に位置している。また二次保健医療圏別では、広島西圏域、広島中央圏域、福山・府中圏域の3圏域が下位33.3%の範囲にあり、産科医師が比較的少ない地域であるとされている。 産科医師確保の施策については、県全体の現在の医師数の水準を維持または向上するため「医師の確保」「周産期医療体制の確保」「勤務環境の改善」に向けた取り組みを推進するとした。 また、医師確保に関して、今後、広島大学ふるさと枠などによる医師育成・配置について、県内勤務の要件(「広島県医師育成奨学金」の返還免除要件)となる「知事指定診療科」に産婦人科を追加する旨の報告があった。 協議事項 ⑴ 産科医療提供体制の確保について(各圏域の現状について) 続けて同課より、本県における産科医療体制

の現状について、県内の産科・産婦人科医数(圏域・市町別)や、分娩件数の推移、分娩取扱施設数などのデータを基に説明があった。圏域別の主たる診療科として産科・婦人科を標榜する医師数は、広島圏域ではその減少が顕著な一方で、広島大学や岡山大学における医療資源の集約化などの取り組みの結果を受け、広島中央圏域や福山・府中圏域においては若干増加している。また本県における分娩取扱施設数は年々減少しており、現在49施設となっている。 出席委員からは、分娩件数において、公的病院以外が大半である点に触れ、開業医の意見を伺うことも重要であるとの指摘(委員の追加など)や、全体的に減少傾向である分娩件数が広島中央圏域においては増加している点を考慮し、医師配置を検討する必要があるとの指摘があった。⑵ 産科医療提供体制検討に関するアンケート調査実施について 広島県内における産科医療提供体制の検討に向け、より実情に即したデータを収集するため、広島県内の分娩取扱医療機関(49施設)を対象としたアンケート調査の実施について提案があり、その素案について検討を行った。 今後は、本会議での意見も踏まえ修正案を作成し、メーリングリストにて協議の上、3月中にアンケートを完成予定である。また調査実施は4月(回答期間2週間程度)とし、次回会議にて調査結果を共有する予定である。○第2回在宅医療・介護連携推進専門委員会 日 時:令和2年3月18日㈬19時30分 場 所:広島県医師会館3階 303会議室 委員長:豊田 秀三 第7次保健医療計画などの進捗状況、在宅医療・介護連携に関するアンケート調査結果などについて報告した。その他、広島県外来医療計画(素案)やACP普及促進WGの検討状況について情報提供を行った。 報告・協議事項 ⑴ 第7次広島県保健医療計画の進捗状況について 広島県地域包括ケア・高齢者支援課より、第7次広島県保健医療計画における「在宅医療と介護等の連携体制」に関し、①在宅医療提供体制の整備、②訪問診療等の充実、③訪問歯科診療の充実、④訪問薬剤管理指導の充実、⑤訪問看

Page 3: (39)2020年(令和2年)5月15日 広島県医師会速報( …(39)2020年(令和2年)5月15日 広島県医師会速報(第2443号) 昭和26年8月27日 第3種郵便物承認

広島県医師会速報(第2443号)(41)2020年(令和2年)5月15日 昭和26年8月27日 第3種郵便物承認護の充実、⑥医療と介護の連携、⑦在宅医療に関する情報提供の推進、⑧人生の最終段階における自己決定、の8項目についての施策の方向および令和元年度までの取組状況を報告した。また、第7次保健医療計画および第7期ひろしま高齢者プランにおける目標値および直近の実績値を確認し次年度の中間見直しに向けた課題等を共有した。ACPの普及啓発を実施している市町は平成29年度の12市町から、令和元年度では22市町であった。⑵ 在宅医療・介護連携に関する調査結果について 広島県地域包括ケア・高齢者支援課より今年度の在宅医療・介護連携に関する調査結果(退院調整状況等調査、在宅医療に係る医療機能調査、在宅医療・介護連携に関する調査(調査対象:居宅介護支援事業所、地域包括支援センター1,003ヵ所、回答688ヵ所、回答率68.4%))について説明があった。退院調整率は82.9%であり、そのうちカンファレンスの開催状況は49.0%であった。医療施設以外での看取り数(平成30年7月1日~令和元年6月30日)は自宅が1,944人、自宅以外(介護老人福祉施設、介護老人保健施設などの入所施設)が1,689人の合計3,633人であった。 在宅医療の課題に関する調査(調査対象:在宅医療実施医療機関661施設、回答率43.9%)では、在宅医療実施医療機関から在宅医療を実施する上で特に課題であると感じていることとして、24時間の往診体制や在宅での看取りが挙げられた。 高齢者の救急搬送などに関する調査(調査対象:救急告示病院、回答率58.4%)では、救急搬送された患者のうち患者情報がなく治療に困ったことがあるという問いに対し55.7%(44施設)があると回答した。 利用者の救急搬送などに関する調査(調査対象:介護保険施設・高齢者向け住宅など975施設、回答率45.5%)では、看取りができる体制が整っていない課題として専門職(看護師など)の配置(84施設)、職員知識(69施設)、本人などの理解(48施設)が挙げられた。⑶ 広島県外来医療計画(素案)について 広島県地域包括ケア・高齢者支援課より、医師偏在対策の強化や、地域の外来医療機能の偏在・不足などへの対応を図るため、広島県外来医療計画(素案)の概要について情報提供があった。

⑷ ACP普及促進WGにおける検討状況について 今年度の活動状況について本家ACP普及促進WG長より、ACP(手引き)の説明ツールおよびACPの啓発ポスターなどについて進捗状況が報告された。最終調整中のACP(手引き)の説明ツール内容を解説し、ACP普及推進員の養成のためのテキストとして活用することを報告した(2月17日㈪第1回ACP普及促進WG:広島県医師会速報第2440号(令和2年4月15日号)地対協コーナーにて既報)。○第2回精神疾患専門委員会 日 時:令和2年3月30日㈪19時00分 場 所:広島県医師会館4階 401会議室 委員長:岡本 泰昌 今年度、設置した「児童・思春期」「摂食障害・PTSD」の2WGにおいて検討した県連携、地域連携拠点機能の明確化などについて、調査・検討を行った結果を報告・協議した。また、第7次保健医療計画(精神疾患対策)の中間見直しを行う令和2年度に向けて意見交換を行った。 報告・協議事項 ⑴ 児童・思春期ワーキングの検討結果について 広島県健康対策課より県連携拠点、地域連携拠点機能を明確化し、医療機関の状況を把握するため今年度実施したアンケート結果を報告した。平成25年度の調査結果と比べ県内全体では通院治療を実施する機関数は増加し、受診しやすい環境整備が進んでいるが、二次保健医療圏域別では、通院治療は2圏域(尾三、備北)で減少しており、入院治療については備北圏域で0であった。地域によっては医療機関の不足など、前回の調査での課題が継続している事が推測された(1月15日㈬第2回児童・思春期WG:広島県医師会速報第2437号(令和2年3月15日号)地対協コーナーにて既報)。 アンケート結果をもとに作成した地域連携拠点病院の選定にあたり、選定方法などを問う意見があったため、本内容については改めて検討し、広島県精神疾患医療体制検討委員会(仮)において協議・検討後、広島県医療審議会保健医療計画部会に提言を行うこととした。⑵ 摂食障害・PTSDワーキングの検討結果について 「摂食障害」と「PTSD」の診療状況と課題

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昭和26年8月27日 第3種郵便物承認 2020年(令和2年)5月15日(42)広島県医師会速報(第2443号)3

医療従事者等における体液曝露事故後の

HIV感染防止マニュアル

平成27年2月改訂

広島県地域保健対策協議会(広島大学・広島県・広島市・広島県医師会)

(健康危機管理対策専門委員会)

「海外で気をつける蚊媒介感染症 デング熱、ジカウイルス感染症(ジカ熱)、チクングニア熱、

マラリア」

前立腺がん 手帳地域連携パス

甲状腺がん 手帳地域連携パス

とも◯「海外で気をつける蚊媒介感染症 デング熱、ジカウイルス感染症 (ジカ熱)、チクングニア熱、マラリア」

◯前立腺がん 手帳 地域連携パス◯甲状腺がん 手帳 地域連携パス

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を、拠点機関および関係者から把握し、共有した。「摂食障害」「PTSD」とも、医療以外の保健や健康管理部門、関係相談機関との連携強化が必要であり、研修会や事例検討会などを活用した連携や啓発・人材育成を継続する事が求められた。今後は、多職種を対象として、精神保健福祉協会、精神保健福祉センターなどで実施する事例検討会や研修会の継続的な実施、また連携拠点機能については、当面、現状維持とした。⑶ 来年度の精神疾患専門委員会における検討事項等について うつ病と自殺対策を区分し、県連携拠点・地域連携拠点の役割や医療機能の明確化に向け、検討することとした(年3回開催予定)。さらに、委員会内に新たに統合失調症WGを設置し、県連携拠点、地域連携拠点機能の明確化および両機能を担う医療機関の選定方法などの検討を行うこととした(年2回開催予定)。