ICQCC2011-Yokohama9.11-9.14, 2011

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Stream E-03

ICQCC 2011 - Yokohama

e-TDS（電子税徴収）における不十分なPAN（税務番号）情報

V I V E K Name of Presenter’s Presenter’s affiliation Presenter’s job title Mr Bhaswar Sen Mr Sanjay Kumar Mr S M Tiwary Ms Padmawati Jha Ms Usha Roy Mr Abhishek Sinha

Leader Member Member Member Member Facilitator

Accountant Accountant Accountant Asst. Accountant Asst. Accountant Sr. Manager

Tata Steel Limited INDIA

発表要旨 問題の定義： インド所得税法の遵守： インド政府は、2007 年度から源泉での税徴収（TDS）に関する申告書は各事業者（Vendor）に割り当てた恒久税務番号（PAN）を記入して電子的に提出することを決定した。2007 年より前には、PAN を引用することは必須ではなかった。そのため私たちの「事業者台帳」（Vendor Master）が完全に正しく更新できてないことから私たちは電子TDS 申告書に対して PAN を 100％提供することができていなかった。 PAN の不遵守の結果： 1. 税法の不遵守、2. 正しい PAN を記入した電子 TDS 申告書の再提出、3. PAN 不記入のトランザクション 1 件につき 10,000 ルピーの罰金または最高 7 年の懲役刑、4. 事務費用の増加と塞源。 問題の解決方法： 私たちは問題解決の 12 の基本ステップを踏襲した。「データ入力の間違いと事業者の認識の欠如」という根本原因を特定した。 私たちは、正しい PAN で「事業者台帳」を更新する計画を立て、PDCA サイクルを繰り返した。 活用した品質管理サークルのツール： データの収集、層別、特性要因図、樹形図、連関図、パレート図など。 策定し実行した解決策： 正しい PAN で事業者台帳を更新するために、私たちは次のことを計画した。（a）PAN を更新するために既存の事業者とコミュニケーションを図る、（b）PANを用いて新しい事業者（のデータ）を作成する、（c）PAN が間違っていた場合はすべてデータベースを修正。しかし、事業者の間の認識の欠如のために、事業者は PAN の詳細を提供することに消極的だった。 PDCA-1： 財務部における支払い前の PAN の再チェックを開始した。PAN のない事業者に対するインボイスの処理が停止した。より迅速な PAN のチェックのための SAP の新しいトランザクションである"ZVEN"、を開発した。しかし、私たちは、古い事業者（売上高<50,000ルピー）の納税義務の発生を止めることができず、目標を 100％達成することができなかった。PDCA- 2： 私たちは納税義務の発生を止めて、PAN がない場合はインボイス書類を無効にすることを決定した。このため、２種類の SAP レポートを合体してマイクロソフトのエクセルのルックアップ機能を活用することで新しいオフラインレポートを作成した。この革新的なアプローチによって、私たちの事業者台帳では PAN を更新していなかった事業者のインボイスを追跡することが可能になり、電子 TDS 申告書の PAN の記入を 100％達成した。 再発防止のために取られた手段： 電子 TDS 申告書の正確性を確認するため試行的取り組みの検証を２週間ごとに行った。作業手順や標準業務手順書（SOP）を更新し、ユーザーに対して研修の機会を与えた。 効果： 有形の効果として、年間事務費を 1,87,546 ルピー節減。 無形の効果として、a) 法律違反と罰金を回避、b) 1961 年の所得税法の順守、c) 10 部署の電子申告書を集約化、d) 電子申告書の政府の仕様に従った提出、e) 正しい PAN を記入した TDS証明書の発行、f) 会社の善意の維持、g) チームワークの醸成、 h)メンバーの自信向上。

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