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成田国際空港株式会社 2012年7月31日
ICT技術を活用したサービスの展開
資料5
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前提 2
訪日外国人旅行者の誘致戦略 1.訪日外国人3,000万人プログラムの展開
2.メディア戦略(2-2.ICTを活用した国内における観光の高度化) ・・・
国土交通省 成長戦略会議(抜粋)
震災や原発事故への不安
・風評を払拭するために各自治体等で様々なサービスを展開 →適切な情報発信により安心を提供
Q.どのように効率的に訪日外国人に情報を伝えるか??
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ICT技術を活用したサービスの提供 3
訪日外国人旅行者の大半が 成田空港を利用
スマートフォンなどのモバイル端末を大半のお客様が保有
空港到着時に無料wi-fiを活用してICT技術によるソフトサービスの提供
訪日外国人旅行者にとって「役立つ情報」を提供するため、
独自のプラットフォームを構築し定着を図ることを目標とする
将来的には…訪日外国人のためのポータルサイトへ発展
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プラットフォーム構築への思考プロセス 4
必要な情報をもっと簡単に調べられないか?
注意情報
アクセス
情報
• ネットワークに接続後、確認したい情報は各々検索して情報を入手
• 各自治体等が発信する情報をいかに効率的に訪日外国人へ伝えるかが課題
天気情報
その他情報
・・・
プラットフォームの構築
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【イメージ】成田空港に到着すると・・・ 5
訪日外国人が空港に到着した際に FREE Wi-Fi に接続 館内には、FREE Wi-Fi への接続を促すような案内を展開
2PTB / 1F / 一般エリア・到着ロビー
1PTB / 1F / 一般エリア・到着ロビー
無料サービス提供AP無料サービス提供AP
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【イメージ】成田空港でのFREE Wi-Fiへの接続 6
【成田空港でのFREE Wi-Fiへの接続】
成田空港サイトに遷移
現在はここまで
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【イメージ】Wi-Fi接続後のスタート画面の例 7
AR
お役立ち情報
Provided by NARITA INTERNATIONAL AIRPORT
NariTra
乗換案内
災害情報
Provided by NARITA INTERNATIONAL AIRPORT
※画像はイメージです
観光情報
困った時に・・・
天気
盗難や体調不良 等での
日本国内における対応案内
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今後の展開のイメージ 8
◆Webベースポータルサイト構築
◆Wi-Fiとの接続(スタートアップ画面)の設定
◆目標/年内
◆他のポータルサイト等との相互連携
◆観光庁WGの調査結果等を反映
◆機能の充実→アプリの開発
(現在議論されている『災害時における訪日外国人旅行者への情報提供のあり方
に関するWG』での災害情報などとのリンクも視野)
今回
今後の展開
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【参考】無料公衆無線LANサービスの取り組み例
快適なインターネット環境を構築し、旅客サービス向上を図る。
■提供エリア
一般エリア:出発ロビー
到着ロビー
制限エリア:出発エリア
■アクセスポイント数
70AP(2012年5月)
無料公衆無線LANサービス
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訪日外国人への良質な案内サービスとして、多言語音声翻訳システム(音声翻訳機能提供:独立行政法人情報通信研究機構)を導入
■2011年12月22日スマートフォン用アプリとしてサービス開始
■アプリ料金:無料 (通信料別途)
■話した内容が自動的に翻訳され、音声として流れる。またテキスト表示も可能。
■日⇔英・中・韓対応
■成田空港に起因する用語を収録(航空会社、空港内店舗、施設、周辺都市、観光施設等)
【参考】ICT技術を活用したお客様サービスの取り組み例
iPhone Android
■DL数
126,369(6月末時点) ■ユーザ評価
iPhone/旅行部門1位、総合52位
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多言語音声翻訳(NariTra)
(表示例)
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【参考】ICT技術を活用したお客様サービスの取り組み例 11
iPhone及びAndroid両端末に対応するアプリケーション「NRT_Airport Navi」をリリースし、機能面に加え空港の持つ国際色や旅のワクワク感を更に盛り上げる
■2012年7月よりサービス開始
■アプリ料金:無料 (通信料別途)
■日・英・中・韓対応
■フライト情報検索、空港内マップ、店舗情報に加え、搭乗予定のフライトを登録することで、搭乗当日のゲートや時間の変更などを自動で通知。
■AR(拡張現実)機能として現在地情報を提供し、空港内のナビゲーションを試験的に検証
スマートフォンの活用
iPhone Android 【マイフライト登録】 フライト検索からご自身が搭乗されるフライトを選択すると、フライトまでをカウントダウンします。また、当日、出発時刻・ゲートの変 更時は案内が自動的に届きます
【現在地情報提供及びナビゲーション】 Wi-Fiにより屋内でのおおまかな現在位置情報を提供します。現在地から館内目的地まで地図上でナビゲーションするとともに、最寄りのインフォメーション等各種施設の表示も可能です。
《機能の一例》
《アプリ画面》
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【参考】成田空港におけるお客様サービスへの取り組み例 12
空港内のすべてのご案内カウンターにTV電話を設置し、画面への地図表示などで対面に近い形での案内を実施。今後更に増加する中国や韓国からのお客様に対し、母国語での対応が可能となるなどサービスレベル向上に寄与。
■2012年4月1日からサービス提供開始
■提供時間 6:00~23:00
■設置場所 第1PTB 11ヶ所/第2PTB 8ヶ所
■対応言語 日本語・英語・中国語・韓国語
■ディスプレイ上に映るスタッフと双方向での対応が可能。案内カウンタースタッフが他のお客様をご案内中の場合でもサポートが可能。
お客様ご案内カウンターでのTV電話案内
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【参考】成田空港におけるお客様サービスへの取り組み例
世界初凹型湾曲端末「パノラマビジョン」
第1ターミナル南ウイング出発階
国内最大級「27面マルチビジョン」
第2ターミナル出発階(南北保安検査場前)
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お客様が必要とする情報や伝えたい情報を「適所で効果的に分かりやすく提供」し、さらに新たな広告媒体、空間演出ツールとして、デジタルサイネージを空港内に導入
《第1PTB》
有機ELパノラマビジョン【幅9600mm×高さ1920mm】1台
16面マルチディスプレイ 1台
12面マルチディスプレイ 4台、店舗検索型端末など 計52台
《第2PTB》
27面マルチディスプレイ【幅9249mm×高さ 1743mm】 4台
12面マルチディスプレイ 2台、店舗検索型端末など 計48台
■「空港情報」「テナント情報」「待ち時間を楽しくすごすための演出」に加え、突発的な「緊急情報」の伝達などにも対応。
■先行して3月よりテナントエリア、6月より大型ビジョンをはじめとして本格運用を開始
デジタルサイネージ
テナントエリアでの展開
サイネージへの画面展開(一例)