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静岡県の次世代産業創出への取組～航空機産業の育成支援～

静岡県経済産業部理事

黒田晶信

（新産業集積担当）

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本日、お話しする内容１．静岡県の次世代産業創出への取組 ① なぜ、次世代産業創出か

② ３つの新産業集積クラスターの推進

③ 新成長産業戦略的育成事業

２．航空機産業育成への取組 ① 航空機産業の現状と将来

② 航空分野参入企業への県の支援施策

③ 共同受注体の組織化支援（Ｈ27新規事業）

④ アジアＮｏ１航空宇宙産業クラスター形成特区

⑤ 新たな動き（無人航空機）

３．静岡県産業成長戦略 ① なぜ、今、産業成長戦略か

② 持続的な発展に向けた４つの戦略

③ 次世代産業の創出

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産業の分類（日本標準産業分類）

第１次産業Ａ農業、林業，Ｂ漁業

第２次産業Ｃ鉱業・採石業・砂利採取業，Ｄ建設業

Ｅ製造業

・食料品、・飲料、・木材、・家具、・パルプ、

・化学工業、・鉄鋼業、・電気機械、

・情報通信機械器具製造業など

・輸送用機械器具

自動車、鉄道車両、船舶、航空機

第３次産業Ｆ電気・ガス・熱供給・水道事業、Ｇ情報通信業、

Ｈ運輸・郵便業、Ｉ卸売・小売業、Ｊ金融・保険業、

Ｋ不動産業、Ｌ学術研究サービス業、Ｍ宿泊・飲食サービス業など

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１静岡県の次世代産業創出への取組

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１－① なぜ、次世代産業創出か

・働く場の確保

・利便性の向上

所得増

生活の質の向上県民生活の

豊かさの向上

背景

○科学技術等の進歩（夢が実現可能に）

○ニーズや意識の変化・多様化（環境保全、人口減少等）

○グローバルな競争激化（アジア諸国等の急速な経済発展）

○生産拠点の県外・海外移転（国内産業の空洞化）

○独峰型産業構造の限界（多極的産業構造への転換）

目標

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静岡県の製造品出荷額等の推移（平成元年～２５）

１９．４兆円

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輸送機械28.1%

電気機械11.5%

化学工業10.4%

その他18産業30.7%

パルプ･紙4.7%

食料品 7.1%

飲料･たばこ･

飼料7.5%

製造品出荷額等平成25年　15兆6991億円

静岡県の製造品出荷額（平成25年）

全国２９２兆円

静岡県１５．７兆円

第４位（５．４％）

輸送機器

４．４兆円（２８．１％）

電気機械

１．８兆円（１１．５％）

2015.3.12 静岡ものづくり未来プロジェクト航空宇宙シンポジウム

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次世代産業の創出（多極的産業構造への転換）

農業林業漁業

輸送

機械

電気

機械

部品メーカー

下請企業

輸送

機械

電気

機械

観光・食関連・環境・ロボット・健康・航空宇宙

農業

林業

漁業

中小企業 6次産業化

内需の拡大・新興国市場への参入

新規参入

農商工連携

成長が期待できる分野

イノベーションイノベーション

構造の転換

新産業集積クラスターの推進新産業分野への参入支援

医療・健康関連産業（ファルマバレー）

食品関連産業（フーズ・サイエンスヒルズ）

光・電子技術関連産業（フォトンバレー）医療・福祉機器

光

環境

航空宇宙

次世代自動車

ロボット

新エネルギー


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医薬品・医療機器産業が集積

医薬品医療機器合計生産金額全国1位

県立静岡がんセンター＆研究所、遺伝研、沼

津高専など

食品産業が集積

食料品・飲料等製造品出荷額全国1位

県立大学（薬学部）、静岡大学（農学部）などモノづくり産業が集積

ピアノ出荷額全国1位、

輸送用機器出荷額全国2位

静岡大学、浜松医科大学、

光産業創成大学院大学など食品関連産業集積プロジェクト

フーズ・サイエンスヒルズ

富士山麓先端健康産業集積プロジェクト

ファルマバレー

西部地域

中部地域

東部地域

光・電子技術関連産業集積プロジェクト

フォトンバレー

１－② ３つの新産業集積クラスターの推進

中部

東部

西部

次代の成長産業のシーズが３つのクラスターに集結。

各地域の「場の力」を活かしたクラスター。

日本の新たな産業活力が、静岡県から生まれる。

平成１４年頃から開始


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１－③ 新成長産業戦略的育成事業Ｈ25～

啓発

ニーズ把握技術支援研究開発試作品開発事業化

・参入支援セミナー

・技術相談・技術研修

・技術アドバイザー派遣

・新エネ研究開発助成

・試作品開発助成(H22～25) ・製品化アドバイザー派遣

・地域活性化基金による

研究開発助成(財団)

・事業化推進助成

・展示会出展、商談会開催

・販路開拓アドバイザー派遣

・航空機産業認証取得助成

・成長産業分野支援資金

技術支援から研究・試作品開発、事業化、販路開拓までの一貫支援

販路開拓

Ｈ２１～２４（中小企業成長基盤強化事業）

Ｈ２５～（新成長産業戦略的育成事業）

対象分野


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育成事業の助成制度の概要

新エネルギー活用研究開発助成（H27は継続案件のみ）太陽エネルギー・バイオマスエネルギー等の普及に資する新技術・新製品の研究開発に助成

事業化推進助成成長分野における研究開発成果を活用した製品化で、助成後１年以内に販売見込のものに助成

航空機産業認証取得助成航空機産業の参入に必要となるJIS Q 9100やNadcapの認証取得に助成

対象経費限度額・助成率・期間

原材料費、消耗品費、機械装置、知財関連費、外注加工費、委託費、技術コンサルタント料、調査研究費

単年度：2,000万円（2年間：3,000万円）

助成率：2／3以内期間：2年以内


原材料費、消耗品費、機械装置、知財関連費、外注加工費、委託費、技術コンサルタント料、調査研究費、販路開拓費

単年度：2,000万円（2年間：3,000万円）

助成率：2／3以内期間：2年以内


申請料、審査料、認証料、コンサルティング料等

JIS Q9100：300万円 Nadcap：500万円

助成率1／2以内期間：2年以内

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２航空機産業育成への取組

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■主要国の航空機生産額２５兆円（H24)

○米１２．２英２．８仏４．４独２．７加１．８日本１．２兆）

■日本の航空機生産額

○H１０年に１兆円 ⇒ 同規模で推移

■静岡県の航空機生産額（製造品出荷額）

数十億円規模（H21～80億円程度、H24は40億円程度）

２－① 航空機産業の現状と将来２０年後

２倍に成長

拡大傾向

H２４１．２兆円

H２５１．４兆円


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２－① 航空機産業の現状と将来

20年間で2倍の航空機数

3万機余りの新規需要

航空機の規模別の予測主要国の航空宇宙工業売上高（Ｈ２４）

日本：約1兆4千億円

アメリカ：約16兆円

世界的にも市場が広がり、国としても成長が見込まれる分野

航空機産業

出所：（一社）日本航空宇宙工業会「平成26年度版日本の航空宇宙工業」より出所：（一社）日本航空機開発協会「平成25年度版民間航空機関連データ集」より

19,208

36,769


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県内航空宇宙産業関連企業の活動支援

・航空宇宙コーディネータによる受注獲得支援（重工メーカーとの交渉や技術的な課題解決などを支援）

航空機産業認証取得助成（JIS Q9100,Nadcap）

・JIS Q9100：300万円，Nadcap：500万円、1/2以内

出展支援・航空展に県ブースを出展

航空機産業セミナーの開催・航空機産業の世界動向や重工メーカーのニーズ、

国の取組方針、協力会社の取組状況等を紹介

航空宇宙中核人材育成事業・航空宇宙産業の製造ラインの専門職従事者を対象

・座学8日間と加工実習2日間の計10日間の研修

アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区への参画

・愛知県、岐阜県を中心とした特区に参画

２－② 航空分野参入企業への県の支援施策


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航空宇宙コーディネータによる販路開拓支援

顧問

技術指導

全体のコーディネート

主な役割

静岡県新成長産業戦略的育成事業

航空宇宙コーディネーター

専門家Ａ

重工ＯＢ専門家B

肩書き

重工社友

備考

専門家Ｃ

区分

顧問

技術指導

全体のコーディネート

主な役割

静岡県新成長産業戦略的育成事業

航空宇宙コーディネーター

専門家Ａ

重工ＯＢ専門家B

肩書き

重工社友

備考

専門家Ｃ

区分

試作品・技術提案売込み

共同受注グループ

ＳＯＬＡＥ（９社）

技術情報提供

情報交換

業界動向等最新情報入手

航空業界動向等最新情報提供

共同受注体への参画？

技術ニーズ紹介

ＳＯＬＡＥ等営業活動

技術ニーズ把握

県

SOLAEの技術・県内

企業の情報提供

大手重工

メーカー

専門家Ｃ

専門家B

情報交換

専門家Ａ

展示会・商談会

企業訪問受注獲得

生産技術現場情報

県内企業

技術指導技術に基づいた提案

売込み

SOLAEの技術・県内企業の情報提供



ＳＯＬＡＥ

技術情報提供

情報交換







県



大手重工

メーカー

専門家Ｃ

専門家B

情報交換

専門家Ａ




県内企業


売込み




ＳＯＬＡＥ（９社）

技術情報提供

情報交換







県



大手重工

メーカー

専門家Ｃ

専門家B

情報交換

専門家Ａ




県内企業


売込み




ＳＯＬＡＥ

技術情報提供

情報交換







県



大手重工

メーカー

専門家Ｃ

専門家B

情報交換

専門家Ａ




県内企業


売込み




ＳＯＬＡＥ

技術情報提供

情報交換







県



大手重工

メーカー

専門家Ｃ

専門家B

情報交換

専門家Ａ




県内企業


売込み


年間1億円余り

の受注獲得

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航空機産業認証取得助成

■JISQ９１００とは

○ ISO９００１をベースに、航空宇宙産業特有の

要求事項を追加した品質管理の規格

■Nadcapとは

○ アメリカの認証機関PRIが認定する

国際航空宇宙産業特殊工程の認証プログラム

・特殊工程＝溶接、表面処理、熱処理、非破壊検査等

・プライムメーカーからの受託には必須の認証

中小企業の認証取得負担の軽減のため

（上限）３００～５００万円助成


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出展支援

２年に１度開催される航空宇宙展などに静岡県ブースを設置

航空宇宙関連の県内企業の販路開拓支援が目的

東京国際航空宇宙産業展2013 機械要素技術展2014

出展料、ブース装飾費、パンフレット作成費の一部を県が支援

単独で出展する場合、

80～90万円程度必要なところ、２０万円程度の負担で出展可能


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セミナー・中核人材育成講座の開催

[航空機産業セミナー]

啓発、参入促進が目的

新規参入のビジネスチャンス

大手重工メーカーのニーズ

共同受注グループの取組みなどを紹介

[中核人材育成講座]

中核を担う人材の育成が目的

装備品やCFRP等難削材の後加工

品質管理、

実習・工場見学も含めた講座を開催

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大手・中堅企業

(購買部門)

・マザー機能を支えることができる地域企業の共同受注体の組織化

地域

企業

地域

企業

地域

企業

個別受注

大手・中堅企業(購買部門)

地域

企業

地域

企業地域

企業

共同受注

支援

（試作品開発機器）

大手・中堅企業（研究部門)

地域

企業

地域

企業地域

企業

産業支援機関

企画提案

共同受注により受注量を増加

試作品開発力を強化

・試作品受注

・製品の企画提案

試作品受注

２－③ 共同受注体支援事業


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区分内容

助成

対象者

構成員の1/2以上を中小企業かつ1/2以上を製造業が占める

成長産業分野における共同受注体（管理会社等設立後に限る）

助成対

象事業

○一貫生産管理体制の整備

・営業･技術指導業務委託

・生産･品質管理システム構築

○受注獲得のための研究活動

・市場・業界動向等調査

○技術の高度化･特殊工程等

・レベルアップ講習

・認定検査員･作業員の養成、認証の取得

助成率１／２

助成額上限13,000千円

助成期間１年間

一貫生産体制を備えた

共同受注体の組織化を推進し、

受注獲得拡大体制の支援が目的

共同受注体支援事業の概要

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ＳＯＬＡＥの活動

●浜松地域を中心とした、航空機部品共同受注グループ ●溶接・切削等の技術をもつ県内企業１０社が参加 ●各企業のノウハウを集積し、一式受注可能な技術領域をカバー ●「ものづくり中小企業・小規模事業者連携支援事業」（全国中小企業団体中央会）の事業採択を受け、生産体制の強化と法人化を目指す（ＳＯＬＡＥ１０社＋特殊工程３社）

浜松航空機産業プロジェクト「SOLAE」

〈SOLAEの受注モデル〉

（注）「SOLAE」ＨＰ等を参考に県経済産業部が作成


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２－④アジアNo1航空宇宙産業クラスター形成特区

愛知・岐阜・三重・長野・静岡地域では、

研究開発から設計、製造、保守管理までの一貫体制を持つ、

アジア最大・最強の航空宇宙産業クラスターの形成を目指す

すでに航空機の製造（部品も含む）又は研究開発に携わり、

H27年度までに具体の設備投資の予定のある企業が対象

設備投資促進税制（特別償却又は税額控除）

支援利子補給金などのメリット

静岡県では、浜松地域が対象であり、7企業が特区に指定

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２－⑤ 新たな動き（無人航空機）

■無人ヘリの活用（実用化段階）

農作業の効率化による農業再生

（肥料・農薬散布、生育診断、収穫物の運搬等）

■マルチコプター活用（複数のローターを搭載した回転翼機）

災害時の被害調査、自然環境調査（海岸侵食、植生等）、

施設警備・管理（ダム・橋梁等）、緊急物資輸送等に活用。

将来的には宅配サービースも視野

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航空機産業分野への新規参入に当たっての留意点

（航空機メーカーとの面談等から感じたこと）

○今後の成長期待大は民間航空機分野。

○新規参入は民間航空機分野に比し、防衛分野のほうが容易。

○航空機部品は高価であるが、数量は少ない。

○世界的な価格競争が激化するので参入には覚悟を。

○参入には、ＪＩＳやＮａｄｃａｐ認証取得が必要。

○自社の技術を磨くとともに、人材の育成を。

○完成品の供給を望んでおり、共同受注体の組織化は大歓迎。

○共同受注体の目指す目標の明確化、構成員のｺﾝｾﾝｻｽ統一。

○宇宙分野の成長も期待大だが、同分野のみの経営は困難。

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３静岡県産業成長戦略

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３－① なぜ今産業成長戦略か県内の企業が抱える課題

防災先進県としてのＰＲの強化や企業立地情報の充

実などにより企業誘致・定着を推進

企業ニーズに対応した用地造成や各種規制の緩和に

より事業用地を確保

マザー機能の維持強化、海外等への販路拡大、資金

供給の強化、人材の確保・育成などにより地域企業の

事業活動を活発化

新産業を担う優秀な人材の確保など成長分野への集

中的な支援や産総研等との連携による先端技術の開発

により次世代産業を創出

１企業誘致・定着の推進

２事業用地の確保

課題解決のための方向

３地域企業の事業活動の活発化

４次世代産業の創出

① 災害リスク等への対応

② 誘致情報・交流機会の不足

③ 事業用地等の不足

④ 企業立地等に厳しい規制

⑤ グローバル化への対応

⑥ 資金需要への対応

⑦ 人材の不足

⑦ 人材の不足（再掲）

⑧ 新事業分野への進出

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３－②持続的な発展に向けた４つの戦略

(1) 防災先進県としてのPRの強化や行政と企業との情報交換の促進 (2) 県内事業用地等に関わる総合的な情報整備と誘致活動の強化

戦略１企業誘致・定着の推進

戦略２事業用地の確保

戦略３地域企業の事業活動の活発化

戦略４次世代産業の創出

(1) 「内陸のフロンティア」を拓く取組の推進 (2) 企業立地適地での工業団地の造成 (3) 企業立地などに係る各種規制の見直し

(1) マザー機能を支える地域企業のものづくり力の強化 (2) 地域企業の海外輸出の促進による販路拡大 (3) 資金供給の強化 (4) 地域企業を支える人材の確保・育成 (5) 産業支援機関の機能強化

(1) グローバルに競争できる技術を持つ地域企業への集中的な支援 (2) 国の機関と連携した先端技術の研究開発と製品化、事業化の推進

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３－③次世代産業の創出 (1) グローバルに競争できる技術を持つ地域企業への集中的な支援

ファルマ、フーズ、フォトン分野に加え成長分野における県内企業などが有する有望な技術シーズを調査し、重点化して支援するととともに、新産業を担う優秀な人材を確保

＜早期に取り組むべき施策の進捗状況＞

・産総研、県内産業界等の目利きにより、技術シーズを探索【27年3月～】

＜27年度に向けて重点的に取り組むべき施策＞ ○ 研究開発・イノベーション機能の強化 ○ 成長産業分野の事業化の推進 ○ 新産業を担う優秀な人材を国内外から確保 ○ 新産業集積クラスターの推進【27年度当初予算案】（2月補正分を含む）・成長分野への参入を目指す地域企業に対し、技術相談から研究・試作品開発、事業化、販路開拓まで一貫して支援（400,000千円）・ファルマバレープロジェクトの推進（138,600千円）・旧長泉高校敷地を活用し、プロジェクトの新たな拠点を整備（3,567,500千円）・フーズ・サイエンスヒルズプロジェクトの推進（69,670千円）・フォトンバレープロジェクトの推進（30,000千円）

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・県と国の関係機関との間で「次世代産業の育成に関する協定」を締結

・協定に基づき情報交換・人的ネットワークの強化、共同研究を推進

次世代産業の育成に関する協定静岡県

技術課題への助言、技術導入・課題解決に必要な受託・共同研究、技術戦略に関する助言、技術シーズの発掘や潜在ユーザーとの連携支援、実用化開発への助成等

国の関係機関

情報交換、人的ネットワーク強化、共同研究の推進

国の関係機関と連携した先端技術の研究開発と製品化、事業化の推進

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先端技術を成長分野につなげていく（次世代産業）

自動車

先端技術

要素技術

（分野別に求められる技術）

基礎技術

（基礎技術は共通）

地域企業の優れた基礎技術・要素技術を先端技術に引き上げていく。

気付き・目利き

経営者の気付き

医療ロボット

技術の目利き

航空機

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リーマンショック以前

農業林業漁業

概ね１０年後

輸送用機械

電気機械

中小企業（工業・商業等）

課題

新たな産業の創出・集積によるふじのくにづくり

農商工連携

農業

林業

漁業

健康産業

環境産業

主要分野

ロボット

輸送用機器電気機器

食関連

産業

中小企業新規参入

産業を支える人材の育成経営革新６次産業化

ふじのくに新産業創出プロジェクト

中堅企業

一流の「ものづくり」「ものづかい」／多極的産業構造

景気回復の遅れ

産業空洞化懸念

成長が期待される分野

医療・福

祉機器光

新エネル

ギー

航空宇宙

ものづくり主体の独峰型多様な産業による連峰型

総合計画

産業成長戦略

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静岡県では、

航空宇宙分野も含め、各地域が持つ場の力を活かし、

次世代産業を創出し、持続的な経済発展を目指して、

取り組んでまいります。

そのためには、産業界はもとより、関係機関の皆様方の

「やる気」と「ご協力」が必要不可欠です。

ぜひ、県民の豊かさの向上に向けて、

ご一緒に取り組んでまいりましょう。

まとめ

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ご清聴、ありがとうございました。

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