(概要書) ~フラットフレームグレーチング (ffg)chudai jitsugyou co.ltd...
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「フラットフレームグレーチング」
NETIS登録番号 HK-160007
http://www.chudai.co.jp/
~ フラットフレームグレーチング (FFG)~
20170707
( 概 要 書 )
高さ調整機能付き寒冷地用除雪車対策済み路面桝蓋
* 自転車にやさしい鋼製蓋 *
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P-01
集水桝および雨水桝
北海道開発局 道路設計要領 第1集 道路
第6章 排水 6-5 集水桝および雨水桝
・鋼製蓋は細目を標準とするが、落葉などで目詰まりが生じるおそれがある場合は、必要に応じて普通目とする。
・設置にあたり、フタ金物の位置は2cm下げて、滞水しないよう考慮すること。桝の設置間隔は、20~30mとし、横断歩道内には設置しない。
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※北海道開発局 道路設計要領による
集水桝(I-A) 標準図
路面から2cm下げる
札幌市北1条通り
自転車走行推奨ゾーン
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P-02
自転車を取り巻く環境 (抜粋)
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・自転車は、車道が原則、車道は左側通行…など→従来からの内容の改定に加え罰則が厳しくなった。
■2015年 6月1日
「道路交通法改定」 警察庁
■2012年11月
「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」 国土交通省・警察庁P33)1.1.3 路面等 道路 車道端部の段差の解消に努め、必要に応じて集水桝の蓋について平坦性の高いものへの置き換え等をおこなうものとする。
■2011年 5月
「札幌市自転車利用総合計画」 札幌市P54)5-4-1 自転車走行空間の明確化 (1)既存道路空間における走行環境の整備自転車走行の安全性を向上させるための雨水桝の段差解消など道路施設の改修。
[自転車走行環境に関する意見] P81)意見】段差の解消だけでなく、排水溝の種類を改善してほしい。
排水溝の段差ではその部分を避けなければ危険のため段差をなくして欲しい。回答】走行の安全性を向上させるため雨水桝の段差解消について調査・検討する。
■2017年 5月1日
「自転車活用推進法施行」 国土交通省・基本理念:自転車の活用を総合的・計画的に推進・基本方針:自転車専用道路等の整備 (自転車が走り易い環境を整備すること)
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P-03
自転車用レーンを整備した道路 (例)
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除雪により舗装が削られた痕跡
除雪により変形した鋼製枠
~ 除雪車に対して無対策で鋼製蓋の高さを道路面とフラットにした事例 ~
・自転車走行車線をペイントを施した路線路面桝の高さにおいても自転車の走行性を考慮した施工を行っている
除雪作業により鋼製蓋の枠がダメージを受けており、蓋の開閉に支障があるほか、このままでは蓋本体が除雪車のブレードで飛ばされる可能性もある危険な状態。
除雪イメージ
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P-04
段差のない路面桝蓋の提案
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《 従来品との比較 》
従 来 品
( 段差を付ける必要のない )
段差のない新製品
路 盤雨水桝
縁 石
路 盤雨水桝
段差 あり フラット
縁 石アスファルト舗装
従来品は約2㎝ほどアスファルト舗装面より下げて設置していたが、新製品は除雪車対策済みなので、フラットに設置することができる。
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P-05
フラットフレームグレーチング(FFG) 製品概要
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スノープラウ誘導板(除雪車対策)除雪作業時のスノープラウによる衝撃を上部へ逃がし本体の破損を低減します。スノープラウが直接本体の枠側面に当たらない構造です。
製品の特長
グレーチング蓋(細目対応)発注者の仕様に応じた形状や、細目・滑り止めなど対応することができます。
高さ調整アジャスター(施工性向上)アジャスター機能によりグレーチングの設置高さを簡単に調整することが出来ます。
B
A
端部
B
C
C
A
排水スリット(滞水防止)周辺のアスファルトが削られて低くなった場合にも、排水用スリットにより水たまりを低減します。
D
D
端部詳細
※設置例
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P-06
FFG 施工要領
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施工フロー
■ 材料検収
■ 設置
■ アジャスター取付け
■ 高さ調整
■ 間詰モルタル施工
承認図をもとに現場で材料検収(受入検査)を行います。
※参考図
■ 完了(As舗装仕上げ)
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P-07
FFG 施工要領
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施工フロー
■ 材料検収
■ 設置
■ アジャスター取付け
■ 高さ調整
■ 間詰モルタル施工
コンクリート桝の上に本製品を設置します。
※重量物なので吊あげにクレーンが必要な場合もあります。
本 体 設 置
※指の挟み事故に注意してください。
■ 完了(As舗装仕上げ)
下層路盤
コンクリート桝
縁石
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※既設のコンクリート桝の高さに注意してください。コンクリート桝の設置高さは、As舗装の仕上げ高さより56㎜ 低い必要があります。
※コンクリート桝の設置高さ(FH)は、As舗装の一番低い位置より36㎜低く設置してください。
高さに注意!
FH
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P-08
FFG 施工要領
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施工フロー
■ 材料検収
■ 設置
■ アジャスター取付け
■ 高さ調整
■ 間詰モルタル施工
付属の高さ調整アジャスターを本体に取付けます。
※アジャスター(SS400)取付け後は速やかに高さ調整をお願いします。長期間屋外に放置しますと発錆で調整できなくなる可能性があります。
本体の高さ調整を行う直前にアジャスターの取付けを推奨します。
アジャスター取付け
■ 完了(As舗装仕上げ)
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●
※付属アジャスターは高さ調整の直前に取付けて使用します。
取付け方向
※高さ調整には六角棒レンチまたはヘクスビットを使用してください。
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※アジャスター高さ調整
下層路盤
W
H
コンクリート桝
縁石
P-09
FFG 施工要領
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施工フロー
■ 材料検収
■ 設置
■ アジャスター取付け
■ 高さ調整
■ 間詰モルタル施工
付属の工具もしくは電動工具などを使い所定の高さになるように調整を行います。
※アジャスターはスリット加工されているので、調整後に上部に残ったボルト部分はハンマー等により簡単に折ることが出来ます。
■ 完了(As舗装仕上げ)
※道路面の縦断勾配・横断勾配に基づき調整します。※0㎜~60㎜の高さ調整が可能です。
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※頭部は六角穴付きボルトです。
※アジャスター本体全景
※スリット位置で簡単に折れます。
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P-10
FFG 施工要領
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施工フロー
■ 材料検収
■ 設置
■ アジャスター取付け
■ 高さ調整
■ 間詰モルタル施工
■ 完了(As舗装仕上げ)
コンクリート桝と本製品との間に空隙が発生した場合は間詰モルタルを施工します。
※間詰モルタル施工
●
間詰モルタル
モルタル施工例
※コンクリート桝と本体の空隙をモルタルで埋めることにより一体化となり、交通荷重に耐える構造となります。※アジャスターで交通荷重を支持することは出来ません。
モルタル施工例
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P-11
FFG 施工要領
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施工フロー
■ 材料検収
■ 設置
■ アジャスター取付け
■ 高さ調整
■ 間詰モルタル施工
表層アスファルトを施工します。本製品の効果を最大限に引き出すためにはAs舗装の仕上げが重要となります。
※縦断・横断の延長線上についても均一勾配となるように周辺を仕上げます。■ 完了(As舗装仕上げ)
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完了イメージ
周辺As舗装はフラットに仕上げます。
段差なし!
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P-12
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CHUDAI JITSUGYOU CO.LTD
フラットフレームグレーチングは、自転車などの軽車両のことを第一に考えられた鋼製蓋です! 寒冷地ならではの道路条件に配慮しつつ付加価値をもたせた次世代グレーチングなのです!
MEMO