教えて！中堅・中小企業の事例に学ぶ aws活用サクセス ... · 2021. 6. 27. ·...

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教えて！中堅・中小企業の事例に学ぶAWS活用サクセスストーリー 2019

アマゾンウェブサービスジャパン株式会社テリトリー本部マネジャー木村亮

G 1 - 0 6


自己紹介木村亮(きむらりょう)

• 好きなもの：釣り（Amazon釣り部部長）、キャンプ、サーフィン

• 好きなAWSサービス：S3, RDS for Aurora

• 連絡先： [email protected]

Career

• メーカー系SIer⇒外資系ITコンサル⇒AWS

担当領域

• 東日本地区の中堅・中小企業様

–製造、小売・流通、サービス、金融、ライフサイエンス、ヘルスケア

mailto:[email protected]


本セッションの目的

• 様々なシステムを使う/作る現場でクラウドを導入したいと感じている方にクラウドジャーニーをご理解いただくこと

• クラウド活用に際してどのようにブロッカーを排除していくかを具体的なお客様事例をもとにご説明することで導入の過程を体感いただくこと

• AWSが提供している各種サービスをご理解いただき、貴社のクラウドジャーニーを推進するきっかけを作ること


Agenda

• 中堅・中小企業様におけるサクセスとは？

• クラウドジャーニーとは？

• AWS利用で得られる6つのメリット

• 事例ご紹介• 事例その1• 事例その2• 事例その3

• 活用してほしいAWS支援とサービス

• まとめ


お客様にとってサクセスとは？

クラウドに移行することではなく、クラウドに移行したことで得られたメリットからお客様がよりビジネスで成功することです。


クラウド（ITサービス）を活用して

ビジネスを成功させる道のり

クラウドジャーニーとは？

Cloud Journey ＝クラウドへの旅路

“クラウドジャーニー” ってなんだ？


中堅・中小企業の情報システム部門が抱える課題少数精鋭なので本来時間を割くべきIT戦略に多くの時間を費やせていません。

既存IT資産の保守・運用にばかり時間がかかる

大胆なIT投資が出来ない

IT部門

いろいろ検討したいが、人員が足りないコスト削減がトップダウン

で落ちてくる。


イノベーションの加速

スモールスタートによる新領域開拓マネージドサービスの活用による開発スピードの向上

特に“アジリティ(俊敏性)”、“運用負荷の低減”においては中堅・中小企業様に多くのメリットをもたらします。

アジリティ(俊敏性)実需に合わせたオンデマンドな利用ビジネスニーズにあわせた素早い対応

グローバル展開全世界のアベイラビリティゾーン、リージョンによるグローバル展開の容易性

耐障害性全世界のアベイラビリティゾーン、リージョンによる耐障害性の向上

コストダウン従量課金により無駄を削減スケールメリットによる低価格ハードウェア更改費用削減

運用負荷の低減幅広いマネージドサービスの活用による運用負荷の低減

AWS利用で得られる6つのメリット


自社のクラウドはどのルートを辿るべきか

道のりはそれぞれあります。必ずしも正解があるわけではありません。

初期プロジェクト

基盤作り

移行

改革価値

期間

クラウドのメリットを活かせる最適なアプリケーション開発を行っていく

最初から、クラウドに適した設計を導入しながら移行する

ハード老朽化対応、コスト削減目的でクラウドへ単純移行する

まずクラウドへ移行した後で、クラウド最適化を目指すクラウドネイティブ

リフト＆シフト最適化


事例その1 株式会社アールシーコア様～HW保守切れの迫った基幹システムの刷新～



事例その1 -株式会社アールシーコア様-

事業内容

会社概要

◆BESS事業“「住む」より「楽しむ」”のブランドスローガンのもと、暮らしを楽しむ道具としての、自然材を用いた個性的なデザインの住宅を提案しています。国内のログハウスシェアは56%で第1位。また用途は93%が自宅用途で、「ログハウスの自宅市場」を開拓してきました。

124億円売上

社員数

204名

東京本社所在地

経営企画部執行役員宮本眞一様

経営企画部主任斉藤晃一様



基盤作り

移行

改革価値

期間

アールシーコア様のクラウドジャーニー一部の基幹システム（会計／販売）のHW老朽化及び保守切れに伴う刷新が差し迫っていたのでクラウド導入に踏み切りました。



Webからのお問合せ

まずはWebよりお問い合わせください。AWSと接点を持つすべての入口となります。

PCからのお問合せはこちらから

スマートフォンからのお問合せはこちらから →


AWS が提供する各種イベントAWS 個別相談会／構成相談会（毎週月～金 10：00～17：00開催）

AWSの担当が導入に関するご相談から承ります。導入前だけでなく、AWSの導入における設計時のポイントやアーキテクチャ作成のご支援まで実施しております。


AWS パートナーネットワーク (APN) のご紹介

AWS パートナーネットワーク (APN) は、AWS の世界的なパートナー

プログラムです。

コンサルティングパートナー（SI事業者、IT系コンサルティングファーム）

AWS 上でお客様のアプリケーションの設計、開発、構築、移行、および管理を支援するプロフェッショナルサービス企業です。

テクノロジーパートナー（パッケージベンダー（ISV）／SaaS業者）

AWS プラットフォームでホストされている、または AWS プラットフォームと統合されているソフトウェアソリューションを提供します。テクノロジーパートナーに該当するのは、独立系ソフトウェアベンダー (ISV)、SaaS、PaaS、開発者用ツール、管理やセキュリティ、ネットワーク事業者、デバイスハードウェアプロバイダー(OEM/ODM、シリコン供給業者) を提供するベンダーです。


導入プロジェクトの体制


システム全体像

AWS Cloud

本社DC DC 拠点A 拠点B

販社

FC

販社

FC


導入前後で体感したAWS化のメリットAWSの導入で情報システム部門としての働き方が激変しました。

HWの運用保守に多くの工数を取られており、新規のICT投入のアイデアなどを創出する時間が取れなった。

バッチ処理が夜間に終わらないという事象が発生した。アプリの改修やHWのスペック変更など対応は多岐に渡った。

サーバーのリソース不足が発生した際、すぐにスペック変更することで業務影響なく対応が完了した。

HW運用保守から解放されアプリケーションの検討・開発に専念することができた。

アジリティ

(俊敏性)

運用負荷

の低減


これからクラウド導入を検討している中堅・中小企業様に向けて一言お願いします。

情報システム部門のリソースが不足している中小企業こそクラウドを活用すべき！なけなしの人材をハードウェアのおもりに費やすのはモッタイない！攻めのITが今こそ必要！


事例その2 株式会社ファンヴォイス様～クラウドベースのコンタクトセンターで働き方改革～

クラウドネイティブ


事例その2 -株式会社ファンヴォイス様-

事業内容

会社概要

株式会社ファンヴォイスは、 2012年に設立され、主に、通販事業会社様の業務支援サービス「EC-PLUS」を通して、カスタマーセンターの支援業務を中心に、通販の企画設計から、顧客対応/管理、バックオフィス業務の支援まで一気通貫して行なっています。お客様の声をカタチに。お客様のお声を反映した良い「モノ」を世の中に発信し続けます。

非公開売上

社員数

70名（非正規社員含む）

代表取締役須田様北海道※拠点は日本全国に存在

本社所在地


ファンヴォイス様のクラウドジャーニーコンタクトセンター業務をテレワーク化するために、あらゆるソリューションを検討し、たどり着いたのが完全クラウド型のソリューションであるAmazon Connectでした。

改革


移行

価値

期間

基盤作り



導入プロジェクトの体制ビジネスサポートを利用して完全内製化を実現。


AWS上に構築した仕組み

お客様

コンタクトセンター

自宅・スキルベースのルーティングAutomatic Call Distribution (ACD)・通話録音機能・高音質な音声技術・リアルタイムおよび履歴の分析

Amazon Connect

国内拠点


導入前後で体感したAWS化のメリットAWSの導入で社員の働き方そのものが変化しました。

回線や設備投資にコストがかかった。また増設に伴うリードタイムが長かった。

ワーキングマザーが多く勤務しており、定時内のオフィス勤務は限界があった。

テレワーク中心となり、日本全国から従業員を確保。

数分で電話番号が取得でき、すぐにオンラインでコンタクトセンターを開設することが出来た。増設も同じ要領で数分で展開出来た。

アジリティ

(俊敏性)



今後の活用方針について教えてください！

おかげさまで内製することが出来たので、同様の悩みを抱えたりイノベーションを検討している他社様に向けて、AWSを活用したコンタクトセンター構築支援業務を新規ビジネスとして立ち上げることにしました！


事例その3 株式会社イシクラ様～卒業アルバム制作でデジタルトランスフォーメーション～



事例その3 -株式会社イシクラ様-

事業内容

会社概要

卒業アルバムや写真プリントなど学校生活の想い出を形にして80年を超えました。毎年3000校・40万人の卒業アルバムを製作しております。現在では、「想い出を形に」の範囲を広げ、ブライダル・赤ちゃんの等身大アルバム・自宅の竣工アルバム・自分史・企業ストーリーなども手掛けています。

15億売上

社員数

160名

総務企画課課長岡部様埼玉県さいたま市

本社所在地



基盤作り

移行

改革

価値

期間

イシクラ様のクラウドジャーニー卒業アルバムシーズンになると従業員総出で生徒1人当たりの写真を均等に手作業で選定。テクノロジーで改革したい！と検討を開始し、パートナー様にご相談。



導入プロジェクトの体制


AWS上に構築した仕組み（Andy Photo Book）機械学習で顔抽出、Rekognitionで顔識別を実行し、セレクト案作成

ブラウザ経由で直接AWS（Andy Photo Book）へアップロード

1組1番 1組2番

個人別、スナップ別の識別結果を表示セレクト案の表示・エクスポート

① ②

③

個人別スナップショット写真集計結果CSVセレクト案写真

アウトプット

Web

個人写真

スナップ写真

セレクト

写真データバックアップ

Amazon

Rekognition

Amazon

SageMaker


Amazon Rekognition

ディープラーニングベースの画像認識サービス数百万の画像をサーチ、検証、体系づけ

オブジェクトとシーン検出

顔分析顔比較顔検出


導入前後に体感したAWS化のメリットAWSの導入でテクノロジーから受ける恩恵を体感しました。

1人1人の生徒を見分けるのが本当に重労働で写真の仕分けは人海戦術だった。

テクノロジーがもたらすイノベーションに会社幹部は懐疑的。

一部のメンバーから「もうちょっとやってみようか(デジタルイノベーション)」の声が出てきている。

写真をWebにアップするだけでシステムがすべて自動で仕分けを実施。大幅に仕分け作業の工数が削減出来た。


コストダウン


今後の活用方針について教えてください！

削減した工数で数十年不変だった卒業アルバムというコンテンツを未来に向けて新しい形に変えていきたいです！


クラウド活用を推進する上で重要なポイント

まず、自分で調べる

分からなければ聞く

課題を認識する

オーナーシップをもって取り組むことが重要です！

非生産的な作業に時間を費やしすぎているのではないか？

スマートフォンで出来ているのだから商用利用もあるはず？！トレンドはどうなっているのか？

クラウドを利用すれば解決できそうだ。具体的にどこからどうやって手を付けていくべきか？


AWSが提供する支援とサービス

無償支援


AWS が提供する各種イベント

オンラインセミナー

AWSOME DAY

AWS クラウドジャーニーのはじめの一歩として、AWS に関する基礎知識を 1 日で体系的に学ぶ無償のトレーニングイベントです。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/2019/awsomeday/

AWS Black Belt Online Seminarに加え、不定期にオンラインセミナーを開催しています。

その他イベント

AWS 専用線アクセス体験ラボや、ユーザー様に登壇頂くセミナーなど各種イベントを企画しています。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/2019/awsomeday/

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/


AWS Well-Architected Frameworkの構成要素

① ベストプラクティスが記載されたWell-Architectedホワイトペーパー

② 設計・構築・運用を支援するAWSのSA or W-A認定パートナー様

③「ベストプラクティスとのギャップ」をセルフチェック出来るAWS Well-Architected Tool

② SAまたはパートナー様

③ W-A Tool①AWS Well-ArchitectedFrameworkホワイトペーパー

コストの最適化セキュリティ信頼性パフォーマンス効率運用性


AWS が提供する有償サービス

AWS サポート（デベロッパーサポート／ビジネスサポート）

AWS サポートでは、稼働中または稼働予定のユースケースに基づき、専用ツールと専門知識によって、お客様の成功をサポートします。サポートプランによって24時間365日のサポートも選択可能（ビジネスサポート）です。

AWS トレーニング

総合的なトレーニングを提供し、組織のイノベーションの加速、より良いソリューションの開発、目標達成の効率化を支援します。学習フロー、オンサイトトレーニング、仮想トレーニングを提供することによって、それぞれの組織に応じた学習戦略の開発を支援します。


各種支援及びサービスはすべてオンライン上からアクセスできます


初期プロジェクト基盤作り

移行

改革価値

期間

まとめお客様の成功はクラウド移行ではなく、その先のビジネスの成功です。

クラウドジャーニーは会社によって様々であり、正解はありません。

AWSはクラウドジャーニーのステージに合わせた支援・サービスがあります。

初期支援


お手元のサミットガイドブックの表紙、受講票にも記載している『QRコード』からご回答ください。

もれなく素敵なAWSオリジナルグッズ＆アイスをプレゼントします。

本セッションのFeedbackをお願いします

プレゼントの引き換えは、EXPOエリア内アンケートコーナー・出口付近のいずれかにお越しください。

涼感マフラータオル（巾着入り）


Thank you!


木村亮[email protected]

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