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INCA V7.1クイックスタートガイド OBDモニタ補足

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1. はじめに

2. クイックスタートガイド～計測開始編～

1. 計測画面までの流れ

2. ワークスペースの設定

3. ハードウェア構成の設定

4. 実験の設定

3. サポートホットライン

INCA V7.1 OBDモニタ補足クイックスタートガイド：目次目次


この資料は、OBD(onCAN)モニタ設定方法についての補足説明資料です。

通常のINCAの操作概要についてはINCA V7.1クイックスタートガイドを参照ください。 INCAに関する詳しい説

明はマニュアルやオンラインヘルプを参照してください。

準備するもの

INCAをインストールしたPC（要ODX-Linkアドオン）

使用するETASハードウェア（CANインタフェースモジュール）

使用するECU

INCA V7.1 OBDモニタ補足

1. はじめに

OR


INCA V7.1 OBDモニタ補足2. クイックスタートガイド～計測開始編～2.1 計測画面までの流れ

データベースの作成

ワークスペースの

設定

実験の設定

データの計測／適合／記録

ハードウェア構成の設

定

INCAで作成されるデータを管理するデータベースを作成します。INCAクイックスタートガイドを参照。

作業環境を一括して管理するワークスペースの作成と設定をします。

作業で使用するインタフェースモジュールや計測モジュールの構成を設定します。

計測や適合する変数を選択します。

計測を開始して、適合変数を変更、計測データを記録します。INCAクイックスタートガイドを参照。

*こちらは初期設定の流れになります。再度同じ環境で利用する際は、「実験の設定」から再開できます。


ワークスペースの作成

1. 作成するフォルダを選択して、

「編集→追加→ワークスペース」を選択します。

2. 新しいワークスペース名を入力します。

3. ワークスペースが作成されます。

INCA V7.1 OBDモニタ補足2. クイックスタートガイド～計測開始編～2.2 ワークスペースの設定

プロジェクトの作成

1. 作成するフォルダを選択して、「編集→追加→ODXプロジェク

ト」を選択します。

2. “プロジェクトまたはODXファイルの選択”ダイアログが開きます。

下記のファイルを選択します。インストールドライブ¥ETASData¥ODX1_5_0¥Projects¥OBDonCAN_ETAS¥OBDonCAN_ETAS.prj※ODX1_6_0からは、ファイル拡張子が「.pdx」となっております。

例）DiagOnCan.pdx


3. ODXプロジェクトが作成されます。

INCA V7.1 OBDモニタ補足2. クイックスタートガイド～計測開始編～2.2 ワークスペースの設定


INCA V7.1 OBDモニタ補足2. クイックスタートガイド～計測開始編～

￮ハードウェアコンポーネントの追加

1. ワークスペースを選択します。

「デバイス→ハードウェアの設定」を選択します。

ハードウェア構成エディタが開きます。

2. ハードウェアが接続されている場合：

「ハードウェア→ハードウェアの検索」を選択します。

ハードウェアが未接続の場合：

「デバイス→追加」を選択します。

3. 一覧からOBDonCANデバイスを選択します

2.3 ハードウェア構成の設定


4. コンポーネントが追加されます。

INCA V7.1 OBDモニタ補足2. クイックスタートガイド～計測開始編～2.3 ハードウェア構成の設定

（注記）

「2.パラメータ」タブの「OBDのCAN-ID」は正しいものを使用しな

いと通信エラーが発生します。



5. 「ハードウェア→ODXの設定」を選択します。

6. “ODXプロジェクトの選択”ダイアログが開きますので、ODXプロジェクトを選択して、「OK」を押します。

7. “ODX論理リンク-マッピングダイアログ”ダイアログが開き

ますので、使用する論理リンクを選択して、を押して

デバイスに割り当てます。割り当て後は、「OK」を押して

閉じます。



8. 「4 ODXパラメータ」タブに移動し、「ODXプロジェクト」と「論理リンク」の内容が登録されていれば完了です。

INCA V7.1 OBDモニタ補足2. クイックスタートガイド～計測開始編～2.3 ハードウェア構成の設定

登録されていることを確認！！



￮ハードウェアの初期化

1. 「ハードウェア→ハードウェアの初期化」を選択します。

2. 初期化が正常に終わるとステータスが緑に変更します。

3. ハードウェア構成エディタを閉じます。

￮ハードウェアの状態確認（オプション）

1. 「ハードウェア→ハードウェアステータス」を選択します。

2. “ハードウェアステータス”ダイアログでハードウェアの状態

を確認できます。




￮実験を作成

1. 作成するフォルダを選択します。

「編集→追加→実験」を選択します。

2. 新しい実験の名前を入力します。

3. 実験が作成されます。

￮実験を割り当てる

1. 割り当てるワークスペースを選択します。

「実験→実験の変更」を選択します。

2. “実験の選択”ダイアログボックスから実験を選択します。

OKボタンをクリックします。

3. 実験が追加されます。

2.4 実験の設定



￮実験の起動

1. ワークスペースを選択します。

「実験→実験開始」を選択します。

2. 実験環境ウィンドウが開きます。

2.4 実験の設定

実験の割り当てまで設定完了すると、次回同

じワークスペースで作業を行う場合は直接

「実験→実験開始」から実験環境ウィンドウ

を起動して使用することができます。



3. 各タブ上の「Read Data」ボタンを押すとステータスが

アップデートされます。

2.4 実験の設定

￮ OBD専用ユーザインタフェースを開く

1. 実験環境ウィンドウの「ODX→ユーザービュー→OBD」を

選択します。

2. OBD用ユーザインターフェース


￮診断用の変数を実験環境に追加する方法

1. 実験環境ウィンドウの「ODX→ユーザービュー

→ECUIdentification」を選択します。

2. “ECUIdentification”ダイアログが開きますので、

「Configure」ボタンを押します。


3. “Options ECUIdentification GUI”ダイアログが開きますので、

「Create Measurement Signals from Response Parameters」にチェックを入れます。

2.4 実験の設定



5. “ECUIdentification”ダイアログで「Read」ボタンを押します。

ECUから受け取れるパラメータであれば下記のように内容が

表示されます。

2.4 実験の設定

4. “Options ECUIdentification GUI”ダイアログで「Request Service」を選択します。ECUから受け取りたい診断サービ

スを選択して、「OK」ボタンを押します。


6. 「Read」した内容がすべて反映されたことを確認後、実験

環境を閉じます。実験内容は、保存してください。（注記）

Read処理が途中（=“ECUIdentification”ダイアログにマウスを

合わせた際にカーソルが表示されていない）の場合は、7の変更

保存のダイアログが開きません。

7. INCAデータベース内のODXプロジェクト内容は保存してく

ださい。


8. 再度、実験環境を開き、実験環境ウィンドウの「変数→変

数の選択」を選択します。

2.4 実験の設定



9. “変数の選択”ダイアログ内に「#OBDonCAN#Diagnostics」の内容が追加され、計測変数として選択できるようになり

ます。

10. 計測変数を追加すると実験環境でモニタリングやロギング

できる変数として、以下のように実験環境に計測ウィンド

ウが追加されます。

2.4 実験の設定

（注記）計測の実行方法などは、INCAクイックスタートガイド

を参照してください。


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INCA V7.1 OBDモニタ補足3. サポートホットライン

mailto:[email protected]

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http://www.etas.com/ja/contact.php

http://www.etas.com/ja/hotlines.php

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