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Industrial Value Chain Initiative 「つながる工場」による つながるものづくり 2015316西岡靖之(法政大学) 日本機械学会生産システム部門 「つながる工場」研究分科会 中間とりまとめ

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Industrial Value Chain Initiative

「つながる工場」によるつながるものづくり

2015年3月16日

西岡靖之(法政大学)

日本機械学会生産システム部門「つながる工場」研究分科会 中間とりまとめ

これまでの分科会

■第一回: 2014年10月23日(木)<終了>

テーマ: ロボットミドルウエア標準:RTミドルウェア

講師 : 安藤慶昭(経済産業省製造産業局産業機械課)

■第二回: 2014年12月12日(金)<終了>

テーマ: 工場管理、製造現場のリファレンスモデルとデータ連携技術

講師 : 西岡靖之(法政大学デザイン工学部)

■第三回: 2015年2月23日(月)<終了>

テーマ: エンジニアリングチェーンにおける生産システムシミュレーション技術

講師 : 日比野浩典(東京理科大学),

テーマ: 生産システム設計を通じた生産準備の垂直統合

~シミュレーション統合生産による設計、生産準備、量産の連携~

講師 : 中村昌弘(レクサーリサーチ)

■第四回: 2015年4月23日(木)

テーマ: IoTにおけるユビキタスなネットワークのための技術課題(仮題)

講師 : 越塚登(東京大学大学院)

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分科会での討論会

つなげることが付加価値を生む!

大手製造業 中小製造業

海外拠点

中堅製造業

国内拠点 九州地域

東北地域

ユーザ

消費者

製造ラインをパーツとして再構成する

リアルとバーチャルの融合で新たな需要の創出

装置のトレーサビリティ

情報のトレーサビリティ

製品(ワーク)のトレーサビリティ

技術(知財)のトレーサビリティ

個体識別技術

広域無線技術

セキュアなOS技術

5

機械設備

作業者職人技

工場レベル

現場ベル

企業レベル

生産管理

生産管理

生産技術

販売営業

製品設計

作業者職人技

機械設備

保全技術

企業内の「つながる」工場

6

消費者

労働者技術者

部品/資材メーカー

設備/機器メーカー

製品メーカー

現場レベル

工場レベル

企業レベル

製造サービス

エンジニアリングサービス

企業間の「つながる」工場

7

設備間でデータ形式が揃えば・・・

最適エネルギーバランス管理

自動機器とMESの連携

遠隔地の工場の操業監視

設備効率のベンチマーキング

設備ライフサイクル(交換)

3Pメンテナンスサービス

設備クラウドカタログ

稼働ビックデータ解析

マスタ(知識)の自動収集

8

工程間でデータ形式が揃えば・・・

海外工場の知財を守る

データによる品質保証

ロボット&作業者ティーチング

技能者教育、訓練

生産技術オープン化

コアパーツ/基板の内製化

個別設計生産における日程管理

粒度の粗い工程モニタリング

生産技術&生産管理連携

試作を含むリアルタイム原価計算

設計BOM/製造BOM連携

9

工場間でデータ形式が揃えば・・・

現地の取引開拓/与信管理

サプライヤー稼働率安定化 ボーダレス

な共同物流

もしものためのトレーサビリティ

多拠点同時立ち上げ管理

設計変更履歴管理

PLM終端オペレーション

中小企業試作ネットワーク

ソフトウェア部品調達

工場の再生サポート

10

利用者間でデータ形式が揃えば・・・

遠隔アフターサービス(CRM)

サービスのビックデータ(B2C)

リコールのためのC2B

サービスBOM/製造BOM連携

共同受注/リソース共有

DIYどこでも工場

超~個別受注設計生産

リサイクル、リユース管理

ニーズの共通化集約化

11

レベル3

機器

コントローラー

製造現場

企業経営 レベル4

レベル2

レベル1 機器

コントローラー

製造現場

企業経営企業内垂直連携

企業内水平連携 企業間連携

人を含めた情報連携

M2Mの世界

レベル3

日本的なつながる工場の特徴

ICTを介して人と人、

技術と技術がつながる

12

従来のサプライチェーン

¥高度な日本のものづくりはいずれ海外に流出する!

知財戦略と“のびゆく手”

日本のものづくり

日本のものづくり

つながっている場合

つながっていない場合

国内

国内海外

海外

海外でのものづくりで得られる付加価値を日本国内に還元するしくみをつくればよい!

ならば

13

海外工場の知財を守る!

製造モジュール(工場/工程/設備)

饅頭のあん秘伝のタレ

海外工場 国内拠点

バーチャル工場

生産技術製造ノウハウ

饅頭モデル、秘伝のタレモデル

MES(製造実行システム)

MOM(製造オペレーション管理)機械・装置

作業者

制度・法律

基準・標準

販売マーケティング

商品開発製品設計

調達購買サプライチェーン

流通アフターサービス

生産計画スケジューリング

品質管理トレーサビリティ

保全計画設備診断

人員計画人材育成

生産準備

生産技術情報

生産管理情報

製品設計情報

設備設計情報

生産技術

工程設計

日本的な製造現場の参照モデル

15

工程設計 生産準備 生産管理 設備保全

設計データ

工程データ

生産データ

設備データ

デジタルファクトリ(リファレンスモデル)

設計データ 設備データ

メーカー(発注者)

サプライヤー(調達先)

連携 連携 連携

メーカー(受注者)

サプライチェーン + エンジニアリングチェーン

バリューチェーン

ハードウェア

ソフトウェア

ヒューマンウェア

人中心のデジタル化

工場のデジタル化を加速する

ノウハウ暗黙知

ICT

ICT“つながる”モノづくり

ひとをつなぐ現場をつなぐ

カイゼン

カイゼン

本日18時10分より記者発表

製造業

ICT企業

インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ

組織体制と運営(案)

メンバー総会

マーケティング広報委員会

標準化推進委員会

ビジネス戦略委員会

運営委員会

■正会員 ものづくりに直接携わる製造業

関連プロジェクトを実施している非営利組織■リエゾン会員(要承認)

大学や研究機関の研究者、製造業社友など個人■学術会員(要承認)

ICTなどものづくりを支援する企業■サポート会員

メンバー区分

ものづくり側からのニーズオリエンテッド シーズは要素技術ではなく、つながる技術 競争領域と協調領域の切り分けを明確化 リファレンスモデル(ゆるやかな標準)の活用 メンバーは国内にものづくり拠点がなくてもよい 議論は、原則として日本語(英語で情報発信)

プロジェクトは、メンバー企業が提案できる。

オーガナイザとなりメンバー選定の権限を持つ

プロジェクトには最低2企業が参加していること

オーガナイザの許可でオブザーバー登録可能

1プロジェクトにはサポート企業は最大1企業

期間はキックオフ後、最大1年で結果を出す

アウトプットとしてリファレンスモデルの登録義務

メンバー企業間でNDA、詳細内容はクローズ

リエゾン組織のプロジェクトはメンバー制約なし

事務局 プロジェクト

初年度目標

大手製造業・・・・ 50社中小製造業・・・・ 200社

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IVIによるリファレンスモデル開発

プロジェクトA04

オーガナイザ

メンバー

リファレンスモデル

課題

アウトプット

クラスタAプロジェクトA03プロジェクトA04プロジェクトA13クラスタBプロジェクトB36プロジェクトB47・・・

リエゾン03(社団法人ABC)

新規プロジェクトメンバー募集

プロジェクト名概要・・・

プロジェクトB47

リエゾン組織のメンバー

ビジネス戦略委員

標準化推進委員

課題クラスタ定義リファレンスモデル定義

プロジェクト承認コラボレーション管理

メンバー企業

サポート企業

新規提案

応募

マーケティング広報委員

運営委員

会員とリエゾンの承認、規約審議等

リエゾン団体

IVIとは、・・・

ビジネス

活動へ展開

学術メンバー

海外、国内

精査し登録

19

ご清聴ありがとうございました。

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