international communication for division of …. man insan cendekia serpong 6. 写真...

16
- 1 - 「平和 へいわ で安全 あんぜん に暮 らせる 地球 ちきゅう になるために」 東北 とうほく 大学 だいがく 大学院 だいがくいん 農学 のうがく 研究 けんきゅう 科長 かちょう ・農学 のうがく 部長 ぶちょう こま 三千夫 農学 のうがく 研究 けんきゅう 科長 かちょう 、兼 けん 農学 のうがく 部長 ぶちょう を務 つと めております駒井 こまい と申 もう します。今年 ことし は、昨年度 さくねんど まつ (2014年 ねん 3月 がつ )に新 あら たに 「バングラデシュのダッカ大学生物 だいがくせいぶつ 科学部 かがくぶ 」を、部局間 ぶきょくかん 交流 こうりゅう 協定校 きょうていこう として締結 ていけつ することができました。 当研究科 とうけんきゅうか の国際 こくさい 交流 こうりゅう の仲間 なかま が増 えたことになります。実際 じっさい に、ダッカ大学 だいがく からは 2年 ねん 連続 れんぞく して博士 はくし 課程 かてい 後期 こうき 課程 かてい に入学 にゅうがく していただきました。また、最近 さいきん では短期 たんき 留学生 りゅうがくせい の受 け入 れと派遣 はけん が増 えて参 まい りました。アジ ア地域 ちいき ばかりでなく、欧米 おうべい からの短期 たんき 留学 りゅうがく が増 えていると言 えましょう。このような 状 況 じょうきょう のため、 授 業 じゅぎょう を英語 えいご で行 おこな うばかりでなく、教務 きょうむ の掲示板 けいじばん の英語 えいご 併記 へいき やオリエンテーションも日本語 にほんご と英語 えいご で行 おこな う必要性 ひつようせい を感 かん じております。皆 みな さんのアイディアも教 おし えてくだされば 幸 さいわ いです。 さて、当学部 とうがくぶ で英語 えいご 教育 きょういく も担 にな っていただいている先生 せんせい には、色々 いろいろ なサジェスチョンをいただきました。 国際 こくさい 学士 がくし コースの皆 みな さんへの学資 がくし 支援 しえん が十分 じゅうぶん ではない事 こと 、留学生 りゅうがくせい の皆 みな さんの 住 居 じゅうきょ の環境 かんきょう が十分 じゅうぶん ではない こと 、などです。また、日本 にほん 国内 こくない で英語 えいご を使 つか える人 ひと が少 すく な過 ぎる事 こと も不便 ふべん だと思 おも います。たとえば、NHKニ ュースの生 なま の英語 えいご の部分 ぶぶん が日本語 にほんご にわざわざ吹 き替 えられてしまうことなどで、一般 いっぱん 国民 こくみん にはまだまだ英語 えいご が浸透 しんとう できていないことなどが指摘 してき されています。オランダのように、どのような 職 種 しょくしゅ の人 ひと も英語 えいご が気軽 きがる 使 つか える国 くに になるとより良 いことでしょう。 最後 さいご に世界 せかい 平和 へいわ と人類 じんるい の共存 きょうぞん について、ひと言 こと もう し上 げたいと存 ぞん じます。皆 みな さん、地球 ちきゅう は一 ひと つしかなく、 人類 じんるい の平和 へいわ と繁栄 はんえい を守 まも っていくには、地球 ちきゅう の環境 かんきょう を守 まも る事 こと と、戦争 せんそう をなくして平和 へいわ を維持 していく事 こと 重要 じゅうよう です。人種間 じんしゅかん の争 あらそ いや 宗 教 間 しゅうきょうかん の対立 たいりつ 、あるいは貧富 ひんぷ の差 の争 あらそ いなど、すべて解決 かいけつ していかなければ なりません。人間 にんげん の恨 うら みは、同 おな じ人種内 じんしゅない でも国内 こくない においても 生 しょう じます。この恨 うら みや仕返 しかえ しなどが 生 しょう じない ようにしていく事 こと が重要 じゅうよう です。世界 せかい の各地 かくち から 争 あらそ い事 ごと を無 くして、平和 へいわ な地球 ちきゅう を作 つく っていかなければなり ません。 現在 げんざい のように、毎日 まいにち のように戦争 せんそう が続 つづ いているこの地球 ちきゅう を、どのように 考 かんが えますか? 皆 みな さんは、専門 せんもん 領域 りょういき のことを 勉 強 べんきょう するとともに、地球 ちきゅう の平和 へいわ を守 まも っていくうえで 重 要 じゅうよう な立場 たちば に立 っていると思 おも います。 人類 じんるい の平和 へいわ と繁栄 はんえい について、 改 あらた めて 考 かんが えてみていただければ 幸 さいわ いです。皆 みな さんのご健康 けんこう と今後 こんご の更 さら なるご 活躍 かつやく を期待 きたい しております。 〈第 15 号〉 〒981-8555 仙台市青葉区堤通 雨宮町1番1号 東北大学農学部・ 農学研究科 国際交流委員会 No.15 March 2015 International Communication for Division of Agriculture ICDA みどり

Upload: hoangtu

Post on 25-May-2019

230 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

- 1 -

「平和へ い わ

で安全あんぜん

に暮く

らせる

地球ちきゅう

になるために」

東北とうほく

大学だいがく

大学院だいがくいん

農学のうがく

研究けんきゅう

科長かちょう

・農学のうがく

部長ぶちょう

駒こま

井い

三千夫み ち お

農学のうがく

研究けんきゅう

科長かちょう

、兼けん

農学のうがく

部長ぶちょう

を務つと

めております駒井こ ま い

と申もう

します。今年こ と し

は、昨年度さくねんど

末まつ

(2014年ねん

3月がつ

)に新あら

たに

「バングラデシュのダッカ大学生物だいがくせいぶつ

科学部か が く ぶ

」を、部局間ぶきょくかん

交流こうりゅう

協定校きょうていこう

として締結ていけつ

することができました。

当研究科とうけんきゅうか

の国際こくさい

交流こうりゅう

の仲間な か ま

が増ふ

えたことになります。実際じっさい

に、ダッカ大学だいがく

からは 2年ねん

連続れんぞく

して博士は く し

課程か て い

後期こ う き

課程か て い

に入学にゅうがく

していただきました。また、最近さいきん

では短期た ん き

留学生りゅうがくせい

の受う

け入い

れと派遣は け ん

が増ふ

えて参まい

りました。アジ

ア地域ち い き

ばかりでなく、欧米おうべい

からの短期た ん き

留学りゅうがく

が増ふ

えていると言い

えましょう。このような状 況じょうきょう

のため、授業じゅぎょう

を英語え い ご

で行おこな

うばかりでなく、教務きょうむ

の掲示板けいじばん

の英語え い ご

併記へ い き

やオリエンテーションも日本語に ほ ん ご

と英語え い ご

で 行おこな

う必要性ひつようせい

を感かん

じております。皆みな

さんのアイディアも教おし

えてくだされば幸さいわ

いです。

さて、当学部とうがくぶ

で英語え い ご

教育きょういく

も担にな

っていただいている先生せんせい

には、色々いろいろ

なサジェスチョンをいただきました。

国際こくさい

学士が く し

コースの皆みな

さんへの学資が く し

支援し え ん

が十分じゅうぶん

ではない事こと

、留学生りゅうがくせい

の皆みな

さんの住居じゅうきょ

の環境かんきょう

が十分じゅうぶん

ではない

事こと

、などです。また、日本に ほ ん

国内こくない

で英語え い ご

を使つか

える人ひと

が少すく

な過す

ぎる事こと

も不便ふ べ ん

だと思おも

います。たとえば、NHKニ

ュースの生なま

の英語え い ご

の部分ぶ ぶ ん

が日本語に ほ ん ご

にわざわざ吹ふ

き替か

えられてしまうことなどで、一般いっぱん

国民こくみん

にはまだまだ英語え い ご

が浸透しんとう

できていないことなどが指摘し て き

されています。オランダのように、どのような職種しょくしゅ

の人ひと

も英語え い ご

が気軽き が る

使つか

える国くに

になるとより良よ

いことでしょう。

最後さ い ご

に世界せ か い

平和へ い わ

と人類じんるい

の共存きょうぞん

について、ひと言こと

申もう

し上あ

げたいと存ぞん

じます。皆みな

さん、地球ちきゅう

は一ひと

つしかなく、

人類じんるい

の平和へ い わ

と繁栄はんえい

を守まも

っていくには、地球ちきゅう

の環境かんきょう

を守まも

る事こと

と、戦争せんそう

をなくして平和へ い わ

を維持い じ

していく事こと

重要じゅうよう

です。人種間じんしゅかん

の争あらそ

いや宗 教 間しゅうきょうかん

の対立たいりつ

、あるいは貧富ひ ん ぷ

の差さ

の争あらそ

いなど、すべて解決かいけつ

していかなければ

なりません。人間にんげん

の恨うら

みは、同おな

じ人種内じんしゅない

でも国内こくない

においても生しょう

じます。この恨うら

みや仕返し か え

しなどが生しょう

じない

ようにしていく事こと

が重要じゅうよう

です。世界せ か い

の各地か く ち

から争あらそ

い事ごと

を無な

くして、平和へ い わ

な地球ちきゅう

を作つく

っていかなければなり

ません。

現在げんざい

のように、毎日まいにち

のように戦争せんそう

が続つづ

いているこの地球ちきゅう

を、どのように考かんが

えますか? 皆みな

さんは、専門せんもん

領域りょういき

のことを勉強べんきょう

するとともに、地球ちきゅう

の平和へ い わ

を守まも

っていくうえで重要じゅうよう

な立場た ち ば

に立た

っていると思おも

います。

人類じんるい

の平和へ い わ

と繁栄はんえい

について、改あらた

めて考かんが

えてみていただければ幸さいわ

いです。皆みな

さんのご健康けんこう

と今後こ ん ご

の更さら

なるご

活躍かつやく

を期待き た い

しております。

〈第 15号〉

〒981-8555

仙台市青葉区堤通

雨宮町1番1号

東北大学農学部・

農学研究科

国際交流委員会

No.15 March 2015

International Communication for Division of Agriculture(ICDA)

みどり

- 2 -

NGOん ご

, Anhあ ん

Quynhく に ー

1. ベトナム社会しゃかい

主義しゅぎ

共和きょうわ

国こく

2. 学がく

部ぶ

1年ねん

生せい

(FGL)

3. 国際こくさい

海洋かいよう

生物せいぶつ

科学かがく

コース

4. -

5. ハノイ アムステルダム高校こうこう

6. バトミントン,サッカー

7. 私わたし

は18歳さい

で、ハノイから来き

ました。国際こくさい

海洋かいよう

生物せいぶつ

科学かがく

コースの一年生いちねんせい

です。私わたし

はスポーツが好す

きで、特とく

にバト

ミントンが大好だいす

きです。バトミントンは10年ねん

位 前くらいまえ

に始はじ

ました。大学だいがく

では東北とうほく

大学だいがく

Aviation Club のメンバーで

す。来日らいにち

したばかりなので、日本語にほんご

があまり上手じょうず

ではない

ので、日本人にほんじん

の友達ともだち

とは英語えいご

で 話はなし

をしています。どうぞ

宜よろ

しくお願ねが

い致いた

します。

AINAYAあ い な や

, Qarriこ っ り

1. インドネシア共和きょうわ

国こく

2. 学がく

部ぶ

1年ねん

生せい

(FGL)

3. 国際こくさい

海洋かいよう

生物せいぶつ

科学かがく

コース

4. -

5. MAN Insan Cendekia Serpong

6. 写真しゃしん

,グラフィックデザイン,読書どくしょ

7. Spending last three years in a boarding school has

given me an opportunity to learn more about myself,

my dreams, and my purposes. I aim myself to preent

some contribution for the sake of people, and give bet-

ter impacts in life, although minor. Hence, I

genuinely am thankful to be able to continue my

study in Tohoku University, Japan, as a milestone in

reaching my dream. Even though I've mapped

things I want to do, I still easily find joy in my life.

Through photography and books, I can get lost

between colors and words.

PANDJAITANぱ ん じ ゃ い た ん

, Hannaは ん な

Mutiaraむ て ぃ あ ら

1. インドネシア共和きょうわ

国こく

2. 学がく

部ぶ

1年ねん

生せい

(FGL)

3. 国際こくさい

海洋かいよう

生物せいぶつ

科学かがく

コース

4. -

5. SMAN 10 Malang

(Sampoerna Academy)

6. 旅行りょこう

,映画えいが

鑑 賞かんしょう

,読書どくしょ

7. My name is Hanna Mutiara Pandjaitan. You can call

me Hanna. I am an 18 years old girl from Indonesia.

I am taking Applied Marine Biology as my major. I

do hope I can learn a lot of things in this course so

that I can fulfill my dream and develop the marine

sector in my country. Since I am a first-year student,

I might need a lot of help. Nice to meet you

all. I am looking forward for the amazing experiences

in this course.

どうぞ宜よろ

しくお願ねが

い致いた

します。

HADISUMARTOは で ぃ す ま る と

, Naomiな お み

1. インドネシア共和きょうわ

国こく

2. 学がく

部ぶ

1年ねん

生せい

(FGL)

3. 国際こくさい

海洋かいよう

生物せいぶつ

科学かがく

コース

4. -

5. Al-Izhar Pondok Labu

6. 太鼓たいこ

の達人たつじん

,カラオケ,野球やきゅう

観戦かんせん

7. Hello, my name is Naomi and I am from Indonesia. I

am a first year student majoring in Applied Marine

Biology of FGL course. My Japanese language is

currently very limited, so I hope we can have a

conversation in Japanese. I love to play arcade games,

especially taiko. I like to watch baseball games, both

from television or live. I also like to sing, so let’s go

karaoke together. I hope we can have a great year

ahead.

どうぞ宜よろ

しくお願ねが

い致いた

します。

1.国こく

籍せき

5. 出しゅっ

身しん

校こう

2.在ざい

籍せき

課か

程てい

(2015年ねん

3月がつ

現在げんざい

) 6.趣しゅ

味み

・特とく

技ぎ

3.所しょ

属ぞく

分ぶん

野や

7.自じ

己こ

紹しょう

介かい

4.研けん

究きゅう

テーマ

事じ

項こう

- 3 -

童とん

佳麗じ あ り

1. 中華ちゅうか

人民じんみん

共和きょうわ

国こく

2. 博士はくし

前期ぜんき

課程かてい

1年ねん

3. 生物せいぶつ

海かい

洋学ようがく

4. -

5. 上 海しゃんはい

海洋かいよう

大学だいがく

6. 読書どくしょ

,卓 球たっきゅう

,中 国ちゅうごく

将棋しょうぎ

7. I graduated from Shanghai Ocean University. The

year before last year I got the opportunity to study

here as a one-year exchange student. Now I am a

graduate student in Tohoku University. With the help

of laboratory members, I lead a fresh and happy life

here. I love the wide blue ocean and the mysterious

biology. And I feel so grateful and precious for

everything here. I am a girl who never gives up

pursuing my dreams. Every single piece melody of

music or experience can leave me peaceful thoughts

but enthusiastic attitude for the life. This is me,

out-going, a little bit crazy, love life, love science, love

creation, and never give up trying.

許きょ

駿しゅん

1. 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく

2. 博士はくし

前期ぜんき

課程かてい

1年ねん

3. 動物どうぶつ

微生物学びせいぶつがく

4. バクテリア運動性うんどうせい

5. Centro Escolar 大学だいがく

6. 読書どくしょ

,プログラミング

7. 許きょ

駿しゅん

と申もう

します。2014年ねん

にフィリピンの Centro Escolar

大学生物だいがくせいぶつ

専門せんもん

を卒 業そつぎょう

しました。同年どうねん

来日らいにち

し、現在げんざい

研 究けんきゅう

を行おこな

いながら、日本にほん

での生活せいかつ

を楽たの

しんでいます。

曹そう

銘涛めいとう

1. 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく

2. 博士はくし

前期ぜんき

課程かてい

1年ねん

3. 集 団しゅうだん

遺伝いでん

情 報じょうほう

システム学がく

4. グッピーのメチル化か

におよぼす温度おんど

と無機塩むきえん

の影 響えいきょう

5. 上海海洋しゃんはいかいよう

大学だいがく

6. 撮影さつえい

,ジョギンク,レーシングカート

7. 内向的ないこうてき

な性格せいかく

です。2012年ねん

に来日らいにち

し、成田なりた

で品質ひんしつ

管理かんり

仕事しごと

を 2年間ねんかん

経験けいけん

しましたが、スキルアップのため、東北とうほく

大だい

学がく

への入 学にゅうがく

を決断けつだん

しました。大学だいがく

の学部がくぶ

での専門せんもん

食 品しょくひん

におよぼす抗こう

酸化さんか

と抗菌こうきん

でしたので、今いま

は遺伝子いでんし

学がく

基礎き そ

から勉 強べんきょう

しています。どうぞよろしくお願ねが

いします。

蘇そ

日り

古格ご が

1. 中華ちゅうか

人民じんみん

共和きょうわ

国こく

2. 学部がくぶ

研 究 生けんきゅうせい

3. フィールド社会しゃかい

技術学ぎじゅつがく

4. 内うち

モンゴル自治じ ち

区く

の東部とうぶ

地域ちいき

における

牛 肉ぎゅうにく

生産せいさん

システムに関かか

わる研 究けんきゅう

5. 中 国 内ちゅうごくうち

モンゴル 呼ふ

和浩ふ ほ

特と

民族みんぞく

学院がくいん

大学だいがく

6. スキー,旅行りょこう

,いろいろな国くに

の伝統でんとう

文化ぶんか

を知し

7. ソリゴガと申もう

します。中 国 内ちゅうごくうち

モンゴル出 身しゅっしん

です。2010年ねん

内うち

モンゴルフフホト 民族みんぞく

学院がくいん

大学だいがく

の経済けいざい

学部がくぶ

市場しじょう

販売学はんばいがく

分野ぶんや

を卒 業そつぎょう

しました。大学だいがく

での勉 強べんきょう

を進すす

めるなか

で,内うち

モンゴルの牛 肉ぎゅうにく

生産せいさん

及およ

び牛 肉ぎゅうにく

の市場しじょう

販売はんばい

不安定ふあんてい

であることを知し

り,地元じもと

に生う

まれ育そだ

った若わか

い者もの

として,

効率的こうりつてき

な方法ほうほう

を提案ていあん

したいと 考かんが

えるようになりました。

しかし、一いち

大学生だいがくせい

としての私わたし

の知識ちしき

や経験けいけん

は非常ひじょう

に浅あさ

く、

専門的せんもんてき

な知識ちしき

はもちろんのこと、先端的せんたんてき

な研 究けんきゅう

を行おこな

って

いる研 究 者けんきゅうしゃ

たちと一緒いっしょ

に研 究けんきゅう

や交 流こうりゅう

を 行おこな

うことは

非常ひじょう

に重 要じゅうよう

だと思おも

い,先進国せんしんこく

に留 学りゅうがく

し農 業のうぎょう

経営けいえい

関かか

わる知識ちしき

を学まな

びたいと考かんが

えるようになりました。また大学だいがく

の先輩せんぱい

が日本にほん

に留 学りゅうがく

していたこと,彼かれ

らから日本にほん

の素晴す ば

らし

いところを伺うかが

い,先進国せんしんこく

の中なか

でも日本にほん

を選えら

びました。今年ことし

から東北とうほく

大学だいがく

農学部のうがくぶ

に入 学にゅうがく

できて本当ほんとう

に嬉うれ

しいです。

せっかくの留 学りゅうがく

の機会きかい

を大切たいせつ

にし、自分じぶん

の夢ゆめ

を実現じつげん

する

ために一所懸命いっしょけんめい

頑張がんば

っていきたいと思おも

っております。どうぞ

宜よろ

しくお願ねが

い致いた

します。

Sitiしてぃ

Nurjanahぬ ー る じ ゃ な

1. インドネシア共和きょうわ

国こく

2. 学部がくぶ

研 究 生けんきゅうせい

3. 動物どうぶつ

栄養えいよう

生化学せいかがく

4. Effect of Antioxidant

Supplementation on Heated

Stress Broiler Chickens

5. ボゴール農科のうか

大学だいがく

6. 映画えいが

鑑 賞かんしょう

7. After got 6 months experience in 2012 as student

exchange at Tohoku University, I always want to back

to Japan. Now, here I am, back to Sendai feels like

back to my hometown. I am very glad I get

opportunity to take master courses at Tohoku

University. Beside I have to study hard for my

entrance exam, I also want to discover Miyagi

prefecture. I want to go to nice place where I never

know it before.

- 4 -

杜とう

明軒めいかん

1. 中華ちゅうか

人民じんみん

共和きょうわ

国こく

2. 学部がくぶ

研 究 生けんきゅうせい

3. 食 品しょくひん

化学かがく

4. 植 物 性しょくぶつせい

食 品しょくひん

の成分せいぶん

生体せいたい

調 節ちょうせつ

の作用さよう

5. 東北農科とうほくのうか

大学だいがく

6. 水泳すいえい

,絵画かいが

,スポーツ,料理りょうり

7. 私わたし

の故郷ふるさと

は中 国ちゅうごく

の一番いちばん

寒さむ

い 省しょう

ですが、故郷こきょう

の冬ふゆ

仙台市せんだいし

の冬ふゆ

のように美うつく

しいです。私わたし

は趣味しゅみ

が多おお

く、たと

えば音楽おんがく

、絵画かいが

、サッカーなどですが、一番いちばん

好す

きなのは

水泳すいえい

です。また美味お い

しい物もの

を食た

べることも、私わたし

の趣味しゅみ

一ひと

つです。 私わたし

の専門せんもん

の食 品しょくひん

化学かがく

は、人々ひとびと

の健康けんこう

かかわることなので、とても重 要じゅうよう

な学科がっか

のひとつだと考かんが

えています。今後こんご

の希望きぼう

は大学だいがく

での勉 強べんきょう

と生活せいかつ

のなかで、

友達ともだち

を増ふ

やしたいと思おも

っています。日本にほん

でこれから起お

こる

すべてのことに期待きたい

しています。

NANEな ね

, Laら

1. インドネシア共和きょうわ

国こく

2. 学部がくぶ

研 究 生けんきゅうせい

3. 水圏すいけん

植 物しょくぶつ

生態学せいたいがく

4. Effect of population explosion of

the sea urchin Mesocentrotus nudus

on a bed of the fucoid Sargassum

siliquastrumin a shallow waters off Kesennuma in

northern Miyagi, Japan

5. ハサヌディン大学だいがく

6. スキューバダイビング,水泳すいえい

7. My full name is La Nane. You can call me, Nane. I

am from Indonesia. My research theme for my

master course is about sea urchin. Formerly I also

have been research sea urchin at Indonesia as my

undergraduate thesis. I interested to study sea

urchin because its an economically-important

fisheries. Both country, Indonesia and Japan had

been consuming sea urchin gonad in a long time.

Therefore I guessed that in both country where had

done the highest fishing will effect sea urchin

population to overfishing or decreasing of population

in the nature like density, biomass, etc. and I am

interested to study its.

唐とう

美び

玲れい

1. 中華ちゅうか

人民じんみん

共和きょうわ

国こく

2. 学部がくぶ

研 究 生けんきゅうせい

3. 環 境かんきょう

経済学けいざいがく

4. 持続じぞく

可能かのう

な地域ちいき

づくりと観光かんこう

共 生きょうせい

に関かん

する研 究けんきゅう

―烏う

鎮ちん

を例れい

として―

5. 寧波ねいは

工程こうてい

学院がくいん

6. 料理りょうり

7. 私わたし

は唐とう

美び

玲れい

と申もう

します。出身地しゅっしんち

は中 国 浙ちゅうごくせっ

江 省こうしょう

寧波ねいは

市し

で、中 国ちゅうごく

の 南みなみ

にあります。大学だいがく

の専門せんもん

は日本語にほんご

だっ

たので、日本にほん

に留 学りゅうがく

に来き

ました。趣味しゅみ

は特とく

にないのですが、

気分きぶん

がいい時とき

には、料理りょうり

をすることが好す

きです。どうぞ宜よろ

しくお願ねが

い致いた

します。

SULTANAす る た な

, Halimaは り ま

1. バングラデシュ人民じんみん

共和きょうわ

国こく

2. 大学院だいがくいん

研 究 生けんきゅうせい

3. 栄養学えいようがく

4. ―

5. ダッカ大学だいがく

6. 料理りょうり

7. I am Halima Sultana. I am from Bangladesh. I am

here to pursue PhD under MEXT scholarship

program. Now I am in Laboratory of Nutrition as

Graduate Research student. I live in International

House Sanjo I. My family lives in Bangladesh. I

have three sisters and one younger brother. My

father is a businessman and my mother is a

housewife. My husband is a government service

holder. I like the environment of Sendai. I am very

happy to get the opportunity to study in Tohoku

University.

THITIPHUREEて ぃ て ぃ ふ り ー

, Tongchaiと ん ち ゃ い

1. タイ王国おうこく

2. 大学院だいがくいん

研 究 生けんきゅうせい

3. 水圏すいけん

動物生どうぶつせい

理学りがく

4. Elucidation of biosynthetic pathway

for steroids of Japanese scallop

Patinopecten yessoensis (Jay, 1857)

5. チュラーロンコーン大学だいがく

6. スポーツ(バトミントンなど)

7. Hi, everyone. My name is Tongchai Thitiphuree.

You can call me in my nick name “NU”. I really like

to play badminton. I am Thai native people and

was born at Phuket province. Now, I am attending

to doctoral course at graduate school of agricultural

science in aquacultural biology laboratory. My

interested field of the study is physiology and

reproduction of bivalve mollusk.

- 5 -

何か

晓しゃ

露おる

1. 中華ちゅうか

人民じんみん

共和きょうわ

国こく

2. 特別とくべつ

聴 講ちょうこう

学生がくせい

3. 水産すいさん

資源化学しげんかがく

4. 水産すいさん

食 品しょくひん

の安全性あんぜんせい

に関かか

わる

研 究けんきゅう

5. 上 海しゃんはい

海洋かいよう

大学だいがく

6. 音楽おんがく

7. 私わたし

は何か

晓露しゃおる

と申もう

します。出身地しゅっしんち

は中国安徽省ちゅうごくあんきしょう

です。

食 品しょくひん

科学かがく

及およ

び工程こうてい

を専攻せんこう

しています。性格せいかく

は明あか

るく、

人ひと

と付つ

き合あ

うときは謙虚けんきょ

な 心こころ

で接せっ

しています。勉 強べんきょう

に対たい

しては真剣しんけん

で、責任感せきにんかん

を持も

っています。今いま

はまだ

日本語に ほ ん ご

はあまり上手じょうず

ではありませんが、一所懸命いっしょけんめい

頑張がんば

ります。どうぞ宜よろ

しくお願ねがい

致いた

します。

劉りゅう

晋儒しんじゅ

1. 台灣たいわん

中華民國ちゅうかみんこく

2. 特別とくべつ

聴 講ちょうこう

学生がくせい

DEEP

3. 国際こくさい

開発学かいはつがく

4. ―

5. 国立こくりつ

台湾たいわん

大学だいがく

6. バレーボール,映画えいが

鑑 賞かんしょう

7. 台湾たいわん

から来き

た交換こうかん

留 学 生りゅうがくせい

の劉 晋 儒りゅうしんじゅ

と申もう

します。

専攻せんこう

は 農 業のうぎょう

経済けいざい

です。今いま

は東北とうほく

大学だいがく

国際こくさい

開発かいはつ

学がく

研 究 室けんきゅうしつ

で 勉 強べんきょう

しています。開発かいはつ

経済学けいざいがく

は台湾たいわん

経済学けいざいがく

の研 究けんきゅう

分野ぶんや

の中なか

にはなく、日本にほん

に来き

て初はじ

めてそ

の研 究けんきゅう

の領 域りょういき

に踏ふ

み込こ

んだので、今いま

はまだわからな

いことがたくさんあります。 私わたし

にとって、開発かいはつ

経済学けいざいがく

は知し

らない未知み ち

の領 域りょういき

ではありますが、日本にほん

に来き

たから

こそ学まな

べる知識ちしき

なので、とても興味深きょうみぶか

いと思おも

っています。

予備よ び

知識ちしき

を持も

っていない初心者しょしんしゃ

の 私わたし

を、いろいろ助たす

てくれて有難ありがと

うございます。これから残のこ

りの半年間はんとしかん

どうぞ宜よろ

しくお願ねが

い致いた

します!

LIMり む

, Yanや ん

Ruiる い

1. シンガポール共和きょうわ

国こく

2. 特別とくべつ

聴 講ちょうこう

学生がくせい

Junior Year Program in English

3. テラヘルツ食 品しょくひん

工学こうがく

4. Survival Count of E. Coli

Population after heat treatment

5. シンガポール国立こくりつ

大学だいがく

6. スポーツ(陸 上りくじょう

競技きょうぎ

,バドミントン,スカッシュ),

古筝こそう

7. I’m majoring in Food Science and Technology back in

my home university, and I chose to delay graduation

to do this exchange semester with Tohoku

University. In 2014, I travelled to many countries,

and Japan is the fifth country. What fascinates me

the most is the pride Japanese has for their culture

and I hope to discover through conversation with

Japanese. As I have begun my Japanese lessons, I

look forward to conversing in Japanese.

汪わん

怡い

臨りん

1. 中華ちゅうか

人民じんみん

共和きょうわ

国こく

2. 特別とくべつ

聴 講ちょうこう

学生がくせい

Junior Year Program in English

3. 動物どうぶつ

遺伝いでん

育種学いくしゅがく

4. The effectiveness of selection

concerning reproductive traits of the pig

5. 扬 州やんしゅう

大学だいがく

6. 筝そう

7. I am Wang Yilin, 汪 怡临,from China. My home

University is Yangzhou University and my major is

Animal Science. I live in Suzhou, a city with a long

history on the shores of Lake Taihu in Jiangsu,

China. Japan is one of Asia's Four Little Dragons,

drawing my attention with its culture, ancient

architectures and delicious food, which is one of the

reasons I chose to study in Tohoku University.

Besides, this is a world-famous university with

professional staff and faculty, for me, to study at

such a well-known university will provide me a big

step toward my aim.

KASJIANか す じ ゃ ん

, Matthewま し ゅ ー

Markま ー く

1. オーストラリア連邦れんぽう

2. 特別とくべつ

聴 講ちょうこう

学生がくせい

Junior Year Program in English

3. 分子ぶんし

酵素学こうそがく

4. PAR14 CRISPR/CAS9 Gene

Knockout Study

5. ニュー・サウス・ウエルズ大学だいがく

6. 映画えいが

鑑 賞かんしょう

,音楽おんがく

鑑 賞かんしょう

,写真しゃしん

を撮と

ること,コーヒーを

飲の

むこと

7. 皆みな

さん、こんにちは!ぼくはマシューです。マットと呼よ

んで

ください。21歳さい

です。シドニーからきました。ぼくの

専門せんもん

は生物学せいぶつがく

で、英語えいご

では「Medical Microbiology and

Immunology」です。今いま

は仙台せんだい

に住す

んでいます。今年ことし

の8

- 6 -

月がつ

にはオーストラリアに帰かえ

ります。 短みじか

い滞在たいざい

ですが、

出来で き

るだけ多おお

くの人々ひとびと

と知し

り合あ

いたいです。どうぞ宜よろ

しく

お願ねが

い致いた

します。

WONGう ぉ ん

, Joanneじ ょ あ ん

Pearlぱ ー る

1. アメリカ合 衆 国がっしゅうこく

2. 特別とくべつ

聴 講ちょうこう

学生がくせい

Junior Year Program in English

3. 環 境かんきょう

経済学けいざいがく

4. Differences in Perception of

Games by Different Countries

5. ドレクセル大学だいがく

6. ダンス,ビデオゲーム

7. My name is Joanne Wong. I came from America.

I am a f ourth- year Sof tware Engineering

(programming) student from Drexel University in

Philadelphia, Pennsylvania. I am participating in

Tohoku University’s JYPE program for half a year

and will be returning to America in the middle of

February. I am interested in game development and

programming, espec ia lly Japanese games.

Kitani-sensei is my advisor here. My first time in

Japan was for the CEDEC conference in 2013, so

this is my second time. I really like Japan, so even

though I am going back to America soon, I definitely

want to come back!

ALMADINAあ ま る で ぃ な

, Triとぅり

Wahyuわ は ゆ

1. インドネシア共和きょうわ

国こく

2. 特別とくべつ

聴 講ちょうこう

学生がくせい

Junior Year Program in English

3. 生物せいぶつ

共 生きょうせい

科学かがく

4. Plant characteristic (Machilus

thunbergii) based on the seed

source.

5. ガジャ・マダ大学だいがく

6. 読書どくしょ

,旅行りょこう

,登山とざん

7. I was born in Pacitan Regency, East Java. I am 24

years old and I really like reading. My major is

Forest Management at Gadjah Mada University,

Indonesia. I am a social and environmental-

o r i e nte d f i g ur e . I a lw a ys d o s om et h in g

environmental friendly and deep thinking about

social/life condition about rural community. I often

doing some environmental research concern in

reservation and rehabilitation, such as land

conservation and mitigation. Beside that I also put

my interest in social empowering activity. My

environmental and social project are in Gunung

Kidul Regency, Yogyakarta; Puncak Regency,

Papua; Kebumen Regency, Central Java.

孛ぼ

曼德尔娃ま ん だ ら わ

1. 中華ちゅうか

人民じんみん

共和きょうわ

国こく

2. 特別とくべつ

聴 講ちょうこう

学生がくせい

3. 国際こくさい

開発学かいはつがく

4. Land rights

5. 中 央ちゅうおう

民族みんぞく

大学だいがく

6. ライブショーの鑑 賞かんしょう

,ハイキング

7. It's an honor to have a chance to introduce myself.

My name is Mandarwa and my hometown is in the

most northern of China -Hulun Buir. It's a

wonderful place that has broad grasslands, primeval

forest and beautiful snow. I like watching all kinds

of live show. I think there are more fun to enjoy the

performance in a direct way, and I like natural

environment, so I like to have outing in a sunshine

day. This is my first time to come to Japan, and I

like Sendai and hoping make friends with others in

here.

DELAで ら

PICCOLLAぴ こ ら

, Cristianoく り す ち あ ー の

1. ブラジル連邦れんぽう

共和きょうわ

国こく

2. 大学院だいがくいん

特別とくべつ

研 究けんきゅう

学生がくせい

3. 栽培さいばい

植 物しょくぶつ

環 境かんきょう

科学かがく

4. Training period on methods in

Arbuscular Mycorrhizal fungi

studies

5. サンパウロ大学だいがく

6. ギターを演奏えんそう

し歌うた

うこと,サッカー,トレッキング,釣つ

7. I was born in Xanxerê City, south region of Brazil in

1988. I got my undergraduate degree in Agronomy

at Santa Catarina State University and master’s

degree in Soil Science and Plants Nutrition Program

at University of São Paulo. I have been working with

the effect of biochar on soil phosphorus (P) dynamics

and P absorption by plants since my master’s degree.

I am funny, open-minded and reliable person. I seek

to know new cultures and I am open to meet people

who want exchange professional skills, culture and

hobbies. For that, I would like to encourage anyone

to contact me.

- 7 -

■ 中国海洋大学ちゅうごくかいようだいがく

(中ちゅう

国ごく

) ■

水圏すいけん

植物しょくぶつ

生態学せいたいがく

分野ぶ ん や

教授きょうじゅ

吾あが

妻つま

行ゆき

雄お

2014年ねん

11月がつ

16日にち

から 2014年ねん

11月がつ

30日にち

に、平成へいせい

2 6 年度ね ん ど

の 農学部のうがくぶ

短期た ん き

招聘しょうへい

留学生りゅうがくせい

事業じぎょう

に よ り

中国ちゅうごく

海洋かいよう

大学だいがく

の博士は く し

課程か て い

後期こ う き

1年ねん

の于う

佳か

さんと

博士は く し

前期ぜ ん き

課程か て い

1年ねん

の陳ちん

俊琳しゅんりん

さんが水圏すいけん

植物しょくぶつ

生態学せいたいがく

分野ぶ ん や

に来こ

られました。お二人ふ た り

は海藻かいそう

の生理せ い り

生態学的せいたいがくてき

な研究けんきゅう

を 行おこな

っています。研究室けんきゅうしつ

にお

ける海藻かいそう

と 植しょく

食しょく

動物どうぶつ

を 扱あつか

った実験じっけん

への参加さ ん か

お二人ふ た り

の研究けんきゅう

紹介しょうかい

、そして、研究室けんきゅうしつ

のゼミへ

の参加さ ん か

を通つう

じて活発かっぱつ

な交流こうりゅう

を 行おこな

いました。お

二人ふ た り

の希望き ぼ う

で女川おながわ

のフィールドセンターを訪問ほうもん

し、池いけ

田実だみのる

先生せんせい

から新あたら

しい施設し せ つ

の案内あんない

と研究けんきゅう

詳細しょうさい

な説明せつめい

をいただきました。また、宮城県みやぎけん

漁業ぎょぎょう

協同きょうどう

組合くみあい

の七ヶ浜しちがはま

水産すいさん

振興しんこう

センターを訪問ほうもん

し、元気仙沼もとけせんぬま

水産すいさん

試験場しけんじょう

長ちょう

の佐々木さ さ き

良りょう

氏し

より、ノリ養殖ようしょく

およびウニとアサリの人工採じんこうさい

苗びょう

など、施設内しせつない

で行おこな

われている

具体的ぐたいてき

な生産せいさん

工程こうてい

についてお話はな

しを伺うかが

いました(写真しゃしん

参照さんしょう

)。帰国後き こ く ご

、お二人ふ た り

の短期た ん き

留学りゅうがく

の報告会ほうこくかい

があり、

大変たいへん

有ゆう

意義い ぎ

な訪問ほうもん

であった旨むね

、指導し ど う

教員きょういん

の李りー

景じん

玉ゆー

准じゅん

教授きょうじゅ

より連絡れんらく

がきました。お二人ふ た り

の研究けんきゅう

に対たい

する

高たか

いモチベーションに日本人にほんじん

学生がくせい

も刺激し げ き

を受う

けたことと思おも

います。

沿岸えんがん

生物せいぶつ

生産せいさん

システム学がく

分野ぶ ん や

准じゅん

教授きょうじゅ

池いけ

田だ

実みのる

沿岸えんがん

生物せいぶつ

生産せいさん

システム学がく

分野ぶ ん や

では、李琪りーちー

教授きょうじゅ

を中心ちゅうしん

とする中国ちゅうごく

海洋かいよう

大学だいがく

水産すいさん

学院がくいん

の研究者けんきゅうしゃ

との間あいだ

で 10

年ねん

以上いじょう

におよぶ交流こうりゅう

が続つづ

いています。李りー

教授きょうじゅ

は、東北とうほく

大学だいがく

大学院だいがくいん

農学のうがく

研究科けんきゅうか

で学位が く い

を取得しゅとく

した後のち

、中国ちゅうごく

海洋かいよう

大学だいがく

で貝類かいるい

およびナマコ類るい

の遺伝い で ん

育種学的いくしゅがくてき

研究けんきゅう

を精力的せいりょくてき

にすすめています。昨年度さくねんど

から JST産学さんがく

連携れんけい

プロジェクト「閖上ゆりあげ

地域ち い き

の産業さんぎょう

復興ふっこう

・新生しんせい

に向む

けたアカガイの高効率こうこうりつ

複合ふくごう

生産せいさん

システムによるグローバル増ぞう

養殖ようしょく

産業さんぎょう

の開発かいはつ

」(代表者だいひょうしゃ

:木島き じ ま

明博あきひろ

教授きょうじゅ

)がスタートし、中国ちゅうごく

海洋かいよう

大学だいがく

が保ほ

有ゆう

する広大こうだい

な養殖ようしょく

施設し せ つ

を試験地し け ん ち

としてアカガイの効率的こうりつてき

生産せいさん

システムの開発かいはつ

研究けんきゅう

を行おこな

っています。2014年ねん

は、私わたし

たちが 3月がつ

と 10

月がつ

に中国ちゅうごく

海洋かいよう

大学だいがく

に滞たい

在ざい

し、実験じっけん

で飼育し い く

されているアカガイの生育せいいく

状 況じょうきょう

の調査ちょうさ

を行おこな

いました。また、5月がつ

には李りー

教授きょうじゅ

をはじめとする中国ちゅうごく

海洋かいよう

大学だいがく

の貝類増かいるいぞう

養殖ようしょく

に関かか

わる研究者けんきゅうしゃ

のみなさんが訪日ほうにち

し、木島き じ ま

教授きょうじゅ

ともに新潟県にいがたけん

水産すいさん

海洋かいよう

研究所けんきゅうじょ

佐渡さ ど

水産すいさん

技術ぎじゅつ

センターの視察し さ つ

を行おこな

いました。

平成へ い せ い

26年度ね ん ど

学術が く じ ゅ つ

交流こ う り ゅ う

協定き ょ う て い

校こ う

間か ん

交こ う

流りゅう

および活動か つ ど う

実績じ っ せ き

報告ほ う こ く

左ひだり

から22

人目り め

と33

人目にんめ

が、それぞれ于う

佳か

さんと

陳ちん

俊 琳しゅんりん

さん。 右端みぎはし

が佐々木さ さ き

良りょう

氏し

- 8 -

■ 揚よう

州しゅう

大だい

学がく

動どう

物ぶつ

科か

学がく

技ぎ

術じゅつ

学がく

院いん

(中ちゅう

国ごく

) ■

応用おうよう

生命せいめい

科学か が く

専攻せんこう

教授きょうじゅ

麻あ

生そう

久ひさし

揚州ようしゅう

大学だいがく

動物どうぶつ

科学か が く

技術ぎじゅつ

学院がくいん

と東北とうほく

大学だいがく

農学のうがく

研究科けんきゅうか

は、2004年ねん

12月がつ

に部局間ぶきょくかん

学術がくじゅつ

交流こうりゅう

協定きょうてい

を締結ていけつ

し、

職員しょくいん

・大学だいがく

院生いんせい

の学術がくじゅつ

交流こうりゅう

を継続的けいぞくてき

に活発かっぱつ

に実施じ っ し

した。この成果せ い か

が認みと

められ、2008年ねん

6月がつ

には大学間だいがくかん

交流こうりゅう

協定きょうてい

締結ていけつ

に発展はってん

した。大学間だいがくかん

交流こうりゅう

協定きょうてい

に基もと

づき、大学だいがく

院生いんせい

の相互そ う ご

交流こうりゅう

のため、揚州ようしゅう

大学だいがく

から

大学だいがく

院生いんせい

の短期た ん き

留学りゅうがく

を毎年まいとし

受う

け入い

れて、学生がくせい

対象たいしょう

とした動物どうぶつ

科学か が く

に対たい

する研究会けんきゅうかい

、情報じょうほう

交換こうかん

見学けんがく

などを行おこな

っている。

今年度こんねんど

は、陳銀岳(Yinyue Chen)さん、劉正旭

(Zhengxu Liu)さん、陳志遠(Zhiyuan Chen)さ

んが、2014年ねん

10月がつ

5日か

から10月がつ

22日にち

まで18日間にちかん

の東北とうほく

大学だいがく

農学のうがく

研究科けんきゅうか

応用おうよう

動物学どうぶつがく

系けい

への訪問ほうもん

となった。彼かれ

らは揚州ようしゅう

大学だいがく

動物どうぶつ

科学か が く

技術院ぎじゅついん

に所属しょぞく

して、動物どうぶつ

飼養学しようがく

動物どうぶつ

繁殖学はんしょくがく

、動物どうぶつ

育種学いくしゅがく

を専攻せんこう

している。分野ぶ ん や

訪問ほうもん

の際さい

は研究けんきゅう

内容ないよう

の説明せつめい

を受う

け、それぞれの観点かんてん

から

積極的せっきょくてき

に質問しつもん

し、所属しょぞく

学生がくせい

と親した

しく交流こうりゅう

をしました。川渡かわたび

農場のうじょう

には 2泊はく

しました。

川渡かわたび

農場のうじょう

を含ふく

め、応用おうよう

動物どうぶつ

科学か が く

コースに所属しょぞく

する全すべ

ての研究室けんきゅうしつ

を訪問ほうもん

し、教員きょういん

ならびに学生がくせい

達たち

との

交流こうりゅう

を 行おこな

いました。祝日しゅくじつ

は、本学ほんがく

の学生がくせい

と一緒いっしょ

に、仙台せんだい

観光かんこう

を楽たの

しみました。また、本学ほんがく

の大学だいがく

院生いんせい

(応用おうよう

動物どうぶつ

科学か が く

コースの各研究室かくけんきゅうしつ

から2-3名めい

が参加さ ん か

)を相手あ い て

に、彼かれ

らが中国ちゅうごく

で行おこな

っている研けん

究きゅう

をプレ

ゼンテーションしてくれました。本交流ほんこうりゅう

が益々ますます

発展はってん

し、特とく

に両大学りょうだいがく

の若わか

い学生がくせい

達たち

が交流こうりゅう

を通とお

して、お互たが

を刺激し げ き

し合あ

える関係かんけい

になることを期待き た い

したいと強つよ

く感かん

じました。

本交流ほんこうりゅう

事業じぎょう

を実施じ っ し

できたのは、東北とうほく

大学だいがく

大学院だいがくいん

農学のうがく

研究科けんきゅうか

国際こくさい

交流こうりゅう

委員会いいんかい

「国際こくさい

交流こうりゅう

を目的もくてき

とした短期た ん き

招聘しょうへい

留学生りゅうがくせい

事業じぎょう

にかかる経費け い ひ

」に申請しんせい

し、滞在たいざい

経費け い ひ

が認みと

められたお陰かげ

であり、改あらた

めて感謝かんしゃ

いたします。ま

た、応用おうよう

動物学どうぶつがく

系けい

職員しょくいん

と学生がくせい

の皆様みなさま

、そして特とく

に中心的ちゅうしんてき

に 働はたら

いていただいた応用おうよう

動物学どうぶつがく

系けい

委員長いいんちょう

種村たねむら

健太郎けんたろう

教授きょうじゅ

の協 力きょうりょく

に感謝かんしゃ

いたします。

留 学 生りゅうがくせい

3名めい

の動物生理学研究室どうぶつせいりがくけんきゅうしつ

での交 流こうりゅう

( 左ひだり

から、加藤かとう

和雄かずお

教 授きょうじゅ

、 陳ちぇん

志ちゅ

遠えん

君くん

陳ちぇん

銀いん

岳ゆぇ

君くん

、 劉りゅう

正旭ぜんしゅ

君くん

、盧尚建ろーさんぐん

准 教 授じゅんきょうじゅ

。)

中 国ちゅうごく

海洋かいよう

大学だいがく

での歓迎会かんげいかい

の様子ようす

。中国語ちゅうごくご

で友達ともだち

をあら

わす「朋友ぽんよう

」と書か

かれたカードを付つ

けています。

養 殖ようしょく

施設しせつ

でのアカガイ調査ちょうさ

の様子ようす

- 9 -

機能き の う

形態学けいたいがく

分野ぶ ん や

准じゅん

教授きょうじゅ

野の

地ち

智とも

法のり

本学ほんがく

と揚よう

州しゅう

大学だいがく

との研究けんきゅう

交流こうりゅう

協定きょうてい

が締結ていけつ

されて以降い こ う

、約やく

10年ねん

の歳月さいげつ

が経た

ちます。揚州ようしゅう

大学だいがく

からは、

毎年まいとし

3名めい

の大学だいがく

院生いんせい

(修士しゅうし

課程か て い

)が東北とうほく

大学だいがく

を訪問ほうもん

し、21日間にちかん

の短期た ん き

留学りゅうがく

として応用おうよう

動物どうぶつ

科学か が く

コースの

教員きょういん

及およ

び学生がくせい

と交流こうりゅう

を 行おこな

っています。日本に ほ ん

での

短期た ん き

留学りゅうがく

を経験けいけん

した揚州ようしゅう

大学だいがく

の大学だいがく

院生いんせい

からは、

本学ほんがく

の博士は く し

課程か て い

に入学にゅうがく

するなど、本学ほんがく

と揚州ようしゅう

大学間だいがくかん

の交流こうりゅう

は非常ひじょう

に活発かっぱつ

です。ここ数年すうねん

は、本学ほんがく

から2

名めい

程ほど

の教員きょういん

が毎年揚州まいとしようしゅう

大学だいがく

を訪問ほうもん

し、講義こ う ぎ

を 行おこな

ています。今年こ と し

は、 私わたし

と農学のうがく

研究科けんきゅうか

動物どうぶつ

微生物学びせいぶつがく

分野ぶ ん や

の米山裕准よねやまゆうじゅん

教授きょうじゅ

が、中国揚州ちゅうごくようしゅう

大学だいがく

を平成へいせい

26

年ねん

10月がつ

12日にち

から18日にち

まで訪問ほうもん

し、研究けんきゅう

および

教育きょういく

に関かん

する交流こうりゅう

を行おこな

いました。(写真しゃしん

1,写真しゃしん

2)

講義こ う ぎ

には、揚州ようしゅう

大学だいがく

の修士しゅうし

課程か て い

および博士は く し

課程か て い

所属しょぞく

する大学だいがく

院生いんせい

約やく

50名めい

が参加さ ん か

し、非常ひじょう

に盛況せいきょう

した。午後ご ご

2時じ

から米山よねやま

先生せんせい

と二人ふ た り

で講義こ う ぎ

を担当たんとう

ましたが、毎日まいにち

講義こ う ぎ

が終お

わると午後ご ご

5時じ

を既すで

に回まわ

ているという状 況じょうきょう

でした。また、揚州ようしゅう

大学だいがく

の大学だいがく

院生いんせい

の英語え い ご

のレベルは非常ひじょう

に高たか

く、 中国ちゅうごく

の英語え い ご

教育きょういく

のレベルの高たか

さに驚おどろ

かされました。(写真しゃしん

3,

写真しゃしん

4)

講義こ う ぎ

に参加さ ん か

してくれた大学だいがく

院生いんせい

の専門せんもん

は家畜か ち く

栄養生えいようせい

理学り が く

ですが、細菌学さいきんがく

および免疫学めんえきがく

を専門せんもん

とす

る米山よねやま

先生せんせい

や私わたし

の講義こ う ぎ

を、非常ひじょう

に興味きょうみ

を持も

って聞き

てくれました。参加者さんかしゃ

全員ぜんいん

が、日本に ほ ん

の大学だいがく

での研究けんきゅう

に非常ひじょう

に興味きょうみ

を持も

っているということが、学生がくせい

達たち

らはっきりと感かん

じられました。(写真しゃしん

5)

最後さ い ご

になりますが、今回こんかい

の中国ちゅうごく

行ゆ

きの渡航費と こ う ひ

一部い ち ぶ

を、国際こくさい

交流こうりゅう

委員会いいんかい

経費け い ひ

で負担ふ た ん

して 頂いただ

きまし

た。この場ば

を借か

りて、厚あつ

く御礼おんれい

申もう

し上あ

げるととも

に、東北とうほく

大学だいがく

の国際こくさい

交流こうりゅう

の益々ますます

の発展はってん

を祈念き ね ん

致いた

します。

写真しゃしん

2 : 揚 州ようしゅう

大学だいがく

キャンパスにて

( 左ひだり

から、 趙 国 琦ぢゃお ぐぅぉ ちー

先生せんせい

、 王わん

志 躍ぢー ゆぇ

先生せんせい

米山よねやま

先生せんせい

、報告者ほうこくしゃ

、楊やん

章ぢゃん

平ぴん

先生せんせい

、林りん

淼みぃぁぉ

先生せんせい

写真しゃしん

3 : 米山よねやま

先生せんせい

の講義こうぎ

の様子ようす

写真しゃしん

1 : 王わん

学がく

部長ぶちょう

との会談かいだん

(前列ぜんれつ

左ひだり

から

林りん

淼みぃぁぉ

先生せんせい

、王わん

志躍ぢーゆぇ

学がく

部長ぶちょう

、楊やん

章ぢゃん

平ぴん

先生せんせい

趙ぢゃお

国ぐぅぉ

琦ちー

先生せんせい

、後列こうれつ

左ひだり

から米山よねやま

先生せんせい

、報告者ほうこくしゃ

写真しゃしん

4 : 報告者ほうこくしゃ

の講義こうぎ

の様子ようす

写真しゃしん

5 : 揚 州ようしゅう

大学だいがく

趙ぢゃお

教 授きょうじゅ

(前列ぜんれつ

右みぎ

から6人目にんめ

)研 究室けんきゅうしつ

メンバーと共とも

- 10 -

■ 北京工業大学ぺきんこうぎょうだいがく

(中国ちゅうごく

) ■

農業のうぎょう

経営けいえい

経済学けいざいがく

分ぶん

野や

教きょう

授じゅ

伊い

藤とう

房ふさ

雄お

2014年ねん

12月がつ

に「大規模だ い き ぼ

自然し ぜ ん

災害さいがい

からの農業のうぎょう

農村のうそん

復興ふっこう

」をテーマに中国ちゅうごく

で現地げ ん ち

調査ちょうさ

をする機会き か い

あり、その一環いっかん

として 12月がつ

12日にち

に東北とうほく

大学だいがく

と大学間だいがくかん

協定校きょうていこう

を締結ていけつ

している北京ぺ き ん

工業こうぎょう

大学だいがく

を 訪おとず

れ、

同大学どうだいがく

経営けいえい

管理か ん り

学院がくいん

にて震災しんさい

復興ふっこう

に関かん

するヒアリン

グ調査ちょうさ

を実施じ っ し

するとともに、伊藤房いとうふさ

雄お

教授きょうじゅ

が、

同学院どうがくいん

の大学院だいがくいん

修士しゅうし

課程か て い

の学生がくせい

約やく

30名めい

を対象たいしょう

に、

「近年きんねん

の日本に ほ ん

における農業のうぎょう

経済学けいざいがく

研究けんきゅう

の動向どうこう

とそ

の特徴とくちょう

」および「健康けんこう

情報じょうほう

が農産物のうさんぶつ

需要じゅよう

に与あた

える影響えいきょう

」と題だい

する2課題か だ い

について講義こ う ぎ

を行おこな

った。

その後ご

、同学院どうがくいん

の学がく

院長いんちょう

劉りぃぅ

超ちゃお

教授きょうじゅ

、副院長ふくいんちょう

劉りぃぅ

会ふぅぇい

政ぢぉん

教授きょうじゅ

、国際こくさい

交流こうりゅう

合作所がっさくじょ

苗みぃぁぉ

允ゆん

副所長ふくしょちょう

、お

よび協定きょうてい

連絡れんらく

責任者せきにんしゃ

の 趙ぢゃお

立りー

祥しぃぁん

教授きょうじゅ

らと意見い け ん

交換こうかん

を 行おこな

い、今後こ ん ご

東北とうほく

大学だいがく

と北京ぺ き ん

工業こうぎょう

大学だいがく

とのさらなる

交流こうりゅう

発展はってん

に向む

けて、共同きょうどう

研究けんきゅう

の推進すいしん

を図はか

るとともに学生がくせい

・教員きょういん

の交流こうりゅう

をこれまで以上いじょう

に活発化かっぱつか

させるこ

とで合意ご う い

した。

北京ぺ き ん

工業こうぎょう

大学だいがく

は、工学こうがく

のみならず農学のうがく

と関連かんれん

の深ふか

い環境かんきょう

・資源し げ ん

保全ほ ぜ ん

の分野ぶ ん や

においても最先端さいせんたん

研究けんきゅう

に取と

り組く

んでいる中国ちゅうごく

有数ゆうすう

の大学だいがく

であり、今後こ ん ご

は東北とうほく

大学だいがく

大学院だいがくいん

農学のうがく

研究科けんきゅうか

においても多面的ためんてき

な交流こうりゅう

を加速か そ く

せていきたいと考かんが

えている。

■ 上海しゃんはい

海洋かいよう

大学だいがく

(中国ちゅうごく

) ■

水すい

産さん

資し

源げん

化か

学がく

分ぶん

野や

准じゅん

教きょう

授じゅ

山やま

口ぐち

敏とし

康やす

2014年度ね ん ど

は学生間がくせいかん

の交流こうりゅう

が活発かっぱつ

に 行おこな

われまし

た。6月がつ

には学部が く ぶ

特別とくべつ

聴講生ちょうこうせい

として 上海しゃんはい

海洋かいよう

大学だいがく

食品しょくひん

工程こうてい

学院がくいん

3年生ねんせい

何か

暁しゃ

露おる

君くん

が仙台せんだい

に到着とうちゃく

しまし

た。所定しょてい

の手続て つ づ

きを終お

えて、海洋かいよう

生物せいぶつ

科学か が く

系けい

の水産すいさん

資源化し げ ん か

学がく

研究室けんきゅうしつ

に席せき

をおき、学生がくせい

実験じっけん

、学部が く ぶ

授業じゅぎょう

の受講じゅこう

を開始か い し

しました。また、水産すいさん

食品しょくひん

の安全性あんぜんせい

関かん

する研究けんきゅう

テーマで研鑽けんさん

をつみました。10月がつ

には童とん

佳麗じゃりー

君くん

と 曹 銘 涛つぁぉみんたお

君くん

が大学院だいがくいん

の前期ぜ ん き

2年ねん

の課程か て い

講義風景こうぎふうけい

2 講義風景こうぎふうけい

意見いけん

交換こうかん

の様子ようす

秋あき

の水産資源化学分野すいさんしげんかがくぶんや

の旅行りょこう

での楽たの

しい思おも

い出で

の一ひと

マ。前列ぜんれつ

中 央ちゅうおう

(白しろ

い服ふく

)が何か

さんです。

- 11 -

入学にゅうがく

し、それぞれ生物せいぶつ

海かい

洋学ようがく

分野ぶ ん や

および海洋かいよう

生命せいめい

遺伝い で ん

情報じょうほう

システム分野ぶ ん や

に所属しょぞく

されました。また、現在げんざい

前期ぜ ん き

2年ねん

の課程か て い

には劉りぃぅ

申請しぇんちん

君くん

が水産すいさん

資源化学し げ ん か が く

分野ぶ ん や

に王わん

柳りぃぅ

君くん

が生物せいぶつ

海かい

洋学ようがく

分野ぶ ん や

に在籍ざいせき

しており日々ひ び

研究けんきゅう

に取と

り組く

んでいます。

東北とうほく

大学だいがく

と上海しゃんはい

海洋かいよう

大学だいがく

との交流こうりゅう

は農学部のうがくぶ

との部局間ぶきょくかん

交流こうりゅう

から大学間だいがくかん

交流こうりゅう

に発展はってん

し、教 職 員きょうしょくいん

を含め

た交流こうりゅう

を活発かっぱつ

に繰く

り広ひろ

げてきました。今後こ ん ご

、更さら

なる交流こうりゅう

が続つづ

くことを願ねが

っています。

■ 国立こくりつ

台湾たいわん

海洋かいよう

大学だいがく

(台湾たいわん

) ■

生物せいぶつ

海かい

洋学ようがく

分野ぶ ん や

教授きょうじゅ

遠えん

藤どう

宜よし

成なり

平成へいせい

26年ねん

11月がつ

9日か

から 12日にち

まで台湾たいわん

北部ほ く ぶ

の基きー

隆るん

にあ

る国立こくりつ

台湾たいわん

海洋かいよう

大学だいがく

を訪問ほうもん

しました。台湾たいわん

訪問ほうもん

東日本ひがしにほん

大震災だいしんさい

の時とき

以来い ら い

になります(地震じ し ん

が起お

きる前まえ

に搭乗とうじょう

し、地震後じ し ん ご

に台湾たいわん

に到着とうちゃく

しました)。受う

入い

れてくれたのは本ほん

研究室けんきゅうしつ

で博士は く し

の学位が く い

を取と

り、

現在げんざい

国立こくりつ

台湾たいわん

海洋かいよう

大学だいがく

環境かんきょう

生物せいぶつ

漁業ぎょぎょう

科学学かがくがっ

系けい

教授きょうじゅ

をされている蔣ちぁん

國くお

平ぴん

さんです。蔣ちぁん

さんは大学だいがく

の海洋かいよう

センター主任しゅにん

、海洋かいよう

環境かんきょう

化学か が く

・生態せいたい

研究所けんきゅうしょ

所長しょちょう

を兼か

ねておられて大変たいへん

多忙た ぼ う

な方かた

です。10日か

には

学がっ

系けい

の大学だいがく

院生いんせい

と数人すうにん

の教員きょういん

を対象たいしょう

に東北とうほく

大学だいがく

農学部のうがくぶ

や海洋かいよう

生物せいぶつ

科学か が く

系けい

を簡単かんたん

に紹介しょうかい

し、その後あと

私わたし

の研究室けんきゅうしつ

の 研究けんきゅう

内容ないよう

を話はな

しました。 私わたし

研究室けんきゅうしつ

と蔣ちぁん

さんの研究室けんきゅうしつ

の研究けんきゅう

内容ないよう

は共通点きょうつうてん

多おお

く、セミナーの後あと

でポスドクや大学だいがく

院生いんせい

とゆっく

り 話はなし

したり研究けんきゅう

手法しゅほう

を説明せつめい

してもらったりしまし

た(写真しゃしん

1)。その中なか

に鞭べん

毛虫もうちゅう

の電子で ん し

顕微鏡けんびきょう

観察かんさつ

技術ぎじゅつ

をデンマークで学まな

んで来き

た人ひと

がいて、そのノウ

ハウを教おし

えてもらおうと 考かんが

えています。滞在中たいざいちゅう

水産すいさん

試験し け ん

場じょう

の 劉りゅう

燈とん

城ちょん

さん(現在げんざい

の水産すいさん

資源し げ ん

生態せいたい

学がく

分野ぶ ん や

で博士号はくしごう

を取得しゅとく

)を訪たず

ね試験場しけんじょう

の施設し せ つ

や、たま

たますぐ目め

の前まえ

に停泊ていはく

していた台湾たいわん

で 最もっと

も大おお

きい

調査ちょうさ

船せん

を見学けんがく

させてもらいました。劉りゅう

さんはもう 1年ねん

で定年ていねん

だそうです。夕方ゆうがた

には蔣ちゃん

さんも交まじ

えて 3人にん

食事しょくじ

をしましたが、健康上けんこうじょう

の理由り ゆ う

で断酒だんしゅ

している私わたし

に合あ

わせてアルコール抜ぬ

きの食事しょくじ

だったので申もう

し訳わけ

く思おも

っています。次つぎ

の日ひ

は蔣ちゃん

さんの研究室けんきゅうしつ

の学生がくせい

や中国ちゅうごく

から来き

ている教員きょういん

、学生がくせい

と一緒いっしょ

に鼻び

頭角とうじゃお

公園ごんゆぁん

という角つの

のように海うみ

に突つ

き出で

た風光ふうこう

明媚め い び

な公園こうえん

を散策さんさく

し(写真しゃしん

2)、その後あと

で仇 分ちょうふぇん

という山間やまあい

の土地と ち

に小ちい

な土産物屋み や げ も の や

がひしめき合あ

っている観光地かんこうち

を観光かんこう

しました。大変たいへん

興味深きょうみぶか

い所ところ

でした。最近さいきん

は大陸たいりく

と台湾たいわん

の間あいだ

で学生がくせい

や教員きょういん

の交流こうりゅう

が盛さか

んになっているそうです。今回こんかい

宿泊しゅくはく

したのは基きー

隆るん

の街中まちなか

にあるホテルで、有名ゆうめい

夜よ

市いち

にも近ちか

い所ところ

です。夜よる

はほとんど出歩で あ る

きませんでしたが、毎朝まいあさ

丘おか

の上うえ

にある公園こうえん

や商店街しょうてんがい

を散歩さ ん ぽ

しまし

た。のんびり過す

ごすには最適さいてき

の場所ば し ょ

です。蔣ちゃん

さんは初はじ

めて長期ちょうき

に滞在たいざい

した外国がいこく

の町まち

ということで仙台せんだい

に特別とくべつ

愛着あいちゃく

を感かん

じていて、私わたし

が退職たいしょく

する前まえ

にサバティカルで仙台せんだい

を訪問ほうもん

したいと考かんが

えています。その夢ゆめ

が実現じつげん

することを祈いの

っています。

写真しゃしん

1.蒋ちゃん

さん(右端みぎはし

)とその研 究 室けんきゅうしつ

鞭べん

毛 虫もうちゅう

を研 究けんきゅう

しているポスドク

写真しゃしん

2.台湾たいわん

東北端とうほくたん

にある鼻び

頭 角とうじゃお

公 園ごんゆぁん

での散策さんさく

- 12 -

■ ボゴール農科の う か

大学だいがく

・ブラウィジャヤ大学だいがく

・ガジャマダ大学だいがく

(インドネシア)■

国こく

際さい

開かい

発はつ

学がく

分野ぶ ん や

教授きょうじゅ

米よね

倉くら

等ひとし

リンケージプログラム(ヒューマンセキュリティ・

プログラムの下もと

で行おこな

われているダブルディグリー)

を共同きょうどう

実施じ っ し

しているブラウィジャヤ大学だいがく

と、本学ほんがく

おいて 9月がつ

24日か

に大学間だいがくかん

協定きょうてい

を締結ていけつ

した。同どう

大学だいがく

らは、ビスリ学長がくちょう

以下い か

、行政ぎょうせい

経営けいえい

学がく

部長ぶちょう

、同学部どうがくぶ

リンケージプログラム実施じ っ し

責任者せきにんしゃ

など 6名めい

が来仙らいせん

た。また同時ど う じ

に、次期じ き

リンケージプログラムに向む

て、契約けいやく

改定かいてい

のための交渉こうしょう

を 行おこな

っており、インド

ネシア政府せ い ふ

との MOU およびブラウィジャヤ大学だいがく

行政ぎょうせい

経営けいえい

学部が く ぶ

と実施細目じっしさいもく

に関かん

する協定きょうてい

を締結ていけつ

する準備じゅんび

を進すす

めている。2015年ねん

前半ぜんはん

に締結ていけつ

する予定よ て い

でいる。

2010年ねん

3月がつ

に、ボゴール農科の う か

大学だいがく

と大学間だいがくかん

、パジャジャラン大学だいがく

大学院だいがくいん

とは部局間ぶきょくかん

の協定きょうてい

を各々おのおの

結むす

んだが、

5年ねん

が経過け い か

するのでその延長えんちょう

のために3月がつ

に両校りょうこう

を訪問ほうもん

する予定よ て い

でいる。文系ぶんけい

の短期た ん き

留学りゅうがく

受う

け入い

れプログ

ラム IPLA を経済けいざい

系けい

で担当たんとう

しており、ボゴール農科の う か

大学だいがく

からは 1名めい

、昨年さくねん

10月がつ

から本年ほんねん

9月がつ

まで受う

け入い

れた。

同おな

じく大学間だいがくかん

協定校きょうていこう

であるガジャマダ大学だいがく

とは、農学のうがく

部長ぶちょう

ジャムハリ 准じゅん

教授きょうじゅ

(本学ほんがく

修 了しゅうりょう

、農学のうがく

博士は く し

)の

協 力きょうりょく

を得え

て、科研費か け ん ひ

により、高原こうげん

地帯ち た い

でのファーミングシステムの選択せんたく

について、今こん

後ご

3か年ねん

の予定よ て い

調査ちょうさ

研究けんきゅう

を開始か い し

した。

栄養学えいようがく

分野ぶ ん や

教授きょうじゅ

駒こま

井い

三千夫み ち お

白川仁准しらかわひとしじゅん

教授きょうじゅ

が、インドネシアとの二に

国間こくかん

交流こうりゅう

事業じぎょう

共同きょうどう

研究けんきゅう

「米糠こめぬか

の高度こ う ど

再資源化さ い し げ ん か

およ

びその健康けんこう

機能き の う

応用おうよう

に関かん

する国際こくさい

共同きょうどう

研究けんきゅう

」に

採択さいたく

され、 交流こうりゅう

を 行おこな

いました。相手あ い て

国共こくきょう

同研究どうけんきゅう

代表者だいひょうしゃ

である Bogor 農科の う か

大学だいがく

・教授きょうじゅ

Dr. Slamet Budijanto と研究員けんきゅういん

の Dr. Nancy

Dewi Yulianaoy及およ

び Bakrie大学だいがく

講師こ う し

の Dr.

Ardiansyahが、6月がつ

26日にち

に当研究科とうけんきゅうか

を訪問ほうもん

されま

した(写真しゃしん

)。

また、8月がつ

30日にち

から 9月がつ

6日か

までの期間き か ん

で、

白川准しらかわじゅん

教授きょうじゅ

と山形やまがた

大学だいがく

の小関こ せ き

卓也た く や

教授きょうじゅ

(共同きょうどう

研究者けんきゅうしゃ

)がインドネシアのボゴール農科の う か

大学だいがく

等とう

を訪問ほうもん

しました。廃棄は い き

される部分ぶ ぶ ん

の多おお

い米糠こめぬか

有効ゆうこう

利用り よ う

についての 学術がくじゅつ

交流こうりゅう

が 行おこな

われまし

た。また、ビタミン K の新規し ん き

作用さ よ う

(抗こう

炎症えんしょう

作用さ よ う

と性せい

ホルモン産生さんせい

促進そくしん

作用さ よ う

)について、セミナー

を行おこな

い、Sedarnawati Yasni教授きょうじゅ

、Puspo Edi

Griwono講師こ う し

らと、日本に ほ ん

とインドネシアにおける

食品しょくひん

科学か が く

教育きょういく

の相違そ う い

について意見い け ん

交換こうかん

を 行おこな

ました。国際こくさい

共同きょうどう

研究けんきゅう

のため、次じ

年度ね ん ど

も継続けいぞく

して交流こうりゅう

が行おこな

われる予定よ て い

です。

里見総長さとみそうちょう

とビスリ学 長がくちょう

との大学間協定調印だいがくかんきょうていちょういん

の様子ようす

Bogor 農科のうか

大学だいがく

教 授きょうじゅ

と研 究 員けんきゅういん

及およ

Bakrie大学だいがく

講師こうし

が当研究科とうけんきゅうか

を訪問ほうもん

ボゴール農科のうか

大学だいがく

を訪問ほうもん

- 13 -

■ ロシア科学か が く

アカデミーシベリア支部し ぶ

(ロシア) ■

園芸えんげい

学がく

分野ぶ ん や

准じゅん

教授きょうじゅ

金かな

山やま

喜よし

則のり

2014年ねん

6月がつ

23日にち

〜28日にち

にロシアのノボシビ

ルスクで開催かいさい

された国際こくさい

会議か い ぎ

The 9th

International Conference on the

Bioinformatics of Genome Regulation

and Structure/Systems Biology に招待しょうたい

され、金山准かなやまじゅん

教授きょうじゅ

(農学のうがく

研究科けんきゅうか

)他ほか

1名めい

参加さ ん か

し、トマトのオミクス解析かいせき

に関かん

する

講演こうえん

およびポスター発表はっぴょう

を 行おこな

った。本ほん

会議か い ぎ

は、協定先きょうていさき

であるロシアアカデミーシ

ベリア支部し ぶ

が主催しゅさい

するゲノム関連かんれん

科学か が く

に関かん

する伝統でんとう

ある国際こくさい

会議か い ぎ

であることから、バイオインフォマティックスを利用り よ う

したゲノム科学か が く

やシステムバイ

オロジーに関かん

する有益ゆうえき

な知見ち け ん

を得え

ることができた。同時ど う じ

に、ロシア科学か が く

アカデミーシベリア支部し ぶ

の細胞さいぼう

遺伝い で ん

学がく

研究所けんきゅうじょ

の Kochetov博士は く し

の研究室けんきゅうしつ

を訪問ほうもん

してセミナーを行おこな

い、研究室けんきゅうしつ

のメンバーと交流こうりゅう

を深ふか

めること

ができた。さらに今後こ ん ご

の共同きょうどう

研究けんきゅう

に関かん

する打合うちあわ

せを行おこな

った。なお今こん

回かい

の訪問ほうもん

は International Science &

Technology Center のサポートによるものであり、この場ば

を借か

りて謝意し ゃ い

を表ひょう

する。

■ 済州ちぇじゅ

大学校だいがくこう

農業のうぎょう

生命せいめい

科学部か が く ぶ

(韓かん

国こく

) ■

動物生理科学分野どうぶつせいりかがくぶんや

教授きょうじゅ

加か

藤とう

和かず

雄お

今回こんかい

で 3回目か い め

の学術がくじゅつ

交流こうりゅう

を、東北とうほく

大学だいがく

農学のうがく

研究科けんきゅうか

雨宮あまみや

キャンパスで 7月がつ

3日か

に開催かいさい

した。タイ

トルは、New Challenges for Animal Science

Research。開会かいかい

の挨拶あいさつ

を加藤か と う

が、最後さ い ご

の挨拶あいさつ

韓国かんこく

・建国けんこく

大学だいがく

の李相洛り さんらく

学長がくちょう

が行おこな

った。シンポ

ジウム終了後しゅうりょうご

には、全員ぜんいん

で意見い け ん

交換会こうかんかい

を行おこな

い、

次回じ か い

の開催かいさい

について討議と う ぎ

を 行おこな

った。シンポジウ

ムでは、合計ごうけい

5名めい

の研究者けんきゅうしゃ

が講演こうえん

を 行おこな

った。

すなわち、Prof. B.-G. Kim および Prof. K.-W.

Lee(建国けんこく

大学だいがく

、韓国かんこく

)、Prof. S.-G. Roh(東北とうほく

大学だいがく

)、Dr. M. Rose(Aberystwyth大学だいがく

、イギリス)、Prof. C. Chen(Queensland大学だいがく

、オーストラリ

ア)の 5名めい

である。研究けんきゅう

対象たいしょう

とした動物どうぶつ

はマウスなどの実験じっけん

動物どうぶつ

からニワトリ、ブタ、ウシなどで、幅広はばひろ

活発かっぱつ

な議論ぎ ろ ん

が行おこな

われた。今回こんかい

は、済州ちぇじゅ

大学だいがく

の先生方せんせいがた

は都合つ ご う

が付つ

かず不参加ふ さ ん か

となったが、第 1回だい かい

シンポジウム

からの合意ご う い

事項じ こ う

である「学術がくじゅつ

交流こうりゅう

の拡大かくだい

」を目指め ざ

したミニシンポジウムであり、韓国かんこく

以外い が い

の 2国こく

からの

研究者けんきゅうしゃ

が加くわ

わったことは特筆とくひつ

に値あたい

する(写真しゃしん

)。次回じ か い

の開催かいさい

は、ソウルでの開催かいさい

を考かんが

えている。

会議かいぎ

でのコーヒーブレーク

会議かいぎ

参加者さんかしゃ

による集 合しゅうごう

写真しゃしん

- 14 -

■ 台湾たいわん

台北たいぺい

医学い が く

大学だいがく

公衆こうしゅう

衛生えいせい

栄養えいよう

学院がくいん

(台湾たいわん

) ■

栄養学えいようがく

分野ぶ ん や

教授きょうじゅ

駒こま

井い

三千夫み ち お

2 0 1 4年ねん

9月がつ

8日か

、台北たいぺい

医学い が く

大学だいがく

の 陳ちぇん

俊じゅん

榮ろん

教授きょうじゅ

と 楊素やんすー

卿ちん

教授きょうじゅ

が 、 学術がくじゅつ

交流こうりゅう

協定きょうてい

更新こうしん

のために来所らいしょ

しました。台北たいぺい

医学い が く

大学だいがく

から

は 2,3年ねん

ごとに大学院だいがくいん

前期ぜ ん き

課程か て い

修 了 生しゅうりょうせい

または

博士は く し

課程か て い

修 了 生しゅうりょうせい

が出で

ていると思おも

います。短期た ん き

留学生りゅうがくせい

は毎年まいとし

1名めい

程度て い ど

ありましたが、2014年度ね ん ど

は該当者がいとうしゃ

が居お

りませんでした。数人すうにん

の当研究科とうけんきゅうか

の大学だいがく

院生いんせい

が個人的こじんてき

に訪問ほうもん

したようですので、

公式こうしき

に訪問ほうもん

できるよう、指導し ど う

したところです。

学術がくじゅつ

交流こうりゅう

協定きょうてい

が更新こうしん

されましたので、東北とうほく

大学側だいがくがわ

からの短期た ん き

留学りゅうがく

も視野し や

に入い

れた活動かつどう

が必要ひつよう

だと考かんが

えております。

■ モンゴル農業のうぎょう

大学だいがく

(モンゴル) ■

環境かんきょう

システム生物学せいぶつがく

分野ぶ ん や

准じゅん

教授きょうじゅ

多た

田だ

千ち

佳か

2014年ねん

8月がつ

、モンゴル首都し ゅ と

ウランバートルを流なが

るトール川がわ

河か

川水せんすい

、および、その流域りゅういき

周辺しゅうへん

の井戸い ど

や池いけ

の水みず

の汚染お せ ん

について、2012年ねん

、2013年ねん

に引ひ

き続つづ

き調査ちょうさ

を行おこな

うため、学部が く ぶ

学生がくせい

1名めい

(高田た か だ

萌もえ

さん)お

よび教員きょういん

2名めい

(多田千佳た だ ち か

、吉原よしはら

佑ゆう

)で、モンゴル

農業のうぎょう

大学だいがく

を 訪おとず

れた。今回こんかい

は、これまで同様どうよう

、河か

川水せんすい

や池いけ

、井戸い ど

水みず

の採さい

水すい

、放牧ほうぼく

家畜か ち く

の糞ふん

採取さいしゅ

、ま

た、モデル実験じっけん

についてモンゴル 農業のうぎょう

大学だいがく

研究者けんきゅうしゃ

らの協 力きょうりょく

のもと行おこな

ってきた。分析ぶんせき

につい

ては、モンゴル衛生えいせい

研究所けんきゅうしょ

のメンバーのご協 力きょうりょく

得え

ることができ、また今回こんかい

、たまたまモンゴル衛生えいせい

研究所けんきゅうしょ

にアメリカから来き

た研究者けんきゅうしゃ

らとも会あ

う事こと

でき、モンゴルの環境かんきょう

水すい

について情報じょうほう

交換こうかん

を行おこな

ことができた。 私わたし

たちの研究けんきゅう

結果け っ か

について、調査ちょうさ

時じ

に判わか

った範囲は ん い

で、モンゴルの研究者けんきゅうしゃ

らとディスカ

ッションした。井戸い ど

水みず

の微生物びせいぶつ

による汚染お せ ん

について

は、モンゴルの研究者けんきゅうしゃ

にとってもショックだったよ

うである。さらに、研究者けんきゅうしゃ

だけでなく、これまで、

モンゴル調査ちょうさ

のドライバーとして多大た だ い

なご協 力きょうりょく

を得え

ているドライバーのエルカさんのご自宅じ た く

にもお招まね

きい

ただき、ご家族か ぞ く

とも交流こうりゅう

ができた。皆みな

さん、モンゴルの水みず

環境かんきょう

について関心かんしん

と不安ふ あ ん

をお持も

ちで、今後こ ん ご

陳ちぇん

俊じゅん

榮ろん

教 授きょうじゅ

(学がっ

科長かちょう

)、駒井こまい

研 究けんきゅう

科長かちょう

、楊素やんすー

卿ちん

教 授きょうじゅ

井戸い ど

の水みず

を汲く

む様子ようす

(モンゴル農 業のうぎょう

大学だいがく

ニャム先生せんせい

とドライバー,吉原よしはら

助 教じょきょう

モンゴル農 業のうぎょう

大学だいがく

の学生がくせい

さんと吉原よしはら

助 教じょきょう

- 15 -

是非ぜ ひ

モンゴルでの水みず

環境かんきょう

研究けんきゅう

を続つづ

けてほしいと言い

て 頂いただ

いた。モンゴルでは、家長かちょう

が馬乳ばにゅう

酒しゅ

やウォッカ

で客きゃく

を受入う け い

れ、 杯さかずき

を酌く

み交か

わしてお互たが

いの交流こうりゅう

深ふか

める習なら

わしがあり、その習なら

わしに 従したが

った交流こうりゅう

深ふか

めることができた。

施し

設せ つ

見け ん

学が く

会か い

の実施じ っ し

11月がつ

8日か

、農のう

学がく

部ぶ

・農のう

学がく

研けん

究きゅう

科か

に在ざい

籍せき

する留学生りゅうがくせい

を対たい

象しょう

とした

施設し せ つ

見けん

学会がくかい

を実施じ っ し

しました。今年度は 2014年ねん

6月がつ

にリニューアルオー

プンしたばかりで、展示て ん じ

しているクラゲの種類しゅるい

では世界せ か い

一いち

の規模き ぼ

を誇ほこ

る、山形県やまがたけん

鶴岡市つるおかし

にある加茂か も

水族館すいぞくかん

“クラゲドリーム館かん

”を見けん

学がく

しま

した。 以下い か

は参加者さんかしゃ

の感想かんそう

です。

国際こくさい

海洋かいよう

生物せいぶつ

科学か が く

コース

Dewiで ぇ う ぃ

Triとりぃ

Setyaningrumせ て ぃ あ に ん ぐ る む

This year International students of agriculture department visited Kamo Aquarium in Tsuruoka

City, Prefecture Yamagata. We enjoyed the seal and sea lion feeding show, exhibition of Japanese

freshwater and marine fish, and especially the Jellyfish. It was really a pleasure to see numerous

kinds of Jellyfish. They float calmly just follow the flow, glow when you ‘greet’ them with light. It

looked like that they wanted to tell me ‘just be calm and keep moving’. Wow, there is always

something we can learn from nature. The aquarium was a great educational place. It was also

provided with lectures where we are introduced with Jellyfish’s life history and their mysteries. The

excursion program was fun because I can know something new in Japan while making friends from

other countries.

国際こくさい

海洋かいよう

生物せいぶつ

科学か が く

コース

CHEち ぇ ー

, Leoれ お

J.

As a scientist and an artist, I’ve always believed that inspiration always comes from the world

around me. However, it rarely actually comes looking for me. As a result, I always make it a point to

加茂か も

水族館すいぞくかん

“クラゲドリーム館かん

”にて

モンゴルの草原そうげん

で虹にじ

を見み

つけた

- 16 -

get around as much as possible so as to see as much of the world around me and increase my chances

of finding inspiration. Coming to Japan on its own may already be satisfying to some who feel that

simply being out of one’s home country is sufficient, but I believe that actually taking the

opportunities to go to different places, to see different things, and to learn about it all is definitely

necessary to make the most of these chances. Learning and finding inspiration are both active

processes, and being out there is a good way to start.

I was quite excited at the prospect of the trip to Kamo Aquarium, as I had yet to have a chance to

get a good look at any public aquarium in Japan at the time, and was something I was hoping to do

very soon, as a marine biology student. However, I must say that travel around Japan at this time of

the year is fantastic, due to the changing of the color of the leaves and the beginning of the appearance

of snow in the high mountains. It was a truly Japanese scenery, at least from my expectation. The

three hour trip was a somewhat tiring, but the autumn view made it much more bearable.

The aquarium itself was a pleasant experience, especially given that they had recently transferred

to their new building. The entry way was very well lit with the light coming in from the skylight, and

the café there had a breathtaking view of the coast. I would’ve liked to see the sunset there, though

time constraints didn’t allow that. The animal displays were very engaging as well, with the thematic

support of the animals making their presence feel much more natural. I was particularly happy with

an impressive display of a large number of young salmon that simply formed a solid silver mass in

the tank, without overcrowding them of course. Still, the main attraction of Kamo Aquarium was the

jelly fish exhibitions, and they definitely do not disappoint. The displays definitely help viewers feel

a certain proximity to the organisms, helping with the appreciation of the scale of these creatures.

This was particularly notable with the display of the larger jellyfish, which are quite spectacular up

close. I also particularly liked the jellyfish bar, where the various stages of the moon jellyfish’s life

cycle were on display. It was very well styled and a pleasure to look at. Finally though, I think the

World of Jellyfish is probably the most impressive display, just for its sheer size and scale.

Finally, the jellyfish lecture provided by the aquarium staff was very enlightening. I have

previously learned about jellyfish and their life histories in my home country, but being able to see

and interact with these different stages was amazing. Also, actually seeing the firing of the

nematocysts was breath taking, as that was something I’ve never had the privilege of seeing before.

The frequency and the speed of the firing of the nematocysts were amazing. Hearing about the

experience of the aquarium staff in their research of the jellyfish was also great, as details on their

research experience gave some deeper insight into the effort that went into putting these exhibits

together and definitely made me appreciate these exhibits more. It’s always great to hear about the

experience of different researchers in their line of work, as each is unique and exciting. All in all, the

experience was very satisfying and gave me plenty to think about.

クラゲ学 習 会がくしゅうかい

参加者さんかしゃ

の様子ようす

加茂か も

水族館すいぞくかん

副 館 長ふくかんちょう

奥 泉おくいずみ

和也かずや

さんによるクラゲ学 習 会がくしゅうかい