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D010 橋梁 _上部工 ( 1 / 12 ) <詳細情報>橋梁(上部工) 【道路施設基本データ作成ツールによる<詳細情報>橋梁(上部工)入力画面までの操作】 「<工種情報>橋梁」入力画面から操作を行います。 「<詳細情報>橋梁(上部工)」入力画面 Ⅰ.作成単位 橋梁(上部工)データ(1件)の作成単位は、<工種情報>橋梁データ毎から 最小作成単位の上部工構造体毎に作成する。 ①<工種情報>橋梁の作成単位毎とする。 ②上部工構造体毎に作成する。 上部工の構造体は橋梁(親データ)の作成単位毎に構造形式が異なる単位 または目地により縁が切れたら別のものと考える。従って、単純桁は起点側から 連数分作成する。 上図では、1橋に対し、10個の上部工データを作成する。 「新規追加」ボタンを押す。

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D010 橋梁 _上部工 ( 1 / 12 )

<詳細情報>橋梁(上部工)

【道路施設基本データ作成ツールによる<詳細情報>橋梁(上部工)入力画面までの操作】 「<工種情報>橋梁」入力画面から操作を行います。

「<詳細情報>橋梁(上部工)」入力画面

Ⅰ.作成単位橋梁(上部工)データ(1件)の作成単位は、<工種情報>橋梁データ毎から最小作成単位の上部工構造体毎に作成する。

①<工種情報>橋梁の作成単位毎とする。②上部工構造体毎に作成する。

上部工の構造体は橋梁(親データ)の作成単位毎に構造形式が異なる単位または目地により縁が切れたら別のものと考える。従って、単純桁は起点側から連数分作成する。

上図では、1橋に対し、10個の上部工データを作成する。

「新規追加」ボタンを押す。

D010 橋梁 _上部工 ( 2 / 12 )

Ⅱ.「<詳細情報>橋梁(上部工)」入力画面の各項目説明

 1.「データ区分」…【コード選択】該当施設に対して、新設か既設施設の改良/補修か撤去かを選択する。

区分 コード 備  考新設 1 新しい施設を設置した場合改良 2 既設に対し、改良および補修を行った場合撤去 3 既設を取り除いた場合

 2.「構造体番号」図-1の「上部工構造体番号」の通り。また、拡幅に伴う主桁増設の場合、増設部分は別の構造体とする。なお、構造体番号は一橋の中で重複してはならない。

作成例

D010 橋梁 _上部工 ( 3 / 12 )

D010 橋梁 _上部工 ( 4 / 12 )

 3.「平面形状」…【コード選択】該当する構造体の平面形状について代表的なコードを選択する。「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

 4.「起点側斜角左右別」…【コード選択】 5.「起点側斜角」 6.「終点側斜角左右別」…【コード選択】 7.「終点側斜角」

該当する構造体の支承線に斜角のつく場合、左右別(コード選択)および支障点角度(度、分、秒)と橋梁中心線との交角を入力する。構造体の支承線に斜角がつかない場合は「*」とする。

斜角左右別

区分 コード直橋(直線橋) 1斜橋 2曲線橋 3直橋+斜橋 4直橋+曲線橋 5斜橋+曲線橋 6その他 9

D010 橋梁 _上部工 ( 5 / 12 )

 8.「起点側伸縮装置形式」…【コード選択】 9.「終点側伸縮装置形式」…【コード選択】

該当する構造体における起終点側の伸縮装置の構造形式について該当するコードを選択する。「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

D010 橋梁 _上部工 ( 6 / 12 )

 10.「材料区分」…【コード選択】主構造の材料について該当するコードを選択する。「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

 11.「桁形式区分」…【コード選択】主桁構造の桁形式について該当するコードを選択する。「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

 12.「構造形式」…【コード選択】項目「材料区分」で選択した内容から、該当する構造形式コードを選択する。「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

PC橋においてI桁は、T桁に含めて考える。小分類できない場合は、「その他」コードを選ぶ。SRC橋の場合は、「599」、石橋は「699」、木橋は「799」とする。

区   分 コード 区   分 コード

鋼溶接橋

鋼(鉄)リベット橋

R C 橋

P C 橋

SRC橋

石   橋

木   橋

H 型 鋼

そ の 他

区   分 コード

単 純 桁

連 続 桁

ゲルバー桁

連 結 桁

そ の 他

- 111 - 211 中実床版 311 プレテン床版 411 - 511 - 611 - 711 - 811 - 911- 112 - 212 中空床版 312 プレテン中空床版 412 - 512 - 612 - 712 - 812 - 912- 113 - 213 - 313 ポステン中空床版 413 - 513 - 613 - 713 - 813 - 913- 110 - 210 その他 310 その他 410 - 510 - 610 - 710 - 810 - 910I桁(非合成) 121 I桁(非合成) 221 T桁 321 プレテンT桁 421 - 521 - 621 - 721 I桁(非合成) 821 - 921I桁(合成) 122 I桁(合成) 222 - 322 プレテンT桁(合成) 422 - 522 - 622 - 722 I桁(合成) 822 - 922I桁(鋼床版) 123 I桁(鋼床版) 223 - 323 ポステンT桁 423 - 523 - 623 - 723 I桁(鋼床版) 823 - 923I桁(不明) 124 I桁(不明) 224 - 324 ポステンT桁(合成) 424 - 524 - 624 - 724 I桁(不明) 824 - 924H形鋼(非合成) 125 H形鋼(非合成) 225 - 325 - 425 - 525 - 625 - 725 H形鋼(非合成) 825 - 925H形鋼(合成) 126 H形鋼(合成) 226 - 326 - 426 - 526 - 626 - 726 H形鋼(合成) 826 - 926H形鋼(不明) 128 H形鋼(不明) 228 - 328 - 428 - 528 - 628 - 728 H形鋼(不明) 828 - 928箱桁(非合成) 131 箱桁(非合成) 231 箱桁 331 プレテン箱桁 431 - 531 - 631 - 731 箱桁(非合成) 831 - 931箱桁(合成) 132 箱桁(合成) 232 - 332 プレテン箱桁(合成) 432 - 532 - 632 - 732 箱桁(合成) 832 - 932箱桁(鋼床版) 133 箱桁(鋼床版) 233 - 333 ポステン箱桁 433 - 533 - 633 - 733 箱桁(鋼床版) 833 - 933箱桁(不明) 134 箱桁(不明) 234 - 334 ポステン箱桁(合成)434 - 534 - 634 - 734 箱桁(不明) 834 - 934- 135 - 235 溝橋(BOXカルバート) 335 溝橋(BOXカルバート) 435 - 535 - 635 - 735 - 835 - 935その他 130 その他 230 その他 330 その他 430 - 530 - 630 - 730 その他 830 - 930

トラス橋 トラス橋 140 トラス橋 240 トラス橋 340 トラス橋 440 - 540 - 640 - 740 トラス橋 840 トラス橋 940タイドアーチ 151 タイドアーチ 251 タイドアーチ 351 タイドアーチ 451 - 551 - 651 - 751 タイドアーチ 851 タイドアーチ 951ランガー 152 ランガー 252 ランガー 352 ランガー 452 - 552 - 652 - 752 ランガー 852 ランガー 952ローゼ 153 ローゼ 253 ローゼ 353 ローゼ 453 - 553 - 653 - 753 ローゼ 853 ローゼ 953フィレンデール 154 フィレンデール 254 フィレンデール 354 フィレンデール 454 - 554 - 654 - 754 フィレンデール 854 フィレンデール 954ニールセン 155 ニールセン 255 ニールセン 355 ニールセン 455 - 555 - 655 - 755 ニールセン 855 ニールセン 955アーチ 156 アーチ 256 アーチ 356 アーチ 456 - 556 - 656 - 756 アーチ 856 アーチ 956その他 150 その他 250 その他 350 その他 450 - 550 - 650 - 750 その他 850 その他 950

ラーメン橋 ラーメン橋 160 ラーメン橋 260 ラーメン橋 360 ラーメン橋 460 - 560 - 660 - 760 ラーメン橋 860 ラーメン橋 960I桁 171 I桁 271 I桁 371 I桁 471 - 571 - 671 - 771 I桁 871 I桁 971箱桁 172 箱桁 272 箱桁 372 箱桁 472 - 572 - 672 - 772 箱桁 872 箱桁 972トラス 173 トラス 273 トラス 373 トラス 473 - 573 - 673 - 773 トラス 873 トラス 973その他 170 その他 270 その他 370 その他 470 - 570 - 670 - 770 その他 870 その他 970I桁 181 I桁 281 I桁 381 I桁 481 - 581 - 681 - 781 I桁 881 I桁 981箱桁 182 箱桁 282 箱桁 382 箱桁 482 - 582 - 682 - 782 箱桁 882 箱桁 982トラス 183 トラス 283 トラス 383 トラス 483 - 583 - 683 - 783 トラス 883 トラス 983その他 180 その他 280 その他 380 その他 480 - 580 - 680 - 780 その他 880 その他 980

その他 その他 199 その他 299 その他 399 その他 499 その他 599 その他 699 その他 799 その他 899 その他 999

その他SRC橋 石橋 木橋 H型鋼鋼溶接橋 鋼(鉄)リベット橋 RC橋 PC橋

斜張橋

吊橋

     材料区分構造形式

床版橋

桁橋

アーチ橋

D010 橋梁 _上部工 ( 7 / 12 )

(例)主構造の材料が「PC橋」、構造形式が桁橋のプレテンT桁の場合  →  421

D010 橋梁 _上部工 ( 8 / 12 )

 13.「路面位置」…【コード選択】路面位置について該当するコードを選択する。

 14.「主桁主構本数」主桁本数を入力する。

 15.「主桁主構高さ」主桁または主構高さの最大値を入力する。

例)

 16.「主桁主構間隔」主桁または主構間隔(中心から中心)の最大値を入力する。

例)

区     分 コ-ド

上路橋 路面が主桁(主構)の上部にあるもの中路橋 〃 〃 中間部 〃下路橋 〃 〃 下部 〃二層橋 路面が上下の二段になっているもの

主桁主構高さウェブ高

フランジ厚

フランジ厚

主桁主構間隔 主桁主構間隔

D010 橋梁 _上部工 ( 9 / 12 )

 17.「床版材料」…【コード選択】床版材料について該当するコードを選択する。「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

 18.「床版厚さ」コンクリート床版の最小の厚さを入力する。コンクリート床版以外は「*」を入力する。

 19.「架設年月日」架設年月日(年は西暦)を入力する。(YYYY年MM月DD日:「YYYYMMDD」と8桁で入力)

例) 2005年3月 → 200503

 20.「鋼上部工表面処理」…【コード選択】鋼上部工が耐候性鋼材の場合、その表面処理について該当するコードを選択する。鋼上部工が耐候性鋼材でない場合、「*」を選択する。

 21.「塗装年月日」該当する構造体について、新設時の塗装年月日(年は西暦)を入力する。(YYYY年MM月DD日:「YYYYMMDD」と8桁で入力)以下の場合は、「*」を入力する。  ・新設時でも塗装がなされていない場合(PC、RC橋等)  ・新設時以外の場合

例) 2005年3月 → 200503

なお、塗り替えについては、<詳細情報>橋梁(塗装歴)にてデータを作成する。

区   分 コード

鋼 系コンクリート系

そ の 他

区   分 コード

裸使用 一部表面処理

全面 〃

D010 橋梁 _上部工 ( 10 / 12 )

 22.「プライマー下塗塗料」…【コード選択】構造体の新設時でのプライマーおよび下塗り塗料について該当するコードを選択する。以下の場合は、「*」を選択する。  ・新設時でも塗装がなされていない場合(コンクリート橋等)  ・新設時以外の場合「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

 23.「中塗塗料」…【コード選択】 24.「上塗塗料」…【コード選択】

構造体の新設時での中塗塗料、上塗塗料について該当するコードを選択する。以下の場合は、「*」を選択する。  ・新設時でも塗装がなされていない場合(コンクリート橋等)  ・新設時以外の場合「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

区     分 コード

長ばく型エッチングプライマー 短ばく型エッチングプライマー 有機質ジングリッチプライマー 無機質ジングリッチプライマー 塩化ゴム系プライマー エポキシ樹脂プライマー 溶融亜鉛めっき 亜鉛溶射 アルミ溶射 鉛丹さび止めペイント1種 鉛丹さび止めペイント2種 鉛系さび止めペイント1種 鉛系さび止めペイント2種 亜酸化鉛さび止めペイント1種 亜酸化鉛さび止めペイント2種 塩基性クロム酸鉛さび止めペイント ジアミド鉛さび止めペイント1種 ジアミド鉛さび止めペイント2種 ジンクロメートさび止めペイント1種 ジンクロメートさび止めペイント2種 鉛酸カルシウム下塗り塗料 塩化ゴム系下塗り塗料 エポキシ樹脂下塗り塗料 そ の 他

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59

区    分 コード

長油性フタル酸樹脂中塗り塗料 長油性フタル酸樹脂上塗り塗料 フェノール樹脂系M10塗料 エポキシ樹脂系M10塗料 アルミニウムペイント中塗り タールエポキシ樹脂塗料 塩化ゴム中塗り塗料 塩化ゴム上塗り塗料 ポリウレタン樹脂用中塗り塗料 ポリウレタン樹脂上塗り塗料 フッソ樹脂用中塗り塗料 フッソ樹脂上塗り塗料 そ の 他

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D010 橋梁 _上部工 ( 11 / 12 )

 25.「本体塗料面積」該当する構造体の本体塗装面積を入力する。以下の場合は、「*」を入力する。  ・新設時でも塗装がなされていない場合(コンクリート橋等)  ・新設時以外の場合

 26.「高欄塗料面積」該当する構造体の高欄塗装面積を入力する。以下の場合は、「*」を入力する。  ・新設時でも塗装がなされていない場合  ・新設時以外の場合

 27.「塗装色」代表的な色を選定し、日本塗装工業会の定めるコードを入力する。以下の場合は、「*」を入力する。  ・新設時でも塗装がなされていない場合(コンクリート橋等)  ・新設時以外の場合

例) 緑 →  A12-637ライトグレー →  H1-1003

 28.「塗装会社」塗料を製造した会社名を入力する。以下の場合は、「*」を入力する。  ・新設時でも塗装がなされていない場合(コンクリート橋等)  ・新設時以外の場合

 29.「PC鋼材材質」…【コード選択】PC鋼材の材質について該当するコードを選択する。PC鋼材以外は「*」を選択する。「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

区  分 コード 区  分 コード SWPR1A、 11  SBPR930/1080 17 SWPD1  (SBPR95/110) (SWPR1)  (SBPC110) SWPR2 12  SBPR930/1180 18 (SWPC2)  (SBPR95/125) SWPR7A 13  (SBPC125) (SWPC3)  SWPR1B 20 SWPR7B 14  SBPR930/1030 21 SWPR19 15  (SBPR80/105) (SBPR80/95) 16  その他 99 (SBPC95)

D010 橋梁 _上部工 ( 12 / 12 )

 30.「PC鋼材緊張工法」…【コード選択】PC鋼材の緊張工法について該当するコードを選択する。PC鋼材以外は「*」を選択する。「その他」を選択した場合、「予備1」~「予備5」項目へ該当名称を入力する。

 31.「主桁コンクリート強度」主桁のコンクリート強度(kgf / cm2)を入力する。コンクリート以外は「*」を入力する。

例)  強度 kgf / cm2=270  →  270

 32.「床版コンクリート強度」床版のコンクリート強度(kgf / cm2)を入力する。コンクリート以外は「*」を入力する。

例)  強度 kgf / cm2=270  →  270

 33.「予備1」 34.「予備2」 35.「予備3」 36.「予備4」 37.「予備5」

「<詳細情報>橋梁(上部工)」の入力項目で以下のような場合、予備項目へ入力する。(それ以外は未入力)

  ・【コード選択】項目で「その他」を選択した場合、該当する名称を入力する。  ・上記以外に必要とする情報(道路施設基本データ審査機関了承のもと)

1項目の入力範囲は、全角10文字(半角20文字)までとする。1項目に収まらない場合は次の項目に続きを入力すること。

  例) "国土交通省東北地方整備局"と入力する場合   予備1 国土交通省東北地方整

予備2 備局

複数の項目で「その他」コードを選択した場合、先頭に項目番号を入力すること。(項目番号とは、入力画面左端列のNo.のこと)

  例) No.5の項目に"宮城県"、No.10の項目に"仙台市"と入力する場合予備1 5:宮城県予備2 10:仙台市