新たなiotクラウドを利⽤したサービスの⾼度化に関する提案...

株式会社ＮＴＴデータ

新たなIoTクラウドを利⽤したサービスの⾼度化に関する提案趣旨説明

2016/10/14

Copyright(C)2015 NTT DATA CORPORATION 1

１．IoT（Internet Of Things）を取り巻く状況〜IoTとは〜

テクノロジーの進化に伴い、モノ・ヒトがこれまでに無く広範囲・⾼密度でつながることで、ビジネス環境が根本から変わろうとしています。

①デバイスの⾼性能化汎⽤化・低価格化

②通信ネットワークの⾼速⼤容量化・低価格化

③ソフトウェアのオープン化・クラウド化

テクノロジ

の進化

つながるデバイス

⾃販機

EV充電器

スマフォ

スマートメータ

⾃動⾞/EV

蓄電池

家電機器ソーラーパネル

カーナビセキュリティ機器

医療機器

ホームゲートウェイ

販促事業者

流通⼩売業界

製造業界

官公庁/公共団体

⾃動⾞業界

⾦融/保険業界

ヘルスケア業界

2020年には、250億個のデバイスがつながり・・

・・モノとヒトがより有機的に結合していくことで、⼤きな利便性とビジネス価値が⽣まれる


⾃販機オンライン機器遠隔監視・故障予兆分析

橋梁センサー監視「Brimos」漏⽔検知

２．当社のIoTの取り組み

NTTデータは、IoTテクノロジーを蓄積し、様々な社会・企業インフラ領域のプロジェクトにおいて適⽤実績を有しております。

防災情報収集

デバイス単体の活⽤

⾼度化（より⼤規模に、情報収集から分析、情報配信、⾃動制御へ）

活⽤分野の拡⼤

⾃動⽔洗

体温計

ＮＷで情報収集

他システムと連動した⾼度な制御

アメダス

河川情報システム

震度情報ＮＷシステム

⼟砂災害警戒情報システム

⾃動改札ＥＴＣゲート

スマートグリッド

⾞両運⾏⽀援（⾃動⾞、列⾞）

交通渋滞情報配信（カーナビ等）

マウス

⼈感センサー付照明

百葉箱

エアコン、冷蔵庫など家電

⽔道、ガス、電⼒メータスマートシティ

スマートコミュニティファームウェア更新

（⾃動⾞、家電等）

端末情報管理（PC・スマートフォン等）

異常監視・対策（橋梁・トンネル・⽔道インフラ）

交通管制（信号機、標⽰板等）

在庫管理・配達員派遣(⾃動販売機等）

銀⾏ATM

⼯場制御（製造業、農業）

＜IoTによる情報活⽤分野の拡⼤と当社の取り組み＞NTTデータの取り組み

（抜粋）

情報分析、情報配信、⾃動制御


・「IoT基盤サービス」は、お客様が現場のデバイス(センサー・装置）データをたやすく、迅速に収集することを⽀援するクラウド型のネットワーク基盤システムです。

ＩｏＴ基盤サービスお客様プラント/センサー/デバイス

現地機器お客様の業務コンテンツ

・・・

お客様

業務システム

お客様

業務システム

お客様

業務システム

センサー

センサー

センサー

PLC

フィールド

端末

カメラ

センサー

センサー

センサー

フィールド

端末

カメラ

ＡＰＩ

クラウドセンター設置フィールド

お客様担当者

ﾄﾗﾌﾞﾙ?

貸出し・端末故障時の交換対応（ｻｰﾋﾞｽ時ｵﾌﾟｼｮﾝ）

3G/有線回線（ｻｰﾋﾞｽ時ｵﾌﾟｼｮﾝ）

ＩｏＴクラウド基盤

クラウドセンター

Ａデータ伝送サービス

Ｂﾌｨｰﾙﾄﾞ回線ｻｰﾋﾞｽ

Ｃﾌｨｰﾙﾄﾞ端末ｻｰﾋﾞｽ

ｺｰﾙｾﾝﾀｻｰﾋﾞｽ

メールサーバ

３．当社のIoTクラウドの概要（１／３）〜全体構成〜

プラント

機器

プラント


■様々な回線への適⽤- 有線、無線、光(⾃営）に適⽤した装置構成-フィールド端末からクラウドセンタ間の回線として、3G回線（NTTDocomo、au、Softbank等各キャリアの閉域網契約、MVNO事業者との閉域網契約、インターネット経由接続（フレッツ回線、衛星回線）並びに広域イーサ等のIP網通信が可能な回線を引込可能

■フィールド端末にマイクロサーバを採⽤- 今までのテレメータ通信専⽤機器と⽐較し、低価格なハードウエアを利⽤可能- Linux並びにjavaが稼働すればソフトウエアが動作可能- 運転設定(パラメータ）、ソフトウエアを遠隔により変更可能- 遠⽅遠隔地にフィールド端末が設置されている場合の保守要員駆付けを削減

■通信プロトコルIoT、OneM2M(M2M関連)での標準プロトコルを採⽤- 通信ヘッダを極⼒⼩さくした、軽量伝送プロトコルによる、伝送量削減- ⼤量にデバイスが接続されることを前提とした通信形態

３．当社のIoTクラウドの概要（２／３）〜特徴〜

5Copyright © 2012NTT DATA Corporation

固定周期データ収集・リアルタイム提供サービス

データ蓄積・リクエスト提供サービス

遠隔機器操作サービス

監視・通知サービス

固定周期でお客様デバイスからのセンサデータ・画像データを収集し、上位システムに情報提供

クラウドへ伝送されたデータを⼀定期間蓄積蓄積されたセンサデータや画像データを上位システムに情報提供

お客様業務システムからのクラウドサーバに対するAPIの呼び出しによりフィールド端末を介してフィールド端末に接続されたお客様デバイスを制御

デバイスから収集したセンサデータ値に対する異状とIｏＴ基盤サービスのシステム運転状態の異常を検知し、メールで通知

フィールド端末パラメータ設定変更サービス

設定変更⽤Webシステムを⽤い、パラメータをサーバで集中管理。稼働中のフィールド端末に関するエンジニアリングパラメータを確認・変更

３．当社のIoTクラウドの概要（３／３）〜サービス機能概要〜

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４．本提案の範囲

通信

基盤

通信

基盤

高度化アプリ

基本アプリ基本アプリ

高度化アプリ

現場端末（新規デバイス）クラウド

BIGデータ業務アプリ

解析分析アプリ

新規センサー

新規カメラサブテーマ＜１＞

サブテーマ＜２＞

サブテーマ＜３＞

サブテーマ＜４＞

・提案の範囲は、「IoT基盤サービス」に対して、４つのサブテーマを対象とします。単独、組み合わせも可能です。本件以外の提案内容も受け付けますが、確認をさせてください。

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５．ご提案いただきたい内容について

本テーマの提案書には、以下の内容について、記述をください。わからない項⽬に無理に記述をいただかなくても結構です。

提案項目提案いただきたい内容

１提案するビジネスの新規性提案するビジネスが新規で、魅力あるものかについて、ご提案ください。

２提案するビジネスの実現性提案するビジネスを実現するための役割分担、販売先の目途などビジネスの実現性について、ご提案ください。

３ビジネス上の課題３年先までのビジネス上の課題とその解決方法について、記述ください。

４ IOTクラウドとの技術の親和性当社のIOT基盤をどのように利用する予定かをご提案ください。

５技術やサービスの新規性提案する技術やサービス等について新規性や魅力をご提案ください。

６技術的課題技術的課題とその課題方法について記述ください。


■機械学習⾳、振動、センサーデータなどのデータから異常を検知し、予防保全に活⽤するプロジェクトの解析エンジン部分を提供いただき、クラウドと接続し、サービスとして提供するプロジェクト。⼤⼿機械メーカーで実証実験が進⾏中です。

6．過去のコンテストにおける提案でプロジェクト進⾏中の例

■セキュリティー検知センサーデータの異常パタンからプラントの異常やセキュリティー検知を即時に発⾒するエンジンをクラウドとして接続し、サービス化を⽬指しています。経済産業省の実証事業で採⽤がきまりシステム構築中です。

■ＩｏＴ端末の開発インフラ等で利⽤可能なＩｏＴの簡易端末を開発し、上下⽔道等のインフラのプラント監視・制御に適⽤を検討しています。現在、開発にむけたビジネス化検討を進⾏中。

■３６０度カメラとの接続オリンピック等のセキュリティーを考えた監視⽤カメラをクラウドと接続し、アプリケーションを共同開発予定。現在、接続確認まで完了。

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