企業it動向調査2019 2018年度調査)16.2 15.3 5.1 5.5 5.5 7.7 8.6 8.3 19.9 17.2 16.9 0% 20%...

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企業IT動向調査2019 2018年度調査) 2019418一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 CJUAS 2019 1 ~データで探るユーザー企業のIT動向~ 報告発表資料

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  • 企業IT動向調査2019 (2018年度調査)

    2019年4月18日一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会

    (C)JUAS 2019 1

    ~データで探るユーザー企業のIT動向~

    報告発表資料

  • アンケート調査定点観測+重点テーマ

    18年10月に実施

    インタビュー調査重点テーマを中心に

    18年10月~19年 1月に実施

    • 94年度以来過去25年間継続して実施、経年変化をふまえた分析

    • アンケートとインタビューの複合効果• 年度別に重点テーマを設定• ユーザー企業中心の動向調査

    ・ユーザー企業IT部門長:52社

    JUAS調査の特徴

    IT部門に問われる「デジタル変革力」

    今回の重点テーマ

    調査報告2019年4月26日発刊

    • ユーザー企業IT部門4000社対象• 約24ページ(WEB調査と併用)・有効回答:1103社(回答率28%)

    調査委員会、調査部会による分析

    企業IT動向調査2019(2018年度調査)の概要

    (C)JUAS 2019 2

  • 調査委員会(全体的な方針等を審議)

    (C)JUAS 2019 3

    ※敬称略、企業名五十音順

    (2019年4月現在)

    1 委 員 長 能 丸 実日産自動車株式会社

    グローバル情報システム本部 理事 本部長

    2 委 員 三谷慶一郎株式会社NTTデータ経営研究所

    エグゼクティブ・オフィサー

    3 委 員 大熊眞次郎 カシオ計算機株式会社 情報開発部長

    4 委 員 堀 内 秀 明ガートナージャパン株式会社 リサーチ&アドバイザリ部門

    アプリケーションズ マネージング バイス プレジデント

    5 委 員 西 川 清 二 ドコモ・システムズ株式会社 代表取締役社長

    6 委 員 室 脇 慶 彦 株式会社野村総合研究所 理事

    7 委 員 志 村 近 史株式会社野村総合研究所 人材開発部 /

    東京工業大学大学院

    8 委 員 竹 村 幸 子 ヤマト運輸株式会社 デジタル戦略推進部長

    9 委 員 吉 本 康 徳 UCCホールディングス株式会社 専務取締役

  • 調査部会(分析・執筆を担当)

    (C)JUAS 2019 4

    事務局: 宮下 清 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 常務理事浜田 達夫 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 参与赤塚 美保 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 事務局渡邉 梨沙 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 事務局

    ※敬称略、企業名五十音順

    (2019年4月現在)

    1 部 会 長 志 村 近 史 (株)野村総合研究所 人材開発部 / 東京工業大学大学院

    2 副 部 会 長 大 熊 眞 次 郎 カシオ計算機(株) 情報開発部長

    3 副 部 会 長 竹村 幸子 ヤマト運輸(株) デジタル戦略推進部長

    4 委 員 早乙女 真(株)NTTデータ経営研究所 情報戦略事業本部 デジタルイノベーション

    コンサルティングユニット IT戦略コンサルティンググループ シニアスペシャリスト

    5 委 員 中尾 晃政ガートナージャパン(株) リサーチ&アドバイザリ部門

    ソーシング&ITマネジメント プリンシパル アナリスト

    6 委 員 村上 和宏 関西電力(株) 送配電カンパニー 情報技術センター システム統括グループ

    7 委 員 向 正道日鉄ソリューションズ(株) ITインフラソリューション事業本部

    NSFITOS 企画推進センター 専門部長 兼 人事本部 人材開発部 専門部長

    8 委 員 中馬 俊比古 全日本空輸(株) デジタル変革室 企画推進部 企業・業務チーム マネージャー

    9 委 員 新開 康司 東京海上日動火災保険(株) IT企画部 基盤グループ 担当課長

    10 委 員 荒木 裕浩 東京ガス(株) IT統括部 IT統括グループマネージャー

    11 委 員 三澤 秀樹東日本旅客鉄道(株) 技術イノベーション推進本部

    システムマネジメント部門 輸送・設備システムグループ 課長

    12 委 員 瀬川 将義 PwCコンサルティング合同会社 パートナー

    13 委 員 中村 浩 (株)三菱UFJ銀行 システム本部 システム企画部 ITアカデミー長

    14 委 員 島田 悠史 (株)リコー デジタル推進本部 第三改革推進部 SHIFT PT

    15 オ ブ ザ ー バ ー 平本 健二 内閣官房 政府CIO上席補佐官 / 経済産業省 CIO補佐

  • 企業IT動向調査2019の重点テーマIT部門に問われる「デジタル変革力」

    5(C)JUAS 2019

    17年度の調査では、好業績企業の増加を背景に、企業のIT予算は頭打ちの傾向から一転、過去最高水準となった。

    その背景にはデジタル化の取組みがある。回答企業のおよそ半分が「AI」や「IoT」、「RPA」などを活用したビジネスのデジタル化を実施または検討中としている。特に「業務プロセスのデジル化」では機械器具製造が、「商品・サービスのデジタル化」では金融業が先行し、こうした業種をはじめとして産業構造を変えるようなデジタル技術の活用についても検討が進んでいる。

    このようなデジタル化の動きは今後さらに進展し、いわゆるデジタルトランスフォーメーション(DX)の段階に入っていくことになると予測される。

    デジタル化にともない、企業のIT部門には、既存の基幹システムやシステム基盤をはじめとしたIT資産の改修・再構築、データマネジメントの実施、人材確保などのリソース戦略といった、デジタル化実現に向けた具体的な課題がでてきている。デジタル化を推し進め、これらの課題に対応するには、IT部門の「デジタル変革力」※を高める必要がありそうだ。

    そこで、18年度はIT部門の「デジタル変革力」の実態と課題を明らかにする。※ 「デジタル変革力」とは、デジタル時代に即した形に事業(ビジネスモデル、プロセス、人材)

    を変革するための意思や力、スキルを意味する。

  • 企業IT動向調査2019 調査結果

    (C)JUAS 2019 6

  • (C)JUAS 2019 7

    主な調査結果

    1. 回答企業のプロフィール

    2. 重点テーマ:「デジタル化」の進展と成果

    3. IT予算・投資マネジメントとの関係

    4. 基幹系システム・マスターデータとの関係

    5. システム開発・IT基盤との関係

    6. グローバルを含む情報セキュリティとの関係

    7. IT人材との関係

    ・ビジネスのデジタル化組織/システム/基盤

    ・システム開発・IT基盤

    ・グローバル戦略・情報セキュリティ

    ・ITトレンド・IT予算・投資マネジメント

    ・企業を支える基幹系システム・マスターデータ

    ・IT人材

  • <業種の特性を把握するため「7つの業種グループ」にまとめて分析>調査対象は例年と変わらず。有効回答企業の業種・規模の分布は昨年度までと大差ないが、サービスが若干(約3ポイント)増加している。

    (C)JUAS 2019 8

    7.3

    7.8

    8.4

    19.4

    20.0

    19.9

    23.3

    24.7

    25.7

    17.2

    16.2

    15.3

    5.1

    5.5

    5.5

    7.7

    8.6

    8.3

    19.9

    17.2

    16.9

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    18年度(n=1103)

    17年度(n=1078)

    16年度(n=1071)

    建築・土木 素材製造 機械器具製造 商社・流通 金融 社会インフラ サービス

    業種グループ18年度

    属する業種件数 割合

    建築・土木 81 7.3 15.建設業

    素材製造 214 19.4 1.食料品、飲料・たばこ・飼料製造業、 2.繊維工業、 3.パルプ・紙・紙加工品製造業、4.化学工業、 5.石油・石炭・プラスチック製品製造、6.窯業・土石製品製造業、7.鉄鋼業、 8.非鉄金属・金属製品製造業

    機械器具製造 257 23.3 9.電気機械器具製造業、 10.情報通信機械器具製造業、11.輸送用機械器具製造業、12.その他機械器具製造業、13.その他の製造業

    商社・流通 190 17.2 22.卸売業、 23.小売業

    金融 56 5.1 24.金融業・保険業

    社会インフラ 85 7.7 16.電気・ガス・熱供給・水道業、 17.映像・音声情報制作・放送・通信業、18.新聞・出版業、21.運輸業・郵便業

    サービス 220 19.9 14.農林漁業・同協同組合、鉱業、 19.情報サービス業、20.宿泊、飲食、旅行サービス業、25.医療業、 26.教育、学習支援、 27.その他の非製造業

    全体 1103 100.0

  • <業績状況>17年度実績に続いて18年度の見込みでも増収増益企業の割合が増加売上高別では売上高1000億円以上の企業で増収増益の割合が大きい傾向

    (C)JUAS 2019 9

    年度別業績(実績と見込み)

    売上高別業績(実績と見込み)

    55.4

    53.6

    43.3

    46.6

    51.8

    60.8

    40.7

    41.1

    40.1

    18.5

    18.2

    19.1

    16.7

    17.8

    18.2

    15.8

    17.4

    17.1

    16.2

    7.7

    9.8

    12.1

    18.9

    16.3

    11.6

    8.9

    16.3

    14.5

    20.2

    29.2

    16.6

    15.1

    21.1

    19.3

    18.4

    14.5

    25.7

    27.2

    23.5

    44.6

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    18年度見込み(n=1041)

    17年度実績(n=1063)

    16年度実績(n=1010)

    15年度実績(n=978)

    14年度実績(n=1076)

    13年度実績(n=1093)

    12年度実績(n=959)

    11年度実績(n=978)

    10年度実績(n=978)

    09年度実績(n=1109)

    増収増益 増収減益 減収増益 減収減益

    55.4

    37.8

    56.0

    52.6

    50.0

    61.1

    66.7

    53.6

    42.1

    46.9

    54.4

    55.6

    57.1

    60.4

    43.3

    36.8

    47.3

    45.9

    41.1

    37.7

    37.8

    18.2

    13.5

    14.2

    20.0

    18.0

    21.2

    20.0

    19.1

    26.3

    19.9

    18.3

    17.7

    19.0

    25.0

    16.6

    26.3

    18.4

    16.6

    18.5

    14.6

    8.9

    9.8

    27.0

    9.3

    10.0

    9.8

    8.1

    4.4

    12.1

    13.2

    13.3

    13.7

    10.5

    12.2

    2.1

    18.6

    15.8

    12.4

    18.2

    25.0

    21.1

    22.2

    16.6

    21.6

    20.4

    17.4

    22.1

    9.6

    8.9

    15.1

    18.4

    19.9

    13.7

    16.1

    11.7

    12.5

    21.4

    21.1

    21.9

    19.3

    15.3

    26.6

    31.1

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=1041)

    10億円未満(n=37)

    10億~100億円未満(n=225)

    100億~500億円未満(n=380)

    500億~1000億円未満(n=122)

    1000億~1兆円未満(n=198)

    1兆円以上(n=45)

    全体(n=1063)

    10億円未満(n=38)

    10億~100億円未満(n=226)

    100億~500億円未満(n=388)

    500億~1000億円未満(n=124)

    1000億~1兆円未満(n=205)

    1兆円以上(n=48)

    全体(n=967)

    10億円未満(n=19)

    10億~100億円未満(n=201)

    100億~500億円未満(n=379)

    500億~1000億円未満(n=124)

    1000億~1兆円未満(n=199)

    1兆円以上(n=45)

    業績

    (18年

    度見

    込み

    )業

    績(17年

    度)

    業績

    (16年

    度)

    増収増益 増収減益 減収増益 減収減益

  • <CIOの設置状況>専任/兼任を合わせ、「役員として定義されたCIOがいる」企業の割合は年々増加業種グループ別では、金融が配置割合で突出している

    (C)JUAS 2019 10

    年度・売上高別CIOの設置状況

    業種グループ別CIOの設置状況

    3.8

    2.6

    2.2

    3.3

    1.6

    6.6

    10.2

    3.1

    0.0

    1.4

    2.2

    2.3

    5.3

    13.0

    11.7

    15.8

    9.1

    11.3

    10.3

    12.2

    32.7

    9.4

    5.3

    6.5

    6.2

    12.2

    14.6

    21.7

    40.1

    31.6

    31.2

    32.8

    49.2

    57.7

    49.0

    42.2

    26.3

    30.2

    38.7

    49.6

    56.3

    52.2

    17.0

    15.8

    16.5

    19.0

    22.2

    12.2

    6.1

    19.1

    15.8

    18.6

    22.2

    23.7

    12.6

    10.9

    27.4

    34.2

    41.1

    33.8

    16.7

    11.3

    2.0

    26.1

    52.6

    43.3

    30.7

    12.2

    11.2

    2.2

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=1101)

    10億円未満(n=38)

    10億~100億円未満(n=231)

    100億~500億円未満(n=400)

    500億~1000億円未満(n=126)

    1000億~1兆円未満(n=213)

    1兆円以上(n=49)

    全体(n=1018)

    10億円未満(n=19)

    10億~100億円未満(n=215)

    100億~500億円未満(n=401)

    500億~1000億円未満(n=131)

    1000億~1兆円未満(n=206)

    1兆円以上(n=46)

    18年

    度17年

    役職として定義されたCIOがいる(専任) 役職として定義されたCIOがいる(他の役職と兼任)IT部門・業務を担当する役員がそれにあたる IT部門・業務を担当する部門長がそれにあたるCIOはいない、あるいはCIOに対する実質的な認識はない

    3.8

    2.5

    3.3

    1.9

    0.5

    21.4

    3.5

    5.5

    11.7

    9.9

    11.7

    11.7

    8.5

    8.9

    17.6

    13.7

    40.1

    42.0

    48.6

    43.6

    38.1

    50.0

    30.6

    29.7

    17.0

    18.5

    16.4

    15.2

    19.0

    12.5

    16.5

    18.7

    27.4

    27.2

    20.1

    27.6

    33.9

    7.1

    31.8

    32.4

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=1101)

    建築・土木(n=81)

    素材製造(n=214)

    機械器具製造(n=257)

    商社・流通(n=189)

    金融(n=56)

    社会インフラ(n=85)

    サービス(n=219)

    役職として定義されたCIOがいる(専任) 役職として定義されたCIOがいる(他の役職と兼任) IT部門・業務を担当する役員がそれにあたる

    IT部門・業務を担当する部門長がそれにあたる CIOはいない、あるいはCIOに対する実質的な認識はない

  • <CISO(セキュリティ担当役員)の設置状況>設置済みは約2割、7割の企業は未検討に留まっている売上高別には、売上高1000億円以上の企業で設置割合が高くなっている

    (C)JUAS 2019 11

    業種グループ別CISOの設置状況

    売上高別CISOの設置状況

    20.4

    18.4

    15.2

    16.3

    19.0

    27.8

    51.0

    8.7

    10.5

    7.8

    9.3

    8.7

    8.5

    6.1

    1.7

    0.0

    1.7

    1.5

    1.6

    1.9

    4.1

    69.2

    71.1

    75.3

    72.9

    70.6

    61.8

    38.8

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=1095)

    10億円未満(n=38)

    10億~100億円未満(n=231)

    100億~500億円未満(n=399)

    500億~1000億円未満(n=126)

    1000億~1兆円未満(n=212)

    1兆円以上(n=49)

    設置済み 検討中 検討後見送り 未検討

    20.4

    17.3

    17.4

    22.0

    10.1

    43.6

    27.1

    22.9

    8.7

    11.1

    8.5

    5.1

    10.1

    10.9

    7.1

    11.0

    1.7

    0.0

    2.3

    0.8

    2.7

    1.8

    2.4

    1.8

    69.2

    71.6

    71.8

    72.2

    77.1

    43.6

    63.5

    64.2

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=1095)

    建築・土木(n=81)

    素材製造(n=213)

    機械器具製造(n=255)

    商社・流通(n=188)

    金融(n=55)

    社会インフラ(n=85)

    サービス(n=218)

    設置済み 検討中 検討後見送り 未検討

  • <経営戦略(企業・事業戦略)とIT戦略の関係がより密接に>売上高別では、売上高1兆円以上の企業が、業種グループ別では、金融がほぼ全社が経営戦略を実現するにはIT戦略が重要と考えている。

    (C)JUAS 2019 12

    業種グループ別経営戦略とIT戦略の関係性

    売上高別経営戦略とIT戦略の関係性

    24.2

    8.6

    17.4

    19.1

    25.8

    52.7

    25.9

    33.3

    48.9

    59.3

    54.0

    50.4

    46.2

    45.5

    49.4

    41.1

    16.6

    25.9

    17.4

    18.4

    17.7

    1.8

    15.3

    13.7

    10.3

    6.2

    11.3

    12.1

    10.2

    0.0

    9.4

    11.9

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=1095)

    建築・土木(n=81)

    素材製造(n=213)

    機械器具製造(n=256)

    商社・流通(n=186)

    金融(n=55)

    社会インフラ(n=85)

    サービス(n=219)

    経営戦略を実現するためにIT戦略は無くてはならない 経営戦略の一施策としてIT戦略がある 経営戦略はIT戦略以外の戦略が重要となる IT戦略自体の検討がなされていない

    23.8

    21.1

    22.9

    19.6

    23.4

    26.9

    53.2

    48.8

    44.7

    43.3

    47.7

    54.0

    56.1

    40.4

    17.0

    18.4

    16.5

    19.3

    16.9

    15.6

    4.3

    10.5

    15.8

    17.3

    13.3

    5.6

    1.4

    2.1

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=1050)

    10億円未満(n=38)

    10億~100億円未満(n=231)

    100億~500億円未満(n=398)

    500億~1000億円未満(n=124)

    1000億~1兆円未満(n=212)

    1兆円以上(n=47)

    経営戦略を実現するためにIT戦略は無くてはならない 経営戦略の一施策としてIT戦略がある

    経営戦略はIT戦略以外の戦略が重要となる IT戦略自体の検討がなされていない

  • (C)JUAS 2019 13

    主な調査結果

    1. 回答企業のプロフィール

    2. 重点テーマ:「デジタル化」の進展と成果

    3. IT予算・投資マネジメントとの関係

    4. 基幹システム・マスターデータとの関係

    5. システム開発・IT基盤との関係

    6. グローバルを含む情報セキュリティとの関係

    7. IT人材との関係

    ・ビジネスのデジタル化組織/システム/基盤

    ・システム開発・IT基盤

    ・グローバル戦略・情報セキュリティ

    ・ITトレンド・IT予算・投資マネジメント

    ・企業を支える基幹系システム・マスターデータ

    ・IT人材

  • (C)JUAS 2019 14

    【ビジネスのデジタル化】

    1. デジタル化の取組みはさらに加速• 商品・サービスのデジタル化は約5割(14.5ポイント増)、プロセスのデ

    ジタル化は約7割(22.4ポイント増)の企業が取り組んでいる• 売上高1000億円を境に取組み状況に大きな差• 取組み割合が高い業種グループは、金融、社会インフラ、サービス、機

    械器具製造。特にサービスは、いずれのデジタル化も大きく進展

    2. 商品・サービスのデジタル化、プロセスのデジタル化における進め方などの違いが明確に• デジタル化による成果の秘訣、デジタル化推進体制、IT部門の役割、

    予算管理枠、外部活用方法などが違いがあった• 一方、デジタル化の取組みに関する課題や有効な取組みはいずれも

    大きな違いはなかった

  • “デジタル化の先進企業”は20%に拡大。未実施は3割以下、約7割が”プロセスのデジタル化”に取組中。

    (C)JUAS 2019 15

    実施中: 「導入済み」または「試験導入中・導入準備中」としている場合検討中: 「検討中」としている場合未実施: 「検討後見送り」「未検討」または「回答なし・該当なし」としている場合

    プロセスのデジタル化実施中 33.5%検討中 35.3%

    デジタル化未実施は3割=7割が取組み(22ポイント上昇)

  • 売上高1000億円を境に取り組み状況に大きな差がある。”いずれも実施中”、”いずれも未実施”で、大きく乖離。

    (C)JUAS 2019 16

  • 取り組み割合の高い業種グループ“いずれも実施中”のTOP3は、金融・社会インフラ・サービス。“サービス”は、いずれのデジタル化も大きく進展。

    (C)JUAS 2019 17

  • 4割弱がデジタル化によるビジネス成果を実感。「成果なし」は5%未満、残り半数は「効果検証中」で成果ありの予備軍。デジタル化の対象により成果の秘訣は異なる。

    (C)JUAS 2019 18

    •顧客ニーズを的確に把握

    •経営層の高い意識による推進

    •スピーディに最適な外部連携の実施

    成果の秘訣

    •部門横断での取組み•データ可視化•スモールスタート

    デジタル化の成果状況

    33.8

    34.5

    32.4

    31.6

    42.9

    2.7

    1.7

    5.7

    0.0

    2.9

    58.1

    56.9

    54.3

    65.3

    51.4

    5.4

    6.9

    7.6

    3.1

    2.9

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=296)

    100億円未満(n=58)

    100億~1000億円未満(n=105)

    1000億~1兆円未満(n=98)

    1兆円以上(n=35)

    プロセスのデジタル化

    成果あり 成果なし 効果検証中 検証していない(今後もしない)

    35.4

    44.4

    31.8

    32.6

    40.7

    4.0

    1.9

    5.5

    3.5

    3.7

    53.4

    44.4

    54.5

    58.1

    51.9

    7.2

    9.3

    8.2

    5.8

    3.7

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=277)

    100億円未満(n=54)

    100億~1000億円未満(n=110)

    1000億~1兆円未満(n=86)

    1兆円以上(n=27)

    商品・サービスのデジタル化

    成果あり 成果なし 効果検証中 検証していない(今後もしない)

  • 商品・サービスのデジタル化の主体は「事業部門」か「共同チーム」プロセスのデジタル化の主体は「IT部門」か「共同チーム」

    (C)JUAS 2019 19

    デジタル化企画の中心部門

    18.7

    27.0

    25.4

    6.5

    2.4

    42.3

    41.4

    40.8

    43.9

    46.3

    6.7

    3.6

    6.1

    10.8

    4.9

    30.8

    25.2

    27.2

    38.1

    39.0

    1.6

    2.7

    0.5

    0.7

    7.3

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=504)

    100億円未満(n=111)

    100億~1000億円未満(n=213)

    1000億~1兆円未満(n=139)

    1兆円以上(n=41)

    商品・サービスのデジタル化

    IT部門中心 事業部門中心(商品開発、研究部門含む)デジタル化専門部門中心 IT部門と事業部門の共同チーム中心(組織化はされていない)その他

    ビジネス・テクノジー両面からのアイディア創出を重視

    35.4

    45.9

    38.8

    27.7

    16.3

    16.5

    14.4

    20.6

    13.5

    11.6

    5.1

    3.6

    3.3

    8.5

    7.0

    41.1

    33.3

    36.0

    49.6

    58.1

    2.0

    2.7

    1.4

    0.7

    7.0

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=509)

    100億円未満(n=111)

    100億~1000億円未満(n=214)

    1000億~1兆円未満(n=141)

    1兆円以上(n=43)

    プロセスのデジタル化

    IT部門中心 事業部門中心(商品開発、研究部門含む)デジタル化専門部門中心 IT部門と事業部門の共同チーム中心(組織化はされていない)その他

    現場ニーズの把握とフィージビリティを重視

  • 23.4

    17.2

    15.1

    11.6

    8.3

    7.5

    6.4

    5.4

    5.0

    0.2

    6.3

    16.2

    15.6

    14.8

    12.9

    9.6

    7.0

    10.2

    7.0

    0.4

    5.4

    10.0

    9.6

    10.8

    11.6

    14.0

    19.6

    11.2

    6.8

    0.8

    0 20 40 60

    ビジネスアイデア創出・企画

    デジタル化を実現する新システムの構想・企画

    新技術・ソリューションの調査・研究

    データを分析・活用しやすい仕組み作り

    デジタル化を実現する新インフラ構想・企画

    連携する既存システムの改修

    セキュリティの強化

    デジタル化を実現する新インフラの構築・導入

    デジタル化を実現する新システムの開発

    その他

    (%)

    1位(n=518)2位(n=512)3位(n=499)

    IT部門の役割は、商品・サービスのデジタル化では、アイデア出しや企画、プロセスのデジタル化では、新しい仕組み作りに重点。

    (C)JUAS 2019 20

    デジタル化におけるIT部門の役割

    商品・サービスのデジタル化

    【商品・サービス】1.ビジネスアイデア創出・企

    画2.デジタル化を実現する

    新システムの構想・企画3.新技術・ソリューションの

    調査・研究

    23.0

    14.4

    13.5

    10.8

    10.8

    10.6

    6.5

    5.1

    4.4

    0.8

    13.7

    9.5

    17.6

    3.5

    14.3

    12.4

    11.0

    7.5

    10.1

    0.4

    9.8

    6.7

    11.2

    3.5

    17.7

    9.8

    13.6

    18.7

    8.4

    0.6

    0 20 40 60

    デジタル化を実現する新システムの構想・企画

    新技術・ソリューションの調査・研究

    データを分析・活用しやすい仕組み作り

    ビジネスアイデア創出・企画

    連携する既存システムの改修

    デジタル化を実現する新インフラ構想・企画

    デジタル化を実現する新インフラの構築・導入

    セキュリティの強化

    デジタル化を実現する新システムの開発

    その他

    (%)

    1位(n=526)

    2位(n=517)

    3位(n=509)

    プロセスのデジタル化

    【プロセス】1.デジタル化を実現する

    新システムの構想・企画2.新技術・ソリューションの

    調査・研究3.データを分析・活用しやす

    い仕組み作り

  • 48.0

    9.8

    25.8

    32.3

    9.6

    6.1

    4.8

    12.2

    8.3

    30.6

    13.1

    1.1

    8.8

    9.5

    20.7

    29.2

    14.5

    14.3

    10.2

    15.0

    13.8

    42.8

    11.9

    3.6

    6.2

    7.1

    21.2

    26.4

    11.6

    8.4

    8.1

    8.6

    8.4

    39.9

    15.0

    1.0

    0 20 40 60

    アイデアが出ない、具体化できない

    経営層の理解が低い

    投資判断・予算化が困難

    効果の見極めが困難

    現行業務・システムの柔軟性が低く連携が困難

    新システム(アプリ)の設計・構築が困難

    インフラの設計・構築及びキャパシティー見積が困難

    製品・ソリューションの選定が困難

    ベンダー選定が困難

    社内人材のリソース不足、スキル不足

    業務変革が困難、風土改革が進まない

    その他

    (%)

    構想・企画(n=458)

    試行検証(n=421)

    本格導入(n=406)

    30.5

    11.7

    23.8

    28.8

    13.9

    6.9

    4.8

    10.0

    8.0

    30.1

    17.7

    1.1

    6.0

    5.5

    14.8

    21.7

    14.3

    11.4

    7.9

    11.0

    9.8

    42.6

    11.7

    1.4

    4.0

    6.5

    20.1

    24.6

    12.4

    6.2

    6.5

    6.9

    6.0

    43.9

    19.9

    1.0

    0 20 40 60

    アイデアが出ない、具体化できない

    経営層の理解が低い

    投資判断・予算化が困難

    効果の見極めが困難

    現行業務・システムの柔軟性が低く連携が困難

    新システム(アプリ)の設計・構築が困難

    インフラの設計・構築及びキャパシティー見積が困難

    製品・ソリューションの選定が困難

    ベンダー選定が困難

    社内人材のリソース不足、スキル不足

    業務変革が困難、風土改革が進まない

    その他

    (%)

    構想・企画(n=462)

    試行検証(n=420)

    本格導入(n=403)

    デジタル化の3大課題は、「アイデアが出ない、具体化できない」、「効果の見極めが困難」、「社内人材のリソース不足、スキル不足」。

    (C)JUAS 2019 21

    アイデアが出ない、具体化できない

    効果の見極めが困難

    社内人材のリソース不足、スキル不足

    デジタル化の取組みフェーズ別課題(商品・サービス)

    デジタル化の取組みフェーズ別課題(プロセス)

  • 39.1

    11.4

    1.5

    17.5

    26.4

    14.6

    15.9

    17.1

    3.0

    2.5

    7.4

    13.7

    14.8

    7.6

    9.3

    2.3

    0 20 40 60

    経営層の巻き込み

    デジタル化専門組織設置などのIT組織改革

    CDO(Chief Digital Officer)の設置

    中長期視点、スモールスタートでの投資判断

    部門横断検討会・プロジェクト

    社外セミナー・情報交換会・勉強会

    PoCによる検証

    構想・企画段階でのITベンダー・コンサルの活用

    デザイン思考、アイデアソン等

    オープンイノベーションの活用

    既存システムのシンプル化・データマネジメント

    SaaS、パッケージなど既製サービスの活用

    インフラにクラウドサービスの活用

    アジャイル開発、DevOpsなどの新たな開発手法

    システム開発の内製化

    その他

    (%)

    全体(n=473)

    43.0

    14.0

    2.7

    20.0

    21.6

    14.5

    16.3

    16.5

    7.6

    4.7

    3.8

    6.5

    11.4

    6.9

    6.0

    2.9

    0 20 40 60

    経営層の巻き込み

    デジタル化専門組織設置などのIT組織改革

    CDO(Chief Digital Officer)の設置

    中長期視点、スモールスタートでの投資判断

    部門横断検討会・プロジェクト

    社外セミナー・情報交換会・勉強会

    PoCによる検証

    構想・企画段階でのITベンダー・コンサルの活用

    デザイン思考、アイデアソン等

    オープンイノベーションの活用

    既存システムのシンプル化・データマネジメント

    SaaS、パッケージなど既製サービスの活用

    インフラにクラウドサービスの活用

    アジャイル開発、DevOpsなどの新たな開発手法

    システム開発の内製化

    その他

    (%)

    全体(n=449)

    デジタル化の3大有効取組みは、「経営層の巻き込み」、「部門横断」、「中長期視点・スモールスタート」

    (C)JUAS 2019 22

    経営層の巻き込み

    デジタル化推進で有効だった取組み(商品・サービス)

    デジタル化推進で有効だった取組み(プロセス)

    中長期視点、スモールスタートでの投資判断

    部門横断検討会・プロジェクト

  • (C)JUAS 2018 23

    【ビジネスのデジタル化】ITインフラストラクチャ関連の取組み

    18年度調査のポイント

    1. インフラ関連の取り組み内容は「クラウドの活用」(57.5%)が多く、「ネットワークセキュリティの再設計/構築」、「サーバー・ストレージの統合/集約」が続く

    2. 全体の取り組みが低い「外部ベンダーのプラットフォーム活用」や「データアーキテクチャなどの見直し/再構築」は、売上高が大きい企業で取組みが進んでいる

    3. 各取り組みの完了状況は3~4割。多くの企業が取り組みしている「クラウドの活用」は32.5%、完了状況が高いのは「データセンターの集約/近代化」で46.8%

    4. 困難と感じる点は、「取組みを進めるための社内人材の不足」(28.1%)や、「セキュリティ対策の必要性」(25.4%)

    5. 予定している今後の取り組み内容は、インフラの整備・構築、クラウド活用に必要な対応、新たなソリューションの導入や検討

  • <売上高別 インフラ関連の取組み>クラウドの活用では、社内システムの移行、新インフラや新ソリューションの構築・導入、クラウド型グループウェアの活用、社内システムのバックアップやDR等の取組みを実施している。

    (C)JUAS 2019 24

    54.5

    22.2

    17.2

    12.1

    53.5

    52.5

    1.0

    49.4

    31.3

    17.0

    15.9

    53.4

    47.7

    2.8

    38.3

    21.7

    35.0

    19.2

    44.2

    69.2

    0.8

    38.9

    25.0

    47.2

    27.8

    38.9

    80.6

    0.0

    0 20 40 60 80 100

    統合、集約化などサーバやストレージ環境の見直し

    データセンターの集約/近代化

    IoT、アナリティクス、AIなど外部ベンダーのプラットフォームを活用(検証/検討を含む)

    データアーキテクチャなどの見直し/再構築

    ネットワーク/セキュリティの再設計、構築

    パブリックやプライベート・クラウドの活用

    その他

    (%)

    100億円未満(n=99) 100億~1000億円未満(n=176) 1000億~1兆円未満(n=120) 1兆円以上(n=36)

  • <売上高別 インフラ関連の取組みで困難な点>全体では「社内人材の不足」や「セキュリティ対策」が課題。 「外部ベンダーのプラットフォーム活用」や、「データアーキテクチャなどの見直し/再構築」に取り組んでいる企業では、アーキテクチャ選定が課題

    (C)JUAS 2019 25

    14.9

    15.2

    16.6

    14.5

    7.5

    25.9

    29.5

    23.0

    27.5

    25.0

    16.6

    11.4

    17.1

    17.6

    25.0

    6.0

    7.6

    7.5

    4.6

    0.0

    6.3

    4.8

    5.3

    7.6

    10.0

    28.7

    27.6

    29.9

    27.5

    30.0

    1.5

    3.8

    0.5

    0.8

    2.5

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=463)

    100億円未満(n=105)

    100億~1000億円未満(n=187)

    1000億~1兆円未満(n=131)

    1兆円以上(n=40)

    ネットワーク環境 セキュリティ対策の必要性

    インフラ基盤の連携・再構築に向けたアーキテクチャ選定 ベンダー選定

    IoTなどのプラットフォームの評価・選定 取組みを進めるための社内人材の不足

    その他

  • (C)JUAS 2019 26

    主な調査結果

    1. 回答企業のプロフィール

    2. 重点テーマ:「デジタル化」の進展と成果

    3. IT予算・投資マネジメントとの関係

    4. 基幹システム・マスターデータとの関係

    5. システム開発・IT基盤との関係

    6. グローバルを含む情報セキュリティとの関係

    7. IT人材との関係

    ・ビジネスのデジタル化組織/システム/基盤

    ・システム開発・IT基盤

    ・グローバル戦略・情報セキュリティ

    ・ITトレンド・IT予算・投資マネジメント

    ・企業を支える基幹系システム・マスターデータ

    ・IT人材

  • (C)JUAS 2019 27

    【ITトレンド】

    18年度調査のポイント1.導入が進んだテクノロジー等は「RPA」「パブリッククラウド(IaaS、

    PaaS)」「AI」。特にRPAの導入が大きく進んだ。2.重視すべきテクノロジー等は昨年度と同じ傾向で「AI」「RPA」「IoT」「各

    種クラウド」「ビッグデータ」。RPAは昨年度5位から2位3. 重視すべきテクノロジー等が選ばれた理由は全体的に「生産性の向上

    (省力化・コスト削減)」の割合が高い。「IoT」と「AI」では「新規ビジネスの創出」としても注目

    重点テーマ(デジタル化の取組み状況など)との関係性・ポイント1. 上位に選ばれたテクノロジー等はデジタル変革力にかかせない2. 業務プロセスのデジタル化に注力している傾向が見える3. RPAは多くの企業で取り組まれているが、来年度調査の動向を注視

    する必要あり

  • <企業において最も重視すべきテクノロジー(1~3位の合計)>重視すべきビッグデータ等は昨年度と同じ傾向で「AI」「RPA」「IoT」「パブリッククラウド(IaaS、PaaS)」「ビッグデータ」。RPAは昨年度5位から2位に躍進

    (C)JUAS 2019 28

    14.2

    12.0

    16.4

    10.3

    4.8

    7.4

    4.2

    4.2

    2.4

    2.5

    2.4

    2.1

    2.1

    2.1

    2.8

    1.1

    0.8

    0.5

    2.0

    0.6

    1.2

    1.2

    0.6

    0.4

    0.5

    0.6

    0.3

    0.5

    0.3

    0.0

    15.1

    10.5

    9.4

    7.1

    8.0

    4.7

    4.9

    3.6

    4.0

    3.6

    3.7

    2.4

    2.0

    2.2

    1.7

    2.3

    1.3

    1.8

    1.2

    1.9

    1.2

    1.2

    1.7

    0.7

    1.2

    0.9

    0.5

    0.5

    0.7

    0.2

    12.3

    14.8

    6.2

    5.7

    6.1

    5.3

    3.7

    3.8

    4.3

    3.9

    3.0

    3.1

    3.0

    2.8

    2.4

    3.0

    3.0

    2.3

    1.0

    1.3

    0.9

    0.8

    0.8

    1.7

    1.1

    1.0

    1.0

    0.6

    0.5

    0.2

    0.0 10.0 20.0 30.0 40.0

    AI

    RPA

    IoT

    パブリック・クラウド(IaaS、PaaS)

    ビッグデータ

    パブリック・クラウド(SaaS)

    経営ダッシュボード

    プライベート・クラウド

    モバイルアプリケーション

    ロボット

    マスターデータ管理

    BYOD

    ビジネスチャット

    デザイン思考

    エンタープライズアーキテクチャー(EA)

    モバイルデバイスマネジメント

    ITIL

    DevOps

    FinTech

    PLM(製品ライフサイクル管理)

    SIEM

    インメモリ・データベース

    AR(拡張現実)・VR(仮想現実)

    ウェアラブルデバイス

    タレントマネジメント

    3Dプリンティング

    ブロックチェーン

    SDx(SDN、SDSなど)

    ドローン

    仮想通貨

    (%)

    1位(n=1060)

    2位(n=1036)

    3位(n=989)

    重要度:高

  • 22.0

    25.5

    2.4

    10.7

    3.9

    15.7

    2.3

    0.0

    14.3

    7.7

    4.0

    10.1

    2.4

    8.7

    15.8

    11.8

    2.3

    2.3

    14.3

    3.8

    38.7

    33.6

    91.2

    49.5

    57.9

    3.9

    45.5

    0.0

    28.6

    73.1

    11.6

    6.7

    0.0

    2.9

    0.0

    5.9

    0.0

    0.0

    10.7

    0.0

    0.0

    0.0

    0.0

    3.9

    6.6

    2.0

    4.5

    0.0

    10.7

    3.8

    9.2

    12.1

    2.4

    2.9

    5.3

    2.0

    2.3

    0.0

    3.6

    7.7

    0.6

    0.7

    0.0

    0.0

    1.3

    11.8

    6.8

    90.7

    10.7

    0.0

    12.1

    10.7

    1.6

    5.8

    3.9

    47.1

    6.8

    7.0

    7.1

    3.8

    1.7

    0.7

    0.0

    15.5

    5.3

    0.0

    29.5

    0.0

    0.0

    0.0

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    IoT(n=173)

    AI(n=149)

    RPA(n=125)

    パブリック・クラウド(IaaS、PaaS)

    (n=103)

    パブリック・クラウド(SaaS)(n=76)

    ビッグデータ(n=51)

    プライベート・クラウド(n=44)

    経営ダッシュボード(n=43)

    EA(n=28)

    ロボット(n=26)

    新規ビジネスの創出 営業力の強化 生産性の向上(省力化・コスト削減)

    商品・サービスの差別化 グローバル化への対応 顧客サービスの向上(品質向上など)

    経営情報の把握 データ分析・活用 情報セキュリティ強化

    <重視すべきテクノロジーの理由(1位のみ)>重視すべきテクノロジーが選ばれた理由は「生産性の向上(省力化・コスト削減)」の割合が高い。「IoT」「AI」では「新規ビジネス創出」としても注目

    (C)JUAS 2019 29

    生産性の向上(省力化・コスト削減)

  • (C)JUAS 2019 30

    【IT予算・投資マネジメント】

    18年度調査のポイント1. IT予算のDI値は、過去10年間で最高の数値となった。金額ベース

    でも対前年8.7%増加となり、堅調なIT投資が継続。2. しかし、ランザビジネス予算対バリューアップ予算の比率は80対20

    とほとんど変化はなし。ランザビジネス予算が90%以上を占める企業の比率が増加に転じ、約4割を占める。

    重点テーマ(デジタル化の取組み状況など)との関係性・ポイント1. IT予算増加の主要因は既存システム刷新。デジタル化の検討状況

    と相関は見られるものの、 IT予算への影響は限定的。2.解決したい中期的な経営課題は、「業務プロセスの効率化」と「迅速

    な業績把握、情報把握」が主軸で変わらず。「商品・サービスの差別化・高付加価値化」がラックアップし、デジタル化への期待がうかがえる。

  • <IT予算DI値の推移>IT予算のDI値は過去10年で最高の数値18年度計画:30.8ポイント、19年度予測:37.4ポイント

    (C)JUAS 2019 31

    21.0

    14.6

    0.0▲ 4.0

    6.4 8.14.2 12.6

    23.8

    25.6

    17.7 27.0

    37.4

    ▲ 13.5▲ 9.0

    6.0

    1.7

    13.5

    15.4

    23.3

    21.7

    29.8

    30.8

    ▲ 50

    ▲ 40

    ▲ 30

    ▲ 20

    ▲ 10

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    -50%

    -40%

    -30%

    -20%

    -10%

    0%

    10%

    20%

    30%

    40%

    50%

    07年度

    予測

    08年度

    予測

    計画

    09年度

    予測

    計画

    10年度

    予測

    計画

    11年度

    予測

    計画

    12年度

    予測

    計画

    13年度

    予測

    計画

    14年度

    予測

    計画

    15年度

    予測

    計画

    16年度

    予測

    計画

    17年度

    予測

    計画

    18年度

    予測

    計画

    19年度

    予測

    DI値構成比

    10%以上

    増加

    10%未満

    増加

    10%未満

    減少

    10%以上

    減少

    DI値(予測

    値)

    【参考】DI値

    (計画値)

    18年度計画では社会インフラ、建築・土木のDI値が高く、19年度予測では金融のDI値が倍増した

  • <年度別 IT予算配分>

    ランザビジネスとバユーアップの比率は80対20でほとんど変化なし

    ランザビジネス予算90%以上の比率が増加に転じ約4割に

    (C)JUAS 2019 32

    66.3

    77.5

    76.2

    78.8

    78.2

    79.2

    33.7

    22.5

    23.8

    21.2

    21.8

    20.8

    80% 60% 40% 20% 0% 20% 40%

    3年後の目標(n=768)

    18年度(n=775)

    17年度(n=929)

    16年度(n=855)

    15年度(n=939)

    14年度(n=945)

    今後

    現在

    ランザビジネス予算の割合 バリューアップ予算の割合

    0.8 0.6 0.7 1.9 2.8

    7.1 4.3

    17.6

    21.8

    42.5

    0.1 0.3 0.9 3.4

    1.5

    9.6 7.3

    18.4

    22.6

    35.9

    0.3 0.4 1.2 2.1 2.8

    7.6 7.1

    14.5

    24.3

    39.9

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    10%未満 10~20%

    未満

    20~30%

    未満

    30~40%

    未満

    40~50%

    未満

    50~60%

    未満

    60~70%

    未満

    70~80%

    未満

    80~90%

    未満

    90%以上

    「現行ビジネスの維持・運営(ランザビジネス)」予算の割合・現状

    16年度(n=862) 17年度(n=919) 18年度(n=775)

    (%)

  • (C)JUAS 2019 33

    主な調査結果

    1. 回答企業のプロフィール

    2. 重点テーマ:「デジタル化」の進展と成果

    3. IT予算・投資マネジメントとの関係

    4. 基幹システム・マスターデータとの関係

    5. システム開発・IT基盤との関係

    6. グローバルを含む情報セキュリティとの関係

    7. IT人材との関係

    ・ビジネスのデジタル化組織/システム/基盤

    ・システム開発・IT基盤

    ・グローバル戦略・情報セキュリティ

    ・ITトレンド・IT予算・投資マネジメント

    ・企業を支える基幹系システム・マスターデータ

    ・IT人材

  • (C)JUAS 2019 34

    【企業を支える基幹系システム・マスターデータ】

    18年度調査のポイント1. 基幹系システムは、利用期間が長いだけでなく(21年以上が

    22.3% )、メインフレーム比率も格段に高い(30.1%)2. サイロ化、ブラックボックス化、マスターデータの連携不備等につい

    ては規模が大きい企業ほど何らかの対処ができている(各質問に対して、困難な状況にある企業は15~30%程度存在するが、悲観的な状況とまでは言えない)

    3. 高齢化・人材不足による現行システムの維持・継承が問題

    重点テーマ(デジタル化の取組み状況など)との関係性・ポイント1. 基幹系システムの対応状況やマスターデータの管理状況は、デジ

    タル化の導入状況と関係が深い2. 商品・サービスのデジタル化を中心に、以前とは異なるシステム

    アーキテクチャの導入も求められているようだ

  • 41.2

    36.7

    37.0

    16.7

    28.4

    45.5

    40.5

    35.1

    11.8

    21.2

    14.7

    13.3

    16.1

    16.7

    8.8

    9.1

    15.3

    13.4

    29.4

    8.7

    23.5

    27.3

    18.5

    22.2

    16.0

    23.5

    20.5

    18.9

    17.6

    16.7

    12.5

    15.6

    16.5

    16.7

    23.4

    9.8

    15.8

    19.5

    17.6

    25.0

    8.1

    7.0

    11.8

    27.8

    23.4

    12.1

    7.9

    13.1

    23.5

    28.5

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    導入済(n=136)

    試験導入中・導入準備中(n=128)

    検討中(n=254)

    検討後見送り(n=18)

    未検討(n=475)

    導入済(n=132)

    試験導入中・導入準備中(n=215)

    検討中(n=359)

    検討後見送り(n=17)

    未検討(n=288)

    商品

    ・サ

    ービ

    スの

    デジ

    タル

    化プ

    ロセ

    スの

    デジ

    タル

    情報システムの再構築を行った、または行う予定

    既存の情報システムに、比較的大きな改造を行うことで対応している、または対応する予定

    既存の情報システムの一部を見直すことで対応している、または対応する予定

    既存の情報システムを見直す必要があるが、対応方針が決まっていない

    ビジネスのデジタル化を進めていない、または無関係

    <デジタル化の取組み状況別 基幹システムの対応状況>再構築を行った企業は、商品・サービスのデジタル化で41.2%、プロセスのデジタル化で45.5%。比較的大きな改

    造、一部見直しも含めると商品・サービスのデジタル化で79.4%、プロセスのデジタルル化で78.1% で、約8割の企業でデジタル化に向けた何らかの対策を実施している。

    (C)JUAS 2019 35

  • 41.3

    28.9

    34.0

    23.5

    33.5

    47.0

    33.6

    32.2

    26.7

    31.0

    25.4

    41.4

    28.9

    35.3

    31.2

    28.0

    32.3

    31.1

    53.3

    30.6

    13.0

    14.8

    16.8

    17.6

    11.9

    10.6

    15.9

    15.0

    13.3

    12.0

    8.0

    10.9

    12.9

    11.8

    11.1

    6.8

    11.4

    12.3

    0.0

    12.0

    12.3

    3.9

    7.4

    11.8

    12.3

    7.6

    6.8

    9.5

    6.7

    14.4

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    導入済(n=138)

    試験導入中・導入準備中(n=128)

    検討中(n=256)

    検討後見送り(n=17)

    未検討(n=478)

    導入済(n=132)

    試験導入中・導入準備中(n=220)

    検討中(n=367)

    検討後見送り(n=15)

    未検討(n=284)

    商品

    ・サ

    ービ

    スの

    デジ

    タル

    化プ

    ロセ

    スの

    デジ

    タル

    全社的なマスターデータ管理方針が決まっており、システム間でマスターデータが一致している

    主要なマスターデータについては管理方針があり、主要システムでマスターデータが一致している

    マスターデータの管理方針はなく、データ変換等を行うことで、主要なシステム間でマスターデータを一致させている

    マスターデータが適切に管理されていない、または個別に管理されており、マスターデータの連携が十分でない

    特定のシステムで完結しているため、マスターデータ管理の必要性は低い

    <デジタル化の取組み状況別 商品・商品分類マスターデータ管理状況>商品・サービスのデジタル化、プロセスのデジタル化の両者において、「導入中」と回答した企業は、

    それぞれ41.3%、47.0%と「全社的な管理方針があり、マスターデータが一致」の回答率が高くなっている。デジタル化はマスターデータの管理方針と相関関係があるようだ。

    (C)JUAS 2019 36

  • (C)JUAS 2019 37

    主な調査結果

    1. 回答企業のプロフィール

    2. 重点テーマ:「デジタル化」の進展と成果

    3. IT予算・投資マネジメントとの関係

    4. 基幹システム・マスターデータとの関係

    5. システム開発・IT基盤との関係

    6. グローバルを含む情報セキュリティとの関係

    7. IT人材との関係

    ・ビジネスのデジタル化組織/システム/基盤

    ・システム開発・IT基盤

    ・グローバル戦略・情報セキュリティ

    ・ITトレンド・IT予算・投資マネジメント

    ・企業を支える基幹系システム・マスターデータ

    ・IT人材

  • (C)JUAS 2019 38

    【システム開発】

    1. 「コスト」や「開発スピード」が重視される傾向が続くクラウド活用やビジネスのデジタル化の進展を考えれば、「コスト」「開発スピード」の重視度は今後も高まるであろう

    2. プロジェクトの工期・予算・品質が悪化工期と品質で「予定通り完了」「満足」の割合低下が目立つ。特に100~500人月未満のプロジェクト規模では、工期・予算・品質がいずれも悪化する結果となった

    3. 「企画・要件定義不良」「仕様変更多発」の課題が多い各企業の課題や対策から、超上流・上流工程でこそしっかりと検討・確認することや、フェーズ遷移時の点検などの重要性を改めて認識できた

  • <システム構築時の重視事項>品質を最重視する傾向は変わらないが、開発スピード重視の割合は全ての業務システム分野で増加

    (C)JUAS 2019 39

    業務システム分野 13年度 18年度 DI値(高-低)DI値増減

    重視度 高 低 高 低 13年度 18年度

    基幹系 76.8% 8.4% 75.8% 8.0% 68.4 67.8 ▲ 0.6

    業務支援・情報系 60.1% 16.9% 59.0% 20.0% 43.2 39.0 ▲ 4.2

    Web・フロント系 59.3% 16.5% 58.7% 15.8% 42.8 42.9 0.1

    管理業務系 76.9% 8.3% 79.5% 7.7% 68.6 71.8 3.2

    業務システム分野 13年度 18年度 DI値(高-低)DI値増減

    重視度 高 低 高 低 13年度 18年度

    基幹系 41.1% 37.5% 47.1% 34.5% 3.6 12.6 9.0

    業務支援・情報系 54.8% 23.8% 54.2% 25.1% 31.0 29.1 ▲ 1.9

    Web・フロント系 53.1% 24.5% 53.4% 26.7% 28.6 26.7 ▲ 1.9

    管理業務系 50.2% 30.8% 53.1% 28.2% 19.4 24.9 5.5

    業務システム分野 13年度 18年度 DI値(高-低)DI値増減

    重視度 高 低 高 低 13年度 18年度

    基幹系 14.3% 62.2% 17.1% 64.7% ▲ 47.9 ▲ 47.6 0.3

    業務支援・情報系 35.9% 43.2% 38.4% 42.0% ▲ 7.3 ▲ 3.6 3.7

    Web・フロント系 43.5% 31.3% 47.6% 32.7% 12.2 14.9 2.7

    管理業務系 12.3% 65.6% 15.1% 65.1% ▲ 53.3 ▲ 50.0 3.3

    「品質」を重視する割合の変化

    「コスト」を重視する割合の変化

    「開発スピード」を重視する割合の変化

  • <プロジェクト規模別・年度別の工期遵守状況>「予定通り完了」がいずれの規模でも減少。「予定より遅延」も増加傾向にあり、100~500人月未満では17年度比7.7ポイント増加

    (C)JUAS 2019 40

    41.9

    45.1

    50.3

    35.2

    33.7

    24.6

    25.6

    28.9

    35.3

    21.5

    23.0

    12.4

    23.4

    25.2

    29.5

    21.9

    19.7

    11.1

    42.8

    41.1

    35.4

    47.3

    46.1

    54.5

    44.2

    48.5

    39.6

    43.8

    44.9

    45.3

    32.6

    26.8

    26.0

    35.8

    35.7

    36.9

    15.4

    13.8

    14.3

    17.5

    20.2

    20.8

    30.2

    22.5

    25.1

    34.8

    32.2

    42.3

    43.9

    48.0

    44.5

    42.3

    44.5

    52.1

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    18年度(n=814)

    17年度(n=781)

    16年度(n=756)

    15年度(n=776)

    09~14年度平均(n=723)

    04~08年度平均(n=649)

    18年度(n=414)

    17年度(n=377)

    16年度(n=346)

    15年度(n=368)

    09~14年度平均(n=339)

    04~08年度平均(n=340)

    18年度(n=239)

    17年度(n=246)

    16年度(n=200)

    15年度(n=215)

    09~14年度平均(n=191)

    04~08年度平均(n=204)

    100人

    月未

    満100~

    500人

    月未

    満500人

    月以

    予定通り完了 ある程度は予定通り完了 予定より遅延

  • (C)JUAS 2019 41

    【IT基盤】

    本年度調査のポイント1. 慢性的な人材不足を背景に、限られた人材で対処をするための運

    用管理/業務負担の軽減/省力化への課題意識が高まっている2. 運用管理業務の標準化/効率化への取組みや、アウトソーシング、

    自動化、統合管理ツールなどテクノロジーの活用を模索する動きも継続してみられる

    3. パブリック・クラウドの活用実施状況では、売上高の大きい企業の進展に加え、売上高の小さい企業への広がりもみられる

    重点テーマ(デジタル化の取組み状況など)との関係性・ポイント1. デジタル化の基盤として、パブリック・クラウドの活用は引き続き顕

    在。パブリック・クラウドを提供するベンダーでは、Amazon、Microsoftの存在感が大きい状況である

  • 現状は「セキュリティの対策・管理の強化」が1位、「IT基盤の運用管理業務負担の軽減/省力化」が2位。今後は柔軟・迅速に対応できるIT基盤、IT基盤の総合的管理・体制、グローバル対応が増える傾向。

    (C)JUAS 2019 42

    IT基盤における企業の優先課題(現在と今後)

    67.7

    54.2

    57.7

    48.0

    35.4

    15.4

    0.8

    57.6

    49.4

    52.6

    57.8

    44.4

    34.8

    1.6

    0 20 40 60 80 100

    セキュリティの対策・管理の強化

    IT基盤の保守/運用管理費の削減

    IT基盤の運用管理業務負担の軽減/省力化

    ビジネスに柔軟かつ迅速に対応できるIT基盤の構築

    社内・外のIT基盤の総合的な管理/体制づくり

    IT基盤のグローバル化対応

    その他

    (%)

    現状(n=1061)

    今後(n=1051)

  • ビジネスのデジタル化とパブリッククラウドの導入に相関がある。商品・サービスのデジタル化の導入済企業では約5割、プロセスデジタル化の導入済企業では約6割でパブリッククラウド導入を実施済又は部分的な実施済。

    (C)JUAS 2019 43

    ビジネスのデジタル化の状況別 クラウド導入状況(新規システムの展開)

    19.0

    11.5

    8.0

    5.3

    6.2

    24.8

    9.3

    6.4

    5.9

    5.0

    33.1

    42.7

    22.1

    10.5

    13.9

    33.6

    34.5

    20.9

    0.0

    10.0

    21.1

    18.3

    29.7

    21.1

    18.1

    18.2

    19.5

    27.1

    29.4

    17.1

    9.2

    14.5

    19.0

    21.1

    15.9

    9.5

    14.6

    20.4

    17.6

    13.4

    17.6

    13.0

    21.3

    42.1

    45.9

    13.9

    22.1

    25.2

    47.1

    54.5

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    導入済(n=142)

    試験導入中・導入準備中(n=131)

    検討中(n=263)

    検討後見送り(n=19)

    未検討(n=497)

    導入済(n=137)

    試験導入中・導入準備中(n=226)

    検討中(n=373)

    検討後見送り(n=17)

    未検討(n=299)

    商品

    ・サ

    ービ

    スの

    デジ

    タル

    化プ

    ロセ

    スの

    デジ

    タル

    実施済み 部分的な実施/現在取組み中 検討中 今後検討予定 未検討

  • (C)JUAS 2019 44

    主な調査結果

    1. 回答企業のプロフィール

    2. 重点テーマ:「デジタル化」の進展と成果

    3. IT予算・投資マネジメントとの関係

    4. 基幹システム・マスターデータとの関係

    5. システム開発・IT基盤との関係

    6. グローバルを含む情報セキュリティとの関係

    7. IT人材との関係

    ・ビジネスのデジタル化組織/システム/基盤

    ・システム開発・IT基盤

    ・グローバル戦略・情報セキュリティ

    ・ITトレンド・IT予算・投資マネジメント

    ・企業を支える基幹系システム・マスターデータ

    ・IT人材

  • (C)JUAS 2019 45

    本年度調査のポイント1. 17年度同様、海外進出している企業では会社の規模によらず、グ

    ローバルITガバナンスの目的の1位は、「セキュリティ向上」、2位は「グローバルでの業務改革支援」である

    2. 18年度は2018年5月に施行されたEU一般データ保護規制(GDPR)への対策状況に焦点を当てた調査を行った。約半数の企業が対策の必要性を認識している一方、対策の必要性を認識してない企業も約4割あり、グローバルに進出しているにも関わらずGDPRに対する認知度が低い結果となった

    【グローバルIT戦略】

  • (C)JUAS 2019 46

    17年度に引き続き、「セキュリティ向上」が最も多く、1位が36.3%、2位が32.8%近年のサイバー攻撃に対する脅威から、グローバルレベルでのセキュリティ強化が望まれていることを反映している。

    グローバルITガバナンスの目的

    36.3

    32.2

    20.8

    10.7

    38.0

    35.1

    17.4

    9.5

    32.8

    21.5

    19.2

    26.6

    35.0

    25.4

    15.7

    23.9

    0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

    情報セキュリティ向上

    グローバルでの業務改革支援

    経営意思決定の高速化支援

    ITコスト/人材リソースの最適化

    セキュリティ向上

    グローバルでの業務改革支援

    経営意思決定の高速化支援

    ITコスト/人材リソースの最適化

    18年

    度17年

    (%)

    17年度1位(n=379)

    17年度2位(n=331)

    18年度1位(n=457)

    18年度2位(n=433)

  • 19.3 32.7 32.1 7.6 8.3

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    全体(n=471)

    認識できている ほぼ認識できている あまり認識できていない まったく認識できていない ビジネス要件から不要と判断

    (C)JUAS 2019 47

    GDPRに対する対策の必要性は約50%の企業が認識。対応策は、1位「自社セキュリティ規定の見直し」、2位「パートナーとの契約の見直し」で、自社のセキュリティルールを見直すことから着手する企業が多い。

    GDPRに対する対策の必要性の認識

    GDPRへの対策案

    26.3

    38.5

    29.5

    28.5

    27.3

    25.9

    24.1

    43.8

    40.2

    39.5

    48.9

    46.9

    49.6

    17.7

    30.4

    32.0

    23.8

    27.2

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    ①データ保護最高責任者(DPO)の設置(n=228)

    ②自社セキュリティ規定の見直し(n=226)

    ③パートナーとの契約の見直し(n=224)

    ④ITシステムの改修(n=228)

    ⑤個人データの処理・管理が実施できるようなチェックプロセスの確立(n=227)

    ⑥72時間以内のインシデント対応プロセスの確立(n=228)

    対策済 対策検討中 対策未実施

  • (C)JUAS 2019 48

    【情報セキュリティ】

    本年度調査のポイント

    1. 情報セキュリティ関連費用のIT予算に対する割合は、ほぼ昨年と同様である。

    2. 今後の予測では、情報セキュリティ関連費用の増加傾向が継続するものの増加割合(DI値の伸び)は頭打ちとなっている。

    3. セキュリティリスクの課題検討は、経営会議での審議よりも担当部門に任せるケースが増加した。一方、セキュリティ対応体制は、専任部門設置での対応からリスク管理部門、企画・戦略部門等複数の部門での対応にシフトする傾向が見える。

    4. デジタル化に関して新たな対策実施は約3割、従来の対策のみ実施も約3割、課題としては人材不足がトップとなっている。

    5. インシデント発生の上位は変わらず、 1位「標的型攻撃」、 2位「ランサムウェア」、ただし発生率は共に低下している。

  • <情報セキュリティ関連費用の増減予測>情報セキュリティ関連費用の増加傾向が継続するものの増加割合(DI値)は17年度とほぼ同じで、増加傾向が頭打ちとなっている

    (C)JUAS 2019 49

    -1.6 -0.9 -1.7

    -0.5 -0.3

    -0.6 -0.9

    32.9 35.1

    45.0

    53.9 58.1

    18.6 15.7

    43.4

    53.0

    56.4

    50.449.6

    ▲ 10

    0

    10

    20

    30

    40

    50

    60

    70

    -10%

    0%

    10%

    20%

    30%

    40%

    50%

    60%

    70%

    14年度予測 15年度予測 16年度予測 17年度予測 18年度予測

    DI値構成比

    2割以上増加

    2割未満増加

    2割未満減少

    2割以上減少

    DI値

    ※15年度以前は

    「増加」「減少」のみ

  • (C)JUAS 2019

    8.8

    9.1

    1.4

    0.9

    3.7

    4.5

    0.6

    1.1

    15.8

    27.5

    22.3

    29.9

    5.8

    6.8

    9.9

    5.6

    3.4

    3.3

    0.5

    0.0

    5.8

    5.0

    3.7

    3.8

    8.1

    6.7

    3.3

    2.4

    4.8

    4.4

    11.6

    12.9

    4.9

    5.0

    6.0

    3.1

    18.6

    19.7

    5.0

    0.0

    82.8

    82.8

    88.4

    87.4

    83.7

    83.8

    69.7

    72.2

    76.6

    66.3

    64.9

    56.2

    86.0

    84.5

    81.1

    86.3

    76.3

    75.5

    76.5

    0.0

    2.5

    3.1

    6.5

    8.0

    4.5

    5.0

    26.5

    24.3

    2.8

    1.7

    1.2

    1.0

    3.2

    3.7

    3.0

    5.0

    1.7

    1.5

    18.0

    0.0

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    18年度(n=1078)

    17年度(n=1036)

    18年度(n=1080)

    17年度(n=1037)

    18年度(n=1079)

    17年度(n=1036)

    18年度(n=1069)

    17年度(n=1029)

    18年度(n=1080)

    17年度(n=1034)

    18年度(n=1077)

    17年度(n=1036)

    18年度(n=1080)

    17年度(n=1037)

    18年度(n=1079)

    17年度(n=1036)

    18年度(n=1078)

    17年度(n=1036)

    18年度(n=1076)

    17年度(n=0)

    Webサ

    イト

    を狙

    サイ

    バー

    攻撃

    (改

    ざん

    など

    Webサ

    イト

    から

    の機

    微情

    報(個

    人情

    報な

    ど)流

    Webサ

    イト

    への

    不正

    ログ

    イン

    工場

    など

    制御

    シス

    テム

    への

    イバ

    攻撃

    ファ

    イル

    を暗

    号化

    する

    ラン

    サム

    ウェ

    アに

    よる

    標的

    型攻

    撃に

    よる

    被害

    (偽

    メー

    ル攻

    など

    サー

    ビス

    妨害

    (D

    oS)攻

    撃に

    るサ

    ービ

    ス停

    なり

    すま

    し等

    よる

    不正

    送金

    従業

    員に

    よる

    情報

    不正

    な持

    ち出

    IoT機

    器に

    関連

    した

    被害

    (監

    カメ

    ラの

    感染

    ど)

    発生した 発生した可能性もあるが把握していない 発生していない 対象となるシステム等が存在しない

    (未調査)

    <セキュリティインシデント発生状況>

    50

    • インシデント発生の上位は変わらず、1位「標的型攻撃」、2位「ランサムウエア」ただし発生率は共に低下している

    • 一方で「なりすましによる不正送金」は、発生率が増加している

  • (C)JUAS 2019 51

    主な調査結果

    1. 回答企業のプロフィール

    2. 重点テーマ:「デジタル化」の進展と成果

    3. IT予算・投資マネジメントとの関係

    4. 基幹システム・マスターデータとの関係

    5. システム開発・IT基盤との関係

    6. グローバルを含む情報セキュリティとの関係

    7. IT人材との関係

    ・ビジネスのデジタル化組織/システム/基盤

    ・システム開発・IT基盤

    ・グローバル戦略・情報セキュリティ

    ・ITトレンド・IT予算・投資マネジメント

    ・企業を支える基幹系システム・マスターデータ

    ・IT人材

  • (C)JUAS 2019 52

    【IT人材】

    本年度調査のポイント1. IT要員の増加傾向拡大、過去10年で最高に2. 40代、50代以上中心の企業が半数超3. 7~8 割がシニア人材の活用計画を策定せず4. IT部門の魅力度は上がるも、依然として魅力無しが7割以上

    重点テーマ(デジタル化の取組み状況など)との関係性・ポイント1. デジタル専門組織を保有している企業は全体の12.2%2. デジタル化導入済み企業では、IT要員数が増加傾向にあり、新卒・

    中途採用にも積極的3. デジタル化推進においても情報セキュリティ人材は重要視4. デジタル化へのIT部門の関与・役割整理が重要

  • 2.2

    3.7

    12.9

    5.5

    23.9

    12.8

    13.3

    9.2

    20.3

    53.2

    27.5

    15.6

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    IT部門(n=1005)

    情報子会社(n=113)

    20代が半数以上 30代が半数以上 40代が半数以上 50代以上が半数以上 均等 その他

    7.3

    ▲ 2.6

    ▲ 10.9

    ▲ 6.7▲ 1.1

    4.92.0

    3.76.1

    9.4

    12.7

    8.7

    0.7

    ▲ 3.1 ▲ 2.6▲ 2.6 ▲ 1.1

    1.7

    ▲ 1.6

    1.9 2.0 2.4

    2.9

    43.1

    15.312.8 14.9

    19.4

    15.610.6

    21.819.9

    22.3

    15.5

    ▲ 20.0

    ▲ 10.0

    0.0

    10.0

    20.0

    30.0

    40.0

    50.0

    08年度 09年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度

    IT部門 デジタル専門部門 事業部門 情報子会社

    (C)JUAS 2019 53

    <IT要員数の推移と年齢構成>IT要員数の増加傾向は続いており、DI値が過去10年で最高にIT部門は40代、50代以上中心が約4割。情報子会社は均等が約5割。

    IT要員の年齢構成パターン

    IT要員数の過10年のDI値推移

  • 8.5

    2.0

    1.8

    1.0

    33.1

    25.3

    15.0

    13.3

    47.6

    57.8

    58.7

    41.8

    10.9

    14.9

    24.6

    43.9

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    経営戦略を実現するためにIT戦略は無くてはならない(n=206)

    経営戦略の一施策としてIT戦略がある(n=460)

    経営戦略はIT戦略以外の戦略が重要となる(n=166)

    IT戦略自体の検討がなされていない(n=167)

    非常にそう思う どちらかといえばそう思う どちらかといえばそう思わない まったくそう思わない

    73.0

    56.5

    12.8

    15.1

    5.8

    12.3

    2.0

    5.6

    1.9

    2.1

    1.5

    3.7

    3.1

    4.6

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    再雇用/雇用延長の要員割合(現状)(n=884)

    再雇用/雇用延長の要員割合(今後)(n=888)

    5%未満 5~10% 11~20% 21~30% 31~40% 41~50% 51%以上

    (C)JUAS 2019 54

    <再雇用の要員割合とIT部門の魅力度>再雇用者が20%以上いる企業が現状で約1割、今後は約2割に倍増経営戦略とIT戦略の関係が高いほどIT部門の魅力度が高い

    再雇用/雇用延長の要員割合(現状・今後)

    経営戦略とIT戦略の関係別IT部門が魅力ある部門として認識されているか

    (C)JUAS 2019

  • 55

    -22.0 +6.2 +1.4

    0 +6.0 ー2.1

    -0.4 +1.8 +9.0

    プロセス

    デジタル化の取組みは進展する一方、成果は道半で試行錯誤が続いている

    成功要因・経営層のリーダーシップ・部門横断プロジェクト設置・スモールスタートで成功体験課題・アイデア創出が進まない・リソース不足・投資判断/効果見極め

    ITトレンド伸び率上位

    1位:RPA←効果注視2位:IaaS,PaaS3位:AI4位:SaaS5位:IoT6位:ビッグデータ

    IT予算/投資 基幹刷新/マスター整備 システム開発/IT基盤

    IT人材とスキル

    情報セキュリティ

    ・スピード/コスト重視の傾向・クラウド活用の恩恵に余地

    ・プロセスのデジタル化の前提・マスターの概念/範囲の拡大

    ・過去10年最高のDI値・既存システム刷新が中心鍵①:バリューアップ予算への配分 鍵②:デジタル化への試金石 鍵③:上流重視/開発の柔軟性

    鍵④:データ保護はデジタル化の大前提

    鍵⑤:IT部門の役割整理と試される企業の「総合力」技術力、要件定義力、リスク感応力

    ・ベテラン層/次世代層の最適連携ー既存システム対応(引継ぎ含む)ー新技術理解とデジタル化牽引

    ・増加傾向続くが増加率横ばい・危機意識の低下に対し警鐘

    進展状況(対前年ポイント増減)

    【総括と提言】IT部門に問われる「デジタル変革力」

  • 本調査に関するお問い合わせ

    (一社)日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)担当:宮下、渡邉

    TEL:03-3249-4101

    E-mail:[email protected]

    (C)JUAS 2019 56

    ご清聴ありがとうございました

    本報告会のアンケートにご協力をお願いします。下記URLもしくはQRコードより、ご回答ください。

    (5分程度です。)

    https://questant.jp/q/ITD2019

  • (C)JUAS 2019 57

    参考:「企業IT動向調査報告書」の読み方

    ■分厚い報告書のどこから読めばよいのか、どういう視点で読み解けばよいのか、戸惑ってしまう方もいるかもしれません。そこで、ご参考までに、本報告書の価値を引き出すために(読み解くために)の持つべき視点の一例をご紹介します

    ②あえて他社・他部門の視点で読み解き、視野を広げてみる

    これからのシステム部門、そしてIT人材に求められることは、広範囲かつ多角的な視点で状況を把握し、様々なシナリオを想定した上で、進むべき方向性を見極めることです。本報告書が少しでも貢献できれば幸いです。

  • リーダーになったら! マネージャーになるなら!

    「ファクトベースで学ぶITマネジメント力アップ」 集中コース

    中堅塾シリーズ

    ITと愛があるマネジメント“アイマネ”

    ◆ 2019年度 開催日第1回:2019年 9月25日(水)13:00-18:00※第2回:2019年10月24日(木)13:00-18:00第3回:2019年11月21日(木)13:00-18:00第4回:2019年12月12日(木)13:00-18:00第5回:2020年 1月16日(木)13:00-18:00フォローアップ: 2019年 2月20日(水)13:00-17:30※(※第1回、フォローアップは終了後意見交換会あり)

    ◆ ITマネジメントにおいて重要な項目を「ユーザー1000社のIT動向(企業IT動向調査)」というファクトをベースに「ユーザー自らが語る事例」「簡単なワークショップ(ラップアップ)」でひと通り学ぶコースです。

    ◆ IT部門の次世代リーダーの方に最適のコースです。

    第1回

    ITマネジメント

    第2回

    IT投資

    第3回

    IT推進組織とIT人材

    第4回

    システム運用・IT基盤

    第5回

    システム構築~経営戦略の実現

    フォローアップ

    セキュリティ動向総合ラップアップ

    ◆お申込 https://juasseminar.jp/seminars/view/4119154

    ◆実施カリキュラム

    第7期2019年9月スタート!

    お申込み受付中!

  • 企業IT動向調査報告書 2019ユーザー企業のIT投資・活用の最新動向(2018年度調査)

    (C)JUAS 2019 59

    ●発行日:2019年4 月26 日●一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 著●発行:日経BP 社 ●発売:日経BP マーケティング●ISBN: 978-4-296-10238-9

    【購入者限定! 】 報告書の全文を収録したPDFダウンロードサービス付き

    A4判 348ページ(予定) 定価 14,200 円+ 税

    ご案内はこちらから

    https://juas.or.jp/library/books/

    2019年4月26日に、企業IT動向調査2019(2018年度実施)の調査結果を日経BP社より発刊いたします。調査25年目の2018年度調査も約1000社の回答結果から分析!IT投資・IT活用の最新トレンドを読み解くための参考となれば幸いです。

    ■2019年度の重点テーマ:

    IT部門に問われる「デジタル変革力」

    ■報告書から読み取れるITトレンド:ITトレンド/IT予算・投資マネジメント/ビジネスのデジタル化/企業を支える基幹系システム・マスターデータ/IT基盤/システム開発/IT人材/グローバルIT戦略 /情報セキュリティ

    ■ 新刊のご案内