ito en, ltd. 2000investors’ guide...1 伊藤園／インベスターズ・ガイド 2000...

ITO EN, LTD.Investors’ Guide

20002000For the year ended April 30, 2000

伊藤園／インベスターズ・ガイド 2000

30

伊藤園プロフィール

伊藤園は、日本の伝統飲料である緑茶の製造及び販売を主たる目的として1966年8

月に創業いたしました。

以来、「緑茶リーフ」のトップメーカーとして経営の基盤を着実に築き上げる一方、お

客様のニーズに素早く対応したさまざまな新製品の開発にも積極的に取り組んでまいり

ました。

1979年には日本で初めて中国土産畜産進出口総公司と「ウーロン茶」の輸入代理店

契約を締結し、多様化した日本の食生活にも今やすっかり定着した「ウーロン茶リー

フ」を全国に広めました。その後、飲料マーケットに参入し、1981年には世界初の「缶

入りウーロン茶」の開発に成功、それまで存在しなかった無糖飲料マーケットを創造し

ました。さらに、1985年には技術的に不可能とさえ言われた「缶入り緑茶」の製品化

にも成功し、現在、世界の三大茶（緑茶、ウーロン茶、紅茶）はもとより、野菜・果実

飲料、コーヒー飲料など豊富な製品ラインアップを持つ総合飲料メーカーとして、創業

以来連続増収を続けております。

この間、1992年に株式の店頭公開を果たし、1996年9月には東京証券取引所市場第

二部に上場、さらに1998年10月には市場第一部へ指定されました。現在は2002年4

月期までの中期計画達成を目指し、さらなる飛躍へ向け全社一丸となって努力を続けて

いるところです。

目次連結財務ハイライト .................................................................................... 1

トップが語る伊藤園 .................................................................................... 2

財務データ（収益性・成長性）.................................................................... 6

財務データ（効率性・安全性）.................................................................... 8

財務データ（投資指標）............................................................................. 10

最近6年間の連結財務諸表（連結貸借対照表）.......................................... 12

最近6年間の連結財務諸表（連結損益計算書）.......................................... 14

最近6年間の連結財務諸表（連結キャッシュ・フロー計算書）................. 15

グループ会社情報 ...................................................................................... 16

財務ハイライト ......................................................................................... 17

部門別事業概況（茶葉部門／緑茶飲料部門）............................................. 18

部門別事業概況（ウーロン茶飲料部門／野菜・果実飲料部門）................. 19

部門別事業概況（コーヒー飲料／紅茶・その他部門）............................... 20

マーケットデータ ...................................................................................... 21

最近6年間の財務諸表（貸借対照表）........................................................ 22

最近6年間の財務諸表（損益計算書）........................................................ 24

最近6年間の財務諸表（キャッシュ・フロー計算書）............................... 25

セグメントデータ ...................................................................................... 26

伊藤園イノベーションのあゆみ................................................................. 27

株式情報 .................................................................................................... 28

コーポレートデータ／役員リスト ............................................................. 29

1


（単位：百万円／ ¥ millions）

s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4 99-00増減率（％）

売上高 Net Sales 108,216 121,607 137,320 156,557 173,966 11.1

茶葉（リーフ）関連事業 Tea Leaves 22,555 24,680 26,208 27,994 28,196 0.7

飲料（ドリンク）関連事業 Beverages 84,422 95,207 109,319 126,696 141,899 12.0

その他の事業 Others 1,237 1,719 1,791 1,866 3,871 107.4

営業利益 Operating Income 6,588 7,369 9,064 12,568 14,266 13.5

経常利益 Ordinary Income 5,950 6,679 8,262 11,668 13,790 18.2

当期純利益 Net Income 2,738 2,433 3,405 5,325 6,530 22.6

設備投資額 Capital Expenditure 985 819 1,852 1,377 2,636 91.4

研究開発費（1） R&D Expenses — — — 1,012 1,109 9.6

減価償却費 Depreciation and Amortization 1,006 1,098 1,057 1,128 1,095 -2.9

１株当たり当期純利益（円） Earnings per Share (Yen) 66.20 58.81 79.26 117.44 143.18 21.9

潜在株式調整後 Diluted Net Income

１株当たり当期純利益（円）（2） per Share (Yen) 59.39 52.68 74.23 — — ―

グロス・キャッシュフロー（3） Gross Cash Flow 3,744 3,531 4,462 6,453 7,625 18.2

株主資本 Total Stockholders’ Equity 23,794 25,003 34,841 39,801 40,783 2.5

総資産 Total Assets 70,853 70,545 77,233 83,806 82,386 -1.7

株主資本当期純利益率（ROE）（％）（4） Return on Equity 11.9 10.0 11.4 14.3 16.2 ―

総資産当期純利益率　（ROA）（％）（5） Return on Assets 3.8 3.4 4.6 6.6 7.9 ―

■ 連結財務ハイライト ■

(1)研究開発費については、新会計基準に則り、2期分の記載となっております。(2)潜在株式調整後１株当たり当期純利益については、1999年4月期に転換社債が全額転換されたため、以降記載しておりません。(3)グロス・キャッシュフロー＝当期純利益＋減価償却費　(4)株主資本当期純利益率＝当期純利益÷期首・期末平均株主資本×100　(5)総資産当期純利益率＝当期純利益÷期首・期末平均総資産×100　(6)本書における記載金額については、百万円未満を切り捨てて表示しております。

2000’96 ’97 ’98 ’99

売上高�Net Sales

（百万円／¥ millions）�

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40,000

80,000

120,000

160,000

当期純利益�Net Income


2000’96 ’97 ’98 ’990

1,500

3,000

4,500

6,000

グロス・キャッシュフロー�Gross Cash Flow（百万円／¥ millions）�

2000’96 ’97 ’98 ’990

1,800

3,600

5,400

7,200

株主資本�Total Stockholders’ Equity


2000’96 ’97 ’98 ’99

40,000

30,000

20,000

10,000

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Consolidated Financial Data


2

■ トップが語る伊藤園 ■

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Ｑ：当期の業績と中期計画に対する見通しは？

A：第35期（1999年5 月1 日から2000年4 月30日ま

で）の単独業績につきましては、売上高は1,716億２

千８百万円（前期比11.5％増）、経常利益は133億１千

７百万円（前期比14.0％増）、当期利益は63億２千万

円（前期比16.1％増）と、大幅な増収増益となりまし

た。長引く個人消費の低迷に加え、西日本地域におけ

る冷夏と長雨という厳しい要因もありましたが、２桁

の売上高成長率を持続しました。特に、当社がトップ

シェアを占めている緑茶飲料市場では、健康志向を背

景にして市場が活性化し、『お～いお茶』などの主力製

品が大きく売上を伸ばしました。また、それに加えて

『充実野菜』をはじめとした他の主力製品の売上高も大

きく伸長いたしました。

　当社は「2002年4 月期、売上高2,000 億円、株主資

本当期純利益率（ROE) 17％、営業拠点200 ケ所」とい

う単独の中期計画を定めており、2000年4月期におき

ましては、「株主資本当期純利益率（ROE)15.5％、営

業拠点156 ケ所」の実績となり、また、最近5年間で

も12.0％の平均成長率で売上高を伸ばすなど、目標の

実現に向けて着実に前進いたしております。

　加えて、当期中に策定いたしました単独の新長期計

画では、「2005年4月期、売上高2,600億円、総資産純

利益率（ROA)9.0％、営業拠点230ケ所」の目標を掲げ

ております。こうした高い成長率を維持できているの

も、当社の明確な経営方針と的確な戦略が実を結んで

きた結果と考えています。

Ｑ：伊藤園の経営理念とは？

A：当社は1966年の創業以来、「お客様第一主義」を基

本方針として独自の製品開発と販売・サービス網の拡

充に努めてまいりました。当社が考える「お客様」と

は、単に消費者の皆様にとどまらず、株主の皆様をは

じめ、販売先や仕入先、金融機関など、当社と関わり

を持たれるすべての方々を対象としております。当社

では、こうしたすべての「お客様」との“接点”を大

切にすることこそ、最良の経営につながるものと確信

しております。

Ｑ：高い成長を支える戦略とは？

A：当社は事業展開にあたって５つの戦略を掲げてい

ます。まず第一は独自の「製品開発力」で、「Still Now-

お客様が今でも何を不満に思っているか」という問題

意識を常に持ち「自然、健康、安全、良いデザイン、お

いしい」という５つのドメイン（生存領域）に沿った

製品開発を行うものです。これによって、常に消費者

の皆様のニーズに応える製品を提供することができま

す。第二は生産と小売りをダイレクトに結ぶ「ルート

セールス」と呼ばれる独自の販売体制で、営業拠点や

自動販売機の全国的拡充、地域に密着したエリアマー

ケティングなどを積極的に展開しております。この

「ルートセールス」によって、消費者の皆様のニーズや

市場の動向などをスピーディーかつ的確に把握するこ

とが可能です。この「ルートセールス」は当社の基盤

であり、今後もますます強化していくとともに、消費

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者の皆様のニーズに常に応えられるよう、バランスの

とれた片寄りのない販売ルートを確立してまいります。

第三は飲料部門における「委託生産方式」で、この

「ファブレス（fabricationless)：製造部門を持たない）」

方式によって設備投資リスクが極めて低く抑えられて

いるほか、市場環境の変化に迅速かつきめ細かく対応

できるようになっております。第四は中央研究所を核

とする高度な「研究開発力」で、製品開発を支える基

礎研究が行われております。その一環として、米国に

おけるガン研究の権威である M.D. アンダーソンガンセ

ンターが実施している緑茶のガン予防効果に関する臨

床試験に対する研究開発投資も行っており、人体に対

する安全性の確認試験に続く第二段階へ間近に入ると

の報告を受けております。また、2001年4月には静岡

県にある中央研究所に新棟を増設し、緑茶の有効成分

の分析や効能メカニズムの解析等を中心に一層の研究

開発体制の充実を図ってまいります。第五は「ブラン

ド戦略」で、『伊藤園』という総称ブランドに加えて、

『お～いお茶』『充実野菜』『金の烏龍茶』『香りきれい

ジャスミン茶』『香り薫るむぎ茶』といった個別ブラン

ドを積極的に強化しております。こうした個別ブラン

ドの確立は、その製品自体の売上高を大きく伸ばすと

ともに、『伊藤園』という総称ブランドの強化にもつな

がっております。

Ｑ：当期で特に注力したことは？

A：まず一つは、さきほど述べましたブランド戦略の強

化です。そのために、前期を上回る宣伝費を投入いたし

ました。それと同時に、ブランド戦略をより実効的なも

のにするために、二つ目として販売体制の拡大を図りま

した。その結果、自動販売機数は6万1,075台にまで増

加し、小売店などのお客様も11万5,000軒にまで拡大い

たしました。また、トータルな意味でのコストダウンも

図りました。これは、単に経費を削減するという考えで

はなく、新たな投資によって無駄な労働時間を省き、そ

の時間を生かしてマーケットの動向を敏感に把握できる

社員を育てていくという意味でのコストダウンです。

Ｑ：緑茶飲料市場の成長性は？

A：当期、他社の参入により緑茶飲料市場は急激に活

性化してまいりました。日本と世界を比較した一人当

たりの有価飲料年間消費量の少なさや、1999年の緑茶

の飲料化比率（日本国内の緑茶の総消費量のうちドリ

ンク原料に使用された割合）6.6％は著しく低く、これ

から緑茶飲料市場は大きく拡大するものと期待されま

す。当社はこの市場を開拓してきたと自負しておりま

す。最近の他社の参入はこうした市場の成長性を示す

ものであり、この参入によって市場の拡大も加速化し

ていくと期待しております。そうした中で当社は、創

業以来一貫して緑茶を主力事業として取り組んできた

飲料メーカーとして、その「強さ」をフルに発揮し、十

分なシェアを確保しながら、市場の拡大を牽引してい

きたいと考えております。

Ｑ：緑茶飲料市場での強さとは？

A：第一には、原料の確保です。これにつきましては、

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当社は、長年にわたって築き上げてきた生産者との信

頼関係や生産システムによって極めて強力な競争優位

性を持続させており、日本の荒茶消費量の14％以上を

当社が取り扱っています。また、将来の原料茶の需要

増に対応するため、生産者に対して栽培方法、加工方

法等の指導を行い、高品質の原料茶を安定的に確保す

ることにより、市場における競争力をさらに高めてい

きます。第二は、ブレンド技術です。当社は、缶入り

やペットボトル入りの製品を開発するに当たって独自

のブレンド技術を確立しております。これはリーフ製

造とはまったく異なる技術を必要とするものであり、

他社の追随を許さないものであります。第三は、缶入

り茶やペットボトル入り茶の生産技術です。世界で初

めて缶飲料化を可能にした「T-N （ティー＆ナチュラ

ル）ブロー技術」や、すでに特許を取得したペット緑

茶に最適な「ナチュラルクリアー製法」などにより、そ

の優位性は揺るぎないものとなっております。第四は、

販売力です。当社は、「ルートセールス」と呼ばれる独

自の販売体制で生産と小売りを直接結んでおり、これ

によって消費者の皆様のニーズにスピーディーに応え

る販売活動を展開しております。現在、全国で６万台

以上設置されている自動販売機につきましても、当社

の担当社員が直接製品補充などのアフターケアを行っ

ており、それぞれの自動販売機に最適な品揃えが可能

になっております。最後に、当社の「変革の企業文化」

について申し上げます。当社は、パック茶、缶入りウー

ロン茶や缶入り緑茶、ペットボトル入り緑茶など、伝

統に安座することなく、常にイノベーションの精神で

新しい時代にマッチした製品を開発してまいりました。

消費者の皆様の製品嗜好の変化に対応できるよう、緑

茶の研究や製法の開発を行う等、日々の「変革」を怠

らないからこそ消費者の皆様から長く愛され続け、そ

れがまた当社の成長につながっているものと確信して

おります。

Ｑ：海外戦略に対する見通しは？

A：緑茶が第二次世界大戦以前には米国で一般的に知

られた飲料であったことや、緑茶にはカテキン、テア

ニン（アミノ酸）、サポニン、フラボノイドなどの有効

成分が豊富に含まれていること、世界的な健康志向の

高まりなどを考えれば、未開拓である欧米市場が海外

戦略の重要なテーマの1 つとなってくることは間違い

ありません。しかし、そのためには、まず国内の基盤

をより強固なものにすることが不可欠であると考えて

おります。その意味で、中期計画目標を達成した後に、

本格的に海外展開に取り組みたいと考えておりますが、

そのための準備は着々と進めております。特に米国に

つきましては、すでにハワイにおいて事業活動を展開

しておりますが、2000年6 月からは米国ニューヨーク

にリサーチ・オフィスを設置し、3 人の社員がマーケ

ティング調査を開始しております。

Ｑ：株主への利益還元に対する考え方は？

A：当社では、継続的な安定配当による株主の皆様へ

の利益還元を最重要課題の１つと考えております。当

期の配当金につきましては35円としました。その結

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果、当期の配当性向は25.3％、株主資本配当率は3.9 ％

となりました。なお、株主資本利益率は0.9 ポイント上

昇し、15.5％となりました。

　そして、グローバル・スタンダードへの対応につき

ましては、2002年4 月期の中期計画に経営目標として

織り込み、順次具体化しております。今後もこの目標

の達成に向けて全力を尽くすとともに、伊藤園グルー

プ全体としても各企業の役割を明確にして統廃合など

を行い、経営資源の有効活用による経営基盤の強化や

経営の効率化を図り収益力を高めております。また、

財務内容をはじめとする情報開示につきましても、一

層の充実を図ってまいります。当社は1998年4 月期決

算から決算短信にもキャッシュフロー計算書を添付し

ているほか、日本国内のみならず海外においても投資

家向けの説明会を開催し、経営方針を説明しておりま

す。こうした取り組みが評価され、1999年１月に東京

証券取引所から、経営情報を適切に開示し株主向け資

料も充実している企業として、1998年度決算のディス

クロージャー表彰企業に選定されました。さらに当期

には、退職給付会計、時価会計の導入に備え、退職給

付債務の積立不足額を一括償却するとともに、ゴルフ

会員権につきましても相場の回復が見込めないものに

ついて評価損を計上するなど、財務体質の一層の健全

化を図りました。また、保有資産の透明性を向上させ

るため、土地再評価法に基づきすべての事業用地につ

いて時価にて再評価を実施しました。

　このように、投資家の皆様が当社をより深くご理解

いただけますよう、グローバル・スタンダードへの対

応もスピーディーにかつ積極的に進めております。

　今後とも株主および投資家の皆様とのより親密なコ

ミュニケーションを図るべく、引き続きIR（インベス

ターリレーションズ）活動を積極的に展開していくと

ともに、皆様からのご意見を経営に反映できる体制を

築き上げてまいりたいと存じます。株主および投資家

の皆様におかれましては、変わらぬご支援、ご指導を

賜りますようお願い申し上げます。


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■ 財務データ（収益性・成長性）■

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Operating Income & Operating Profit Ratio営業利益・売上高営業利益率�

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営業利益�連結�単独�

営業利益率�連結�単独�

’96 ’97 ’98 ’99 2000

（％）�

当期純利益・売上高当期純利益率�

（百万円／¥ millions）�Net Income & Return on Sales

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当期利益�連結�単独�

当期純利益率�連結�単独�

’96 ’97 ’98 ’99 2000


Ordinary Income & Ordinary Profit Ratio経常利益・売上高経常利益率�

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4,000

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経常利益�連結�単独�

経常利益率�連結�単独�

’96 ’97 ’98 ’99 2000

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売上原価・売上原価率�

（百万円／¥ millions）�Cost of Sales & Ratio of Cost of Sales

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75,000

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売上原価�連結�単独�

売上原価率�連結�単独�

s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

営業利益 Operating Income 連結 Consolidated 6,588 7,369 9,064 12,568 14,266単独 Non-Consolidated 6,446 7,235 8,923 12,507 13,788

売上高営業利益率（％） Operating Profit Ratio (%) 連結 Consolidated 6.1 6.1 6.6 8.0 8.2

単独 Non-Consolidated 6.1 6.1 6.6 8.1 8.0経常利益 Ordinary Income 連結 Consolidated 5,950 6,679 8,262 11,668 13,790

単独 Non-Consolidated 5,836 6,565 8,166 11,677 13,317

売上高経常利益率（％） Ordinary Profit Ratio (%) 連結 Consolidated 5.5 5.5 6.0 7.5 7.9単独 Non-Consolidated 5.5 5.5 6.1 7.6 7.8

当期純利益 Net Income 連結 Consolidated 2,738 2,433 3,405 5,325 6,530

単独 Non-Consolidated 2,657 2,441 3,117 5,444 6,320売上高当期純利益率（％） Return on Sales (%) 連結 Consolidated 2.5 2.0 2.5 3.4 3.8

単独 Non-Consolidated 2.5 2.1 2.3 3.5 3.7

売上原価 Cost of Sales 連結 Consolidated 60,545 68,306 75,276 83,225 90,593単独 Non-Consolidated 59,125 66,752 73,834 81,883 89,739

売上原価率（％） Ratio of Cost of Sales (%) 連結 Consolidated 55.9 56.2 54.8 53.2 52.1


7


昨年対比�過去2年�過去3年�過去4年�過去5年�

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営業利益成長率�Operating Income Compound Growth Rate

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経常利益成長率�Ordinary Income Compound Growth Rate

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40

連結� 単独�


（％）�

売上高成長率�Sales Compound Growth Rate

連結� 単独�

0

5

10

15

20


（％）�

グロス・キャッシュフロー成長率�Gross Cash Flow Compound Growth Rate

0

10

20

30

40

連結� 単独�

s対象期間昨年対比過去2年過去3年過去4年過去5年

売上高成長率（％） Sales Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 11.1 12.6 12.7 12.6 11.7単独 Non-Consolidated 11.5 12.9 13.0 12.9 12.0

営業利益成長率（％） Operating Income Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 13.5 25.5 24.6 21.3 17.8

単独 Non-Consolidated 10.2 24.3 24.0 20.9 17.8経常利益成長率（％） Ordinary Income Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 18.2 29.2 27.3 23.4 21.4


グロス・キャッシュフロー成長率（％） Gross Cash Flow Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 18.2 30.7 29.3 19.5 20.6単独 Non-Consolidated 13.3 34.5 28.8 19.2 21.4


8


■ 財務データ（効率性・安全性）■

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’96 ’97 ’98 ’99 2000

（回／times）�

総資産・使用総資本回転率�

（百万円／¥ millions）�Total Assets & Asset Turnover

0

25,000

50,000

75,000

100,000

0

0.6

1.2

1.8

2.4

総資産�連結�単独�

使用総資本�回転率�

連結�単独�

’96 ’97 ’98 ’99 2000

（％）�

株主資本・株主資本比率�

（百万円／¥ millions）�Total Stockholders’ Equity & Equity Ratio

0

11,000

22,000

33,000

44,000

0

13

26

39

52

株主資本�連結�単独�

株主資本�比率�

連結�単独�

’96 ’97 ’98 ’99 2000

（回／times）�

たな卸資産・たな卸資産回転率�

（百万円／¥ millions）�Inventories & Inventory Turnover

0

4,000

8,000

12,000

16,000

0

4

8

12

16

たな卸資産�連結�単独�

たな卸資産�回転率�

連結�単独�

’96 ’97 ’98 ’99 2000

（％）�

流動資産・流動比率�

（百万円／¥ millions）�Current Assets & Current Ratio

0

15,000

30,000

45,000

60,000

0

50

100

150

200

流動資産�連結�単独�

流動比率�連結�単独�

s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4総資産 Total Assets 連結 Consolidated 70,853 70,545 77,233 83,806 82,386

単独 Non-Consolidated 70,343 70,168 76,583 83,599 82,680使用総資本回転率（回） Asset Turnover (times) 連結 Consolidated 1.5 1.7 1.9 1.9 2.1


たな卸資産 Inventories 連結 Consolidated 9,433 11,932 11,860 12,830 12,865単独 Non-Consolidated 8,851 11,182 11,103 12,234 12,328

たな卸資産回転率（回） Inventory Turnover (times) 連結 Consolidated 12.1 11.4 11.5 12.7 13.5

単独 Non-Consolidated 12.4 11.9 12.1 13.2 14.0株主資本 Total Stockholders’ Equity 連結 Consolidated 23,794 25,003 34,841 39,801 40,783


株主資本比率（％） Equity Ratio (%) 連結 Consolidated 33.6 35.4 45.1 47.5 49.5単独 Non-Consolidated 33.9 35.6 45.1 47.8 50.1

流動資産 Current Assets 連結 Consolidated 37,022 38,720 45,419 50,409 50,013

単独 Non-Consolidated 36,350 37,933 44,287 49,918 49,177流動比率（％） Current Ratio (%) 連結 Consolidated 126.8 113.5 118.4 162.7 174.2


9


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（倍／times）�

’96 ’97 ’98 ’99 2000

インタレスト・カバレッジ・レシオ�Interest Coverage Ratio

0

20

40

60

80

連結� 単独�

’96 ’97 ’98 ’99 2000


設備投資額�Capital Expenditure

0

700

1,400

2,100

2,800

連結�単独�

’96 ’97 ’98 ’99 2000


負債総額・負債自己資本比率�Total Liabilities & Debt/Equity Ratio

0

15,000

30,000

45,000

60,000

0

50

100

150

200

負債総額�連結�単独�

負債自己�資本率�

連結�単独�


研究開発費�R&D Expenses

’96 ’97 ’98 ’99 20000

400

800

1,200

1,600

連結�単独�

s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4インタレスト・カバレッジ・レシオ（倍）Interest Coverage Ratio (times) 連結 Consolidated 16.8 21.0 36.7 45.3 66.2

単独 Non-Consolidated 16.5 20.7 36.3 45.3 63.9負債総額 Total Liabilities 連結 Consolidated 47,058 45,542 42,392 43,938 41,536


負債自己資本比率（％） Debt/Equity Ratio (%) 連結 Consolidated 197.8 182.1 121.7 110.4 101.8単独 Non-Consolidated 195.0 180.5 121.6 109.3 99.4

設備投資額 Capital Expenditure 連結 Consolidated 985 819 1,852 1,377 2,636

単独 Non-Consolidated 814 613 1,678 1,167 2,514研究開発費 R&D Expenses 連結 Consolidated — — — 1,012 1,109

単独 Non-Consolidated — — — 1,012 1,109

※研究開発費については、新会計基準に則り、2期分の記載となっております。


10

（単位：円／ ¥）

■ 財務データ（投資指標）■

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’96 ’97 ’98 ’99 2000

（％）�株主資本当期純利益率(ROE)・総資産当期純利益率(ROA)

0

5

10

15

20

株主資本�当期純利益率�

連結�単独�

総資産�当期純利益率�

連結�単独�

（円／¥ ）�１株当たりキャッシュ・フロー(CFPS)

’96 ’97 ’98 ’99 20000

50

100

150

200

連結�単独�

（円／¥ ）�１株当たり当期純利益(EPS)

’96 ’97 ’98 ’99 20000

40

80

120

160

連結�単独�

（円／¥ ）�１株当たり株主資本(BPS)

’96 ’97 ’98 ’99 20000

250

500

750

1,000

連結�単独�

s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4株主資本当期純利益率（ROE）（％） Return on Equity (%) 連結 Consolidated 11.9 10.0 11.4 14.3 16.2

単独 Non-Consolidated 11.5 10.0 10.5 14.6 15.5総資産当期純利益率（ROA）（％） Return on Assets (%) 連結 Consolidated 3.8 3.4 4.6 6.6 7.9


１株当たり当期純利益（EPS）Earnings per Share 連結 Consolidated 66.20 58.81 79.26 117.44 143.18単独 Non-Consolidated 64.23 59.01 72.55 120.07 138.59

１株当たりキャッシュ・フロー（CFPS）Cash Flow per Share 連結 Consolidated 90.51 85.34 103.87 142.33 167.21

単独 Non-Consolidated 86.72 82.03 93.28 141.11 158.95１株当たり株主資本（BPS）Book Value per Share 連結 Consolidated 575.11 604.28 776.28 872.71 894.25


11


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（％）�

EPS成長率・CFPS成長率・BPS成長率�Compound Growth Rate

0

10

20

30

40

EPS成長率�連結�単独�

CFPS成長率�連結�単独�

BPS成長率�連結�単独�

（倍／times）�

’96 ’97 ’98 ’99 2000

PER・PCFR・PBR

0

20

40

60

80

PER 連結�単独�

PCFR 連結�単独�

PBR 連結�単独�

’96 ’97 ’98 ’99 2000

（円／¥）� （％）�

１株当たり配当金・配当性向�Cash Dividends per Share & Payout Ratio

0

10

20

30

40

0

15

30

45

60

1株当たり配当金� 配当性向�

’96 ’97 ’98 ’99 2000

（％）�

株主資本配当率(DOE)

0

2

4

6

8

s対象期間昨年対比過去2年過去3年過去4年過去5年EPS成長率（％） EPS Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 21.9 34.4 34.5 21.3 23.4

単独 Non-Consolidated 15.4 38.2 32.9 21.2 24.1CFPS成長率（％） CFPS Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 17.5 26.9 25.1 16.6 16.4

単独 Non-Consolidated 12.6 30.5 24.7 16.4 17.2BPS成長率（％） BPS Compound Growth Rate (%) 連結 Consolidated 1.9 5.0 14.0 11.7 9.1


s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4株価収益率（PER）（倍） Price Earnings Ratio (times) 連結 Consolidated 37.0 40.6 48.8 70.2 74.7

単独 Non-Consolidated 38.1 40.5 53.3 68.6 77.2株価キャッシュ・フロー倍率（PCFR）（倍） Price Cash Flow Ratio (times) 連結 Consolidated 27.1 28.0 37.3 57.9 64.0

単独 Non-Consolidated 28.3 29.1 41.5 58.4 67.3株価純資産倍率（PBR）（倍） Price Book Value Ratio (times) 連結 Consolidated 4.3 4.0 4.8 9.4 12.0


１株当たり配当金（円） Cash Dividends per Share (¥) 単独 Non-Consolidated 30 30 30 35 35配当性向（％） Payout Ratio (%) 単独 Non-Consolidated 46.7 50.8 43.2 29.3 25.3

株主資本配当率（DOE）（％） Dividends on Equity (%) 単独 Non-Consolidated 5.2 5.0 3.9 4.0 3.9


12

■ 最近6年間の連結財務諸表 ■


s決算年月 1995.4 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

資産の部 ASSETS

流動資産 Current Assets 40,241 37,022 38,720 45,419 50,409 50,013

現金及び預金 Cash and Deposits 11,702 8,488 7,404 12,513 16,403 17,078

受取手形及び売掛金 Notes and Accounts Receivable—Trade 15,582 14,499 12,245 14,028 13,522 13,847

有価証券 Marketable Securities 241 348 621 198 — —

たな卸資産 Inventories 8,510 9,433 11,932 11,860 12,830 12,865

未収入金 Accounts Receivable–Other 3,966 3,953 5,943 5,965 6,647 4,943

繰延税金資産 Deferred Income Taxes — — 252 468 503 589

その他 Others 362 417 428 511 638 727

貸倒引当金 Allowance for Doubtful Accounts –125 –117 –108 –125 –137 –40

固定資産 Fixed Assets 32,980 33,296 31,490 31,594 32,919 32,372

有形固定資産 Property, Plant and Equipment 22,161 22,052 21,961 22,976 23,311 19,717

建物及び構築物 Buildings and Structures 9,223 8,935 8,720 8,679 8,587 10,093

土地 Land 11,834 11,972 12,008 13,068 13,056 8,107

建設仮勘定 Construction in Progress 2 5 19 35 431 0

その他 Others 1,101 1,139 1,213 1,193 1,235 1,517

無形固定資産 Intangible Assets 307 305 289 296 356 889

営業権 Goodwill 79 77 67 68 59 51

ソフトウエア Softwaer — — — — — 558

連結調整勘定 Consolidation Difference — — — — 4 —

その他 Others 227 227 221 227 292 278

投資その他の資産 Investments and Other Assets 10,512 10,939 9,239 8,321 9,251 11,765

投資有価証券 Investments in Securities 5,470 5,545 3,977 2,872 2,765 2,684

長期前払費用 Long-term Prepaid Expenses 786 624 410 426 398 81

敷金・保証金 Deposits Received 1,812 1,951 2,062 2,252 2,533 2,717

繰延税金資産 Deferred Income Taxes — — — 9 470 1,239

再評価に係る Deferred Income Taxes 繰延税金資産 Related to Revaluated Land — — — — — 2,179

その他 Others 2,474 2,840 2,800 2,774 3,087 2,906


為替換算調整勘定 Foreign Statements Translation Adjustments 742 533 335 219 477 —

資産合計 Total Assets 73,964 70,853 70,545 77,233 83,806 82,386

連結貸借対照表　Consolidated Balance Sheets

13



s決算年月 1995.4 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

負債の部 LIABILITIES

流動負債 Current Liabilities 34,184 29,190 34,111 38,355 30,975 28,711

支払手形及び買掛金 Notes and Accounts Payable 23,915 19,044 17,781 18,362 16,216 14,936

短期借入金 Short-term Borrowings 3,949 2,500 4,605 6,645 2,670 2,790

１年以内償還予定転換社債 Convertible Bonds due within One Year — — 4,666 1,730 — —

未払法人税等 Income Taxes Payable 1,565 1,983 1,009 2,679 3,857 3,238

未払事業税等 Enterprise Taxes Payable 470 562 308 775 — —

未払消費税等 Consumption Taxes Payable 244 309 383 883 724 748

未払費用 Accrued Expenses 2,563 3,096 3,627 5,100 5,193 4,816

賞与引当金 Accrued Bonuses 1,208 1,313 1,413 1,594 1,777 1,889

その他 Others 268 380 316 582 536 292

固定負債 Non-current Liabilities 17,512 17,755 11,317 3,923 12,962 12,825

社債 Straight Bonds 130 — — — — —

転換社債 Convertible Bonds 9,798 9,798 5,125 — — —

長期借入金 Long-term Debt 7,025 7,360 5,425 3,105 11,435 9,295

退職給与引当金 Retirement Benefits for Employees 97 112 128 141 381 2,406

役員退職慰労引当金Retirement Benefits for

163 316 475 651 868 1,086 Directors and Statutory Auditors

繰延税金負債 Deferred Income Taxes — — 135 — — —

連結調整勘定 Consolidation Difference — — — — — 9

その他 Others 297 167 28 26 278 27

少数株主持分 Minority Interests 107 112 113 113 — —

負債合計 Total Liabilities 51,804 47,058 45,542 42,392 43,938 41,536

少数株主持分 MINORITY INTERESTS — — — — 66 65

資本の部 STOCKHOLDERS’ EQUITY

資本金 Common Stock 7,929 7,929 7,933 11,789 12,655 12,655

資本準備金 Additional Paid-In Capital 8,276 8,276 8,280 12,136 13,002 13,002

再評価差額金 Revaluation Differential — — — — — –3,034

連結剰余金 Consolidated Retained Earnings — — — — 14,144 18,894

利益準備金 Legal Reserve 280 389 520 650 — —

その他の剰余金 Retained Earnings 5,704 7,201 8,272 10,266 — —

自己株式 Treasury Stock –31 –2 –2 –2 –0 –0

為替換算調整勘定 Foreign Statements Translation Adjustments — — — — — –733

資本合計 Total Stockholders’ Equity 22,159 23,794 25,003 34,841 39,801 40,783

負債、少数株主持分 Total Liabilities, Minority Interests

— — — — 83,806 82,386　及び資本合計 and Stockholders’ Equity

負債・資本合計 Total Liabilities and Stockholders’ Equity 73,964 70,853 70,545 77,233 — —


14

連結損益計算書　Consolidated Statements of Income


s決算年月 1995.4 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

売上高 Net Sales 99,872 108,216 121,607 137,320 156,557 173,966

売上原価 Cost of Sales 57,333 60,545 68,306 75,276 83,225 90,593

販売費及び一般管理費Selling, General and

36,245 41,082 45,931 52,979 60,763 69,106 Administrative Expenses営業利益 Operating Income 6,292 6,588 7,369 9,064 12,568 14,266

営業外収益 Non-operating Income 331 278 244 297 305 233受取利息及び配当金 Interest and Dividend Income 213 126 112 122 88 68その他の営業外収益 Others 117 151 132 174 217 165

営業外費用 Non-operating Expenses 1,394 916 934 1,099 1,205 709支払利息 Interest Expenses 594 400 356 250 279 216たな卸資産処分損 Loss on Disposal of Obsolete Inventories 473 425 417 412 673 322社債発行費 Bond Issuance Costs 156 — — — — —新株発行費 Stock Issuance Costs 8 — — — — —持分法による投資損失 Loss from Equity Method Applied — — — — 0 —その他の営業外費用 Others 161 90 161 436 252 170

経常利益 Ordinary Income 5,229 5,950 6,679 8,262 11,668 13,790

特別利益 Extraordinary Income 3 47 12 4 354 99固定資産売却益 Gain on Sales of Fixed Assets 0 37 — 0 13 —投資有価証券売却益 Gain on Sales of Investments in Securities 3 0 0 0 317 0その他の特別利益 Others — 9 12 3 24 98

特別損失 Extraordinary Expenses for Doubtful Accounts 952 191 1,784 1,290 1,021 2,007固定資産除売却損 Loss on Sales and Disposal of Fixed Assets 38 6 8 27 62 21投資有価証券評価損 Loss on Revaluation of Investments in Securities 615 52 1,635 1,133 72 102投資有価証券売却損 Loss on Sales of Investments in Securities — 0 — 3 13 0退職給与引当金

Retirement Benefits Costs for Employees-Prior Years — — — — 211 1,509　過年度分繰入額役員退職慰労引当金 Retirement Benefits for Directors

130 123 118 118 118 12　過年度分繰入額 and Statutory Auditors-Prior Years厚生年金基金 Amortization of Prior Service

— — — — 495 —　過去勤務費用償却 Pension Costsその他の特別損失 Others 168 10 21 6 47 361

税金等調整前当期純利益 Income before Income Taxes and Other Adjustments 4,280 5,806 4,907 6,976 11,001 11,882法人税及び住民税 Income Taxes-Current 2,387 3,100 2,440 3,853 — —法人税、住民税及び事業税 Income Taxes-Current and Enterprise Tax — — — — 6,190 6,225法人税等調整額 Income Taxes-Deferred –23 –19 27 –285 –513 –872少数株主利益 Minority Interests in Net Income 12 11 6 5 –1 0

持分法による投資利益 Income from Equity Method Applied — — — 2 — —連結調整勘定償却額（減算） Amortization of Consolidation Difference 5 — — — — —為替換算調整勘定（加算） Foreign Statements Translation Adjustments 14 24 — — — —

当期純利益 Net Income 1,912 2,738 2,433 3,405 5,325 6,530

15



s決算年月 1998.4 1999.4 2000.4

Ⅰ . 営業活動によるキャッシュ・フロー Cash Flows from Operating Activities:税金等調整前当期純利益 Income before Income Taxes and Other Adjustments 6,976 11,001 11,882減価償却費 Depreciation and Amortization 1,057 1,128 1,095有価証券・投資有価証券売却益 Gain on Sales of Investments in Securities 0 –318 0有価証券・投資有価証券評価損 Loss on Revaluation of Investments in Securities 1,133 72 102有価証券・投資有価証券売却損 Loss on Sales of Investments in Securities 7 13 0ゴルフ会員権評価損 Loss on Devaluation of Golf Membership — — 361厚生年金基金過去勤務費用償却 Amortization of Prior Service Pension Costs — 495 —貸倒引当金の増加・減少額 Allowance for Doubtful Accounts 18 3 –58賞与引当金の増加額 Accrued Bonuses 180 183 111退職給与引当金の増加額 Retirement Benefits for Employees 13 239 2,025役員退職慰労引当金の増加額 Retirement Benefits for Directors and Statutory Auditors 176 216 218受取利息及び受取配当金 Interests and Dividends Income –126 –88 –68支払利息 Interest Expenses 250 279 216役員賞与の支払額 Bonuses Paid to Directors and Statutory Corporate Auditors –46 –69 –71売上債権の増加・減少額 Notes and Accounts Receivable-Trade –1,780 491 –293たな卸資産の増加・減少額 Inventories 88 –1,001 –30その他の流動資産の増加・減少額 Other Current Assets –147 –818 1,615その他の固定資産の増加額 Other Non-Current Assets –182 –141 –120仕入債務の増加・減少額 Notes and Accounts Payable 581 –2,142 –1,327未払消費税等の増加・減少額 Income Taxes Payable 500 –159 20その他の流動負債の増加・減少額 Other Current Liabilities 2,207 –188 –620その他の営業活動による純増減額 Others 52 –13 –218　小計 Sub Total 10,961 9,184 14,841利息及び配当金の受取額 Interests and Dividends Income Received in Cash 125 91 69利息の支払額 Interest Expenses Paid in Cash –248 –286 –212法人税等の支払額 Income Paid in Cash –2,183 –5,788 –6,849　営業活動によるキャッシュ・フロー Net Cash Provided by Operating Activities 8,656 3,200 7,849

Ⅱ . 投資活動によるキャッシュ・フロー Cash Flows from Investing Activities:定期預金の預入による支出 Cash Payment to Time Deposits –2,182 –1,408 —定期預金の払戻による収入 Cash Return from Time Deposits 2,442 1,909 554有価証券・投資有価証券の取得による支出 Acquisition of Investments in Securities –31 –1,344 –22有価証券・投資有価証券の売却による収入 Sales of Investments in Securities 425 1,871 0有形固定資産・無形固定資産及び

Acquisition of Assets and Long-Term Prepaid Expenses –2,105 –1,698 –3,053　長期前払費用の取得による支出ゴルフ会員権・その他投資の取得による支出 Acquisition of Golf Memberships and Other Investments –12 –465 –277その他の投資活動による純増加額 Others 38 46 91　投資活動によるキャッシュ・フロー Net Cash Used in Investing Activities –1,425 –1,088 –2,706

Ⅲ. 財務活動によるキャッシュ・フロー Cash Flows from Financing Activities:短期借入金の純増減額 Net Decrease in Short-Term Borrowings –450 –1,450 380長期借入金借入による収入 Proceeds from Long-Term Debt 2,825 12,050 —長期借入金返済による支出 Repayment of Long-Term Debt –2,655 –6,245 –2,520転換社債の償還 Redemption of Convertible Bonds –347 — —配当金の支払額 Dividends Paid –1,241 –2,030 –1,710その他の財務活動による純増加額 Others 3 2 0　財務活動によるキャッシュ・フロー Net Cash (Used in) Provided by Financing Activities –1,865 2,327 –3,849

Ⅳ．現金及び現金同等物に係る換算差額 Translation Losses to Cash and Cash Equivalents –6 –17 –30Ⅴ．現金及び現金同等物の増加額 Net Increase in Cash and Cash Equivalents 5,358 4,421 1,263Ⅵ．現金及び現金同等物の期首残高 Cash and Cash Equivalents at Beginning of Year 5,800 11,159 15,581Ⅶ．現金及び現金同等物の期末残高 Cash and Cash Equivalents at End of Year 11,159 15,581 16,844

連結キャッシュ・フロー計算書 Consolidated Cash Flow Statements

（注記事項） Notes to Condidated Statements of Cash Flows

１．転換社債の株式転換額 Conversion of Convertible Bonds into Common Stock 7,713 1,730 —２．資金の範囲 Breakdown of Cash and Cash Equivalents

手許現金、要求払預金及び取得日から3ヵ月以内に満期の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資を計上しております。現金及び預金 Cash and Deposits 12,513 16,403 17,078預け入れ期間が３ヶ月を超える定期預金 Deposits with Maturities More Than Three Months –1,354 –822 –234現金及び現金同等物の期末残高 Cash and Cash Equivalents at End of Year 11,159 15,581 16,844

なお、上記の連結キャッシュ・フロー計算書は、「連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準」に基づき作成しております。


16

■ グループ会社情報 ■

商号：伊藤園産業　株式会社事業内容：茶類の製造・販売及び貨物運送取扱事業所在地：東京都渋谷区本町3-47-10設立年月日：1981年5月11日資本金：300百万円決算期：4月

商号：株式会社　沖縄伊藤園事業内容：飲料・茶葉の販売所在地：沖縄県浦添市字前田1569-2設立年月日：1981年8月10日資本金：10百万円決算期：4月

商号：株式会社　伊藤園関西茶業事業内容：緑茶・麦茶・進物用製品の製造・販売所在地：三重県四日市市西坂部町2819設立年月日：1976年4月2日資本金：10百万円決算期：4月

商号：ITOEN(USA) INC.事業内容：飲料・食品の製造・販売所在地：アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市設立年月日：1987年7月7日資本金：21,500千US$決算期：4月

商号：ITO EN AUSTRALIA PTY.LIMITED事業内容：緑茶の製造・販売所在地：オーストラリア　ビクトリア州設立年月日：1994年9月9日資本金：5,100千A$決算期：4月

商号：寧波舜伊茶業有限公司事業内容：中国産の日本向け緑茶の製造・輸出所在地：中華人民共和国浙江省餘姚市設立年月日： 1994年9月13日資本金： 900千US$決算期： 12月

商号：福建新烏龍飲料有限公司事業内容：本場ウーロン茶の日本への輸出所在地：中華人民共和国福建省福州設立年月日： 1998年2月25日資本金： 3,600千元決算期： 12月

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

17


■ 財務ハイライト ■


s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4 99-00増減率（％）

売上高 Net Sales 105,619 118,819 134,655 153,957 171,628 11.5

茶葉部門 Tea Leaves 22,159 24,328 25,761 27,555 27,877 1.2

緑茶飲料部門 Green Tea Beverages 31,199 34,536 45,443 57,198 67,108 17.3

ウーロン茶飲料部門 Oolong Tea Beverages 10,021 16,789 16,588 15,045 15,028 △ -0.1

野菜・果実飲料部門 Fruit and Vegetable Beverages 26,495 25,158 26,111 30,585 33,285 8.8

コーヒー飲料部門 Coffee Beverages 6,589 7,062 8,338 10,706 11,596 8.3

紅茶飲料・その他部門 Black Tea Beverages and Others 9,153 10,944 12,411 12,865 16,732 30.1

営業利益 Operating Income 6,446 7,235 8,923 12,507 13,788 10.2

経常利益 Ordinary Income 5,836 6,565 8,166 11,677 13,317 14.0

当期純利益 Net Income 2,657 2,441 3,117 5,444 6,320 16.1

設備投資額 Capital Expenditure 814 613 1,678 1,167 2,514 115.5

研究開発費（1） R&D Expenses — — — 1,012 1,109 9.6

減価償却費 Depreciation and Amortization 930 952 890 954 928 △ -2.7

１株当たり当期純利益（円） Earnings per Share (Yen) 64.23 59.01 72.55 120.07 138.59 15.4

潜在株式調整後 Diluted Net Income

１株当たり当期純利益（円）（2） per Share (Yen) 57.61 52.86 67.93 — — ―

グロス・キャッシュフロー（3） Gross Cash Flow 3,587 3,394 4,007 6,398 7,248 13.3

株主資本 Total Stockholders’ Equity 23,846 25,012 34,559 39,945 41,458 3.8

総資産 Total Assets 70,343 70,168 76,583 83,599 82,680 -1.1

株主資本当期純利益率（ROE）（％）（4） Return on Equity 11.5 10.0 10.5 14.6 15.5 ―

総資産当期純利益率（ROA）（％）（5） Return on Assets 3.7 3.5 4.2 6.8 7.6 ―

(1)研究開発費については、新会計基準に則り、2期分の記載となっております。(2)潜在株式調整後１株当たり当期純利益については、1999年4月期に転換社債が全額転換されたため、以降記載しておりません。(3)グロス・キャッシュフロー＝当期純利益＋減価償却費　(4)株主資本当期純利益率＝当期純利益÷期首・期末平均株主資本×100　(5)総資産当期純利益率＝当期純利益÷期首・期末平均総資産×100　(6)本書における記載金額については、百万円未満を切り捨てて表示しております。

2000’96 ’97 ’98 ’99

売上高�Net Sales


0

40,000

80,000

120,000

160,000

当期純利益�Net Income


2000’96 ’97 ’98 ’990

1,500

3,000

4,500

6,000

グロス・キャッシュフロー�Gross Cash Flow（百万円／¥ millions）�

2000’96 ’97 ’98 ’990

1,800

3,600

5,400

7,200

株主資本�Total Stockholders’ Equity


2000’96 ’97 ’98 ’99

40,000

30,000

20,000

10,000

0

Non-Consolidated Financial Data


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■ 部門別事業概況 ■

茶葉部門緑茶飲料部門○

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’96 ’97 ’98 ’99 2000

（百万円／¥ millions）� （％）�

売上高５年間推移　売上高構成比推移�

（2000年4月期）�

売上高構成比�

0

20,000

40,000

60,000

80,000

0

10

20

30

40

39.1%

’96 ’97 ’98 ’99 2000



（2000年4月期）�


16.2%

0

7,000

14,000

21,000

28,000

0

10

20

30

40

・産地元詰め直送茶お濃い抹茶入り玄米茶200g　・よく出るティーバッグ緑茶10パック　

・お～いお茶さらさら緑茶14パック　・ホームサイズ緑茶　・味の太鼓判特上蒸し緑茶　

・お濃い緑茶めがみ1000　・お～いお茶一茶摘み緑茶　・香り薫るむぎ茶TB54P両用　・徳用ウーロン茶A

・缶お～いお茶緑茶A　・缶お～いお茶緑茶S　・テトラお～いお茶緑茶250mlスリム　

・ペットお～いお茶緑茶2L　・ペットお～いお茶緑茶350ml　・ペットお～いお茶緑茶500ml　

・缶お～いお茶玉露S　・ペット香り薫るむぎ茶500ml　・ペット香り薫るむぎ茶350ml　

・ペット香り薫るむぎ茶2L　・テトラ香り薫るむぎ茶250lmスリム　

・ペットお～いお茶抹茶入り玄米茶500lm　・ペットお～いお茶一番茶使用ほうじ茶500lml

茶葉部門の当期売上高は、高品質を追求したうえで

消費者の嗜好に沿った製品の提供を行った結果、前期

比1.2％増の278億77百万円となりました。緑茶成分の

効能については、その研究が進み、消費者の関心が自

然・健康志向へ高まるとともに、緑茶の健康・薬理的

効用への期待が一層深まっています。主力のブランド

である『お～いお茶』シリーズは、No.1ブランドとし

て幅広いお客様に親しまれております。一方、緑茶以

外では、飲料と統一ブランドにした麦茶が積極的な販

売活動に支えられて大幅な売り上げ増となりました。

今後も、味・香り・水色や外観の形状・色沢まで消費者

の嗜好に合わせた、さまざまな品種や形態の製品を提

供してまいります。

緑茶飲料部門の当期売上高は、消費者の健康志向の

高まりや緑茶に含まれる有効成分の薬理的効能が認知

されることによって需要が高まり、前期比17.3％増の

671億8百万円となりました。なかでも、当社の主力ブ

ランドである『お～いお茶』シリーズの拡販が大きく

貢献し、数量で前期比14.8％増の33,365千ケース、売

上高で前期比13.5％増の600億54百万円となりました。

また、これまで販売したきた『お～いお茶むぎ茶』を

改良し、新ブランド『香り薫るむぎ茶』として99年３

月より発売したことにより、今期は前期比168.2％増の

72億44百万円となり新たなブランドとして確立しまし

た。今後も消費者の嗜好に合わせた製品の提案、容器

の多様化を図り、いつでもどこでもおいしいお茶を手

軽に飲むことができるようにしてまいります。

19


ウーロン茶飲料部門野菜・果実飲料部門○

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’97より野菜と果実を分けて表示しております。


（2000年4月期）�


’96 ’97 ’98 ’99 2000


0

5,000

10,000

15,000

20,000

0

10

20

30

40

8.7%

売上高５年間推移　売上高構成比推移�果実�

果実�

野菜�

野菜�

（2000年4月期）�


’96 ’97 ’98 ’99 2000


0

10,000

20,000

30,000

40,000

0

10

20

30

40

14.0%

5.4%

・缶烏龍茶鉄観音入りA　・缶ウーロン茶S　・ペットウーロン茶鉄観音入り2L　

・ペット金の烏龍茶かがやき500ml　・缶金の烏龍茶かがやきA　

・ペット金の烏龍茶かがやき2L　・ペット香りきれいジャスミン茶500ml　

・ペット香りきれいジャスミン茶2L　・缶香りきれいジャスミン茶A　

・テトラ香りきれいジャスミン茶250mlスリム

・ペット野菜いきいき赤の充実赤野菜100％930g　・缶まるごと2本しぼったキャロット100％S　

・テトラ充実野菜緑黄色野菜ミックス200ml　・ペット充実野菜緑黄色野菜ミックス500g　

・缶充実野菜緑黄色野菜ミックスS　・ペット充実野菜緑黄色野菜ミックス930g　

・ペット充実野菜緑黄色野菜ミックス350g　・缶毎日いきいき緑の野菜モロヘイヤ＆果実ミックスS　

・ペット野菜いきいき緑の充実キャベツ＆モロヘイヤ930g　

・缶ナチュラルランドベジタブルミックスアップル＆キャロットベース　

・缶いきいきすこやかブルーベリーヨーグルト風味190g　・ペットぎゅっと搾ったレモン水500ml　

・缶シャキッと夏みかんA　・ペットシャキッと夏みかん500g

ウーロン茶飲料部門の当期売上高は、前期比0.1%減

の150億28百万円となりました。成熟期に入ったと言

われるウーロン茶飲料ですが、昨年のマーケットは底

打ちの兆しが出てきております。当社においても、原

料と製法にこだわった『金の烏龍茶』が従来のウーロ

ン茶飲料に対する消費者の不満を解消することで新た

な市場を創造しています。その結果、通期では前期比

減となりましたが、年度後半では増加傾向となりまし

た。また、その一方で、従来の『ジャスミン茶』を全面

的にリニューアルし、花の香りをマイルドにした『香

りきれいジャスミン茶』が女性を中心に引き続き好調

な売れ行きを示しております。今後も、日本にウーロ

ン茶を広めたパイオニアとして市場への新たな提案を

行い、他社との差別化を明確に打ち出した独自の製品

開発を行ってまいります。

野菜・果実飲料部門の当期売上高は、前期比8.8％増

の332億85百万円となりました。そのうち野菜飲料は

消費者の健康志向の高まりにより順調な拡大を示し、

前期比11.3％増の240億34百万円となりました。主力

で引き続き好調な『充実野菜』『緑の野菜』の他、新た

にキャベツやモロヘイヤなど飲みにくい野菜をおいし

く仕立てた『緑の充実』、自然の有効成分を豊富に含ん

だ赤色系の野菜を飲みやすくした『赤の充実』などを

発売し、ご好評をいただきました。果実飲料では、さ

のう入りの『ぎゅっと搾ったレモン水』などが好調に

推移し、また『ブルーベリーヨーグルト風味』も好評

を得て、前期比３％増の92億51百万円となりました。

今後も、消費者の健康志向を背景に、より消費者の嗜

好に沿うために、新製品の開発や品質の改良、容器の

多様性もあわせて改善を図ってまいります。


20

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コーヒー飲料部門紅茶飲料・その他部門

’96 ’97 ’98 ’99 2000


（2000年4月期）�

売上高構成比�（百万円／¥ millions）� （％）�

0

3,000

6,000

9,000

12,000

0

10

20

30

40

6.8 %


（2000年4月期）�


’96 ’97 ’98 ’99 2000


0

4,000

8,000

12,000

16,000

0

10

20

30

40

9.8%

・缶おいしい食物繊維ナタデココ・プレーンM　・ペットりんご酢すきっ！500g　

・テトラりんご酢すきっ！200mlスリム　・缶カラダに微笑しその潤いS　

・テトラカラダに微笑しその潤い125ml　・ペット天然水サイダー500ml　

・ペットビタミンC2000mg500ml　・缶知性美水カテキンウォーターA　

・ペットカテキンリフレッシュ500ml　・缶フレッシュフルレモンティーA　

・缶牛乳で仕上げたミルクティーA

・缶セミブラックコーヒーS　・缶ドリップコーヒーS　・缶デミタスコーヒーS　・缶ミルクコーヒーA　

・缶ドリップコーヒーブラック無糖S　・缶ドリップコーヒープレミアムモカS　・缶カプチーノS

紅茶飲料・その他部門の当期売上高は、前期比30.1％

増の167億32百万円となりました。紅茶飲料市場は依

然減少傾向にありますが、セイロン紅茶の高級品ハイ

グロウンティーを使用した『レモンティー』や『アッ

プルティー』の売上高が着実に伸びました。炭酸飲料

は、『天然水サイダー』が引き続き好調に推移したのに

加え、レモン100個分のビタミンを配合した、500ml

ペットボトル入りの『ビタミンＣ2000』などの新投入

も効を奏しました。99 年９月発売の『りんご酢す

きっ！』は、りんご酢がカルシウムの吸収を高め、は

ちみつとの相乗効果で美容と健康をサポートする機能

性健康飲料として、大幅な増収となりました。今後有

望なこの分野は、さらなる新製品の開発と容器の多様

化によってラインナップの充実を図ってまいります。

コーヒー飲料部門の当期売上高は、前期比8.3％増の

115億96百万円となりました。各社が激しくシェアを

奪い合うなか、品質にこだわる製品作りや品揃えの強

化、自動販売機の設置台数の増加等により市場を上回

る伸びを達成することができました。PETリサイクル

樹脂のキャップを装着することで衛生感を向上させた

『デミタスコーヒー』が前年に続き大きく伸びるととも

に、消費者の甘さ離れにマッチングさせた『ブラック

コーヒー』や『セミブラックコーヒー』、苦味、酸味、コ

ク、香りをバランスよく引き出した『ドリップコー

ヒー』や香り高い『カプチーノ』、モカを100％使用し

た『プレミアムモカ』、ほどよく牛乳とマッチさせた『ミ

ルクコーヒー』も引き続き好調な売れ行きとなりまし

た。今後も原料、製法、容器等において本物志向に徹

した製品を開発して、他社との差別化を図ってまいり

ます。

21


　日本茶飲料　　ウーロン茶飲料　　コーヒー飲料　野菜・果実飲料　　紅茶飲料　　炭酸飲料　　その他

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■ マーケットデータ ■

s 暦年 1995 1996 1997 1998 1999

清涼飲料市場 Beverage Market（出荷金額：億円・対前年増減率／ departures of products: 100 million yen, percentage change）日本茶（緑茶・麦茶・混合茶） Japanese Tea Beverages 1,987 34.9% 2,438 22.7% 2,968 21.8% 3,439 15.9% 3,667* 6.6%

ウーロン茶 Oolong Tea Beverages 2,472 -8.9 2,400 -2.9 2,193 -8.6 1,922 -12.3 1,950* 1.4

コーヒ－ Coffee Beverages 8,435 3.5 8,555 1.4 8,556 0.0 9,070 6.0 9,206* 1.5

野菜・果実 Fruit and Vegetable Beverages 5,168 -2.6 4,829 -6.6 4,522 -6.3 5,498 21.6 5,935* 8.0

紅茶 Black Tea Beverages 1,585 13.6 1,870 18.0 1,995 6.7 2,071 3.8 1,857* -10.3

炭酸 Carbonated Beverages 7,182 -9.6 7,101 -1.1 7,015 -1.2 6,570 -6.3 6,761* 2.9

その他 Other Beverages 4,173 -3.4 4,619 10.7 4,958 7.3 5,212 5.1 5,503* 5.6

合計 Total 31,002 -1.0% 31,812 2.6% 32,207 1.2% 333,782 4.9% 34,880* 3.2%

s暦年 1995 1996 1997 1998 1999

国内茶葉生産量（tons） Domestic Tea Leaf Production Capacity 84,800 88,700 91,200 82,600 88,500

日本茶飲料市場 (緑茶・麦茶・混合茶) (万ケース／ 10 thousand cases) 11,090 13,567 15,622 17,620 18,478*

Japanese Tea Beverage Market

ウーロン茶飲料市場 (万ケース／ 10 thousand cases) 13,590 13,140 12,960 12,430 12,600

Oolong Tea Beverage Market

伊藤園調べ*は予測値

清涼飲料市場�

’95 ’96 ’97 ’98 ’99

（出荷金額：億円／departures of products: 100 million yen）�

Beverage Market

0

10,000

20,000

30,000

40,000

’95 ’96 ’97 ’98 ’99

日本茶飲料市場�

（万ケース／10 thousand cases）�

Japanese Tea Beverage Market

0

5,000

10,000

15,000

20,000

’95 ’96 ’97 ’98 ’99

国内茶葉生産量�

（トン／tons）�

Domestic Tea Leaf Production Capacity

0

25,000

50,000

75,000

100,000

’95 ’96 ’97 ’98 ’99

ウーロン茶飲料市場�

（万ケース／10 thousand cases）�

Oolong Tea Beverage Market

0

4,000

8,000

12,000

16,000


22


s決算年月 1995.4 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

資産の部 ASSETS

流動資産 Current Assets 39,657 36,350 37,933 44,287 49,918 49,177

現金及び預金 Cash and Deposits 11,213 7,905 6,901 11,959 15,676 16,294

受取手形 Notes Receivable—Trade 3,624 2,978 2,184 2,828 1,953 785

売掛金 Accounts Receivable—Trade 11,518 11,192 9,777 10,962 11,343 12,807

有価証券 Marketable Securities 43 92 303 — — —

自己株式 Treasury Stock 31 2 2 2 0 0

たな卸資産 Inventories 8,134 8,851 11,182 11,103 12,234 12,328

未収入金 Accounts Receivable–Other 4,017 4,037 6,026 6,004 6,665 5,128

関係会社貸付金 Advances or Loans to Subsidiaries 860 1,024 1,251 1,085 1,075 635

繰延税金資産 Deferred Income Taxes — — — — 472 541

その他 Others 339 386 415 468 606 689


固定資産 Fixed Assets 33,713 33,993 32,234 32,296 33,681 33,503

有形固定資産 Property, Plant and Equipment 20,310 20,172 20,031 21,005 21,410 17,885

建物及び構築物 Buildings and Structures 8,148 7,828 7,661 7,551 7,479 9,051

土地 Land 11,492 11,630 11,667 12,715 12,718 7,749

建設仮勘定 Construction in Progress — 5 — — 411 —

その他 Others 668 707 702 738 800 1,084

無形固定資産 Intangible Assets 59 65 71 76 159 707

投資その他の資産 Investments and Other Assets 13,343 13,755 12,131 11,214 12,111 14,909

投資有価証券 Investments in Securities 5,439 5,514 3,948 2,843 2,737 2,657

関係会社株式・出資金 Investments in Subsidiaries 3,123 3,151 3,186 3,230 3,351 3,621

敷金・保証金 Deposits Received 1,802 1,942 2,055 2,244 2,515 2,696

繰延税金資産 Deferred Income Taxes — — — — 320 1,063

再評価に係る Deferred Income Taxes 繰延税金資産 Related to Revaluated Land — — — — — 2,179

その他 Others 3,007 3,156 2,953 2,908 3,189 2,734


資産合計 Total Assets 73,370 70,343 70,168 76,583 83,599 82,680

貸借対照表　Non-Consolidated Balance Sheets

■ 最近6年間の財務諸表 ■

23



s決算年月 1995.4 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

負債の部 LIABILITIES

流動負債 Current Liabilities 33,617 28,754 33,987 38,115 30,717 28,496

支払手形 Notes Payable 10,426 4,064 — — — —

買掛金 Accounts Payable 13,191 14,768 17,883 18,409 16,269 14,657

短期借入金 Short-term Borrowings 3,949 2,500 4,605 6,645 2,670 2,790

１年以内償還予定転換社債 Convertible Bonds due within One Year — — 4,666 1,730 — —

未払法人税等 Income Taxes Payable 1,513 1,943 981 2,615 3,809 2,984

未払事業税等 Enterprise Taxes Payable 455 551 300 757 — —

未払消費税等 Consumption Taxes Payable 236 306 369 852 700 696

未払費用 Accrued Expenses 2,426 2,999 3,545 5,002 5,068 5,262

賞与引当金 Accrued Bonuses 1,160 1,262 1,361 1,538 1,723 1,822

その他 Others 258 358 274 564 475 282

固定負債 Non-current Liabilities 17,500 17,742 11,167 3,908 12,936 12,726

社債 Straight Bonds 130 — — — — —

転換社債 Convertible Bonds 9,798 9,798 5,125 — — —

長期借入金 Long-term Debt 7,025 7,360 5,425 3,105 11,435 9,295

長期未払金 Long-term Accounts Payables 284 154 — — 252 —

退職給与引当金 Retirement Benefits for Employees 85 99 113 125 354 2,334

役員退職慰労引当金Retirement Benefits for

163 316 475 651 868 1,070 Directors and Statutory Auditors

その他 Others 12 12 28 26 25 26

負債合計 Total Liabilities 51,117 46,497 45,155 42,023 43,654 41,222

資本の部 STOCKHOLDERS’ EQUITY

資本金 Common Stock 7,929 7,929 7,933 11,789 12,655 12,655

資本準備金 Additional Paid-In Capital 8,276 8,276 8,280 12,136 13,002 13,002

利益準備金 Legal Reserve 272 379 508 637 850 1,030

再評価差額金 Revaluation Differential — — — — — –3,034

剰余金 Retained Earnings 5,774 7,260 8,290 9,995 13,436 17,804

任意積立金 General Reserve 3,532 4,017 5,240 6,128 7,249 10,542

当期未処分利益 Unappropriated Retained Earnings 2,241 3,242 3,049 3,866 6,187 7,262

（うち当期純利益） (Including Net Income for the year) (1,800) (2,657) (2,441) (3,117) (5,444) (6,320)

資本合計 Total Stockholders’ Equity 22,253 23,846 25,012 34,559 39,945 41,458

負債・資本合計 Total Liabilities and Stockholders’ Equity 73,370 70,343 70,168 76,583 83,599 82,680


24


s決算年月 1995.4 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

売上高 Net Sales 97,373 105,619 118,819 134,655 153,957 171,628

売上原価 Cost of Sales 55,967 59,125 66,752 73,834 81,883 89,739

販売費及び一般管理費Selling, General and

35,329 40,047 44,831 51,898 59,566 68,101Administrative Expenses営業利益 Operating Income 6,075 6,446 7,235 8,923 12,507 13,788

営業外収益 Non-operating Income 350 291 255 310 328 211受取利息及び配当金 Interest and Dividend Income 253 165 139 158 146 74その他の営業外収益 Others 96 126 115 151 181 137

営業外費用 Non-operating Expenses 1,375 901 924 1,067 1,157 682支払利息 Interest Expenses 594 400 356 250 279 217たな卸資産処分損 Loss on Disposal of Obsolete Inventories 468 421 412 389 664 313社債発行費 Bond Issuance Costs 156 — — — — —新株発行費 Stock Issuance Costs 8 — — — — —その他の営業外費用 Others 147 80 155 427 214 151

経常利益 Ordinary Income 5,050 5,836 6,565 8,166 11,677 13,317

特別利益 Extraordinary Income 3 45 11 1 336 77固定資産売却益 Gain on Sales of Fixed Assets 0 37 — — 0 0投資有価証券売却益 Gain on Sales of Investments in Securities 3 0 0 0 317 0その他の特別利益 Others — 8 11 1 19 77

特別損失 Extraordinary Expenses for Doubtful Accounts 941 190 1,782 1,284 946 1,950固定資産除却損 Loss on Sales and Disposal of Fixed Assets 34 4 8 23 57 14投資有価証券評価損 Loss on Revaluation of Investments in Securities 608 52 1,634 1,132 72 102投資有価証券売却損 Loss on Sales of Investments in Securities — 0 — 3 13 0ゴルフ会員権評価損 Loss on Devaluation of Golf Memberships — — — — — 355退職給与引当金

Retirement Benefit Costs for Employees-Prior Years — — — — 188 1,478　過年度分繰入額役員退職慰労引当金 Retirement Benefits for Directors

130 123 118 118 118 —　過年度分繰入額 and Statutory Auditors-Prior Years厚生年金基金 Amortization of Prior Service

— — — — 495 —　過去勤務費用償却 Pension Costsその他の特別損失 Others 168 10 20 6 — —

税引前当期純利益 Income before Income Taxes 4,112 5,691 4,795 6,882 11,068 11,444

法人税及び住民税 Income Taxes-Current 2,312 3,034 2,353 3,765 — —

法人税、住民税及び事業税 Income Taxes-Current and Enterprise Tax — — — — 6,112 5,935

法人税等調整額 Income Taxes-Deferred — — — — –489 –812

当期純利益 Net Income 1,800 2,657 2,441 3,117 5,444 6,320

前期繰越利益 Retained Earnings Brought Forward 441 585 608 749 823 1,819

過年度分税効果調整額 Adjustment of Occured Income Taxes — — — — 303 —

税効果会計適用に伴う Reversal of Reserves for Future— — — — 368 —　固定資産圧縮積立金取崩額 Deferred Income Taxes Related to Fixed Assets

中間配当金 Mid-term Dividends — — — — 684 798

中間配当に伴う利益準備金積立額 Retained Reserves for Mid-term Dividends — — — — 68 79

当期未処分利益 Unappropriated Retained Earnings 2,241 3,242 3,049 3,866 6,187 7,262

損益計算書　Non-Consolidated Statements of Income

25



s決算年月 1998.4 1999.4 2000.4

Ⅰ . 営業活動によるキャッシュ・フロー Cash Flows from Operating Activities:税引前当期純利益 Income before Income Taxes 6,882 11,068 11,444減価償却費 Depreciation and Amortization 890 954 928固定資産売却益 Gain on Sales of Fixed Assets — –0 —有価証券・投資有価証券売却益 Gain on Sales of Investments in Securities 0 –318 0固定資産除却損 Loss on Disposal of Fixed Assets 23 57 14有価証券・投資有価証券評価損 Loss on Revaluation of Investments in Securities 1,132 72 102有価証券・投資有価証券売却損 Loss on Sales of Investments in Securities 7 13 0ゴルフ会員権評価損 Loss on Devaluation of Golf Membership — — 355厚生年金基金過去勤務費用償却 Amortization of Prior Service Pension Costs — 495 —貸倒引当金の増加・減少額 Allowance for Doubtful Accounts 16 –26 –36賞与引当金の増加額 Accrued Bonuses 176 185 98退職給与引当金の増加額 Retirement Benefits for Employees 12 228 1,980役員退職慰労引当金の増加額 Retirement Benefits for Directors and Statutory Auditors 176 216 202受取利息及び受取配当金 Interests and Dividends Income –158 –146 –74支払利息 Interest Expenses 250 279 217役員賞与の支払額 Bonuses Paid to Directors and Statutory Corporate Auditors –41 –63 –62売上債権の増加・減少額 Notes and Accounts Receivable-Trade –1,829 494 –296たな卸資産の増加・減少額 Inventories 78 –1,130 –93その他の流動資産の増加・減少額 Other Current Assets –38 –798 1,448その他の固定資産の増加額 Other Non-Current Assets –156 –127 –97仕入債務の増加・減少額 Notes and Accounts Payable 525 –2,139 –1,612未払消費税等の増加・減少額 Income Taxes Payable 483 –151 –3その他の流動負債の増加・減少額 Other Current Liabilities 2,206 –263 0その他の固定負債の減少額 Other Non-Current Liabilities –2 0 –252　小　　　　　　　　　　　　計　 Sub Total 10,633 8,900 14,262利息及び配当金の受取額 Interests and Dividends Income Received in Cash 158 150 75利息の支払額 Interest Expenses Paid in Cash –248 –286 –212法人税等の支払額 Income Paid in Cash –2,131 –5,675 –6,761　営業活動によるキャッシュ・フロー　 Net Cash Provided by Operating Activities 8,411 3,088 7,363

Ⅱ . 投資活動によるキャッシュ・フロー Cash Flows from Investing Activities:定期預金の預入による支出 Cash Payment to Time Deposits –1,690 –810 —定期預金の払戻による収入 Cash Return from Time Deposits 1,950 1,400 500有価証券・投資有価証券の取得による支出 Acquisition of Investments in Securities –31 –1,344 –22有価証券・投資有価証券の売却による収入 Sales of Investments in Securities 302 1,680 0有形固定資産・無形固定資産及び Acquisition of Assets and Long-Term Prepaid Expenses –1,920 –1,477 –2,929　長期前払費用の取得による支出有形固定資産・無形固定資産及び

Sales of Assets,and Long-Term Prepaid Expenses — 0 29　長期前払費用の売却による収入関係会社株式・出資金の取得による支出 Acquisition of Investments in Affiliates –43 –120 –270関係会社貸付金の純増減額 Collection of Loans to Affiliates 186 10 440ゴルフ会員権・その他投資の取得による支出 Acquisition of Golf Memberships and Other Investments –12 –465 –276ゴルフ会員権・その他投資の売却等による収入 Sales of Golf Memberships and Other Investments 32 16 12　投資活動によるキャッシュ・フロー　 Net Cash Used in Investing Activities –1,227 –1,109 –2,515

Ⅲ . 財務活動によるキャッシュ・フロー Cash Flows from Financing Activities:短期借入金の純増減額 Net Decrease in Short-Term Borrowings –450 –1,450 500長期借入金借入による収入 Proceeds from Long-Term Debt 2,825 12,050 —長期借入金返済による支出 Repayment of Long-Term Debt –2,655 –6,245 –2,520転換社債の償還 Redemption of Convertible Bonds –347 — —配当金の支払額 Dividends Paid –1,241 –2,030 –1,710その他の財務活動による純増加額 Others 2 2 0　財務活動によるキャッシュ・フロー　 Net Cash (Used in) Provided by Financing Activities –1,865 2,327 –3,729

Ⅳ．現金及び現金同等物の増加額 Net Increase in Cash and Cash Equivalents 5,317 4,307 1,118Ⅴ．現金及び現金同等物の期首残高 Cash and Cash Equivalents at Beginning of Year 5,551 10,869 15,176Ⅵ．現金及び現金同等物の期末残高 Cash and Cash Equivalents at End of Year 10,869 15,176 16,294

キャッシュ・フロー計算書 Non-Consolidated Cash Flow Statements

（注記事項） Notes to Condidated Statements of Cash Flows

1. 転換社債の株式転換額 Conversion of Convertible Bonds into Common Stock 7,713 1,730 —

2. 資金の範囲 Breakdown of Cash and Cash Equivalents手許現金、要求払預金及び取得日から3ヵ月以内に満期の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について

僅少なリスクしか負わない短期投資を計上しております。現金及び預金　 Cash and Deposits 11,959 15,676 16,294預け入れ期間が３ヶ月を超える定期預金 Deposits with Maturities More Than Three Months –1,090 –500 —現金及び現金同等物の期末残高 Cash and Cash Equivalents at End of Year 10,869 15,176 16,294

なお、上記のキャッシュ・フロー計算書は、「連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準」に基づき作成しております。


26

s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

自動販売機設置台数（台） Vending Machine Installation (units) 31,561 37,862 45,070 52,044 61,075

営業拠点数（拠点） Number of Sales Offices (offices) 101 113 127 142 156

従業員数（人） Number of Employees (people) 2,466 2,703 2,974 3,253 3,521

■地区別売上高構成比（2000年4月期）Sales by Product Sales by Region

■製品別売上高構成比（2000年4月期） ■業態別売上高構成比（2000年4月期）Sales by Business Category

■ セグメントデータ ■

’96 ’97 ’98 ’99 2000

自動販売機設置台数�

（台／units）�

Vending Machine Installation

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

’96 ’97 ’98 ’99 2000

営業拠点数�

（拠点／offices）�

Sales Offices

0

30

60

90

120

150

’96 ’97 ’98 ’99 2000

従業員数�

（人／people）�

Employees

0

700

1,400

2,100

2,800

3,500

茶葉��

81.6%

14.0%

39.1%

8.7%

14.0%

5.4%

6.8%2.6%

1.4%

3.6% 16.2%

1.0%

1.2%

0.7%1.5%

緑茶�

ウーロン茶�

その他�

緑茶飲料�

ウーロン茶飲料�

コーヒー飲料�

紅茶飲料�

炭酸飲料�

その他飲料�

野菜飲料�

その他��商品�

飲料�／Tea Leaves

/Green Tea

/Oolong Tea

/Other Leaves

／Beverages

/Green Tea Beverages

/Oolong Tea Beverages

/Vegetable Beverages果実飲料�

/Fruit Beverages

/Coffee Beverages

/Black Tea Beverages

/Carbonated Beverages

/Other Beverages

／Others

／Products

東北北海道�／Tohoku/Hokkaido�関東／Kanto�関西／Kansai

中部／Chubu�中国四国�／Chugoku/Shikoku�九州／Kyushu

5.1%

4.7%

11.9%

57.6%

13.0%

7.7%

ルート／Route�スーパー�／Supermarketsコンビニエンスストア／Convenience stores問屋／Wholesalers　　　自動販売機／Vending machines�一般／General　　　　　百貨店／Department stores��

大卸／Large wholesalers直営店／Directly managed wholesalers

89.9%

7.9%

2.2%

17.9%

27.7%

9.7%

19.1%

13.0%

2.5%

27


茶業界にルートセールスの新風を巻き起こす。スーパーマー

ケットへの販路拡大で一挙に業績を拡大する。

業界初のお茶のテレビCMを放映。島田正吾氏をキャラクター

に起用した「お～いお茶」のセリフは、全国に広まった。

それまで不可能とさえ言われていた緑茶の缶飲料化を「T－N

（ティー＆ナチュラル）ブロー」と呼ばれる独自の技術で可能

にする。日本茶飲料の新たな市場を開拓。

「缶入りウーロン茶」が大ヒット。無糖飲料市場のパイオニア

として注目を浴びる。

1966

日本人の健康志向を見抜き、ウーロン茶の一大ブームを巻き起

こした。

研究開発体制の中心拠点として、お茶の有効成分の利用、その

他の食品や素材の研究開発、製造加工技術の確立など、幅広い

研究を開始。

■ 伊藤園イノベーションのあゆみ ■

【8月】

【2月】19681969【5月】1971【7月】1972【2月】

【5月】19741977【6月】1979【8月】

1981【2月】【9月】

1982【9月】

1985【2月】1986【2月】【9月】

1987【7月】【2月】【3月】

1988【12月】1989

1992【5月】【8月】

1993【2月】【12月】

1994【4月】【6月】【9月】

【10月】1995

【7月】

【11月】【9月】

1997【9月】

【4月】1996

19981999

【10月】

【1月】

伊藤園の前身であるフロンティア製茶株式会社を静岡県静岡市に設立。

営業支店第1号として、神奈川県横浜市に「神奈川支店」（現横浜青葉支店）を開設。

商号を「株式会社伊藤園」に変更。

東京都新宿区に本社事務所を移転。

スイス・インダストリアル・ゲゼルシャフト社製の高速自動包装機を導入。茶葉鮮度保持のための真空パック技術を開発。

静岡県榛原郡相良町に「静岡相良工場」を建設。生産体制を集約化。

直営専門店「茶十徳」第1号店を、神奈川県横浜市にオープン。専門店展開を開始。

中国土産畜産進出口総公司と日本で初めてウーロン茶の輸入代理店契約を締結。ウーロン茶の販売を開始。

「缶入りウーロン茶」を開発、販売開始。飲料市場に本格参入。スリランカ直輸入の紅茶を販売開始。

有機肥料による緑茶栽培技術を確立。包装茶に初めて賞味期限を表示したことでも話題となる。

「缶入り緑茶」の開発に成功。

「缶入り緑茶」が日本経済新聞社の「日経年間優秀製品賞」を受賞。静岡相良工場内に最新鋭設備を導入した「中央研究所」を新設。

米国ハワイ州に海外進出の布石となる「ITOEN(USA) INC.」を設立。

兵庫県神戸市に「関西本部ビル」と「神戸流通センター」を新設。ウーロン茶を日本に広めた功績で、中国茶葉進出口公司より表彰。缶緑茶のレトルト臭の脱臭技術により、（社）日本缶詰協会より逸見（へんみ）賞を受賞。

株式を店頭公開。東京都渋谷区へ本社事務所を移転。

静岡相良工場内にコーヒー培煎加工工場が完成。１億4,000万スイス・フランのスイス・フラン建転換社債を発行。

「缶入り緑茶」の開発で科学技術庁長官賞を受賞。１億スイス・フランのスイス・フラン建転換社債を発行。オーストラリアに「ITO EN AUSTRALIA PTY.LIMITED」を設立。中国に合弁会社「寧波舜伊茶業有限公司」を設立。

第二回「ラジオたんぱ店頭株式ブルーチップ賞」優秀賞を受賞。

福島県福島市に緑茶包装工場を新設。搾りたてジュースといれたてコーヒーの店「ナチュラルステーション」第1号店を新宿にオープン。

コーヒーの業務用市場のテストマーケティングを開始。緑茶ペットボトルの抽出法「ナチュラルクリアー製法」により特許取得。

東京証券取引所市場第二部に上場。緑茶飲料開発の功績により、「農林水産大臣賞」を受賞。

FDA（米国食品医療品局）の承認を受け、テキサス大学M. D.アンダーソンガンセンターの臨床試験に協力。

東京証券取引所市場第一部に指定。

東京証券取引所より「ディスクロージャー表彰企業」に選定。


28

■株式数推移　Stock Market （単位：千株／ thousands of shares）

s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

発行済株式総数 Total Number of Outstanding Shares 41,375 41,378 44,882 45,606 45,606

（2000年４月期）

■ 株式情報 ■

■資本金の推移　Capitalization （単位：百万円／ ¥ millions）

s決算年月 1996.4 1997.4 1998.4 1999.4 2000.4

増資額 Capital Increases — 3 3,856 865 —

増資後資本金 Capitalization after Increases 7,929 7,933 11,789 12,655 12,655

■所有者別単位株主数・比率　Stockholders / Percentage of Total Shares

s決算年月 1998.4 1999.4 2000.4

（人）（％）（人）（％）（人）（％）

個人その他 Private Investments and Others 2,421 88.5 3,915 83.3 5,444 86.9

金融機関 Financial Institutions 67 2.5 83 1.8 118 1.9

証券会社 Securities Firms 15 0.5 26 0.5 32 0.5

その他の国内法人 Domestic Companies 112 4.1 532 11.3 513 8.2

外国法人等 Foreign Companies etc. 120 4.4 145 3.1 158 2.5

合計 Total 2,735 100.0 4,701 100.0 6,265 100.0

■所有者別単位持株数・比率　Stock Breakdown by Holders / Percentage of Total Shares

s決算年月 1998.4 1999.4 2000.4

（百株）（％）（百株）（％）（百株）（％）

個人その他 Private Investments and Others 102,577 22.9 99,607 21.8 87,818 19.3

金融機関 Financial Institutions 136,089 30.3 132,186 29.0 144,597 31.7

証券会社 Securities Firms 174 0.0 720 0.2 1,048 0.2

その他の国内法人 Domestic Companies 165,644 36.9 165,337 36.3 167,147 36.7

外国法人等 Foreign Companies etc. 44,274 9.9 58,147 12.7 55,393 12.1

合計 Total 448,758 100.0 455,997 100.0 456,003 100.0

2.5

86.9

8.21.90.5

（2000年４月期）

19.3

31.7

0.2

36.7

12.1

■株価チャート　Stock Price

１単位の株式数は1997年9月1日より1,000株から100株となっております。

2,000

6,000

4,000

8,000

0

（円／¥）�

（千株／thousands of shares）�

株価／Stock Price株出来高／Stock Turnover

0

5,000

10,000

15,000

6543200/11211109876543299/1121110987654398/2

＊出来高は、立会内取引と立会外取引等の合計です。

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コーポレートデータ■社名株式会社　伊藤園

■本社住所東京都渋谷区本町3丁目47番10号　電話：03（5371）7111

■営業拠点（156）北海道地区（９）／東北地区（15）／東関東地区（10）／千葉地区（８）／東東京地区（７）／南東京地区（７）／北東京地区（６）／西東京地区（９）／埼玉地区（７）／上越地区（６）／南関東地区（10）／静岡地区（６）中部地区（９）／京滋北陸地区（７）／東近畿地区（９）／西近畿地区（８）／中国四国地区（12）／九州地区（11）

■生産工場（4）・研究所（1）　直営店（141）

■設立 1966年（昭和41年）8月

■資本金 12,655,340,000円　（2000年4月30日現在）

■発行済株式総数 45,606,190株　（2000年4月30日現在）

■株主数 6,281名　（2000年4月30日現在）

■上場証券取引所名東京証券取引所　市場第一部

■監査法人朝日監査法人

■主要取引銀行あさひ銀行、大和銀行、日本興業銀行、第一勧業銀行

■名義書換代理人中央三井信託銀行　証券代行部

■問い合わせ先広報部　TEL：03（5371）7185　FAX：03（5371）7184

■インターネットホームページ http://www.itoen.co.jp

本庄正則代表取締役会長本庄八郎代表取締役社長森　泰男取締役副会長木村　允取締役副会長荻田　築取締役副社長第一営業本部長江島祥仁取締役副社長第二営業本部長小田順一取締役副社長管理本部長橋本俊治取締役副社長生産本部長本庄大介専務取締役第三営業本部長下田　淨常務取締役特販営業本部長青木茂雄常務取締役百貨店担当早坂　功常務取締役第一営業本部　量販店担当木村吉久常務取締役第二営業本部　

京滋北陸・東近畿・西近畿・兵庫・中国・四国地区・百貨店・広域法人営業・関西量販店担当

斎藤昭一常務取締役第一営業本部　北海道・北東北・南東北地区担当

三國　薫取締役専門店担当山崎英雄取締役第一営業本部　営業推進担当小林義雄取締役第三営業本部　西東京地区営業部長社　三雄取締役マーケティング部長中村安隆取締役第二営業本部　南関東地区営業部長伊藤　弘取締役管理本部副本部長渡辺　實取締役管理本部副本部長佐藤　進常勤監査役岡村利昭常勤監査役宮崎晃一常勤監査役高澤嘉昭監査役

役員リスト

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