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34 2016 Driver & Japanese Rally Championship 松田保夫 Yasuo MATSUDA 御歳 70 歳という 2015 年の最年長ドライバーにして、 JN1 クラスのチャンピオンだ。長年の経験はもちろん、 クラス不成立のラリーにも参戦を続け、ラリーにおい て諦めずに走り続けることの大切さを自ら実証した。 今季は心機一転、マツダ・デミオで参戦予定。 JN1 Class Driver マシン:マツダRX-8 (SE3P) 2015年ランキング:JN1クラスチャンピオン/愛知県 2015 CHAMPION 杉原慶彦 Yoshihiko SUGIHARA JAF 中部・近畿ラリー選手権を中心として、他地区の ドライバーともスポット参戦で組むなど、様々な選手 と経験を積み重ねてきたコ・ドライバー。2015年は 松田保夫とのタッグでターマック全戦を戦い見事タイ トルをつかんだ。 JN1 Class Driver 主なドライバー:松田保夫 2015年ランキング:JN3クラスチャンピオン/静岡県 2015 CHAMPION 箕作裕子 Yuko MITSUKURI 長年高橋悟志とコンビを組んでいる、神奈川出身のコ ・ドライバー。ラリーに関する豊富な知識を有し、ペ ースノートリーディングだけでなくラリー全体を常に 見渡せる経験で高橋選手を支えた。全日本選手権だけ でなく、地方選手権、計算ラリーまで幅広くこなす。 JN2 Class Co-Driver 主なドライバー:高橋悟志 2015年ランキング:JN2クラスチャンピオン/神奈川県 2015 CHAMPION 鶴田邦彦 Kunihiko TSURUTA 大学時代は自動車部で活動し、2011 年から九州ラリ ー選手権を中心に全日本ラリーにスポット参戦。岡田 孝一と組んだのは 2015 年からだが、いきなりチャン ピオンを獲得したシンデレラボーイだ。母親もコ・ド ライバー経験者という期待の若手。 JN3 Class Co-Driver 主なドライバー:岡田孝一 2015年ランキング:JN3クラスチャンピオン/鹿児島県 2015 CHAMPION 石川恭啓 Yasuhiro ISHIKAWA 2013 年までは主に宇田圭佑とタッグを組み、石川昌 平と組み始めたのは 2014 年から。全日本ラリーフル 参戦は2015年が初年度ながら、昌平との“ダブル石川” コンビで見事JN4クラスのチャンピオンを獲得した。 常に冷静沈着なナビゲートで今季も活躍が期待される。 JN4 Class Co-Driver 主なドライバー:石川昌平 2015年ランキング:JN4クラスチャンピオン/東京都 2015 CHAMPION 井上裕紀子 Yukiko INOUE 公私にわたり天野智之を支え、パートナーとして戦い 続けている、全日本ラリーを代表する女性コ・ドライ バーのひとり。昨年はヴィッツ GRMN ターボでの未 知の勝負に挑み、2010 年以来6年連続チャンピオン を獲得。今季も天野とともにヴィッツで挑む。 JN5 Class Co-Driver 主なドライバー:天野智之 2015年ランキング:JN6クラスチャンピオン/群馬県 http://corollafx.blog71.fc2.com/ 2015 CHAMPION 田中直哉 Naoya TANAKA 的確なリーディング能力と判断力を備えるトップコ・ ドライバー。JN5 クラスの眞貝知志と長年コンビを組 んできたが、昨年初めてフルで組んだ新井敏弘からも 高評価を得ている。ラリーのために英語学習中という ストイックな面も。新井とのコンビを継続予定だ。 JN6 Class Co-Driver 主なドライバー:新井敏弘 2015年ランキング:JN6クラスチャンピオン/長野県 2015 CHAMPION 高橋悟志 Satoshi TAKAHASHI 2007 年にトヨタ・カローラレビンでクラスチャンピ オンを獲得した中部地区出身のドライバー。昨年は排 気量1600ccまでのマシンが参戦可能なJN2クラスで、 不利と言われる 1500cc のヴィッツをドライブ。クレ バーな走りで見事年間チャンピオンを獲得した。 JN2 Class Driver マシン:トヨタ・ヴィッツRS(NCP131) 2015年ランキング:JN2クラスチャンピオン/愛知県 2015 CHAMPION 岡田孝一 Koichi OKADA ラリー歴 37 年を誇る九州出身のベテラン。昨年は年 間6勝を挙げて悲願の全日本チャンピオンを獲得。ベ テランらしく、ターマック、グラベルともに終始安定 した走りを披露した。今季は新型のマツダ・デミオ 15MBで、再び天野智之と真っ向勝負に挑む。 JN3 Class Driver マシン:マツダ・デミオ(DE5FS) 2015年ランキング:JN3クラスチャンピオン/福岡県 2015 CHAMPION 石川昌平 Shohei ISHIKAWA 2015 年はスーパーオートバックス・ラリーチームと してJN4クラスにスバルBRZで挑み、数多のライバル のなかで見事に自身初の全日本タイトルを獲得。20 代の若手ドライバーとして注目されてきたが、今季は チャンピオンとしてさらなる成長が期待される。 JN4 Class Driver マシン:スバルBRZ(ZC6) 2015年ランキング:JN4クラスチャンピオン/富山県 2015 CHAMPION 天野智之 Tomoyuki AMANO 2014年に開幕7連勝を挙げてJN3タイトルを獲得し たヴィッツマイスター。限定車のトヨタ・ヴィッツ GRMNターボで挑んだ2015年は、様々な車種が入り 乱れる激戦のJN5クラスを見事に制覇。今季はJN3ク ラスにスイッチし、NAのヴィッツで再び王座を目指す。 JN5 Class Driver マシン:トヨタ・ヴィッツGRMNターボ(NCP131改) 2015年ランキング:JN5クラスチャンピオン/愛知県 http://blogs.yahoo.co.jp/vitzcity111 2015 CHAMPION 新井敏弘 Toshihiro ARAI 2005 年、2007 年の世界プロダクションカーラリー選 手権(PWRC )チャンピオンであり、名実ともに日 本を代表するラリードライバー。2014 年から本格的 に全日本ラリーに復帰し、昨年ついにタイトルを奪取。 スバルWRX STIで2年連続チャンピオンを狙う。 JN6 Class Driver マシン:スバルWRX STI (VAB) 2015年ランキング:JN6クラスチャンピオン/群馬県 http://ameblo.jp/toshiarai/ 2015 CHAMPION

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Page 1: Japanese Rally Championship ︎ ︎ 2016 Driver & Co-Driver ... · Kunihiko TSURUTA 大学時代は自動車部で活動し、2011年から九州ラリ ー選手権を中心に全日本ラリーにスポット参戦。岡田

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2016 Driver & Co-Driver ProfileJapanese Rally Championship

松田保夫Yasuo MATSUDA

御歳70歳という2015年の最年長ドライバーにして、JN1クラスのチャンピオンだ。長年の経験はもちろん、クラス不成立のラリーにも参戦を続け、ラリーにおいて諦めずに走り続けることの大切さを自ら実証した。今季は心機一転、マツダ・デミオで参戦予定。

JN1Class

Driver マシン:マツダRX-8(SE3P)2015年ランキング:JN1クラスチャンピオン/愛知県

2015CHAMPION 杉原慶彦

Yoshihiko SUGIHARA

JAF中部・近畿ラリー選手権を中心として、他地区のドライバーともスポット参戦で組むなど、様々な選手と経験を積み重ねてきたコ・ドライバー。2015年は松田保夫とのタッグでターマック全戦を戦い見事タイトルをつかんだ。

JN1Class

Driver 主なドライバー:松田保夫2015年ランキング:JN3クラスチャンピオン/静岡県

2015CHAMPION

箕作裕子Yuko MITSUKURI

長年高橋悟志とコンビを組んでいる、神奈川出身のコ・ドライバー。ラリーに関する豊富な知識を有し、ペースノートリーディングだけでなくラリー全体を常に見渡せる経験で高橋選手を支えた。全日本選手権だけでなく、地方選手権、計算ラリーまで幅広くこなす。

JN2Class

Co-Driver 主なドライバー:高橋悟志2015年ランキング:JN2クラスチャンピオン/神奈川県

2015CHAMPION

鶴田邦彦Kunihiko TSURUTA

大学時代は自動車部で活動し、2011年から九州ラリー選手権を中心に全日本ラリーにスポット参戦。岡田孝一と組んだのは2015年からだが、いきなりチャンピオンを獲得したシンデレラボーイだ。母親もコ・ドライバー経験者という期待の若手。

JN3Class

Co-Driver 主なドライバー:岡田孝一2015年ランキング:JN3クラスチャンピオン/鹿児島県

2015CHAMPION

石川恭啓Yasuhiro ISHIKAWA

2013年までは主に宇田圭佑とタッグを組み、石川昌平と組み始めたのは2014年から。全日本ラリーフル参戦は2015年が初年度ながら、昌平との“ダブル石川”コンビで見事JN4クラスのチャンピオンを獲得した。常に冷静沈着なナビゲートで今季も活躍が期待される。

JN4Class

Co-Driver 主なドライバー:石川昌平2015年ランキング:JN4クラスチャンピオン/東京都

2015CHAMPION

井上裕紀子Yukiko INOUE

公私にわたり天野智之を支え、パートナーとして戦い続けている、全日本ラリーを代表する女性コ・ドライバーのひとり。昨年はヴィッツGRMNターボでの未知の勝負に挑み、2010年以来6年連続チャンピオンを獲得。今季も天野とともにヴィッツで挑む。

JN5Class

Co-Driver 主なドライバー:天野智之2015年ランキング:JN6クラスチャンピオン/群馬県

http://corollafx.blog71.fc2.com/

2015CHAMPION

田中直哉Naoya TANAKA

的確なリーディング能力と判断力を備えるトップコ・ドライバー。JN5クラスの眞貝知志と長年コンビを組んできたが、昨年初めてフルで組んだ新井敏弘からも高評価を得ている。ラリーのために英語学習中というストイックな面も。新井とのコンビを継続予定だ。

JN6Class

Co-Driver 主なドライバー:新井敏弘2015年ランキング:JN6クラスチャンピオン/長野県

2015CHAMPION

高橋悟志Satoshi TAKAHASHI

2007年にトヨタ・カローラレビンでクラスチャンピオンを獲得した中部地区出身のドライバー。昨年は排気量1600ccまでのマシンが参戦可能なJN2クラスで、不利と言われる1500ccのヴィッツをドライブ。クレバーな走りで見事年間チャンピオンを獲得した。

JN2Class

Driver マシン:トヨタ・ヴィッツRS(NCP131)2015年ランキング:JN2クラスチャンピオン/愛知県

2015CHAMPION

岡田孝一Koichi OKADA

ラリー歴37年を誇る九州出身のベテラン。昨年は年間6勝を挙げて悲願の全日本チャンピオンを獲得。ベテランらしく、ターマック、グラベルともに終始安定した走りを披露した。今季は新型のマツダ・デミオ15MBで、再び天野智之と真っ向勝負に挑む。

JN3Class

Driver マシン:マツダ・デミオ(DE5FS)2015年ランキング:JN3クラスチャンピオン/福岡県

2015CHAMPION

石川昌平Shohei ISHIKAWA

2015年はスーパーオートバックス・ラリーチームとしてJN4クラスにスバルBRZで挑み、数多のライバルのなかで見事に自身初の全日本タイトルを獲得。20代の若手ドライバーとして注目されてきたが、今季はチャンピオンとしてさらなる成長が期待される。

JN4Class

Driver マシン:スバルBRZ(ZC6)2015年ランキング:JN4クラスチャンピオン/富山県

2015CHAMPION

天野智之Tomoyuki AMANO

2014年に開幕7連勝を挙げてJN3タイトルを獲得したヴィッツマイスター。限定車のトヨタ・ヴィッツGRMNターボで挑んだ2015年は、様々な車種が入り乱れる激戦のJN5クラスを見事に制覇。今季はJN3クラスにスイッチし、NAのヴィッツで再び王座を目指す。

JN5Class

Driver マシン:トヨタ・ヴィッツGRMNターボ(NCP131改)2015年ランキング:JN5クラスチャンピオン/愛知県

http://blogs.yahoo.co.jp/vitzcity111

2015CHAMPION

新井敏弘Toshihiro ARAI

2005年、2007年の世界プロダクションカーラリー選手権(PWRC)チャンピオンであり、名実ともに日本を代表するラリードライバー。2014年から本格的に全日本ラリーに復帰し、昨年ついにタイトルを奪取。スバルWRX STIで2年連続チャンピオンを狙う。

JN6Class

Driver マシン:スバルWRX STI(VAB)2015年ランキング:JN6クラスチャンピオン/群馬県

http://ameblo.jp/toshiarai/

2015CHAMPION

▶︎▶︎

Page 2: Japanese Rally Championship ︎ ︎ 2016 Driver & Co-Driver ... · Kunihiko TSURUTA 大学時代は自動車部で活動し、2011年から九州ラリ ー選手権を中心に全日本ラリーにスポット参戦。岡田

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2016 Driver & Co-Driver Profile 選手名鑑

石田雅之Masayuki ISHIDA

C-ONEのワークスドライバーとして有名な群馬スペシャリスト。一時休止もしていたが、昨年はJN5クラスにトヨタ86で参戦し、優勝こそなかったものの開幕戦唐津で2位、第4戦洞爺、第5戦福島で連続3位と活躍。86勢最有力候補としてJN4クラスに挑む。

JN5Class

Driver マシン:トヨタ86(ZN6)2015年ランキング:JN5クラス 5位/群馬県

柳澤宏至Hiroshi YANAGISAWA

キャロッセ社員兼ドライバーとしてAPRCや全日本ラリーで経験を積み重ねてきた。ほとんど経験のないマシンでいきなり速さを見せる天才肌のドライバーだ。昨年はプジョー208 GTiで2戦目にして優勝。今季はRR車両の208 R2のステアリングを握る。

JN5Class

Driver マシン:プジョー208 GTi(A9C5F03)2015年ランキング:JN5クラス 6位/群馬県

山口清司Seiji YAMAGUCHI

2008年にトヨタ・カローラレビンで当時のJN3クラスチャンピオンとなり、その後もレビンで戦い続けてきた山口清司は、2014年最終戦から86にスイッチし、JN5クラスに参戦。昨年は第8戦高山でついにクラス優勝を果たしシリーズ4位を獲得した。

JN5Class

Driver マシン:トヨタ86(ZN6)2015年ランキング:JN5クラス 4位/愛知県

http://rallyborg.blog50.fc2.com/

関根正人Masato SEKINE

昨年は、クラウドファンディングによりシリーズ中盤から三菱ミラージュでシリーズ参戦を果たし、JN5クラスシリーズ2位に入賞。今年は心機一転、シトロエンDS3 R3-MAXでJN5クラスにフル参戦し、自身にとっても初となるシリーズチャンピオンを狙う。

JN5Class

Driver マシン:三菱ミラージュ(CJ4A)2015年ランキング:JN5クラス 2位/北海道

石田正史Masashi ISHIDA

1981年から全日本ラリーに参戦し続けているベテランドライバー。前橋市にあるカーステーション・マルシェの代表として、ラリーカーだけでなくストリートチューニングの世界でも有名。2001年のインターナショナル・ラリー・イン北海道のウイナーでもある。

JN6Class

Driver マシン:三菱ランサーエボリューション(CZ4A)2015年ランキング:JN6クラス 11位/群馬県

http://cs-marche.com

福永修Osamu FUKUNAGA

近畿地区を代表するドライバーであり、オサムファクトリー代表。2008年まではダイハツ・ブーンX4で、2009年からはランサー、WRX STIで参戦し続けている。新井敏弘、勝田範彦、奴田原文雄のビッグ3に最も近いドライバーとして、悲願のJN6クラス優勝を目指す。

JN6Class

Driver マシン:三菱ランサーエボリューション(CZ4A)2015年ランキング:JN6クラス 5位/京都府

http://osamu-factory.jp

奴田原文雄Fumio NUTAHARA

全日本ラリー選手権は最高峰クラスで9回、通算10回という最多タイトル記録をもつドライバー。マシンは熟成を重ねた三菱ランサーエボリューションで、ターマック、グラベルを問わず、どのような路面にも対応するドライビングテクニックを持っている。

JN6Class

Driver マシン:三菱ランサーエボリューション(CZ4A)2015年ランキング:JN6クラス 3位/北海道

http://www.nutahara.com

眞貝知志Tomoyuki SHINKAI

学生時代からキャリアを積み、2012年にホンダ・インテグラタイプRでチャンピオンを獲得。2015年にラリーRR車両のアバルト500ラリーR3Tでシリーズ3位を獲得。今年はローマラリーへの挑戦を予定しており、開幕戦唐津と第6戦嬬恋にスポット参戦の予定だ。

JN5Class

Driver マシン:アバルト500ラリーR3T2015年ランキング:JN5クラス 3位/愛知県

http://mcrt.jp/

竹内源樹Genki TAKEUCHI

2014年にキャロッセのワークスドライバーに抜擢された若手ドライバーの急先鋒。2014年はスバルBRZを駆りJN4クラスチャンピオンに輝いた。今年のラリーオブ嬬恋では念願の優勝も果たし、今季は新型のVAB型WRX STIで全日本に挑戦する。

JN6Class

Driver マシン:スバルWRX STI(GRB)2015年ランキング:JN6クラス 13位/群馬県

http://blog.livedoor.jp/gbox23/archives/65888431.html

鎌田卓麻Takuma KAMADA

WRCやAPRCなどで活躍してきた実力派ドライバー。ここ数年は全日本ダートトライアルと2足のわらじを履きながらも、2014年、15年とスバルBRZでクラス優勝を達成。今季はダートトライアルでもVAB型WRX STIに乗り換え、再びダブルタイトルを狙う。

JN6Class

Driver マシン:スバルWRX STI(VAB)2015年ランキング:JN6クラス 8位/北海道

http://www.kamadatakuma.com

炭山裕矢Yuya SUMIYAMA

名門キャロッセのエースドライバーとして、全日本ラリー選手権はもちろん、全日本ダートトライアル選手権でもチャンピオンを獲得しているドライバー。APRCのアジアカップも2度制するなど、特にグラベルでの速さと安定した走りに定評がある。

JN6Class

Driver マシン:スバルWRX STI(VAB)2015年ランキング:JN6クラス 4位/群馬県

勝田範彦Norihiko KATSUTA

通算6回のチャンピンを獲得しているトップドライバーのひとり。ターマックラリーを得意としており、特に開幕戦唐津に関しては、なんと10年連続優勝という過去に類を見ない大記録を継続中。11連勝記録とともに、チャンピオン奪還を目指す。

JN6Class

Driver マシン:スバルWRX STI(VAB)2015年ランキング:JN6クラス 2位/愛知県

http://katsuta.way-nifty.com/norihiko/

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Japanese Rally Championship

田中伸幸Nobuyuki TANAKA

JN2Class

Driver マシン:スズキ・スイフトスポーツ(ZC31S)2015年ランキング:JN2クラス 5位/北海道

佐藤忠宜Tadayoshi SATO

JN6Class

Co-Driver 主なドライバー:奴田原文雄(CZ4A)2015年ランキング:JN6クラス 2位/千葉県

須藤浩志Hiroshi SUDO

JN2Class

Driver マシン:スズキ・スイフトスポーツ(ZC32S)2015年ランキング:JN2クラス 3位/千葉県

横尾芳則Yoshinori YOKOO

JN4Class

Driver マシン:トヨタ86(ZN6)2015年ランキング:JN4クラス 2位/長野県

鈴木尚Hisashi SUZUKI

JN2Class

Driver マシン:スズキ・スイフトスポーツ(ZC31S)2015年ランキング:JN2クラス 2位/神奈川県

勝田貴元Takamoto KATSUTA

JN5Class

Driver マシン:トヨタ・ヴィッツGRMNターボ(NCP131改)、トヨタ86(ZN6)2015年ランキング:JN5クラス 7位/愛知県

▶︎▶︎ 2016 Driver & Co-Driver Profile

香川秀樹Hideki KAGAWA

JN4Class

Driver マシン:ホンダ・シビックタイプR(FD2)2015年ランキング:JN4クラス 4位/愛知県

2010年にホンダ・インテグラ・タイプRでチャンピオンを獲得。2013年にJN5クラスに投入したFD2型シビックタイプRをRPN車両に切り替え、昨年からJN4クラスに参戦した。86&BRZを相手に第2戦久万高原で優勝。今季も対86&BRZの台風の目となるか。

名門C-ONEで2006年に全日本チャンピオンを獲得した横尾芳則。長いブランクがあったが、2013年にラックのドライバーに大抜擢され、復帰1年目にしてタイトルを獲得。昨年後半からプラム・レーシングチームのトヨタ86で3連勝し、変わらぬ速さを見せた。

寺川和紘Kazuhiro TERAKAWA

JN3Class

Driver マシン:マツダ・デミオ(DE5FS)2015年ランキング:JN3クラス 5位/広島県

2007年から全日本ラリーにスポット参戦を続けており、昨年のJN3クラスのグラベルラウンド2戦に出場して2勝を獲得し、頭角を表した。今季もマツダ・デミオでグラベルラリーにスポット参戦する予定。JN3クラスを面白くさせてくれる存在だ。

幼少期よりカートを走り、FTRS、TDPとフォーミュラレースでステップアップしていた勝田範彦の息子。全日本ラリーでもクラス優勝を果たす逸材だ。昨年トヨタのラリードライバー育成プログラムに選出された。今季は海外ラリーを中心に経験を積む予定だ。

“シンコーさん”の愛称でおなじみの大ベテランラリースト。一昨年は設立されたばかりのJN2クラスにスズキ・スイフトスポーツで参戦し、4勝を挙げてチャンピオンを獲得。昨年は2勝を挙げたものの後半戦を欠場。JN2クラスの注目ドライバーのひとりだ。

2009年から奴田原文雄のコ・ドライバーを務め、過去に2度の全日本タイトルを獲得。コ・ドライバーとしてだけでなく、ラリーのタイム集計&配信システム

「TRICS」で国内ラリーに大きく貢献してきた。今季も奴田原をサポートする。JRCA選手部会長でもある。

1998年から2002年にかけて、当時の全日本ラリー2輪駆動部門で活躍したベテランドライバー。昨年のJN2クラスにスズキ・スイフトスポーツで復活を果たし、4戦に出場し2勝を獲得するという健在ぶりをみせた。今季も、その速さと強さに注目だ。

鷹野健太郎Kentaro TAKANO

JN3Class

Driver マシン:マツダ・デミオ(DE5FS)2015年ランキング:JN3クラス 2位/東京都

1998年から2001年にかけて4WDの三菱ミラージュを駆り、全日本ラリー選手権で活躍していたが、昨年マツダ・デミオで本格的にラリー復帰を果たし、JN3クラスシリーズ2位を獲得した。1998年の第8戦以来となる全日本優勝を狙う。

須藤浩志を師匠と仰ぎ、昨年の第8戦で自身初となる全日本初優勝を獲得。シリーズランキングもJN2クラス2位となり、見事な師匠越えを果たした。今季も昨年同様、ターマックラリーを中心にスズキ・スイフトスポーツで参戦しシリーズチャンピオンを目指す。

番場彬Akira BAMBA

JN4Class

Driver マシン:トヨタ86(ZN6)2015年ランキング:JN4クラス 5位/埼玉県

小濱勇希Yuki KOHAMA

JN4Class

Driver マシン:スバルBRZ(ZC6)2015年ランキング:JN4クラス 3位/埼玉県

新井大輝Hiroki ARAI

JN5Class

Driver マシン:トヨタ・ヴィッツGRMNターボ(NCP131改)2015年ランキング:JN5クラス 21位/東京都

2013年の東日本ラリー選手権でシリーズチャンピオンを獲得。昨年はスバルBRZでJN4クラスに出場し、開幕戦、第3戦、第8戦の3戦で2位入賞を果たす速さを見せた。今季は、全日本初優勝とともにシリーズタイトルを狙う若手期待の20代ドライバーだ。

新井敏弘の息子であり、勝田貴元とともにトヨタのラリードライバー育成プログラムに抜擢されたひとり。全日本ラリーでは成績は残せていないが、父・敏弘の才能を受け継いだことは間違いない。今季も学業の傍ら、海外ラリーでの育成プログラムをこなす。

かつてAPRCでスズキ・スイフトスポーツとプロトン・サトリアネオでジュニアカップを獲得。昨年久々に全日本ラリーに復帰し、クスコ・ジュニアラリーチームからJN4クラスに参戦、若狭では優勝も飾った。今季はスズキ・アルトワークスで参戦予定だ。

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新井正和Masakazu ARAI

JN2Class

Co-Driver 主なドライバー:須藤浩志2015年ランキング:JN2クラス 4位/千葉県

藤田めぐみMegumi FUJITA

JN2Class

Co-Driver 主なドライバー:田中伸幸2015年ランキング:JN2クラス 5位/福岡県

山岸典将Norimasa YAMAGISHI

JN2Class

Co-Driver 主なドライバー:鈴木尚2015年ランキング:JN2クラス 2位/千葉県

中原祥雅Yoshimasa NAKAHARA

JN5Class

Co-Driver 主なドライバー:柳澤宏至2015年ランキング:JN5クラス 5位/東京都

漆戸あゆみAyumi URUSHIDO

JN5Class

Co-Driver 主なドライバー:眞貝知志2015年ランキング:JN5クラス 3位/長野県

鈴木裕Hiroshi SUZUKI

JN6Class

Co-Driver 主なドライバー:福永修2015年ランキング:JN6クラス 6位/兵庫県

足立さやかSayaka ADACHI

JN6Class

Co-Driver 主なドライバー:勝田範彦、勝田貴元2015年ランキング:JN6クラス 4位/愛知県

石川美代子Miyoko ISHIKAWA

JN3Class

Co-Driver 主なドライバー:寺川和紘2015年ランキング:JN3クラス 5位/広島県

遠山裕美子Yumiko TOYAMA

JN5Class

Co-Driver 主なドライバー:石田雅之2015年ランキング:JN5クラス 4位/東京都

市野諮Hakaru ICHINO

JN6Class

Co-Driver 主なドライバー:鎌田卓麻2015年ランキング:JN6クラス 9位/神奈川県

石田裕一Yuichi ISHIDA

JN6Class

Co-Driver 主なドライバー:勝田範彦2015年ランキング:JN6クラス 5位/神奈川県

保井隆宏Takahiro YASUI

JN6Class

Co-Driver 主なドライバー:炭山裕矢2015年ランキング:JN6クラス 3位/神奈川県

多くのトップドライバーのナビを務め、2014年には岡田孝一選手とのコンビでシリーズ2位を獲得した実力派のコ・ドライバー。昨年からはアバルト500ラリーR3Tで本格参戦を果たした眞貝知志をサポート。今年は第6戦嬬恋で眞貝と組むことが決まっている。

ダイハツ・ワークスチームでコ・ドライバーを努めてきた大ベテランが、2014年から全日本ラリーに復帰。昨年から福永修とコンビを組み、福永選手の活躍を脇からサポートしてきた。悲願の初優勝に向けて、今季も福永を後押しする。

2010〜13年まで勝田範彦とのコンビで4年連続チャンピオンを獲得。FIAが推し進めるウィメン・イン・モータースポーツのアンバサダーのひとりとして、女性のモータースポーツ参加にも貢献している。昨年は勝田貴元の海外チャレンジプログラムにも貢献した。

1980年代からの長いキャリアを持つ。多くのトップドライバーのコ・ドライバーを務め、2008年には三好秀昌とともにアフリカラリー選手権チャンピオンを獲得した。テインの代表取締役も務め、今季も鎌田卓麻と組んでタイトルを目指す。

2002年から全日本ラリーに参戦し、飯泉忠男、星野博、岡田孝一、筒井克彦らのコ・ドライバーを歴任。特徴的な節まわしのペースノートリーディングが選手からも好評だ。昨年は勝田範彦と第6戦以降でコンビを組み、シリーズ5位を獲得した。

全日本ラリーでは勝田範彦や三好秀昌、APRCでは番場彬のコ・ドライバーを務めるなど、30代ながら豊富な経験をもつ。2013年からはキャロッセの炭山裕矢とコンビを組み、APRCや全日本で実績を積み重ねてきた。今季も全力でサポートする。

昨年須藤浩志とコンビを組み、約10年ぶりに全日本復帰を果たした。かつては原口真の正コ・ドライバーとして全日本6勝を挙げている優勝請負人でもある。昨年は優勝回数を8回に更新。今季も須藤とのコンビで優勝回数更新を目指す。

九州出身のコ・ドライバーとして、岡田孝一とともに全日本デビュー。2014年に当時初めて設立されたJN2クラス(今季のJN1クラス)に田中伸幸と出場し、全日本タイトルを獲得した。地方選手権から全日本選手権まで幅広くこなせるマルチプレーヤーだ。

昨年は鈴木尚のコ・ドライバーを務め、JN2クラスランキング2位を獲得。1995年から全日本ラリーに出場し、これまで須藤浩志、平塚忠博らのコ・ドライバーを務めてきたベテランで、2011年からコンビを組む鈴木尚の教育係とも呼ばれている。趣味は詩吟。

サファリラリーを筆頭に、APRCなど世界のラリーで活躍してきたレジェンド的存在のコ・ドライバー。岩下良雄、 綾部美津雄、小西重幸といったトップドライバーと組み、近年は一貫して柳澤宏至とタッグを組んでおり、今年はプジョー208 R2で全日本に参戦する。

2009年から寺川和紘のコ・ドライバーとして全日本にスポット参戦し、2014年に岡田孝一のコ・ドライバーを務め2勝を獲得。2015年は寺川とともに2勝を挙げたシンデレラガールだ。昨年寺川と結婚し、今季は夫婦で優勝を目指す。

大井こずゑのコ・ドライバーとして2005年に全日本デビュー。 2006年に田中伸幸とコンビを組みいきなり優勝、2013年のシーズン途中から石田雅之と組むとやはり優勝を飾った、文字どおり勝利の女神だ。今季も石田と組んで全日本に挑戦する。

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各主催者ホームページ北海道 http://jmrc-h-rally.sblo.jp/東日本(関東&東北) http://www.geocities.jp/bc_rally/中部 http://www.jmrc-chubu.jp/近畿 http://www.h6.dion.ne.jp/~s11/中国 http://www.jmrc-chugoku.org/rally/四国 http://www.jmrc-shikoku.gr.jp/pages/rally/九州 http://www.jmrc-kyushu.gr.jp/

「JAF地方ラリー選手権」とは?

 JAF地方ラリー選手権は全日本ラリー選手権参戦への登竜門として、日本を5つの区域(北海道、東日本、中部・近畿、中四国、九州)に分けて開催されています。登竜門となるシリーズなので、走行距離やスペシャルステージ総距離も全日本選手権より短く設定されており、その分参加費用も安価になるような工夫が施されています。 車両規則や競技規則など、基本的なルールは全日本選手権と同じですが、各地域の特色や考え方が活かせるよう、地域ごとで裁量が許されている部分もあり、全日本選手権とは若干異なるルールで行なわれている地域もあります。 また、ギャラリーステージを設定するラリーもありますので、観戦してみたい方はホームページを見たり直接問い合わせてみましょう。

全 日 本 選 手 権 直 下 の タ イ ト ル

●北海道ラリー選手権 ラウンド 日程 ラリー名 開催地(距離)第1戦 1月24日 第30回EZO ENDLESS RALLY 北海道(11)第2戦 2月21日 北海道ブリザードラリー 北海道(13)第3戦 6月12日 Super Tarmac PLUS 2016 北海道(60)第4戦 7月17日 ノースアタックラリー 北海道(15)第5戦 8月7日 EZO SUMMER RALLY2016 北海道(100)第6戦 9月3日〜4日 2016ARKスプリント300 北海道(150)第7戦 10月8日〜9日 とかち2016 北海道(90)

●東日本ラリー選手権 ラウンド 日程 ラリー名 開催地(距離)第1戦 1月16日〜17日 御岳SNOWLAND RALLY 2016 長野(100)第2戦 1月29日〜31日 Rally of Tsumagoi 群馬(400)第3戦 5月28日〜29日 南信州ラリー2016in阿南町&天龍村&売木村 長野(200)第4戦 6月18日〜19日 第36回どんぐりラリー北秋田 秋田(150)第5戦 7月16日〜17日 2016ツール・ド・東北 青森(120)第6戦 8月20日〜21日 第39回りんどうALPEN ATTACK2016 第33回りんどう美ヶ原高原RALLY2016 長野(230)第7戦 10月22日〜23日 第35回八子ヶ峰ラリー2016 長野(200)

●九州ラリー選手権 ラウンド 日程 ラリー名 開催地(距離)第1戦 3月19日〜20日 第54回ACK.KITナイトラリー 福岡(150)第2戦 5月14日〜15日 ACKスプリングラリー2016 福岡(150)第3戦 6月11日〜12日 MCA CAPRICCIO 2016 福岡(110)第4戦 7月9日〜10日 第28回FMSCマウンテンラリー2016 佐賀(140)第5戦 7月30日〜31日 サファリイン九州2016 大分(150)第6戦 9月17日〜18日 グラベルマインドラリー2016in唐津 佐賀(130)第7戦 10月15日〜16日 EAST九州2016 大分(150)第8戦 11月5日〜6日 ひむかラリー2016 宮崎(180)

●中部・近畿ラリー選手権ラウンド 日程 ラリー名 開催地(距離)第1戦 4月23日〜24日 MASCラリーin新城2016 愛知(150)第2戦 5月20日〜22日 若狭ラリー2016 ※ 福井(500)第3戦 6月25日〜26日 いなべ福王ラリー2016 三重(140)/滋賀(20)第4戦 7月23日〜24日 ANDテクニカルツアー2016 富山(150)第5戦 7月16日〜17日 第52回大阪電通大チャリティーラリー 「丹後半島ラリー2016」 京都(180)第6戦 8月20日〜21日 第32回シロキヤラリーin豊根 愛知(160)第7戦 10月22日〜23日 第37回神大ラリー 兵庫(160)

●中四国ラリー選手権ラウンド 日程 ラリー名 開催地(距離)第1戦 5月28日〜29日 つるぎ山アルペンラリー2016 徳島(120)第2戦 6月26日 2016ラリーin安芸高田 広島(50)第3戦 8月6日 四国のてっぺんDCRラリー2016in嶺北 高知(130)第4戦 9月10日 MACラリーin久万高原 愛媛(100)第5戦 10月29日 第26回チェリッシュつちの子ラリー inにいみ・2016 岡山(100)

各カレンダーの( )内は総走行距離。※は全日本選手権と併催。

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40

▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 新井 敏弘 7 16 7 17 18 13 21 15 13 127 1132 勝田 範彦 16 3 14 4.6 12.6 9 8 13 15 95.2 87.63 奴田原 文雄 12 3 7 7 11 24 8 8 80 774 炭山 裕矢 4 11.6 9.2 9.2 3 13 4 4 58 555 福永 修 3 11 3.6 3 5 25.6 25.66 新井 大輝 6 12.6 18.6 18.67 筒井 克彦 6 1 8 3 18 188 鎌田 卓麻 9.2 4.8 2 16 169 石崎 秀雄 10 10 1010 今井 聡 2 2.4 5 9.4 9.411 石田 正史 4.8 4 8.8 8.812 横嶋 良 5 3 8 813 竹内 源樹 2 4 1.2 7.2 7.214 吉澤 哲也 5 5 515 勝田 貴元 4 4 415 萩原 信一郎 4 4 417 佐藤 兵馬 1 2 3 318 徳尾 慶太郎 1 1 1 3 319 堀江 拓 2.4 2.4 2.420 泉 陽介 2 2 221 堀田 信 1.2 1.2 1.222 生田 輝明 1 1 1

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2.

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 田中 直哉 7 16 7 17 18 13 21 15 15 127 1132 佐藤 忠宜 12 3 7 7 11 24 8 8 80 773 保井 隆宏 4 11.6 9.2 9.2 3 13 4 4 58 554 足立 さやか 16 3 14 4.6 12.6 50.2 50.25 石田 裕一 4 9 8 13 15 49 496 鈴木 裕 3 11 3.6 3 5 25.6 25.67 伊勢谷 巧 6 12.6 18.6 18.68 高橋 巧 6 1 8 3 18 189 市野 諮 9.2 4.8 14 1410 河西 晴雄 10 10 1011 北川 紗衣 2 2.4 5 9.4 9.412 宮城 孝仁 4.8 4 8.8 8.813 木村 裕介 5 3 8 814 加勢 直毅 2 4 1.2 7.2 7.215 井手上 達也 5 5 516 安江 照明 4 4 417 馬瀬 耕平 2.4 1 3.4 3.418 竹原 静香 2 2 218 藤本 大典 2 2 218 高木 充 2 2 221 枝光 展義 1 1 2 222 馬場 雄一 1.2 1.2 1.223 石田 一輝 1 1 123 萠抜 浩史 1 1 1

JN6 class 2015年のJN6クラスは、新井敏弘、炭山裕矢、鎌田卓麻の3選手が開幕戦から新型WRX STIを投入し、さらに勝田範彦も第5戦福島から新型にスイッチ。最終的に新井が5戦

を制してチャンピオンを獲得しました。また、息子の新井大輝も本格的に全日本ラリーデビューを果たし、第4戦洞爺では親子1−2フィニッシュも達成しました。

86/BRZに加えて、プジョー208 GTi、トヨタ・ヴィッツGRMNターボ、MINI JCWクロスオーバー、そしてラリーRR車両のアバルト500ラリーR3Tといった多彩な車種が登

場し注目を集めたJN5クラスは、ヴィッツGRMNターボをドライブした天野智之が2013年以来のクラス優勝を達成しました。

▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 天野 智之 8 11.6 12 3 7 14 19 9 8 91.6 81.62 関根 正人 16 15 25 6 1 63 633 眞貝 知志 13 4.2 15 11 3 13 59.2 59.24 山口 清司 5 6 4 2.4 13 6 36.4 36.45 石田 雅之 10 6 10.2 8 34.2 34.26 柳澤 宏至 6 17 5 2 4 34 347 勝田 貴元 14.6 14 28.6 28.68 大倉 聡 2 7.2 9 2 20.2 20.29 曽根 崇仁 3 3.6 3 3.6 4 2 19.2 19.210 木下 聡 2.4 2 1 10 1 16.4 16.411 松倉 拓郎 11.6 2 13.6 13.612 中村 修 13 13 1313 折登 文洋 1 6.8 5 12.8 12.814 小倉 雅俊 10.2 10.2 10.215 上原 利宏 6 3 9 916 寺島 信也 3 3 2 8 817 坂 昭彦 2 1 4 7 718 松原 久 3.6 2.4 6 619 草間 一朝 4.8 4.8 4.819 二瓶 崇 4.8 4.8 4.821 青柳 勉 3 3 321 新井 大輝 3 3 323 大橋 逸夫 1 1.2 2.2 2.224 山口 貴利 1.2 1.2 1.2

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 井上 裕紀子 8 11.6 12 3 7 14 19 9 8 91.6 81.62 竹下 紀子 16 15 25 6 2 64 643 漆戸 あゆみ 13 4.2 15 2.4 11 3 13 61.6 61.64 遠山 裕美子 10 6 10.2 8 1 35.2 35.25 中原 祥雅 6 17 5 2 4 34 346 桝谷 知彦 3 3.6 3 3.6 4 3 20.2 20.27 北田 稔 2 7.2 9 18.2 18.28 小坂 典嵩 2.4 2 1 10 1 16.4 16.49 島津 雅彦 5 6 4 15 1510 石田 裕一 14.6 14.6 14.611 足立 さやか 14 14 1412 松倉 英実 11.6 2 13.6 13.613 木村 悟士 13 13 1313 山本 磨美 13 13 1315 中里 守利 1 6.8 5 12.8 12.816 平山 真理 10.2 10.2 10.217 佐瀬 拓野 6 3 9 918 関根 慎二 3 3 2 8 819 竹原 静香 6 6 620 高橋 浩子 2 4 6 621 和田 善明 3.6 2.4 6 622 菅野 総一郎 4.8 4.8 4.822 藤井 俊樹 4.8 4.8 4.824 伊藤 和哉 3 3 325 三浦 昂 1 1.2 2.2 2.226 豊田 耕司 2 2 227 山田 真記子 1.2 1.2 1.228 山田 政樹 1 1 1

JN5 class

2014年から大きな車両規定の変更がなかった2015年はニューマシンの投入、それに伴う選手のクラス移動、そして次世代を担う20代の若手の台頭と活躍といった明るい話題が豊富なシーズンとなりました

JAPANESE RALLY CHAMPIONSHIP

2015 POINT RANKINGポイントランキング

※表の項目は、上から戦数/開催場所/路面(T=ターマック、G=グラベル)、係数を表します。

 選手権として成立した各デイで、クラスごとに1位=3点、2位=2点、3位=1点が与えられます。このデイポイントには得点係数はかかりません。デイ1でリタイアしてもデイ2で1位を獲ることでポイントを獲得できるなど、選手権争いでは重要な要素になっています。

●デイポイントについて

 シリーズ戦が年間8戦以上の場合は7戦分までの高得点順の合計、7戦以下の場合は全戦の合計が有効得点になります。 2015年は年間9戦のため7戦分の高得点順合計が有効となり、各クラスの順位が認定されました。 なお、有効得点合計が同点の場合は上位得点が高い順や上位得点獲得数が多い順など、細かい規則に従って順位認定がなされます。

●有効得点について

 得点係数は、実際に走行したSSの総距離および路面に従ってかけられます。小数点以下の得点もすべて有効です。 2015年はターマック6戦とグラベル3戦で争われ、ランキング上位を狙ううえで得点係数が重要となりました。

●得点係数について

 各クラスごとに1〜8位までの選手に対して、規定のポイントが与えられます。得点係数がかかっている場合は、この表の得点に係数をかけて、小数点第1位までを換算します。なお、2011年度をもって総合順位の表彰はなくなりました。

●得点について

順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位

得点 10点 8点 6点 5点 4点 3点 2点 1点

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▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 石川 恭啓 16 13.6 6

不成立

不成立

8

不成立

6 8 57.6 57.62 渡邉 晴子 4 1 16 16 16 53 533 馬場 雄一 11 6 12 10 7 46 464 浦 雅史 5 16 8 7 3 4 43 435 亀森 隆志 8 15 10 33 336 味村 寛 3 8 11 117 横手 聡志 3 3 5 11 118 藤井 俊樹 10 10 109 蔭山 恵 5.8 2 7.8 7.810 宮城 孝仁 1 6.6 7.6 7.611 織田 千穂 7.2 7.2 7.212 萠抜 浩史 4 4 412 木村 裕介 4 4 414 坂井 智幸 2 2 2

1600cc超2000cc以下のRPN車両で争われるJN4クラスは、グラベルを除くターマック6戦のみ成立。86/BRZだけでなくホンダ・シビックタイプRも参戦しましたが、若手の

石川昌平が、後半3戦を制した2013年JN3クラスチャンピオンの横尾芳則の追撃をかわし、初めてのタイトルを手にしました。2016年はJN2クラスへと名称を変更します。

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 石川 昌平 16 13.6 6

不成立

不成立

8

不成立

6 8 57.6 57.62 横尾 芳則 16 16 16 48 483 小濱 勇希 11 6 12 10 7 46 464 香川 秀樹 5 16 8 7 3 4 43 435 番場 彬 8 7.2 15 10 40.2 40.26 佐藤 隆行 1 6.6 3 4 8 10 32.6 32.67 加納 武彦 3 4 3 5 15 158 鎌野 賢志 5.8 2 2 9.8 9.89 山岸 健 4 1 5 5

JN4 class

コンパクトな1500ccまでの2WDマシンで争われるJN3クラスは、2014年に天野智之と好勝負を演じたベテランの岡田孝一が引き続きマツダ・デミオで参戦し、鷹野健太郎、武

田雄一郎、藤田幸弘、寺川和紘らが挑むという構図に。しかし序盤から優勝を重ねた岡田が6戦を制し、自身初となるチャンピオンを獲得しました。

▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 岡田 孝一 16 18 13.6 3 16 26 16 16 124.6 121.62 鷹野 健太郎 3 8.2 4 7 13.6 11 5 51.8 51.83 藤田 幸弘 12 8.2 6 8 11 45.2 45.24 武田 雄一郎 5 13.6 14 4 3 39.6 39.65 寺川 和紘 18 16 34 346 島田 章 13 12 2 27 277 戸塚 和幸 6 8 7 21 218 本名 修也 8 3.6 4 2 2 19.6 19.69 いとう りな 4 8 4.8 16.8 16.810 唐釜 真一郎 4.8 8.2 13 1311 内藤 学武 6 5 11 1112 渡部 哲成 3 4 7 713 木村 謙治 1 3 4 4

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福島

(G)x1.2

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 鶴田 邦彦 16 18 13.6 26 16 16 105.6 105.62 尼子 祥一 3 8.2 4 7 13.6 11 5 51.8 51.83 藤田 彩子 12 8.2 6 8 11 45.2 45.24 鈴木 和人 5 13.6 14 4 3 39.6 39.65 石川 美代子 18 16 34 346 木村 悟士 6 8 7 21 217 松浦 俊朗 4.8 8.2 3 4 20 208 湊 比呂美 8 3.6 4 2 2 19.6 19.69 大久保 叡 3 16 19 1910 石黒 祐輔 13 2 15 1511 内藤 雄樹 12 12 1212 新井 祐一 4 8 12 1213 小藤 桂一 6 6 614 福村 幸則 5 5 515 小泉 雅之 4.8 4.8 4.816 沼田 晴代 3 3 317 石田 裕一 1 1 1

JN3 class

1600cc未満のRPN車両で争われたJN2クラスは、1600ccのスズキ・スイフトスポーツと、トヨタ・ヴィッツやホンダ・フィットなどの1500ccマシンが競い合い、7人ものウ

イナーが生まれる激戦に。チャンピオンはコンスタントに上位を獲得した2007年チャンピオンの高橋悟志が獲得。2016年はJN1クラスへと名称を変更します。

▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 高橋 悟志 5 18 6 13.6 14.6 12 8 77.2 77.22 鈴木 尚 9 13.6 4 9 16 13 64.6 64.63 須藤 浩志 12 9 13 15 49 494 中西 昌人 3 6 1 9.2 17 7 3 46.2 46.25 田中 伸幸 15 10 18 2 45 456 中井 育真 15 8 5 28 287 阿部 敬珠 25 25 258 松田 保夫 9.2 2 11.2 11.29 加藤 祐介 8 8 810 三苫 和義 4 4 8 811 平山 十四朗 4 3.6 7.6 7.612 大野 靖春 4.8 2 6.8 6.813 二ツ川 英明 6 6 613 権田 哲也 6 6 615 高篠 孝介 5 5 516 石原 裕也 1 3 4 417 濱岡 卓也 3 3 318 木村 謙治 2 2 2

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福島

(G)x1.2

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 箕作 裕子 5 18 6 13.6 14.6 12 8 77.2 77.22 山岸 典将 9 13.6 4 9 16 13 64.6 64.63 廣嶋 真 3 6 1 9.2 17 7 3 5 51.2 50.24 新井 正和 12 9 13 15 49 495 藤田 めぐみ 15 10 18 2 45 456 佐土原 慶一 15 8 5 28 287 阿部 祥吾 25 25 258 杉原 慶彦 9.2 2 11.2 11.29 藤上 亘 8 8 810 東山 徹大 4.8 2 6.8 6.811 遠藤 誠 6 6 611 中島 昌也 6 6 613 井上 大幾 4 4 413 栃原 正浩 4 4 413 豊田 智孝 4 4 416 宮部 弘陽 1 3 4 417 明治 慎太郎 3.6 3.6 3.618 依田 統 3 3 319 石田 裕一 2 2 2

JN2 class

1400ccまでのマシンとAE車両で争われるJN1クラスは、わずか3戦の成立に終わりましたが、不成立となったラウンドでも積極的に参戦を続けた全日本ラリー最年長となる70

歳の松田保夫が初チャンピオンを手にしました。また、トヨタMIRAI、日産リーフといったAE車両での参戦も話題となりました。

▶▶ドライバー ▶▶コ•ドライバー

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 松田 保夫 16不成立

12不成立

不成立

不成立

不成立

不成立

15 43 432 中村 晃規 16 3 19 193 喜多見 孝弘 12 12 124 国沢 光宏 11 11 115 大井 貴之 1 1 1

順位 氏名

第1戦佐賀(T)x1.0

第2戦愛媛(T)x1.2

第3戦福井(T)x1.0

第4戦北海道(G)x1.2

第5戦福島

(G)x1.2

第6戦群馬(T)x1.0

第7戦北海道(G)x2.0

第8戦岐阜(T)x1.0

第9戦愛知(T)x1.0

合計得点

有効得点(ベスト7戦)

1 杉原 慶彦 16不成立

12不成立

不成立

不成立

不成立

不成立

15 43 432 木原 雅彦 12 11 23 233 古川 智崇 16 3 19 194 三輪 智信 1 1 1

JN1 class

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JRCアソシエイションは日本のラリーの振興のために活動しています

総合理念モータースポーツとしてのラリーの振興を目的とする

JRCA重点活動項目①ラリーの認知度向上を目指す②スポーツとしての質とレベルの高いラリーを目指す③地域、社会に貢献できるラリーを目指す

JRCA理事会役員一覧会長:長瀬努副会長:田畑邦博、新井敏弘、中原祥雅事務局長:伊藤忍主催者部会:部会長 西井敏則選手部会:部会長 佐藤忠宜スポンサー部会:部会長 長瀬努(兼任)メディア部会:部会長 中島正義

活動報告

JRCアソシエイションは、ラリーの振興を目指して2000年7月に設立されました。設立以来、国際化を目指したSSラリーへの移行、救急体制や安全に関する啓蒙、ギャラリーステージ設置の働きかけ、プロモーション活動など、多くの課題に取り組んでいます。活動をスムーズにするために主催者/選手/スポンサー/メディアの4部会を設け、迅速で柔軟な活動が行える組織としています。各部会が連携し、主催者や選手と問題点を共有して問題解決のための努力を続けています。近年では、ラウンドごとの公式記者会見への協力をはじめとして動画やSS速報の配信、J-SPORTSの全日本ラリー番組の放映への協力など、広くラリーの認知度を向上させるための活動に力点を置いています。

2015年 JRCAの主な活動内容JRCAホームページの運営

JRCAのホームページでは、全日本ラリー選手権に関する様々な情報を随時更新しています。ラリーレポート、写真、動画で配信しているほか、スマートフォンにも対応しています。また、ラリーを知らない方に向けた基本的なルールの解説、本誌(観戦ガイド)のPDF版を公開するほか、入会の申し込みも行えます。

公式記者会見の実施

ラリーについてより広く、多くの方々に知っていただくことを目的として、JRCAでは地元の新聞社、テレビ局などのメディアを対象とした公式記者会見のサポートを行っています。そのラリーでの注目選手や地元選手、各クラスの上位入賞者へのインタビューなどにより、選手やラリーのさらなるメディア露出の機会を設けています。

SS速報メールの配信

ラリーはサーキットレースと異なり、リアルタイムで選手たちのタイムを確認・比較することができません。そこで、選手にご協力いただき、上位の選手たちのSS終了直後の速報タイムを、EメールにてJRCA会員向けに配信しています。観戦するうえで、競技中のラリーカーの暫定順位を知ることができます。

主催者意見交換会の実施

JRCAとして、全日本ラリー選手権の各イベントがより実りのあるものとなるよう、「主催者意見交換会」を実施しています。各ラリーの特色や新たな試み、目標を伝え合い、それらについて意見交換しながら、主催者間の連帯感や知識の共有を図り理念を共有することで、全日本ラリーのシリーズとしての内容の向上を目指しています。

ダイジェストムービーの配信

JRCAでは動画配信サービス「GyaO!」と「YouTube」にて、各ラウンドのラリーカーの走りを収めたダイジェスト動画を公開しています。選手の協力により集められたインカービデオによる走行中の様子やペースノートの読み上げなど、普段は決して見られない映像も楽しめます。これらはすべて無料で公開しています。

JRCAアワードの選出

JRCAでは、日本のラリーの振興・発展に貢献した人や団体を表彰する「JRCAアワード」の選定を2006年から行っています。2015年度の受賞者は、数多くの全日本ラリーでCRO(COMPETITOR’S RELATIONS OFFICERS)を務めてきた原信義氏に授与しました。原氏はCROとしてラリーのスムーズな進行に尽力してこられました。

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日本のラリーを元気にするJRCA会員を募集中!

2016年度JRCA入会のお願い

 JRCAは日本のラリーの振興を目的とする任意団体です。「ラリーの認知向上を目指す」「スポーツとしての質とレベルの高いラリーを目指す」「地域、社会に貢献できるラリーを目指す」の3つを重点活動項目として、主催者、選手、メディア、スポンサー、ファンなど色々な立場の方々とともに活動しています。日本のラリーの存続と発展のためには、皆様のご協力が不可欠です。多くの皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

●団体・法人会員 10,000円(一口)●個人会員 5,000円(一口)

年会費

●JRCA会員メール配信(事前リリース、直前告知、結果速報、リザルト)●JRCA SS速報メールの配信(SS終了ごとにタイム速報)●JRCガイドブックの送付(年1回)※会員期間は2016年4月1日から2017年3月31日まで。

会員サービス

JRCAお問い合わせフォーム:http://www.jrca.gr.jp/contactメールアドレス:[email protected]お問い合わせ先

入会方法JRCAウェブサイトの「JRCA入会のご案内」からお申し込みください。申し込み内容を受理しましたら、会費納入のご連絡をさせていただきます。

入会のご案内:http://www.jrca.gr.jp/join

JRCA会長 ごあいさつ

ラリーに集うすべての方々がより楽しめるように

2016年JRCA会長

長瀬 努

 平素よりJRCアソシエイションの活動にご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。 ここ数年、全日本ラリーのギャラリー動員数の増加に加え、テレビなど、媒体への露出が増えてきています。これもひとえに、全日本ラリーの主催者をはじめ、地元自治体、参加選手やチームなど、全日本ラリーを取り巻く皆様のご尽力の賜物と思い、感謝申し上げます。またJRCAといたしましても、これまで動画配信や速報配信など、プロモーション活動を推進してきた効果が上がったものと思います。

 こうしたプロモーション効果の拡充に伴い、ラリー界全体として、いま一度、ルール理解の徹底や、ギャラリー増加に伴う「おもてなし」など手厚いホスピタリティの実現など、再確認しなければならないことはたくさんあります。 そこで、本年からのJRCAは、会設立の原点を再確認しながら、選手と主催者が協力し合い、ラリー界全体がより良い方向に向かえるような活動を行っていくことにいたしました。そうすることで、ラリーに集うすべての方々が、より一層楽しめるようなラリーを開催していければ幸いに思います。