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JED : Japan Endoscopy Database Project

First of all, For patient safety, For all of endoscopist. Concept by JGES

JED-Project委員会

2019年



Project 概要



◆ JED-Project発足の背景

• 国際的には既にデータベース化が進んでおり、国内においても外科領域では、大規模データに基づく臨床研究がおこなわれている

• 偶発症など、これまでの後ろ向きデータは信頼性が低いことが判明し、今後は前向きのデータ収集が必要となる

• 専門医のあり方も変革がなされ、質の高い管理が求められる

• 日本消化器内視鏡学会としても、前向きのデータ収集が求められる

日本消化器内視鏡学会内に設けられた多施設共同研究事業



日々の検査における、様々な情報・・・・

診断情報

患者情報

検査情報

年齢・性別・喫煙歴・飲酒歴・癌既往歴･･･

検査日・使用スコープ・手技開始/終了時間・偶発症･･･

病名・発生部位・大きさ状態・実施処置･･･

◆内視鏡関連手技を行っている施設診療科の特徴◆医療水準の評価◆適正な消化器内視鏡専門医、コメディカルの適正な配置◆早期癌登録に対する精確な情報収集◆内視鏡検査、治療を受けた方の予後◆内視鏡検査・治療の医療経済的な情報収集◆これから内視鏡関連手技を受ける方の死亡・合併症の危険性

世界最大の内視鏡DBの構築

日本の内視鏡診療実態の把握

臨床研究レジストリーのデータ化

◆ JED-Project概要と目的

これらの情報を集積

～概要～～目的～



◆ JEDから得られるもの少なくとも・・・・• 消化器癌と内視鏡で診断された病変に関しては確実な把握が可能となる。

• 内視鏡で発見された場合は、データベース内に収集できる為、予後のフォローアップも将来的には可能となる。診断→治療→結果→短期及び長期予後の解析を可能とするプログラムの構築・提案。

そして・・・• 全国レベルでの内視鏡関連手技にともなうリスクを把握した上で、患者・家族と共に治療の方針を決定することが可能となる。

• 偶発症調査の完全自動化や、適切な診療報酬決定の為の情報提供が可能となる。

• 各ご施設は、自施設の特徴や課題を理解した上で、改善に取り組む事が可能となる。

• 医療圏・地域・全国レベルで医療の水準を明らかにする事で地域・国単位での比較が可能となる。

• 本学会の専門医制度事業とリンクする事で、客観的データに基づいた、国民及び社会に信頼される専門医の育成・認定を行う事が可能となる。



つまり・・・

• 世界最大の内視鏡診療データベースを

二重入力することなく構築ー日本の内視鏡診療の正確なデータを得るー

• 臨床研究におけるバックボーンデータの標準化ー標準化された高度な臨床研究の実現―

• 医師の診療実績の精確な把握ー専門医制度への効果的な対応―



◆Japan Endoscopy Database (JED) Project

担当理事

緒方晴彦（慶應義塾大学医学部内視鏡センター）

委員長

田中聖人（京都第二赤十字病院消化器内科）

評価委員

飯石浩康（市立伊丹病院）、加藤元嗣（国立病院機構函館病院）、藤本一眞（佐賀大学医学部内科）

委員

岩切龍一（医療法人長晴会木下医院消化器内科）、久津見弘（滋賀医科大学附属病院臨床研究開発センター）

斎藤豊（国立がん研究センター中央病院内視鏡科）、藤城光弘（東京大学医学部附属病院光学医療診療部）

松田浩二（聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院消化器内科）

外部委員

宮田裕章（東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座）

※2018年12月末時点



委員長松田浩二（聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院）

委員

大塚和朗（東京医科歯科大学医学部附属病院光学医療診療部）、小田一郎（国立がん研究センター中央病院内視鏡科）

堅田親利（北里大学医学部消化器内科）、加藤正之（東京慈恵会医科大学葛飾医療センター内視鏡部）

木田光広（北里大学病院内視鏡センター）、小田島慎也（帝京大学医学部内科学講座）

小林清典（北里大学病院消化器内科）、斎藤豊（国立がん研究センター中央病院内視鏡科）

田中聖人（京都第二赤十字病院消化器内科）、藤城光弘（東京大学医学部附属病院光学医療診療部）

布袋屋修（虎の門病院消化器内科）、堀松高博（京都大学大学院医学研究科腫瘍薬物治療学講座）

松田尚久（国立がん研究センター中央病院検診センター内視鏡科）、武藤学京都大学大学院医学研究科腫瘍薬物治療学講座）

山本博徳（自治医科大学内科学講座消化器内科学部門）、良沢昭銘（埼玉医科大学国際医療センター消化器内科）

◆Minimal Standard Endoscopic Database(MSED-J)作成小委員会

※2018年12月末時点



◆ JED-Projectの活動

データ収集内容

の検討

データ収集方法の検討

収集データ（用語等）

の精査

協力ベンダー（システム）JED対応支援

収集データ解析方法の検討

収集データの

アウトプット



上部

頭頚部

食道

胃

十二指腸

小腸

小腸

下部

大腸

ERCP

主乳頭

副乳頭

胆道

膵

◆ 収集対象検査種別と臓器

※用語についての詳細はホームページ内ダウンロード



基本情報

•患者基本

•患者背景

•依頼情報

•検査時情報

•偶発症

e.t.c

所見

•大きさ

•肉眼型

•深達度予測

•存在所見

e.t.c

診断

•診断

•治療後評価

e.t.c

処置

•処置

•処置具

e.t.c

病理結果

•組織診断

•深達度

•肉眼型

e.t.c

◆ 収集対象入力項目

対象用語は、ホームページよりダウンロード可能です



JEDデータ作成と集積



◆ ご施設でのJEDデータ作成

診断情報

患者情報

検査情報

または、 JEDデータ作成用フリーソフトどこでもJED

内視鏡所見入力システム

を利用して、

年齢・性別・喫煙歴・飲酒歴・癌既往歴･･･

検査日・使用スコープ・手技開始/終了時間・偶発症･･･

病名・発生部位・大きさ状態・実施処置･･･

日々の内視鏡所見をデータとして蓄積します



提出方法対象期間提出時期セキュリティ

ご施設にあった方法を選択

患者ID等は

HASH化します

半期に一度、

または

四半期に一度

ご施設にあった時期を選択

データとして蓄積された日々の内視鏡所見を

CSVデータとして出力します

◆ ご施設からJED-Projectへの提出

出力されたデータは・・・

JED-Projectへ提出



◆ JEDデータ集積イメージ

各ご施設から出力されたJEDデータ

主・副実施医を除外し、JEDデータベースサーバーへ

主・副実施医、検査項目、診断名のみを切り出し業績管理サーバーへ

JEDデータとしてのデータ蓄積専門医制度への実績蓄積

各ご施設の医師名マスタ

内視鏡学会会員番号マスタ

※専攻医の業績管理以外の目的に医師の個人名を使用することはありません



JED-Project

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