jepa30周年：私の電子辞書【映像あり】

日本電子出版協会３０周年記念

私の電子辞書

2016年10月7日株式会社ディジタルアシスト日本電子出版協会レファレンス委員会委員長永田健児 [email protected]

0. はじめに(永田はどうしてこうなったか)

1990 日外アソシエーツ(株)入社

・書誌DB、新聞記事DB、電子ブック、EPWING...

・日本電子出版協会、電子ブックコミッティ

1995 JEPA飯田橋倶楽部幹事(～1999)

2000 イースト(株)入社

・官報XML、DicX、三省堂WebDictionary...

2001 (有)ディジタルアシスト設立(2002年株式会社化)

・LeXML策定→500タイトル以上の辞書事典をXML化

2011 JEITAリエゾン

・IEC62605策定

2014 JEPAレファレンス委員会委員長

★所属変われど1990年から途切れることなくJEPAに関与してます

1. 電卓より生まれしもの

• 液晶やボタンキーなど共有部品の多い電卓メーカーが次々に商品化

• 1990年代後半、ICメモリの容量増加・低コスト化で一気に実用的に

• 音声再生、カラー液晶、メモリカード対応など高機能化• 年度モデルビジネスが成功

1-1. 電卓+単語帳の時代

1979年ポケット電訳機「IQ-3000」(シャープ)

・英和2800語+和英5000語／アルファベットとカタカナを表示(16桁×1行)

1980年電子英単語「LA-1000」(キヤノン)

・英和1320語+日本語訳2180語

1981年電子漢字字典「CA-1000K」(キヤノン)

・漢字996字+熟語3712語／増設メモリ対応

1981年電子英和辞典「TR-2000」(カシオ)

・英単語・熟語を約2000語収録

1-2. フルコンテンツ収録モデルへ1987年 IC辞書「電字林 PD-1」(三洋電機)

・英和約3万5000語

・漢字仮名まじり表示に対応

1987年カード英和「DF-310」(セイコー)

・英和約6000語+訳語約1万2000語

・厚さ4ミリの名刺サイズ

1988年ワードタンク「ID-7000」(キヤノン)

・英和+和英+国語+漢字

1990年データディスクマン「DD-1」(ソニー)

1992年 IC辞書「TR-700」(セイコー)

・研究社『新英和・和英中辞典』+ロジェ類語

・英和7.5万+和英3.6万のフルコンテンツ収録

・16文字×4行

1-3. クラムシェル型デザインへ

シャープ「PW-5000」(1997)

カシオ「XD-500」(1996)

タッチパネル液晶＋スタイラスペン

キヤノン「IDX-6500」(1994)

セイコー「TR-7700」(1996)

クラムシェル型(液晶+キーボード)

クラムシェル型デザイン＝「液晶保護に有効」「液晶大型化とキーボードを両立」→以降のスタンダードデザインになる

1-4. 収録コンテンツ数競争2000年9月シャープ、8コンテンツ

2001年8月カシオ、12コンテンツ 11月シャープ、14コンテンツ

2002年2月ソニー、21コンテンツ 11月カシオ、23コンテンツ

2003年4月シャープ、30コンテンツ 8月カシオ、32コンテンツ

2004年2月シャープ、46コンテンツ 3月カシオ、50コンテンツ

8月シャープ、66コンテンツ 10月カシオ、70コンテンツ

11月セイコー、85コンテンツ

2005年8月カシオとシャープ、100コンテンツ

（一時休戦）

2009年6月カシオ、120コンテンツ 9月カシオ、130コンテンツ

2010年8月カシオ、140コンテンツ





1-5. 機能追加とターゲット開拓

2002年 2月カシオとシャープ、高校生向けモデル

6月シャープ、カラー液晶搭載 6月カシオ、英単語読み上げ機能

2003年 2月各社、第二外国語搭載およびメモリカード対応

2月セイコーとキヤノンも高校生向けモデル参入

4月セイコー、医療関係者向けモデル

2005年 2月カシオ、中学生向けモデル 9月シャープ、小学生向けモデル

2006年 9月カシオ、医療関係者向けモデル参入

2006年11月シャープ、手書きパッド搭載 12月同、ワンセグチューナー搭載

2008年 1月カシオ、ツインタッチパネル搭載

8月シャープ、「ブレーンライブラリー」開設

2010年 1月シャープ、動画コンテンツ収録モデル

2012年 1月カシオ、スクロールパッド・ダブルカードスロット搭載

2013年 2月セイコー、『世界大百科事典』収録モデル

2014年 2月カシオ、発音聞き比べ機能 3月小学校低学年向けモデル

2016年 2月カシオ、『日本大百科全書』収録モデル

1-6. その他の派生デバイス

電子手帳「PA-T1」(シャープ/1992)・ICカードを入れ替えて利用

腕時計ウォーキングディクショナリー「T-1500」(カシオ/1982)・英単語・熟語1666語を内蔵

電子翻訳機「流暢」(富士ゼロックス/1992)・日英伊独仏西６か国語の635例

ペン型スキャナー「クイックショナリー漢字リーダー」(Withcom Tech.)

1-7. 専用辞書端末の国内出荷実績

2007年をピークに縮小方向

※2000年→2002年の台数減少は多コンテンツ・高機能モデルへの切り替えによる

※JBMIA「電子辞書市場の動向調査報告Ⅱ」(2013)、「同Ⅲ」(2015)を基に一部編集

おまけ① 永田と電子辞書

最初に買った電子辞書

セイコーカード英和・和英 DF-350

1980年代後半(学生)

クレジットカードサイズ、厚さ5mm

次に買った電子辞書

カシオエクスワード XD-500

1996年酒の席で関戸さんに薦められて

液晶タッチパネル、研究社『新英和・和英中辞典』

最近買った電子辞書

カシオエクスワード XD-JTK10000

2015年ジャパネット「チャレンジデー」で衝動買い

『日本大百科全書』ほか200コンテンツを収録

資料:「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト①

1996年ペンタッチでラクラク操作。大画面の高性能電子辞書

XD-500 30,000円

全角20文字×10行タッチパネル液晶

研究社『新英和中辞典』『新和英中辞典』

1997年小型・軽量ボディのペンタッチ電子辞書

XD-400 12,000円

片手で操作できる英単語学習機能を装備

三省堂監修の“英和・和英辞典”

1998年海外旅行に最適な音声電子辞書

XD-300 22,000円

厳選された英会話110文を音声で収録

三省堂『ニューセンチュリー英和辞典』『新クラウン和英辞典』

1999年ジーニアス英和・和英辞典をまるごと収録した電子辞書

XD-1500 36,000円

手のひらサイズに漢字26文字×17行の大画面液晶を搭載

大修館書店『ジーニアス英和辞典《改訂版》』『～和英辞典』

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト②

1999年最新版の広辞苑をまるごと収録した電子辞書

XD-2500 43,000円

A6サイズのコンパクトなボディに大画面液晶を搭載

『広辞苑《第五版》』+『ジーニアス英和・和英』

2000年スライド式キーボードにより操作性を高めた薄型電子辞書

XD-S2100 40,000円

余裕のあるキー配列をコンパクトサイズで実現


2000年スライド式キーボードを搭載した電子辞書

XD-S2200 40,000円

広辞苑・英和・和英・漢字辞典を収録

親しみやすい50音配列キーを採用

2000年スライド式キーボードを搭載した薄型電子辞書

XD-S700 26,000円

国語・英和・和英辞典をまるごと収録

三省堂『新明解国語辞典』『デイリーコンサイス英和・和英』

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト③

2001年スライド式キーボードを搭載した電子辞書4モデルを発売

XD-S5500 38,000円ほか

春商戦に向けて電子辞書ラインアップを強化

『広辞苑』+『ジーニアス英和・和英』+漢和+類語+カタカナ

2001年爽やかなデザインの電子辞書3モデルを発売

XD-S5000BU 38,000円ほか

自分のスタイルに合わせて選べる／スライド式キーボードを搭載


2001年業界最多12種類の辞書を収録した電子辞書

XD-S6000 40,000円ほか

ビジネス・学習・趣味まで幅広い用途に対応

操作面を広く取れるスライド式キーボードを搭載

2001年現代英語・日本語の幅広い表現に対応できる電子辞書

XD-S8000 38,000円ほか

英語を重視するビジネスマン・学生に向け

英英辞典・広辞苑をまるごと収録

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト④

2002年電子辞書「エクスワード」最新4モデルを発売

XD-R6100 42,000円ほか

主力機種をフルモデルチェンジ

最新版『ジーニアス英和辞典第3版』を収録

2002年英語学習に最適な音声電子辞書

XD-S8500 45,000円

ジーニアス英和辞典14,000英単語の発音を音声で収録

ネイティブスピーカーの正確な発音を収録

2002年名刺ケースサイズに12種類の辞書を収録した電子辞書

XD-S960 34,000円ほか

好評のスライド式キーボードにより優れた操作性を実現

広辞苑や最新版ジーニアス英和辞典などを収録

2002年電子辞書「エクスワード」の最上位機種2タイプを発売

XD-R6200 43,000円ほか

業界最薄12.7mmのスタイリッシュボディを採用

業界最多23種類の辞書を収録

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑤

2003年業界初英語以外の外国語辞典を収録した電子辞書

XD-R7100 45,000円ほか

ドイツ語・フランス語・中国語対応の3モデル

2003年電子辞書「エクスワード」の小型モデル2機種を発売

XD-R970 36,000円ほか

携帯性に優れたコンパクトボディに多彩なコンテンツを収録

クラス最多22種類の辞書を収録したマルチタイプ

2003年業界最薄9.8mm 着せ替え対応のスタイリッシュ電子辞書

XD-V6200 43,000円ほか

「エクスワード」シリーズの主力機種をフルモデルチェンジ

本体ボディに装着できるカラフルな「マイパネル」を用意

2003年業界初『現代用語の基礎知識2003』を収録した電子辞書

XD-CP200 45,000円ほか

「エクスワードデータプラス」の新製品2モデル

辞書の追加・入れ替えができるメモリー搭載型電子辞書

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑥


XD-V6300 44,000円ほか

「エクスワード」シリーズの最上位モデル

日本語の類語や法律用語の辞典を業界で初めて収録

2003年 32種類の辞書を収録した英語重視タイプの電子辞書

XD-V8800 44,000円ほか

「エクスワード」シリーズの最上位クラス

ビジネスや学習で頻繁に英語を使う人に最適

2004年英語・独語・仏語・中国語のエキスパートに向けた電子辞書

XD-H9100 48,000円ほか

堅牢性に優れた新型ボディを採用

ネイティブ音声機能付きなど選べる9モデルをラインアップ


XD-W6400 48,000円ほか

エクスワードの最上位モデル

バックライト機能付きの5.7型大型液晶を採用

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑦

2004年ビジネスマンに最適な中国語音声電子辞書

XD-L7360 52,000円ほか

ネイティブスピーカーの発音を確認できる

百科事典を始め20種類の辞書を収録

2004年スペイン語辞典を収録した電子辞書

XD-H7500 48,000円ほか

語学分野モデルを拡充

オックスフォードの英英辞典収録モデルも同時発売

2004年中国語辞典を収録した小型電子辞書

XD-M730 40,000円ほか

出張の多いビジネスマンに最適

40辞書収録モデル・英語重視モデルも同時発売

2004年国内初韓国語辞典を収録した電子辞書

XD-H7600 48,000円ほか

外国語辞典収録シリーズラインアップ拡充

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑧

2004年業界最多 70種類の辞書を収録した電子辞書

XD-H6500 45,000円

『数え方の辞典』など生活・実用系辞書が充実

2005年従来比2倍の表示能力を備えた新世代電子辞書

XD-LP7300ほか 35,000円～58,000円

新開発の高品位音声方式“TRUE VOICE”搭載

春商戦に向けて全17機種をラインアップ

2005年業界初韓国語を聞いて学べる電子辞書

XD-LP7600 52,000円

ネイティブスピーカーの正確な発音で韓国語を再生

2005年 7ヶ国語の会話文が聞ける音声電子辞書

XD-LP8000 52,000円

夏の海外旅行シーズンに向けた新商品

一覧性に優れたか“スーパー高精細液晶”画面を装備

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑨

2005年 100種類のコンテンツを収録した電子辞書

XD-F6700 45,000円ほか

一覧性に優れたか“スーパー高精細液晶”画面を装備

2005年英語リスニング教材を収録した高校生向け電子辞書

XD-LP4700 48,000円

「センター試験リスニングテスト」の対策に

一覧性に優れた“スーパー高精細液晶”画面を装備

2006年 6言語の読み上げ機能を装備した音声電子辞書

XD-ST6200 45,000円ほか

100種類の多彩なコンテンツを収録

見やすいバックライトつき“スーパー高精細液晶”を搭載

2006年音声機能を強化した電子辞書14機種を発売

XD-ST4800ほか 45,000円～58,000円

2種類の発音方式・高品位な音声出力に対応した“EX-VOICEシステム”搭載

見やすいバックライトつき“スーパー高精細液晶”を搭載

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑩

2006年医師・翻訳家に最適なプロ向け電子辞書

XD-ST5700MED 69,800円ほか

日々の仕事に役立つ専門性の高いコンテンツを収録

2006年海外旅行・知識習得に役立つ大人の電子辞書

XD-ST8100 52,000円ほか

2007年英語力・国語力を鍛える高校生向け電子辞書

XD-SW4800 50,000円ほか

業界最多の英単語ネイティブ発音・JIS第4水準漢字までを

収録／タッチペンで入力できる手書きパネルを搭載

2007年ネイティブ発音機能を強化した電子辞書13機種を発売

XD-SW7300ほか 45,000円～70,000円

業界最多85,000語の英単語を発音

タッチペンで入力できる手書きパネルを搭載

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑪

2007年楷書・行書・草書の『筆順大字典』を収録した電子辞書

XD-SW6000 52,000円

字形の整った美しい毛筆が学べる

2007年約10万語の英単語をネイティブ発音する電子辞書

XD-SW6500 45,000円ほか

業界最多の発音数を実現

タッチペンで入力できる手書きパネルを搭載

2008年『広辞苑第六版』を図版入りで収録した電子辞書

XD-SP6600 オープン価格ほか

業界初の"ツインタッチパネル"を装備

2008年 "ツインタッチパネル"を装備した電子辞書 14機種を発売

XD-SP7300ほかオープン価格

メインパネルでも漢字の手書き入力ができる

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑫

2008年業界初ロシア語辞典を収録した電子辞書

XD-SP7700 オープン価格ほか

直感的に操作できる"ツインタッチパネル"を装備

2009年 100コンテンツを収録した高校生向け電子辞書

XD-SF4800 オープン価格ほか

2画面で漢字を手書き入力できる"ツインタッチパネル"を搭載

朗読集などを書籍感覚で閲覧できる"ブックスタイル表示"が可能

2009年業界最多 16種類の中国語コンテンツを収録した電子辞書

XD-GF7350 オープン価格ほか

中中・中英・英中・中日・日中辞典から会話集まで

"クイックパレット付タッチパネル"と"アクションセンサー"で優れた

使い勝手を実現

2009年 100コンテンツを収録した電子辞書3機種を発売


綜合モデル2機種と英語モデル1機種をラインアップ

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑬

2009年電子辞書のカラーバリエーションを拡充

XD-SF6200 オープン価格ほか

100コンテンツ収録の綜合モデル「XD-SF6200」が全7色に

2009年業界最多 120種類のコンテンツを収録した電子辞書


さらに「日本文学100作品」も収録

2009年英語の音声教材が充実した高校生向け電子辞書

XD-SF4850 オープン価格

さらに「日本文学100作品」も収録

2009年生活・実用分野が充実した大人の電子辞書

XD-GF6550 オープン価格

俳句作りに役立つコンテンツなど

合計130コンテンツに「日本文学100作品」をプラス

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑭

2009年見やすさ・学びやすさが進化した新世代電子辞書

XD-A10000 オープン価格ほか

「エクスワード」主要モデルを一新しカラー画面化／電池寿命

約150時間を実現・文学400作品などをブックスタイルで読書

可能

2010年外国語辞典が充実したカラー電子辞書


学習・ビジネス・旅行に役立つ外国語モデル7機種

画面の見やすさと長電池寿命を実現する"Blanview液晶"を搭載

2010年家庭で役立つコンテンツが充実した電子辞書


毎日の生活に便利な"エクスワード"新シリーズ

育児書や料理本など100コンテンツを収録

2010年英語学習コンテンツを強化した高校生向け電子辞書

XD-A4850 オープン価格

『オーレックス英和辞典』『和英辞典』を初収録

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑮

2011年ツインカラー液晶で表現力と操作性が増した電子辞書

XD-B8500 オープン価格ほか

業界初サブパネルにカラー液晶を搭載した"エクスワード"

キーワードから内蔵コンテンツの収録画像を検索する新機能を搭載

2011年音声コンテンツが充実した高校生向け電子辞書

XD-B4850 オープン価格ほか

英語(単語・熟語・例文)と国語(漢文・古文)などを聞いて

学べる

2011年多彩な50コンテンツを収録した小型電子辞書

XD-C500 オープン価格ほか

携帯に便利なコンパクトでタフなボディを採用

2012年スクロールパッド搭載でスピーディな画面操作が可能な電子

辞書 XD-D10000 オープン価格ほか

小学生モデルをラインアップに追加した"エクスワード"全18

機種／コンテンツの追加に便利なダブルカードスロット

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑯

2012年英語学習やビジネス知識習得に役立つ電子辞書

XD-D8800 オープン価格ほか

TOEICテキスト対策コンテンツやビジネス用語集を強化した

ビジネスパーソン向けモデル

2013年動画で英語を楽しく学べる電子辞書"エクスワード"

XD-N6500 オープン価格ほか

コンテンツをアイコン表示した新スタイルの御メニュー画面を

採用

2013年高校生・中学生・小学生の学習をサポートする電子辞書

"エクスワード"


英語学習アニメ「リトルチャロ NY編」を収録

2013年使えるビジネス英語を学ぶ電子辞書"エクスワード"


ネイティブの発音を聞き取るコンテンツやTOEICテスト公式

問題集を収録

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑰

2014年ネイティブと自分の発音を聞き比べられる電子辞書

"Ex-word" XD-U4800 オープン価格ほか

スピーキング能力向上に役立つ／ Ex-wordとつながるデジタ

ル単語帳"Ex-word with"を新たに発売

2014年小学校低学年に向けた電子辞書"Ex-word"新モデル

XD-SU2000 オープン価格

はじめての国語・英語学習に最適

2014年英語の表現力・語彙力の向上に最適な電子辞書

"Ex-word"

XD-U8600 オープン価格ほか

ビジネスパーソンの英語学習に役立つ

2015年英語の対話力も磨ける電子辞書"Ex-word"

XD-K4800 オープン価格ほか

「英会話スキット・トレーニング」を収録

英単語のネイティブ発音もさらに充実

資料: 「カシオ新製品ニュース」ダイジェスト⑱

2015年業界初タイ語・ベトナム語辞典を収録した小型電子辞書

XD-ＣＶ810 オープン価格ほか

発音トレーニングや英会話学習ができるビジネスモデルも発売

2015年楽しく学習できるコンテンツを充実させた小学生向け電子

辞書

XD-SK2000 オープン価格

低学年向けと高学年向けの2タイプをラインアップ

2016年英語の学習進度を一覧表示できる電子辞書

XD-Y4800 オープン価格ほか

新機能"English Training Gym"を搭載

業界初のスマートフォンやタブレットとの連携サービスも開始

2016年継続的な英会話学習をサポートするデジタル学習ツール

XDR-A20 オープン価格ほか

移動中や自宅などシーンに合わせた学習スタイルが選べる

学習の進捗状況を確認できる“English Training Gym”を

搭載

2. WINGを継ぐもの

・1987年、WINGフォーマットによる『広辞苑第三版 CD-ROM』発売

・1990年電子ブックコミッティ、1991年EPWINGコンソーシアム

→CD-ROM媒体で多数の辞書事典が商品化

・辞書検索のUIの基礎となり、現行のダウンロードアプリに引き継がれる

2-1. WINGフォーマット誕生

標準化前後の動き

1985 『最新科学技術用語辞典』(三修社)

1987 「電子書斎バイブルズ」(紀伊國屋書店、

日外アソシエーツ、日立製作所)

WINGフォーマットの誕生

1986 WING規約

岩波書店、ソニー、大日本印刷、富士通

1987 『広辞苑第三版 CD-ROM版』

(岩波書店)

1988 『模範六法昭和62年版 CD-ROM版』

(三省堂）

『現代用語の基礎知識』(自由国民社)

※大日本印刷HPより

2-2. 電子ブックのインパクト

1990 ソニー、「データディスクマン DD-1」を発売

CD-ROMドライブ、液晶ディスプレイ、キーボードを1台にまとめた情報ツール。

8cmCD-ROM(シングルCD)にデータ格納

キャディケース採用で電子ブックを入れ替えて使える

データ容量は約200MB

三省堂『現代国語辞典』『ニューセンチュリー英和辞典』『クラウン和英辞典』『コンサイス外来語辞典』『ワープロ漢字辞典』を1枚のディスクに収録した電子ブックが付属

単語検索、複合検索、条件検索、メニュー検索

「電子ブック全情報」http://www.d-assist.com/eblist/ebindex.html

※ソニーHPより

http://www.d-assist.com/eblist/ebindex.html

2-3. 電子ブックの広がり

1990 電子ブックコミッティー設立。出版社、ハードウェアメーカー、印刷会社、

開発会社、取次等100社以上が参加。

1992 三洋電機、松下電器産業からも電子ブックプレーヤー発売。

ソニーも次々と新機種を投入。

1993 Windows用検索ソフト「DDwin」公開(フリーソフト)。

1994 電子ブックのパソコン利用解禁。電子ブックも200タイトルを超える。

1996 小学館『日本大百科全書』を同梱した

「DD-2001」発売。

1997 FM文字放送対応モデル、中国語対応モデル。

資料:データディスクマン機種一覧①1990年 DD-1 58,000円／2.8'液晶／「三省堂辞書」

1991年 DD-1EX 58,000円／3.5'液晶／「三省堂辞書」

DD-10 65,000円／「三省堂辞書」「JTB6カ国語

会話集」

1992年 DD-10BZ 69,000円／「三省堂辞書」「JTB6カ国語会話集」／電子手帳＆

ゲーム機能搭載

DD-10EX 60,000円／「三省堂辞書」「JTB6カ国語会話集」

1993年 DD-8 43,800円／4.0'液晶／「三省堂スーパー

ディクショナリー」

DD-30DBZ 69,000円／4.4'液晶／「三省堂

スーパーディクショナリー」「ベルリッツ英会話」

1994年 DD-20 39,800円／「三省堂スーパーディクショナリー」

DD-22 PelaPela 39,800円／「JTB海外旅行英会話PelaPela」

DD-25 43,800円／「広辞苑・逆引き広辞苑＆研究社新英和・和英中辞典」

1995年 DD-55 35,000円／「三省堂辞書10冊」

DD-66 ペラペラ・ザ・ワールド 39,800円／4.0'バックライト液晶／「17ケ国

語海外旅行会話集」(4枚組)

資料:データディスクマン機種一覧②1996年 DD-75 42,000円／「広辞苑・逆引き広辞苑＆研究

社新英和・和英中辞典」

日本大百科全書 DD-2001 80,000円／「日本大

百科全書」

DD-85 33,000円／「三省堂辞書11冊」

DD-95 42,000円／「研究社リーダーズ+リーダーズプラ

ス英和＆新和英中辞典」

1997年 DD-300 43,800円／「広辞苑・逆引き広辞苑＆研究

社新英和・和英中辞典」

DATA&NEWS DD-MR10 39,800円／「三省堂辞書11冊」／FM文字放

送ラジオ内蔵

DD-CH10 42,000円／「小学館中日/日中辞典

統合版」

DD-202 29,800円／「三省堂辞書11冊」

DD-216 36,000円／「17ケ国語海外旅行会話集」

(4枚組)

資料:データディスクマン機種一覧③1998年学研辞書倶楽部 DD-250 33,000円／「学研辞書倶楽部〈英語編〉＋同〈国

語編〉」

DD-350 43,800円／バックライト付きワイドディス

プレイ／「広辞苑＆新英和・和英研究社中辞典」「新

郵便番号DATA」

DD-RE10 43,800円／「リーダーズ英和プラス＆

和英研究社中辞典」

DD-150 36,000円／「ジーニアス英和・和英辞典」

1999年 DD-S30 43,800円／「広辞苑・逆引き広辞苑＆研究社新英和・和英中辞典」

DD-170 オープン価格

2000年 DD-S1000 88,000円／ワイドカラー液晶ディス

プレイ／「日本大百科全書」

DD-S35 43,800円／「広辞苑第五版+リーダー

ズ英和辞典第2版+新和英中辞典第2版」「マイペディ

ア+漢字源」

DD-S15 オープン価格／「ジーニアス英和・和英辞典」

DD-S25 オープン価格／「リーダーズ英和+新和英中辞典」

2-4. EPWING登場1991 EPWINGコンソーシアム発足

岩波書店、ソニー、大日本印刷、凸版印刷、富士通V1 文字表示、白黒の図版表示、音声再生

V2 カラー画像表示、圧縮音声（ＷＡＶ）

V3 動画再生（MPEG-1）

V4 圧縮、ハードディスク・インストール

V5 JPEGなどマルチメディア機能、数式などの表示機能を拡張

V6 ひらがな・カタカナインデックスの共通化によるサイズ縮小、データ圧縮によるサイズ縮小

1995 富士通、PC「FMV-DESKPOWER」に『広辞苑第四版 CD-ROM

版』を標準搭載。

1997 JIS X4081「日本語電子出版検索データ構造」

2-5. いろんな環境で辞書検索

①パソコン+電子ブック専用ドライブ(電子ブックのみ)

MS-DOS、OS/2、MS-Windows、東芝Rupo、PalmTop、SHARP電子手帳

②CD-ROMドライブ搭載パソコン/ワープロ

③CD-ROMゲーム機/CD-Iプレーヤー

2-6. 電子ブック/EPWINGの検索方法

1. 見出し語検索／単語検索見出し語の前半あるいは後半部分だけを入力して検索する(前方一致検索/後方一致検索)。

2. 見出し語条件検索EPWING

複合語等を構成する単語を指定して検索する。

3. 条件検索本文中に含まれるキーワードで検索する。5つまでの掛け合わせが可能。

4. ジャンル別検索／複合検索各項目の分類や特色に応じてさまざまな角度から検索できる。人名項目を「地域」×「時代」で検索したり、漢字項目を「部首」や「画数」で検索したり。

5. メニュー検索目次を追っていく要領で表示されるメニュー項目を選び進めていく。

⇒ 辞書検索方法のデファクトスタンダードとして、

後の辞書アプリにも影響

2-7. WINGを継ぐもの:ダウンロードアプリ

ONESWING(富士通/計測技研)EPWINGの正統なる後継者／強力な全文検索Android/iOS

DONGRI(イースト)ViewIngを引き継いだ開発力と展開力Windows/Android/iOS

LogoVista電子辞典シリーズ(ロゴヴィスタ)システムソフト電子辞典を継続拡張Windows/Android/Mac/iOS

物書堂辞書アプリEGBRIDGE(エルゴソフト)を受け継ぐ美しく斬新なUIiOS

ビッグローブ辞書アプリガラケーサービスからの参入Android/iOS

2-8. セット版電子辞書1996年アスキー『辞・典・盤』発売

『岩波国語辞典』、『研究社英和・和英中辞典』、『知恵蔵』(朝日新聞社)、『マイペディア』(平凡社)と、異なる出版社の辞書コンテンツを1枚のCD-ROMに

1990年代後半、各社続々と統合辞書を発売

2000年代、IC辞書の多コンテンツ化で需要減ここ数年、スマホアプリやタブレット教材として復活の兆し

2-9. マルチメディア百科事典

マイクロソフト日立デジタル平凡社小学館

1997年「エンカルタエンサイクロペディア日本語版」

「マイペディア97」

1998年「世界大百科事典 CD-ROM」

「スーパー・ニッポニカ日本大百科全書+国語大辞典 CD-ROM版」

1999年「エンカルタ総合大百科2000」

「世界大百科事典第2版プロフェッショナル版」

2000年「スーパー・ニッポニカ2001 日本大百科全書+国語大辞典 DVD-ROM版」

おまけ② 永田と電子ブック

3.電子辞書を買う必要は無くなった、と孫さんは言った

1999 iモード版三省堂辞書検索サービス・『エクシード英和・和英』『デイリーコンサイス国語』が無料・『大辞林』『類語実用辞典』『ホトトギス新歳時記』が月額50円

2005 ビッグローブ、全キャリアで『ジーニアス英和辞典』『和英辞典』『明鏡国語辞典』(大修館書店)の検索サービスをスタート。

2006～2010 各キャリア/各携帯電話メーカーが辞書バンドルを推進。シンプル辞書は内蔵+本格的辞書はネットサービスの形式が主流。・au one辞書・スマートリンク辞書(SHARP)・富士通モバイル統合辞書+・2008年Softbank春モデルでは全機種に［辞書］ボタンが!

2008年7月、iPhone 3G日本発売。

4. WEBは無慈悲な無料の世界

• 21世紀に入りWEB辞書検索サービスが次々に立ち上がった• 出版社による高付加価値型会員制B2Cサービス• ポータルサイト等による無料B2B2Cサービス• “ネットは無料”の価値観が辞書サービスにおいても広がる

4-1. 2001年の豊穣

1月「三省堂Web Dictionary」サービス開始

・『大辞林』『新明解国語辞典』『エクシード英和

辞典』など16タイトル120万語

・年会費2000円、無料版あり

4月「ジャパンナレッジ」サービス開始

・『日本大百科全書』『大辞泉』『プログレッシブ英

和中辞典』等

・入会金2000円、月会費1500円

5月「ウィキペディア日本語版」発足

・翌年まで日本語使用できずローマ字表記

・2003年1万項目、2005年10万項目、

2016年100万項目

4-2. ポータルサイトの辞書サービス1999 「goo辞書」：『大辞林』『EXCEED英和・和英』

2000 「Yahoo!辞書」：『新辞林』『デイリーコンサイス英和・和英』

2001 「asahi.com」辞書検索：『大辞林』『EXCEED英和・和英』

2001 「infoseek辞書」：『大辞林』『EXCEED英和・和英』『現基知』

2001 「エキサイト辞書」：『大辞林』『新英和中・新和英中』

2002 「BIGLOBEサーチ辞書検索」：『大辞林』『デイリーコンサイス英和・和英』

2002 「Lycosディクショナリ」：『大辞泉』『プログレッシブ英和・和英』『ニッポニカ』

2003 「@nifty辞書」：『大辞林』『EXCEED英和・和英』

2004 「MSN辞書」：『大辞林』『EXCEED英和・和英』

2004 「livedoor辞書」：『大辞泉』『プログレッシブ英和・和英』

4-3. 英語に強い辞書検索サービス

研究社Online Dictionary

・『リーダーズ+プラス』『新英和大辞典』『新英

和中辞典』など21タイトル200万項目以上。

・英語のスペシャリスト向け。信頼度において

最強の辞書ツール。

英辞郎 on the WEB

・EDP(Electronic Dictionary Project)に基づく

英和・和英対訳データベース。200万語。

・有料版では100万件以上の例文利用可能。

weblio 英和・和英辞典

・研究社『新英和中辞典』『～和英辞典』を

中心に78種類の英和・和英辞典を集約。

・英語490万語+日本語516万語。

4-4. 広告収益型辞書サイトの挑戦

2005年「JLogos」スタート

http://www.jlogos.com/

・無料辞書77(2016年9月現在)

・有料版(会員制)あり。

2006年「Weblio」スタート

http://www.weblio.jp/

・668の辞書、百科事典(2016年9月現在)

2009年「コトバンク」スタート

https://kotobank.jp/

・朝日新聞社、講談社、小学館、朝日新聞出版

・2013年、Yahoo!辞書と提携

・118の辞書・事典(2016年9月現在)

おまけ③ 永田とWEB辞書サービス

1. 三省堂WebDictionary

2. JapanKnowledge

5. 主要国語辞典のデジタル展開例①岩波書店『広辞苑』三省堂『大辞林』小学館『大辞泉』

1983年『広辞苑』第三版発行

1987年「広辞苑第三版CD-ROM版」発売

1988年『大辞林』発行

1990年「広辞苑電子ブック版」発売

1991年『広辞苑』第四版発行

1992年 SII「TR-800」に搭載「電子ブック版大辞林」発売

1993年「電子広辞苑第四版」発売

1995年「広辞苑第四版 CD-ROM版(カラー版)」発売

『大辞林』第二版発行『大辞泉』発行

1996年「広辞苑第四版電子ブック版」発売「スーパー大辞林 CD-ROM版」発売

1997年「CD-ROM版大辞泉」発売

1998年『広辞苑』第五版発行「広辞苑第五版 CD-ROM版」発売

『大辞泉』増補・新装版発行

1999年「広辞苑第五版電子ブック版」発売

iモード版「三省堂辞書」「goo辞書」への提供を開始

2000年カシオ・シャープ電子辞書搭載「Yahoo!辞書」への提供を開始

5. 主要国語辞典のデジタル展開例②

中型国語辞典のデジタル化①

岩波書店『広辞苑』三省堂『大辞林』小学館『大辞泉』

2001年 iモード版「広辞苑」「三省堂WebDictionary」に搭載「asahi.com」「infoseek辞書」「エキサイト辞書」に提供開始

「ジャパンナレッジ」に搭載

2002年「BIGLOBE辞書」に提供開始「Lycosディクショナリ」に提供開始

2003年「@nifty辞書」に提供開始

2004年シャープ電子辞書搭載「MSN辞書」に提供開始

「デジタル大辞泉」に改称「Yahoo!辞書」「livedoor辞書」に提供開始

2005年キヤノン電子辞書搭載

2006年『大辞林』第三版発行「デュアル大辞林」サービス開始カシオ電子辞書搭載

カシオ電子辞書搭載

2007年 Mac OS に標準搭載(v10.5)SII電子辞書搭載

2008年『広辞苑』第六版発行「広辞苑第六版 DVD-ROM版」

iOSアプリ(物書堂) iOSアプリ

2009年 iOSアプリ(計測技研) JEPA電子出版アワード「コトバンク」に提供開始

2011年 SONY Reader 標準搭載ATOKプレミアム辞書

キヤノン電子辞書搭載

2012年 Mac OS に標準搭載(v10.8)「コトバンク」に提供開始

Amazon Kindle 標準搭載『大辞泉』第二版(DVD-ROM付)

2013年 ATOKプレミアム辞書

6. 辞書XMLの標準化

電子辞書が普及・多様化する中、コンテンツごとに異なるフォーマットが使用されていた。→メーカー・開発会社および出版社での、データ準備、

オーサリング、チェック等のコスト大。

↓2005年 JEITA E-Book標準化G発足2007年 IEC会合にて日本から標準化提案

2008年～ JEPA次世代辞書研究委員会(当時)

との協力で討議・仕様策定

★日本がイニシャティブを取って、世界に先駆けて標準化を推進

6-1. LeXML ver.3.0

• ディジタルアシスト社が策定・公開(2002年～)http://www.d-assist.com/LeXML300.pdf

• 500点以上の辞書事典類をデジタル化。

• デジタルファーストにフォーカスしたver.4.0を準備中。

http://www.d-assist.com/LeXML300.pdf

6-2. IEC62605:2016

• 辞書データの国際標準フォーマットhttps://webstore.iec.ch/publication/24149

• JEITA(電子情報技術産業協会)とJEPAのリエゾンによる

• IEC62605:2011(ed.1)・辞書本体部分はLeXML v.2.0がベース・全体構造、書誌、マルチメディア機能等は「IEC62448 Annex B」(XMDFベース)で規定

• IEC62605:2016(ed.2)・ed.1規定文書をAnnex Aに移行・Annex Bの仕様策定をLeXML v.3.0 と同期並行して実施

https://webstore.iec.ch/publication/24149

7. これからの電子辞書、未来のレファレンス

1. 採録基準・解説ボリュームはどう変わるか

2. 「読む辞書」と「調べるデータベース」の関係

3. 解説をわかりやすくするための前編集とRT処理

4. 検索をより便利にするための新しい要素

5. いつまで見出し語を入力しなければならないのか

6. いつまで解説文を読まないといけないのか

7. 辞書と百科と図鑑の垣根

8. エンドユーザに利用対価を理解してもらうために

9. 最終的な理想は、ゾラックか、ジャーヴィスか

10. 辞書はいつまで必要とされるのか

→JEPAレファレンス委員会でワークショップやります

おまけ④ 余計な説明

「ゾラック」とは、J.P.ホーガンのSF小説に出てくるA.I.です。

「ジャーヴィス」とは、マーベルコミック「アイアンマン」に出てくるA.I.執事

です。ザッカーバーグが2016年中に作ってくれるそうです。

※映画「アイアンマン」より

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jepa30周年：私の電子辞書 【映像あり】

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