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JGN を利⽤したITU-T IPTV標準規格のコンテンツ流通実験のその後の展開について

Deployment of ITU-T IPTV standard based content distribution experiment using JGN testbed

沖電気工業株式会社／ ITU-T SG16 副議⻑山本秀樹

Hideki YamamotoOki Electric Industry Co., Ltd / Vice Chairman, ITU-T SG16 (Multimedia)

<スマートIoT推進フォーラム技術戦略検討部会第８回テストベッド分科会>

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JGN を利⽤したITU-T IPTV標準規格のコンテンツ流通実験のその後の展開について

1.⽇本が中⼼に⾏ったITU-T IPTV標準化1. ITUｰT とは2. ITU IPTV標準

2. JGNテストベッドを利⽤したグローバルコンテンツ流通実験 (2012~）1. I3GTとは(ITU IPTV IPv6 Global Testbed)

2. グローバルコンテンツ流通実験3.ここまでのまとめ

3.実験成果の展開1. IPTVのアクセシビリティプロファイルの標準化2. ITU-T H.702 実システムに向けた実証実験3. 実用サービス例4. 更なる展開に向けて

4. おわりに


ITUは1865年の万国電信連合に端を発する国際連合の電気通信の専⾨機関（世界最古）参加メンバーは、198か国と約840の電気通信事業者・企業等（企業が直接参加できる）電気通信の標準化や規制、国際間の調整などを⾏う。ITU-Tはその中の電気通信の標準化を⾏う

ITUｰTとは

全権委員会議2018(PP-18)で新体制に任期：2019-2022年

ITU-D局⻑Doreen Martin 氏ITU-R局⻑Mario Maniewicz 氏

ITU 事務総局⻑Houlin Zhao氏

ITU-T局⻑Chaesub Lee氏

副事務総局⻑Malcom Johnson氏


ITUｰTとは：研究委員会の構成と勧告ダウンロード数等ITU-Tは、通信インフラ・運用からサービス・アプリケーションまで幅広くICTの標準化を担当ダウンロード数や検討中の標準化項目数では、SG15(光伝送・アクセス網）、SG16（マルチメディア）が多い傾向にある

（*）ＴＴＣ講演資料「ITU-T及びASTAPに関する標準化活動のあり方調査」

（*）

（*）


マルチメディア／e-Serviceの取組：SG16の体制

WP1：コンテンツ配信

WP2：マルチメディア eサービス

WP3：コーデックと超⾼臨場感体験

マルチメディアコーディング、システム、及びアプリケーションユービキタスマルチメディアアプリケーション障がい者のための情報通信のアクセシビリティとヒューマンファクター知的交通システム (ITS)IPTV とデジタルサイネージマルチメディアｅサービス

作業グループ構成

主要テーマ（他のSGと区別）

ITU-T内の関係図


SG16 の課題構成今会期(2017年1⽉〜）開始以降、DLT（分散電子台帳）、AI、映像監視の３つの課題が追加された

WP number課題番号 Question title 課題名- Q1 Multimedia coordination マルチメディアの調整

WP1 コンテンツ配信

Q11 Multimedia systems, terminals, gateways and data conferencing マルチメディアシステム、端末、ゲートウェイ及び電子会議

Q21 Multimedia framework, applications and services マルチメディアフレームワーク、アプリケーション及びサービス

Q13 Multimedia application platforms and end systems for IPTV

IPTVのためのマルチメディアアプリケーションプラットフォーム及びエンドシステム

Q14 Digital signage systems and servicesデジタルサイネージシステムとサービスQ12 Visual surveillance systems and services映像監視システムとサービス

WP2マルチメディアeサービス

Q24Human factors related issues for improvement of the quality of life through international telecommunications

国際電気通信による生活品質向上のためのヒューマンファクターに関連する問題

Q26 Accessibility to multimedia systems and services マルチメディアシステムとサービスのアクセシビリティ

Q27Vehicle gateway platform for telecommunication/ITS services and applications

電気通信/ITSサービスとアプリケーションのための⾞載ゲートウェイフラットフォーム

Q28 Multimedia framework for e-health applications eヘルスアプリケーションのためのマルチメディアフレームワーク

Q22 Distributed ledger technologies and e-services 分散電子台帳技術とｅサービス

WP3メディアコーディングと超⾼臨場感体

験

Q6 Visual coding 映像符号化

Q7Speech/audio coding, voiceband modems, facsimile terminals and network-based signal processing

音声/音響符号化、音声帯域モデム、FAX端末及びネットワークベース信号処理

Q8 Immersive live experience systems and services 超⾼臨場感ライブ体験システムとサービス

Q5 Artificial intelligence-enabled multimedia applications 人工知能によるマルチメディアアプリケーション

（注）日本人が役職者


2.1.5 ITU-T IPTV標準が用いられるサービス

基本エンターテイメントリニアTV （チャンネルTV）ビデオオンデマンドアクセスビリティ：キャプション、音声解説音楽サービスカラオケ、ゲーム

公共サービス災害情報、交通情報 etc

E-*、電子*電子政府電子印刷(e-Books, Newspaper)電子商取引(banking, etc.)Eラーニング (distance learning)Eヘルス (telemedicine, tele-healthcare)

社内、地域放送写真アルバムTV イエローページ… and much more

Entertainment E-learning

IPを用いることで、 IPTVは、対話的なテレビサービスを提供可能.IPTV は、テレビを用いる様々なサービスのプラットフォームになる

Managed IP NW

Server

ITU-T Y.Sup5 に定義

2.1 ITU IPTV標準の概要


G.1080: IPTV QoE

G.1081: Performance Monitoring

X.1911: Req & arch for IPTV security

H.622.1: Req & Arch forIPTV Home networks

H.750: Metadata for IPTV Services

H.701: Content Error-Recovery

H.770 : IPTV Service discovery

Architecture, requirements, network

Security and Content Protection

Quality of Experience

Home networking Applications and end-systemsH.721: IPTV Terminal (Basic)

H.761: Ginga-NCL

H.762: LIME

H.763.1: Cascading style sheets for IPTV services

H.741: Audience Measurement

Y.1901: IPTV Service Requirements

Y.1910: IPTV Functional Architecture

Y.Sup 5: IPTV Service use cases

Y.2007: NGN Capability Set 2

Y.Sup 7: NGN Release 2 Scope

G.1082: Improving robustness of IPTV performance

H.265: video

Q.3010: Authentication protocol

端末およびアプリケーションの議論が継続しておこなわれている。審議中の、勧告草案、技術文書案が多数存在。現状、標準化がホットなのは、エンドユーザ機能とアプリケーション機能

2.2 ITU IPTV標準詳細説明

2013年発表資料抜粋


Service provider

discovery server

IPTV

STB

Service discovery

server

VoD server

Linear TV server

Portal server(s)

Request(entry point)

Service provider info

Request

Service info

Selection & control

Content (unicast)

Content (multicast)

Selection (join)

InteractivityLIME documents


2.2.2 IPTV基本端末： H.721

コンテンツのストリーミングサービス

TV番組のマルチキャスト配信

プロバイダのポータル、ニュースなど

Basic model”


現在、新4K8K高度BSのIPTV仕様を反映させるための改版中


LIME= Light Weight Interactive Multimedia Language日本のBML（XHTML, JavaScript, CSS）をベースとしたマルチメディア環境TVのHWを考慮してJavaScriptに制限をかけている。（TVのHW上でも実⾏可能）IPTVのVOD視聴、リニアTV視聴、リモコンボタンの動作をプログラミングできるStatic LIME PartSimple XHTML (LIME-HTML)Simple CSS (LIME-CSS)

Dynamic LIME PartSimple DOM (LIME-DOM)Restricted JavaScript (LIME-Script)

Media Support

Simple XHTML

Restricted JavaScript

Simple CSS

Simple DOM

H.762 LIME


2.2.4 端末ミドルウェア H.762 LIME



audience measurement: 何人の人が視聴しているのかを計測すること、普通は、テレビ・ラジオの視聴状況に関連しているが、新聞、雑誌、WebサイトやIPTVサービスも含めます。

視聴情報は、何⼈視聴したかだけでなく、⼈⼝動態（年齢、性別など）を中⼼として、⼼理学的動態（パーソナリティ、価値観、態度、興味、ライフスタイル）やIAO変数（興味、活動範囲、意⾒）を含み、放送事業者や広告主が視聴者のどのセグメントが、そのコンテンツに興味があるかといった情報を扱います。

視聴情報計測を実現するには、個人情報は完全に保護される必要があります。

IPTV サーバ

視聴情報サーバ

視聴情報(チャンネル304..)

ステークホルダー


2.2.5 視聴情報計測 H.741.0-4 （1）



国際標準テストベッド(I3GT)の活用から導入・展開まで

ITU IPTV IPv6 Global Testbedの構成

ITU IPTV標準の普及のために、グローバルテストベッド構築と標準化の推進OKIとHTBは、I3GT(ITU IPTV IPv6 Global Testbed)を2012年10月に立上げ、ITU IPTV標準試験環境を世界に向け提供

IPTVの応用サービス(視聴情報収集、デジタルサイネージ等）の標準化をITU-T, ASTAPにて推進中ジュネーブ、ドバイ、シンガポール、フィリピン、タイ、マレーシア、南アフリカでのグローバルコンテンツ視聴実験実施(*1)。順次、他の地域へ拡大予定。

①ネットワーク帯域、品質（遅延、ロス）の検証②コンテンツ(映像・静止画・テキスト・アプリケーションの連携)の検証③端末開発時のインタフェースの検証

①ネットワーク帯域、品質（遅延、ロス）の検証②コンテンツ(映像・静止画・テキスト・アプリケーションの連携)の検証③端末開発時のインタフェースの検証

国際標準準拠プラットフォーム

採用

端末＆コンテンツ普及

会員増・サービス拡大

国際標準採用の利点

①端末やコンテンツが、１つのベンダーに縛られない、オープン性を確保できる

②ITUIPTV標準は日本での大規模システムでの実績があり信頼できる③新しい規格を次々に取り込み将来に渡って安心して使える

①端末やコンテンツが、１つのベンダーに縛られない、オープン性を確保できる

②ITUIPTV標準は日本での大規模システムでの実績があり信頼できる③新しい規格を次々に取り込み将来に渡って安心して使える

テストベッドで国際標準の価値を理解

(*1) http://www.oki.com/jp/press/2013/03/z12132.html海外国内

I3GTとは

I3GT


http://www.oki.com/jp/press/2013/03/z12132.html


ITUの IPTV テストベッド(I3GT)I3GTは、ITU, OKI, 北海道テレビ放送（HTB), アステム, 慶応大学が運営しているIPTVの実験環境（ITU IPTV IPv6 Global Testbed Project の略）２０１２年の札幌雪まつり実験をきっかけにジュネーブのITU本部と日本や世界各地にIPTVを使ったコンテンツ交換・配信実験用のプラットフォームを構築。JGN-Xのテストベッドを活用。現在までに、札幌に設置したサーバと、ジュネーブのほか、シンガポール、マニラ、バンコク、ペナン、ドバイ、ヨハネスブルクが接続実績がある。

13

(*1) http://www.oki.com/en/press/2012/11/z12096e.html(*2) HTB: Hokkaido Television Broadcasting, http://www.htb.co.jp/en/(*3) NICT: National Institute of Information and Communications Technologies, http://www.nict.go.jp/en/(*4) JGN-X (Japan Gigabit Network -eXtreme), http://www.jgn.nict.go.jp/english/index.html

(オキメディアサーバ)

IPTVサーバ

JGNのテストベッド上に構築

http://www.oki.com/en/press/2012/11/z12096e.html

http://www.htb.co.jp/en/

http://www.nict.go.jp/en/

http://www.jgn.nict.go.jp/english/index.html


ITUの IPTV テストベッド(I3GT)ITU-T I3GT で検索するとたどりつく


ジュネーブへの配信

I3GTによる札幌雪祭り実況国際配信

フィリピンのマニラへの配信

フィリピンアテネオ大学での撮影（＊）

スイス ITU本部での撮影（＊）コンテンツ提供：北海道テレビ放送（HTB）

2013年2月の札幌雪祭り実験では、フィリピン、ジュネーブに８ＭｂｐｓのIPTV配信を成功IPTVによるアクセシビリティの効果を示す、字幕の実験を実施。（この実験の成果を国際標準としたものが、H.702.（後で説明））

VOD+字幕（英語、日本語）

写真は、ITU-Tトップ（当時）のマルコムジョンソン氏のビデオをジュネーブのITU-T本部で展示している様子。


I3GT 関連の海外の実験例

2013年3月16日マレーシア科学大学(USM)と接続

2013年5月7〜9日南アフリカ、ヨハネスブルクでのIPTV展示会（オフライン）

2013年6月6日南アフリカ、科学技術省の科学⼯業研究評議会と接続

2013年10月15日ルワンダ、キガリ大学で情報教育大臣にデモ (オフライン）


グローバルコンテンツ流通実験実施状況雪まつり2013（1）

「さっぽろ雪まつり」期間中に第2回のI3GTの実験シンガポール国⽴インフォコム研究所(I2R)、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学及びスイスジュネーブのITU本部に端末を設置し、配信を実施インターネットサービス連携の確認として、ツイッター連携および、字幕を実施OpenFlowベースのSDN上で、4K（120Mbps）の配信も実施

字幕の実験

・英語字幕版

・日本語字幕版

日本人は桜の下で花見をします。

Japanese often hold party under cherry blossoms.



リモコンボタンで字幕の切り替え


Camera(JVC)

Hokkaido

Tokyo

Hong Kong

Datacenter(HOTnet)

JAPAN

Sapporo Odori

Singapore

Bangkok

（otemachi）

4×HDMI

→LAN変換4×HDMI変換

←LAN

4×HDMI

→１×HDMI

１×HDMI

←4×HDMI

55インチモニタ

80インチ＝大手町55インチ＝シンガポール

OtemachiSingapore

グローバルコンテンツ流通実験実施状況

雪まつり2013（2）4K映像伝送システム実験（札幌⇒大手町、シンガポール）

Sapporo


統合プラットフォームVOD、ライブ（リアルタイム配信）、放送型配信（マルチキャスト) の各配信機能対応マルチデバイス対応（PC, STB, TV, スマホ、タブレット、スマートTV)

標準ベースのシステム国際標準 ITU –T IPTV標準準拠。HLS、IETFなどデファクトスタンダードにも対応

大規模システム対応一台構成から、分散、並列構成まで対応可能

配信プラットフォーム・OKI MediaServerの特徴

A/V-

--

I3GTを支える日本の製品

https://www.oki.com/jp/streaming/

https://www.oki.com/jp/streaming/


ここまでのまとめ国際通信連合の通信標準（ITU-T）の中に、IPTVの標準勧告があり、日本からの提案がベースとなっている。現在、この標準を世界に広めるため、JGNのテストベット上に配信プラットフォームを設置している（I3GT)。IPTVによって、放送・VODコンテンツと、障害者向け字幕などの配信を、別々に⾏う実験システムに関心が集まった

出典：”INTRODUCTION TO A DRAFT PROFILE OF IPTV SERVICE WITH ACCESSIBILITY FUNCTIONS”, (ASTAP-25/INF-12), APT

字幕があるので、放送が理解できる！


IPTVのアクセシビリティのプロファイルの標準 H.702日本のIPTVアクセシビリティコンソーシアム(*)の提案を勧告化

IPTVｱｸｾｼﾋﾞﾘﾃｨの潜在的利用者

IPTV ﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑﾍﾞﾝﾀﾞ

ｱｸｾｼﾋﾞﾘﾃｨｻｰﾋﾞｽ及びｺﾝﾃﾝﾂ提供者

学術機関（大学）

Q26/16 (Accessibility)and Q13/16(IPTV)in ITU-T

IPTV アクセシビリティコンソーシアム

EG AU and EG MAin ASTAP

(*) http://www.iptv-acc.jp/

http://www.iptv-acc.jp/


IPTVのアクセシビリティのプロファイル H.702

名称機能字幕オーバレイ字幕のオン／オフ切替

テキスト表示の縦横方向の変更字幕テキストのカットとスクロールのトランジション効果の変更複数字幕からの選択字幕テキストのフォントサイズの変更字幕テキストのフォントスタイルの変更字幕テキストのフォント色の変更オーバレイ（オンスクリーン）かオフスクリーンかの字幕位置の変更字幕領域の背景色の変更字幕領域のサイズの変更映像と字幕の同期スローモーションを含む再生モードにおける主映像と字幕の同期音声認識による複数字幕の自動生成異種ディスプレイ端末への字幕表示字幕テキストの表示スピードの変更

複数字幕のサポート時における言語設定の保持（言語設定の保持機能．チャンネル変更時，前のチャンネルと同じ言語が得られる）

手話手話オーバレイのオン／オフ切替複数手話からの選択手話の映像サイズの変更手話の映像位置の変更手話映像の背景色の変更主映像と手話映像の同期

字幕・⼿話・⾳声解説の細かな機能を３つのプロファイルとして定義。以下は機能例。


IPTVのアーキテクチャに、アクセシビリティの機能要素を追加している。

IPTVのアクセシビリティのプロファイル ITU-T H.702


IPTVアクセシビリティプロファイルの標準化活動の歴史全世界規模の実験で、IPTVとアクセシビリティの重要性を確認プロファイルの重要性を認識し、国際標準化（H.702）国内標準化（JT-H702)の制定

国際標準化

国内標準化

全世界規模の実験で有用性を確認


普及に向けたH.702の適合性試験文書標準準拠の端末を普及させるための、試験用の文書ーHSTP.CONF-H702試験結果（合格した端末）は、ITUの適合性試験DBに登録

国際標準全世界規模の実験で有用性を確認

仕様を確認するための試験文書


京都は

IPTVによる手話映像

IPTVによる字幕

放送映像

IPTVサーバ

手話スタジオ

字幕スタジオ

IPネットワーク H.702 STB

放送局

ITU-T H.702 実システムに向けた実証実験実際の地上波放送を用い、手話や字幕をIPで送る実験を実施方式上、STBの映像上、手話と放送の間に遅延が発生（数秒）するが、実用上問題ないという評価であった実験の詳細は、ITU-T の技術レポートとして公開準備中（複数国の放送局が関心を持っている）


ITU-T H.702 の実用化「認定NPO法人障害者放送通信機構」は、聴覚に障害のある方のための放送局として、「目で聴くテレビ」を1998年からCS放送で開始。「目で聴くテレビ」は、2019年3月からIPTV版に移⾏。IPTV版では、ITU-T H.702に基づいたSTBを用いている。

http://www.astem-co.co.jp/eye-dragon/

聴覚障害者用情報受信装置「アイ・ドラゴン」の最新シリーズ「アイ・ドラゴン4」

ITU-T H.702 対応のSTB目で聴くテレビ

https://medekiku.jp/medekiku_tv/

http://www.astem-co.co.jp/eye-dragon/

https://medekiku.jp/medekiku_tv/


海外への展開に向けての事例紹介の⽂書作成IPTVを用いた、障害者向けTVサービスの事例紹介の⽂書を、ITU-Tの事例紹介文書として作成中

国際標準全世界規模の実験で有用性を確認

仕様を確認するための試験文書

事例集（作成中）

国内での実証実験結果を基に事例集を作成中(2020年度に、ITU-T HSTP.ACCーUCとして完成予定）


おわりに国際通信連合の通信標準（ITU-T）の中に、IPTVの標準勧告があり、日本からの提案がベースとなっている。現在、この標準を世界に広めるためJGNのテストベット上に配信プラットフォームを設置している（I3GT)。

IPTVによって、放送・VODコンテンツと、障害者向け字幕などの配信を、別々に⾏うシステムに関⼼が集まり、国際標準化（国内標準化も）を実施。この標準に基づくサービスは、2019年以降実⽤化されている。

今後も、JGN上のIPTVテストベッドはIPTVのみならずH.702など新サービスの普及の基盤として継続予定。

京都は

IPTVによる手話映像

IPTVによる字幕

放送映像


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御清聴ありがとうございました。

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