jp 6467445 b2 2019.2 · 2019. 7. 19. · jp 6467445 b2 2019.2.13 (57)【特許請求の範囲】...

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JP 6467445 B2 2019.2.13 (57) 【特許請求の範囲】 【請求項1】 開口部を含む納豆収容部を有する本体部と、 前記開口部を覆い塞ぐように設けられた蓋部と、 前記蓋部と前記納豆収容部との間に設けられたフィルムと を備える納豆容器であって、 前記蓋部又は前記本体部にはスリットが設けられ、前記フィルムが前記スリットを経由 して引き出されることが可能に構成され、 前記スリットは幅広部を備え、 前記フィルムは、前記幅広部から前記フィルムのフィルム端部の一部が露出しつつ前記 本体部の本体縁部の上に乗るように配置されており、 前記蓋部が閉じられたまま、前記幅広部から露出している前記フィルム端部によって、 前記フィルムが取り出し可能な納豆容器。 【請求項2】 前記蓋部は略多角形であり、 前記スリットは、前記蓋部の縁部から延び、前記縁部の近くに前記幅広部を備える請求 項1に記載の納豆容器。 【請求項3】 前記蓋部は略正多角形であり、前記スリットは前記縁部から垂直に、前記蓋部に内接す る仮想的な内接円の中心へ延び、前記仮想的な内接円の半径以下の長さである請求項2に 10 20

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  • JP 6467445 B2 2019.2.13

    ( 5 7 ) 【 特 許 請 求 の 範 囲 】

    【 請 求 項 1 】

      開 口 部 を 含 む 納 豆 収 容 部 を 有 す る 本 体 部 と 、

      前 記 開 口 部 を 覆 い 塞 ぐ よ う に 設 け ら れ た 蓋 部 と 、

      前 記 蓋 部 と 前 記 納 豆 収 容 部 と の 間 に 設 け ら れ た フ ィ ル ム と

      を 備 え る 納 豆 容 器 で あ っ て 、

      前 記 蓋 部 又 は 前 記 本 体 部 に は ス リ ッ ト が 設 け ら れ 、 前 記 フ ィ ル ム が 前 記 ス リ ッ ト を 経 由

    し て 引 き 出 さ れ る こ と が 可 能 に 構 成 さ れ 、

      前 記 ス リ ッ ト は 幅 広 部 を 備 え 、

      前 記 フ ィ ル ム は 、 前 記 幅 広 部 か ら 前 記 フ ィ ル ム の フ ィ ル ム 端 部 の 一 部 が 露 出 し つ つ 前 記

    本 体 部 の 本 体 縁 部 の 上 に 乗 る よ う に 配 置 さ れ て お り 、

      前 記 蓋 部 が 閉 じ ら れ た ま ま 、 前 記 幅 広 部 か ら 露 出 し て い る 前 記 フ ィ ル ム 端 部 に よ っ て 、

    前 記 フ ィ ル ム が 取 り 出 し 可 能 な 納 豆 容 器 。

    【 請 求 項 2 】

      前 記 蓋 部 は 略 多 角 形 で あ り 、

      前 記 ス リ ッ ト は 、 前 記 蓋 部 の 縁 部 か ら 延 び 、 前 記 縁 部 の 近 く に 前 記 幅 広 部 を 備 え る 請 求

    項 1 に 記 載 の 納 豆 容 器 。

    【 請 求 項 3 】

      前 記 蓋 部 は 略 正 多 角 形 で あ り 、 前 記 ス リ ッ ト は 前 記 縁 部 か ら 垂 直 に 、 前 記 蓋 部 に 内 接 す

    る 仮 想 的 な 内 接 円 の 中 心 へ 延 び 、 前 記 仮 想 的 な 内 接 円 の 半 径 以 下 の 長 さ で あ る 請 求 項 2 に

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  • (2) JP 6467445 B2 2019.2.13

    記 載 の 納 豆 容 器 。

    【 請 求 項 4 】

      前 記 蓋 部 は 略 多 角 形 で あ り 、

      前 記 ス リ ッ ト は 、 前 記 蓋 部 の 互 い に 隣 接 す る 辺 が な す 角 部 か ら 延 び 、 前 記 蓋 部 の 縁 部 の

    近 く に 前 記 幅 広 部 を 備 え る 請 求 項 1 に 記 載 の 納 豆 容 器 。

    【 請 求 項 5 】

      前 記 蓋 部 は 略 正 多 角 形 で あ り 、 前 記 ス リ ッ ト は 前 記 蓋 部 に 外 接 す る 仮 想 的 な 外 接 円 の 中

    心 へ 延 び 、 前 記 仮 想 的 な 外 接 円 の 半 径 以 下 の 長 さ で あ る 請 求 項 4 に 記 載 の 納 豆 容 器 。

    【 請 求 項 6 】

      前 記 蓋 部 は 略 円 形 で あ り 、

      前 記 ス リ ッ ト は 、 前 記 蓋 部 の 縁 部 か ら 延 び 、 前 記 縁 部 の 近 く に 前 記 幅 広 部 を 備 え る 請 求

    項 1 に 記 載 の 納 豆 容 器 。

    【 請 求 項 7 】

      前 記 蓋 部 は 略 真 円 形 で あ り 、 前 記 ス リ ッ ト は 前 記 蓋 部 の 半 径 以 下 の 長 さ で あ る 請 求 項 6

    に 記 載 の 納 豆 容 器 。

    【 請 求 項 8 】

      前 記 本 体 部 は 、 前 記 蓋 部 と 重 な り 合 う 本 体 縁 部 を 備 え 、 前 記 本 体 縁 部 は 略 多 角 形 に 形 成

    さ れ て お り 、

      前 記 ス リ ッ ト は 、 前 記 本 体 縁 部 か ら 延 び 、 前 記 本 体 縁 部 の 近 く に 前 記 幅 広 部 を 備 え る 請

    求 項 1 に 記 載 の 納 豆 容 器 。

    【 請 求 項 9 】

      前 記 ス リ ッ ト は 、 前 記 本 体 部 の 高 さ の 半 分 以 下 の 長 さ で あ る 請 求 項 8 に 記 載 の 納 豆 容 器

    【 発 明 の 詳 細 な 説 明 】

    【 技 術 分 野 】

    【 0 0 0 1 】

      こ の 発 明 は 納 豆 容 器 に 関 し 、 特 に 、 開 口 部 を 含 む 納 豆 収 容 部 に 納 豆 を 収 容 し 、 開 口 部 を

    蓋 部 で 覆 い 塞 ぐ 納 豆 容 器 に 関 す る 。

    【 背 景 技 術 】

    【 0 0 0 2 】

      一 般 に 、 市 販 さ れ て い る 納 豆 は 、 合 成 樹 脂 や 紙 等 で 形 成 さ れ た 納 豆 容 器 に 収 容 さ れ て 販

    売 さ れ て い る 。 こ う し た 納 豆 容 器 の 中 に は 、 納 豆 の 収 容 部 と 容 器 の 蓋 部 と の 間 に 、 合 成 樹

    脂 製 の フ ィ ル ム を 設 け て い る も の が あ る 。 こ の フ ィ ル ム は 、 収 容 し た 納 豆 の 表 面 に 貼 り 付

    け る よ う に し て 設 け ら れ る た め 、 納 豆 を 食 べ る 際 に フ ィ ル ム を 剥 が し て 除 去 し よ う と す る

    と 、 フ ィ ル ム に 付 着 し た 納 豆 の 粘 り 気 が 食 卓 や 手 等 に 付 着 し て 不 快 感 を も た ら す こ と が あ

    っ た 。

    【 0 0 0 3 】

      特 許 文 献 1 に 記 載 の 納 豆 容 器 で は 、 収 容 部 の 開 口 部 を 覆 い 塞 ぐ 蓋 部 に 穴 を 設 け 、 そ の 穴

    に 指 を 入 れ て フ ィ ル ム を 摘 み 、 穴 か ら フ ィ ル ム を 引 き 出 す こ と が で き る よ う に す る こ と で

    、 フ ィ ル ム に 付 着 し た 納 豆 の 粘 り 気 が 食 卓 や 手 等 に 付 着 し に く く し て い る 。

    【 0 0 0 4 】

    【 特 許 文 献 1 】 特 開 2 0 0 7 - 4 5 4 2 7 号 公 報

    【 発 明 の 概 要 】

    【 発 明 が 解 決 し よ う と す る 課 題 】

    【 0 0 0 5 】

      し か し な が ら 、 特 許 文 献 1 に 記 載 の 納 豆 容 器 で は 、 蓋 部 の 穴 か ら 滑 り や す い フ ィ ル ム を

    指 で 摘 ん で 引 き 出 す こ と が 難 し い 。 ま た 、 蓋 部 の 穴 は 指 を 入 れ る こ と が で き る よ う に 大 き

    目 に 形 成 さ れ て い る た め 、 フ ィ ル ム に 付 着 し た 納 豆 が 穴 か ら 容 器 の 外 に 引 き 出 さ れ 、 そ の

    後 落 下 す る こ と で 食 卓 や 手 等 を 汚 し て し ま う こ と が あ る と い う 課 題 が あ っ た 。

    【 0 0 0 6 】

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      こ の 発 明 は 、 こ の よ う な 課 題 を 解 決 す る た め に な さ れ た も の で あ り 、 食 卓 や 手 等 を 汚 さ

    ず に 、 簡 単 に フ ィ ル ム を 除 去 す る こ と の で き る 納 豆 容 器 を 提 供 す る こ と を 目 的 と す る 。

    【 課 題 を 解 決 す る た め の 手 段 】

    【 0 0 0 7 】

      上 記 の 課 題 を 解 決 す る た め に 、 こ の 発 明 に 係 る 納 豆 容 器 は 、 開 口 部 を 含 む 納 豆 収 容 部 を

    有 す る 本 体 部 と 、 開 口 部 を 覆 い 塞 ぐ よ う に 設 け ら れ た 蓋 部 と 、 納 豆 収 容 部 と の 間 に 設 け ら

    れ た フ ィ ル ム と を 備 え る 納 豆 容 器 で あ っ て 、 蓋 部 又 は 本 体 部 に は ス リ ッ ト が 設 け ら れ 、 フ

    ィ ル ム が ス リ ッ ト を 経 由 し て 引 き 出 さ れ る こ と が 可 能 に 構 成 さ れ 、 ス リ ッ ト は 幅 広 部 を 備

    え 、 フ ィ ル ム は 、 幅 広 部 か ら フ ィ ル ム の フ ィ ル ム 端 部 の 一 部 が 露 出 し つ つ 本 体 部 の 本 体 縁

    部 の 上 に 乗 る よ う に フ ィ ル ム が 配 置 さ れ て お り 、 蓋 部 が 閉 じ ら れ た ま ま 、 幅 広 部 か ら 露 出

    し て い る フ ィ ル ム 端 部 に よ っ て 、 フ ィ ル ム が 取 り 出 し 可 能 で あ る 。

    【 0 0 0 8 】

      ま た 、 蓋 部 は 略 多 角 形 で あ り 、 ス リ ッ ト は 、 蓋 部 の 縁 部 か ら 延 び 、 縁 部 の 近 く に 幅 広 部

    を 備 え て も よ い 。

    【 0 0 0 9 】

      ま た 、 蓋 部 は 略 正 多 角 形 で あ り 、 ス リ ッ ト は 縁 部 か ら 垂 直 に 、 蓋 部 に 内 接 す る 仮 想 的 な

    内 接 円 の 中 心 へ 延 び 、 仮 想 的 な 内 接 円 の 半 径 以 下 の 長 さ で あ っ て も よ い 。

    【 0 0 1 0 】

      ま た 、 蓋 部 は 略 多 角 形 で あ り 、 ス リ ッ ト は 、 蓋 部 の 互 い に 隣 接 す る 辺 が な す 角 部 か ら 延

    び 、 蓋 部 の 縁 部 の 近 く に 幅 広 部 を 備 え て も よ い 。

    【 0 0 1 1 】

      ま た 、 蓋 部 は 略 正 多 角 形 で あ り 、 ス リ ッ ト は 蓋 部 に 外 接 す る 仮 想 的 な 外 接 円 の 中 心 へ 延

    び 、 仮 想 的 な 外 接 円 の 半 径 以 下 の 長 さ で あ っ て も よ い 。

    【 0 0 1 2 】

      ま た 、 蓋 部 は 略 円 形 で あ り 、 ス リ ッ ト は 、 蓋 部 の 縁 部 か ら 延 び 、 縁 部 の 近 く に 幅 広 部 を

    備 え て も よ い 。

    【 0 0 1 3 】

      ま た 、 蓋 部 は 略 真 円 形 で あ り 、 ス リ ッ ト は 蓋 部 の 半 径 以 下 の 長 さ で あ っ て も よ い 。

    【 0 0 1 4 】

      ま た 、 本 体 部 は 、 蓋 部 と 重 な り 合 う 本 体 縁 部 を 備 え 、 本 体 縁 部 は 略 多 角 形 に 形 成 さ れ て

    お り 、 ス リ ッ ト は 、 本 体 縁 部 か ら 延 び 、 本 体 縁 部 の 近 く に 幅 広 部 を 備 え て も よ い 。

    【 0 0 1 5 】

      ま た 、 ス リ ッ ト は 、 本 体 部 の 高 さ の 半 分 以 下 の 長 さ で あ っ て も よ い 。

    【 発 明 の 効 果 】

    【 0 0 1 8 】

      こ の 発 明 に 係 る 納 豆 容 器 は 、 開 口 部 を 含 む 納 豆 収 容 部 を 有 す る 本 体 部 と 、 納 豆 収 容 部 と

    の 間 に 設 け ら れ た フ ィ ル ム と 、 開 口 部 を 覆 い 塞 ぐ よ う に 設 け ら れ た 蓋 部 と を 備 え る 納 豆 容

    器 で あ っ て 、 蓋 部 又 は 本 体 部 に は ス リ ッ ト が 設 け ら れ 、 フ ィ ル ム が ス リ ッ ト を 経 由 し て 引

    き 出 さ れ る こ と が 可 能 に 構 成 さ れ る の で 、 食 卓 や 手 等 を 汚 さ ず に 、 簡 単 に フ ィ ル ム を 除 去

    す る こ と が で き る 。

    【 図 面 の 簡 単 な 説 明 】

    【 0 0 1 9 】

    【 図 1 】 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 1 に 係 る 納 豆 容 器 の 概 略 図 で あ る 。

    【 図 2 A 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 の 正 面 図 で あ る 。

    【 図 2 B 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 の 背 面 図 で あ る 。

    【 図 2 C 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 の 左 側 面 図 で あ る 。

    【 図 2 D 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 の 右 側 面 図 で あ る 。

    【 図 2 E 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 の 平 面 図 で あ る 。

    【 図 2 F 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 の 底 面 図 で あ る 。

    【 図 2 G 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 の ス リ ッ ト 部 分 を 示 す 平 面 図 で あ る 。

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    【 図 3 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 に フ ィ ル ム 及 び 納 豆 が 収 容 さ れ て い な い 状 態 の 、 図 2 E に 示

    す A - A 線 に 沿 っ た 断 面 図 で あ る 。

    【 図 4 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 に フ ィ ル ム 及 び 納 豆 が 収 容 さ れ て い な い 状 態 の 、 蓋 部 を 取 り

    除 い た 概 略 図 で あ る 。

    【 図 5 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 に フ ィ ル ム 及 び 納 豆 が 収 容 さ れ た 状 態 の 、 図 2 E に 示 す A -

    A 線 に 沿 っ た 断 面 図 で あ る 。

    【 図 6 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 に フ ィ ル ム 及 び 納 豆 が 収 容 さ れ た 状 態 の 、 蓋 部 を 取 り 除 い た

    概 略 図 で あ る 。

    【 図 7 】 図 1 に 示 す 納 豆 容 器 か ら フ ィ ル ム を 引 き 出 す 様 子 を 示 す 概 略 図 で あ る 。

    【 図 8 】 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 2 に 係 る 納 豆 容 器 の 概 略 図 で あ る 。

    【 図 9 A 】 図 8 に 示 す 納 豆 容 器 の 正 面 図 で あ る 。

    【 図 9 B 】 図 8 に 示 す 納 豆 容 器 の 背 面 図 で あ る 。

    【 図 9 C 】 図 8 に 示 す 納 豆 容 器 の 右 側 面 図 で あ る 。

    【 図 9 D 】 図 8 に 示 す 納 豆 容 器 の 平 面 図 で あ る 。

    【 図 9 E 】 図 8 に 示 す 納 豆 容 器 の ス リ ッ ト 部 分 を 示 す 平 面 図 で あ る 。

    【 図 1 0 】 図 8 に 示 す 納 豆 容 器 に フ ィ ル ム 及 び 納 豆 が 収 容 さ れ た 状 態 の 、 図 9 D に 示 す B

    - B 線 に 沿 っ た 断 面 図 で あ る 。

    【 図 1 1 】 図 8 に 示 す 納 豆 容 器 か ら フ ィ ル ム を 引 き 出 す 様 子 を 示 す 概 略 図 で あ る 。

    【 図 1 2 】 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 3 に 係 る 納 豆 容 器 の 概 略 図 で あ る 。

    【 図 1 3 A 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 の 正 面 図 で あ る 。

    【 図 1 3 B 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 の 背 面 図 で あ る 。

    【 図 1 3 C 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 の 左 側 面 図 で あ る 。

    【 図 1 3 D 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 の 右 側 面 図 で あ る 。

    【 図 1 3 E 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 の 平 面 図 で あ る 。

    【 図 1 3 F 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 の 底 面 図 で あ る 。

    【 図 1 3 G 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 の ス リ ッ ト 部 分 を 示 す 平 面 図 で あ る 。

    【 図 1 4 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 に フ ィ ル ム 及 び 納 豆 が 収 容 さ れ て い な い 状 態 の 、 蓋 部 を

    取 り 除 い た 概 略 図 で あ る 。

    【 図 1 5 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 に フ ィ ル ム 及 び 納 豆 が 収 容 さ れ た 状 態 の 、 図 1 3 E に 示

    す A - A 線 に 沿 っ た 断 面 図 で あ る 。

    【 図 1 6 】 図 1 2 に 示 す 納 豆 容 器 か ら フ ィ ル ム を 引 き 出 す 様 子 を 示 す 概 略 図 で あ る 。

    【 図 1 7 】 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 4 に 係 る 納 豆 容 器 の 概 略 図 で あ る 。

    【 図 1 8 A 】 図 1 7 に 示 す 納 豆 容 器 の 正 面 図 で あ る 。

    【 図 1 8 B 】 図 1 7 に 示 す 納 豆 容 器 の 背 面 図 で あ る 。

    【 図 1 8 C 】 図 1 7 に 示 す 納 豆 容 器 の 平 面 図 で あ る 。

    【 図 1 8 D 】 図 1 7 に 示 す 納 豆 容 器 の ス リ ッ ト 部 分 を 示 す 平 面 図 で あ る 。

    【 図 1 9 】 図 1 7 に 示 す 納 豆 容 器 に フ ィ ル ム 及 び 納 豆 が 収 容 さ れ た 状 態 の 、 図 1 8 C に 示

    す A - A 線 に 沿 っ た 断 面 図 で あ る 。

    【 図 2 0 】 図 1 7 に 示 す 納 豆 容 器 か ら フ ィ ル ム を 引 き 出 す 様 子 を 示 す 概 略 図 で あ る 。

    【 図 2 1 】 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 5 に 係 る 納 豆 容 器 の 概 略 図 で あ る 。

    【 図 2 2 A 】 図 2 1 に 示 す 納 豆 容 器 の 正 面 図 で あ る 。

    【 図 2 2 B 】 図 2 1 に 示 す 納 豆 容 器 の 背 面 図 で あ る 。

    【 図 2 2 C 】 図 2 1 に 示 す 納 豆 容 器 の 平 面 図 で あ る 。

    【 図 2 3 】 図 2 1 に 示 す 納 豆 容 器 に 納 豆 が 収 容 さ れ た 状 態 の 、 図 2 2 C に 示 す F - F 線 に

    沿 っ た 断 面 図 で あ る 。

    【 図 2 4 】 図 2 1 に 示 す 納 豆 容 器 か ら フ ィ ル ム を 引 き 出 す 様 子 を 示 す 概 略 図 で あ る 。

    【 図 2 5 】 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 1 ~ 7 に 係 る 納 豆 容 器 の 変 形 例 の 概 略 図 で あ る 。

    【 図 2 6 】 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 6 に 係 る 納 豆 容 器 の 概 略 図 で あ る 。

    【 図 2 7 】 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 7 に 係 る 納 豆 容 器 の 概 略 図 で あ る 。

    【 発 明 を 実 施 す る た め の 形 態 】

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    【 0 0 2 0 】

      実 施 の 形 態 1 .

      以 下 、 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 を 添 付 図 面 の 図 1 ~ 図 7 に 基 づ い て 説 明 す る 。

      図 1 , 図 2 及 び 図 3 に 示 す よ う に 、 納 豆 容 器 1 は 、 合 成 樹 脂 で 形 成 さ れ て お り 、 内 側 に

    納 豆 を 収 容 す る 本 体 部 2 と 、 本 体 部 2 と 一 体 に 形 成 さ れ た 蓋 部 3 と を 備 え て い る 。

    【 0 0 2 1 】

      本 体 部 2 は 本 体 縁 部 2 1 を 有 し て お り 、 蓋 部 3 は 、 蓋 縁 部 3 0 を 有 し て い る 。 蓋 部 3 は

    、 本 体 縁 部 2 1 と 蓋 縁 部 3 0 と を 接 続 し て い る ヒ ン ジ 部 4 で 折 り 返 さ れ る こ と に よ り 、 本

    体 部 2 に 対 向 す る よ う に 形 成 さ れ て い る 。 ま た 、 本 体 部 2 の 上 端 の 縁 部 で あ る 本 体 縁 部 2

    1 と 、 蓋 部 3 の 縁 部 で あ る 蓋 縁 部 3 0 と は 、 対 向 す る 平 面 を 有 す る よ う に 形 成 さ れ て お り

    、 蓋 部 3 を 閉 じ た 時 に 互 い に 重 な り 合 う 。

    【 0 0 2 2 】

      蓋 部 3 が 設 け ら れ て い る 側 を 納 豆 容 器 1 の 上 方 と す る と 、 本 体 部 2 は 、 蓋 部 3 か ら 離 間

    す る 側 、 す な わ ち 納 豆 容 器 1 の 下 方 に 波 状 の 凹 凸 を 有 す る 底 面 2 0 を 備 え て い る 。 本 体 部

    2 及 び 蓋 部 3 は 納 豆 容 器 1 の 上 方 か ら 見 る と 、 正 方 形 に な る よ う に 形 成 さ れ て い る 。

    【 0 0 2 3 】

      本 体 部 2 に 納 豆 が 収 容 さ れ た 後 に 、 輸 送 中 に は 本 体 部 2 か ら 蓋 部 3 が 容 易 に 剥 が れ な い

    よ う に 且 つ 納 豆 容 器 1 を 開 封 す る と き に は 本 体 部 2 か ら 蓋 部 3 が 容 易 に 剥 が れ る よ う に 、

    本 体 縁 部 2 1 と 蓋 縁 部 3 0 と が 例 え ば 熱 溶 着 等 の 公 知 の 手 段 に よ っ て 接 着 さ れ て い る 。 さ

    ら に 、 蓋 部 3 の 蓋 縁 部 3 0 の 内 側 に は 、 本 体 部 2 の 方 に 向 か っ て 突 出 す る よ う に 溝 部 3 1

    が 形 成 さ れ て い る 。

    【 0 0 2 4 】

      図 2 に 示 す よ う に 、 ヒ ン ジ 部 4 と 対 向 す る 側 の 蓋 部 3 の 辺 で あ る 第 1 辺 3 2 か ら 蓋 部 3

    の 対 角 線 C ( 図 2 E 参 照 ) 及 び 対 角 線 D ( 図 2 E 参 照 ) の 交 点 で あ る 中 心 E ( 図 2 E 参 照

    ) に 向 け て 、 ス リ ッ ト 3 3 が 設 け ら れ て い る 。 ス リ ッ ト 3 3 は 、 蓋 部 3 の 辺 の う ち 第 1 辺

    3 2 及 び ヒ ン ジ 部 4 に 隣 接 す る 、 第 2 辺 3 4 又 は 第 3 辺 3 5 に 平 行 に 且 つ 第 2 辺 3 4 又 は

    第 3 辺 3 5 の 全 長 の 半 分 の 長 さ に 形 成 さ れ て い る 。 別 の 言 い 方 で 説 明 す る と 、 蓋 部 3 に 内

    接 す る 仮 想 的 な 内 接 円 を 考 え た 場 合 、 ス リ ッ ト 3 3 は 蓋 縁 部 3 0 か ら 垂 直 に 、 仮 想 的 な 内

    接 円 の 中 心 と 同 じ 位 置 に あ る 中 心 E へ 延 び て お り 、 ス リ ッ ト 3 3 の 長 さ は 仮 想 的 な 内 接 円

    の 半 径 と 同 じ 長 さ に 形 成 さ れ て い る 。

    【 0 0 2 5 】

      こ こ で 、 蓋 部 3 を 上 方 か ら 見 た 平 面 上 で 、 第 1 辺 3 2 を 底 辺 と し て 見 た 場 合 の 右 辺 が 第

    2 辺 3 4 で あ り 、 左 辺 が 第 3 辺 3 5 で あ る 。 ま た 、 ス リ ッ ト 3 3 の 第 1 辺 3 2 に 近 い 側 の

    端 部 に は 、 第 1 辺 3 2 に 近 い 側 が 幅 広 と な る よ う に 楔 形 に 蓋 部 3 を 切 り 取 っ た 形 状 で あ る

    、 幅 広 部 3 3 0 が 形 成 さ れ て い る 。 ス リ ッ ト 3 3 の う ち 、 幅 広 部 3 3 0 を 除 い た 部 分 、 す

    な わ ち 蓋 部 3 の 中 心 E に 近 い 部 分 を 狭 部 3 3 1 と い う 。

    【 0 0 2 6 】

      図 3 及 び 図 4 に 示 す よ う に 、 本 体 部 2 に は 底 面 2 0 と 側 面 2 2 と で 囲 わ れ 、 上 方 に 開 口

    部 2 3 と を 含 む 納 豆 収 容 部 2 4 が 形 成 さ れ て い る 。 納 豆 収 容 部 2 4 は 、 納 豆 を 収 容 す る た

    め に 形 成 さ れ て い る 。

    【 0 0 2 7 】

      図 5 及 び 図 6 は 、 納 豆 収 容 部 2 4 に 実 際 に 納 豆 5 を 収 容 し た 場 合 の 本 体 部 2 の 状 態 を 示

    し て い る 。 納 豆 5 と 開 口 部 2 3 と の 間 に 、 合 成 樹 脂 で 形 成 さ れ た 正 方 形 の フ ィ ル ム 6 が 設

    け ら れ て い る 。 フ ィ ル ム 6 の 中 央 部 は 、 納 豆 5 に 密 着 す る よ う に 配 置 さ れ て い る 。 ま た 、

    フ ィ ル ム 6 は 、 そ の 端 部 で あ る フ ィ ル ム 端 部 6 0 が 本 体 縁 部 2 1 と 蓋 縁 部 3 0 と の 間 に 位

    置 す る よ う な 大 き さ に 形 成 さ れ て い る 。 図 1 及 び 図 2 を 再 び 参 照 す る と 、 フ ィ ル ム 6 は 、

    幅 広 部 3 3 0 か ら フ ィ ル ム 端 部 6 0 の 一 部 が 露 出 し つ つ 本 体 縁 部 2 1 の 上 に 乗 る よ う に 配

    置 さ れ て い る 。

    【 0 0 2 8 】

      次 に 、 図 1 , 図 2 , 図 5 及 び 図 7 を 用 い て 、 実 施 の 形 態 1 の 納 豆 容 器 1 か ら 納 豆 5 を 取

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    り 出 す た め に フ ィ ル ム 6 を 除 去 す る 方 法 を 説 明 す る 。

      フ ィ ル ム 6 を 除 去 す る た め に は 、 図 1 , 図 2 E 、 図 5 に 示 す よ う に 蓋 部 3 が 閉 じ ら れ た

    ま ま 、 幅 広 部 3 3 0 か ら 露 出 し て い る フ ィ ル ム 端 部 6 0 の 一 部 が 、 納 豆 5 を 取 り 出 す 者 の

    指 に よ っ て 摘 み 上 げ ら れ る 。 こ の と き 、 幅 広 部 3 3 0 の 周 囲 に 十 分 な 広 さ の 空 間 が 確 保 さ

    れ て い る の で フ ィ ル ム 端 部 6 0 を 容 易 に つ ま み 上 げ る こ と が で き 、 ま た 、 フ ィ ル ム 端 部 6

    0 は 納 豆 5 に 接 触 し て い な い の で 指 が 汚 れ る こ と は 無 い 。

    【 0 0 2 9 】

      次 に 、 図 7 に 示 す よ う に フ ィ ル ム 6 が 矢 印 X の 方 向 に 摘 み 上 げ ら れ る と 、 幅 広 部 3 3 0

    の 形 状 に よ り 、 フ ィ ル ム 6 が 蓋 部 3 の 狭 部 3 3 1 に 入 り こ む 。 そ し て 、 フ ィ ル ム 6 が 狭 部

    3 3 1 を 経 由 し て 本 体 部 2 の 外 側 に 引 き 出 さ れ る 。

    【 0 0 3 0 】

      フ ィ ル ム 6 が 狭 部 3 3 1 を 経 由 し て 引 き 出 さ れ る こ と で 狭 部 3 3 1 に 絞 ら れ る の で 、 フ

    ィ ル ム 6 に 付 着 し た 納 豆 5 の 粘 り 気 や 粒 が 開 口 部 2 3 か ら 納 豆 収 容 部 2 4 に 落 下 し て 、 本

    体 部 2 の 外 側 に 出 て く る こ と が 無 い 。 フ ィ ル ム 6 が 完 全 に 取 り 出 さ れ た ら 、 蓋 部 3 を 開 け

    れ ば 納 豆 5 を 納 豆 収 容 部 2 4 ( 図 5 参 照 ) か ら 取 り 出 す こ と が で き る 。

    【 0 0 3 1 】

      こ の よ う に 、 開 口 部 2 3 を 含 む 納 豆 収 容 部 2 4 を 有 す る 本 体 部 2 と 、 納 豆 収 容 部 2 4 と

    の 間 に 設 け ら れ た フ ィ ル ム 6 と 、 開 口 部 2 3 を 覆 い 塞 ぐ よ う に 設 け ら れ た 蓋 部 3 と を 備 え

    る 納 豆 容 器 で あ っ て 、 蓋 部 3 又 は 本 体 部 2 に は ス リ ッ ト 3 3 が 設 け ら れ 、 フ ィ ル ム 6 が ス

    リ ッ ト 3 3 を 経 由 し て 引 き 出 さ れ る こ と が 可 能 に 構 成 さ れ て い る の で 、 食 卓 や 手 等 を 汚 さ

    ず に 、 簡 単 に フ ィ ル ム 6 を 剥 が し て 除 去 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 3 2 】

      ま た 、 蓋 部 3 は 略 四 角 形 で あ り 、 ス リ ッ ト 3 3 は 、 蓋 部 3 の 蓋 縁 部 3 0 か ら 延 び 、 蓋 縁

    部 3 0 の 近 く に 幅 広 部 3 3 0 を 備 え る の で 、 フ ィ ル ム 6 を ス リ ッ ト 3 3 を 経 由 し て 引 き 出

    す こ と が 容 易 に な る 。

    【 0 0 3 3 】

      ま た 、 蓋 部 3 は 略 正 方 形 で あ り 、 ス リ ッ ト 3 3 は 蓋 縁 部 3 0 か ら 垂 直 に 、 蓋 部 3 に 内 設

    す る 仮 想 的 な 内 接 円 の 中 心 E へ 延 び 、 仮 想 的 な 内 接 円 の 半 径 以 下 の 長 さ で あ る の で 、 蓋 部

    3 の 強 度 を 確 保 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 3 4 】

      実 施 の 形 態 2 .

      次 に 、 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 2 に 係 る 納 豆 容 器 を 説 明 す る 。 尚 、 以 下 の 実 施 の 形 態 に お

    い て 、 図 1 ~ 図 7 の 参 照 符 号 と 同 一 の 符 号 は 、 同 一 ま た は 同 様 な 構 成 要 素 で あ る の で 、 そ

    の 詳 細 な 説 明 は 省 略 す る 。

      実 施 の 形 態 2 は 、 実 施 の 形 態 1 に 対 し て 、 蓋 部 3 に 設 け る ス リ ッ ト の 位 置 を 変 更 し た も

    の で あ る 。

    【 0 0 3 5 】

      図 8 及 び 図 9 に 示 す よ う に 、 納 豆 容 器 1 a の 蓋 部 3 a は 、 本 体 部 2 と 一 体 に 形 成 さ れ て

    お り 、 蓋 部 3 a の 蓋 縁 部 3 0 に お け る 、 第 1 辺 3 2 と 、 そ れ に 隣 接 す る 第 2 辺 3 4 と が な

    す 角 部 3 6 の 位 置 か ら 、 蓋 部 3 に 示 す 対 角 線 C ( 図 9 D に 示 す ) 及 び 対 角 線 D ( 図 9 D に

    示 す ) の 交 点 で あ る 中 心 E ( 図 9 D に 示 す ) に 向 け て 、 ス リ ッ ト 3 3 a が 設 け ら れ て い る

    【 0 0 3 6 】

      ス リ ッ ト 3 3 a は 、 蓋 部 3 a を 上 面 か ら 見 た と き の 角 部 3 6 の 位 置 か ら 対 角 線 に 沿 っ て

    且 つ 対 角 線 の 半 分 の 長 さ に 形 成 さ れ て い る 。 別 の 言 い 方 で 説 明 す る と 、 蓋 部 3 a に 外 接 す

    る 仮 想 的 な 外 接 円 を 考 え た 場 合 、 ス リ ッ ト 3 3 a は 角 部 3 6 か ら 、 仮 想 的 な 外 接 円 の 中 心

    と 同 じ 位 置 に あ る 中 心 E へ 延 び 、 ス リ ッ ト 3 3 a の 長 さ は 仮 想 的 な 外 接 円 の 半 径 と 同 じ 長

    さ に 形 成 さ れ て い る 。

    【 0 0 3 7 】

      ま た 、 ス リ ッ ト 3 3 a の 角 部 3 6 に 近 い 側 の 端 部 に 、 角 部 3 6 に 近 い 側 が 幅 広 と な る よ

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    う に 楔 形 に 蓋 部 3 を 切 り 取 っ た 形 状 で あ る 、 幅 広 部 3 3 0 a が 形 成 さ れ て い る 。 ス リ ッ ト

    3 3 a の う ち 、 幅 広 部 3 3 0 a を 除 い た 部 分 す な わ ち 蓋 部 3 a の 中 心 E に 近 い 部 分 を 狭 部

    3 3 1 a と い う 。 図 1 0 に 示 す よ う に 、 フ ィ ル ム 6 は 、 幅 広 部 3 3 0 a か ら フ ィ ル ム 端 部

    6 0 の 一 部 が 露 出 し つ つ 本 体 縁 部 2 1 の 上 に 乗 る よ う に 配 置 さ れ て い る 。 そ の 他 の 構 成 は

    、 実 施 の 形 態 1 と 同 じ で あ る 。

    【 0 0 3 8 】

      次 に 、 図 1 1 を 参 照 す る と 、 フ ィ ル ム 6 が 矢 印 X の 方 向 に 摘 み 上 げ ら れ る こ と で 、 実 施

    の 形 態 1 と 同 様 に フ ィ ル ム 6 を 取 り 出 す こ と が で き る 。

    【 0 0 3 9 】

      こ の よ う に 、 蓋 部 3 a は 略 四 角 形 で あ り 、 ス リ ッ ト 3 3 a は 、 蓋 部 3 a の 互 い に 隣 接 す

    る 第 1 辺 3 2 と 第 2 辺 3 4 が な す 角 部 3 6 か ら 延 び 、 蓋 部 3 a の 蓋 縁 部 3 0 の 近 く に 幅 広

    部 3 3 0 a を 備 え る の で 、 実 施 の 形 態 1 と 同 様 に 、 フ ィ ル ム 6 を ス リ ッ ト 3 3 a を 経 由 し

    て 引 き 出 す こ と が 容 易 に な り 、 簡 単 に フ ィ ル ム 6 を 剥 が し て 除 去 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 4 0 】

      ま た 、 蓋 部 3 a は 略 正 方 形 で あ り 、 ス リ ッ ト 3 3 a は 蓋 部 3 a に 外 接 す る 仮 想 的 な 外 接

    円 の 中 心 と 同 じ 位 置 に あ る 中 心 E へ 延 び 、 仮 想 的 な 外 接 円 の 半 径 以 下 の 長 さ で あ る の で 、

    蓋 部 3 a の 強 度 を 確 保 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 4 1 】

      な お 、 こ の 実 施 の 形 態 2 で は 、 角 部 3 6 の 位 置 か ら 、 蓋 部 3 a の 中 心 E に 向 け て 、 ス リ

    ッ ト 3 3 a が 設 け ら れ て い た が 、 蓋 縁 部 3 0 に お け る 、 第 1 辺 3 2 と 、 第 3 辺 3 5 と が な

    す 角 部 3 7 の 位 置 か ら 、 蓋 部 3 a の 中 心 E に 向 け て 、 ス リ ッ ト 3 3 a が 設 け ら れ て い て も

    よ い 。 こ の 場 合 も 、 角 部 3 6 の 位 置 か ら ス リ ッ ト 3 3 a を 設 け た 場 合 と 同 じ 効 果 が 得 ら れ

    る 。

    【 0 0 4 2 】

      実 施 の 形 態 3 .

      次 に 、 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 3 に 係 る 納 豆 容 器 を 説 明 す る 。

      実 施 の 形 態 3 は 、 実 施 の 形 態 1 に 対 し て 、 ス リ ッ ト を 本 体 部 2 に 設 け た も の で あ る 。

    【 0 0 4 3 】

      図 1 2 ~ 図 1 5 に 示 す よ う に 、 ヒ ン ジ 部 4 と 対 向 す る 側 の 本 体 第 1 辺 2 5 か ら 本 体 部 2

    の 中 心 に 向 け て 、 ス リ ッ ト 3 3 b が 設 け ら れ て い る 。 ス リ ッ ト 3 3 b は ヒ ン ジ 部 4 に 隣 接

    す る 、 蓋 部 3 b の 第 2 辺 3 4 又 は 蓋 部 3 b の 第 3 辺 3 5 に 平 行 に 形 成 さ れ て お り 、 ま た 、

    本 体 部 2 の 高 さ の 半 分 以 下 の 長 さ に 形 成 さ れ て い る 。 さ ら に 、 ス リ ッ ト 3 3 b の 端 部 の う

    ち 本 体 第 1 辺 2 5 に 近 い 側 の 端 部 に 、 本 体 第 1 辺 2 5 に 近 い 側 が 幅 広 と な る よ う に 楔 形 に

    本 体 部 2 を 切 り 取 っ た 形 状 で あ る 幅 広 部 3 3 0 b が 形 成 さ れ て い る 。 ス リ ッ ト 3 3 b の う

    ち 、 幅 広 部 3 3 0 b を 除 い た 部 分 す な わ ち 本 体 部 2 中 心 E に 近 い 部 分 を 狭 部 3 3 1 b と い

    う 。 フ ィ ル ム 6 は 、 幅 広 部 3 3 0 b か ら フ ィ ル ム 端 部 6 0 の 一 部 が 露 出 し つ つ 蓋 縁 部 3 0

    の 下 に 位 置 す る よ う に 配 置 さ れ て い る 。 ま た 、 蓋 部 3 b に は ス リ ッ ト が 設 け ら れ て い な い

    。 そ の 他 の 構 成 は 、 実 施 の 形 態 1 と 同 じ で あ る 。

    【 0 0 4 4 】

      次 に 、 図 1 6 を 参 照 す る と 、 フ ィ ル ム 6 が 矢 印 Y の 方 向 に 摘 み 下 げ ら れ る こ と で 実 施 の

    形 態 1 と 同 様 に フ ィ ル ム 6 を 取 り 出 す こ と が で き る 。

    【 0 0 4 5 】

      こ の よ う に 、 本 体 部 2 b は 、 蓋 部 3 b と 重 な り 合 う 本 体 縁 部 2 1 を 備 え 、 本 体 縁 部 2 1

    は 略 四 角 形 に 形 成 さ れ て お り 、 ス リ ッ ト 3 3 b は 、 本 体 縁 部 2 1 か ら 延 び 、 本 体 縁 部 2 1

    の 近 く に 幅 広 部 3 3 0 b を 備 え る の で 、 実 施 の 形 態 1 と 同 様 に 、 フ ィ ル ム 6 を ス リ ッ ト 3

    3 b を 経 由 し て 引 き 出 す こ と が 容 易 に な り 、 食 卓 や 手 等 を 汚 さ ず に 、 簡 単 に フ ィ ル ム 6 を

    剥 が し て 除 去 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 4 6 】

      ま た 、 ス リ ッ ト 3 3 b は 、 本 体 部 2 b の 高 さ の 半 分 以 下 の 長 さ で あ る の で 、 本 体 部 2 b

    の 強 度 を 確 保 す る こ と が で き る 。

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    【 0 0 4 7 】

      実 施 の 形 態 4 .

      次 に 、 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 4 に 係 る 納 豆 容 器 を 説 明 す る 。

      実 施 の 形 態 4 は 、 実 施 の 形 態 1 に 対 し て 、 ス リ ッ ト を 蓋 部 3 に 複 数 設 け た も の で あ る 。

    【 0 0 4 8 】

      図 1 7 ~ 図 1 8 に 示 す よ う に 、 蓋 部 3 c に は 、 ス リ ッ ト 3 3 3 c と 、 ス リ ッ ト 3 3 4 c

    と 、 ス リ ッ ト 3 3 5 c と が 設 け ら れ て い る 。 ス リ ッ ト 3 3 3 c , 3 3 4 c , 3 3 5 c は 共

    に 蓋 部 3 c の 対 角 線 C ( 図 1 8 C 参 照 ) 及 び 対 角 線 D ( 図 1 8 C 参 照 ) の 交 点 で あ る 中 心

    E ( 図 1 8 C 参 照 ) で 交 差 し て お り 交 差 部 3 3 3 0 を 形 成 し て い る 。 ス リ ッ ト 3 3 3 c は

    第 2 辺 3 4 及 び 第 3 辺 3 5 に 平 行 に 設 け ら れ 、 ス リ ッ ト 3 3 4 c , 3 3 5 c は そ れ ぞ れ 蓋

    部 3 c の 対 角 線 C 及 び 対 角 線 D に 沿 っ て 設 け ら れ て い る 。 ま た 、 ス リ ッ ト 3 3 3 c , 3 3

    4 c , 3 3 5 c の 長 さ は 、 対 角 線 C 及 び 対 角 線 D の 長 さ の 半 分 以 下 で あ る 。

    【 0 0 4 9 】

      図 1 9 に 示 す よ う に 、 フ ィ ル ム 6 の 中 央 部 は 、 そ の 一 部 が 突 出 部 6 1 と し て 交 差 部 3 3

    3 0 を 経 由 し て 蓋 部 3 c か ら 上 方 へ 突 出 し 、 中 央 部 の う ち 残 り の 部 分 は 納 豆 5 に 密 着 す る

    よ う に 配 置 さ れ て い る 。 ま た 、 フ ィ ル ム 6 は そ の 端 部 で あ る フ ィ ル ム 端 部 6 0 が 、 本 体 縁

    部 2 1 と 蓋 縁 部 3 0 と の 間 に 位 置 す る よ う な 大 き さ に 形 成 さ れ て い る 。 そ の 他 の 構 成 は 、

    実 施 の 形 態 1 と 同 じ で あ る 。

    【 0 0 5 0 】

      次 に 、 フ ィ ル ム 6 を 除 去 す る た め に は 、 図 1 7 , 1 8 C に 示 す よ う に 蓋 部 3 が 閉 じ ら れ

    た ま ま 、 交 差 部 3 3 3 0 か ら 突 出 し て い る 突 出 部 6 1 が 、 摘 み 上 げ ら れ る 。 そ し て 、 図 2

    0 に 示 す よ う に フ ィ ル ム 6 が 矢 印 X の 方 向 に 摘 み 上 げ ら れ る こ と で 実 施 の 形 態 1 と 同 様 に

    フ ィ ル ム 6 を 取 り 出 す こ と が で き る 。

    【 0 0 5 1 】

      こ の よ う に 、 蓋 部 3 c に は ス リ ッ ト 3 3 3 c と 、 ス リ ッ ト 3 3 4 c と 、 ス リ ッ ト 3 3 5

    c と が 設 け ら れ 、 ス リ ッ ト 3 3 3 c と 、 ス リ ッ ト 3 3 4 c と 、 ス リ ッ ト 3 3 5 c と は 交 差

    部 3 3 3 0 を 有 し 、 フ ィ ル ム 6 が 交 差 部 3 3 3 0 を 経 由 す る の で 、 実 施 の 形 態 1 と 同 様 に

    、 フ ィ ル ム 6 を 交 差 部 3 3 3 0 を 経 由 し て 引 き 出 す こ と が 容 易 に な り 、 食 卓 や 手 等 を 汚 さ

    ず に 、 簡 単 に フ ィ ル ム 6 を 剥 が し て 除 去 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 5 2 】

      な お 、 実 施 の 形 態 4 で は 、 蓋 部 3 c に は 、 ス リ ッ ト 3 3 3 c と 、 ス リ ッ ト 3 3 4 c と 、

    ス リ ッ ト 3 3 5 c と の 3 つ の ス リ ッ ト が 設 け ら れ て い た が 、 交 差 部 3 3 3 0 で 交 差 し 、 蓋

    部 3 c に 十 分 な 強 度 が 確 保 で き 、 さ ら に フ ィ ル ム 6 の 引 出 し に 支 障 が 無 い の で あ れ ば 、 ス

    リ ッ ト の 数 は 3 つ に 限 定 さ れ ず 、 2 つ 以 上 の 適 当 な 数 で あ っ て も よ い 。

    【 0 0 5 3 】

      実 施 の 形 態 5 .

      次 に 、 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 5 に 係 る 納 豆 容 器 を 説 明 す る 。

      実 施 の 形 態 5 は 、 実 施 の 形 態 1 に 対 し て 、 ス リ ッ ト が 蓋 部 3 の 一 辺 の 全 長 と 同 じ 長 さ に

    設 け ら れ て い る こ と を 特 徴 と す る 。

    【 0 0 5 4 】

      図 2 1 ~ 図 2 3 に 示 す よ う に 、 納 豆 容 器 1 d の 蓋 部 3 d に は 、 第 1 辺 3 2 に 平 行 に ス リ

    ッ ト 3 3 d が 設 け ら れ て い る 。 ま た 、 ス リ ッ ト 3 3 d は 第 1 辺 3 2 の 全 長 と 同 じ 長 さ で あ

    り 、 第 2 辺 3 4 及 び 第 3 辺 3 5 の 全 長 の 半 分 の 位 置 同 士 を つ な ぐ よ う に 設 け ら れ て い る 。

    す な わ ち 、 蓋 部 3 d は ス リ ッ ト 3 3 d に よ り 、 第 1 辺 3 2 側 の 第 1 蓋 部 3 8 d と ヒ ン ジ 部

    4 側 の 第 2 蓋 部 3 9 d と に 分 割 さ れ て い る 。 そ の 他 の 構 成 は 実 施 の 形 態 1 と 同 じ で あ る 。

    【 0 0 5 5 】

      次 に 、 図 2 0 , 図 2 3 及 び 図 2 4 を 用 い て 、 実 施 の 形 態 3 の 納 豆 容 器 1 d か ら 納 豆 5 を

    取 り 出 す た め に フ ィ ル ム 6 を 除 去 す る 方 法 を 説 明 す る 。

      フ ィ ル ム 6 を 除 去 す る た め に は 、 図 2 0 に 示 す 第 1 蓋 部 3 8 d を 一 度 取 り 外 し 、 フ ィ ル

    ム 6 が 納 豆 5 ( 図 2 3 参 照 ) を 取 り 出 す 者 の 指 に よ っ て 摘 み 上 げ ら れ る 。

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    【 0 0 5 6 】

      次 に 、 図 2 4 に 示 す よ う に 、 フ ィ ル ム 6 を 第 1 蓋 部 3 8 d と 第 2 蓋 部 3 9 d と の 間 に 挟

    み 込 ん で 、 第 1 蓋 部 3 8 d を 蓋 縁 部 3 0 上 に 戻 す 。 次 に 、 フ ィ ル ム 6 が 矢 印 X の 方 向 に 摘

    み 上 げ ら れ る と 、 実 施 の 形 態 1 と 同 様 に フ ィ ル ム 6 が ス リ ッ ト 3 3 d を 経 由 し て 引 き 出 さ

    れ る 。

    【 0 0 5 7 】

      こ の よ う に 、 ス リ ッ ト 3 3 d に よ り 蓋 部 3 d が 第 1 蓋 部 3 8 d と 第 2 蓋 部 3 9 d と に 分

    割 さ れ て い る の で 、 実 施 の 形 態 1 と 同 様 に 、 フ ィ ル ム 6 を ス リ ッ ト 3 3 d を 経 由 し て 引 き

    出 す こ と が 容 易 に な り 、 食 卓 や 手 等 を 汚 さ ず に 、 簡 単 に フ ィ ル ム 6 を 剥 が し て 除 去 す る こ

    と が で き る 。

    【 0 0 5 8 】

      な お 、 実 施 の 形 態 5 で は 、 蓋 部 3 d は ス リ ッ ト 3 3 d に よ り 第 1 蓋 部 3 8 d と 第 2 蓋 部

    3 9 d と に 分 割 さ れ て い た が 、 フ ィ ル ム 6 が ス リ ッ ト を 経 由 し て 引 き 出 さ れ る 構 造 で あ れ

    ば 、 ス リ ッ ト の 位 置 及 び 向 き は 任 意 に 変 更 し て よ い し 、 ス リ ッ ト を 複 数 設 け て も よ い 。

    【 0 0 5 9 】

      実 施 の 形 態 6 .

      次 に 、 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 6 に 係 る 納 豆 容 器 を 説 明 す る 。

      実 施 の 形 態 6 は 、 実 施 の 形 態 1 に 対 し て 、 本 体 部 及 び 蓋 部 の 形 状 を 八 角 形 に 変 更 し た も

    の で あ る 。

    【 0 0 6 0 】

      図 2 6 に 示 す よ う に 、 本 体 部 2 e 及 び 蓋 部 3 e は 納 豆 容 器 1 e の 上 方 か ら 見 る と 正 八 角

    形 で あ る よ う に 形 成 さ れ て い る 。 蓋 部 3 e は 、 本 体 縁 部 2 1 e と 蓋 縁 部 3 0 e と の 一 辺 に

    形 成 さ れ 本 体 縁 部 2 1 e と 蓋 縁 部 3 0 e と を 接 続 し て い る ヒ ン ジ 部 4 e で 折 り 返 さ れ る こ

    と に よ り 、 本 体 部 2 e に 対 向 す る よ う に 形 成 さ れ て い る 。

    【 0 0 6 1 】

      本 体 部 2 e は 、 側 面 2 2 e と 、 蓋 部 3 e か ら 離 間 す る 側 、 す な わ ち 納 豆 容 器 1 e の 下 方

    に 平 坦 な 底 面 2 0 e を 備 え て い る 。

    【 0 0 6 2 】

      ヒ ン ジ 部 4 e と 対 向 す る 側 の 蓋 部 3 e の 辺 で あ る 第 1 辺 3 2 e か ら 蓋 部 3 e の 対 角 線 F

    及 び 対 角 線 G の 交 点 で あ る 中 心 E に 向 け て 、 ス リ ッ ト 3 3 e が 設 け ら れ て い る 。 ス リ ッ ト

    3 3 e は 、 蓋 部 3 e の 辺 の う ち 第 1 辺 3 2 e 及 び ヒ ン ジ 部 4 e に 隣 接 す る 辺 に さ ら に 隣 接

    す る 、 第 2 辺 3 4 e 又 は 第 3 辺 3 5 e に 平 行 に 且 つ 対 向 す る 第 1 辺 3 2 e と ヒ ン ジ 部 4 e

    と の 間 の 距 離 の 半 分 の 長 さ に 形 成 さ れ て い る 。 別 の 言 い 方 で 説 明 す る と 、 蓋 部 3 e に 内 接

    す る 仮 想 的 な 内 接 円 を 考 え た 場 合 、 ス リ ッ ト 3 3 e は 蓋 縁 部 3 0 e か ら 垂 直 に 、 仮 想 的 な

    内 接 円 の 中 心 と 同 じ 位 置 に あ る 中 心 E へ 延 び て お り 、 ス リ ッ ト 3 3 e の 長 さ は 仮 想 的 な 内

    接 円 の 半 径 と 同 じ 長 さ に 形 成 さ れ て い る 。

    【 0 0 6 3 】

      こ こ で 、 蓋 部 3 e を 上 方 か ら 見 た 平 面 上 で 、 第 1 辺 3 2 e を 底 辺 と し て 見 た 場 合 の 右 辺

    が 第 2 辺 3 4 e で あ り 、 左 辺 が 第 3 辺 3 5 e で あ り 、 ヒ ン ジ 部 4 e は 蓋 部 3 e の 辺 の 一 つ

    を 構 成 し て い る 。 ま た 、 ス リ ッ ト 3 3 e の 第 1 辺 3 2 e に 近 い 側 の 端 部 に は 、 第 1 辺 3 2

    e に 近 い 側 が 幅 広 と な る よ う に 楔 形 に 蓋 部 3 e を 切 り 取 っ た 形 状 で あ る 、 幅 広 部 3 3 0 e

    が 形 成 さ れ て い る 。 ス リ ッ ト 3 3 e の う ち 、 幅 広 部 3 3 0 e を 除 い た 部 分 、 す な わ ち 蓋 部

    3 e の 中 心 E に 近 い 部 分 を 狭 部 3 3 1 e と い う 。

    【 0 0 6 4 】

      フ ィ ル ム 6 e は 正 八 角 形 で あ り 、 幅 広 部 3 3 0 e か ら フ ィ ル ム 端 部 6 0 e の 一 部 が 露 出

    し つ つ 本 体 縁 部 2 1 e の 上 に 乗 る よ う に 配 置 さ れ て い る 。 そ の 他 の 構 成 と フ ィ ル ム 6 e を

    引 き 出 す 方 法 と は 、 実 施 の 形 態 1 と 同 じ で あ る 。

    【 0 0 6 5 】

      こ の よ う に 、 開 口 部 を 含 む 納 豆 収 容 部 を 有 す る 本 体 部 2 e と 、 納 豆 収 容 部 と の 間 に 設 け

    ら れ た フ ィ ル ム 6 e と 、 開 口 部 2 3 e を 覆 い 塞 ぐ よ う に 設 け ら れ た 蓋 部 3 e と を 備 え る 納

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    豆 容 器 で あ っ て 、 蓋 部 3 e に は ス リ ッ ト 3 3 e が 設 け ら れ 、 フ ィ ル ム 6 e が ス リ ッ ト 3 3

    e を 経 由 し て 引 き 出 さ れ る こ と が 可 能 に 構 成 さ れ て い る の で 、 食 卓 や 手 等 を 汚 さ ず に 、 簡

    単 に フ ィ ル ム 6 e を 剥 が し て 除 去 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 6 6 】

      ま た 、 蓋 部 3 e は 略 八 角 形 で あ り 、 ス リ ッ ト 3 3 e は 、 蓋 部 3 e の 蓋 縁 部 3 0 e か ら 延

    び 、 蓋 縁 部 3 0 e の 近 く に 幅 広 部 3 3 0 e を 備 え る の で 、 フ ィ ル ム 6 e を ス リ ッ ト 3 3 e

    を 経 由 し て 引 き 出 す こ と が 容 易 に な る 。

    【 0 0 6 7 】

      ま た 、 蓋 部 3 e は 略 正 八 角 形 で あ り 、 ス リ ッ ト 3 3 e は 蓋 縁 部 3 0 e か ら 垂 直 に 、 蓋 部

    3 に 内 設 す る 仮 想 的 な 内 接 円 の 中 心 E へ 延 び 、 仮 想 的 な 内 接 円 の 半 径 以 下 の 長 さ で あ る の

    で 、 蓋 部 3 e の 強 度 を 確 保 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 6 8 】

      実 施 の 形 態 7 .

      次 に 、 こ の 発 明 の 実 施 の 形 態 7 に 係 る 納 豆 容 器 を 説 明 す る 。

      実 施 の 形 態 7 は 、 実 施 の 形 態 1 に 対 し て 、 本 体 部 及 び 蓋 部 の 形 状 を 円 形 に 変 更 し た も の

    で あ る 。

    【 0 0 6 9 】

      図 2 7 に 示 す よ う に 、 本 体 部 2 f 及 び 蓋 部 3 f は 納 豆 容 器 1 f の 上 方 か ら 見 る と 真 円 形

    で あ る よ う に 形 成 さ れ て い る 。 蓋 部 3 f は 、 本 体 縁 部 2 1 f と 蓋 縁 部 3 0 f と の 一 部 に 形

    成 さ れ 本 体 縁 部 2 1 f と 蓋 縁 部 3 0 f と を 接 続 し て い る ヒ ン ジ 部 4 f で 折 り 返 さ れ る こ と

    に よ り 、 本 体 部 2 f に 対 向 す る よ う に 形 成 さ れ て い る 。

    【 0 0 7 0 】

      本 体 部 2 f は 、 側 面 2 2 f と 、 蓋 部 3 f か ら 離 間 す る 側 、 す な わ ち 納 豆 容 器 1 f の 下 方

    に 平 坦 な 底 面 2 0 f を 備 え て い る 。

    【 0 0 7 1 】

      蓋 部 3 f の 中 心 E に 向 け て 、 ス リ ッ ト 3 3 f が 設 け ら れ て い る 。 ス リ ッ ト 3 3 f は 、 蓋

    部 3 f の 半 径 の 長 さ に 形 成 さ れ て い る 。 ま た 、 ス リ ッ ト 3 3 f の 蓋 縁 部 3 0 f に 近 い 側 の

    端 部 に は 、 蓋 縁 部 3 0 f に 近 い 側 の 端 部 が 幅 広 と な る よ う に 楔 形 に 蓋 部 3 f を 切 り 取 っ た

    形 状 で あ る 、 幅 広 部 3 3 0 f が 形 成 さ れ て い る 。 ス リ ッ ト 3 3 f の う ち 、 幅 広 部 3 3 0 f

    を 除 い た 部 分 、 す な わ ち 蓋 部 3 f の 中 心 E に 近 い 部 分 を 狭 部 3 3 1 f と い う 。

    【 0 0 7 2 】

      フ ィ ル ム 6 f は 真 円 形 で あ り 、 幅 広 部 3 3 0 f か ら フ ィ ル ム 端 部 6 0 f の 一 部 が 露 出 し

    つ つ 本 体 縁 部 2 1 f の 上 に 乗 る よ う に 配 置 さ れ て い る 。 そ の 他 の 構 成 と フ ィ ル ム 6 f を 引

    き 出 す 方 法 と は 、 実 施 の 形 態 1 と 同 じ で あ る 。

    【 0 0 7 3 】

      こ の よ う に 、 開 口 部 を 含 む 納 豆 収 容 部 を 有 す る 本 体 部 2 f と 、 納 豆 収 容 部 と の 間 に 設 け

    ら れ た フ ィ ル ム 6 f と 、 開 口 部 を 覆 い 塞 ぐ よ う に 設 け ら れ た 蓋 部 3 f と を 備 え る 納 豆 容 器

    で あ っ て 、 蓋 部 3 f 又 は 本 体 部 2 f に は ス リ ッ ト 3 3 f が 設 け ら れ 、 フ ィ ル ム 6 f が ス リ

    ッ ト 3 3 f を 経 由 し て 引 き 出 さ れ る こ と が 可 能 に 構 成 さ れ て い る の で 、 食 卓 や 手 等 を 汚 さ

    ず に 、 簡 単 に フ ィ ル ム 6 f を 剥 が し て 除 去 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 7 4 】

      ま た 、 蓋 部 3 f は 略 円 形 で あ り 、 ス リ ッ ト 3 3 f は 、 蓋 部 3 f の 蓋 縁 部 3 0 f か ら 延 び

    、 蓋 縁 部 3 0 f の 近 く に 幅 広 部 3 3 0 f を 備 え る の で 、 フ ィ ル ム 6 f を ス リ ッ ト 3 3 f を

    経 由 し て 引 き 出 す こ と が 容 易 に な る 。

    【 0 0 7 5 】

      ま た 、 蓋 部 3 f は 略 真 円 形 で あ り 、 ス リ ッ ト 3 3 f は 蓋 部 3 f の 半 径 の 長 さ に 形 成 さ れ

    て い る の で 、 蓋 部 3 f の 強 度 を 確 保 す る こ と が で き る 。

    【 0 0 7 6 】

      な お 、 実 施 の 形 態 1 ~ 7 に 記 載 の 納 豆 容 器 1 , 1 a , 1 b , 1 c , 1 d , 1 e , 1 f を

    及 び フ ィ ル ム 6 , 6 e , 6 f は 、 合 成 樹 脂 以 外 の 公 知 の 素 材 で 形 成 さ れ て い て も よ い 。 そ

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    の よ う な も の と し て 、 例 え ば 防 水 加 工 を 施 し た 紙 等 を 挙 げ る こ と が で き る 。

    【 0 0 7 7 】

      ま た 、 実 施 の 形 態 1 , 3 ~ 5 で は 、 納 豆 容 器 1 , 1 b , 1 c , 1 d を 上 方 か ら 見 た 時 に

    蓋 部 3 , 3 b , 3 c , 3 d 及 び 本 体 部 2 , 2 b は 正 方 形 で あ っ た が 、 蓋 部 3 , 3 b , 3 c

    , 3 d , 3 e 及 び 本 体 部 2 , 2 b の 縦 横 比 は 任 意 の 値 で あ っ て も よ い し 、 上 方 か ら 見 た 時

    に 例 え ば 角 部 が 円 形 に 丸 め ら れ て い る 等 の 、 完 全 な 正 方 形 で な い 略 四 角 形 の 形 状 で あ っ て

    も よ い し 、 例 え ば 正 六 角 形 等 の 四 角 形 以 外 の 任 意 の 多 角 形 で あ っ て も よ い 。 さ ら に 、 実 施

    の 形 態 6 で は 、 蓋 部 3 e は 正 八 角 形 で あ っ た が 、 角 部 が 円 形 に 丸 め ら れ て い て も よ い し 、

    正 八 角 形 で は な い 八 角 形 で あ っ て も よ い 。 さ ら に ま た 、 実 施 の 形 態 7 で は 、 蓋 部 3 f は 真

    円 形 で あ っ た が 楕 円 形 で あ っ て も よ い 。

    【 0 0 7 8 】

      ま た 、 実 施 の 形 態 2 で は 、 納 豆 容 器 1 a を 上 方 か ら 見 た 時 に 蓋 部 3 a 及 び 本 体 部 2 は 正

    方 形 で あ っ た が 、 蓋 部 3 a 及 び 本 体 部 2 の 縦 横 比 は 任 意 の 値 で あ っ て も よ い し 、 上 方 か ら

    見 た 時 に 例 え ば 角 部 が 円 形 に 丸 め ら れ て い る 等 の 、 完 全 な 正 方 形 で な い 略 四 角 形 の 形 状 で

    あ っ て も よ い し 、 例 え ば 正 六 角 形 等 の 四 角 形 以 外 の 多 角 形 で あ っ て も よ い 。

    【 0 0 7 9 】

      ま た 、 実 施 の 形 態 1 ~ 7 で は 、 蓋 部 3 , 3 a , 3 b , 3 c , 3 d , 3 e , 3 f は 、 溝 部

    3 1 を 除 い て 平 面 に 形 成 さ れ て い た が 、 図 2 5 に 示 す よ う に 、 蓋 縁 部 3 0 よ り 内 側 を 納 豆

    収 容 部 2 4 側 に 凹 ま せ て 蓋 凹 部 3 0 0 を 形 成 し 、 こ の 蓋 凹 部 3 0 0 に 公 知 の 袋 入 り 調 味 料

    等 を 収 容 す る 構 成 と し て も よ い 。

    【 0 0 8 0 】

      ま た 、 実 施 の 形 態 1 ~ 7 に 記 載 の 蓋 部 3 , 3 a , 3 b , 3 c , 3 d , 3 e , 3 f に は 溝

    部 3 1 が 形 成 さ れ て い た が 、 こ の 溝 部 3 1 は 設 け ら れ て い な く て も よ い し 、 他 の 任 意 の 形

    状 で あ っ て も よ い 。 さ ら に 、 蓋 部 3 , 3 a , 3 b , 3 c , 3 d , 3 e , 3 f に は 、 納 豆 5

    の 呼 吸 を 妨 げ な い た め に 公 知 の 微 小 な 穴 が 開 け ら れ て い て も よ い 。

    【 0 0 8 1 】

      ま た 、 実 施 の 形 態 1 ~ 7 に お け る 、 ス リ ッ ト 3 3 , 3 3 a , 3 3 b , 3 3 d , 3 3 e ,

    3 3 f , 3 3 3 c , 3 3 4 c , 3 3 5 c の 長 さ は 、 そ れ ぞ れ 蓋 部 3 , 3 a , 3 b , 3 c ,

    3 d , 3 e , 3 f , 及 び 本 体 部 2 , 2 b の 強 度 を 損 な わ な い 範 囲 で 任 意 に 設 定 し て も よ い

    。 さ ら に 、 幅 広 部 3 3 0 a , 3 3 0 b , 3 3 0 e , 3 3 0 f の 形 状 は 、 楔 形 以 外 の 任 意 の

    形 状 で あ っ て も よ い 。

    【 0 0 8 2 】

      ま た 、 実 施 の 形 態 1 ~ 7 で は 、 納 豆 5 が 納 豆 収 容 部 2 4 に 収 容 さ れ て い る 時 に フ ィ ル ム

    6 , 6 e , 6 f が 接 触 し て い る が 、 納 豆 5 に フ ィ ル ム 6 が 接 触 し な い 構 成 で あ っ て も よ い

    。 さ ら に 、 フ ィ ル ム 6 の 形 状 は 、 本 体 部 2 , 2 b , 2 e , 2 f の 形 状 に 合 わ せ て 例 え ば 長

    方 形 、 八 角 形 又 は 円 形 等 の 任 意 の 形 状 で あ っ て も よ い 。

    【 0 0 8 3 】

      な お 、 図 2 G , 図 9 E , 図 1 3 G , 図 1 8 D は 、 そ れ ぞ れ 、 各 実 施 形 態 に お け る 発 明 の

    外 観 上 の 特 徴 を 実 線 で 表 し た も の で あ る 。 こ の 特 徴 に は 、 幅 広 部 3 3 0 , 3 3 0 a , 3 3

    0 b の 形 状 、 狭 部 3 3 1 , 3 3 1 a , 3 3 1 b の 形 状 及 び こ れ ら を 組 み 合 わ せ た 形 状 が あ

    り 、 ま た 、 ス リ ッ ト 3 3 3 c , 3 3 4 c , 3 3 5 c と 交 差 部 3 3 3 0 と を 組 み 合 わ せ た 形

    状 が あ る 。

    【 符 号 の 説 明 】

    【 0 0 8 4 】

      1 , 1 a , 1 b , 1 c , 1 d , 1 e , 1 f   納 豆 容 器 、 2 , 2 b , 2 e , 2 f   本 体 部

    、 3 , 3 a , 3 b , 3 c , 3 d , 3 e , 3 f   蓋 部 、 4 , 4 e , 4 f   ヒ ン ジ 部 ( 辺 ) 、

    5   納 豆 、 6 , 6 e , 6 f   フ ィ ル ム 、 2 3   開 口 部 、 2 4   納 豆 収 容 部 、 3 0 , 3 0 e

    , 3 0 f   蓋 縁 部 ( 縁 部 ) 、 3 2 , 3 2 e   第 1 辺 ( 辺 ) 、 3 3 , 3 3 a , 3 3 b , 3 3

    d , 3 3 e , 3 3 f , 3 3 3 c , 3 3 4 c , 3 3 5 c   ス リ ッ ト 、 3 4 , 3 4 e   第 2 辺

    ( 辺 ) 、 3 5 , 3 5 e   第 3 辺 ( 辺 ) 、 3 6 , 3 7   角 部 、 3 8 d   第 1 蓋 部 、 3 9 d  

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    第 2 蓋 部 、 3 3 0 , 3 3 0 a , 3 3 0 b , 3 3 0 e , 3 3 0 f   幅 広 部 、 3 3 3 0   交 差

    部 、 E   中 心 。

    【 図 1 】

    【 図 2 A 】

    【 図 2 B 】

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    【 図 2 C 】 【 図 2 D 】

    【 図 2 E 】 【 図 2 F 】

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    【 図 2 G 】

    【 図 3 】

    【 図 4 】

    【 図 5 】

    【 図 6 】

    【 図 7 】

    【 図 8 】

    【 図 9 A 】

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    【 図 9 B 】 【 図 9 C 】

    【 図 9 D 】 【 図 9 E 】

    【 図 1 0 】

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    【 図 1 1 】

    【 図 1 2 】

    【 図 1 3 A 】

    【 図 1 3 B 】

    【 図 1 3 C 】 【 図 1 3 D 】

  • (17) JP 6467445 B2 2019.2.13

    【 図 1 3 E 】 【 図 1 3 F 】

    【 図 1 3 G 】 【 図 1 4 】

    【 図 1 5 】

  • (18) JP 6467445 B2 2019.2.13

    【 図 1 6 】

    【 図 1 7 】

    【 図 1 8 A 】

    【 図 1 8 B 】

    【 図 1 8 C 】 【 図 1 8 D 】

    【 図 1 9 】

  • (19) JP 6467445 B2 2019.2.13

    【 図 2 0 】

    【 図 2 1 】

    【 図 2 2 A 】

    【 図 2 2 B 】

    【 図 2 2 C 】

    【 図 2 3 】

    【 図 2 4 】

    【 図 2 5 】

  • (20) JP 6467445 B2 2019.2.13

    【 図 2 6 】 【 図 2 7 】

  • (21) JP 6467445 B2 2019.2.13

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    フロントページの続き

    (72)発明者 古茂田 正光

          東京都台東区台東1丁目12番11号 古茂田工業株式会社内

      審査官 吉澤 秀明

    (56)参考文献 特開2012-062060(JP,A)   

           登録実用新案第3127633(JP,U)   

           特開2000-313491(JP,A)   

           特開2007-045478(JP,A)   

    (58)調査した分野(Int.Cl.,DB名)

           B65D  85/50    

           B65D  77/24

    bibliographic-dataclaimsdescriptiondrawingsoverflow