kcfシリーズkcfシリーズ 今までになかった大きすぎず小さすぎないサイズが...
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― より良い生活環境を創造する ―
日本デオドール株式会社
KCFシリーズ
今までになかった大きすぎず小さすぎないサイズが 特徴で、排気や給気ダクトを通じて出入りする
ニオイの対策におすすめです。
・セレモニーホールの線香臭に ・ゴミ置場・工場の排気臭に ・病院・実験室の排気に ・塗装工程の有機溶剤臭に
KCFシリーズの特長
比較的低濃度の臭気(何のにおいかわかる程度のニオイ)向けです。葬儀場の線香臭をはじめ、 動物実験室・食品加工工場の排気、OAから取り込まれる厨房排気臭にもご利用いただけます。 この他、有機溶剤を扱う塗装・印刷関係の工場やマンションのごみ置場でも採用されております。
除去率 90%以上 (初期)
空調系統のダクト中間に設置が可能
電源不要
現場に合わせて仕様変更が可能
メンテナンスが簡単
メンテナンスは脱臭剤が充填された吸着剤パレットの交換、プレフィルターの清掃のみで殆ど 手間がかかりません。対象臭気に合わせて脱臭剤が選べるのも大きな利点です。
KCFシリーズはフィルター式の吸着脱臭器 今までになかった大きすぎず小さすぎないサイズが特長で、排気や給気ダクトを通じて 出入りするニオイの対策におすすめです。
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脱臭フィルターの設置方法
KCF シリーズは排気ダクトの入口に取り付けるだけでなく、ダクトの中間に接続する事もできます。 圧力損失も少ないので、計画中の空調システムに組み込みやすい脱臭フィルターです。
①排気対策(ダクト中間に設置する場合) ②排気対策(排気口に設置する場合)
③給気対策(ダクト中間に設置する場合) ④給気対策(給気口に設置する場合)
天井裏へ設置する場合、脱臭器本体は天井を 張る前に施工してください。 (※フィルターの定期交換のため、別途点検口 が必要となります。)
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脱臭フィルターの設置例
<例 1>セレモニーホール
セレモニーホールから排気される線香臭の対策です。 施設側の意向で、当初から脱臭器を取り付ける事と なりました。脱臭フィルターは天井内の排気ダクト に接続し、外観を損ねず設置できました。
対象臭気:線香臭
使用機種:吸着フィルター KCF-20
※処理風量 20m3/minの現場仕様
使用脱臭剤:ヤシガラ活性炭
<例2>下水処理槽の排気
食品加工工場の下水処理槽から漏れていた汚水臭の 対策です。硫黄系臭気に強いヨウ素炭を選びました。 高湿度臭気に脱臭フィルターは本来適していませんが、 前処理で湿度を下げることで使用可能となりました。 対象臭気:汚水臭
使用機種:吸着脱臭フィルター KCF-20-300
※処理風量 20m3/minの特注仕様 使用脱臭剤:ヨウ素炭
脱臭対策のポイント:曝気槽からの排気はそのままでは湿気が多すぎるため、
事前にチャンバーを設けて外気を取り込み、排気の湿度を下げました。 工場側のご協力の元、低コストで設置できました。
周辺住民にニオイの配慮
脱臭装置はお客様と協力して完成
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ヨウ素炭 デオケムC ヤシガラ活性炭
原料 ヤシ殻破砕状活性炭・4~8メッシュ
添着剤
ヨウ素酸と無機酸 腐敗・発酵性臭気に 効果的な化学成分 なし
特徴
悪臭物質の酸性、中性、アルカリ性を問わずに処理できるので 1種類でコンパクトに設定できます。
通常活性炭では臭気成分に含まれるアルデヒド類から酸が発生する欠点がありましたが、デオケムCはこれを解決しました。
一般的に使用されている活性炭です。物理的吸着で高分子物質の除去に適しています。
対象臭気
硫化水素などの硫黄系混合臭気やアンモニアなどの分子量の小さい臭気にも対応可能です。
コンポスト型生ゴミ処理装置から発生する乳酸、アンモニア臭の除去に適します。動物臭(ペット臭)もこちらがおすすめ。
塗装・印刷工場から発生する有機溶剤臭の除去に適します。
脱臭剤(吸着剤)
当社では、吸着脱臭フィルターに使用する脱臭剤を 3種類ご用意しています。 一般臭気及び有機溶剤などの高分子臭気にはヤシガラ活性炭。硫黄系臭気にはヨウ素炭。腐敗・発酵臭にはデオケム C。対象臭気に合わせて最適な脱臭剤をお選びください。
脱臭剤交換の目安 脱臭剤は定期的に交換が必要です。実際の臭気濃度・風速・温度・湿度によって変わりますが、 おおよそ次の期間を目安にしてください。 •臭気濃度 300以下・・・半年に 1回 •臭気濃度 1000以下・・・3ヶ月~4ヶ月に 1回 •臭気濃度 1500以上・・・2ヶ月に 1回
使用上の注意 吸着脱臭フィルターには事前に粉じんなどを除去する プレフィルターが付いていますが、時間の経過とともに 目詰まりすると脱臭能力だけでなく排気(給気)能力も 低下します。脱臭フィルターと合わせて 1年に 1回は 交換をお願いいたします。
←例)線香臭の排気で約 1年間 使用したプレフィルター
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型式 KCF-2.5-100W KCF-5-100W KCF-10-150 KCF-10FL
処理風量 2.5m3/分 5m3/分 10m3/分
設置方法
ダクトの中間に設置
出入口ともに 100φ
フレキシブルダクトを接続
天吊型
ダクトの中間に設置
出入口ともに 100φ
フレキシブルダクトを接続
天吊型
排気口として使用
出口側に 150φスパイラル
ダクトを接続
天吊型
ダクトの中間に設置
両側相フランジ付
天吊型
保守点検 本体側面 本体側面 本体前面 本体側面
吸着剤層厚 30mm
接触時間 0.17 秒
圧力損失 48Pa 36Pa 38Pa
本体材質 ガルバリウム鋼板 SECC
塗装色 塗装なし グレー(マンセル N-6,粉体塗装仕上げ<エポキシ樹脂>)
本体寸法 800×310×160H 800×310×280H 792×660×500H 695×690×540H
本体重量
(+フランジ重量) 14kg 35kg 55kg
55kg
(相フランジ+7kg)
吸着剤重量 4.5kg ( 2 枚合計) 9kg ( 4 枚合計) 18kg ( 4 枚合計)
吸着剤ライフ 6~12 ヶ月(臭気濃度、湿度、温度などにより異なります。)
主な用途 住宅の給気 ゴミ置場などの排気 事務所、店舗の給気、
ゴミ置場などの排気
脱臭フィルター仕様
標準機種は全部で 6種類あります。処理風量、設置方法からお選びください。
排気(給気)温度は 40℃以下でご使用ください。また湿度は低いほど望ましく 80%が上限です。 温度・湿度が高い場合には前処理をする必要があります。
排気(給気)ダクトの形状に合わせて仕様変更できます。(ダクト接続口のサイズ、フィルター 交換扉の位置など)お気軽にご相談ください。
※KCF-2.5-100Wと KCF-5-100Wを排気に使う場合、圧力損失は 43Paとなります。
※処理風量が 20m3/分を超える場合は、特注仕様で製作可能です。(120m3/分まで)
■処理風量 2.5~10m³/分用
KCFシリーズは排気ダクトの入口に取り付けるだけでなく、ダクトの中間に接続する事もできます。 圧力損失も少ないので、計画中の空調システムに組み込みやすい脱臭フィルターです。
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型式 KCF-20-200 KCF-20FL KCF-20
処理風量 20m3/分
設置方法
排気口に設置
出口側に 200φスパイラルダクト
を接続
天吊型
ダクトの中間に設置
両側相フランジ付
天吊型
複数台設置用
チャンバー内設置
点検扉必要
打合せ要
保守点検 本体前面 本体側面 本体前面
吸着剤層厚 30mm
接触時間 0.17 秒
圧力損失 40Pa 38Pa 46Pa
本体材質 SECC
塗装色 グレー(マンセル N-6,粉体塗装仕上げ<エポキシ樹脂>)
本体寸法 792×660×805H 695×690×845H 480×610×610H
本体重量
(+フランジ重量) 95kg
95kg
(相フランジ+10kg) 65kg
吸着剤重量 36kg ( 8 枚合計)
吸着剤ライフ 6~12 ヶ月(臭気濃度、湿度、温度などにより異なります。)
主な用途 ゴミ置場などの排気 事務所、店舗の給気、
ゴミ置場などの排気 工場などの排気
■処理風量 20m³/分用
風量(m3/分)
初期圧力損失
(Pa)
KCF-2.5-100W
KCF-5-100W
KCF-10FL
KCF-20FL
100
200
300
400 500
1 2 3 4 5 6 8
80
50
30
40
20
60
10 20 30 40 50
風量・圧力損失線図
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お問合わせは下記へどうぞ 日本デオドール株式会社 〒169-0073 東京都新宿区百人町1-15-18 TEL 03-3369-1471 / FAX 03-3369-1849
URL https://www.deodor.co.jp D10819
注)ご使用の際は取扱説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。 全機種 Patent Pending 商品の色は印刷物ですので実際の色と若干異なる場合があります。また、仕様は予告なく変更する場合があります。