【kintone便利に使おうシリーズ】[vol.05 アクション]
TRANSCRIPT
アクション レコードのデータを再利用して、
他のアプリにコピーするアクション機能を
「注文管理アプリ」を例に解説します!
注文のたびに毎回お客様の情報を
入力するのは大変・・。
顧客情報は、すでに別のアプリで管理
しているから、そこからコピーしたいな。
2017 年 2 月版
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アクション導入前
注文管理アプリ
・毎回注文が入るたびにお客様情報を手入力していた
→ 入力に時間がかかってしまい効率が悪い
→ 入力ミスや、人によって書き方の違いが出てくる
注文を受けるたびに、お客様情報を手入力していた
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アクション導入後
注文管理アプリ
・「 顧客リスト」アプリからアクションで必要な情報をコピー
→ 入力の手間が省けて効率的
→ 入力ミスをなくし、表記ゆれを防げる
「顧客リストアプリ」から必要な情報をコピーして、
「注文管理アプリ」にレコードを登録できる!
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アクションの設定方法
「アクション」を利用すると、アプリからレコードのデータを再利用して、他のアプリにコピーするこ
とができます。例えば、 顧客リストアプリ」から「 注文管理アプリ」にデータをコピーするアクション
を作成すれば、アクションを実行するだけで、顧客情報を注文管理に登録することが可能です。
【完成イメージ】
1. アクションの設定画面
①コピー元アプリからアクションの設定画面を表示する
顧客リストアプリ」(コピー元アプリ)の設定画面を開いて、[設定]タブから[アクション]をクリ
ックします。
①「アクション」をクリックする
①
レコード詳細画面に、「注文管理に登録」(アクションボタン)が表示される
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2. アクションの作成
①アクション作成画面を開く
アクション設定画面の左上にある[作成]をクリックします。
②アクション名を入力する
アクション名に 「注文管理に登録」と入力します。アクション名は、レコード上に表示されるボタンの
名前になります。
③コピー先を選択する
データのコピー先のアプリを選択します。ここでは[注文管理]アプリを選択します。
④フィールドの関連付けを選択する
コピー元のアプリのフィールドと、コピー先のアプリのフィールドの組み合わせを指定します。ここで
は、[会社名][部署名][担当者名][メールアドレス][電話番号]を指定します。
※テーブルに含まれるフィールドの値はコピーできません。
①左上の「作成」をクリックする
①
②
③
④
②「アクション名」に「注文管理に登録」と入力する
③「コピー先」に「注文管理」を選択する
④フィールドの関連付けを選択する
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⑤アクションの利用者を選択する
アクションを利用できるユーザー、組織、またはグループを選択します。ここでは、[グループ]から
[Everyone](全ユーザー)を選択します。
⑥保存する
[保存]をクリックします。
⑦アプリの設定画面に戻る
画面上部に アクションが作成されました。」と表示されます。この中の[アプリの設定に戻る]をク
リックして、アプリの設定画面に移動します。
※ポップアップ画面が閉じてしまった場合は、画面左上の[アプリの設定]をクリックします。
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⑥
⑤アクションの利用者から 「Everyone」を選択する
⑥「保存」をクリックする
⑦
⑦「アプリの設定に戻る」(もしくは「アプリの設定」)をクリックする
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⑧アプリの設定を完了する
[アプリを公開]をクリックして、運用環境に適用します。
アクションの設定が完成しました!
アクションの注意点
便利なアクションですが、いくつか利用する上で知っておくべき注意点があります。
* ラジオボタン」 チェックボックス」 複数選択」 ドロップダウン」 添付ファイル」は、コピーす
るフィールドに指定できません。
*テーブル・関連レコード一覧に含まれるフィールドの値はコピーできません。
*ゲストスペースでは、同じゲストスペース内のアプリだけを指定できます。
レコード詳細画面に、「注文管理に登録」(アクションボタン)が表示されます
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| Let’s Try アクションを使ってみよう!
アクションを使って、 顧客リストアプリ」のレコードデータをコピーして、 注文管理アプリ」にレコ
ードを登録しましょう。
【レコード詳細画面】
①「注文管理に登録」(アクションボタン)をクリックする
②「顧客リスト」アプリから必要な情報がコピーされ、
「注文管理」アプリにレコードを登録できる