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1952年1月11日、米・カリフォルニアに生まれる。6歳よりギターを始める。高校時代からその驚異的なテクニックでLAの スタジオ・シーンの売れっ子ミュージシャンとして活躍、クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子とも言われ、彼がプロデュース する作品の多くに参加した。1976年に初のリーダー・アルバム「ファースト・コース」をEPICレーベルより発表、更には、 自らのグループ「ジェントル・ソウツ」を結成、70年代に巻き起こったフュージョン・ブームの立役者としてそのシーンを牽引 し続けた。1977年に初期の代表作「Captain Fingers」を発表、それ以降、「キャプテン・フィンガーズ」の愛称で親しま れるようになった。1978年にはデイヴ・グルーシンの弟、ドン・グルーシンと「フレンドシップ」を結成、1980年代には、エリック・ タッグをヴォーカルに迎え、「RIT1」、「RIT2」、「バンデット・トゥゲザー」といった一連のよりポップ寄りのアルバムを発表した。 1985年、盟友、デイヴ・グルーシンと共に、イヴァン・リンスをヴォーカルに迎え録音した「ハーレクイン」でグラミー賞を受賞、 1990年には、ボブ・ジェームス、ネイザン・イースト、ハーヴィー・メイソンと共にスーパー・グループ「フォープレイ」を結成、 そのデビュー作「フォープレイ」はミリオン・セラーの大ヒットとなった。その後、自己のレーベルを設立、「ウェス・バウンド」 をはじめ、「トゥイスト・オブ・ジョビン」、「トゥイスト・オブ・マーレー」、更には、デイヴ・グルーシンとのクラシック・ジャズ・ クロスオーヴァー作品「トゥー・ワールド」など意欲的な作品を制作し続け、日本でも高い人気を誇るギタリストである。 1980年、カシオペアでプロデビューして以来、35年以上の長きにわたって常に音楽シーンの最先端を走り続けるトップ・ドラマー。 ミディードラムトリガーシステムを駆使した、ワンマン・オーケストラとでもいうべき独自の演奏スタイルを編み出す。驚異的な演奏 テクニックとモダンテクノロジーの融合による前人未踏のパフォーマンスは見る者を圧倒し、その評価は国内はもとより、広く全世 界に轟いている。 2007年、ニューズウィーク誌の特集「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。 2011年、国立音楽大学ジャズ専修客員教授に就任。カシオペアのサポート等の国内でのバンド活動に加えて、ワンマンオーケ ストラ名義のパフォーマンスやセミナーで世界中をツアーし、多忙な日々を送っている。 音楽教員の両親の影響で小3でサックスを始める。国立音大時代にはニュータイドジャズオーケストラに所属、山野ビックバンド ジャズコンテストにて優勝、最優秀ソリスト賞を受賞。在学中から「原信夫とシャープス&フラッツ」のリードアルト奏者を務め、卒 業 後はトップアーティストのレコーディングやツアーサポート等ジャンルを超えて多 数 参 加。1991年フュージョングループ 「T-SQUARE」加入。フロントを飾ると共に、作曲、アレンジ面でも新風を巻き起こす。1998年T-SQUARE退団、ソロアーティ ストとして活動開始。自己の「本田バンド」以外にも自身のビッグバンド「B.B.Station」や「Witness」「Four of a Kind」「Voice Of Elements」等のプロジェクト、佐山雅弘や鳥山雄司等とのデュオ、本田一人のワンマンライブ、マリーンとのコラボアルバム ではビッグバンドアレンジからプロデュースまで担当するなど、その活動形態は多岐に渡っている。 海外アーティストとの共演もボブ・ジェームス、デヴィッド・サンボーン、マーカス・ミラー、ハーヴィー・メイソン、レイ・パーカー Jr、パット・メセニー等、多数。 2015年6月には10枚目のオリジナルアルバム「Saxes Street」をリリース。 昭和音楽大学客員教授を務めるなど、後進の指導にも熱心に取り組んでいる。 1964 年ベネズエラのカラカス生まれ。子供の時から音楽英才教育を受け、ピアノだけでなくギ ターにもその才能を発揮する。1989 年には LA に移り、有名ジャズ・アーティストとプレイする 機会を得ることにより、彼自身の知名度と実力が認められるようになり、今や「自分のスタイル を持つピアニスト」としてその名を馳せるようになる。アレックス・アクーニャ、エイブラハム・ラ ボリエル、そしてダイアン・リーブス、ジョン・マクラフリンといった大御所のワールド・ツアーに 参加するなど、今や世界を股にかけるアーティストとして知られる。日本では、神保彰の特別 プロジェクトにラボリエルと共に参加し、日本でもお馴染みになりつつある。 生粋のLA 生まれ & 育ち。16 歳の時にあのバディ・マイルスに見い だされ、すぐに彼のバンドに迎え入れられる。その後は R&B シンガー のバックを務めることが多く、中でもポインター・シスターズやチャカ・カー ンの音楽ディレクターをこなすこととなる。同時にジャズ・フュージョン 系ミュージシャンとの共演も多くなり、リー・リトナー、ジョージ・デューク、 ラリー・カールトンといったビッグ・ネームのバンド・メンバーとして世 界ツアーはもちろんレコーディングにも参加し、活躍している。 4歳よりヴァイオリンを始め、1988年、ジャズ・ヴァイオリニストとしてプロデビュー。来日中だったジャズ・ピアニスト、ケニー・バロ ンとの共演をきっかけに、ニューヨークでのレコーディングに参加し一躍注目を集める(1997年)。 その後も寺井尚子ならではの表現力ゆたかな演奏スタイルで人気の高いコンサートを中心に、テレビ、ラジオ、CMへの出演な ど、幅広く音楽活動を展開している。 最新作『トワイライト Twilight』(2016年3月23日リリース)をはじめ、年1作のペースで発表しているオリジナル・アルバムはいず れもジャズのアルバムとして異例のセールスを記録している。 また、リシャール・ガリアーノ、リー・リトナー、ボブ・ジェームス、ハービー・ハンコックなど、世界的アーティストとも国内外のステー ジで数多く共演を重ね、好評を博している。繊細な表現力と情熱的な演奏にますます磨きがかかる、世界を舞台に活躍するジャ ズ・ヴァイオリニストである。 「平成21年度 文化庁芸術選奨 文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)」(2010年)受賞。その他、ジャズ・ディスク大賞<日本 ジャズ賞>(2005年)、日本ゴールドディスク大賞ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー<邦楽>(2004年)、スイングジャーナル誌 読者人気投票<ジャズマン・オブ・ザ・イヤー>、<アルバム・オブ・ザ・イヤー>、<MUSIC INSTRUMENTS(その他の楽器) >等、受賞歴多数。 リー・リトナー (ギター) Lee Ritenour 神保彰 (ドラムス) Akira Jimbo 寺井尚子 (ヴァイオリン) Naoko Terai 本田雅人 (サックス) Masato Honda オトマロ・ルイーズ (ピアノ・キーボード) Otmaro Ruiz メルヴィン・デイヴィス (ベース)Melvin Lee Davis Lee Ritenour & Japanese Friends 2017 ©富田眞光

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Page 1: Lee Ritenour & Japanese Friends 2017 - runekodaira.jp · 1977年に初期の代表作「Captain Fingers」を発表、それ以降、「キャプテン・フィンガーズ」の愛称で親しま

1952年1月11日、米・カリフォルニアに生まれる。6歳よりギターを始める。高校時代からその驚異的なテクニックでLAのスタジオ・シーンの売れっ子ミュージシャンとして活躍、クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子とも言われ、彼がプロデュースする作品の多くに参加した。1976年に初のリーダー・アルバム「ファースト・コース」をEPICレーベルより発表、更には、自らのグループ「ジェントル・ソウツ」を結成、70年代に巻き起こったフュージョン・ブームの立役者としてそのシーンを牽引し続けた。1977年に初期の代表作「Captain Fingers」を発表、それ以降、「キャプテン・フィンガーズ」の愛称で親しまれるようになった。1978年にはデイヴ・グルーシンの弟、ドン・グルーシンと「フレンドシップ」を結成、1980年代には、エリック・タッグをヴォーカルに迎え、「RIT1」、「RIT2」、「バンデット・トゥゲザー」といった一連のよりポップ寄りのアルバムを発表した。1985年、盟友、デイヴ・グルーシンと共に、イヴァン・リンスをヴォーカルに迎え録音した「ハーレクイン」でグラミー賞を受賞、1990年には、ボブ・ジェームス、ネイザン・イースト、ハーヴィー・メイソンと共にスーパー・グループ「フォープレイ」を結成、そのデビュー作「フォープレイ」はミリオン・セラーの大ヒットとなった。その後、自己のレーベルを設立、「ウェス・バウンド」をはじめ、「トゥイスト・オブ・ジョビン」、「トゥイスト・オブ・マーレー」、更には、デイヴ・グルーシンとのクラシック・ジャズ・クロスオーヴァー作品「トゥー・ワールド」など意欲的な作品を制作し続け、日本でも高い人気を誇るギタリストである。

1980年、カシオペアでプロデビューして以来、35年以上の長きにわたって常に音楽シーンの最先端を走り続けるトップ・ドラマー。ミディードラムトリガーシステムを駆使した、ワンマン・オーケストラとでもいうべき独自の演奏スタイルを編み出す。驚異的な演奏テクニックとモダンテクノロジーの融合による前人未踏のパフォーマンスは見る者を圧倒し、その評価は国内はもとより、広く全世界に轟いている。2007年、ニューズウィーク誌の特集「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。2011年、国立音楽大学ジャズ専修客員教授に就任。カシオペアのサポート等の国内でのバンド活動に加えて、ワンマンオーケストラ名義のパフォーマンスやセミナーで世界中をツアーし、多忙な日々 を送っている。

音楽教員の両親の影響で小3でサックスを始める。国立音大時代にはニュータイドジャズオーケストラに所属、山野ビックバンドジャズコンテストにて優勝、最優秀ソリスト賞を受賞。在学中から「原信夫とシャープス&フラッツ」のリードアルト奏者を務め、卒業後はトップアーティストのレコーディングやツアーサポート等ジャンルを超えて多数参加。1991年フュージョングループ「T-SQUARE」加入。フロントを飾ると共に、作曲、アレンジ面でも新風を巻き起こす。1998年T-SQUARE退団、ソロアーティストとして活動開始。自己の「本田バンド」以外にも自身のビッグバンド「B.B.Station」や「Witness」「Four of a Kind」「Voice Of Elements」等のプロジェクト、佐山雅弘や鳥山雄司等とのデュオ、本田一人のワンマンライブ、マリーンとのコラボアルバムではビッグバンドアレンジからプロデュースまで担当するなど、その活動形態は多岐に渡っている。海外アーティストとの共演もボブ・ジェームス、デヴィッド・サンボーン、マーカス・ミラー、ハーヴィー・メイソン、レイ・パーカーJr、パット・メセニー等、多数。2015年6月には10枚目のオリジナルアルバム「Saxes Street」をリリース。昭和音楽大学客員教授を務めるなど、後進の指導にも熱心に取り組んでいる。

1964 年ベネズエラのカラカス生まれ。子供の時から音楽英才教育を受け、ピアノだけでなくギターにもその才能を発揮する。1989 年には LA に移り、有名ジャズ・アーティストとプレイする機会を得ることにより、彼自身の知名度と実力が認められるようになり、今や「自分のスタイルを持つピアニスト」としてその名を馳せるようになる。アレックス・アクーニャ、エイブラハム・ラボリエル、そしてダイアン・リーブス、ジョン・マクラフリンといった大御所のワールド・ツアーに参加するなど、今や世界を股にかけるアーティストとして知られる。日本では、神保彰の特別プロジェクトにラボリエルと共に参加し、日本でもお馴染みになりつつある。

生粋のLA生まれ&育ち。16 歳の時にあのバディ・マイルスに見いだされ、すぐに彼のバンドに迎え入れられる。その後はR&Bシンガーのバックを務めることが多く、中でもポインター・シスターズやチャカ・カーンの音楽ディレクターをこなすこととなる。同時にジャズ・フュージョン系ミュージシャンとの共演も多くなり、リー・リトナー、ジョージ・デューク、ラリー・カールトンといったビッグ・ネームのバンド・メンバーとして世界ツアーはもちろんレコーディングにも参加し、活躍している。

4歳よりヴァイオリンを始め、1988年、ジャズ・ヴァイオリニストとしてプロデビュー。来日中だったジャズ・ピアニスト、ケニー・バロンとの共演をきっかけに、ニューヨークでのレコーディングに参加し一躍注目を集める(1997年)。 その後も寺井尚子ならではの表現力ゆたかな演奏スタイルで人気の高いコンサートを中心に、テレビ、ラジオ、CMへの出演など、幅広く音楽活動を展開している。 最新作『トワイライト Twilight』(2016年3月23日リリース)をはじめ、年1作のペースで発表しているオリジナル・アルバムはいずれもジャズのアルバムとして異例のセールスを記録している。また、リシャール・ガリアーノ、リー・リトナー、ボブ・ジェームス、ハービー・ハンコックなど、世界的アーティストとも国内外のステージで数多く共演を重ね、好評を博している。繊細な表現力と情熱的な演奏にますます磨きがかかる、世界を舞台に活躍するジャズ・ヴァイオリニストである。 「平成21年度 文化庁芸術選奨 文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)」(2010年)受賞。その他、ジャズ・ディスク大賞<日本ジャズ賞>(2005年)、日本ゴールドディスク大賞ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー<邦楽>(2004年)、スイングジャーナル誌読者人気投票<ジャズマン・オブ・ザ・イヤー>、<アルバム・オブ・ザ・イヤー>、<MUSIC INSTRUMENTS(その他の楽器)>等、受賞歴多数。

リー・リトナー(ギター) Lee Ritenour

神保彰(ドラムス) Akira Jimbo

寺井尚子(ヴァイオリン) Naoko Terai

本田雅人(サックス) Masato Honda

オトマロ・ルイーズ(ピアノ・キーボード) Otmaro Ruiz メルヴィン・デイヴィス(ベース)Melvin Lee Davis

1952年1月11日、米・カリフォルニアに生まれる。6歳よりギターを始める。高校時代からその驚異的なテクニックでLAの

リー・リトナー(ギター) Lee Ritenour

Lee Ritenour & Japanese Friends 2017

©富田眞光