linuxの魅力（学校での円滑運用をめざして） ·...

Copｙlight＠2004 Yamanashi-RICOH 1

Linuxの魅力

（学校での円滑運用をめざして）

山梨リコー株式会社

宮下昭彦

平成16年6月18日


１．Linuxの概要

２．学校の円滑運用をめざして（R-SUP）

アジェンダ


1.Linuxの魅力


【Linuxとは？】

オープンソースソフトウェアのOS無償のOS

UNIXの技術を生かしたOS

１９９１年、フィンランドのリーナス・トーバルズによって開発されたＯＳです。

①オープンソースソフトウェアのOS関連情報が公開されているため誰でも使用することができます。

②無償のOSWeb上からダウンロードで入手可能なフリーソフトウェア

③UNIXの技術を生かしたOS米国電気電子技術者協会（IEEE）で定められたUNIX規格（POSIX）に準拠


ソースコードが公開されているソフトウェアです例：オープンソースソフトウェアの著名なライセンスである

GNU GPL（GNU General Public Licence)では以下の自由が認められている

【オープンソースソフトウェアとは】

システムの改変を行っても良い

システムの複製を行っても良い

システムの再配布を行っても良い


無償※1購入

【オープンソースソフトウェアの特徴】

ソフトウェア（シェアウェア含む）

バイナリからのインストール使用バイナリの改変はできない(購入者は使用権を得る)

コンパイル済のプログラム

ソースコードまたはコンパイル済のプログラム

自由に改変して利用

オープンソースソフトウェア

改変ソースコードの公開

使用者は改変する権利、複製する権利、再配布する権利を最初から持っている

※１ソフトウエアの複製／配布作業、パッケージ(媒体、包装、ドキュメント)、サポートは有償化しても構わない。

ソフトソフト

コミュニティ

・いづれのソフトウェアも独自のライセンス規約によって使用者の使用範囲を定めています。・商用ソフトの場合、ライセンス使用許諾書や開封契約書に記載されています。・オープンソースソフトウェアの場合、GPL(GNU General Public License)が有名。

(LinuxもGPLによりライセンスが規定されています。)


コミュニティ（ソフトウェア単位で存在）ネットボランティア（開発者）によるオンラインプロジェクトが形成され運営されている。

ネットボランティア（開発者）

ネットボランティア（開発者）

利用者

ダウンロードして利用

ソースコード／コンパイル済みプログラム

コミュニティのサイト

全世界の優秀なエンジニアがメールやWebによりコミュニティを形成インターネットを通じてオープンソースソフトウェアを開発／修正している

【コミュニティの存在】


上記以外に、各ソフトウェアが独自に設定するライセンスもあるのでソフトウェア提供元への確認が必要です。

ソース公開義務

使用複製再配布改変修正

著作権代表的な

ソフトウェア

GPL 有り無償自由自由自由開発者(社) Linuxなど

BSD 無し無償自由自由自由開発者(社) FreeBSDなど

市販ソフト無し有償不可不可不可開発者(社) Windowsなど

フリーソフト無し無償自由著作権保有者に確認

不可開発者(社)

オープンソースのもうひとつのフリーはギャランティーフリー（無保証）です。品質や第三者の知的財産権に問題があっても開発者は責任を負いません。

【オープンソフトウェアのライセンス】


多くのオープンソースソフトウェアがデファクトスタンダードとして稼動

Ｌｉｎｕｘカーネルシェル／X Free86（Windowsシステム）

開発環境／日本語環境等

代表的なパッケージ

Ａｐａｃｈｅ（Ｗｅｂサーバ）

ＳｅｎｄＭａｉｌ（Ｍａｉｌサーバ）

Ｓａｍｂａ（共用サーバ）・・・

ＰｏｓｔｇｒｅＳＱＬＭｙＳＱＬ

（データベース）

GNOME／KDE（デスクトップマネージャ）

OpenOffice（ＯＡ系）

【代表的なオープンソースソフトウェア】


グローバルな技術・成果の共有・ネット上に公開されている技術／ノウハウ／導入事例を利用可能

・実質的な業界標準としてオープンソフトウェアとして稼働

例）Apache(Webサーバ)、Sendmail(Mailサーバ)…等

新技術を適用したソフトウェア・新技術に基づいた機能強化、仕様／性能改善

・全世界の大勢の技術者によるスピーディな開発

継続的に成長するソフトウェア・システムの連続的拡張を支える継続的なエンハンス

・特定企業の製品計画にとらわれないシステム開発が可能

【オープンソースソフトウェアの特徴】


【無償のOS】

多数のコミュニティ

ユーザ(いずれの入手方法もLinuxカーネルは無償)

ネットボランティア

Linuxカーネル《無償ダウンロー

ド》

Linuxコミュニティソースコード

その他のコミュニティApache、sendmail･･･

その他のコミュニティApache、sendmail･･･

ソースコードに対する変更をフィードバック(ソース公開)

ディストリビュータRedhat、TurboLinux、 SuSE、･･･

マスタサイト（www.kernel.org）

ハードベンダ、SIer(富士通、IBM、NEC、システムインテグレータ他)

ディストリビューション《有償製品として販売》

or《フリー部分のみ無償で提

供》

ディストリビューション+

ハードウェア《有償製品として販

売》

Linuxカーネル無償

各種有償ソフト

ドキュメント類

有償

サポート有償

オープンソースソフト無償

ディストリビューションの構成

無償


【ディストリビュータ】

・Linuxは本来カーネル(のソース)のみを指し、単体ではOSとしての機能を果たせない。 (各種のシステムソフトウェア、ドキュメント、サポート等が無い)

・本来、一般ユーザは独自に必要なソフトウェアのソースコードを集め、それらをコンパイルしてLinuxの実用環境を構築しなければならない。

・一般ユーザがより容易にLinux実用環境を構築するために、必要なソフトウェア、ドキュメント、サポートを追加した「ディストリビューション」が登場。

・このディストリビューションを販売する営利団体が「ディストリビュータ」である。(必要なソフトウェア、ドキュメント、サポート等が有償、Linuxカーネルは無償)

Linuxカーネルに加え、 OSとしての通常使用に必要となる各種ツール、サポートなどをパッケージにし流通させる会社

代表的なディストリビュータ

レッドハットターボリナックスユナイテッドリナックススーゼェ


【流通形態】

アプリケーション

Lin

ux D

istributio

nL i n u x システムWindows システム

Linuxカーネル

シェル(ライブラリ/コマンド)

ドライバ

GUI(画面制御)(X Window)

有償アプリ： Oracle 等

無償アプリ： Apache, Sendmail, Netscape等

Lin

ux

ハードウェア

Windows NT/2000

デスクトップマネージャ(KDE, GNOME) W

indo

ws N

T/2000

IAプラットホームPowerPC,Alpha, SPARC ･･･IAプラットホーム


【Linuxが注目される理由】

LinuxはこれからのIT環境基盤として有望なOS

社会的意義

・IT化に伴い相互運用性が重要となり、オープンな OSの価値が向上

・特定企業の開発/製品計画に依存しないシステム展開

・障害の原因究明/修正/性能向上作業が誰でも可能なオープン性

経済性・TCO低減が可能 (初期投資/アップグレードコストでの経済優位)

技術的優位性・性能/信頼性/スケーラビリティの面で優れたOSになる可能性

市場の状況・国内外で導入の動きが加速、適用範囲もアプリサーバまで拡大


Linuxは他のOSに比べ、低い性能のコンピュータでも軽快に動作する。また、ネットワーク機能やセキュリティーに優れ、非常に安定しているという特長を持っています。いらない機能を削ぎ落とし、必要な機能だけを選んでOSを再構築することができるという点も他の多くのOSには見られない特徴である。

Linuxは学術機関を中心に広く普及しており、企業のインターネットサーバとしても多く採用されている。

【なぜLinux？】


【Linux導入での使用例】


【サーバーシステムとしてのLinuxとWindowsの比較】

高スペックのマシンを用意し、クライントの台数分のライセンス、および各サーバーアプリケーションも購入する必要がある。また、アップグレードやメンテナンス等の費用や専任担当者にかかる人件費、トラブルによるシステム停止時間等を考慮するとＴＣＯが高いシステムとなってしまう。

ＴＣＯ（総使用コスト）

無償のＯＳとクライアントフリーのライセンスにより、安価にシステムを構築することが可能である。ＯＳに付属するそれぞれのサーバーアプリケーションも無償であり、トラブルによる停止時間もすこしであることから、ＴＣＯの削減にもつながりシステムを構築することが可能である。

セキュリティの問題やサーバーの再起動等で、リモートでのメンテナンスがしづらく、専任の担当者が必要である。

専任担当者リモートでのメンテナンスが可能であり、専任の担当者は必ずしも必要ではない。

マイクロソフト社及び各メーカーから提供される情報が中心となる。マイクロソフト社のサポートはあるが有償であり、タイプによってはかなりの高額となってしまう。

サポートインターネット上や書籍などを利用して、ユーザー自身で対処する必要がある。なお、メンテナンスサポートを行う企業もある。

マイクロソフト社から提供されるサービスパックでしかアップグレード出来ず、他のプログラムが動作していると失敗する可能性が高いです。このため、全サービスを停止した状態でアップグレードを行う必要がある。

アップグレードプログラム単位でのアップグレードが可能であり、システム全体を停止せずに、そのプログラムだけを停止してアップグレードすることができるため、他のサービスの影響を考慮する必要がない。（運用中での適用が可能です。）

動作し終わったプログラムで使用したメモリを開放しなかったり、グラフィカルな画面で動作させているため、無駄にメモリを消費することになります。

メモリ消費動作し終わったプログラムが使用していたメモリは必ず開放されるため、メモリを有効に活用することができる。

ＯＳ自体の費用は数万円で購入できるが、クライアントのライセンスが別途必要であり、クライアントの台数分の費用を加算しなければならない。

動作環境現状お使いのパソコンでも動作させることが可能である。また、ノートパソコンでの運用も可能です。

ＯＳ自体の費用は数万円で購入できるが、クライアントのライセンスが別途必要であり、クライアントの台数分の費用を加算しければならない。

システムの費用OS自体はインターネットで無償で配布されています。ただし、商品として販売しているパッケージもある。（Redhat（ES,AS）,TurboLinux,etc）

マイクロソフト社の商品であるため、プログラム自体は非公開となっており、マイクロソフト社の対応を待つしかない。

バグの解決オープンソースのため、バグが見つかるとすぐに世界中のプログラマーが修正を行い、数日中には解決される。

セキュリティホールが多数存在しており、そのセキュリティホールを狙ったウィルスやワームなどの攻撃を受けてしまう。また、感染した場合に他の多数のサーバーへ伝染させてしまう可能性が高い。

安全性

予めテスト段階で大きな問題点を解決しているため、セキュリティ上問題点は少ない。システムを構築する上でも、不必要な機能を制限することでセキュリティ上での危険を減らすことも可能です。

システム上で様々な未解決のバグを抱えており、そのためによく障害が起き停止してしまうことがあります。

システムの安定性一度動かすと、物理的な故障以外ではほとんど停止することがありません。

WindowsVSLinux


【Linuxの優位性】

(1) TCOの削減(2) 高信頼性(3) 高性能(4) 迅速なトラブル対応(5) 優れた拡張性，将来性


(1) TCOの削減商用UNIXとの一番の違いは、Linuxを無償で利用できることです。ライセンス料がかからないため、導入コスト，アップグレードコストを抑えることができます。また、現在最も普及しているPCサーバをメインに開発が行われていることと数多くのデバイスドライバがサポートされていることから、Linux/PCサーバ/汎用デバイスを組み合わせた、コストパフォーマンスに優れたシステムを構築することができます。

(2) 高信頼性Linuxは、ソースコードの品質を重視して開発されています。Linuxの導入後、運用を始めてから現在に至るまでソフトウェアに起因するトラブルは一度も発生していません。（導入事例有）また、CNET Japanの掲載記事（2003年２月）によると、「米Reasoning社にてLinuxのTCP/IPとソースコードを公開していない５種類のOSとを比較したところ、Linuxのコード1,000行当りの欠陥率が0.1だったのに対して、３種類の汎用OSの欠陥率は0.6～0.7、２種類の組込みOSの欠陥率は0.1～0.3であった」と、Linuxの品質の高さを証明するデータが報告されています。


(3) 高性能Linuxサーバでの集中型のシステム（Proxy.DNS.Mai.lSamba）を構築した

さいのパフォーマンススループットが高い。また、他アプリケーション（Virus、WebFilter、etc…）に関しても小・中・大規模に適してパフォーマンスを確保できる形でLinuxが採用されている

(4) 迅速なトラブル対応オープンソースソフトウェアであれば、ソースコードが公開されているため、切分けもしやすく、また、オープンソースコミュニティの対応も驚くほど迅速です。セキュリティホールが発見された場合などは、その勧告から数時間後にはセキュリティホールに対応するためのパッチが提供されています。

(5) 優れた拡張性，将来性最新バージョンのLinux では、マルチプロセッサ処理性能が向上しているため、マルチプロセッサ化によるスケールアップやロードバランサによる負荷分散などを用いて、容易に処理能力を向上させることができます。また、Linuxは数多くのCPUをサポートしているため、より高性能なマシンへの移行も容易に実施することが可能です。


【Linuxの管理について】

Linuxの管理に関しては、比較的難しいといわれますがツールを使用することにより簡単にGUIでLinuxの各種設定を行うことができます。ここでは、無償・有償の2つのソフトを紹介させていただきます。

無償有償

2つの商品でのできることを簡単にご説明いたします。


Webmin


【Weminとは】

Webminは、LinuxconfやHDE Controller（市販品）のように、GUIでLinuxの各種設定を行うツールです。Webブラウザでユーザーアカウントの管理やApacheなどのサーバの設定、RAIDといったハードウェア設定などが可能です。Vine Linux 2.5やTurbolinux 8には標準でインストールされます。

ログイン画面設定メニュー


WebminWebmin自身やユーザー用モジュール、作業ログ、Webmin用のユーザーアカウントなど

システムユーザーパスワードの変更やユーザーアカウントの作成／削除／編集、システムログの表示、RPMパッケージのインストール／アンインストールなど

サーバApacheやインターネットサービス、Postfix、ProFTPD、Samba、PostgreSQL、qmail、DNS、Squidなど

ネットワークファイアウォールなど

ハードウェアRAIDシステムやネットワークインターフェイス、ディスクのパーティション、GRUB、LILOなど

Clusterクラスタに関する各種設定などその他Perlモジュールの管理やコマンドシェルの実行、ファイルマネージャの実行など

【Weminでできること】


HDE Controller 3.5


【 HDE Controller 3.5とは】

WebベースのGUIでLinuxの設定や管理を実現するソフトウェアです。Web、メール、FTP、メーリングリスト、DNS、DHCP、ファイル共有などのサービスをWebブラウザで設定できるほか、ユーザーやログの管理もできます。同様のツールにLinuxconfやWebminなどがあるが、HDE Controllerシリーズはユーザーインターフェイスがより洗練されているといえます。ただし、ユーザーインターフェイスが凝っている分だけ、Webminなどと比較すると操作が遅くなります。また、完全な日本語であるため、特に初心者にとっては使いやすいです。


・セキュリティ設定・ユーザー・グループ設定・ディスク容量制限設定・バックアップ・テープバックアップ・ソフトウェア管理・OSアップデート

・自己監視設定・サーバーステータス・ログ管理・時刻設定・アクセス制限設定・ファイルマネージャー・個人情報管理・ログ監視機能・QoS対応・簡易DB管理機能・POP over TLS/SSL対応

・メールアドレス付け替え機能

・初期セットアップウィザード・Webサーバー設定・セキュアWebサーバー設定・PROXYサーバー設定・Webフィルタ設定・WebDAV設定

・メールサーバー設定・POP Before SMTP設定

・メーリングリスト設定・ネームサーバー設定・ファイルサーバー設定・プリントサーバー設定・NFS設定・DHCPサーバー設定・SNMPエージェント設定

・ネットワーク設定

【HDEでできること】


Linuxに関しての総評といたしまして・・・・

今回、Linuxの特徴に関して簡単ですがご説明をさせていただきLinuxの

導入に関して前向きにご検討いただけるかと思います。

大きく分類しまして現状の学校のシステムに関しては、Linuxのサーバで十

分に補えると判断していただけると思います。また、Windowsでのみ可能なアプリケーション（サーバ上で動作）を使用さ

れる場合にはインターネット・ドメイン・ファイルサーバとしての導入を検討いただきたいと思います。

クライアントOSのLinux化に関しましては、海外においての実績が十分ありますが日本においての実績がまだ数件しかありませんので現状Windowsが好ましいとおもいます。

最後に、Linuxを運用される際

IE上から管理できるツールが容易されていますので、どなたでもご想像

より簡単に管理運用していただけると考えております。


日中韓がリナックス標準化で合意【北京＝飯野克彦】日本、中国、韓国の３カ国政府は３日、無償の基本ソフト（ＯＳ）リナックスなど基本設計図が公開された

オープンソースソフト（ＯＳＳ）の標準化に向けた協力をうたった覚書に署名した。利便性を高めるための認証システムの共同研究や、民間レベルの協力を促進する枠組み作りなどを盛り込んだ。

経済産業省の豊田正和・商務情報政策局長ら３カ国の担当局長が同日、各国の民間企業の代表も交えた会議を北京で開き、合意内容を覚書にまとめた。

３カ国はＯＳＳについてセキュリティーの面で優れ、ソフト産業における独占を打破する、と評価。パソコンＯＳの市場で圧倒的

なシェアを持つマイクロソフトのウィンドウズに対抗できるＯＳとして、リナックスの育成を目指す戦略を明確に打ち出した。

無償ＯＳ開発で日中韓連合、リナックスの仕様標準化経済産業省は中韓両国および産業界と連携し、無償の基本ソフト（ＯＳ）リナックスの標準化に乗り出す。共通仕様を作って

技術開発で協力し、パソコンや情報家電などの普及を目指すのが狙い。米マイクロソフトのウィンドウズ以外の選択肢を育て、セキュリティーの強化やパソコンなどの価格低下につなげる。

政府が関与してリナックスを推進するのは世界でも珍しい。4月3日に3国の情報技術行政担当者が北京で局長級会合を開き、具体的な取り組み方針をまとめる。同時に開く3国共同の官民会議には日本からは日立製作所、ＮＴＴデータ、日本ＩＢＭな

どが参加。リナックスに対応したソフトウエアの開発状況や、技術面での課題などについて意見を交換する。

OS動向参考資料


2.学校の円滑運用をめざして（R-SUP）


1.パソコンが正常に稼動していること

2.アプリケーションが使用できること

3.操作の不明な部分を解決できること

4.サーバの設定変更がリモートで行えること

【学校での円滑運用をする為に・・・・】

今回、上記の内容を解決する為にR-SUPをご紹介します。


とは？

画面を共有しながら

サポートできる

画期的なソリューション

不特定のClient


教師からの現状説明とオペレータがそれを理解する時間が劇的に削減できる。

生産性の向上とサポートコストの低減が図れる。

１．トラブル内容の正確な把握

２．サポート時間の低減と満足度の向上

ユーザーの画面を直接閲覧・操作することにより

ソリューション導入のねらい


システム概念図

Internet

各高等学校サポートセンター（仮）

ＤＢ

ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ

ＤＢ

ＤＢ

ＤＢ

ASPサーバーASPサーバー


接続操作はwebから

受信側サポート側

ここをクリックするだけ！

ログイン画面

待機状態


インターネット

サポートセンターユーザー

認証サーバ

1.Viewerより

ログイン2.ホームページに

アクセスするだけ3.認証完了！

サポート開始

接続手順イメージ


技術的接続概念図

インターネット

画像受信Outbound(443)

http

Outbound

Inbound

Rsup認証サーバ

NAT/Firewall

http

画像転送

①

②③

ユーザー

①Viewerより認証サーバ

へログイン（サポート側）

②ブラウザより中継ページにアクセス。ID接続操作。

（ユーザー側）

③認証サーバ経由による画面転送。

ルータ

192.168.1.8

暗号化

サポート１172.16.0.10-172.16.0.15 172.16.0.101

サポートLAN NAT/Firewall

サポート２

172.16.0.102


想定される用途

社内ヘルプデスク（情報システム部署）サポート業務の効率化、TCO削減

ソフトウェアのサポート会計ソフト等パッケージソフト、ASPサービス

各種ネット商取引のオンラインサポートオンラインショッピング、バンキング、ネット証券取引

コールセンタコールセンタ内教育・管理、付加価値


＋CAIサポート学校内のPC実習教育(CAI）の際、先生及び生徒の端末を

遠隔の教育委員会スペシャリストがRSupにて連携サポート可能

某学校PC演習室

先生

広域イーサネット

教育委員会（PCスペシャリスト）

光ファイバー

イントラネット

光ファイバー


導入メリット

画面を共有、遠隔操作－ノンストレスサポート

電話によるユーザサポートは大変根気の要る作業でした。専門家ではないユーザの言葉の端々から状況を推測し､見えない画面の状況を把握しなければなりません。また、ユーザに指示を与えても、ユーザはこちらの思うとおりのことをやってくれるとは限りません。互いに手探りのため、解決までには大変長い時間が必要で、双方にストレスがかかります。RSupはユーザの画面をサポート側に表示し､一目で状況を把握したうえでの対応を可能にする画期的サポートツール。試

行錯誤が要らず､作業の進行を双方が確認できるため、解決までの時間が大幅に短縮されます。ノンストレスなので、ユーザも大満足。満足度の向上は間違いありません。

クライアント側にインストール不要！WEBブラウザでアクセスするだけ！

一般的な「リモートデスクトップ｣ソフトウェアは､事前に全てのマシンにソフトウェアをインストールしておく必要があります。RSupなら、そんな苦労とは無縁。事前のインストールは全く不要です。サポートを受ける方は､指示に従ってURLを入力し、出てきたページのボタンをワンクリックするだけ。それだけで、ユーザのデスクトップがサポート側のPCに表示されます。もちろん、イントラネットやグループウェアにあらかじめリンクを作っておけば､URL入力の手間すら省けます。(※Internet Explorer 5.0以上)


リモートツール見積比較

【M社リモート管理ツール】・マネージャーソフト ×１ ¥ 258,000・エージェントライセンス ×5000Cliant ¥11,930,000

値引き 4,875,200（40%off）合計 ¥７,３１２,８００

（＋α費用・インストール費用・設定費用発生）【Santec 】・HELPDeskサポーター ×5 ¥２,５００,０００（定価オープンプライス）・エージェントライセンス ×5000Cliant ¥ ０

合計 ¥２,５００,０００（エージントインストール不要・設定不要）

差額￥４,８１２,８００

•PC端末サポート台数：５０００台•HELPDESKサポーター：５名


検討：トヨタ自動車、NECパーソナルプロダクツ

導入実績

ミロク情報サービス、大林組、オービッックビジネスコンサルタント(OBC)、OASあいおい損保、ジャストシステム他

【ソフトウェア・サポート】

㈱リコー、全国リコー販社、 MDIT、 NAJ、

インターサーブ、

東海通信工業、MDIS、大塚商会、

ユニアデックス、ＣＴＣクリエイト他

【顧客サポート】

倉敷紡績、デンソー、三菱電機、中央発條、

大本組、西濃運輸、

NTT-ME東北、帝国電機、某Ｓ市役所、

某Ｙ県庁他

【社内サポート業務】


LinuxのサポートR-Supに関しては、基本的にWindowsのみの接続になります。ただし、先生用PCをリモート操作することによりLinuxの設定変更を

行うことができます。Linuxへの接続に関してはTelnetコマンドを使用し接続します。また、Webmin・HDEのようなツールが導入されている場合には

インターネットエクスプローラを使用し接続します。

インターネット①先生機への接続

②Linux へtelnet接続


ご清聴有難うございました。

宮下昭彦

（Network System Engineer）山梨リコー株式会社

ソリューション営業部

ネットワークソリューショングループ

[email protected]

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