祝！さくらユーザーコミュニティ発足！！

What a wonderful world of community

あるいは、とあるコミュニティが好きすぎる

中年の主張

ITコミュニティ（ユーザー会）の変化

問い：あなたにとって ITコミュニティ（ユーザー会）とは何です

か？

はじまり• みんなで情報交換する場所があるといいな→ Niftyのフォーラム→メーリングリスト→Web掲示板

• さまざまな形が生まれてきました–その形には、いくつか傾向のようなものがあるように思われます

言葉の定義はともかく• コミュニティ• ユーザー会• ユーザーグループ

海外と、日本の関係• 距離がある（情報が少ない、言語の壁）からこそ、ユーザー主体でつながりやすい？

• Apacheの場合• Becky!の場合

企業とユーザーの関係• 消費者団体？–お金もらったら、色々言いにくくならない？

• 企業主体？–合同接待みたいになってしまわない？

• そんな単純な構図ではない、あらたなコミュニティの形ができてきた

OSSコミュニティ• お金のしがらみが（あまり）ない–コミュニティの理想に近い

開発とユーザーの関係• OSSで、ユーザーグループってどうなの？• 開発 (dev,core)とユーザー (user)の距離感• コミュニティの中心が、 devから userヘ

コミュニティは趣味？素人？• コミュニティは趣味でやるもの、仕事とは別• 平日にコミュニティイベントあっても参加できない

• 仕事にしたいと思っても、安定収入得る糧とはなりえない

• 仕事は主で、コミュニティは従• ・・・ではないケースも出てきているみたい。（とはいえ、どの程度なのかについては、あまり希望的観測するのもどうかとも思う。）

OSSはおもちゃ？• 今は、そんなことをいう人はほとんどいない

• 著名な OSSコミッタの年収は？• ひとくちに OSSといっても、いろいろある• メジャーな OSSは、企業から給料をもらっている人が開発するようになってきている–結局一緒？–いや、そんなことはない–大きく変わっていることがあります

最近のコミュニティの衝撃• （コミュニティを知らない人から見ると）異常なくらいモチベーションが高い–お金もらってないのに、なんでこんなにモチベーション高いの？

–自己実現？承認欲求？• そういう次元の話ではなくなった–でも、中毒になり過ぎないように注意は必要–依存しすぎるのは、個人にとってもコミュニティにとっても不幸を生むことになりかねない

巨大な、コミュニティという名のなにか

• 複数のコミュニティを掛け持ちする感覚– 文系の部活みたいな？– ○○は好きだけどコミュニティは嫌い、みたいなのもったいない

• そういう次元の話ではなくなった• コミュニティでつながり、コミュニティで価値を創造していく、という連鎖– 勝手にビジネスになる– お金に、遊びに、趣味に、と人生に占めるパーセンテージがちょっとずつ増加

コミュニティは無敵？• コミュニティは、自然に生まれ、自然に育ち、自然に廃れるのが本来の姿

• コミュニティに参加する人は、コミュニティに、自分のリソースを、自分の能力に応じて、自分の提供可能な量提供する。–ある程度以上リソースを提供するためには、お金（仕事）の面から、難しいのが現状

–週休 2日の壁？–家族ともうまくやっていかないと

コミュニティとインターネット• コミュニティも、インターネットも、基本部分として、集中管理型ではない、という点で似ている

• 全てが、ではなくベースとなる部分が、ということ。

（蛇足）とはいえ、コミュニティは理想郷ではない

• コミュニティは、エゴをもった人の集まり。• 色々問題も起こります。• あまり期待しすぎるのも良くない。• コミュニティに合う人、合わない人、きっといろいろ

• コミュニティのために人がいるのではなく、人のためにコミュニティがある

それでも私はそんなところも含めてコミュニティが大好き

です。

みんなでもっともっとコミュニティを楽しみましょう！

（蛇足２）理想郷はどこにある？

• 必要十分条件–社会に属する多様な素質をもった人が、それぞれなりに社会に寄与することで、その社会が成り立つ

• ただこれだけのことを達成することが、とても難しい

以上、おそまつさまでした