ltを支える技術(lld'11 winter)
DESCRIPTION
LLD11/Winter ( http://www.local.gr.jp/?LDD/LDD11Winter ) で行った発表のスライド資料です。TRANSCRIPT
LTを支える技術
2011/2/11株式会社達人出版会/日本Rubyの会
高橋征義
自己紹介
高橋征義
・北大工学部(情報)OB・Webアプリケーション 開発者・株式会社達人出版会 代表取締役・日本Rubyの会会長・高橋メソッドの人
達人出版会・電子書籍専門の出版社・書店・技術系書籍の制作とか販売とか・PragProg(達人プログラマー) にインスパイア(中身は別物)・現在試験公開中
【重要】原稿絶賛募集中
日本で最初のLT
YARPC19101
http://giantech.jp/wiki/LTHistoryForEM
その発表者の一人
本日のお題
LTのノウハウ
プレゼンのノウハウ
プレゼンの基本
プレゼンのモデル
聴衆 発表者
発想・成果物
聴衆 発表者伝達
発想・成果物
ちょっと違う
プレゼンの注意点
3つ
(1)
本当に話したいことは話せない
うまく伝えきれない
客観的になれない
LTでは絶望的
(2)
人は聞きたいことしか聞いてない
(3)
聞いてたことも覚えてない
すごい表やグラフ
緻密な分析
ぜんぜん伝わらない
10倍の生産性みたいな適当な物言いの方が伝わったり
プレゼンでできること
注目を集める
attention
この一点に集中する
後で詳しく知りたいと思わせる
もう一度目にした時
思い出してもらえる
その程度を目指す
作り方のポイント
人によりいろいろ
私が気をつけていること
まとめ方ストーリー削り方
まとめ方ストーリー削り方
まとめの重要性
まとめは印象に残る
まとめのポイント
いいことを言う
終わり良ければ総て良し
発表テーマとの関連性
あんまり気にしない
多少無理めでもこじつける
むしろまとめに合わせて内容を修正
作例
高橋メソッドについて
私のプロフィール
まとめの直前に急展開
無理やりこじつけたため
疾走感を生む
発表がもたつかないように注意
まとめ方ストーリー削り方
ストーリーを意識する
流れ重要
プレゼンの構造
アウトライン的に作る
ツリー型
発表するとき
時間軸に展開
リニア(直線構造)
一次元に縮退される
受け手は一次元でしか需要できない
流れ重要
マクロな流れ
ミクロな流れ
つながりで理解できるように
各ページの前後の関連
小説の場合
ページターナー
とにかく次のページを読みたい
そう読者に思わせる作家のこと
全体のバランスとかは割とどうでもいい
プレゼンも似ている
まとめ方ストーリー削り方
鉄則
迷ったら削る
言いたいことが多ければ削る
2つの話が混ざっていればどちらかを削る
場合によっては2つとも削る
とにかく削る
削れないか試してみる
足りなくなりそうになった場合
あるものを膨らませる
ネタは極力増やさない
理由
伝えられる情報量
本当に少ない
LT以外でも伝えられない
その発表で言いたいこと
削っても発表が成立するか考える
大丈夫なら削る
駄目なら他を削る
その方がうまくいく
作例
札幌Ruby会議01
札幌でRuby1.9を使うということ
Ruby1.9を使うべき理由
最初は3つあった
時間的に厳しい
1つだけになった
削るところと削らないところの見分け方
おみやげ
聞いた人が何を得るか、どうなるかを考える
技術の発表で忘れては
いけないこと
発表する内容
発表する価値のある内容を
ちゃんと用意する
発表よりも内容の充実にコストを割く
すごい技術
すごい成果
何も伝わらない?
話者にとって重要
自信につながる
発表を成功させるための重要な要素
英語や中国語のプレゼン
いちばん大事なこと
どうしても聞きたいと相手に思わせる
聴衆が頑張って
聞こうとする
言語の壁すら超えられる
日々の研究やハック
いちばん役に立つ
聴衆が更に新たな成果を生む
幸せなかたち
まとめ
よい発表
聴衆にはよい体験を
発表者にはよい経験を
ご清聴ありがとうございました