ltspiceを活用したトランジスタのスイッチングシミュレーション
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マルツエレックでは回路シミュレーションの受託サービスをご提供します。本スライドは弊社にて開催している回路シミュレーション入門セミナーのテキストです。Ltspiceを活用し、トランジスタのスイッチングシミュレーションを行います。TRANSCRIPT
LTspiceを活用したトランジスタのスイッチングシミュレーション
(1)基本スイッチングシミュレーション(2)配線を考慮したスイッチングシミュレーション(3)トランジスタの動作リサージュ曲線
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2014年10月30日マルツエレック株式会社
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(1)基本スイッチングシミュレーション
スイッチング回路図
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IB1=IB2=0.5[A]の設定でVPULSEの設定値を決定しました。
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Ic-hFE特性
シミュレーション結果
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VCE電圧波形
ベース電流波形
コレクタ電流波形
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(2)配線を考慮したスイッチングシミュレーション
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配線を考慮したスイッチング回路図
配線を考慮した等価回路
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シミュレーション結果
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(2)配線を考慮したスイッチングシミュレーション
ノイズ現象が観察できるVCE電圧波形
ベース電流波形
コレクタ電流波形
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(2)配線を考慮したスイッチングシミュレーション【容量成分を追加した場合】
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配線を考慮したスイッチング回路図
配線を考慮した等価回路
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シミュレーション結果
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ノイズ現象が観察できる
(2)配線を考慮したスイッチングシミュレーション【容量成分を追加した場合】
VCE電圧波形
ベース電流波形
コレクタ電流波形
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(3)トランジスタの動作リサージュ曲線
回路図
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動作リサージュ曲線シミュレーション結果9
(3)トランジスタの動作リサージュ曲線
過渡解析の後に、timeをV(C)に軸変換を行い表示させる。
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動作リサージュ曲線シミュレーション結果が安全動作領域に入っているかを検証する
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(3)トランジスタの動作リサージュ曲線
VCE[V]
IC[A
]
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Appendix A
トランジスタのSPICEモデルトランジスタは、新電元工業製品の「 2SC4054 」を採用した。Gummel-Poonモデルであり、順逆方向特性に再現性のある解析精度の高いSPICEモデルである。
*$* PART NUMBER: 2SC4054* MANUFACTURER: SHINDENGEN* All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc. 2004.MODEL Q2SC4054 NPN+ IS=2.4201E-12 BF=92.371 VAF=44.700+ IKF=4.5256 ISE=5.4332E-12 NE=1.2547+ BR=3.2573 VAR=1.8738 IKR=20+ ISC=11.004E-9 NC=1.8738 NK=.65071+ RB=.16891 RC=95.122E-3 CJE=2.2596E-9+ VJE=.53979 MJE=.30943 CJC=321.38E-12+ VJC=.53259 MJC=.4805 TF=21.000E-9+ XTF=10 VTF=10 ITF=1+ TR=427.00E-9*$
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Appendix B
シミュレーションデータの格納先
基本スイッチングシミュレーション配線を考慮したスイッチングシミュレーション配線を考慮したスイッチングシミュレーション(容量成分付加)トランジスタの動作リサージュ曲線
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