ltspiceにおける結合係数kの活用方法について
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LTspiceにおける結合係数 Kの活用方法について
結合係数 Kを活用する主なシーン
トランスの表現ワイヤレス給電の表現
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2014年 12月 19日マルツエレック株式会社
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結合係数の記述
結合係数の記述は、 [Edit]=>[SPICE Directive] で行います。 .OPでも記述できます。
結合係数の記述について
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結合係数の記述について
結合係数の名称 コイルの名称 コイルの名称 結合係数の値
K1 L1 L2 0.9999
結合係数の値の最大値は「 1」です。 1で 100%の伝達を示します。
現実の回路において、 100%の伝達はありえませんので、電源回路のトランスの場合、 0.9999の値を推奨します。また、コイルについては、 2個の設定だけではなく、任意に結合させる対象となるコイルを増やすことができます。
例えば、 4つの場合、
K2 L1 L2 L3 L4 0.9999
になります。 3Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
LTspiceを活用して、結合係数 Kの値による信号の伝達の影響度合いを試してみて下さい。
結合係数の値を変化させ、信号の伝達の様子を体験して下さい。
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K=0.9999
入力信号
出力信号
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K=0.95
入力信号
出力信号
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K=0.90
入力信号
出力信号
7Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
K=0.80
入力信号
出力信号
8Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
K=0.80
入力信号
出力信号
9Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
K=0.70
入力信号
出力信号
10Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
K=0.50
入力信号
出力信号
11Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
K=0.20
入力信号
出力信号
12Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
K=0.10
入力信号
出力信号
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K=0.05
入力信号
出力信号
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半導体の SPICEモデルだけではなく、受動部品の SPICEモデルの解析精度を向上させると、再現性が格段を向上し、実機波形を模擬することが可能です。
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