ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

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LTspice にににににににに K ににににににににに にににに K にににににににににに ににににににに にににににににににに 1 2014 に 12 に 19 に ににににににににににに Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

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Page 1: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

LTspiceにおける結合係数 Kの活用方法について

結合係数 Kを活用する主なシーン

トランスの表現ワイヤレス給電の表現

1

2014年 12月 19日マルツエレック株式会社

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Page 2: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

結合係数の記述

結合係数の記述は、 [Edit]=>[SPICE Directive] で行います。 .OPでも記述できます。

結合係数の記述について

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Page 3: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

結合係数の記述について

結合係数の名称 コイルの名称 コイルの名称 結合係数の値

K1 L1 L2 0.9999

結合係数の値の最大値は「 1」です。 1で 100%の伝達を示します。

現実の回路において、 100%の伝達はありえませんので、電源回路のトランスの場合、 0.9999の値を推奨します。また、コイルについては、 2個の設定だけではなく、任意に結合させる対象となるコイルを増やすことができます。

例えば、 4つの場合、

K2 L1 L2 L3 L4 0.9999

になります。 3Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Page 4: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

LTspiceを活用して、結合係数 Kの値による信号の伝達の影響度合いを試してみて下さい。

結合係数の値を変化させ、信号の伝達の様子を体験して下さい。

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Page 5: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.9999

入力信号

出力信号

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Page 6: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.95

入力信号

出力信号

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Page 7: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.90

入力信号

出力信号

7Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Page 8: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.80

入力信号

出力信号

8Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Page 9: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.80

入力信号

出力信号

9Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Page 10: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.70

入力信号

出力信号

10Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Page 11: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.50

入力信号

出力信号

11Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Page 12: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.20

入力信号

出力信号

12Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Page 13: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.10

入力信号

出力信号

13Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Page 14: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

K=0.05

入力信号

出力信号

14Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Page 15: Ltspiceにおける結合係数kの活用方法について

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半導体の SPICEモデルだけではなく、受動部品の SPICEモデルの解析精度を向上させると、再現性が格段を向上し、実機波形を模擬することが可能です。

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