M-HEXAマイクロ気液熱交換器

東京大学工学系研究科鹿園研究室

株式会社イワモト有限会社カンドリ工業有限会社和氣製作所

家庭用エアコン

プラント用熱交換器

自動車用熱交換器

産業と生活に活躍する熱交換器

冷蔵庫用エバポレータ

冷蔵庫用エバポレータ 家庭用エアコン

プラント用熱交換器

自動車用用熱交換器

M-HEXA

「超小型」熱交換器を変える“Ｍ－ＨＥＸＡ”

マイクロ気液熱交換器

従来の熱交換器

フィンチューブ式

温風

冷媒 冷風

冷媒

熱交換器は、チューブ内を流れる冷媒の熱を空気に伝えます。空気は熱伝導率が低いため、伝熱面積を稼ぐためにフィンを設けます。→ただし、フィン効率が低下するという問題点があります。

熱交換器の小型化フィンレス化と管の細径化

チューブ体積を減らし、チューブピッチを小さくするために細径化し，本数を増やします。径 ×本数に比例してチューブ表面積が増え、熱交換機本体を小型化できます。

0.3 1 102 3 5 70.5 0.7

　　　　　　　　 　 Air Conditioner Fin and Tube

Heat Exchangers

Automobile Compact Heat Exchangers

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1000

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Tube Diameter (mm)

Tube

Fin

Fin-less Heat Exchangers

MicroTube

Corrugated Fin

Air

Flat TubeWater

管の細径化に伴う熱交換器の変遷

フィン効率を上げるための工夫■フィンピッチをつめる■チューブを細く、多くする ■フィンが不要となる■表面積が増える ■結果としてチューブの材料を問わなくなる

管の細径化の問題点

× ×

××

① 多数のチューブのハンドリング・加工が困難②冷媒の分配が均一にできない③バラつきが出るので気流が乱れる

管を細くする

問題発生

気流方向に細径管を連結・固定化

× ×

×× 偏平管に変える

性能を維持したまま①管本数が減るため加工が容易になる② 気流の乱れがなくなる③ シールが容易で信頼性が向上する。

問題解決

“ Ｍ－ＨＥＸＡ”マイクロ気液熱交換器の特徴

極細・小型の管を採用↓　

小型化を実現

扁平管を採用↓　

加工が容易、信頼性向上

材質を選ばない↓　

銅、ステンレス、樹脂など

銅、ステンレス、樹脂の順序で材質の変化を表現

精密プレス（穴あけ）

高信頼性のロウ付け

精密プレスと曲げ加工

“ Ｍ－ＨＥＸＡ”マイクロ気液熱交換器を実現する精密加工技術

穴あけはあまり加工性がよくないので和気さんと相談します．

高信頼性のロウ付け

“ Ｍ－ＨＥＸＡ”マイクロ気液熱交換器を実現する精密加工技術

精密プレス（穴あけ）

精密プレスと曲げ加工

精密・高信頼性のロウ付け

炉で加熱されて「赤く」なり、

温度が冷めて金属色

“ Ｍ－ＨＥＸＡ”マイクロ気液熱交換器を実現する精密・高信頼性ロウ付け

燃料電池車用熱交換器 自動車用熱交換器

水冷式パソコン

水冷式プロジェクタ

潜熱回収型給湯器

“ Ｍ－ＨＥＸＡ”マイクロ気液熱交換器の応用製品のひろがり

M-HEXA

マイクロ気液熱交換器