mar. 2018 no.101 3...2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ...

16
2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ ロータリー:変化をもたらす 1 拡がりは変化をもたらします 国際ロータリー第2700地区ガバナー 安増 惇夫 2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ 3 月号 MAR. 2018 No.10 国宝 金銅製歩揺付雲珠 古墳時代・ 6~7世紀 沖ノ島7・8号遺跡出土 宗像大社所蔵 沖ノ島からは数多くの馬具が出土しており、本品もその一部です。馬の鞍から後方の臀部に伸びる革帯が交差する部分に 装着する飾り金具で、円形の台座に円筒(えんとう)と吊手(つりて)を乗せ、先端が矛状になっている心棒(しんぼう)を 通して固定します。吊手の枝数は4・5・6・10本の4種類が出土しています。 こん どう せい ほ よう つき

Upload: others

Post on 28-Jun-2020

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす

    1

    拡がりは変化をもたらします国際ロータリー第2700地区ガバナー 安増 惇夫

    2017-2018年度第2700地区ガバナーメッセージ

    3月号MAR. 2018 No.10

    国宝 金銅製歩揺付雲珠古墳時代・ 6~7世紀沖ノ島7・8号遺跡出土 宗像大社所蔵

    沖ノ島からは数多くの馬具が出土しており、本品もその一部です。馬の鞍から後方の臀部に伸びる革帯が交差する部分に装着する飾り金具で、円形の台座に円筒(えんとう)と吊手(つりて)を乗せ、先端が矛状になっている心棒(しんぼう)を通して固定します。吊手の枝数は4・5・6・10本の4種類が出土しています。

    こん どう せい ほ よう つき う ず

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    2

    2

     私たちが所属するクラブは、「親睦と奉仕」を目

    的として組織されていますが、そのうちの「親睦」

    の目的とするものは、「精神的な親睦」だと思います。

    「精神的な親睦」とは、ロータリアンとして活動す

    ることの中で、自らを高めていく自己研鑽と、お互

    いに切磋琢磨しながら学びあって、交流と友情を深

    めることだと思います。この「精神的な親睦」を育

    てるために「入りて学び」の言葉があり、入りて学

    ぶべき「ロータリーの中核的価値観」の最初の項目

    に「親睦」が掲げられています。

     もう一つの親睦には、親睦活動の手段としての「遊

    興的な親睦」があります。同好会などでゴルフや旅

    行を楽しんだり、会議の後に酒を楽しみながら築い

    ていくのが「遊興的な親睦」で、所謂「親睦を深め

    る」親睦活動です。

     「4つのテスト」の3番目に、「好意と友情を深め

    るか」と謳われていますが、世の中のあらゆる有用

    な職業に携わる中で、裁量権を持つ職業人が、地域

    に既存するクラブから「社会的に良し」と認められ、

    推薦を受けて入会し、一週一回の例会に集い、例会

    の場で、職業上の発想やknow-how等の交換を通し

    て、分かち合いの精神と友情を深めるとともに、自

    己研鑽と自己改善を学ぶことのできる会員同士の

    「心の通い合う好意と友情の交流」が「ロータリー

    の親睦」です。

     ロータリアンには、卓越した事業の専門家がいま

    すし、豊かな人生経験を持った人や、高い倫理観を

    持った方々や、企業コンプライアンスのしっかりし

    た会社の方等々が在籍し、自分を磨くことが出来る

    格好の交流の場です。そして、ロータリアンとして

    接するこの交流の場は、年齢や在籍年数、各年度の

    ロータリーの役職、元請けと下請け、会社の規模の

    大小等々に関係なく、ロータリアンとして平等の立

    場で意見を述べ合うことが出来るように、ロータリ

    アンが全て平等であることが、「好意と友情を深め

    る」ための絶対条件です。「みんなに公平か?」は

    「みんな公平か?」でもあると思います。

    RI第2700地区 ガバナー

    安 増 惇 夫 (宗像RC)

     「入りて学び、出でて奉仕せよ」と    「ロータリーの親睦」        について考えてみました 

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    3

    3

     更に、会員間の互恵関係(相互扶助)の維持とは

    別に、職業上の悩み事を相談しても、自分のマイナ

    スとなって帰ってくることが無いほどの精神的親睦

    を求めるために、以前は一業種一人の会員制度を設

    けていました。現在は、業種の多様化と会員増強に

    対応するために、5名以下又は10%以下の制限に

    緩和しましたが、自分のクラブに複数の同業者がい

    ても、ロータリアンとしての帰属責任と相互信頼の

    環境の中で、誇りと自負を守るために、良い意味で

    助け合い、切磋琢磨している状況にあることに疑問

    はないことです。

     この、「心の通い合う好意と友情の交流」から深

    化する精神的親睦を求めてロータリーの心を学べ

    ば、それは必然的に「他人に対しての思いやりの心」

    を育み、「思いやりの心を行動に」という、ロータリー

    の行動規範として、「出でて奉仕せよ」に繋がるの

    ではないでしょうか。

     「入りて」、ロータリーの5つの中核的価値を学

    び、職業倫理の更なる向上や各自の職業を高潔なも

    のにすることを認識し、ロータリアンの善意を信ず

    る心と、他人のことを思いやる寛容な心を培ってか

    ら「出でて行う奉仕」は、自主性(自ら進んで)+

    無償性(見返りを求めない)+社会性(地域社会を良

    くする)を備えた「理想的な奉仕」になるでしょう

    し、それが「奉仕の理想」でもあり「超我の奉仕」

    (service第1. 自己第2で自己に先立つservice)で

    もあるとも思います。

     そして、この理想的な奉仕に携わるロータリアン

    が、人種、性別、職業、年齢、社会的地位等々は違

    えども、ロータリアンとして「みんな公平」という

    ところが素晴らしい組織だと思います。

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    4

    4

     1月14日(日)から19日(金)までの6日間、アメリカ

    カルフォルニア州 サンディエゴのマンチェスター・グラ

    ンド・ハイアットホテルで国際協議会が開催されました。

     この国際協議会には世界の約200国、そして約530

    名の地区のガバナーエレクトとそのパートナーおよそ

    1,000名に加え、歴代RI会長経験者をはじめとするRI理

    事及びロータリー財団管理委員会の役員の方々、研修リー

    ダーをはじめとするスタッフを合わせれば1,500名を超

    える人々が一堂に会したものと思われます。

     1月14日昼、福岡を発ち成田経由で同日昼に時差17時

    間のサンディエゴに到着、チェックインまでの時間を活用

    し、早速日本組のオリエンテーションが行われました。登

    録、夕食の後19時30分より開会本会議が始まり、ライズ

    リー RI会長の開会宣言、バリー・ラシンRI会長エレクト

    の2018−2019年度のテーマ講演で6日間にわたる協議

    会がスタートしました。

    ■1月14日(日)

     開会本会議 This is our time

     開会宣言、テーマ講演

    ■1月15日(月)

     第2回本会議:ビジョンを掲げて導く

     分   科   会:ビジョンを掲げて導く

     第3回本会議:クラブの意欲を引き出す

     分   科   会:会員基盤のサポートと強化

     会長エレクト主催夕食会/記念撮影

    ■1月16日(火)

     第4回本会議:未来がやってきた

     分   科   会 :若いリーダーの参加促進

     ロータリートーク:リーダーシップの機会と責務

     文化交流ネットワーキング

     グランドマーチ

     国際晩餐舞踏会

    ■1月17日(水)

     第5回本会議:私たちの財団の不思議な力

     分   科   会:私たちの財団の世界的なインパクト

     第6回本会議:世界を変える

     分   科   会:世界でよいことをしよう

    ■1月18日(木)

     第7回本会議:世界にロータリーを伝えよう

     分   科   会:強いブランドを築く

     円 卓 会 議:リーダーとの対話

     分   科   会: ガバナー配分予算に関する責務を理解する

     A Night in the Caribbean(カリブの夕べ)

    ■1月19日(金)

     第8回本会議:変化を描く

     分   科   会:地区で変化を導く

     分   科   会:協議会で学んだことを実践する

     第9回本会議:行動する時

    ■1月20日(土)

     サンディエゴ発

    ■1月21日(日)

     成田経由で夜福岡帰着

     厳格な出席管理の下、本会議はパートナーと共に、分科

    会は別々の小グループで行われましたが、過密スケジュー

    ルで期間中ホテルの外に出たのは、ホテルに隣接したレス

    トランでの2回の夕食と空港〜ホテルの往復バスの中のみ

    でありました。

    国際協議会に参加して

    RI第2700地区 ガバナーエレクト 岡 野 正 敏 (門司西RC)

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    5

    5

    ●2018−2019年度目標

     RIは優先項目として

     ① 「クラブのサポートと強化」に関する目標として4項目

     ② 「人道的奉仕の重点化と増加」 として4項目

     ③ 「公共イメージと認知度の向上」 として3項目

    を示しています。

     2018−2019年度はロータリー賞の必要項目を達成

    し、更に追加項目から1〜3項目を達成したクラブにロー

    タリー会長特別賞が贈られます。

     終わってみれば、長いようで短い1週間でした。期間中

    のタイトなスケジュールは後期高齢者の私にとって少々

    ハードでありましたが、その間に催された「国際晩餐舞踏

    会」と「カリブの夕べ」がリラックスして息抜きできる僅

    かな時間でした。国際色豊かな約200国の人々が同じフ

    ロアーで踊る平和な情景の中で、ロータリーの究極の目標

    は世界の平和であることを思い起こしました。

     復路の機中で次年度の地区メッセージを考えました。自

    分のインスピレーションで自分の思いを込めたメッセージ

    が頭に浮かびましたが、それがRIテーマに沿うかどうか、

    難しい課題です。

     この度の国際協議会で私が得た最大の収穫は、日本全国

    から集った同期のガバナーエレクトの方々と親交を深める

    ことが出来たことと、ロータリーの多様性を体感したこと

    でありました。

     これから「地区チーム研修セミナー」、「PETS」、「地区

    研修・協議会」、「地区役職者会議」等、 次年度に向けた

    重要会議が続きます。皆様のご協力とご支援を心からお願

    い申し上げます。

    ●2018−2019年度RI会長テーマ

     「BE THE INSPIRATION」 が、バリー・ラシン次期会長

    のテーマであり、日本語の公式訳は「インスピレーション

    になろう」となっております。

     インスピレーションは既に日本語化しています。それぞ

    れのインスピレーションで多様な理解があってもいいので

    はと考えます。ロータリアン一人一人が“素晴しいひらめ

    き”を持とうということでしょうか。

     ラシン氏は「何か持続可能な大きなことに挑戦しようと

    いうインスピレーションをクラブやロータリアンに与えよ

    う。ロータリーは会員組織であるから、奉仕活動を通じて

    より良い世界を築きたいと願うなら、まず会員を大切にし

    なければならない」と呼びかけました。

     更にロータリアンにとってのインスピレーションの源の

    一つはポリオ撲滅活動であり、1988年にはポリオウイル

    スによって推定35万人が身体麻痺を患っていましたが、

    2017年に報告された症例件数は21件、「今がポリオ撲滅

    の正念場」と語り、「2018〜2019年を野生型ウイルスに

    よるポリオをゼロ、ポリオフリーへのカウントダウンの始

    まりとしよう」と強調しました。

    バリー・ラシンRI会長エレクト夫妻と記念撮影

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    6

    6

    [2017~2018年度 国際ロータリー第2700地区]

    第5回 ガバナー諮問委員会議事録

    ◆日  時: 2018年2月15日(木) 15時00分〜17時00分◆場  所:福岡朝日ビル 地下1階 11号会議室◆出 席 者:大島英二、廣畑富雄、原田光久、松本壽道、中島裕之、波多野聖雄、小山田浩定      井手和英、穴井元昭、本田正寛、富田英壽(以上PG)

          安増惇夫DG、岡野正敏GE、灘谷和徳GN、髙向正秀地区幹事、末吉信勝次年度地区幹事

          飛良武次年度会計長、野栄明事務局長 以上18名 [敬称略]

    ◆欠 席 者:川村謙二、松田尊文、立花寛茂、熊澤浄一(各PG)以上4名  [敬称略]

    議 題  (議事進行 髙向地区幹事) 冒頭、議題その他③について,議題3に同時説明頂

    く事にした、との説明。

    1. 2018−19年度予算(案)説明

    (飛良次年度地区会計長より)

        岡野GEの基本方針に沿って予算編成をしまし

    たが、可能な限り圧縮もしました。地区の長期計

    画に基づいて、会員数の若干の伸びを想定し

    3,250名で予算編成しています。RI補助金はRI理

    事会からの決定金額を計上していますが、前年度

    より減額になっています。次年度全国IA全国研修

    会開催準備打合せ費用として100万円の上積み、

    月信費@113円に圧縮、ガバナー事務所費136

    万円上積み、IA、RA、RYLA賠償責任保険30万

    円計上等例年に比して予算の突出科目の説明があ

    り、結果として地区資金予算は収支マイナス予算

    となることが報告された。会員数(3,250名は

    難しいのでは)の意見があったが、無理ではない

    増数予定数と見て提案通りの収入予算とした。

    2.安増ガバナーの現況報告

     (1)  長期計画目標進捗状況

         資料2の1〜8についてタスクチーム※(仮

    称)に検討依頼中。委員構成は菅原前ガバナー

    事務所事務局長、矢野(富田年度)地区幹事、

    髙向(安増年度)地区幹事3名に依頼し、地区

    の課題、改善案等の検討資料を提案頂き長期計

    画委員会で検討する段取りにしている。3人に

    は正式名称が決定次第に委嘱状を発行予定。今

    年度2回の会合を開いたが、今日までに報告で

    きるまでの取りまとめは出来ていない。しかし、

    急を要する案件としての 「RIJYEC」 の保険に

    ついて説明し、今年度分支払い済み、契約開

    始時期(7/ 1−6/30)の関係で今年度中に

    次年度分の支払いが生じる件のみを決定した。

    現在34地区中4地区だけが加盟のため保険金

    額(1地区30万円)が割高ではあるが、全地

    区が加盟すれば1地区7万円くらいになる予

    定。次年度RI会長は青少年活動に力を入れられ、

    会長賞にIA、RA会長賞を設けられており活動

    も活発化していくものと想定され、それに伴い

    保険は必要として30万円の支払いを決定した。

        ※タスクチーム(仮称):地区の改善と資金の見直しの検

    討を依頼された安増ガバナーを含む4名で構成するチーム

     (2)  タスクチーム進捗状況

        現時点では報告できる決定している案件はない。

     (3)  岡野年度の地区委員長前回報告未決定分

       (全委員長決定)

       会員増強:古賀英次(柳川)

       ロータリー財団:岩崎員久(八幡西)

       ICS:稲積茂紀(久留米中央)の3人の決定報告

     (4)  主な行事予定(2/10〜次年度予定分まで)

       ・2月17日(土) IM第3グループ開催

       ・2月21日(水) 岡野年度地区研修セミナー

       ・2月24日(土) IM第5グループ開催

       ・3月3 日 (土) IM第2グループ開催

       ・3月10日(土) IM第7グループ開催

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    7

    7

       ・3月17日(土) 岡野年度PETS  

       ・3月26日(月)〜27日(火)

                会員基盤向上セミナー(東京)

       ・4月21日(土) 岡野年度地区研修協議会

       ・5月18日(金)〜20日(日)

                安増年度地区大会

       ・5月24日(木) 長期計画委員会  

       ・5月31日(木) 諮問委員会

       ・6月16日(土) 岡野年度地区役職者会議

     (5)  日台親善会議 「台湾高雄(2018年3月1日)」

    参加状況について

         前回報告より4名増員、参加人数:会員31名、

    同伴者4名…(合計35名)2月28日に出発し、

    3月1日に会議開催、3月2日に帰国予定の報告。

     (6)  地区大会(2018年5月18〜20日)について

        各クラブには案内済み、PGには個別宛てに発

    送準備中。

         原田PG:RA、IAの保険についての質問があ

    りましたが、ガバナーと事務局の説明で了解さ

    れました。

    3. 1/15~国際協議会帰国報告   (岡野GEより)

        1月14から21日までタイトなスケジユールで

    行ってきた。次期会長のテーマは「インスピレー

    ションになろう」。それぞれの理解で受け止めよ

    う、要はインスピレーションを感じて、ひらめき

    を感じて全てのロータリー活動を前向きに行お

    う、元気に意欲的にやろう、心豊かに活動しよう

    と理解した。

        何をやるにも会員の皆様がやるので人づくりが

    大切だとの話。ポリオの撲滅が正念場、活動の活

    性化を訴えられた。廣畑PGよりポリオの説明、

    撲滅は厳しいのでは、生ワクチンの状況、戦闘地

    区などの発生状況、確認不可等の参考意見、安増

    ガバナーより4月・5月にポリオのキャンペーン

    を張って寄付金の依頼を行う予定。井手PGより

    地区研修セミナーで岡野年度の目標、方針を発表

    依頼。

    4. 2/15指名委員会報告    (富田委員長より)

        本日の諮問委員会の前に開催し、古賀英次会員

      (柳川RC)の指名を決定した。

    5.その他

     ① 台湾3481地区からの地区姉妹友好提携について

    (大島PGより)

        大島PGから現在までの経過説明があり、ぜひ

    提携をとの説明がありました。口頭で申し出をし

    ている台湾側からの正式な締結依頼の書面を受け

    れば次回の地区長期計画委員会の審議事項とする

    し、提出が無くても、本日の委員会状況をふまえ

    て5月24日の長期計画委員会で結論を出したい。

    それとは別に当地区にても、姉妹状況資料、地区

    数クラブの締結状況、具体的な活動プラン等、提

    携するにあたっての検討材料を収集すること。過

    去、地区姉妹友好締結は辞退の経緯があるなど

    多々ご意見が出た。

     ② 地区委員会カウンセラーについて

    (安増ガバナーより)

       各委員会・委員長とカウンセラーとの連携を密

    にお願いしたい。委員長単独判断で委員会、セミ

    ナー開催等が行われている委員会等もあって、ば

    らつきがある。カウンセラーには担当委員会の指

    導等よろしくお願いします。

      ◎ 穴井PGより、会員増強に関して数値目標を明

    確にしてほしい、単年度で終わることなく次年

    度引き継ぎよろしくとの発言。PHSについて

    もよろしくお願いしたい。

      ◎ 廣畑PGより、次年度会長のインスピレーショ

    ンについて解釈説明(激励して何かをやらせ

    る)、またバハマ島出身、近い将来海に沈んで

    なくなる国からの出身なので環境問題に熱心だ

    ろうと推測。

        台湾との地区提携で大島PGへのサポートはし

    たいが、以前他の国との提携寸前まで行って、

    諮問委員会で取りやめた経緯もあるので、今回

    の締結を前向きに取り組むにはそれなりの理由

    を明確にすべき。

      ◎ 2019年開催の全国IA研究会、全国RA研修会

    準備費用、青少年育成基金の使途、等の意見交

    換があった。

    [野栄事務局長 記]

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    8

    8

    •• 第4グループ IM報告 ••第4グループガバナー補佐 田 代 雅 人 (太宰府RC)

     1月 27 日(土)午後2時より太宰府天満宮(余香殿)

    にて太宰府ロータリークラブのホストで、第4グループ

    の IM が開催されました。当日は安増惇夫ガバナーをは

    じめ第4グループのロータリアン 192 名の出席のもと、

    本年度 IM テーマ「花を咲かせましょう」に沿って、2

    部構成で行われました。

     第1部の基調講演は RI2700 地区ロータリー財団委

    員長の岩崎員久氏(八幡西 RC)による「ロータリー財

    団のあらまし」という演題のもと、財団の現況を中心に

    講演をいただき、最後に 2018 〜 2019 年度は「ポリ

    オの撲滅」に重点を置き活動してまいりますので、「ポ

    リオ基金にもご協力をお願いいたします」と講演を終え

    られました。

     第2部では太宰府ロータリークラブ IM 実行委員長の

    北田織より「太宰府ロータリークラブの地区補助金事業

    の取り組みについて」の演題のもと、担当クラブである

    太宰府ロータリークラブから地区補助金事業を活用した

    取り組みの紹介がありました。また、後半は支援の取り

    組みの一つ、筑紫野市に本拠地を置く、ダウン症や発達

    遅延などの知的障がい者音楽バンドで、メンバーは地域

    の知的障がい者通所授産施設等で働きながら、楽器の練

    習は月3回の個人レッスン、月1回の合同練習を行い、

    自らのハンディにもかかわらず、東日本大震災後の復興

    支援として、石巻市や宮古市などの施設を訪問して、「笑

    顔コンサート」と義援金の贈呈にも取り組んだり、昨年

    の熊本大地震後は、益城町などで「義援金贈呈・コンサー

    ト」を既に3回行っている「ピュアハート」のコンサー

    トを行いました。「ピュアハート」のメンバーの笑顔と

    演奏が皆様の心に変化をもたらし、社会活動の在り方の

    一助となり、新たな花を咲かせて頂きますよう願ってい

    ます。

     最後に安増ガバナーの講評をいただき、次年度 IM 開

    催クラブ福岡城南ロータリークラブの吉武宗継次年度ガ

    バナー補佐へ「梅の枝」を贈呈し引継式の後、午後5時

    10 分閉会致しました。

     懇親会では、太宰府天満宮のご協力により、一年間の

    幸福を祈念し「うそ替え」を再現し、皆様に体験して頂

    きました。

     当日は大変寒い中、ご参加いただきましたロータリア

    ンの皆様に心より感謝申し上げます。

    平成30年1月27日(土)開催

    ピュアハートと共に「花は咲く」の合唱

    岩崎財団委員長の講演

    ピュアハートの皆さん

    安増ガバナーによる講評

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    9

    9

    壱岐中央ロータリークラブ会長 中村 滋

    糸島ロータリークラブ会長 池内 壽孝

     私たちが住む壱岐の島は四方を海に囲まれた自然豊かな島で、古代より日本と大陸を結ぶ架け橋として栄えた地。神道発祥の地とも言われています。最盛期には5万人を超える人口も今では2万7千人まで減少しています。 そんな壱岐の島で、壱岐中央ロータリークラブは1976年(昭和51年)3月18日に壱岐ロータリークラブをスポンサークラブとして、創立会員35名、わが国1,308番目のクラブとして発足しました。 現在でも発足時のチャーターメンバーの方が2名頑張っておられます。2年前には、40周年記念式典、記念事業を盛大に取り行い次の節目に向かって邁進している所ですが、現在の会員数が30名と年々減ってきているのが現状です。今、一人でも会員を増やしたく増強活動に力を入れています。

     さて今年度のクラブテーマは「親睦・友愛・奉仕の輪を広げよう」です。基本を守り、当クラブの先輩諸氏が築かれた伝統を守りつつも新しい時代に即した活動を行っていきたいと思い、以下の4点を重点的に実践しています。1.例会の充実   例会ではゲスト卓話を増やし、多方面から最新の情報、会員が興味

    ある話題を提供できる人を各委員会と協力しながら行っています。2.親睦・友愛を深める   ロータリーの魅力である親睦活動では、納涼例会、月見例会、忘

    年例会、新年家族例会、花見例会、また数年おきに行われる親睦旅行と楽しく有意義な内容で友愛を深めています。

    3.奉仕の輪を広げる   年8回観光地の清掃を壱岐ロータリークラブと合同で行っていま

    す。そして市役所、ボランティア団体、一般の方々にも参加を呼び掛け環境美化に取り組んでいます。

       壱岐市献血推進協議会に所属し献血記念品の助成を行い、献血ポスターを会員の店舗などに掲示し献血参加への呼びかけを行っています。

    4.地域に根差したロータリークラブとして認知度を上げていく   今年度はインターネットホームページ、フェイスブックを開設し

    毎週の例会の様子、週報をネット上にあげ、誰にでも判るロータリー活動を進めています。 

     以上、今後も地域に根付いた奉仕の輪を広げて行けるよう活動していきたいと思います。

     糸島市は福岡県北西部に位置し佐賀県との県境に接した地です。 歴史をさかのぼると、糸島は伊都国があったとされ、古くは縄文時代の石斧や縄文土器が発掘されています。又糸島市の平原遺跡からは日本最大の銅鏡である「大型内行花文鏡」が発掘されました。糸島には4つの日本一が有ります。今申し上げた国宝の「大型内行花文鏡」とJA直売所「伊都菜彩」の売上高日本一、そして天然真鯛の漁獲量日本一、最後は水素の研究日本一です。この様な自然豊かな地に糸島RC(旧前原RC)は福岡西ロータリークラブをスポンサークラブとして1969年(昭和44年)6月26日創立会員20名で誕生しました。来年で50年を迎えます糸島ロータリークラブは今現在57名の会員数です。 今年度の糸島ロータリークラブの活動を報告致します。 本年度の目標の一つロータリーをもっと知ろうの一環として、ロータリーの知識を十分持たれています糸島ロータリークラブの4人の方に卓話をお願いしてロータリーの理念等、ロータリーに関係する話をして頂き、新会員を中心にロータリーをもっと深く知る機会を作っています。 安増ガバナーの3つの拡がりについての報告です。1) 会員の拡がり   今年度に入って6人の新会員を迎える事が出来ました。目標達成

    です。まだまだ拡がりそうです。2)奉仕の拡がり   10月に芥屋海岸の松の下草刈、海岸清掃、海底清掃を行いました。

    海底清掃とは地引網の事で、引津小学校の児童を交えての楽しい行事になりました。児童の皆様には獲れた魚がお土産です。

    3)対外広報の拡がり  糸島新聞社の取材を受けて写真付きの記事が掲載されました。

    ≪糸島ロータリークラブただ今元気に活動中です≫

    クラブ活動報告

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    10

    10

    恒例「新年祈願例会」

     クラブのいろいろな行事の中で、毎年1月の第2週は地元

    の高良大社本殿にて例会を行います。

     雪の散らつく寒い中での早朝例会は新たな年を迎え、平穏

    を祈る会員の心に静かな喜びをもたらします。

     特に本年は「平成の大修理」をほぼ終え、新しく造られた

    ケーブルカーに乗って新雪に包まれる久留米市内を眺め、御

    屋根葺き替えを終えた清々しい本殿の中での例会でした。

     多数の当クラブ会員が役員となり、係わり進められた 「大

    修理」 が終わり、40年ぶりに新しくなった本殿は神社建築

    としては九州最大級を誇り、それに付随する多数の箇所も普

    通の建築では見られない珍しい技を見ることができました。

     高良大社はご鎮座依頼1,650年余りの長い歴史を有し、

    江戸時代には歴代久留米藩主の崇敬を集めました。

     こうして、年頭に久留米の歴史と共に栄えた高良大社で新

    年祈願し、高良山からの久留米を俯瞰することで、ふるさと

    久留米を再認識しています。

     

    甘木ロータリークラブ会長 友石 研二

    久留米ロータリークラブ会長 福井 久人

    九州北部豪雨災害義援金につきましてご報告と御礼

     2017年7月5日に九州北部を襲った「平成29年7月九州北部豪雨災害」に対して、全国各地の多くの方々からご支援とご協力を頂き、誠に有難く感謝の気持ちでいっぱいです。 皆様よりご支援賜りました義援金、救援物資につきましては、8月後半から順次、各地区の被災者支援の実働部隊に届けさせて頂きました。今回の災害は朝倉地区では「洪水と土砂災害」による被害の地区が多く、民家周辺、農地の土砂撤去は2018年1月現在も続いています。 この災害によって福岡県・大分県で多くの方が犠牲になられ、いまだに2名の方が行方不明です。犠牲になられた方々や被災された方々の心労は計り知れないものがあります。これから、本格的な復旧に取り掛かるでしょうが、皆様からいただいた浄財が有効かつ再起の為の大きな力となるものと確信しております。 義援金の75%は各地区の土砂搬出資機材調達費用として使用されています。その他は大相撲巡業を含む各地区のイベント、仮設住宅支援資金として使われています。

     甘木ロータリークラブは、1960年2月福岡ロータリークラブをスポンサーとして当時の甘木市(現在の朝倉市)とその周辺を拠点として創立され、2020年には60周年を迎えます。会員数は女性会員1人を含む64人で活動しています。地域の事業者や専門職、中央企業の代表者からなり、世代も40代から80代までバランスのとれた構成になっています。地域の特徴は① 水源:福岡市を中心とした都市部の水瓶であること。現在2つのダ

    ムがあり、さらに1つのダムが建設中で、周辺地域へ供給を行っています。朝倉では毎年近隣の子供たちと、朝倉エリアの子供たちとの交流を水源地で行い、水という貴重な資源の大切さを学ぶ事業を行っています。

    ② 観光:甘木・朝倉は自然にも恵まれ、豊かな水源地を有するこの地方を象徴する三連水車、温泉地で有名な原鶴で夏の一時期、鵜飼が楽しめます。

    ③ 歴史:古墳など歴史資産に恵まれています。その中でも朝倉市の平塚川添遺跡は重要な遺跡です。その他日本最古の神社と言われる大己貴神社(筑前町)があります。 

    ④ 自然:古来の修験上で奇岩・巨岩が早大に群立する岩や、杉の巨木が荘厳な雰囲気を醸している行者杉(東峰村)などに象徴される自然が息づく地域です。

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    11

    11

    久留米中央ロータリークラブ会長 三瀬 靖司

     久留米中央ロータリークラブは、平成2年2月20日に創立された久留米市の4ロータリークラブで1番新しく、会員41名のクラブです。 例会は、毎週火曜日ホテルマリターレ創世で行っております。出席率は97%位です。クラブ内は、自由に発言ができて和気藹々とした雰囲気です。 クラブの中心に川村パストガバナーを始め90歳を超えるチャーターメンバーが2名元気に頑張っておられます。ロータリアンは皆平等という原則のもと自分の役目を確実に果たす。それがそのまま後輩会員の指導につながっています。 ご存じの方もいらっしゃると思いますが当クラブは、薬物乱用防止活動を行っております。この活動は、全員参加で行います。11月と6月の2回に分けて久留米市内48校を訪問します。久留米市が周囲の町と合併し単独では活動が難しくなった為現在は、久留米クラブ・久留米東クラブ・久留米北クラブ・浮羽ロータリークラブと共に活動を続けております。以前は、高校・中学校まで広げて活動をしておりましたが現在は、小学校に絞り訪問してDVDや人体パネルを使い薬物乱用の怖さを教え、手を出さないように授業を行っております。おかげさまで久留米地区でのシンナー等の学生の検挙者無しが続くようになりました。他の社会奉仕活動としては、8月に行われる久留米水の祭典で冷茶サービスを行います。出場者及び来場者合わせて50万人を超えるイベントです。メイン道路を歩行者天国にして交差点数か所の舞台で太鼓や演芸を行い、マーチングバンドや神輿・仮装者がパレードを行います。夜は総踊りがあり参加者が20万人を超え、皆さん汗ビッショリで踊りの合間に冷茶を飲みに来られ、一息ついて元気になって戻られます。 また、久留米市街地や筑後川河川敷の清掃活動にも積極的に参加しています。 奉仕活動だけでなく年末には、会員の家族も一緒に懇親会を行ったり親睦旅行に行ったりと私たちは、ロータリーライフを楽しみながら活動を続けています。

    久留米東ロータリークラブ会長 吉永 美佐子

     当クラブは創立年月日が1962年9月27日で、本年で56年目となります。 順調に会員拡大も進んでおり、現在の会員数は71人(男性64人・女性7人)で、平均年齢58.49才です。 比較的若い人が多く(40代が23人、50代が16人)、女性も多く加入している反面、在籍が40年を越える大先輩も複数おられ、クラブの伝統を引き継ぎながらも、年齢や在籍年数の長さを問わず、和気藹々と風通しが良く結束力が強いクラブです。

     主な活動として、米山奨学生を毎年受け入れていて、卒業後も交流しています。最近では、屋久島のホテルに就職した米山奨学生に会うために有志を募って屋久島まで赴き、観光とトレッキングを楽しみました。

     また、インターアクトクラブの活動支援に取り組んでいます。 IAC(祐誠高等学校)会員数:11人(男子5人・女子6人) 発会日は1965年9月27日です。

     インターアクトとしての主な活動は、毎月の地域の清掃活動や、チャリティ募金活動などです。昨年8月には当クラブと合同で水の祭典久留米まつりでの冷茶サービスに参加してもらい、祭りに参加する市民の皆さんと交流を図ったり、当クラブの例会に参加してもらったりして当クラブの会友とも交流を深めています。

     本年度の運営方針は伝統を受け継ぎつつ、年代、世代を超えた会員相互の親睦をより深め、魅力的な卓話を企画するとともに、長期計画委員会を設置し、先輩方の知恵をいただきながら、社会奉仕を含めた今後の活動計画をきちんと作成して、活動の継続を図っていくこととしています。

     

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    12

    12

    年、多数の会員が退会されております。転勤される会員には確実なる

    「後任の方の入会」をお願いし、「年度末で区切りに」とお考えの方に

    は「親しいご友人」の皆様より翻意のお声がけをお願いしたいと思い

    ます。

     また、本年度からは「会員基盤の向上」に関する事項も委員会の職

    責に追加されております。クラブとしての戦略(長期計画)委員会の

    設置と長期計画を策定しての「計画的かつ継続的な会員の増強と維持」

    にご尽力をお願いします。

      特に新入会員には各クラブ(または複数の合同クラブ)での「ロー

    タリーの勉強会の実施」や夜間例会、テーブル会への積極的な参加勧

    誘で「新人が感じる見えない壁」を早期に取り除いて頂き、「ロータリー

    クラブは楽しい」が実感できるようご配慮をお願い申し上げます。

    委員長 久保田 晋平(福岡西 RC)

     地区の拡大・会員増強委員会は地区の各グループから1〜2名の委

    員に出向頂き、合計22名で活動しています。会議は基本的にガバナー

    事務所やその周辺で開催しますので、委員の皆様の中には遠くから参

    加される方もおられ、その責任感には感服しております。

     この委員会の職責の一つは「拡大」の文字の通り、新しいクラブを

    設立することを目的としていることです。近年では「Eクラブ」の設

    立に向けて協議を重ねてまいりましたが、いまだ設立には至っており

    ません。これは委員長である私の努力不足と反省しております。

     もう一点は「会員増強」で、各クラブの会員を増加させて、ロータリー

    活動の原動力を得ることです。2700地区の11月末の会員数は期首

    から89名の増加で、合計3,235名となりました。これも各クラブの

    皆様のご努力のおかげと感謝しております。ありがとうございました。

     しかしながら、これから3月〜5月の転勤期、6月の年度末には例

    地区委員会活動報告

    拡大・会員増強委員会

      1.若者…良く動いて活気に満ちた人

       ①会員増強担当者の若返り

       ②入会推薦のターゲットにする

      2.バカ者…常識にとらわれず新鮮で突飛な発想をする人

       ①会長の役割

       ②周囲の眼を気にしない強い意志を持とう

      3.よそ者…異なった視点から物事を見られる(新入会員)

       ①新入会員の人脈を活用した推薦

       ②クラブの活動の見直し

     皆さん方のクラブでも、今後とも、会長の強い意思のもと、若い増

    強担当者、新入会員を中心とした増強活動を展開して頂きますよう、

    お願い申し上げます。

    副委員長 鈴木 公利(苅田RC)

     各クラブにおかれましては、安増ガバナーが提唱された「3つの拡

    がり」の1つである「会員の拡がり」を推進されるに当たり、クラブ

    会員の増強目標を設定され、その目標に向かって活動を展開されてい

    ることと存じます。皆様のご尽力により、7月現在の会員数3,146

    名(内女性158名)に対して、1月では、3,239名(内女性170名)と、

    93名(内女性12名)の増強となっております。今年度も残り4か月

    となりますが、各クラブ会長、幹事、会員増強委員長におかれまして

    は、クラブの増強目標を再度ご確認され、今年度中には、ガバナーが

    最低目標として掲げられている、クラブ会員数50名未満で1名、50

    名以上で2名の増強を目指して頂きますようお願い致します。

     昨年8月、当委員会が開催致しました「会員増強セミナー」では、

    講師に2840地区の田中久夫ガバナーをお招きして「1年で51名増

    強したクラブの例」の講話を頂きました。田中ガバナーは、講話の最

    後に、会員増強に必要な者として、以下の「3つの者」が肝要である

    と言われて結ばれました。

    頂きました。各講師の方からは有意義なお話があり、やはり増強にお

    いても新しい会員の研修においても、ロータリーの友の8月号に記載

    されている会員増強・新クラブ結成は「これまでの殻を破る」ことで

    新しいロータリーというものが生まれて、楽しいクラブとなり、会員

    増強・会員基盤の向上へと繋がっていくという結論を得ました。

     ぜひ、皆様方が愛しておられるクラブを益々拡がりをもって変化を

    もたらして頂きますよう心よりお祈り申し上げまして、セミナーのご

    報告とさせて頂きます。

    副委員長 古賀 英次(柳川RC)

    会員基盤向上セミナーテーマ「新しいロータリーは楽しい」

     本年度も3月に入り、各クラブの皆様方におかれましては、本年度

    の終盤となり、新しい年度へ向けてのご準備と大変お忙しい日々の中、

    奉仕活動にご尽力頂いていることと心より深く感謝申し上げます。ま

    た、拡大・会員増強委員会にご協力頂いておりますこと、重ねて深く

    感謝申し上げます。

     さて、表記の件についてご報告を申し上げます。

     本年度は安増惇夫ガバナーの「拡がりは変化をもたらす」を受けて、

    地区拡大・会員増強委員会といたしましては、会員を増やす活動と、

    新しい会員の皆様方の研修をする2つの担当に分けて活動をして参り

    ました。

     研修をする担当につきましては、2017年11月26日にTKPガーデ

    ンシティ博多(新幹線口)にて執り行いました「新しいロータリーは

    楽しい」をテーマに、会員基盤向上セミナーを開催させて頂きました。

     講師は3名をお迎えし、岩永信昭PG(2740地区)、石川正一PG

    (2580地区)、黒岩智行東京御苑RC創立会長(2580地区)にお越し会員基盤向上セミナーの親睦会

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    13

    13

    2017‐2018年度 国際ロータリー第2700地区

    地区大会のご案内国際ロータリー第 2700 地区の地区大会は本田博己 RI 会長代理にご臨席を賜り、安増惇夫ガバナーのもと、下記の要領で開催いたします。ロータリアンならびにロータリーファミリーの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

    ■RI 会長代理 本田 博己 氏(RI 第 2840地区パストガバナー)

    ●親睦ゴルフ大会    5月 18 日(金) 8:00 スタート            場所:ザ・クラシックゴルフ倶楽部            〒823-0017 福岡県宮若市倉久 1-3             TEL:0949-33-1111

    ●本会議 第 1 日目   5月 19 日(土) 12:00 登録受付開始            ■講演:仁和寺 第五十世門跡 立部 祐道 氏            会場:宗像ユリックス            〒811-3437 福岡県宗像市久原 400 番地             TEL:0940-37-1311

    ●RI 会長代理歓迎会   5 月 19 日(土) 18:30 受付開始 19:00 開宴            会場:Royal Hotel 宗像 ( 旧 玄海ロイヤルホテル )               ※ドレスコードはありません            〒811-3514 福岡県宗像市田野 1303             TEL:0940-62-4111

    ●本会議 第 2 日目   5月 20 日(日) 10:00 登録受付開始            ■記念講演:放送作家・小説家 百田 尚樹 氏            会場:宗像ユリックス

    ■お問い合わせ先 地区大会事務局 〒811-3405 福岡県宗像市須恵1-4-1 宗像ロータリークラブ事務局内 TEL:0940-51-1008 FAX:0940-51-1059 E-mail:[email protected]

    ホストクラブ:宗像ロータリークラブコ・ホストクラブ:福岡東ロータリークラブアシスタント:RI 第 2700 地区 ローターアクト

    ■大会シャトルバス運行 19 日 JR 東郷駅    宗像ユリックス  11:30~14:00     宗像ユリックス   JR 東郷駅   17:30~18:30     宗像ユリックス   歓迎会会場 17:30~18:30 20 日 JR 東郷駅    宗像ユリックス  9:30~13:00     宗像ユリックス   JR 東郷駅   16:50~18:00

          

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    14

    14

    RI第2700地区 1月新会員ご紹介(20RC:28名)ご入会おめでとうございます。

    グループ クラブ名 お名前(敬称略)

    第2グループ

    小 倉宮島 俊司

    金子 雅史

    小 倉 中 央 光應 知廣

    門 司 西 森  幹人

    戸 畑 戸野川勇次

    第3グループ直 方 中 央

    武田  章

    小石 京子

    原中 律子

    遠 賀 佐竹 真人

    第4グループ 福 岡 柚木 和代

    グループ クラブ名 お名前(敬称略)

    第4グループ

    福 岡 小南 雅彦

    福 岡 東入江良太郎

    大曽根一勝

    福 岡 城 南 篠原 隆好

    博多イブニング 今林 竜次

    第5グループ

    福 岡 中 央 大空 啓三

    福 岡 城 西大江  晋

    髙杉 義明

    福 岡 城 東 栗丸 正文

    壱 岐 石橋福太郎

    グループ クラブ名 お名前(敬称略)

    第6グループ

    久 留 米 北 牛島 純一

    鳥 栖大坪  寛

    佐藤  浩

    第7グループ

    大 川 緒方 宏紀

    大 牟 田 南 山㟢 一成

    八 女吉泉 正幸

    伊藤 直記

    柳 川 中野 秀謙

    キム ウソク(韓国)九州大学経済システム専攻修士課程 2 年世話クラブ:小倉東 RCカウンセラー:林 義彦

    第2700地区は今年度24名を世話しています。 月信では数名ずつ紹介していきます。

    ロータリアンからの寄付を財源として、日本に在留している外国人留学生に奨学金を支給し、日本の理解と国際親善を推進するロータリー日本国内全地区合同プロジェクトです。ロータリー米山記念奨学事業とは

    第 地区は今年度 名を世話 ます 月信では数名ず 紹介 きます

    米山記念奨学生紹介米山記念奨学生紹介

     私はキムウソクです。現在、九州大学で農業経済学を専攻してお

    ります。特に、その中でも、韓チリFTAを研究しております。私が

    初めて日本に来たのは大学3年生の時です。当時は、全く日本語が

    できない状態で日本に来ました。しかも、鹿児島大学で留学を始め

    たため、毎日降ってくる火山灰のせいで、さらに日本の生活が厳し

    いと感じました。

     そこで、最初の頃は、韓国に帰国したいと考えたこともありまし

    たが、一度始めたことを簡単に諦めてはいけないと考えました。ま

    ず日本語や日本文化を勉強するために、サークル活動を始めました。

    そのサークル活動から、色んな友人ができました。また、国際交流

    活動にも参加し、韓国のことを紹介しました。

     そのようにして段々、日本語や日本文化に慣れていきました。さ

    らに、日本語で経済学のことをディスカッションする時に初めて勉

    強が楽しいと感じました。そこで、日本でもっと勉強したいと感じ

    ました。その後、より

    日本で勉強するため

    に、九州大学を選び、

    現在は経済学を勉強し

    ています。

     去年、日本で社会人

    として活躍したいと考

    え、日本で就職するこ

    とを決めました。現在、日本企業から内定を頂き、今年から社会人

    になる予定です。今後は、学生生活を終え、日本で社会人として成

    長できるように、もっと頑張りたいと考えております。

  • 2017-2018年度 国際ロータリーのテーマ

    ロータリー:変化をもたらす2017-2018年度 第2700地区ガバナーメッセージ

    拡がりは変化をもたらします

    15

    15

    RI第2700地区 1月度出席報告クラブ名 当月出席率 7 月 1日会員数 (内女性)

    当月末会員数 (内女性)

    期首からの増減 クラブ名 当月出席率

    7 月 1日会員数 (内女性)

    当月末会員数 (内女性)

    期首からの増減

    第1グループ

    豊 前 85.4 32 2 32 2 0 第4グループ

    福 岡 東 南 97.0 70 6 70 6 0

    豊 前 西 84.8 12 1 13 1 1 博多イブニング 91.1 44 9 44 9 0

    苅 田 81.0 35 4 37 4 2 宗 像 77.8 49 6 50 6 1

    田 川 95.8 47 2 46 5 -1 対 馬 82.4 18 3 19 3 1

    行 橋 83.2 39 3 38 3 -1 計(10RC) 87.7 644 66 671 68 27

    行橋みやこ 73.3 59 5 58 5 -1

    第5グループ

    福 岡 中 央 84.2 54 0 53 0 -1

    計( 6 RC) 83.9 224 17 224 20 0 福岡イブニング 72.9 47 4 48 4 1

    第2グループ

    小 倉 94.7 63 0 69 0 6 福 岡 城 西 98.2 110 0 114 0 4

    小 倉 中 央 82.1 38 12 39 13 1 福 岡 城 東 82.8 30 1 31 1 1

    小 倉 東 87.1 81 0 89 0 8 福 岡 北 97.9 72 0 70 0 -2

    小 倉 南 100.0 69 0 67 0 -2 福 岡 西 90.4 146 0 147 0 1

    小 倉 西 84.6 48 0 50 0 2 博 多 87.9 63 0 65 0 2

    門 司 85.2 42 3 44 4 2 壱 岐 92.0 46 1 48 1 2

    門 司 西 94.4 44 2 45 2 1 壱 岐 中 央 78.9 32 0 30 0 -2

    戸 畑 98.5 22 3 24 4 2 糸 島 92.3 51 0 56 0 5

    戸 畑 東 92.8 23 0 24 0 1 計(10RC) 87.7 651 6 662 6 11

    若 松 91.2 21 5 20 4 -1

    第6グループ

    甘 木 98.2 63 1 64 1 1

    若 松 中 央 81.6 23 1 22 1 -1 久 留 米 82.5 77 2 79 2 2

    計(11RC) 90.2 474 26 493 28 19 久留米中央 94.3 40 1 41 1 1

    第3グループ

    飯 塚 94.6 73 0 79 0 6 久 留 米 東 92.5 65 6 71 7 6

    直 方 88.3 38 4 39 5 1 久 留 米 北 90.6 72 4 73 4 1

    直 方 中 央 86.1 31 0 35 2 4 小 郡 89.5 57 2 56 2 -1

    遠 賀 84.7 50 2 53 2 3 鳥 栖 83.3 58 1 63 2 5

    八 幡 75.6 48 8 51 8 3 浮 羽 76.2 41 0 44 0 3

    八 幡 中 央 93.6 51 3 54 3 3 計( 8 RC) 88.4 473 17 491 19 18

    八 幡 南 85.4 52 1 51 1 -1

    第7グループ

    筑 後 83.2 38 0 36 0 -2

    八 幡 西 88.8 53 0 51 0 -2 久留米南部 72.2 10 0 9 0 -1

    計( 8 RC) 87.1 396 18 413 21 17 大 川 97.3 36 0 37 0 1

    第4グループ

    太 宰 府 85.1 50 4 49 3 -1 大 牟 田 93.8 62 2 62 2 0

    福 岡 89.9 123 2 136 3 13 大 牟 田 北 82.8 33 2 31 2 -2

    福 岡 平 成 79.5 49 14 52 15 3 大 牟 田 南 95.4 29 0 29 0 0

    福 岡 東 86.9 80 16 83 17 3 八 女 78.1 24 1 26 1 2

    福 岡 城 南 97.5 58 6 61 6 3 柳 川 90.5 52 3 55 3 3

    福 岡 南 90.1 103 0 107 0 4 計( 8 RC) 86.6 284 8 285 8 1

    総 計当月平均 7 月 1 日会員数 (内女性) 当月末会員数 (内女性) 期首からの増減

    87.7 3,146 158 3,239(3,221) 170(145) 93

    寄付者紹介(1月分)米山功労者            表彰回数

    阿津坂秀人 君 大 牟 田 北 RC 3

    梅野 孝美 君 甘 木 RC 2

    田中 信彦 君 糸 島 RC 1

    桶田 俊光 君 福岡イブニング RC 5

    森  史朗 君 大 牟 田 RC 7ポールハリスフェロー

    稲冨 靖彦 君 八 幡 西 RC Multiple

    後藤  裕 君 福 岡 平 成 RC Multiple

    倉垣 敏生 君 豊 前 RC Multiple

    安増 惇夫 君 宗 像 RC Multiple

    ポール・ハリス・ソサエティ(PHS)会員

    鈴木 公利 君 苅 田 RC

    瀧山 勝久 君 福 岡 平 成 RC

    2018年2月19日現在 68名 

    ※(  )内は前年同月末会員数

  • ※「ガバナー月信」は地区ホームページでもご覧いただけます。 URL http://www.rid2700.jp/

    国際ロータリー第2700地区

    〒812-0011 福岡市博多区博多駅前2-1-1 福岡朝日ビル5FTEL 092-481-2650 FAX 092-481-2651事務局長 e-mail:[email protected]事 務 所 e-mail:[email protected]

    [執務時間]平日/9:30〜17:00 土曜日・日曜日・祝日/休務

    ガバナー事務所第2700地区ガバナー月信

    編集委員会連絡所月信担当/地区副幹事(宗像RC)     井上 正文・合屋 猛敏・髙山 卓也・     尾畑 和隆・深田 敦子・後藤 健太郎連 絡 先/祥文社印刷㈱ ガバナー月信担当 花村     〒812-0016 福岡市博多区博多駅南4-15-17     TEL 092-411-1611 FAX 092-411-1609     e-mail:[email protected]

     「ロータリー文庫」は日本ロータリー50周年記念事業の一つとして

    1970年に創立された皆様の資料室です。

     ロータリー関係の貴重な文献や視聴覚資料など、約2万4千点を収集・

    整備し皆様のご利用に備えております。閲覧は勿論、電話や書信による

    ご相談、文献・資料の出版先のご紹介、絶版資料についてはコピーサー

    ビスも承ります。また、一部資料はホームページでPDFもご利用いただ

    けます。

     クラブ事務所にはロータリー文庫の「資料目録」を備えてありますの

    で、ご活用願います。以下資料のご紹介を致します。

    ■「ロータリーの夢と哲学~21世紀のロータリー~」   久野 薫 2018 19p(D.2680西播第二グループIM記念誌)■「人類の繁栄とロータリー運動」   中村尚義 2018 4p(D.2680西播第二グループIM記念誌)■「変えてはならないロータリーの基本理念  溢れている情報を整理して理解しましょう」   松田泰長 2018 1p(D.2790月信)■「RLI参加者テキスト(2015-2018年度版)」   RLI日本支部;翻訳・監修 2016 197p■「地区リーダーチームの手引き  ガバナー補佐・地区委員会委員長研修セミナーテキスト」   服部芳樹 D.2630 2018 68p■「震災を記憶にとどめ後世に伝える 復興支援・5年のあゆみ」   いわき平中央RC 2016 62p■「東日本大震災支援報告書」   D.2530 2016 130p■「8・20広島市豪雨土砂災害復興支援報告書」   D.2710 2015 76p■「災害支援プロジェクト報告書」   D.2660 2012 142p■「体験『阪神・淡路大震災』」   西宮夙川RC 1997 70p [上記申込先:ロータリー文庫] 

    申込先 ロータリー文庫〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-15 黒龍芝公園ビル3FTEL(03)3433-6456 FAX(03)3459-7506 http://www.rotary-bunko.gr.jp開館=午前10時〜午後5時 休館=土・日・祝祭日

    ■文庫資料から

    366号文庫通信

    公益財団法人 ロータリー日本財団(http://piif-rfj.org/contribute.html)

    レート確認方法

    ロータリーレート

    第2700地区 3月地区内行事予定表日付 行   事

    3日(土) IM(第2グループ)

    4日(日) 米山記念奨学生終了式・歓送会

    10日(土) IM(第7グループ)

    11日(日) インターアクト海外短期研修オリエンテーション

    16日(金) ロータリー財団委員会

    17日(土) 会長エレクト研修セミナー(PETS)

    青少年交換来日学生、

    次年度派遣学生オリエンテーション

    18日(日) インターアクト委員会

    22日(木) インターアクト海外短期研修旅行(〜24日)

    23日(金) 社会奉仕委員会

    25日(日) 国際社会奉仕委員会

    例会場名称変更のお知らせ  宗像ロータリークラブ例会場の名称が  4月より変更になります。  Royal Hotel 宗像(旧:玄海ロイヤルホテル)  (連絡先の変更はありません)

    謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

    ◆逝 去 年 月 日: 2018年2月3日◆ロータリー歴: 1年6ヶ月◆享    年: 53歳

    三辻 勝幸 会員博多イブニングロータリークラブ

    ◆逝 去 年 月 日: 2017年12月20日◆ロータリー歴: 45年◆享    年: 87歳

    田島 孝三 会員福岡東南ロータリークラブ

    ◆逝 去 年 月 日: 2018年1月27日◆ロータリー歴: 36年7ヶ月◆享    年: 82歳

    安永 弘志 会員筑後ロータリークラブ