mbbr 高効率担体式生物処理装置...
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MBBR高効率担体式生物処理装置
昭和環境システム株式会社〒108-0022 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー11階Phone:03-5765-1330(代) Fax:03-5765-1340 http://www.sksl.co.jp/
MBBR+ACTIFLO®
ACTIFLO®プロセスと組み合わせることで、従来の活性汚泥槽+沈殿槽に比べ設置面積を大幅に削減することができます。ACTIFLO®プロセスは特殊な沈降促進剤を利用し表流水から工場排水まで、水中の懸濁物質を除去することができる省スペース・省コスト型凝集沈殿装置です。
食品工場(魚肉缶詰やトマトソース等を製造)の排水処理において、製造ライン拡張に伴い既存の水処理設備では流量や処理性能が不足する事が予測されました。従来型の活性汚泥槽と沈殿槽のプロセスを、MBBRとACTIFLO®のプロセスに置換したところ、面積は1/8となり、流量は更新前に比べ+20%まで処理できる様になりました。水質も安定し、CODが97%程度の除去率で推移するようになりました。
特長
• 設置面積がさらに小さく、従来に比べ約1/8となります。• 既存設備における更新時の能力増強に有効です。
事例
MBBR+ACTIFLO®プロセスの概念図
必要面積の違い
凝集剤流入
MBBR+ACTIFLO®
MBBR+従来型沈殿槽
従来型活性汚泥槽+従来型沈殿槽
MBBR+ACTIFLO®
MBBR+従来型沈殿槽
従来型活性汚泥槽+従来型沈殿槽
KaldnesTM/NatrixTM
繊維分等の高濃度SSへ適応性の高いプロセスです。必要な生物相の種類に応じMBBR槽を2槽以上とします。Kaldnesが公共下水用、Natrixは産業排水用のプロセスです。
HybasTM
活性汚泥法と生物膜法を組み合わせたプロセスで、既設反応槽を更新する際に導入されます。生物反応が活性化されることにより、脱窒効率が向上します。
BASTM
流量や流入負荷に大きく変動がある場合、活性汚泥法の前段にMBBR槽を置き2-3倍の流量に対応できるプロセスです。
ラインナップ
特 長
• コンパクト化が可能:反応槽が約1/2に小型化され、水質次第では沈殿槽が不要です。• 安定した運転が可能:バルキングを起こすことがありません。• 運転維持管理が容易:曝気量(撹拌スピード)の管理のみで運転可能です。• 汚泥発生量が少ない:反応槽内滞留時間が長いため、汚泥の発生を抑えることが可能です。• 処理能力増強が容易:担体の充填率を変更することにより、処理性能を変更できます。
担 体
水質や運転条件によって種類の異なる材質・サイズ・形状の担体から最適なものを選定します。使用条件にもよりますが、30年以上、一度も担体を交換をせずに問題なく運転し続けている施設もあります。
スクリーン
担体の流出を防ぐためにMBBR槽の流出側に適切なスクリーンを設けます。タンクの形状や運転条件に合わせてスクリーンを選定します。
実 績
世界55ヶ国において600基を超える実績を有しています。その豊富な経験と知識を活かした丁寧な設計とアフターサービスを提供します。産業排水での実績が多いのが、高負荷排水の生じる食品・飲料工場や紙・パルプ工場の排水処理プロセス用で、約60%を占めています。
MBBR*高効率担体式生物処理装置AnoxKaldnes社(Veoliaのグループ会社)のコンパクトで安定した運転が可能な担体式活性汚泥プロセスです。特殊な形をした担体表面に生物膜を形成させ、流動させることにより水中の有機物を除去します。反応槽には、担体が流出することのないように設計されたスクリーンにより、担体は流出せず反応槽内で循環され続けます。
仕様
公共下水処理41%
食品・飲料23%
紙・パルプ14%
他11%石油・ガス 3%
海洋4%
化学 2%
医薬品 2%
好気処理の場合のMBBR反応槽
事例
耐油紙を製造するラインにおいて、プロセス変更にあたりCOD・SS除去能を向上する必要がありました。既設活性汚泥法から3槽NatrixTMプロセスに更新し、最初の2槽でCOD・SS分、3槽目でEDTAを除去することで安定した運転を行うことに成功しました。
*MBBR: Moving Bed Biofilm Reactor (高効率担体式生物処理装置)の略です。
生物膜が順調に形成されている担体
フラットタイプのスクリーン 円筒タイプのスクリーン
KaldnesTM/NatrixTM
繊維分等の高濃度SSへ適応性の高いプロセスです。必要な生物相の種類に応じMBBR槽を2槽以上とします。Kaldnesが公共下水用、Natrixは産業排水用のプロセスです。
HybasTM
活性汚泥法と生物膜法を組み合わせたプロセスで、既設反応槽を更新する際に導入されます。生物反応が活性化されることにより、脱窒効率が向上します。
BASTM
流量や流入負荷に大きく変動がある場合、活性汚泥法の前段にMBBR槽を置き2-3倍の流量に対応できるプロセスです。
ラインナップ
特 長
• コンパクト化が可能:反応槽が約1/2に小型化され、水質次第では沈殿槽が不要です。• 安定した運転が可能:バルキングを起こすことがありません。• 運転維持管理が容易:曝気量(撹拌スピード)の管理のみで運転可能です。• 汚泥発生量が少ない:反応槽内滞留時間が長いため、汚泥の発生を抑えることが可能です。• 処理能力増強が容易:担体の充填率を変更することにより、処理性能を変更できます。
担 体
水質や運転条件によって種類の異なる材質・サイズ・形状の担体から最適なものを選定します。使用条件にもよりますが、30年以上、一度も担体を交換をせずに問題なく運転し続けている施設もあります。
スクリーン
担体の流出を防ぐためにMBBR槽の流出側に適切なスクリーンを設けます。タンクの形状や運転条件に合わせてスクリーンを選定します。
実 績
世界55ヶ国において600基を超える実績を有しています。その豊富な経験と知識を活かした丁寧な設計とアフターサービスを提供します。産業排水での実績が多いのが、高負荷排水の生じる食品・飲料工場や紙・パルプ工場の排水処理プロセス用で、約60%を占めています。
MBBR*高効率担体式生物処理装置AnoxKaldnes社(Veoliaのグループ会社)のコンパクトで安定した運転が可能な担体式活性汚泥プロセスです。特殊な形をした担体表面に生物膜を形成させ、流動させることにより水中の有機物を除去します。反応槽には、担体が流出することのないように設計されたスクリーンにより、担体は流出せず反応槽内で循環され続けます。
仕様
公共下水処理41%
食品・飲料23%
紙・パルプ14%
他11%石油・ガス 3%
海洋4%
化学 2%
医薬品 2%
好気処理の場合のMBBR反応槽
事例
耐油紙を製造するラインにおいて、プロセス変更にあたりCOD・SS除去能を向上する必要がありました。既設活性汚泥法から3槽NatrixTMプロセスに更新し、最初の2槽でCOD・SS分、3槽目でEDTAを除去することで安定した運転を行うことに成功しました。
*MBBR: Moving Bed Biofilm Reactor (高効率担体式生物処理装置)の略です。
生物膜が順調に形成されている担体
フラットタイプのスクリーン 円筒タイプのスクリーン
MBBR高効率担体式生物処理装置
昭和環境システム株式会社〒108-0022 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー11階Phone:03-5765-1330(代) Fax:03-5765-1340 http://www.sksl.co.jp/
MBBR+ACTIFLO®
ACTIFLO®プロセスと組み合わせることで、従来の活性汚泥槽+沈殿槽に比べ設置面積を大幅に削減することができます。ACTIFLO®プロセスは特殊な沈降促進剤を利用し表流水から工場排水まで、水中の懸濁物質を除去することができる省スペース・省コスト型凝集沈殿装置です。
食品工場(魚肉缶詰やトマトソース等を製造)の排水処理において、製造ライン拡張に伴い既存の水処理設備では流量や処理性能が不足する事が予測されました。従来型の活性汚泥槽と沈殿槽のプロセスを、MBBRとACTIFLO®のプロセスに置換したところ、面積は1/8となり、流量は更新前に比べ+20%まで処理できる様になりました。水質も安定し、CODが97%程度の除去率で推移するようになりました。
特長
• 設置面積がさらに小さく、従来に比べ約1/8となります。• 既存設備における更新時の能力増強に有効です。
事例
MBBR+ACTIFLO®プロセスの概念図
必要面積の違い
凝集剤流入
MBBR+ACTIFLO®
MBBR+従来型沈殿槽
従来型活性汚泥槽+従来型沈殿槽
MBBR+ACTIFLO®
MBBR+従来型沈殿槽
従来型活性汚泥槽+従来型沈殿槽