md1230/mp1590 ファミリ ver.10.0 リリースノート...md1230/mp1590 ファミリ...

MD1230/MP1590 ファミリリリースノート

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TAA-1ET160008-04

MD1230/MP1590 ファミリ Ver.10.0 リリースノート

本リリースノートには、MD1230/MP1590 ファミリのソフトウェアバージョン 10.0 における機能アップ情報、既

知の不具合の内容、使用上の注意点等の情報が記載されています。

目次

1. 取扱説明書一覧............................................................................................................................................ 2

2. バージョン情報 ............................................................................................................................................... 3

3. 新たに追加された機能 ............................................................................................................................... 6

4. 変更内容 .......................................................................................................................................................... 6

5. 既知の不具合 ................................................................................................................................................ 6

6. 使用上の注意 ................................................................................................................................................ 8

7. アップグレード時における注意 .............................................................................................................. 13

2017年 11月 6日アンリツ株式会社


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TAA-1ET160008-04

1. 取扱説明書一覧

今回のリリースに対応する取扱説明書は以下のとおりです。

型名品名版

W3872AW MD1230B7 データクオリティアナライザ取扱説明書 1.0

W1927AW MD1230B データクオリティアナライザ取扱説明書 31.0

W3895AW MP1590B8 ネットワークパフォーマンステスタ取扱説明書 2.0

W2420AW MP1590B ネットワークパフォーマンステスタ取扱説明書 23.0


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TAA-1ET160008-04

2. バージョン情報

今回リリースしたソフトウェアのバージョン情報は次のようになります。バージョン情報は、Main

Application 画面右上の[？]ボタン-[Version...]で表示されるダイアログ、または、Setup Utility の

[Version]タブで確認できます。Ver.10.00.xxは MP1590Bでは動作対象外となりますので、旧版をご使用

ください。

Model Name Versions

MD1230B7 Data Quality Analyzer

(型名は MD1230B と表示されます) MX123001A Data Quality Analyzer Control Software

Version 10.00.02

MD1230B Data Quality Analyzer Version 10.00.02 MP1590B8 Network Performance Tester

(型名は MP1590B と表示されます)

MX159001B Network Performance Control Software

Version 10.00.01

MP1590B Network Performance Tester Version 9.06.21

MD1230B/MD1230B7 Data Quality Analyzer

boot 4.00.03

apl 9.06.10 ..

FPGA/GPS 4.00.02

FPGA/DCS 4.00.00

MP1590B/MP1590B8 Network Performance Tester

boot 2.02.00

apl 9.06.11

CPU MAX FPGA 2.02.00 or 2.06.00

DCS MAX FPGA 2.02.00 or 2.04.00

MU120101A 10M/100M Ethernet Module PCI 1.00.00

FPGA Tx/Rx 4.01.00

H8 3.00.01

MU120102A Gigabit Ethernet Module PCI 1.00.00

FPGA Tx/Rx 8.01.01

H8 3.00.01

MU120103A 2.5G(1.31) Module MU120104A 2.5G(1.55) Module

PCI 1.00.00

FPGA/Tx SDH 2.00.06

FPGA/Tx PPP 3.00.08

FPGA/Rx SDH 2.00.03

FPGA/Rx PPP 3.00.06

H8 3.00.01

MU120103B 2.5G(1.31) Module MU120104B 2.5G(1.55) Module

PCI 1.00.00

FPGA/Tx SDH:G 3.00.04

FPGA/Tx PPP:G 3.00.07

FPGA/Rx SDH:G 3.00.12

FPGA/Rx PPP:G 3.00.12

FPGA/Tx SDH:P 3.00.07

FPGA/Tx PPP:P 3.00.09

FPGA/Rx SDH:P 3.00.08

FPGA/Rx PPP:P 3.00.18

H8 3.00.01

MU120105A 10G(1.31) Module MU120106A 10G(1.55) Module

PCI 1.00.00

FPGA/Tx SDH 3.00.04

FPGA/Tx PPP 3.00.08

FPGA/Rx SDH 3.00.02

FPGA/Rx PPP 3.00.08

H8 3.00.01


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TAA-1ET160008-04

Model Name Versions

MU120111A 10/100M Ethernet Module

PCI 1.00.00

FPGA Tx/Rx 8.01.00

boot 2.01.03

apl 9.00.08


FPGA Tx/Rx:D 8.01.01

FPGA Tx/Rx:A 8.01.01

boot 2.01.03

apl 9.00.08

MU120118A 10 Gigabit Ethernet Module PCI 1.00.00

FPGA/Tx 8.01.00

FPGA/Rx 9.00.00

boot 3.04.01

apl 9.00.08

MU120118B 10 Gigabit Ethernet Module MU120118C 10 Gigabit Ethernet Module

PCI 1.00.00

FPGA/Tx 8.01.00

FPGA/Rx 9.06.01

boot 3.04.01

apl 9.00.08

MU120119A OC-3/12 STM-1/4 Module (1310 nm) MU120120A OC-3 STM-1 Module (1310 nm)

PCI 1.00.00

FPGA Tx/Rx 2.02.08

boot 2.02.01

apl 2.02.36

MU120121A 10/100/1000M Ethernet Module MU120122A Gigabit Ethernet Module

PCI 1.00.00

FPGA Tx/Rx 9.04.01

FPGA PPPoE Tx/Rx 1.00.08

boot 4.00.02

apl 9.00.08

apl PPPoE 1.00.07

MU120131A 10/100/1000M Ethernet Module PCI 1.00.00

FPGA Tx/Rx 9.06.02

boot 7.00.01

apl 9.00.08


FPGA Tx/Rx 9.06.02

boot 7.00.01

apl 9.00.08

MU120138A 10 Gigabit Ethernet Module PCI 1.00.00

FPGA Tx/Rx 9.06.05

boot 9.00.00

apl 9.00.08

MU150100A 10/10.7G Unit

3.11.00

MAX FPGA 1.00.00

MU150101A 2.5/2.6G EoS Unit 3.20.00

MAX FPGA 2.00.00

H8 3.00.01

MU150110A Multirate Unit 1.20.00

MAX FPGA 1.00.00

apl Rx 1.00.43

MU150121A 10/10.7G Optical Unit (TX) MU150121B 10/10.7G Optical/Electrical Unit (TX) MU150122A 10/10.7G Optical Unit (RX NARROW)

1.00.00

MAX FPGA 1.00.00

MU150123A 10/10.7G Optical Unit (RX WIDE) 1.00.00

MAX FPGA 1.01.00


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TAA-1ET160008-04

Model Name Versions

MU150123B 10/10.7G Optical/Electrical Unit (RX WIDE) MU150124A 10.3G Optical Unit(RX WIDE) MU150124B 10.3G Optical/Electrical Unit (RX WIDE) MU150134A 10/10.7G Optical Unit (TX EX. MOD)

1.00.00

MAX FPGA 1.00.00

MU150125A 10/10.7G Jitter Unit 2.00.00

MAX FPGA 1.00.00

MU150135A 10/10.7G Optical Unit(XFP) 1.04.00

MAX FPGA 1.00.00


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3. 新たに追加された機能

今回のリリースで追加された機能は以下のとおりです。

MD1230B7に対応 *1

MP1590B8に対応 *2 *1: MD1230B7 では、Ver.10.00.00 以降から動作致します。

*2: MP590B8 では、Ver.10.00.00以降から動作致します。

4. 変更内容

今回のリリースで修正・変更された内容は次のとおりです。

※ 前回までの変更内容については、弊社担当営業までお問い合わせください。

対象品名変更内容

MD1230B7

データクオリティアナライザ

Ver.10.00.00で MD1230B7 に対応しました。使用可能モジュールは、

MU120131A/132A/138A です。詳細については、「MD1230B7 データ

クオリティアナライザ取扱説明書」をご参照ください。

MP1590B8

ネットワークパフォーマンステスタ

Ver.10.00.00で MP1590B8に対応しました。使用可能モジュールは、

MU150110A/121A/123A/125Aです。詳細については、「MP1590B8

ネットワークパフォーマンステスタ取扱説明書」をご参照ください。

MD1230B7


MP1590B8


[CM1130: 1341] 正面パネルのボタンと LED が動作しない場合が

ある問題を修正。(Ver10.00.01以降で修正)

MD1230B/MD1230B7


[CM1130: 1342] RFC2544 自動測定において、VLAN有設定時にお

けるフレーム送信数が正しくない問題を修正。(Ver10.00.02 以降で修

正)

5. 既知の不具合

今回のバージョンで確認されている不具合は次のとおりです。

対象内容

MD1230B/MD1230B7


MP1590B/MP1590B8


MX123001A

MX159001B

コントロールソフトウェア

[CM1130:0648] カウンタ機能のグラフ表示でレートカウンタを選択し，

Resolutionを1s以外にしたときの値が積算値になってしまっています。

[CM1130:0935] 画面で Group Counter を表示していると、Group 機能

のリモートコマンドが正しく動作しません。回避するためには、画面で

表示しているのと違うグループをリモートで選択しないようにする必要

があります。Group 機能のリモートコマンドを使うときには、画面でも同

じグループを表示しておくか、Group以外の画面に移動してお使い下さ

い。

[CM1617:0027] MP1590B（MP1591A)の DCS_MUX_FPGAのバージョン

が Ver2.02（Ver6.06）の場合は、PDH 45M と 34M の Drop機能が動作

しません。弊社サービスセンターまでお問い合わせください。

[CM1130:1273] MP1590B: MU120118B/118Cを 1枚だけ挿入した構成

のとき、送信クロック可変機能の誤動作によりTx Streamを 100%レート


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で送信しても、100.01%になってしまう場合があります。弊社サービスセ

ンターまでお問い合わせください。

Ethernetモジュール

MU120101A

MU120111A

10/100M イーサネットモジュール

MU120102A

MU120112A

MU120122A

MU120132A

ギガビットイーサネットモジュール

MU120121A

MU120131A

10/100/1000M イーサネットモジュール

MU120118A

MU120118B

MU120118C

10 ギガビットイーサネットモジュール

[CM1130:1225] MU120121A/122A: 10M Halfで次の条件に当てはまら

ないバックプレッシャーを受信するとリンクダウンが発生する場合があ

ります:

・バックプレッシャーパターン: 55 55 55 55 55 55 55 D5 xx xx

(xx は JAM パターン)

・最小ギャップ: 12 byte

[CM1130:0784] MU120102A/112A/118A/118B/118C: Tx Stream機能

で、TCP/UDP Port Number と Sequence Number (Data Field 1 SN,

Test Frame SN, Programmable Header Pattern SN) のインクリメント

機能を使用して、設定ストリーム数が（複数ではなく）1 つのとき、Jump

後の値が初期値に戻りません。

[CM1130:0784] MU120118A/118B/118C: Tx Stream 機能で、

MAC/IPv4/IPv6 の DA/SA と VLAN ID のインクリメント機能を使用し

て、設定ストリーム数が（複数ではなく）1 つのとき、Jump 後の値が初

期値に戻りません。

[CM1130:0948] MU120118A/118B/118C: Pause フレームを連続的に

受信しているときに、両ポートで送受信を行うと Line Error が発生して

しまいます。

[CM1130:0886] MU120121A/122A: Tx Stream機能で Protocol設定に

UDP/IPV6 を指定して Data Fieldに Sequence number を指定すると、

Offsetの設定により Sequence number が 0 固定となってしまう場合が

あります。

[CM1130:1017] MU120118A/118B/118C: LFS パターンの後、ギャップ

なしでフレームが始まったとき、Frame 先頭を検出できません。

[CM1130:1008] MU120118A/118B/118C: Latency is out of range 条

件でトリガを設定したとき、条件に一致したフレームの 2～3個後のフレ

ームでトリガが掛かったように表示されてしまいます。

[CM1130:0956] MU120118A/118B/118C: フローコントロールが有効、

かつ、Pauseフレームを連続的に受信していて、フレームが送信されな

いとき、Tx Stream 機能を開始していても送信ボタンの表示が「停止

中」となります。

MU120103B

MU120104B

2.5G モジュール

MU150100A

10/10.7G ユニット

MU150101A

2.5/2.6G Eos ユニット

[CM1130:0175] MU120103B/104B, MU150101A: Port Setting の

Scramble / Descramble core Header, Scramble / Descramble

Payload Area を OFF→ON とした場合、まれに GFP に関するエラーを

発生し続ける場合があります。この問題が発生した場合は、再度この

設定を ON→OFF→ON とすることにより正常状態に復帰します。

[CM1130:0205] MU150101A: EoSモードから SDH/SONET/OTNモード

に切り替えたとき、"0: Execution error"というエラーメッセージが表示

される場合があります。

[CM1130:0274] MU150101A: ストリーム送信中に Ping/ARPパケットを

受信するとストリームデータが正しく送信されない場合があります。

[CM1130:0601] MU150101A EoSモード:Path Monitor Dataを印刷する

と LCAS State の値が正しく出力できません。

[CM1130:0924] MU150100A: ビットレートを 9953Mから 10.7Gに変更し

たときに、まれにエラーフリーにならない場合があります。この問題が

発生した場合は、再度ビットレートの設定を 10.7G→9953M→10.7G と

することにより正常状態に復帰します。


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6. 使用上の注意

MD1230/MP1590 ファミリを利用する際に注意していただきたい内容です。

対象内容

MD1230B7


MD1230B7 では、Ver.10.00.00以降から動作致します。

使用可能モジュールは MU120131A/132A/138A です。

MP1590B8


MP590B8 では、Ver.10.00.00 以降から動作致します。

使用可能モジュールは、MU150110A/121A/123A/125A です。

MD1230B/MD1230B7


MP1590B/MP1590B8


MX123001A

MX159001B


[CM1130:0123] Unitをまたぐ Tx Stream 設定のコピー＆ペーストはで

きません。

[CM870:0374] ユニット中のモジュール構成が変更になるとストリーム

設定がクリアされます。

[CM563:0089],[CM620:0448] Capture 画面でデコード表示できる文字

数は最大 64kByte までです。64kByte 以上の部分は、デコード画面に

表示されません。

[CM620:0305] Capture の Status に表示される Error 項目には PRBS

Bit Error と Sequence Error は含まれません。

[CM620:0244] Triggerおよび Filter条件を設定してCaptureする場合、

Ethernet Module と POS Module で取り込み条件が異なります。

Ethernet Module では Trigger Frame はすべて取り込む仕様ですが、

POS Moduleの場合 Trigger Frame設定されていても Filter Frameでな

ければ Capture されません。

[CM849:0115] フレーム長により設定できるストリーム数が変化しま

す。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

[CM1130:0018] キャプチャフィルタ条件に一致しない、かつ下記フレー

ム長より長いフレームを受信した場合には、キャプチャ可能なデータ

量が搭載されているメモリ容量よりも少なくなります。

MU120101A/111A: 1000 byte

MU120102A: 920 byte

MU120112A/121A/122A: 1948 byte

MU120118A/118B/118C: 3328 bye

MU120103A/104A/105A/106A/103B/104B: 1266 byte

MU120119A/120A: 400 byte

MU120131A/132A：8064 byte

[CM1130:0206] ログ機能動作中はリモートコマンド動作やセーブロー

ドを行うことはできません。

[CM1130:0479] 異なる Unit 間で RFC2544 の Reset 試験を行うことは

できません。

[CM1130:0612] OSPF機能で、設定される複数の仮想ルータの Router

ID を同じ値にすると正常に動作しません。

[CM1130:0740] Ethereal/Wireshark との協調動作で、キャプチャデー

タ量が多い場合は Ethereal/Wireshark の制限によりエラーとなる場合

があります。

[CM1130:0931] Address Swap モードで折り返し送信するとき、

Preamble 情報は保存されません。このため、出力フレームのプリアン

ブルのパターン 55(h)は、入力フレームのパターンと異なることがあり

ます。

[CM1130:0939] UnitのAlarm LEDは、[Display Option]設定で選択した

Alarm が発生したときに点灯します。しかし、Port アイコンでは、

[Display Option]設定で選択していないAlarmの発生でもAlarm状態の

表示となります。


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TAA-1ET160008-04

対象内容

[CM1130:0897] MD1230A/MD1231A/MD1230B/MP1590B: Windows

のスクリーンセーバを設定すると、長時間動作で異常となることがあり

ます。スクリーンセーバの設定は出荷時の状態 (None) で使用してく

ださい。

[CM1130:0937] Ver.9.0 で、History LED の消灯条件を変更しました。

[CM1130:0734] Port Setting をレポート出力するとき、Physical IF タブ

の設定内容はタブを選択したときしか出力されません。

[CM1130:0891] Group画面で Capture結果のレポート出力を行うとき、

ポート毎にキャプチャフレーム数が異なる場合は、指定どおりのフレー

ム数がレポート出力されない場合があります。

[CM1130:0903] MU120121A/122A/131A/132A/138A: Reserve してい

ないポートでは、Flap Setting/Clock Offset の設定がレポート出力され

ません。

[CM1130:0903] MU120131A/132A/138A: 全てのポートをReserveして

いないと、Clock Offsetの値がレポート出力されません。

[CM1130:0903] MU120131A/132A/138A: Link Flap Startしている状態

では、Flap Setting がレポート出力されません。

[CM1130:0903] MU120118A/118B/118C: Clock 設定がレポート出力さ

れないことがあります。

Ethernetモジュール

MU120101A

MU120111A

10/100M イーサネットモジュール

MU120102A

MU120112A

MU120122A

MU120132A


MU120121A

MU120131A


MU120118A

MU120118B

MU120118C


[CM1600:0466] Port Setting 画面の ARP Reply 設定を Reply to all

ARP Requestにすると、すべての ARP Requestに応答を返してしまう

ため、複数ポートで使用するとネットワーク全体の動作が異常となりま

す。Reply to all ARP Request は動作をよく理解したうえでご使用くださ

い。通常は、Reply to this portを使用してください。

[CM1600:0466] This Port 画面の MAC Address 設定をマルチキャスト

に設定する（先頭 byteの最下位 bitを 1にする）と、そのポートのプロト

コルエミュレーション機能で送信するフレームの送信元アドレスがすべ

てマルキャストとなり、このパケットに応答するフレームの宛先もすべ

てマルチキャストになってしまうため、接続されているネットワークの動

作が異常となります。

[CM1130:0244],[CM1130:0691] MU120102A/112A/122A(SFP)/132A:

Tx Stream 設定のフレーム長またはギャップ長が奇数のとき、設定し

た ISGに対して、実際に送信される ISGが 1Byte 分短くなります。した

がって、実際の送信レートが設定したレートを超えることがあります。

[CM1262:0419],[ADE968:0038] MU120102A/112A/122A(SFP)/132A:

Tx Stream 機能の Frame Length 設定値が奇数または

Random/Increment の場合、IFG/IBG/ISG 設定の最小値は 9(byte)と

なります。

MU120101A と組み合わせてレイテンシ測定を行う際は他のモジュー

ルの送信フレームを「MD1230A Test Frame for MU120101A」に設定し

てください。

[CM870:1148] MU120101A/111A/121A/122A：ケーブルを抜いてい

るとき、送信レートカウンタの値が異常な値となります。

[CM488:0383] MU120118A/118B/118C アンフレーム測定(オプション

13)において、Individualでエラーを挿入する場合、タイプを「Bit all」にす

ると Lane3 のみエラーを挿入します。各 Laneでのエラーを確認する場

合は、タイプを「Bit all(Lane0)」、「Bit all(Lane1)」、「Bit all(Lane2)」、

「Bit all(Lane3)」それぞれに設定して測定して下さい。

[CM1130:0302] スルーモードで入口と出口のリンク状態

（10M/100M/1000M, Full/Half）が一致しない場合は正常に通信するこ

とはできません。


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TAA-1ET160008-04

対象内容

[CM1130:0302] Through モードを使用する際は、Through モードにする

前に Normal モードで事前にリンクアップしておく必要があります。

[CM1451:0070] MU120121A/22A/31A: Link Speed が 1000 Mbps のと

き，Tx Stream設定の Preamble（可変）フィールドの先頭の 1byte は編

集が出来ません。常に 55（hex）が送出されます。

[CM1451:0069] MU120121A/122A/131A: Link Speed が 10 Mbps のと

き、Preamble のキャプチャ・カウンタ機能は正常に動作しません。

[CM1130:0125] MU120118A/118B/118C: PCS Type=WAN(WAN-PHY)

のとき、ISGのバイト数が小数となる設定の場合は、設定画面通りのレ

ートが送信されません。

[CM1130:0459] MU120121A/122A(RJ-45)/131A: 対向装置が Back

Pressure 時に出力するパターンが JAM のみの場合、PHY チップの制

限により、リンク断になることがあります。リンク断にならないために

は、JAM のみでなく Preamble+SFD+JAM となっている必要がありま

す。

[CM1130:0485] MU120121A/122A の RJ-45 ポートでは、 Auto

negotiation Offで Line Speed 10M の時に、被測定器から frame が送

出されている状態でケーブルを接続しても Link Up しません。

[CM1130:0989], [CM1130:0888] MU120131A/132A: Ver.9.0 より、Type

が Flow ID の Test Frame は、Sequence Error カウンタのカウント対象

から外れました。また、Typeが PRBSの Test Frameは、マルチフロー

カウンタの Sequence Error カウンタのカウント対象から外れました。こ

の修正により、Flow ID の Test Frame はマルチフローカウンタの

Sequence Error でカウントされ、それ以外の種類の Test Frameは（マ

ルチフローカウンタでない）Sequence Error カウンタでカウントされるよ

うになります。

[CM1130:0800] Port Setting の Preamble 設定を On にして Tx Stream

の Protocol を MAC Control Frame にしたとき、Frame Viewの Decode

表示が異常となりますが、実際の送信データは設定内容のとおりに送

信されます。送信内容を Decode 表示で確認したい場合は、Preamble

設定を Off にしてください。

[CM1130:0799] Tx Stream機能でProtocol設定をMAC Control Frame

にすると、Preamble 設定は表示されなくなりますが設定は有効です

（表示がなくなる前に設定されていた内容で動作します）。

[CM1130:0818] Port Setting の Mapping を Unframed にしたときは、

Flow Control の設定は Offにしてください。

[CM1130:0841] 1000BASE-Tの GBICは MU120112Aのみ使用できま

す。MU120102Aでは挿入できません。また、MU120112Aで使用すると

きは以下の注意事項があります。

・ 1000BASE-T の GBIC は応用部品の G0124A を使用してください。

それ以外は保証対象外となります。

・ Auto Negotiation の設定は Off にして使用してください。

・ MII Register 設定画面は使用できません。

・ Self Testの Flow Control 試験を行うことはできません。

[CM1130:1034] Tx Streamの Error Insertionで Oversizeを指定した場

合は、1519 byte のフレームが送信されます。このため、Port Setting

のMaximum Frame Size設定値が 1519以上の場合は、このストリーム

を送信しても Oversize Error がカウントしません。

[CM1130:0997] MU120118C: Setup Utility の Version タブで

MU120118C のバージョンを確認したとき、2 スロットのうち、大きなほう

の slot 番号で表示されますが、MX123001A では小さいほうの Slot 番


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TAA-1ET160008-04

対象内容

号を指定して操作します。

MU120103A,

MU120104A,

MU120103B,

MU120104B

2.5G モジュール

MU120105A,

MU120106A

10G モジュール

MU120119A

OC-3/12 STM-1/4 モジュール(1310nm)

MU120120A

OC-3/STM-1 モジュール(1310nm)

[CM870:0253] Latency の結果が無効表示（-）になることがあります。

[CM620:0309] MU120103B/104Bで、MappingでPPP/LEX/LAPS選択

時の Dummy Payload には flagが含まれていません。

[CM849:0206],[CM1804:0008] MU120103B/104B, MU150101A:

Mapping を GFP に変更した直後の受信フレームは tHEC エラーとなり

ます。これは、フレーム単位でスクランブルを行う GFP で、最初の 1 フ

レームの受信ではデスクランブルの情報が足りないためです。

[CM563:0191],[CM563:0193] MU120119A/120A: ポート設定画面で

Loopback に設定したとき、外部にも Frame を送信します。

[CM1130:0908] Tx Stream の Data Field に「 Test Frame for

MU120101A」を指定して Frame Length を Autoにしたとき、Offsetを 0

より大きな値に設定しても設定どおりに動作しません。

オプション 10

RFC2889 ベンチマーキングテスト

[CM1130:1041] RFC2889 Automatic Test - Throughputなど 2分探索

に時間のかかる測定でも、Learning Frame を測定の開始時に一度し

か送っていません。このため、 Forward Pressure and Maximum

Forwarding Rate のような片方向の試験だと、測定の途中で受信側ポ

ートがアドレステーブルから消えてしまい、正しい結果が出ない可能性

があります。

[CM1130:0993] RFC2889 Automatic Test の Address Caching

Capacity 試験で、(T Portから L Portへ送信される) テストフレームの

送信レートは、(L Portから T Portへ送信される) ラーニングフレーム

の送信レート (Address Learning Rate) と同じにしています。Address

Learning Rate の初期値は 50fps と低いので、アドレス数が多いと送信

し終えるまでに Age Time を過ぎてしまい、正しい測定ができない可能

性があります。

[CM1130:0998] RFC2889 Automatic Test - Forward Pressure and

Maximum Forwarding Rate で、間違って「Forward pressure detected」

と判定してしまう場合があります (送受信バッファを持つ装置などの場

合)。

[CM1130:1004] RFC2889 Automatic Test - Congestion Control で、

Address per Portを 1より大きな値に設定しても、設定どおりに動作し

ません。

[CM1130:1006] RFC2889 Automatic Test - Broadcast Frame

Forwarding and Latency の設定項目の中に Addresses per Portがあ

りますが、この設定項目を設定しても意味はありません。

オプション 01/02/03

RS-232C/GPIB/Ethernet コントロール

※MX123001Aではオプション 07,09,10

[CM488:0120],[CM488:0501] リモートコマンドでオートマティック試験を

実行しているときにリモート状態を解除すると測定を正しく行うことがで

きません。

[CM620:0422] Stream 送信中に Data Field 1 の Programmableパター

ン設定の内容を参照することはできません（All 0 と表示されます）。

[CM1130:0858] リモートコマンド :COUNter:GRAPh:DATA? でグラフデ

ータを取得する際は、一度画面上にグラフを表示する必要がありま

す。Ver.9.0 以降は、この制約はマルチフローカウンタのみで、その他

のカウンタにこの制約はありません。


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TAA-1ET160008-04


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TAA-1ET160008-04

7. アップグレード時における注意

アップグレードを行う際は必ずお読み下さい。

対象内容

MD1230/MP1590 ファミリソフトウェアのアップグレードを行う場合は、ソフトウェア CD-ROM に入

っているバージョンアップ手順書に従ってアップグレードを実施して下

さい。

[CM1130:0483] バージョンチェックエラーが出ている状態では動作保

障されません。Setup Utility の Download 機能でファームウェアを更新

する必要があります。詳細については、バージョンアップ手順書を参照

してください。

ソフトウェアのアップグレードを行うと保存した設定ファイルを読み込む

ために変換処理が必要となる場合があります。このような場合、Setup

File Converter というソフトウェアツールを使用して変換処理を行いま

す。使用方法については取扱説明書を参照してください。

[CM1804:0001] Ver.8.2 で動作可能な Ethereal のバージョンが 0.10.13

に変更されました。

MD1230B/MD1230B7

データクオリティアナライザ [CM1130:0975] MD1230Bは Ver.4.1より前にバージョンダウンすること

はできません。 MD1230Bに Ver.4.0以前のソフトウェアをインストール

してしまった場合、正常に起動できなくなります。

MD1230B: ソフトウェアバージョンが 4.01.19 よりも小さなバージョン

（4.0106, 4.0111, 4.01.18 など）をご使用のお客様はこのソフトウェアに

よるバージョンアップを行うことはできません。弊社営業担当までご連

絡ください。

[CM1130:0197] MD1230B: ソフトウェアのアンインストール後とインスト

ール後に「I Kernel.exe Application Error」が発生する場合があります

が、実際の動作には問題はありません。このような現象が発生した場

合はお問い合わせください。

[CM1130:1300] Ver.9.06.10 以降ではインストール時のプロダクトキー

入力が不要になりました

MD1230B7 は Ver.10.0 より前にバージョンダウンすることはできませ

ん。MD1230B7 に Ver.10.0 より前のソフトウェアをインストールしてしま

った場合、正常に起動できなくなります。

MP1590B/MP1590B8


[CM1130:0779] MP1590B のソフトウェアバージョンが Ver.5.0 以前をご

使用のお客様はこのソフトウェアによるバージョンアップを行うことは

できません。アンリツサポートセンターまでお問い合わせください。

[CM1262:0251] Ver.7.0 より MP1590B における Module 制限内容が変

更されました。詳細については取扱説明書を参照してください。 [CM1130:1300] Ver.9.06.10 以降ではインストール時のプロダクトキー

入力が不要になりました MＰ1590B8 は Ver.10.0 より前にバージョンダウンすることはできませ

ん。MP1590B8 に Ver.10.0 より前のソフトウェアをインストールしてしま

った場合、正常に起動できなくなります。 MD1230A


MD1231A/31A1

IP ネットワークアナライザ

MT7407A

マルチスロットシャーシ

Ver.7.0以降のソフトウェアでは、MD1230A/131A/131A1、MT7407Aは

サポートされません。Ver.6.0 のソフトウェアをご使用ください。


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TAA-1ET160008-04

対象内容

MP1591A


Ver.9.0 以降のソフトウェアを MP1591A で使用することはできません。

Ver.8.2 のソフトウェアを使用してください。

MX123001A

コントロールソフトウェア [CM1262:0646] Ver.7.0以降のMX123001Aでは、Windows98はサポー

トされません。

[CM1130:1292] Windows7 は Ver.9.6 以降で対応しています。ただし、

以下のオプションは Windows7では動作保証しておりません。

・MX123001A-06 Tcl インタフェース

・MX123001A-07 RS-232C コントロール

・MX123001A-09 GPIB コントロール

・MX123001A-01 MD1230A-04用リモートコントロールソフトウェア

・MX123003A MX123002A 用リモートコントロールソフトウェア

MX159001B


[CM1130:1292] [CM1130:1292] Windows7はVer.9.6以降で対応してい

ます。ただし、MX159001BはWindows 7の 64bit版にはインストール

できません。また、以下のオプションは Windows7 では動作保証して

おりません。

・MX159001B-01 RS-232C コントロール

・MX159001B-02 GPIB コントロール

MU120118B


Ver.3.3 以前のソフトウェアでは MU120118B は正常に動作しません

（Ver.3.1～Ver.3.3 のソフトウェアでは MU120118B が動作するように表

示されますが，実際には正常に動作しません）。Ver.4.0以降のソフトウ

ェアをご使用ください。

MU120122A


MU120121A


MU120121A/122A の本体と接続するコネクタに以下のようなラベルが

張ってある場合、動作可能なソフトウェアのバージョンは5.00.27以上と

なります。5.00.27 より小さなバージョンでは正常動作しません。

MU150125A

10/10.7G ジッタユニット

MU150125A に以下のようなラベルが張ってある場合、動作可能なソフ

トウェアのバージョンは 8.02.13以上となります。8.02.13より小さなバー

ジョンでは正常動作しません。

オプション 17

トラフィック障害エミュレータ

MU120121A/122A に以下のようなラベルの貼り付けがない場合、オプ

ション 17 の機能を使用することはできません（ファームウェアを

Impairment に切り替えることはできません）。ラベルは本体と接続する

コネクタに貼り付けられています。

オプション 01/02/03

オプション 07/09/10 (MX123001A)

RS-232C/GPIB/Ethernet コントロール

ソフトウェアをアップグレードした場合、リモートコマンドの仕様を一部

変更する場合があります。リモートコマンドを利用しているお客様は利

用しているバージョンに対応したリモートコントロール取扱説明書を確

認して頂きますようお願いします。

md1230/mp1590 ファミリ ver.10.0 リリースノート...md1230/mp1590 ファミリ...

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