MELSERVO Solutions 現場の課題はこれで解決！

vol.01-F

縦ピロー包装機

➡ カンタン同期制御

包装の品質を安定させたい。課題1

➡ カム制御

機械の衝撃を抑えつつ、タクトタイムを短縮したい。

課題2 安全システムを構築したい。

課題3

《機器構成》シーケンサCPUユニット ･･･ FX5U-32MT/ESGOT ･･････････････････ GOT2000シリーズ

シンプルモーションユニット ･･･ FX5-40SSC-Sエンジニアリング環境 ･･･････ MELSOFT GX Works3

サーボアンプ･･･MR-J4-Bサーボモータ ･･･HG-KR，HG-SR

動作フロー

モデルシステム

現場の課題

《アプリケーション》

●食品・飲料充填機●袋包装の梱包器●粉末の充填機

FX5-40SSC-S

Ethernet

1 巻出し軸2 搬送ローラ軸3 シール&カット軸4 コンベア軸

⒜ マークセンサ⒝ フィーダ⒞ 熱シーラ⒟ フィルム送り

⒠ シール&カット⒡ 安全用近接センサ⒢ 張力制御用ダンサロール⒣ ロール幅検出センサ⒤ 製品検査用センサ

(a)(b)

(c)

(d)

(e)

(f)

(g)

(h)

(i)

■1

■2

　3■4

巻出し軸1

包装用フィルムの巻き出し

張力制御用ダンサロール⒢

熱シーラ⒞

搬送ローラ軸2

シール＆カット軸3

コンベア軸4

張力を一定に制御

フィルムを筒状に成形

フィルム定寸送り

ピローの上部をシール切断

搬送された食品を次工程へ

➡ 安全信号監視機能

短時間で高品質な仕上がりを実現！

巻出し軸と搬送ローラ軸をアドバンスト同期制御で駆動することで、加工精度が向上し、高品質な仕上がりを実現できます。また、インターロックが不要になるため、タクトタイムの短縮が図れます。

カンタン同期制御解決1

カム制御により、滑らかな搬送・停止で高速化が可能になり、タクトタイムの短縮が図れます。

包装用フィルムの滑らかな搬送・停止が可能！カム制御解決2

サーボアンプMR-J4-Bシリーズは安全機能STO（Safe Torque Off）に標準対応しています。主回路電源を遮断せずに安全に停止できるので、再起動までの時間短縮が図れます。

安全信号監視機能 安全信号監視機能をMR-J4の標準サーボアンプで実現！解決3

システム構成でサーボアンプを設定します。入力軸パラメータで指令生成軸を設定します。

システム構成の設定手順1

軸2（搬送ローラ軸）は、指令生成軸2に同期して動くように、同期パラメータを設定します。

同期パラメータの設定手順2

軸2（搬送ローラ軸）のカムデータを作成します。

カムデータの作成手順3

軸2を同期制御モードにし、指令生成軸2を起動させます。

シーケンスプログラムと位置決めデータの作成

手順4

現場の課題を解決！ 立上げ手順

［シンプルモーションユニット設定ツール］

［プログラム例］

菓子、ソース

シール＆カット軸

包装用フィルム

コンベア

搬送ローラ軸搬送ローラ軸

搬送ローラ軸

シール＆カット軸

搬送ローラ軸

シール＆カット軸

拡　大

搬送ローラ軸で包装用フィルムを移動中に菓子を詰めます。 シール&カットを実施します。

搬送ローラ軸

シール＆カット軸

カム制御で滑らかなパターンを作成することが可能

シンプルモーションで簡単にカム制御を実現

搬送ローラ軸カムパターン

滑らかな曲線

カム軸速度

カム軸１サイクル

MR-J4-10B

INPUT

P3P4

P+CD

3

8

CN

CN

CN

CN

CN

CN

CN

CN

5

1A

1B

2

2L

4

UVW

CHARGE

CNP3

CNP2

CNP1

SER： XXXXXXXXX

100VAC

OPEN

L11L21

L1

L2L3

N-

STO機能による遮断

モータ停止

遮断

MR-J4-B

サーボモータ

再起動防止用の電磁接触器が不要！

ノーヒューズ遮断器(MCCB)

安全リレー回路

サーボアラーム用電磁接触器（MC）

近接センサ

近接センサ

実際に使用する軸数分のサーボアンプを登録 指令生成軸を有効化

入力軸：指令生成軸2

出力軸：カムNo.1

csvファイルからインポートすることも可能

カム曲線をドラッグして変更したり、区間ごとにカム曲線の形状を変える

ことができます。

指令生成軸の位置決めデータは通常のサーボアンプと同様に

設定できます。

M0

MOVP H2

= K15U1¥G2509

U1¥G36320

MOVP K1 U1¥G61988

MOVP K1 U1¥G62092

= K0 RST M1U1¥G61124

M1

M1

軸2を同期制御モードに設定

指令生成軸2の位置決め番号を1に設定

指令生成軸2を始動

始動デバイスリセット

バッファメモリのビットをONにするだけで

軸2が同期制御モードになります。

短時間で高品質な仕上がりを実現！

巻出し軸と搬送ローラ軸をアドバンスト同期制御で駆動することで、加工精度が向上し、高品質な仕上がりを実現できます。また、インターロックが不要になるため、タクトタイムの短縮が図れます。

カンタン同期制御解決1

カム制御により、滑らかな搬送・停止で高速化が可能になり、タクトタイムの短縮が図れます。

包装用フィルムの滑らかな搬送・停止が可能！カム制御解決2

サーボアンプMR-J4-Bシリーズは安全機能STO（Safe Torque Off）に標準対応しています。主回路電源を遮断せずに安全に停止できるので、再起動までの時間短縮が図れます。

安全信号監視機能 安全信号監視機能をMR-J4の標準サーボアンプで実現！解決3

システム構成でサーボアンプを設定します。入力軸パラメータで指令生成軸を設定します。

システム構成の設定手順1

軸2（搬送ローラ軸）は、指令生成軸2に同期して動くように、同期パラメータを設定します。

同期パラメータの設定手順2

軸2（搬送ローラ軸）のカムデータを作成します。

カムデータの作成手順3

軸2を同期制御モードにし、指令生成軸2を起動させます。

シーケンスプログラムと位置決めデータの作成

手順4

現場の課題を解決！ 立上げ手順

［シンプルモーションユニット設定ツール］

［プログラム例］

菓子、ソース

シール＆カット軸

包装用フィルム

コンベア

搬送ローラ軸搬送ローラ軸

搬送ローラ軸

シール＆カット軸

搬送ローラ軸

シール＆カット軸

拡　大

搬送ローラ軸で包装用フィルムを移動中に菓子を詰めます。 シール&カットを実施します。

搬送ローラ軸

シール＆カット軸

カム制御で滑らかなパターンを作成することが可能

シンプルモーションで簡単にカム制御を実現

搬送ローラ軸カムパターン

滑らかな曲線

カム軸速度

カム軸１サイクル

MR-J4-10B

INPUT

P3P4

P+CD

3

8

CN

CN

CN

CN

CN

CN

CN

CN

5

1A

1B

2

2L

4

UVW

CHARGE

CNP3

CNP2

CNP1

SER： XXXXXXXXX

100VAC

OPEN

L11L21

L1

L2L3

N-

STO機能による遮断

モータ停止

遮断

MR-J4-B

サーボモータ

再起動防止用の電磁接触器が不要！

ノーヒューズ遮断器(MCCB)

安全リレー回路

サーボアラーム用電磁接触器（MC）

近接センサ

近接センサ

実際に使用する軸数分のサーボアンプを登録 指令生成軸を有効化

入力軸：指令生成軸2

出力軸：カムNo.1

csvファイルからインポートすることも可能

カム曲線をドラッグして変更したり、区間ごとにカム曲線の形状を変える

ことができます。

指令生成軸の位置決めデータは通常のサーボアンプと同様に

設定できます。

M0

MOVP H2

= K15U1¥G2509

U1¥G36320

MOVP K1 U1¥G61988

MOVP K1 U1¥G62092

= K0 RST M1U1¥G61124

M1

M1

軸2を同期制御モードに設定

指令生成軸2の位置決め番号を1に設定

指令生成軸2を始動

始動デバイスリセット

バッファメモリのビットをONにするだけで

軸2が同期制御モードになります。

サーボシステムの特長

FX5シーケンサはRS-485通信機能を標準搭載しています。RS-485通信でインバータを駆動させ、同期エンコーダをシンプルモーションユニットに接続すると、インバータで駆動する軸に同期してサーボモータを駆動させることができます。また、RS - 4 8 5通信機能はModbus-RTU通信として使用することも可能です。

インバータを使用した軸と同期させることが可能！FX5シーケンサのRS-485通信

FX5-40SSC-Sは、FXシリーズで初めて同期制御に対応しました。［同期パラメータ］を設定し、出力軸ごとに同期制御を始動するだけで、入力軸に同期した制御を行います。複雑なプログラミングなしで同期制御を実現できます。

FXシリーズで初めて同期制御に対応！アドバンスト同期制御

指令生成軸とは、指令生成のみを行う軸のことです。サーボアンプが接続された軸とは独立して制御することができます。制御軸としてカウントされないため、軸数を気にすることなくプログラミングできます。

出力軸を制御軸数分使用可能！指令生成軸

［同期パラメータ］設定画面

指令生成軸

軸1 軸2 軸3 軸4

同期エンコーダ

インバータ

RS-485またはModbus-RTU

この印刷物は、2016年11月の発行です。なお、お断りなしに仕様を変更することがありますのでご了承ください。 2016年11月作成

〒100-8310　東京都千代田区丸の内2-7-3（東京ビル）

お問い合わせは下記へどうぞ本社機器営業部…（03）3218-6740北海道支社………（011）212-3793東北支社…………（022）216-4546関越支社…………（048）600-5835新潟支店…………（025）241-7227

神奈川支社………（045）224-2623北陸支社…………（076）233-5502中部支社…………（052）565-3326豊田支店……………（0565）34-4112…関西支社…………（06）6486-4120

中国支社…………（082）248-5445四国支社…………（087）825-0055九州支社……………（092）721-2251…

L（名）03132-A　1611〈IP〉